JPH0752269Y2 - 立平式長尺トタン板 - Google Patents

立平式長尺トタン板

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JPH0752269Y2
JPH0752269Y2 JP1986019746U JP1974686U JPH0752269Y2 JP H0752269 Y2 JPH0752269 Y2 JP H0752269Y2 JP 1986019746 U JP1986019746 U JP 1986019746U JP 1974686 U JP1974686 U JP 1974686U JP H0752269 Y2 JPH0752269 Y2 JP H0752269Y2
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JP
Japan
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piece
galvanized iron
plate
hanging
waterproof
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JP1986019746U
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JPS62131518U (ja
Inventor
義啓 平岡
Original Assignee
日興金属株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、トタン葺屋根の屋根葺に使用する立平式長尺
トタン板の改良に関する。
従来技術と問題点 この種の長尺トタン板としては、実公昭57−41296号公
報、同昭57−41295号公報などで改良案が提案されてい
る。
前者は、長尺トタン本体の一側端縁に 型状の被接部を設け、その水平片の裏面に石綿糸をコー
キング材で包被した脱水芯片を取付けると共に、他側端
縁に取着片を残してその肉側に略型状の二重吊子部を
形成し、その上片をやや下向きに傾斜せしめて、更にそ
の先端を上向きとして中間部に凹部を形成し、該上片の
両肩部を略水平面とした構成である。
後者は、長尺トタン板の一側部を板厚分浮かせて重合片
部を形成し、その先端を外側方に折り起こして 型状に立上片と垂下片と水平辺とを有する被接部を設
け、その水平辺の裏面に石綿糸を接着剤又は糊料で包被
した脱水芯片を接着せしめると共に、他側縁に取着片を
残して内側方に折り返し折り曲げ起立して二重の型状
吊子部を設けた構成である。
これらの両者によるときは、被接部の垂下片と吊子部の
立上片との圧接部から滲入した雨水が脱水芯片部を通っ
て浸水し、雨漏れの原因になることがわかった。
また、両者を含む従来技術は、長尺トタン板本体の取着
片が断続的に形成され、該トタン板の全幅にわたって連
続形成されていなかったため、猶一層雨漏れしていたこ
とがわかった。
問題点解決手段 本考案は、従来技術の上記問題点に着目してなしたもの
で、防水材の固着箇所を増して雨水が容易に侵入し得な
いように構成した立平式長尺トタン板の提供を目的とす
る。
該目的を達成するための手段は、長尺トタン板と防水
板、防水材とで構成するもので、長尺トタン板の被接部
における水平片裏面、該トタン板の吊子部における起曲
片裏面、防水板の取付部における垂下片の裏面に夫々防
水材を固着し、防水板の取付部、長尺トタン板の吊子
部、隣の長尺トタン板の被接部を重ね合わせ、折曲して
防水材を挟圧着せしめると共に、長尺トタン板を相互に
連結するようにしたことである。
作用効果 本考案は、上記手段からなるので、雨水は3箇所の防水
材によって侵入を阻止され、効果的に雨漏れを防止し得
る。そして、取着片が防水板の全幅にわたって連続形成
されているをもって、万一、防水材による浸水防止が不
完全になっても、雨水が簡単に浸水しない利点がある。
実施例 図面について説明すれば、長尺トタン板(A)は、第1
図示の如く一側端縁部(同図で左側端縁部)を起曲し、
外方へ水平に折曲し、更に下向に折曲げて断面 型状の被接部(a)を設け、かつ他側端縁部(同図で右
側端縁部)を起曲し、内方(被接部側)へ水平に折曲し
て断面型状の吊子部(a)′を形成せしめる。そし
て、被接部(a)の水平片(a1)の裏面及び吊子部
(a)′の起曲片(a′1)の裏面に夫々防水材(1)
を固着せしめる。
防水板(B)は、トタン板、合成樹脂板、その他の折曲
加工可能で非吸水性の板材であり、全幅にわたって連続
形成した建物用の取着片(b)′を残して起曲し、外方
へ水平に折曲げ、さらに下向に折曲して断面 の取付部(b)を形成せしめ、その取付部の垂下片
(b1)の裏面に防水材(1)を固着せしめる。
上記のようにすれば、長尺トタン板(A)は、断面 型状に成形され、防水板(B)は、断面 型状に成形される。防水材(1)は、石綿糸にモルタ
ル、合成樹脂接着剤、糊料などのコーキン材を包被せし
めた周知の脱水芯片、防水紙を積層せしめた防水紙層、
その他の防水材などからなる防水層である。
長尺トタン葺の屋根葺法の一例は、防水板(B)の取着
片(b)′を不図示の基板に釘着、鋲着などで取着し、
ついで長尺トタン板(A)の吊子部(a)′を防水板
(B)の取付部(b)裏側に配し、次にその取付部の垂
下片(b1)を上片(b2)の裏面に向って折込み、吊子部
(a)′の水平片(a′2)を垂下片(b1)の防水材
(1)と上片(b2)とで挾圧着せしめ、第2図示の如く
防水板(B)に長尺トタン板(A)を連結する。そし
て、同図示の如く隣の長尺トタン板(A)′の被接部
(a)を吊子部(a)′と取付部(b)との連結部に被
せ、ついで第3図示の如く被接部(a)の垂下片(a2
を、取付部(b)の折込まれた垂下片(b1)に向って折
込み、次いで、第4図示の如く一体となって被接部
(a)、吊子部(a)′、取付部(b)を下向に折曲げ
て工事を終了する。
上記のように構成し、屋根葺を施工すれば、防水材
(1)が3箇所で挾圧着されるをもって、雨漏れが防止
されるが、さらに、取着片(b)′が防水板(B)の全
幅にわたって連続形成されているをもって、万一、防水
材(1)による侵水防止が不完全になっても、雨水が簡
単には建物に侵水しない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は連結前における長尺トタン板と防水板との分解
縦断正面図、第2図〜第4図は屋根葺法の一例を示す説
明図、第5図は従来技術の一例を示す斜視図である。 図中 (A)……長尺トタン板、(B)……防水板 (a)……被接部、(b)……取付部 (a1)……被接部の水平片、(b)′……取着片 (a)′……吊子部、(b1)……垂下片 (a′1)……吊子部の起曲片、(b2)……上片 (a′2)……吊子部の水平片 (1)……防水材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺トタン板の一側端縁部を起曲し、外方
    へ水平に折曲し、更に下向に折曲げて断面 型状の被接部を設け、その被接部水平片の裏面に防水材
    を固着せしめ、他側端縁部を起曲し、内方へ水平に折曲
    して断面型状の吊子部を形成せしめ、その吊子部の起
    曲片の裏面に防水材を固着し、それら各部材と別の防水
    板を取着片を残して起曲し、外方へ水平に折曲し、更に
    下向に折曲して断面 型状の取付部を形成し、その取付部の垂下片の裏面に防
    水材を固着せしめ、防水板(B)の取付部における上片
    の裏側に長尺トタン板の吊子部における水平片を配して
    連結し、さらにその吊子部と取付部との連結部に隣の長
    尺トタン板の被接部を被せて連結するように構成した立
    平式長尺トタン板。
JP1986019746U 1986-02-13 1986-02-13 立平式長尺トタン板 Expired - Lifetime JPH0752269Y2 (ja)

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JPS62131518U JPS62131518U (ja) 1987-08-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5741295U (ja) * 1980-08-20 1982-03-05
JPS58168753A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 有限会社西村板金工業所 屋根の葺きあげ工事法

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JPS62131518U (ja) 1987-08-19

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