JP3008529B2 - 磁気テープ走行装置 - Google Patents

磁気テープ走行装置

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JP3008529B2
JP3008529B2 JP3072914A JP7291491A JP3008529B2 JP 3008529 B2 JP3008529 B2 JP 3008529B2 JP 3072914 A JP3072914 A JP 3072914A JP 7291491 A JP7291491 A JP 7291491A JP 3008529 B2 JP3008529 B2 JP 3008529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ(DA
T)等に用いることのできる、磁気テープ走行装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRやDAT等の磁気テープを
可変速度で走行させる磁気テープ走行装置が実用化され
ている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
磁気テープ走行装置の一例について説明する。
【0004】図5は従来の磁気テープ走行装置のブロッ
ク図を示すものである。図5において、1は磁気テー
プ、2は供給リール、3は巻き取りリール、4は磁気テ
ープ1を可変速度で安定に駆動する磁気テープ駆動回
路、5は磁気テープ駆動回路4からの磁気テープ1の走
行速度が、走行速度変更時に設定される磁気テープの走
行速度範囲内に入っているか否かを検出し、前記走行速
度範囲内に入った時点で磁気テープ1の走行速度信号の
周期を内部のクロックを計数することにより、磁気テー
プ1の走行速度をデジタル値で出力する磁気テープ走行
速度検出回路、6は供給リール2の回転速度に比例した
周波数信号の周期を計測するとともに、回転速度に対応
するデジタル値を出力するリール周期計測回路、7は巻
き取りリール3の回転速度に比例した周波数信号の周期
を計測するとともに、回転速度に対応するデジタル値を
出力するリール周期計測回路、10は磁気テープ走行速
度検出回路5の出力値とリール周期計測回路6,7の出
力値から供給リール2側に巻き付いた磁気テープ1の巻
き径R1と、巻き取りリール3側に巻き付いた磁気テー
プ1の巻き径R2を計算するとともに、前記巻き径R
1,R2の値に対応するデジタル値を出力する磁気テー
プ巻き径演算回路、11は任意設定可能な磁気テープ1
の巻き径の目標値をデジタル値で出力する磁気テープ巻
き径目標値出力回路、12は磁気テープ巻き径演算回路
10の出力値と磁気テープ巻き径目標値出力回路11の
出力値の差をとり、デジタル値で出力する磁気テープ巻
き径差検出回路、13は任意設定可能な磁気テープ1の
巻き径差の許容値をデジタル値で出力する巻き径差許容
値出力回路、14は磁気テープ巻き径差検出回路12の
出力値が巻き径差許容値出力回路13の出力値の範囲内
のときにのみ信号を外部に出力する目標値検出回路、1
5は目標値検出回路14から出力される目標値検出信号
である。
【0005】図6は従来例における磁気テープ走行装置
の磁気テープ1の巻き径R1,R2の計算方法を具体的
に説明するための図を示すものである。図6において、
21は供給リール2側に取り付くカセットテープのハ
ブ、22は巻き取りリール3側に取り付くカセットテー
プのハブである。
【0006】以上のように構成された磁気テープ走行装
置について、以下図5および図6を用いてその動作を説
明する。
【0007】まず磁気テープ1が磁気テープ駆動回路4
によって矢印aまたはbの方向にある速度Vtで走行を
開始すると、磁気テープ走行速度検出回路5では、前記
速度Vtを中心にして上限値と下限値を許容範囲として
任意設定し、磁気テープ1の走行速度が前記速度Vtの
許容範囲内に入ったか否かを検出する。磁気テープ1の
走行速度が前記Vtの許容範囲内に入った時点で、磁気
テープ1の走行速度信号の周期を内部のクロックを計数
することにより、磁気テープ1の走行速度Vtをデジタ
ル値で磁気テープ巻き径演算回路10に出力する。
【0008】また、磁気テープ1が走行することによ
り、供給リール2および巻き取りリール3がある速度で
回転し、リール周期計測回路6,7では前記供給リール
2および巻き取りリール3の回転速度に比例した周波数
信号の周期をそれぞれ計測するとともに、前記周期に対
応するデジタル値を磁気テープ巻き径演算回路10に出
