JP2810059B2 - テープ移送装置の調整方法 - Google Patents

テープ移送装置の調整方法

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JP2810059B2 JP63214993A JP21499388A JP2810059B2 JP 2810059 B2 JP2810059 B2 JP 2810059B2 JP 63214993 A JP63214993 A JP 63214993A JP 21499388 A JP21499388 A JP 21499388A JP 2810059 B2 JP2810059 B2 JP 2810059B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リールからリールへテープ(例えば磁気テ
ープ)を直接移送する装置に係り、特にテープを収納し
たテープカートリッジ(以下、カートリッジと称する)
を装着したテープを高速で高精度に搬送するのに好適な
テープ移送装置(以下、装置と称する)に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭62−252561号公報に記載のよう
に、磁気テープを加速する期間の張力誤差を測定し、そ
れを使つて補正値を決定しかつ保持し、この補正値でモ
ータ操作信号の補正を行う方式となつていた。しかし、
上記補正値は装置に装着するカートリツジ固有の誤差の
影響については配慮されていなかつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、カートリツジ固有の誤差の影響に
ついては配慮されておらず、多数多品種に及ぶカートリ
ツジの品質管理を良好に行うことができないという問題
があつた。
例えば、装置固有の誤差とカートリツジ固有の誤差と
の切り分けについては配慮されておらず、カートリツジ
固有の誤差を特定することができなかつた。
本発明の目的は、装置固有の誤差とカートリツジ固有
の誤差との切り分けを行うことにより装置及びカートリ
ツジの品質管理を良好に行うことのできるテープ移送装
置の制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、一方のリールから巻出されたテープがヘ
ッド部を通って他方のリールに巻取られ、夫々のリール
を駆動するモータが独立に設けられている2つのリール
駆動系を備えるテープ移送装置におけるテープの速度変
更に際し、一方のリールの速度変更に要する時間と、こ
の時間内におけるテープの張力誤差とを用いて、2つの
リール駆動系の誤差を補正するテープ移送装置の調整方
法において、一方のリールまたは他方のリールのいずれ
かは、テープ移送装置に装着するテープを収納したカー
トリッジに備えるものであり、テープ移送装置に装着す
る多数のカートリッジの固有誤差の分布が平均値を示す
標準カートリッジを求め、この標準カートリッジを用い
て、テープ移送装置を予め補正した後に、使用するカー
トリッジ固有の誤差を補正することにより達成される。
また、一方のリールまたは他方のリールのいずれか
は、テープ移送装置に装着するテープを収納したカート
リツジに備えるものであり、テープ移送装置にカートリ
ツジを装着する前に、テープ移送装置の特性の設計値か
らの誤差を予め補正した後に、カートリツジ固有の誤差
を補正してもよい。
〔作用〕
カートリツジ固有誤差を特定できないことが、カート
リツジの品質管理をするうえで隘路となつている。そこ
で、最初に標準カートリツジを用いて、装置固有の誤差
の補正を行い、その後、使用カートリツジを使つて誤差
の補正を行う。2度目に得られる補正値は、最初の補正
で既に装置固有の誤差は補正されているので、使用カー
トリツジ固有の誤差に因るものと特定できる。
また、他の方式では、標準カートリツジを使用する代
りにカートリツジ装着以前に予め装置固有の誤差の補正
を行う。その後、カートリツジを装着してカートリツジ
固有誤差の補正を行うことで達成される。
〔実施例〕
以下、本発明を具体的実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク構成図で
ある。
本装置は、真空カラムなどのテープバツフアを持た
ず、デイジタルコントローラ10が後記のように決定する
