JPH0413320Y2 - - Google Patents

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JPH0413320Y2
JPH0413320Y2 JP9299288U JP9299288U JPH0413320Y2 JP H0413320 Y2 JPH0413320 Y2 JP H0413320Y2 JP 9299288 U JP9299288 U JP 9299288U JP 9299288 U JP9299288 U JP 9299288U JP H0413320 Y2 JPH0413320 Y2 JP H0413320Y2
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JP
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rectangular
plate
fold line
horizontal
bent piece
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JP9299288U
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JPH0218050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本考案は建築物における外壁の出隅・入隅部に
使用する出・入隅兼用成形板に関するものであ
る。 【従来技術】 従来の出・入隅板は第5図乃至第8図示のよう
に、あらかじめ出隅部材、入隅部材としれぞれ所
定形状に折曲形成され、かつ出隅部材の場合は
上部の垂直状止着板部20に折返し片部21を有
する略横長方形状の切欠部22を形成するととも
に上部水平状覆い面部23に略三角形状切欠部2
4を、また下部水平状覆い面部25および下部垂
直板部26に略方形状の切欠部27を形成し、第
6図示のように折曲して出隅部材を形成するも
のであり、また入隅部材の場合は、上部水平状
覆い面部28に略三角形状切欠部29を形成する
とともに中央垂直面部30および下部水平状覆い
面部31にそれぞれ横方向に切込み32,33を
入れて折返し片部34を形成し、さらに下部垂直
覆い面部35に略方形状切欠部36を形成し、第
8図示のように折曲して入隅部材を形成してい
たものである。 【考案が解決しようとする問題点】 ところが、上記従来技術の場合は、出隅用と入
隅用の2部材が必要となるため、部材点数が多く
なり、不経済であるばかりでなく、構造的にも切
欠部あるいは折返し片部の形成が複雑で加工が面
倒であり、現場では簡単に成形して用いることが
できない等の問題点があった。 本考案は上記問題点を解決し、一枚の成形板
で、出隅・入隅の両部材を兼用できるとともに切
欠部および折曲片部の構造が簡単で成形加工が容
易であるから、これを現場において簡単に成形し
て用いることができるきわめて取扱いおよび施
工・作業性の良い便利な出・入隅兼用成形板を提
供することを目的とするものである。 【問題点を解決するための手段】 本考案は上記目的を達成するため、全体が略方
形状をなす板体と、上方から下方にかけて横方向
に略三等分に、かつ縦中央から左右対称に二等分
に折曲可能に形成するとともに、前記縦中央折線
を中心として下部垂直板部成形部に、左右対称の
略同形からなる方形状切欠部と方形状折曲片部を
各設け、さらに前記方形状折曲片部の上部に位置
する水平状板部成形部に、縦中央折線に沿う縦切
込みと横方向折線に沿う横切込みを各設けて略二
等辺三角形状の折曲片部を設けたことを特徴とす
るものである。 【実施例】 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
1は全体が略方形状(正方形、矩形を含む)をな
す板体であつて、例えばアルミ板、亜鉛板その他
適宜の折曲可能な金属、プラスチツク板等からな
るものである。 また前記板体は上方から下方にかけて横方向
に略三等分に、即ち上部垂直状板部成形部2、水
平状板部成形部3、下部垂直板部成形部4に成形
可能に、また縦中央から左右対称に二等分に折曲
成形可能に形成されている。5,6は前記板体
の縦中央折線7を中心として前記下部垂直板部成
形部4に、左右対称に設けられた略同形からなる
方形状切欠部と方形状折曲片部である。8は前記
方形状折曲片部6の上部の水平状板部成形部3に
縦中央折線7に沿つて設けられた縦切込み、9は
同横方向折線10に沿つて設けられた横切込み、
11は斜状折線、12は前記斜状折線11および
前記縦切込み8、横切込み9によつて形成される
略二等辺三角形状の折曲片部である。13は前記
方形状折曲片部6の折線である。14,15は前
記上、下部垂直板部成形部2,4の各上下縁に形
成された折返し片部であつて、折線16,17か
ら板体の裏面側へ折返されるものであるが、必
ずしも必要とするものではない。18は切込みで
ある。なお上記各折線7,10,11,13,1
6,17は板体に線引き等によつて表示しても
よく、また表示しなくても良いものである。 次に作用について説明する。板体を入隅に成
形する場合は、第1図示の状態から第2図示のよ
うに上、下部垂直板部成形部2,4を略垂直状に
折曲するとともに略二等辺三角形状の折曲片部1
2を前記板体の裏面側へ折曲げた状態で縦中央
折線7から前記板体を内方(手前側)に折曲
げ、下部垂直板部成形部4の方形状折曲片部6を
前記方形状切欠部5側の下部垂直板部成形部4の
裏面に添接することにより入隅が成形されるもの
である。 また板体に出隅に成形する場合は、第3図示
のように板体を逆さにした状態、即ち下部垂直
板部成形部4が上方に位置する状態で、前記下部
垂直板部成形部4の方形状折曲片部6を方形状切
欠部5側の下部垂直板部成形部4の裏面に添着
(この場合前記略二等辺三角形状の折曲片部12
は入隅の場合と同様に前記板体の表面側へ折曲
げた状態となつている)することにより容易に出
隅を成形することができる。 【効果】 以上説明したように本考案によれば、全体が略
方形状をなす板体と、上方から下方にかけて横方
向に略三等分に、かつ縦中央から左右対称に二等
分に折曲可能に形成するとともに、前記縦中央折
線を中心として下部垂直板部成形部に、左右対称
の略同形からなる方形状切欠部と方形状折曲片部
を各設け、さらに前記方形状折曲片部の上部に位
置する水平状板部成形部に、縦中央折線に沿う縦
切込みと横方向折線に沿う横切込みを各設けて略
二等辺三角形状の折曲片部を設けたものであるか
ら、従来は出・入隅の2部材を必要としたものを
一枚の成形板で兼用することができ、甚だ経済的
なるものであるとともに板自体の構造がきわめて
簡単であるから、成形加工が容易であり、これを
現場において簡単に成形して施工を迅速に行い得
るばかりでなく、保管、運搬に際しては平板状態
で行うことができるので場所をとらず、甚だ便な
るものである等、種々の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の展開正面図、第2図は入隅
部材に成形した状態の斜視図、第3図は出隅部材
に成形した状態の斜視図、第4図は他の実施例の
展開正面図、第5〜6図は従来の出隅部材の各斜
視図、第7〜8図は従来の入隅部材の各斜視図で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体が略方形状をなす板体と、上方から下方に
    かけて横方向に略三等分に、かつ縦中央から左右
    対称に二等分に折曲可能に形成するとともに、前
    記縦中央折線を中心として下部垂直板部成形部
    に、左右対称の略同形からなる方形状切欠部と方
    形状折曲片部を各設け、さらに前記方形状折曲片
    部の上部に位置する水平状板部成形部に、縦中央
    折線に沿う縦切込みと横方向折線に沿う横切込み
    を各設けて略二等辺三角形状の折曲片部を設けた
    ことを特徴とする出・入隅兼用成形板。
JP9299288U 1988-07-15 1988-07-15 Expired JPH0413320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9299288U JPH0413320Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

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JP9299288U JPH0413320Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0218050U JPH0218050U (ja) 1990-02-06
JPH0413320Y2 true JPH0413320Y2 (ja) 1992-03-27

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ID=31317441

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JP9299288U Expired JPH0413320Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15

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JPH0218050U (ja) 1990-02-06

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