力する。磁気テープ巻き径演算回路10では、磁気テー
プ走行速度検出回路5からの磁気テープ1の走行速度と
リール周期計測回路6、7からのリール周期から供給リ
ール2側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径R1と巻き
取りリール側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径R2を
計算するとともに、計算されたR1とR2はそれぞれデ
ジタル値で磁気テープ巻き径差検出回路12に出力され
る。
【0009】次に、磁気テープ巻き径差検出回路12で
は、磁気テープ巻き径演算回路10で計算されたR1,
R2と磁気テープ巻き径目標値出力回路11からデジタ
ル値で出力される任意設定可能な磁気テープ1の巻き径
の目標値との差をとり、その差をデジタル値で目標値検
出回路14に出力する。このとき、巻き径差許容値出力
回路13からは、磁気テープ1の巻き径値R1,R2と
目標値との差がどの程度以内であれば良いかという任意
設定可能な許容値がデジタル値で目標値検出回路14に
出力されている。
【0010】目標値検出回路14では、磁気テープ巻き
径差検出回路12からのR1,R2と巻き径目標値との
差と、巻き径差許容値出力回路13からの巻き径差の許
容値を比較し、前記R1,R2と巻き径目標値との差
が、前記巻き径差の許容値以内に入ったときにのみ、磁
気テープ1の巻き径R1,R2が目標とする巻き径値に
なったということで外部に目標値検出信号15を出力す
る。
【0011】以上のような一連の動作をある定められた
一定周期ごとに行うことによって、供給リール2側に巻
き付いた磁気テープ1の巻き径R1と巻き取りリール3
側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径R2をリアルタイ
ムに計算できる。また、磁気テープ巻き径目標値出力回
路11で、目標とする磁気テープ1の巻き径値をカセッ
トテープのハブ径r1,r2に設定し、磁気テープ1の
巻き径値R1,R2との比較を行うことにより、磁気テ
ープ1の終端、始端付近の検出が行えることとなる。
【0012】なお図5において、破線で囲んだ部分、す
なわち、磁気テープ走行速度検出回路5、磁気テープ巻
き径演算回路10,磁気テープ巻き径目標値出力回路1
1,磁気テープ巻き径差検出回路12,巻き径差許容値
出力回路13,目標値検出回路14は、1つのICとし
て構成でき、またさらにマイクロコンピュータのソフト
ウエアとしても構成できる。
【0013】マイクロコンピュータのソフトウエアで構
成した場合において、図5の磁気テープ巻き径演算回路
10の実際の処理内容を図6および(数1)〜(数4)
を用いて説明する。
【0014】磁気テープ1の走行速度をVt、供給リー
ル2側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径をR1、巻き
取りリール3側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径をR
2とすると、供給リール2の回転周期T1と巻き取りリ
ール3の回転周期T2はそれぞれ、
【0015】
【数1】
【0016】
【数2】
【0017】の式で表される。ここでπは円周率を表
す。この(数1),(数2)の式を変形させると、
【0018】
【数3】
【0019】
【数4】
【0020】の式のよう表すことができる。(数3),
(数4)の式は、磁気テープ1の走行速度Vtの値と供
給リール2,巻き取りリール3の回転周期T1,T2の
値から、供給リール2側と巻き取りリール3側に巻き付
いた磁気テープ1の巻き径R1、R2を計算することが
できることを意味している。このことから、磁気テープ
巻き径演算回路10では、(数3)および(数4)を用
いることにより、磁気テープ1の走行速度Vtの値と供
給リール2,巻き取りリール3の回転周期の値から、供
給リール2側と巻き取りリール3側に巻き付いた磁気テ
ープ1の巻き径値R1,R2が計算され、計算された結
果を磁気テープ巻き径差演算回路12にデジタル値で出
力することとなる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の磁気テープ走行装置では、磁気テープ走行速
度検出回路5で常に磁気テープ1の走行速度を検出しな
くてはならないが、磁気テープ1がある速度で一定に走
行している状態から走行速度を任意の速度に変更し、可