モータ駆動信号によりリールモータ6,7を回転させ、磁
気テープ1は、一方のリールから送り出されて、所定速
度で磁気ヘツド2を通り、他方のリールに巻き取られ
る。
リールモータ6,7はそれぞれ、電流増幅器からなる電
力アンプ14,15により駆動される。電力アンプ14,15の入
力はDA変換器11,12の出力である。DA変換器11,12は、デ
イジタルコントローラ10から出力ポート19を経て、デイ
ジタル信号を受け取り、これをアナログ信号に変換して
出力する。
デイジタルコントローラ10は前記モータ6,7を制御
し、磁気ヘツド2を介して磁気テープ1に対するデータ
の読出しと書込みを制御する。
モータ6,7には適当なタコメータ8,9が取付けられてい
て、夫々1回転ごとにN個のパルスn1,n2を発生しデイ
ジタルコントローラ10の入力ポート20に送る。張力セン
サ3は、テープ張力の測定値を出力し、AD変換器13に送
る。AD変換器13はテープ張力の測定値をデイジタル信号
に変換し、その出力fをデイジタルコントローラ10の入
力ポート20に送る。
デイジタルコントローラ10内には入力ポート20が設け
られており、外部から送られる信号f、n1,n2を受けて
演算器16に送る。演算器16は、デイジタルコントローラ
10全体をコントロールする機能を有しており、リールモ
ータ6,7を駆動して、リール4,5を回転させ、磁気ヘツド
2を通過する時の磁気テープ1のテープ速度と張力を所
定の目標値に制御するためのモータ駆動指令を決定す
る。
演算器16は、前記モータ駆動指令を決定するために必
要な制御パラメータを、入力ポート20から送られる入力
データと、予めROM(Read Only Memory)18内に記憶さ
れているモータ定数など機構定数を使用して演算する。
そして、その出力である各制御パラメータ、適当な時間
タイミングでRAM(Random Access Memory)17に送り制
御パラメータの更新を行う。
次に、第1図の動作を第2図を用いて説明する。第2
図はデイジタルコントローラ10の動作を示す動作フロー
図である。
まず、第2図におけるステツプF10の処理が行われ
る。ステツプF10では、RAM17に記憶された信号から、デ
イジタルコントローラ10は調整動作の有無を判別する。
調整が済んでいる場合(RAM17の所定域に調整済信号が
記録される)は、ステツプF50の処理が行われ、調整が
済んでいない場合はステツプF20の処理が行われる。
ステツプF20では、標準カートリツジCsがある装置U
にロードされる。標準カートリツジCsは多くのカートリ
ツジの中でカートリツジ固有の機構定数分布中平均値を
示すものを予め選別したものである。
続いて、ステツプF30に進む。ステツプF30の処理は、
上記標準カートリツジを使用して装置U固有の機構定数
誤差を調整するための修正係数を求め記憶する処理であ
る。詳細なステツプは第3図を用いて説明する。第3図
は、第2図同様デイジタルコントローラ10の動作を示す
動作フロー図である。
まず、第3図におけるステツプF31の処理がなされ
る。これはモータ電流指令を決めるのに必要な機構定数
をRAM17に設定するステツプである。
続いて、ステツプF32に進み、演算器16はリール4、
リール5の半径r1,r2、モータ6,7の全イナーシヤJ1,J2
を演算し記憶する。この半径の演算はどのようなアルゴ
リズムで求めても良いが、ここでは次のように求める。
テープ張力が一定の条件のもとで巻取リール4が1回転
する間に巻取るテープ長は、供給リール5が繰り出すテ
ープ長に等しいので下式(1)が成立する。さらに、各
リールに巻かれたテープ長の和は一定であり下式(2)
が成立する。
π(r1 2−r0 2)+π(r2 2−r0 2)=C0 ……(2) ここに、r1:リール4の半径 r2:リール5の半径 n2:リール4が1回転する間に出力するパル
ス数 N :タコメータ8の1回転あたりのパルス r0:各リールのテープを巻かない時の半径 C0:定数 2つの式(1),(2)を解くと、各リールの半径は下
式(3),(4)のごとく、カウント値n2を変数として
決定することができる。
演算器16は、上記(3),(4)式の演算によつて各
リール半径を演算する。この演算は入力ポート20を介し
て入力されるタコメータ8,9のパルスを使つて新しいカ
