JP2515974Y2 - 折り立て収納式舞台 - Google Patents
折り立て収納式舞台Info
- Publication number
- JP2515974Y2 JP2515974Y2 JP9230990U JP9230990U JP2515974Y2 JP 2515974 Y2 JP2515974 Y2 JP 2515974Y2 JP 9230990 U JP9230990 U JP 9230990U JP 9230990 U JP9230990 U JP 9230990U JP 2515974 Y2 JP2515974 Y2 JP 2515974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- rod
- cylinder
- plate
- lifting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 本考案は、簡易な折り立て式の舞台に関するものであ
る。
る。
従来から、幼稚園や学校或いは各種ホール等において
舞台が設置されており、不使用時に場所をとらないよう
に折り立て収納できる舞台が好評である。 その折り立て収納式のものとしては、舞台板を二分し
た中央連結部における昇降脚材及び両端の設置脚材によ
って舞台板の水平状態を支持し、昇降脚材を上昇させて
舞台板を折り立てる構成のものが良好であり、モータ駆
動のワイヤー或いはシリンダ等の押し上げ装置で昇降脚
材を上昇させて舞台板を折り立てていたのである。
舞台が設置されており、不使用時に場所をとらないよう
に折り立て収納できる舞台が好評である。 その折り立て収納式のものとしては、舞台板を二分し
た中央連結部における昇降脚材及び両端の設置脚材によ
って舞台板の水平状態を支持し、昇降脚材を上昇させて
舞台板を折り立てる構成のものが良好であり、モータ駆
動のワイヤー或いはシリンダ等の押し上げ装置で昇降脚
材を上昇させて舞台板を折り立てていたのである。
しかしながら、押し上げ装置を用いた場合でも、重い
舞台板による負荷の大きな昇降脚材を持ち上げるための
初期昇動力を大きくする必要があって大きな押し上げ装
置の設備となる問題点があり、舞台板の折り立てが円滑
にできない欠点があった。 そこで本考案は、舞台板の折り立てに必要な昇降脚材
の初期昇動を、小さい力で簡単にできて押し上げ装置を
安価に設備できるものを提供するものである。
舞台板による負荷の大きな昇降脚材を持ち上げるための
初期昇動力を大きくする必要があって大きな押し上げ装
置の設備となる問題点があり、舞台板の折り立てが円滑
にできない欠点があった。 そこで本考案は、舞台板の折り立てに必要な昇降脚材
の初期昇動を、小さい力で簡単にできて押し上げ装置を
安価に設備できるものを提供するものである。
このため本考案は、設置脚材と中央連結部における昇
降脚材によって舞台板の水平状態を支持し、押し上げ装
置によって昇降脚材を上昇させて舞台板を折り立てるこ
とで収納できる舞台において、シリンダに封入した流体
圧によってロッドの停止位置を保持し、ロッドのシリン
ダ側への押圧収容によってロッドを伸長方向に反発付勢
できるステイ装置を備え、該ステイ装置のシリンダ又は
そのロッドの開放端を、舞台板を回動可能に連結した連
結材に固定すると共に、該シリンダ又はそのロッドの他
端を接地板に固定して昇降脚材と成し、該ステイ装置
を、舞台板の水平状態においてそのロッドをシリンダ側
に押圧収容した構成としている。
降脚材によって舞台板の水平状態を支持し、押し上げ装
置によって昇降脚材を上昇させて舞台板を折り立てるこ
とで収納できる舞台において、シリンダに封入した流体
圧によってロッドの停止位置を保持し、ロッドのシリン
ダ側への押圧収容によってロッドを伸長方向に反発付勢
できるステイ装置を備え、該ステイ装置のシリンダ又は
そのロッドの開放端を、舞台板を回動可能に連結した連