変速度で磁気テープ1を走行させる場合、目的の速度に
達するまでにはある程度の時間がかかり、この間、磁気
テープ走行速度検出回路5での磁気テープ1の走行速度
の検出は一時的にできなくなってしまう。また、磁気テ
ープ1がある速度で一定に走行中に何らかの要因で、磁
気テープ1に重い負荷が掛かかり速度変動が発生した場
合でも、磁気テープ1の走行速度の検出はできなくなっ
てしまう。このように、走行速度の検出ができなくなる
ということは、磁気テープ1の巻き径R1,R2の計算
が不能となり、磁気テープ1の終端、始端付近の検出が
できなくなるということである。
【0022】ところで、磁気テープの終端、始端付近の
検出処理は、磁気テープがFF/REWなどの高速で走
行中に、前記磁気テープが終端または始端付近に近づい
た時点で、前記磁気テープの走行速度を減速させ、前記
磁気テープに損傷を与えないように、最終的に前記磁気
テープの走行を停止させるようなシステムに使用される
のが一般的である。
【0023】このため、もしも磁気テープ1がFF/R
EWなどの高速で走行中に上記の理由で走行速度の検出
ができなくなり、磁気テープ1の終端、始端付近の検出
ができない状態で、本当に磁気テープ1が終端または始
端に突入した場合は、磁気テープ1自身に大きな損傷を
与えることとなり、最悪の場合は磁気テープ1を巻き切
ってしまうという問題を有していた。また、回転ヘッド
方式を用いた磁気テープ走行装置においては、磁気テー
プ1の損傷ばかりでなく、回転ヘッドに磁気テープ1が
通常以上に巻き付く力が加わって、ヘッド自身にも大き
な損傷を与えるという問題点を有していた。
【0024】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単
な構成で信頼性を高め、磁気テープがどのような速度で
走行していても、磁気テープの走行位置(終端,始端付
近)の検出を確実に行うことのできる磁気テープ走行装
置を提供することを目的としてなされたものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の磁気テープ走行装置は、磁気記録再生装置に
おいて、磁気テープを可変速度で走行させる磁気テープ
駆動手段と、前記磁気テープを巻き取るための巻き取り
リールと前記磁気テープを引き出して供給するための供
給リールの回転速度に比例した周波数信号の周期を計測
するとともに、前記巻き取りリールと前記供給リールの
回転速度に対応するデジタル値を出力するリール周期計
測手段と、前記リール周期計測手段の出力値と前記磁気
テープ駆動手段における任意設定可能な前記磁気テープ
の走行速度の情報から前記両リール部に巻き付いた前記
磁気テープの総面積を計算するとともに、前記磁気テー
プの総面積に対応するデジタル値を出力する磁気テープ
総面積演算手段と、前記磁気テープ総面積演算手段の出
力値をメモリとして記憶しておく記憶手段と、前記記憶
手段の出力値と前記リール周期計測手段の出力値から前
記両リール部に巻き付いた前記磁気テープの巻き径を計
算するとともに、前記磁気テープの巻き径に対応するデ
ジタル値を出力する磁気テープ巻き径演算手段と、任意
設定可能な前記磁気テープの巻き径の目標値をデジタル
値で出力する磁気テープ巻き径目標値出力手段と、前記
磁気テープ巻き径演算手段の出力値と前記磁気テープ巻
き径目標値出力手段の出力値との差をとり、デジタル値
で出力する磁気テープ巻き径差検出手段と、任意設定可
能な前記磁気テープの巻き径差の許容値をデジタル値で
出力する磁気テープ巻き径差許容値出力手段と、前記磁
気テープ巻き径差検出手段の出力値が前記磁気テープ巻
き径差許容値出力手段の出力値の範囲内のときにのみ目
標値検出信号を外部に出力する目標値検出手段とを備え
たものである。
【0026】また本発明では、前記磁気テープ総面積演
算手段と前記記憶手段は、カセットテープが前記磁気テ
ープ駆動手段に装着された後、最初に前記磁気テープが
ある定められた速度で定められた時間だけ一定に走行す
る期間に、前記磁気テープの総面積を計算し、記憶する
ものであり、前記磁気テープの総面積を計算,記憶した
後は、前記カセットテープが前記磁気テープ駆動手段か
ら取り出されるまで、ある定められた一定周期ごとに、
前記記憶手段からの出力値と前記リール周期計測手段の
出力値とから前記両リール部に巻き付いた前記磁気テー
プの巻き径の計算を繰り返し、前記記憶手段の記憶動作
は停止し、前記磁気テープが一定速度で走行する期間に
記憶した前記記憶手段の値を保持する構成のものであ