ウント値n2が決定される毎に行われる。この演算に必要
なr0,C0,Nの定数(機構部データの一部)は予めROM18に
記憶しておく。
続いて、半径r1,r2を用いて、夫々のモータの全イナ
ーシヤJ1,J2を演算する。モータ1,2の全イナーシヤJ1,J
2は下式(5)から得られ i=1:リール4及びモータ6から成るリール駆動系1
を示す i=2:リール5及びモータ7から成るリール駆動系2
を示す J0i :モータを含むリールのイナーシヤ ρ :テープ密度 ω :テープ幅 演算器16は、ROM18内に予め記憶されている機構部デ
ータの中から、J01,J02,ρ,W,r0とRAM17内に記憶された
リール半径r1,r2のデータを使用して、式(5)によりJ
1,J2を演算してその結果をRAM17に記憶する。この値
は、リール半径r1,r2が書き換えられる度に値が更新さ
れる。
続いて、ステツプF33に進みテープを静止状態から目
標速度まで加速するのに必要なモータ電流指令値を演算
し、その結果をRAM17に記憶する。該指令値は下式
(6)から得られる。一方、速度νは式(7)から得
られる。
ここに、 Gi:機構部ゲイン定数 K1〜K3:ゲイン定数 Vr:速度目標値 fr:張力目標値 V:速度測定値 f:張力測定値 ここに、ti:タコメータ8,9のパルス間隔時間、i=1
はタコメータ8、i=2はタコメータ9 演算器16は、ROM18内に予め記憶されているK1〜K3,
Vr,fr,NとステツプF31,F32で処理されたRAM17に記憶さ
れている結果と、ステツプF37で処理されRAM17に記憶さ
れている結果G1,G2を使つて、式(6)により夫々のモ
ータ電流指令値を演算する。さらに、テープを走行状態
から静止状態に減速する場合にも式(6)により、モー
タ電流指令値を演算することができる。この場合速度指
令値Vrは減速時の値が設定される。続いて、ステツプF3
4に進みデイジタルコントローラ10はテープを駆動す
る。続くステツプF35では、テープの駆動が望ましいも
のであるか否かを判断するために、テープ速度の加速ま
たは減速時における平均張力誤差favと基準速度に到る
時間taを検出し、結果をRAM17に記憶する。このta,fav
の具体的な検出方法は次の通りである。まず、起動開始
から基準速度Vsに達するまでの時間taの求め方について
説明する。一方のリール例えば、リール5のテープ速度
を示すカウント値n2は演算器16に入力されるのでこのn2
と予め記憶されている基準速度Vsに対応したカウント値
nsとなるまでの時間を演算器内部のクロツク信号を使つ
て検出する。この時間がtaとなる。平均張力誤差fav
ついては、演算器16に入力される張力検出値fを用いて
求めることができる。張力目標値frは予め判つているの
で、サンプリング時間毎に入力する張力検出値fからfr
を差し引きこれを加算する。そして、これを張力検出値
のサンプル数Kで除すことで平均張力誤差favが得られ
る。
続いて、ステツプF36に進む。ステツプF36では、検出
した張力値から得られた平均張力誤差favが許容値を越
えているかどうかの判断を行う。この判断の結果、許容
値内に入つている場合には、それ以上の補正動作は行わ
ない。許容値を越えている場合、ステツプF37に進む。
ステツプF37では、すでに求めているfav,taを用い
て、各リール駆動系のモータ電流を修正する係数ε1
を演算する。設定加速度K0で加速して基準速度Vsに達
する時間tsと実際のVsに達する時間taとの間には、式
(16)の関係があり、式(16)から修正係数εを決め
る式(17)が得られる。
ここに、K0:設定加速度 Ks:テープばね定数 ts:設定加速度K0で加速して基準速度Vsに達
する時間 また、リール4,リール5が回転した時の送り量の差は
発生する張力誤差fと比例関係があり、次式(18)で表
わされる。
式(18)に式(17)を代入し、修正係数εを決める式
(19)が得られる。
この結果から、ε1は、taとfavから計算すること
ができる。演算器16はステツプF31〜F37の処理で得ら
れ、RAM17内に記憶された値と式(17)式(19)を用い
て、修正係数ε1を演算する。演算結果はデイジタ
ルコントローラ10の指定するRAM17領域に記憶される。
以上により、第3図の動作フロー図の説明を終え、第2
図のステツプF30の処理を終了する。