結材に固定すると共に、該シリンダ又はそのロッドの他
端を接地板に固定して昇降脚材と成し、該ステイ装置
を、舞台板の水平状態においてそのロッドをシリンダ側
に押圧収容した構成としている。
舞台板の折り立て状態では、ステイ装置のロッドが伸
長して無負荷状態であるが、舞台板が倒伏した水平状態
では昇降脚材が接地してステイ装置のロッドをシリンダ
側に押圧収容するのである。 これにより、水平状態においてステイ装置のロッドの
反発力によって昇降脚材を昇動方向(舞台板の折り立て
方向)に持ち上げようとする力が作用し、昇降脚材にか
かる重負荷を軽減乃至無負荷にできるのである。 このため、収納時には押し上げ装置による軽い力で昇
降脚材を持ち上げることにより円滑に舞台板を折り立て
収納できるのである。
長して無負荷状態であるが、舞台板が倒伏した水平状態
では昇降脚材が接地してステイ装置のロッドをシリンダ
側に押圧収容するのである。 これにより、水平状態においてステイ装置のロッドの
反発力によって昇降脚材を昇動方向(舞台板の折り立て
方向)に持ち上げようとする力が作用し、昇降脚材にか
かる重負荷を軽減乃至無負荷にできるのである。 このため、収納時には押し上げ装置による軽い力で昇
降脚材を持ち上げることにより円滑に舞台板を折り立て
収納できるのである。
以下、本考案の詳細を図示実施例で説明する。 第1図乃至第5図で示す本例において、A,Bは舞台を
二分した舞台板であり、夫々その裏部に固着した桁材1
の外側端部にキャスター付きの設置脚材3を連結すると
共に、桁材2の外側端部に設置脚材4を連結して舞台板
A,Bを回動可能としている。 また桁材1,2の夫々内側端部は昇降脚材Kの連結材5
に回動可能に連結して舞台板A,Bを折り立て可能として
いる。 そして本例において特徴ある構成は、シリンダに封入
した流体圧によってロッドの停止位置を保持し、ロッド
のシリンダ側への押圧収容によってロッドを伸長方向に
反発付勢できるステイ装置6を、連結材5と接地板7と
に介在して備えたことである。 即ち、シリンダ6bの底部を接地板7に固定し、そのロ
ッド6aの先端を連結材5の底部に固定して昇降脚材Kを
構成したもので、連結材5にはシリンダ6bのガイド筒6c
が固着してある。 なお、一方の設置脚材4側にウインチ装置Sを備える
と共に、他方の設置脚材3側の桁材1端部に一端を固定
したワイヤーWをガイド筒6cに備えたガイドローラ8の
下に係止介在させてウインチ装置Sのドラムに巻き取っ
ている。 このように構成した本例は、第5図の舞台板A,Bの折
り立て状態においては、ステイ装置6のロッド6aが伸長
状態となっているが、第1図のような倒伏水平状態では
接地板7の接地及び舞台板A,Bの重量によってロッド6a
がシリンダ6bに収容された状態となるのである(第2図
参照)。 このため、ステイ装置6のロッド6aの反発力により昇
降脚材Kが上方向に持ち上がろうとする付勢力が作用し
て重い舞台板による負荷を軽減乃至無負荷にできるので
ある。 収納時には、従来のように、ウインチ装置Sの巻き取
り作動によりワイヤーWを牽引することにより、第3図
のように、ワイヤーWがガイドローラ8を押し上げるこ
とで昇降脚材Kを持ち上げ、引き続くワイヤーWによる
牽引で設置脚材3を引き寄せて舞台板A,Bを第5図のよ
うに折り立てるのである。 本例では、この昇降脚材Kの上動の際、ロッド6aの反
発力による上動付勢のため、ワイヤーWによる軽い牽引
力でガイドローラ8が押し上げられようとすると同時に
ロッド6aの付勢力によって直ちに昇降脚材Kが持ち上げ
るのであり(第4図参照)、昇降脚材Kの初期昇動が小
さい力で簡単に作動するため円滑に舞台板A,Bを折り立
て収納できるのである。 本例は前記のように構成したが本考案においてはこれ
に限定されない。例えば、ステイ装置の構成は問わず、
ガススプリングや流動体スプリングでもよい。 また、ステイ装置の取付構成も限定されず、備える数