る。
【0027】また本発明は、前記磁気テープ巻き径目標
値出力手段で前記磁気テープの巻き径の目標値を任意に
設定し、前記目標値検出手段から出力する前記目標値検
出信号を読み取ることにより、前記磁気テープの任意の
走行位置が検出できる構成のものである。
【0028】
【作用】本発明は上記した構成によって、まず初めに磁
気テープをある一定速度で、ある一定期間だけ走行さ
せ、その間に供給リール側と巻き取りリール側に巻き付
いた磁気テープの総面積を装置の内部で計算し、メモリ
に記憶しておく。次にその記憶した値を保持した状態
で、供給リールおよび巻き取りリールの回転周期を計測
し、計測した両リールの回転周期とメモリに記憶、保持
した磁気テープの総面積値から、両リール部に巻き付い
た磁気テープの巻き径を計算して、目標とする巻き径値
との比較を行う。このような動作をある一定周期ごとに
繰り返すことによって、磁気テープがどのような速度で
走行していても、確実に磁気テープの走行位置(終端,
始端付近)の検出が行えることとなる。
【0029】さらに、マイクロコンピュータ等により上
記の検出処理をなす場合においては、磁気テープの総面
積を計算する場合に、磁気テープ走行速度検出手段によ
る磁気テープの走行速度を検出する動作と、磁気テープ
総面積演算手段による供給リール側と巻き取りリール側
に巻き付いた磁気テープの総面積を計算する動作と、記
憶手段による計算した磁気テープの総面積を記憶する動
作を行い、磁気テープの総面積の計算、記憶完了後は、
記憶手段からの磁気テープの総面積の読み出し動作のみ
を行うため、プログラムに負担をかけずに動作させるこ
とができる。
【0030】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1,図2,
図3および図4を参照しながら詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の実施例における磁気テープ
走行装置全体のブロック図を示すものである。図1にお
いて、1は磁気テープ、2は供給リール、3は巻き取り
リール、4は磁気テープ1を可変速度で安定に駆動する
磁気テープ駆動回路、5は磁気テープ駆動回路4からの
磁気テープ1の走行速度が、走行速度変更時に設定され
る磁気テープの走行速度範囲内に入っているか否かを検
出し、前記走行速度範囲内に入った時点で磁気テープ1
の走行速度信号の周期を内部のクロックを計数すること
により、磁気テープ1の走行速度をデジタル値で出力す
る磁気テープ走行速度検出回路、6は供給リール2の回
転速度に比例した周波数信号の周期を計測するととも
に、回転速度に対応するデジタル値を出力するリール周
期計測回路、7は巻き取りリール3の回転速度に比例し
た周波数信号の周期を計測するとともに、回転速度に対
応するデジタル値を出力するリール周期計測回路、8は
磁気テープ走行速度検出回路5の出力値とリール周期計
測回路6,7の出力値から供給リール2側に巻き付いた
磁気テープ1の面積S1と巻き取りリール3側に巻き付
いた磁気テープ1の面積S2を計算するとともに、前記
面積S1とS2の和をとった値をデジタル値で出力する
磁気テープ総面積演算回路、9は磁気テープ総面積演算
回路8の出力値を記憶するメモリ、10はメモリ9の出
力値とリール周期計測回路6,7の出力値から供給リー
ル2側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径R1と、巻き
取りリール3側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径R2
を計算するとともに、前記巻き径R1,R2の値に対応
するデジタル値を出力する磁気テープ巻き径演算回路、
11は任意設定可能な磁気テープ1の巻き径の目標値を
デジタル値で出力する磁気テープ巻き径目標値出力回
路、12は磁気テープ巻き径演算回路10の出力値と磁
気テープ巻き径目標値出力回路11の出力値の差をと
り、デジタル値で出力する磁気テープ巻き径差検出回
路、13は任意設定可能な磁気テープ1の巻き径差の許
容値をデジタル値で出力する巻き径差許容値出力回路、
14は磁気テープ巻き径差検出回路12の出力値が巻き
径差許容値出力回路13の出力値の範囲内のときにのみ
信号を外部に出力する目標値検出回路、15は目標値検
出回路14から出力される目標値検出信号である。
【0032】図2および図3は本発明の実施例における
磁気テープ走行装置の実際の動作を示すブロック図、図