続いて、第2図におけるステツプF40の処理がなされ
る。ステツプF40は、先に標準カートリツジCsにより求
めた修正係数ε1を使つて(装置Uのモータ電流を
決定する)機構部ゲイン定数G1,G2を修正(調整)する
処理であり、修正係数ε1との積ε1G12G2を新
しい機構部ゲイン定数として記憶し、この結果装置Uに
起因する部品誤差の調整を終了する。
続いて、ステツプF50に進む。ステツプF50〜F80の処
理は、通常の記録・再生動作の一環として行われる。こ
のため、使用するカートリツジが多数多品種となりカー
トリツジ固有誤差の影響を除去する必要が生じる。ステ
ツプF50〜F80の処理は、上記カートリッジ固有の誤差を
検出し、上記制御装置に信号を伝えたり、カートリツジ
内のあきスペースに記録する処理である。
ステツプF50では標準カートリツジCsに換えて通常カ
ートリツジCxが装置Uにロードされる。この段階では、
装置Uの調整は終了している。
続いて、ステツプF60に進む。ステツプF30の処理は、
上記通常カートリツジCxを使用して、カートリツジ固有
の機構定数誤差を除去するための修正係数を求め記憶す
る処理である。詳細なステツプは第3図のステツプF31
〜F37で示されるが、これらステツプは第2図のステツ
プF30の処理で既に説明し、ステツプF60の処理はステツ
プF30の処理と同様であるため説明は省略する。
続いて、ステツプF70に進む。ステツプF70の処理は、
得られたカートリツジCx固有の修正係数を、多数のカー
トリツジを管理するための制御装置(図示せず)に、伝
送し記録する処理である。この場合、別の装置U′でカ
ートリツジCxを使用する際に、多数のカートリツジを管
理するための制御装置に記録された、カートリツジCx
関する修正係数を検索し、この修正係数を使用し、装置
U′をカートリツジCxに対して記録・再生上最適な状態
に調整することが可能となる。
とくに、カートリツジ固有誤差の大きなものについて
は、記録・再生時のデータの信頼度を低下する恐れがあ
るので、カートリツジの使用を禁止するような応用も考
えられる。
また、ステツプF70の処理は、装置Uの記録再生機構
を使用して、カートリツジCx内のあきスペース上に、上
記修正係数を記録する処理であつてもよい。この場合、
別の装置U′でカートリツジCxを使用する際に、カート
リツジCx内のあきスペースに記録された修正係数を装置
U′の再生機構で読み出し、この修正係数に基づいて、
装置U′をカートリツジCxに対して記録・再生上最適状
態に調整することが可能となる。
続いて、ステツプF80に進む。ステツプF80の処理は、
カートリツジCxに対して装置Uを、記録・再生上最適な
状態に調整する処理である。カートリツジCx固有の修正
係数を得る方法として、ステツプF60で使用する装置U
自ら検出するか、ステツプF70の処理により、多数のカ
ートリツジを管理する制御装置(図示せず)を介して、
使用カートリツジCxをアドレスとして検索し、カートリ
ツジCx′の修正係数を得ることができる。また、同様
に、ステツプF70の処理により、カートリツジCxのあき
スペースに記録されたカートリツジCxの修正係数を、使
用する装置U′の再生機構で自ら読み出して得ることが
できる。
ここで、得られたカートリツジ固有の修正係数ε1
を使つて、機構部ゲイン定数G1,G2をε倍,ε
したε1G12G2を新しい機構部ゲインとして記憶す
る。この結果、カートリツジ固有の誤差を除去すること
ができ、安定かつ正確にテープを駆動することが可能と
なる。
第4図は本発明の他の実施例を示す動作フロー図であ
る。本実施例のブロツク構成は第1図と同一であり、そ
の説明は省略する。
第4図の動作フロー図は、第2図の動作フロー図にお
けるステツプF20とF30の処理が異なり、他の処理は同一
である。したがつて、第2図のステツプF20とF30に相異
するステツプF91からF94について説明する。これらのス
テツプの処理は、カートリツジをロードしない状態で、
夫々のリール駆動系を学習試行し、装置特性の設計値か
ら誤差を補正する修正係数を求め記憶する処理である。
最初に、ステツプF91の処理を行う。夫々のリール駆
動系について、静止状態から所定速度まで加速し、次に
静止状態に減速する一連の動作を指令する夫々のモータ
電流指令値を設定する。このモータ電流指令値は予めRA
