JP2515981Y2 - 荷台の鎖錠装置 - Google Patents

荷台の鎖錠装置

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JP2515981Y2
JP2515981Y2 JP12176590U JP12176590U JP2515981Y2 JP 2515981 Y2 JP2515981 Y2 JP 2515981Y2 JP 12176590 U JP12176590 U JP 12176590U JP 12176590 U JP12176590 U JP 12176590U JP 2515981 Y2 JP2515981 Y2 JP 2515981Y2
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locking
lever
key
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frame
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JP12176590U
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直幸 稲富
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は荷台の鎖錠装置、特にスキーキャリア等の自
動車用荷台の鎖錠装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来のスキーキャリアの鎖錠装置を示し、1
はスキーキャリアのフレーム、2はこのフレーム1の上
部に載置したスキーをその上方より抑えるためその一端
を枢支部3によって上記フレーム1に回動自在に枢支し
たアーム、4はこのアーム2の下面に張設したスキー板
抑え用の弾性体バンド、5は上記アーム2の他端に固定
した上記フレーム1を貫通して垂下しその先端に鈎状係
止部6を有する係止板、7はその一端7aに上記鈎状係止
部6に係合する鈎状係止部8を有し、他端7bに上記フレ
ーム1より突出する押しボタン部9を有し、中央部を枢
支部10によって上記フレーム1に回動自在に枢支したL
字状のレバー、11はこのレバー7をその鈎状係止部8が
上記アーム2に固定した係止板5の鈎状係止部6に係合
する方向に常時抑制するばね、12は上記フレーム1に固
定したキーシリンダー、13はこのキーシリンダー12をキ
ー操作した場合に回動されて上記レバー7の係止部8の
鈎部背面に接してその移動を抑制する鎖錠位置と、上記
移動を抑制しない解錠位置間に偏位されるキープレー
ト、14は上記キーシリンダー12のキー操作のため上記ア
ーム2に設けた開口である。
このような従来のスキーキャリアの鎖錠装置において
はアーム2を枢支部3を中心に回動してフレーム1に対
して閉めれば、アーム2に固定した係止板5の係止部6
がフレーム1に枢支したレバー7の係止部8に互いにそ
の鈎部斜面が摺動しながら交叉して係合しアーム2がフ
レーム1に保持された状態となる。
この状態で押ボタン部9を押せばレバー7がばね11に
抗して反時計方向に回動し、上記係止部6,8の係合が解
除されるから、アーム2はフレーム1から開き得る状態
となる。
然しながらアーム2を閉じた状態でキーシリンダー12
をキー操作して鎖錠すればキープレート13がレバー7の
係止部8の鈎部背面に接する位置となり、押ボタン部9
を押してレバー7を回動しようとしてもレバー7の回動
が上記キープレート13によって阻止され鎖錠状態が維持
される。
第4図,第5図は従来の他のスキーキャリアの鎖錠装
置を示し、この例では上記の例と異なりレバー7をL字
状ではなく直線状とし、且つその他端7bに押ボタン部を
設けず、常時はばね11によってレバー7が時計方向に回
動してアーム2に固定した係止板5の係止部6と係合さ
れるようにしている。
又キープレート13は常時ばね15によって抑制し、キー
シリンダー12をキー操作しない場合にはキープレート13
は上記レバー7の他端7bに接しない鎖錠位置にあるが、
キー操作した場合には上記レバー7の他端7bに接してレ
バー7をばね11に抗して反時計方向に回動し、その結果
上記両係止部6,8の係合が外れ解錠状態となるようにし
ている。
この例ではキー操作を行わないか、又はキーをキーシ
リンダー12より抜き取ればキープレート13がばね15の作