4は本発明の実施例における磁気テープ走行装置の磁気
テープ1の巻き径R1,R2の計算方法を具体的に説明
するための図を示すものである。図4において、21は
供給リール2側に取り付くカセットテープのハブ、22
は巻き取りリール3側に取り付くカセットテープのハブ
である。
【0033】以上のように構成された本実施例の磁気テ
ープ走行置について以下図1,図2,図3および図4を
用いてその動作を説明する。
【0034】まず初めにカセットテープが磁気テープ駆
動回路4に装着されると、図1のブロック図は実際には
図2の状態となり、磁気テープ1が磁気テープ駆動回路
4によって矢印aまたはbの方向にある設定された速度
Vt0で走行を開始する。磁気テープ1が走行を開始す
ると、磁気テープ走行速度検出回路5では、前記速度V
t0を中心にして上限値と下限値を許容範囲として任意
設定し、磁気テープ1の走行速度が前記速度Vt0の許
容範囲内に入ったか否かを検出する。磁気テープ1の走
行速度が前記Vt0の許容範囲内に入った時点で、磁気
テープ1の走行速度信号の周期を内部のクロックを計数
することにより、磁気テープ1の走行速度Vt0とデジ
タル値で磁気テープ総面積演算回路8に出力する。
【0035】また、磁気テープ1が走行することによ
り、供給リール2および巻き取りリール3がある速度で
回転し、リール周期計測回路6,7では前記供給リール
2および巻き取りリール3の回転速度に比例した周波数
信号の周期をそれぞれ計測するとともに、前記周期に対
応するデジタル値を磁気テープ総面積演算回路8に出力
する。磁気テープ総面積演算回路8では、磁気テープ走
行速度検出回路5からの磁気テープ1の走行速度とリー
ル周期計測回路6,7からのリール周期から供給リール
2側に巻き付いた磁気テープ1の面積S1と巻き取りリ
ール3側に巻き付いた磁気テープ1の面積S2を計算す
るとともに、前記面積S1とS2の和をとった磁気テー
プ1の総面積値がデジタル値でメモリ9に出力される。
またさらに、メモリ9では磁気テープ総面積演算回路8
からの磁気テープ1の総面積値を記憶し、その値を保持
する。
【0036】磁気テープ1の総面積の計算、記憶完了後
は、図2から図3の状態に切り換えて、磁気テープ1を
矢印aまたはbの方向に任意の速度で走行させる。磁気
テープ1が任意の速度で走行すると、供給リール2およ
び巻き取りリール3がある速度で回転し、リール周期計
測回路6,7では前記供給リール2および巻き取りリー
ル3の回転速度に比例した周波数信号の周期をそれぞれ
計測するとともに、前記周期に対応するデジタル値を磁
気テープ巻き径演算回路10に出力する。また、磁気テ
ープ巻き径演算回路10では、メモリ9で記憶、保持し
た磁気テープ1の総面積を読み出すと同時に、リール周
期計測回路6,7からのリール周期から供給リール2側
に巻き付いた磁気テープ1の巻き径の自乗値R12と巻
き取りリール3側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径の
自乗値R22を計算するとともに、計算されたR12とR
2はそれぞれデジタル値で磁気テープ巻き径差検出回
路12に出力される。
【0037】次に、磁気テープ巻き径差検出回路12で
は、磁気テープ巻き径演算回路10で計算されたR
2,R22と磁気テープ巻き径目標出力回路11からデ
ジタル値で出力される任意設定可能な磁気テープ1の巻
き径の目標値(巻き径の自乗値)との差をとり、その差
をデジタル値で目標値検出回路14に出力する。このと
き、巻き径差許容値出力回路13からは、磁気テープ1
の巻き径値R12,R22と目標値との差がどの程度以内
であれば良いかという任意設定可能な許容値がデジタル
値で目標値検出回路14に出力される。
【0038】それから目標値検出回路14では、磁気テ
ープ巻き径差検出回路12からのR12,R22と巻き径
目標値との差と、巻き径差許容値出力回路13からの巻
き径差の許容値を比較し、前記R12,R22と巻き径目
標値との差が、前記巻き径差の許容値以内に入ったとき
のみ、磁気テープ1の巻き径R12,R22が目標とする
巻き径値になったということで外部に目標値検出信号1
5を出力する。
【0039】以上のように図3の動作は、カセットテー
プが磁気テープ駆動回路4から取り出されるまで、ある
定められた一定周期ごとに繰り返され、これによって供
給リール2側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径の自乗
値R12と巻き取りリール側3に巻き付いた磁気テープ
