JP2516344B2 - 脱穀選別装置 - Google Patents
脱穀選別装置Info
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- JP2516344B2 JP2516344B2 JP61279188A JP27918886A JP2516344B2 JP 2516344 B2 JP2516344 B2 JP 2516344B2 JP 61279188 A JP61279188 A JP 61279188A JP 27918886 A JP27918886 A JP 27918886A JP 2516344 B2 JP2516344 B2 JP 2516344B2
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Links
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- 239000010902 straw Substances 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 241000270722 Crocodylidae Species 0.000 description 2
- LNNWVNGFPYWNQE-GMIGKAJZSA-N desomorphine Chemical compound C1C2=CC=C(O)C3=C2[C@]24CCN(C)[C@H]1[C@@H]2CCC[C@@H]4O3 LNNWVNGFPYWNQE-GMIGKAJZSA-N 0.000 description 2
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 2
- 241000270728 Alligator Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、扱室の下方に扱胴軸方向に揺動する揺動選
別体を設けて構成する全稈投入型の脱穀選別装置に関す
るものである。
別体を設けて構成する全稈投入型の脱穀選別装置に関す
るものである。
（ロ）従来の技術 このように構成するところの従来の脱穀選別装置で
は、出願人において共願済の実願昭61−7615号（実開昭
62−119743号）のように、扱室から漏下する漏下物は直
ちに下方の揺動選別体に落下して揺動選別され風選作用
の併用によって前記漏下物を選別する構成になってい
る。
は、出願人において共願済の実願昭61−7615号（実開昭
62−119743号）のように、扱室から漏下する漏下物は直
ちに下方の揺動選別体に落下して揺動選別され風選作用
の併用によって前記漏下物を選別する構成になってい
る。
それ故に、とくに扱室の終端がわ近くからの漏下物中
の穀粒は藁屑等の塵埃と共に機外に排出されやすく３番
ロスが発生する欠点がある。
の穀粒は藁屑等の塵埃と共に機外に排出されやすく３番
ロスが発生する欠点がある。
（ハ）発明が解決しようとする課題 上述のように、従来のものでは穀粒が塵埃と共に機外
に排出されて３番ロスが発生するから、本発明はこの従
来の欠点を解消しながら選別精度を向上させ、併せて２
番物の揺動選別体への還元を効果的にしてより一層選別
性能のよいものにしながら、且つ脱穀選別装置自体の全
高が高くならないものを提供するを目的として創案され
たものである。
に排出されて３番ロスが発生するから、本発明はこの従
来の欠点を解消しながら選別精度を向上させ、併せて２
番物の揺動選別体への還元を効果的にしてより一層選別
性能のよいものにしながら、且つ脱穀選別装置自体の全
高が高くならないものを提供するを目的として創案され
たものである。
（ニ）課題を解決するための手段 そこで、本発明は、扱室の下方に扱胴軸方向に揺動す
る揺動選別体を設けて構成する全稈投入型の脱穀選別装
置であって、前記扱室と揺動選別体との間に扱室からの
漏下物を該室の始端がわに向けて戻す移送体を装架し、
２番物取出樋内の２番物を揚穀筒により前記移送体の始
端部上に返す構成のものにして、前項（ハ）に記載する
目的を達成せんとするにある。
る揺動選別体を設けて構成する全稈投入型の脱穀選別装
置であって、前記扱室と揺動選別体との間に扱室からの
漏下物を該室の始端がわに向けて戻す移送体を装架し、
２番物取出樋内の２番物を揚穀筒により前記移送体の始
端部上に返す構成のものにして、前項（ハ）に記載する
目的を達成せんとするにある。
（ホ）作用 前項（ニ）に記載する構成にすれば、扱室から漏下す