用により上記レバー7を回動できない鎖錠位置に自動的
に復帰される。
従ってアーム2を閉めれば係止板5の係止部6がレバ
ー7の係止部8に係合した後は上記レバー7が常時ばね
11によって上記係合を維持する方向に抑制されているの
で自動的に鎖錠状態となり、キーシリンダー12をキー操
作してキープレート13によりレバー7をばね11に抗して
反時計方向に回動することによってのみ解錠されるよう
になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながらこのようなスキーキャリアは一般に第6図
に示すように車の屋根上の例えば4個所に配置され、こ
の場合には鎖錠部分が4個所となり、第3図に示す例の
スキーキャリアにスキーを搭載し鎖錠する場合にはこの
4個所のキーシリンダーを総て解錠してアームを開いた
状態でスキーを搭載し、次いでアームを閉じた状態で4
個所のキーシリンダー12を総て鎖錠する必要があり、通
常はこのような場合1個のキーを各キーシリンダーに共
用しており、キーの抜き差しの回数が多くなり極めて面
倒であった。
又第4図,第5図に示す例のスキーキャリアではアー
ムを閉じる際はキー操作することなくこれを自動的に鎖
錠できる利点はある。しかしその反面、スキーを搭載し
ておらず従って鎖錠の必要がないときでもアームが鎖錠
されてしまい、アームを開けるためキー操作が必要とな
るという不都合がある。
本考案は上記の欠点を除くようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の荷台の鎖錠装置はフレームと、このフレーム
に一端を回動自在に枢支したアームとを有し、両者間に
物品を挾持固定できるようにした荷台のための鎖錠装置
であって、上記アームの他端に固定した係止部材と、こ
の係止部材の先端部に形成した係止部と、この係止部に
係合する係止部をその一端に有し、上記フレームに回動
自在に枢支されたレバーと、このレバーを常時上記両係
止部が係合される方向に抑制するばねと、一端に押しボ
タン部を形成し、他端に上記レバーの他端に摺動係合す
る部分を有し、摺動によって上記レバーを上記両係止部
の係合が釈放される方向に抑制する摺動部材と、この摺
動部材に突設したストップ部材と、上記フレームに固定
したキーシリンダーと、このキーシリンダーのキー操作
により上記摺動部材のストップ部材に係合する鎖錠位置
とストップ部材から離間する解錠位置間で移動されるキ
ープレートとより成ることを特徴とする。
〔作用〕
本考案の荷台の鎖錠装置においてはキーシリンダーを
キー操作して解錠した状態では摺動杆の押ボタン部を押
すことによってアームの係止板とフレームのレバーとの
係合が解除され、又キー操作して鎖錠した状態において
も開いたアームを閉じることができ、この閉じた状態で
アームは自動的に鎖錠された状態となる。
〔実施例〕
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
本考案においては第1図に示すようにフレーム1外に
突出した外端部分に押ボタン部9を有し、フレーム1内
の内端部分に長孔16を形成した摺動杆17を設け、この長
孔16内にレバー7の他端7bを摺動自在に係合せしめると
共に、上記摺動杆17にストップ板18を突設し、キー操作
によりキーシリンダー12のキープレート13が上記ストッ
プ板18に突き当って摺動杆17の移動を阻止する鎖錠位置
と、ストップ板18に係合しない解錠位置に移動されるよ
うにする。
本考案の荷台の鎖錠装置は上記のような構成であるか
らキーシリンダー12をキー操作によって鎖錠位置とすれ
ば、第1図に示すようにストップ板18にキープレート13
が対接され押ボタン部9を押しても摺動杆17は押され
ず、従ってレバー7を反時計方向に回動して係止板5の
係止部6とレバー7の係止部8との係合を外すことはで
きない。
然しながらキー操作によってキープレート13を解錠位
置とすれば押ボタン部9を介して摺動杆17を移動できる
からこれによってレバー7をばね11に抗して反時計方向
に回動して解錠することができる。
又アーム2を開いた状態でキーシリンダーをキー操作
によって鎖錠位置とした後アーム2を閉じれば、アーム
2の係止板5の係止部6の斜面がレバー7の係止部8の
斜面に衝合してこれを押し、レバー7をばね11に抗して
反時計方向に回動しながら係止板5が挿入され、その後
ばね11の作用でレバー7が時計方向に回動して両係止部