1の巻き径の自乗値R22をリアルタイムに計算でき
る。また、磁気テープ巻き径目標値出力回路11で、目
標とする磁気テープ1の巻き径値をカセットテープのハ
ブ径の自乗値r12,r22に設定し、磁気テープ1の巻
き径値R12,R22との比較を行うことにより、磁気テ
ープ1の終端,始端付近の検出が行えることとなる。
【0040】さらにこの場合、磁気テープ1の走行速度
を検出するのは、カセットテープが磁気テープ駆動回路
4に装着された後に、初めに磁気テープ1の総面積を計
算する図2の状態のときのみで、図3の状態に切り換っ
た後は、カセットテープが磁気テープ駆動回路4から取
り出されるまで、磁気テープ1の走行速度の情報は一度
も見ずに、メモリ9からの読み出し動作を行うことによ
って、磁気テープ1の走行位置(終端,始端付近)の検
出処理を行っており、この方法は特にFF/REWなど
の高速で磁気テープ1を走行させたときの磁気テープ1
の終端および始端付近の検出処理に有効である。
【0041】以上のように本実施例によれば、まず初め
に磁気テープをある一定速度で、ある一定期間だけ走行
させ、その間に供給リール側と巻き取りリール側に巻き
付いた磁気テープの総面積を装置の内部で計算し、メモ
リに記憶する。次にその記憶した値を保持した状態で、
供給リールおよび巻き取りリールの回転周期を計測し、
計測した両リールの回転周期とメモリに記憶、保持した
磁気テープの総面積値から、両リール部に巻き付いた磁
気テープの巻き径を計算して、目標とする巻き径値との
比較を行う。このような動作をある一定周期ごとに繰り
返すことによって、磁気テープがどのような速度で走行
していても、磁気テープの走行位置(終端,始端付近)
の検出を確実に行うことができる。
【0042】なお図1において、太い破線で囲んだ部
分、すなわち、磁気テープ走行速度検出回路5,磁気テ
ープ総面積演算回路8,メモリ9,磁気テープ巻き径演
算回路10,磁気テープ巻き径目標値出力回路11,磁
気テープ巻き径差検出回路12,巻き径差許容値出力回
路13,目標値検出回路14は、1つのICとして構成
でき、またさらにマイクロコンピュータのソフトウエア
としても構成が可能であり、磁気テープ巻き径目標値出
力回路11からの磁気テープ1の目標とする巻き径値や
巻き径差許容値出力回路13からの巻き径差の許容値の
設定を、ソフトウエアのみで対応することができ、ハー
ドウエアの追加,変更を不要とすることができる。
【0043】マイクロコンピュータのソフトウエアで構
成した場合において、図1の磁気テープ総面積演算回路
8と磁気テープ巻き径演算回路10における実際の処理
内容を図4および(数5)〜(数17)を用いて説明す
る。
【0044】まず磁気テープ総面積演算回路8について
であるが、磁気テープ1を速度Vt0で矢印aまたはb
の方向で走行させ、そのときの供給リール2側に巻き付
いた磁気テープ1の巻き径をR1、巻き取りリール3側
に巻き付いた磁気テープ1の巻き径をR2、供給リール
2の回転周期をT1、巻き取りリール3の回転周期をT
2とすると、図4においてS1は、
【0045】
【数5】
【0046】の式、S2は、
【0047】
【数6】
【0048】の式で表される。ここでr1とr2はそれ
ぞれ供給リール2側に取り付くカセットテープのハブ径
と巻き取りリール3側に取り付くカセットテープのハブ
径を表し、πは円周率を表す。また、S1とS2の和を
とった磁気テープ1の総面積値をSとすると、Sは、
【0049】
【数7】
【0050】の式となる。ところで、磁気テープ1は速
度Vt0で走行しているから、R1とR2はそれぞれ、
【0051】
【数8】
【0052】
【数9】
【0053】の式のよう表される。この(数8),(数
9)の式を(数7)の式に代入して式を整理すると、
【0054】
【数10】
【0055】の式が得られ、この(数10)の式を少し
変形させて、
【0056】
【数11】
【0057】の式のように表すことができる。ここで、
この(数11)の式の左辺はカセットテープのハブ2
1,22の面積と磁気テープ1の総面積の和をとった値
を表しており、この値は(数11)の右辺に示されるリ
ールの回転周期の自乗値T12,T22と磁気テープ1の
走行速度の自乗値Vt02から計算することができるこ
とを意味している。このことから、磁気テープ総面積演
算回路8では(数11)を用いることにより、磁気テー
プ1の走行速度Vt0の値とリール周期計測回路6,7
からのリールの回転周期T1,T2の値から、カセット