るものは移送体で受け止められて扱室の始端がわに向け
て戻され揺動選別体の始端がわに供給される。そして、
この供給された漏下物は揺動選別体の扱胴軸方向の揺動
によって幅方向に拡がりながら終端がわに送られる間に
順次選別されたのち藁屑等の塵埃は終端部から機外に排
出されるようになる。また、２番物取出樋内に回収され
た２番物は揚穀筒により揚上されて移送体の始端部上か
ら揺動選別体の始端がわへと２段階に返されるようにな
り、投出する２番物の乱反射が和らげられ飛散せずに拡
散状態となって揺動選別体の始端がわに返されて再選別
されるのである。
るものは移送体で受け止められて扱室の始端がわに向け
て戻され揺動選別体の始端がわに供給される。そして、
この供給された漏下物は揺動選別体の扱胴軸方向の揺動
によって幅方向に拡がりながら終端がわに送られる間に
順次選別されたのち藁屑等の塵埃は終端部から機外に排
出されるようになる。また、２番物取出樋内に回収され
た２番物は揚穀筒により揚上されて移送体の始端部上か
ら揺動選別体の始端がわへと２段階に返されるようにな
り、投出する２番物の乱反射が和らげられ飛散せずに拡
散状態となって揺動選別体の始端がわに返されて再選別
されるのである。
（ヘ）実施例 以下、本発明による脱穀選別装置について実施例図を
参照して述べる。この例図に示す脱穀選別装置は全稈投
入型のもので、クローラにより支持される機台上に搭載
され、前方に刈取部を備えてコンバインを構成している
ものであるから、その全体の概略から記載することにす
る。
参照して述べる。この例図に示す脱穀選別装置は全稈投
入型のもので、クローラにより支持される機台上に搭載
され、前方に刈取部を備えてコンバインを構成している
ものであるから、その全体の概略から記載することにす
る。
すなわち、立毛状態の穀稈は掻込リール（１）で掻込
まれて刈刃（２）で刈取られ、この刈取られた穀稈は掻
込オーガ（３）からフィーダーハウス（４）内をチエン
コンベア（５）で扱室（６）の始端部に運ばれ、スクリ
ュー翼（7a）を周面に巻装したスクリュー型の扱胴
（７）で終端がわに向けて送られながら脱穀作用を受
け、この脱穀作用によって脱粒された穀粒と藁屑類は受
網（８）の始端がわから終端がわの全体から漏下し、漏
下しない長藁は終端部の排塵ファン（９）で機外に排出
されるようになっている。
まれて刈刃（２）で刈取られ、この刈取られた穀稈は掻
込オーガ（３）からフィーダーハウス（４）内をチエン
コンベア（５）で扱室（６）の始端部に運ばれ、スクリ
ュー翼（7a）を周面に巻装したスクリュー型の扱胴
（７）で終端がわに向けて送られながら脱穀作用を受
け、この脱穀作用によって脱粒された穀粒と藁屑類は受
網（８）の始端がわから終端がわの全体から漏下し、漏
下しない長藁は終端部の排塵ファン（９）で機外に排出
されるようになっている。
また、扱室（６）の下方に装架する揺動選別体（10）
は扱胴（７）軸方向に揺動運動が附与され始端がわから
終端がわにかけてフィードパン（11）とチャフシーブ
（12）と篩線（13）およびストローラック（14）を順次
架設するとともに、チャフシーブ（12）の下方にグレン
シーブ（15）を設けて一体に構成されている。
は扱胴（７）軸方向に揺動運動が附与され始端がわから
終端がわにかけてフィードパン（11）とチャフシーブ
（12）と篩線（13）およびストローラック（14）を順次
架設するとともに、チャフシーブ（12）の下方にグレン
シーブ（15）を設けて一体に構成されている。
（16）はフィードパン（11）の下側に設けた送風ファ
ンで、揺動選別体（10）にそって選別風路（17）を構成
し、グレンシーブ（15）とストローラック（14）の始端
部の下方にそれぞれ１番物取出樋（18）と２番物取出樋
（19）が横設されている。
ンで、揺動選別体（10）にそって選別風路（17）を構成
し、グレンシーブ（15）とストローラック（14）の始端
部の下方にそれぞれ１番物取出樋（18）と２番物取出樋
（19）が横設されている。
次に、（20）は前記扱室（６）と揺動選別体（10）と
の間で機体幅一杯に装架したベルトコンベヤのような移
送体で、フィードパン（11）上方とストローラック（1
4）終端部上方に回動可能に横架されるローラ（21）と
（22）に掛け廻されて上がわの移送作用面（20a）を矢
印（イ）の如く扱室（６）の始端がわに向けて回動する
ように構成してある。
の間で機体幅一杯に装架したベルトコンベヤのような移
送体で、フィードパン（11）上方とストローラック（1