6,8が係合され鎖錠状態となる。
尚上記レバー7が係止板5によって反時計方向に回動
される際にはレバー7の他端7bが摺動杆17の長孔16内を
摺動するのでその回動が阻止されることはない。
第2図(a)〜(d)は本考案の荷台の鎖錠装置にお
いて用いるレバー7と摺動杆17の係合部の一実施例を示
す。
この例ではレバー7を第2図(a)に示すように逆U
字状の板状体とし、その他端7bに鈎部突起7cを形成した
ものとし、第2図(b)に示すように上記鈎部突起7c相
互間を挟めた状態とし、第2図(c)に示すように枢支
部10をフレーム1の枢支部1a内に嵌合せしめる。
又対応する摺動杆17の内端部分は第2図(c)に示す
ように上方を開いたチャンネル状とし、その両側壁17a
に長孔16が形成され、その底壁には上記長孔16を塞ぐ位
置迄上方に矩形状に突出する部分17bを形成し、第2図
(d)に示すようにレバー7の鈎部突起7cを上記摺動杆
17の長孔16内に挿入したとき、摺動杆17の両側壁17aと
突出底壁部分17bによって上記鈎部突起7cが挾持され、
みだりに外れないようにする。
〔考案の効果〕
上記のように本考案の荷台の鎖錠装置によればスキー
搭載のためキー操作によってキーシリンダー12を解錠し
アーム2を開き、アーム2を開いたままキー操作してキ
ーシリンダーを鎖錠した場合でも、再びキー操作によっ
て解錠することなくアームを閉じることができ、又アー
ムを閉じれば自動的に鎖錠状態になるからキーシリンダ
ーの解錠、鎖錠操作を一度で済ますことができ、従って
キーをキーシリンダーから抜き取って他のキーシリンダ
ーのキー操作に使用した後再び前のキーシリンダーのキ
ー操作を行うという面倒な操作を回避できる大きな利益
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の荷台の鎖錠装置の要部の断面図、第2
図(a)〜(d)はそのレバーの説明図、第3図は従来
の荷台の鎖錠装置の要部の断面図、第4図は従来の他の
例の要部を示す断面図、第5図はそのレバー部分の底面
図、第6図はスキーキャリアの取付状態説明図である。 1……フレーム、2……アーム、3……枢支部、4……
弾性体バンド、5……係止板、6……鈎状係止部、7…
…レバー、8……鈎状係止部、9……押しボタン部、10
……枢支部、11……ばね、12……キーシリンダー、13…
…キープレート、14……開口、15……ばね。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、このフレームに一端を回動自
    在に枢支したアームとを有し、両者間に物品を挾持固定
    できるようにした荷台のための鎖錠装置であって、上記
    アームの他端に固定した係止部材と、この係止部材の先
    端部に形成した係止部と、この係止部に係合する係止部
    をその一端に有し、上記フレームに回動自在に枢支され
    たレバーと、このレバーを常時上記両係止部が係合され
    る方向に抑制するばねと、一端に押しボタン部を形成
    し、他端に上記レバーの他端に摺動係合する部分を有
    し、摺動によって上記レバーを上記両係止部の係合が釈
    放される方向に抑制する摺動部材と、この摺動部材に突
    設したストップ部材と、上記フレームに固定したキーシ
    リンダーと、このキーシリンダーのキー操作により上記
    摺動部材のストップ部材に係合する鎖錠位置とストップ
    部材から離間する解錠位置間で移動されるキープレート
    とより成ることを特徴とする荷台の鎖錠装置。
  2. 【請求項2】上記レバーの他端と摺動部材の他端間に形
    成される摺動係合部がレバーの他端と摺動部材の他端の
    何れか一方に形成した突起と、他方に形成した上記突起
    を嵌入する長孔とより成る請求項1記載の荷台の鎖錠装
    置。
  3. 【請求項3】上記突起が鈎状突起であり、上記長孔がチ
    ャンネル状部材の両側壁に形成され、その底壁には上記
    長孔を塞ぐ位置に突出する部分が形成されている請求項
    2記載の荷台の鎖錠装置。
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JPH0479169U JPH0479169U (ja) 1992-07-09
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