テープのハブ21,22の面積を含めた磁気テープ1の
総面積が計算され、計算された結果をメモリ9にデジタ
ル値で出力することとなる。この計算された面積はカセ
ットテープが磁気テープ駆動回路4に装着されてから取
り出されるまでの間は、磁気テープ1の走行位置に関係
なく全く不変で一定値を保つものであり、この面積をメ
モリ9に記憶,保持させ、この記憶,保持させた面積か
ら磁気テープ1の巻き径を計算するブロックが、次の磁
気テープ巻き径演算回路10である。
【0058】次に、磁気テープ巻き径演算回路10につ
いてであるが、(数8),(数9)の式を変形させた、
【0059】
【数12】
【0060】
【数13】
【0061】の式を個々に(数11)に代入して式を整
理することによって、
【0062】
【数14】
【0063】および、
【0064】
【数15】
【0065】の式のような磁気テープ1の走行速度Vt
0の含まれていない式が算出される。算出された(数1
4),(数15)の式は、少し変形させると、
【0066】
【数16】
【0067】
【数17】
【0068】の式のように表すことができる。この(数
16),(数17)の式において、右辺の中カッコで囲
まれた部分は前記メモリ9で記憶,保持された面積に相
当する部分、T12,T22は供給リール2と巻き取りリ
ール3のそれぞれの回転周期の自乗値であることから、
メモリ9からの面積値とリール周期計測回路6,7から
のリールの回転周期の値から、供給リール2側に巻き付
いた磁気テープ1の巻き径の自乗値R12と巻き取りリ
ール3側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径の自乗値R
2を計算することができることを意味している。この
ことから、磁気テープ巻き径演算回路10では(数1
6)および(数17)を用いることにより、メモリ9か
らの面積値とリール周期計測回路6、7からのリールの
回転周期T1,T2の値から、供給リール2側に巻き付
いた磁気テープ1の巻き径の自乗値R12と巻き取りリ
ール3側に巻き付いた磁気テープ1の巻き径の自乗値R
2が計算され、計算された結果を磁気テープ巻き径差
検出回路12にデジタル値で出力することとなる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明は、まず初めに磁気
テープをある一定速度で、ある一定期間だけ走行させ、
その間に供給リール側と巻き取りリール側に巻き付いた
磁気テープの総面積を装置の内部で計算し、メモリに記
憶する。次にその記憶した値を保持した状態で、供給リ
ールおよび巻き取りリールの回転周期を計測し、計測し
た両リールの回転周期とメモリに記憶、保持した磁気テ
ープの総面積値から、両リール部に巻き付いた磁気テー
プの巻き径を計算して、目標とする巻き径値との比較を
行う。このような動作をある一定周期ごとに繰り返すこ
とによって、磁気テープがどのような速度で走行してい
ても、確実に磁気テープの走行位置(終端,始端付近)
の検出が行え、特にFF/REWなどの高速走行時にお
ける磁気テープの終端、始端での磁気テープおよびヘッ
ド等の損傷を確実に防止するという効果を得ることがで
きるものである。
【0070】さらに、マイクロコンピュータ等により上
記の検出処理をなす場合においては、磁気テープの総面
積を計算する場合に、磁気テープ走行速度検出手段によ
る磁気テープの走行速度を検出する動作と、磁気テープ
総面積演算手段による供給リール側と巻き取りリール側
に巻き付いた磁気テープの総面積を計算する動作と、記
憶手段による計算した磁気テープの総面積を記憶する動
作を行い、磁気テープの総面積の計算,記憶完了後は、
記憶手段からの磁気テープの総面積の読み出し動作のみ
を行うため、プログラムに負担をかけずに動作させるこ
とができる。また、デジタル回路とソフトウエアプログ
ラムによって装置が構成できるため、LSI化が容易で
かつ使用する部品点数も少なくでき、安価で簡単な構成
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における磁気テープ走行装置全
体のブロック図
【図2】本発明の実施例における磁気テープ走行装置の
実際の動作を示すブロック図
【図3】本発明の実施例における磁気テープ走行装置の
実際の動作を示すブロック図
【図4】本発明の実施例における磁気テープ走行装置の
磁気テープの巻き径計算の説明に供する図
【図5】従来の磁気テープ走行装置のブロック図
【図6】従来例における磁気テープ走行装置の磁気テー