4）終端部上方に回動可能に横架されるローラ（21）と
（22）に掛け廻されて上がわの移送作用面（20a）を矢
印（イ）の如く扱室（６）の始端がわに向けて回動する
ように構成してある。
なお、（23）はフィードパン（11）と移送体（20）と
の間に向けて吹送する横断流ファン、（24）は上端開口
部を移送体（20）の始端部上にのぞませて前記２番物取
出樋（19）内の２番物を移送体（20）の始端部上に揚上
する揚穀筒であり、（25）と（26）はコンバインの操縦
パネルと運転シートを示してある。
の間に向けて吹送する横断流ファン、（24）は上端開口
部を移送体（20）の始端部上にのぞませて前記２番物取
出樋（19）内の２番物を移送体（20）の始端部上に揚上
する揚穀筒であり、（25）と（26）はコンバインの操縦
パネルと運転シートを示してある。
そこで、前述の受網（８）から漏下する穀粒と藁屑類
は、移送体（20）の移送作用面（20a）によって始端が
わに向けて戻されフィードパン（11）上に落下し扱胴
（７）軸方向の揺動によって幅方向に拡がり、この拡が
った漏下物がその終端がわへの送り作用と送風ファン
（16）による選別風でもって順次選別され、１番物は１
番物取出樋（18）内に集合し図示していない揚穀装置に
よって穀物タンクに貯留され、２番物取出樋（19）に回
収された２番物は揚穀筒（24）によって移送体（20）の
始端部上からフィードパン（11）上に２段階に返される
ようになり、２番物の乱反射が和らげられ飛散せずに拡
散状態となってフィードパン（11）上に返されて再選別
され、藁屑等の塵埃はストローラック（14）の終端部か
ら機外に排出されるのである。そして、この場合、横断
流ファン（23）から吹出する風によって揺動選別体（1
0）上に浮上する塵埃は終端がわへとその送り作用が助
長されるのである。
は、移送体（20）の移送作用面（20a）によって始端が
わに向けて戻されフィードパン（11）上に落下し扱胴
（７）軸方向の揺動によって幅方向に拡がり、この拡が
った漏下物がその終端がわへの送り作用と送風ファン
（16）による選別風でもって順次選別され、１番物は１
番物取出樋（18）内に集合し図示していない揚穀装置に
よって穀物タンクに貯留され、２番物取出樋（19）に回
収された２番物は揚穀筒（24）によって移送体（20）の
始端部上からフィードパン（11）上に２段階に返される
ようになり、２番物の乱反射が和らげられ飛散せずに拡
散状態となってフィードパン（11）上に返されて再選別
され、藁屑等の塵埃はストローラック（14）の終端部か
ら機外に排出されるのである。そして、この場合、横断
流ファン（23）から吹出する風によって揺動選別体（1
0）上に浮上する塵埃は終端がわへとその送り作用が助
長されるのである。
（ト）発明の効果 本発明は、以上述べた如く、扱室の下方に扱胴軸方向
に揺動する揺動選別体を設けて構成する全稈投入型の脱
穀選別装置であって、前記扱室と揺動選別体との間に扱
室からの漏下物を該室の始端がわに向けて戻す移送体を
装架し、２番物取出樋内の２番物を揚穀筒により前記移
送体の始端部上に返す構成のものにしたのであるから、
扱室から漏下する漏下物は移送体によって揺動選別体の
始端がわに供給され、この供給された漏下物は幅方向に
拡がりながら終端がわに送られる間に順次選別されてい
くようになって、その選別行程が長くなり充分に選別さ
れるから揺動選別体の終端部から穀粒が藁屑等の塵埃と
共に機外に排出されず３番ロスがなくなり、また、前記
の漏下物が揺動選別体の始端がわに戻され幅方向に拡が
って選別されていくから選別精度を向上させることがで
き、併せて２番物取出樋内に回収された２番物は揚穀筒
により揚上されて移送体の始端部上から揺動選別体の始
端がわへと２段階に返されるようになって、投出する２
番物の乱反射が和らげられ飛散せずに拡散状態となり、
２番物の還元を効果的にしてより一層選別性能がよくな
る。しかも、扱室と揺動選別体の間を利用して漏下物を
始端がわに戻すようにしたのであるから、脱穀選別装置
の全高が高くなって大形化しない等の特長を有する。
に揺動する揺動選別体を設けて構成する全稈投入型の脱
穀選別装置であって、前記扱室と揺動選別体との間に扱
室からの漏下物を該室の始端がわに向けて戻す移送体を
装架し、２番物取出樋内の２番物を揚穀筒により前記移
送体の始端部上に返す構成のものにしたのであるから、
扱室から漏下する漏下物は移送体によって揺動選別体の
始端がわに供給され、この供給された漏下物は幅方向に
拡がりながら終端がわに送られる間に順次選別されてい