M17に記憶された結果を使用する。
続いて、ステツプF92に進み夫々のリール駆動系の応
答が望ましいものであるか否かを判断するために、加速
または減速期間における基準速度に致る時間taを検出
し、結果をRAM17に記憶する。このtaの具体的検出方法
は、第3図のステツプF35の処理と同様であり説明は省
略する。
続いて、ステツプF93に進む。ステツプF93では、検出
した基準速度に致る時間taが許容値を越えているかどう
かの判断を行う。この判断の結果、許容値内に入つてい
る場合には、それ以上の補正動作は行わないでステツプ
F50に進む。許容値を越えている場合、ステツプF94に進
む。
ステツプF94では、すでに求めているtaを用いて、夫
々のリール駆動系のモータ電流を修正する係数εを演
算する。夫々のリール駆動系の補正係数εを演算する
過程は、第3図ステツプF37の処理と同様であり説明を
省く。演算結果はデイジタルコントローラ10の指定する
RAM17の一つの領域に記憶される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、装置固有の誤差
とカートリツジ固有の誤差とに分離して除去することが
できる。これによつて、装置とカートリツジの品質管理
がより正確に行えるようになる。例えば、固有誤差の大
きいカートリツジを選別除去することも可能となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す制御方法のブロツク
図、第2図及び第3図は第1図の実施例の動作フロー
図、第4図は他の実施例の動作フロー図である。 1……磁気テープ、2……磁気ヘツド、3……張力セン
サ、4,5……リール、6,7……モータ、8,9……タコメー
タ、10……デイジタルコントローラ、11,12……D/A変換
器、13……AD変換器、14,15……電力アンプ、16……演
算器、17……RAM、18……ROM、19……出力ポート、20…
…入力ポート。
フロントページの続き (72)発明者 土岐 謙治 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所小田原工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のリールから巻出されたテープがヘッ
    ド部を通って他方のリールに巻取られ、夫々のリールを
    駆動するモータが独立に設けられている2つのリール駆
    動系を備えるテープ移送装置における前記テープの速度
    変更に際し、一方のリールの速度変更に要する時間と、
    この時間内におけるテープの張力誤差とを用いて、前記
    2つのリール駆動系の誤差を補正するテープ移送装置の
    調整方法において、前記一方のリールまたは他方のリー
    ルのいずれかは、前記テープ移送装置に装着するテープ
    を収納したカートリッジに備えるものであり、前記テー
    プ移送装置に装着する多数のカートリッジの固有誤差の
    分布が平均値を示す標準カートリッジを求め、この標準
    カートリッジを用いて、前記テープ移送装置を予め補正
    した後に、使用するカートリッジ固有の誤差を補正する
    ことを特徴とするテープ移送装置の調整方法。
  2. 【請求項2】一方のリールから巻出されたテープがヘッ
    ド部を通って他方のリールに巻取られ、夫々のリールを
    駆動するモータが独立に設けられている2つのリール駆
    動系を備えるテープ移送装置における前記テープの速度
    変更に際し、一方のリールの速度変更に要する時間と、
    この時間内におけるテープの張力誤差とを用いて、前記
    2つのリール駆動系の誤差を補正するテープ移送装置の
    調整方法において、前記一方のリールまたは他方のリー
    ルのいずれかは、前記テープ移送装置に装着するテープ
    を収納したカートリッジに備えるものであり、前記テー
    プ移送装置にカートリッジを装着する前に、前記テープ
    移送装置の特性の設計値からの誤差を予め補正した後
    に、カートリッジ固有の誤差を補正することを特徴とす
    るテープ移送装置の調整方法。
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