プの巻き径計算の説明に供する図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 供給リール 3 巻き取りリール 4 磁気テープ駆動回路 5 磁気テープ走行速度検出回路 6 供給リール側リール周期計測回路 7 巻き取りリール側リール周期計測回路 8 磁気テープ総面積演算回路 9 メモリ 10 磁気テープ巻き径演算回路 11 磁気テープ巻き径目標値出力回路 12 磁気テープ巻き径差検出回路 13 巻き径差許容値出力回路 14 目標値検出回路 15 目標値検出信号 21 供給リール側に取り付くカセットテープのハブ 22 巻き取りリール側に取り付くカセットテープのハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−37854(JP,A) 特開 平1−113985(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/093 311 G11B 27/17 G11B 27/10 G11B 27/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録再生装置において、磁気テープを
    可変速度で走行させる磁気テープ駆動手段と、前記磁気
    テープを巻き取るための巻き取りリールと前記磁気テー
    プを引き出して供給するための供給リールの回転速度に
    比例した周波数信号の周期を計測するとともに、前記巻
    き取りリールと前記供給リールの回転速度に対応するデ
    ジタル値を出力するリール周期計測手段と、前記リール
    周期計測手段の出力値と前記磁気テープ駆動手段におけ
    る任意設定可能な前記磁気テープの走行速度の情報から
    前記両リール部に巻き付いた前記磁気テープの総面積を
    計算するとともに、前記磁気テープの総面積に対応する
    デジタル値を出力する磁気テープ総面積演算手段と、前
    記磁気テープ総面積演算手段の出力値をメモリとして記
    憶しておく記憶手段と、前記記憶手段の出力値と前記リ
    ール周期計測手段の出力値から前記両リール部に巻き付
    いた前記磁気テープの巻き径を計算するとともに、前記
    磁気テープの巻き径に対応するデジタル値を出力する磁
    気テープ巻き径演算手段と、任意設定可能な前記磁気テ
    ープの巻き径の目標値をデジタル値で出力する磁気テー
    プ巻き径目標値出力手段と、前記磁気テープ巻き径演算
    手段の出力値と前記磁気テープ巻き径目標値出力手段の
    出力値との差をとり、デジタル値で出力する磁気テープ
    巻き径差検出手段と、任意設定可能な前記磁気テープの
    巻き径差の許容値をデジタル値で出力する磁気テープ巻
    き径差許容値出力手段と、前記磁気テープ巻き径差検出
    手段の出力値が前記磁気テープ巻き径差許容値出力手段
    の出力値の範囲内のときにのみ目標値検出信号を外部に
    出力する目標値検出手段とを備えたことを特徴とする磁
    気テープ走行装置。
  2. 【請求項2】前記磁気テープ総面積演算手段と前記記憶
    手段は、カセットテープが前記磁気テープ駆動手段に装
    着された後、最初に前記磁気テープがある定められた速
    度で定められた時間だけ一定に走行する期間に、前記磁
    気テープの総面積を計算し、記憶するものであり、前記
    磁気テープの総面積を計算、記憶した後は、前記カセッ
    トテープが前記磁気テープ駆動手段から取り出されるま
    で、ある定められた一定周期ごとに、前記記憶手段から
    の出力値と前記リール周期計測手段の出力値とから前記
    両リール部に巻き付いた前記磁気テープの巻き径の計算
    を繰り返し、前記記憶手段の記憶動作は停止し、前記磁
    気テープが一定速度で走行する期間に記憶した前記記憶
    手段の値を保持することを特徴とする請求項1記載の磁
    気テープ走行装置。
  3. 【請求項3】前記磁気テープ巻き径目標値出力手段で前
    記磁気テープの巻き径の目標値を任意に設定し、前記目
    標値検出手段から出力する前記目標値検出信号を読み取
    ることにより、前記磁気テープの任意の走行位置が検出
    できることを特徴とする請求項1記載の磁気テープ走行
    装置。
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