くようになって、その選別行程が長くなり充分に選別さ
れるから揺動選別体の終端部から穀粒が藁屑等の塵埃と
共に機外に排出されず３番ロスがなくなり、また、前記
の漏下物が揺動選別体の始端がわに戻され幅方向に拡が
って選別されていくから選別精度を向上させることがで
き、併せて２番物取出樋内に回収された２番物は揚穀筒
により揚上されて移送体の始端部上から揺動選別体の始
端がわへと２段階に返されるようになって、投出する２
番物の乱反射が和らげられ飛散せずに拡散状態となり、
２番物の還元を効果的にしてより一層選別性能がよくな
る。しかも、扱室と揺動選別体の間を利用して漏下物を
始端がわに戻すようにしたのであるから、脱穀選別装置
の全高が高くなって大形化しない等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】 図面は、本発明装置の実施例図を示したもので、第１図
はその要部の縦断側面図、第２図はコンバイン全体の平
面図である。 ６……扱室、７……扱胴、10……揺動選別体 20……移送体、19……２番物取出樋、24……揚穀筒
はその要部の縦断側面図、第２図はコンバイン全体の平
面図である。 ６……扱室、７……扱胴、10……揺動選別体 20……移送体、19……２番物取出樋、24……揚穀筒
Claims (1)
- 【請求項１】扱室（６）の下方に扱胴（７）軸方向に揺
動する揺動選別体（10）を設けて構成する全稈投入型の
脱穀選別装置であって、前記扱室（６）と揺動選別体
（10）との間に扱室（６）からの漏下物を該室（６）の
始端がわに向けて戻す移送体（20）を装架し、２番物取
出樋（19）内の２番物を揚穀筒（24）により前記移送体
（20）の始端部上に返す構成にしたことを特徴とする脱
穀選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61279188A JP2516344B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 脱穀選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61279188A JP2516344B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 脱穀選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63133919A JPS63133919A (ja) | 1988-06-06 |
| JP2516344B2 true JP2516344B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=17607664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61279188A Expired - Lifetime JP2516344B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 脱穀選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516344B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0620364Y2 (ja) * | 1988-08-29 | 1994-06-01 | セイレイ工業株式会社 | 脱穀機における扱卸物選別装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54152059U (ja) * | 1978-04-13 | 1979-10-23 | ||
| JPS6160639U (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-24 | ||
| JPH0425943Y2 (ja) * | 1985-08-19 | 1992-06-23 |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP61279188A patent/JP2516344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63133919A (ja) | 1988-06-06 |
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