JP2516544Y2 - 建物の屋根 - Google Patents

建物の屋根

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JP2516544Y2
JP2516544Y2 JP1989150915U JP15091589U JP2516544Y2 JP 2516544 Y2 JP2516544 Y2 JP 2516544Y2 JP 1989150915 U JP1989150915 U JP 1989150915U JP 15091589 U JP15091589 U JP 15091589U JP 2516544 Y2 JP2516544 Y2 JP 2516544Y2
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光成 牧田
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マキタ板金工業株式会社
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は雪止用立上部を横筋状にもつ無落雪構造の建
物の屋根の改良に関するものである。
(従来の技術) 此の側の建物の屋根として、例えば長手方向の一側縁
部を7型状に外側方に直角に折り起して被接部を、同じ
く他側縁部を折り返して二重面とし且つ当該二重面を直
角に折り曲げ起し先端を鉤状に折り返した吊下部を夫々
形成すると共に吊下部の外側方に取付片を設けられた多
数枚の長尺トタン板を構成し、これ等長尺トタン板を屋
根の野地板上に屋根の勾配と直交する横線と平行する向
きとして且つ吊下部が上辺となる状態として並べ配する
と共に吊下部に対して被接部を接着テープにより防水し
つつ被着し、更に被接部の垂下片を内側方に向って水平
に折り曲げて被接部と吊下部の連結力および接着テープ
による防水力を確保し、当該被接部と吊下部との連結部
位を雪止用立上部としたものは本考案の考案者によって
既に開発されている(実開平1−148428号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、この構造のものは雪止用立上部が屋根の
勾配に対して直角に起立した状態であって雪止機能を充
分以上に確実に果して具合が好いが、当該雪止用立上部
の上側と屋根の勾配と平行な本体部との挟角部に比較的
深い三角樋状部が形成され、当該樋状部内に残り溜る雪
融水の量が多くなり、その分だけ水捌けが悪いという問
題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は長手方向の一側縁部を野地板に葺いたときに
水平より僅かに上傾する角度となるように折曲すると共
にその先端を下方に向って鉤状を呈するように二つ折り
した被接部1と、同じく他方縁を野地板6に葺いたとき
に水平より僅に上傾する角度となるよう折曲すると共に
その先端を直角に折曲した吊下部2と、吊下部2の外側
方に設けた取付片3とを具えた多数枚の長尺トタン板4
を屋根5の野地板6の上に屋根5の勾配と直交する横線
と平行し且つ吊下部2が上辺となる状態として並べ配す
ると共に吊下部2に対し被接部1を被着し、また被接部
1の垂下片8を内側方に向って折り返して当該被接部1
と吊下部2との連結部位を雪止用立上部9とするように
した建物の屋根を提供することによって前記の問題点を
解消すると共に雪止用立上部9における途中の所どころ
の狭い範囲を凹弧状に折り曲げ倒して水落し口10を形成
してこれに当該雪止用立上部9の上側に溜る雪融水の流
下を一層効率よく捌く手段を附加しようとするものであ
る。
(実施例) 長手方向の一側縁部を7の字形状に外側方に45°まで
折り起して被接部1を、同じく他側縁部を折り返して二
重面とし且つ当該二重面を型状に135°まで折り曲げ
起して吊下部2を夫々形成すると共に吊下部2の外側方
に取付片3を設けられた多数枚の長尺トタン板4を構成
し、これ等長尺トタン板4を屋根5の野地板6の上に屋
根5の勾配と直交する横線と平行する向きとして且つ吊
下部2が上辺となる状態として並べ配すると共に吊下部
2に対し被接部1を接着テープ7により防水しつつ被着
し、また被接部1の垂下片8を内側方に向って水平に折
り曲げて被接部1と吊下部2の連結力および接着テープ
7による防水力を確保し、当該被接部1と吊下部2との
連結部位を雪止用立上部9とすると共に当該雪止用立上
部9における途中の所どころの狭い範囲を凹弧状に折り
曲げ倒して水落し口10を形成し、また屋根5の左右両側
縁個所に端止用立上壁11、11′を設けたものである。
尚、図中14はルーフィング材、型補強金具を示す。
(考案の作用及び効果) 本考案は長手方向の一側縁部を野地板に葺いたときに
水平より僅かに上傾する角度となるように折曲すると共
にその先端を下方に向って鉤状を呈するように二つ折り
した被接部1と、同じく他方縁を野地板6に葺いたとき
に水平より僅に上傾する角度となるよう折曲すると共に
その先端を直角に折曲した吊下部2と、吊下部2の外側
方に設けた取付片3とを具えた多数枚の長尺トタン板4
を屋根5の野地板6の上に屋根5の勾配と直交する横線
と平行し且つ吊下部2が上辺となる状態として並べ配す
ると共に吊下部2に対し被接部1を被着し、また被接部
1の垂下片8を内側方に向って折り返して当該被接部1
と吊下部2との連結部位を雪止用立上部9とするように
したので雪止用立上部9上側と屋根の勾配と平行な本体
部との挟角が著しく大となってこの挟角部に形成される
雪溜り部も極めて浅い構造となり、従って同部に溜止さ
れる雪融水の量が小となりその分だけ同部の水捌けが良
くなるものであって、本考案はこのようにして前記の問
題点を充分に解決することができる効果を奏するもので
あり、加うるに本考案においては雪止用立上部9におけ
る途中の所どころの狭い範囲を凹弧状に折り曲げ倒して
水落し口10を形成したので上記の水捌けはこれを一層効
率よく行うことができる利点を併せ有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案建物の屋根の実施例を示す斜視図、第2
図は第1図A−A線に沿う拡大断面図、第3図は要部の
拡大正面図である。 1…被接部、2…吊下部、3…取付片、4…トタン板、
5…屋根、6…野地板、7…接着テープ、8…垂下片、
9…雪止用立上部、10…水落し口、11、11′…端止用立
上壁、14…ルーフィング材、15…補強金具、17…樋状
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向の一側縁部を野地板に葺いたとき
    に水平より僅かに上傾する角度となるように折曲すると
    共にその先端を下方に向って鉤状を呈するように二つ折
    りした被接部1と、同じく他方縁を野地板6に葺いたと
    きに水平より僅に上傾する角度となるよう折曲すると共
    にその先端を直角に折曲した吊下部2と、吊下部2の外
    側方に設けた取付片3とを具えた多数枚の長尺トタン板
    4を屋根5の野地板6の上に屋根5の勾配と直交する横
    線と平行し且つ吊下部2が上辺となる状態として並べ配
    すると共に吊下部2に対し被接部1を被着し、また被接
    部1の垂下片8を内側方に向って折り返して当該被接部
    1と吊下部2との連結部位を雪止用立上部9とすると共
    に当該雪止用立上部9における途中の所どころの狭い範
    囲を凹弧状に折り曲げ倒して水落し口10を形成して成る
    建物の屋根。
JP1989150915U 1989-12-29 1989-12-29 建物の屋根 Expired - Fee Related JP2516544Y2 (ja)

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JPS5998030U (ja) * 1982-12-22 1984-07-03 石井 尭 桟木を雪止めとして利用する屋根構造
JPS6221950A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 日本ステンレス株式会社 排水樋部を設けた金属板による防水工法
JPH0613305Y2 (ja) * 1988-03-19 1994-04-06 マキタ板金工業株式会社 雪止め装置を備えた屋根

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