も舞台の大きさに応じて適宜である。多数の舞台板を連
続させた舞台にあっては、折り立てによって昇動する脚
材に備えればよい。 さらに、昇降脚材の押し上げ装置も任意であり、油圧
シリンダ等でもよい。 なお、舞台板や脚材の構成も適宜である。
二分した舞台板であり、夫々その裏部に固着した桁材1
の外側端部にキャスター付きの設置脚材3を連結すると
共に、桁材2の外側端部に設置脚材4を連結して舞台板
A,Bを回動可能としている。 また桁材1,2の夫々内側端部は昇降脚材Kの連結材5
に回動可能に連結して舞台板A,Bを折り立て可能として
いる。 そして本例において特徴ある構成は、シリンダに封入
した流体圧によってロッドの停止位置を保持し、ロッド
のシリンダ側への押圧収容によってロッドを伸長方向に
反発付勢できるステイ装置6を、連結材5と接地板7と
に介在して備えたことである。 即ち、シリンダ6bの底部を接地板7に固定し、そのロ
ッド6aの先端を連結材5の底部に固定して昇降脚材Kを
構成したもので、連結材5にはシリンダ6bのガイド筒6c
が固着してある。 なお、一方の設置脚材4側にウインチ装置Sを備える
と共に、他方の設置脚材3側の桁材1端部に一端を固定
したワイヤーWをガイド筒6cに備えたガイドローラ8の
下に係止介在させてウインチ装置Sのドラムに巻き取っ
ている。 このように構成した本例は、第5図の舞台板A,Bの折
り立て状態においては、ステイ装置6のロッド6aが伸長
状態となっているが、第1図のような倒伏水平状態では
接地板7の接地及び舞台板A,Bの重量によってロッド6a
がシリンダ6bに収容された状態となるのである(第2図
参照)。 このため、ステイ装置6のロッド6aの反発力により昇
降脚材Kが上方向に持ち上がろうとする付勢力が作用し
て重い舞台板による負荷を軽減乃至無負荷にできるので
ある。 収納時には、従来のように、ウインチ装置Sの巻き取
り作動によりワイヤーWを牽引することにより、第3図
のように、ワイヤーWがガイドローラ8を押し上げるこ
とで昇降脚材Kを持ち上げ、引き続くワイヤーWによる
牽引で設置脚材3を引き寄せて舞台板A,Bを第5図のよ
うに折り立てるのである。 本例では、この昇降脚材Kの上動の際、ロッド6aの反
発力による上動付勢のため、ワイヤーWによる軽い牽引
力でガイドローラ8が押し上げられようとすると同時に
ロッド6aの付勢力によって直ちに昇降脚材Kが持ち上げ
るのであり(第4図参照)、昇降脚材Kの初期昇動が小
さい力で簡単に作動するため円滑に舞台板A,Bを折り立
て収納できるのである。 本例は前記のように構成したが本考案においてはこれ
に限定されない。例えば、ステイ装置の構成は問わず、
ガススプリングや流動体スプリングでもよい。 また、ステイ装置の取付構成も限定されず、備える数
も舞台の大きさに応じて適宜である。多数の舞台板を連
続させた舞台にあっては、折り立てによって昇動する脚
材に備えればよい。 さらに、昇降脚材の押し上げ装置も任意であり、油圧
シリンダ等でもよい。 なお、舞台板や脚材の構成も適宜である。
本考案によると、舞台板の折り立てに必要な昇降脚材
の初期昇動を、小さい力で簡単にできることから押し上
げ装置を安価に設備できる効果が大きく、円滑に折り立
て収納できるのである。
の初期昇動を、小さい力で簡単にできることから押し上
げ装置を安価に設備できる効果が大きく、円滑に折り立
て収納できるのである。
第1図は本考案の一実施例を示す水平状態の斜視図、 第2図はその要部の一部切欠拡大側面図、 第3図はその昇降脚材を少し上昇させた状態の側面図、 第4図は昇降脚材の初期昇動状態の一部切欠拡大側面
図、 第5図は折り立て収納状態の側面図である。 A,B:舞台板、1,2:桁材、3,4:設置脚材、K:昇降脚材、5:
連結材、6:ステイ装置、6a:ロッド、6b:シリンダ、7:接
地板、8:ガイドローラ、S:ウインチ装置、W:ワイヤー。
図、 第5図は折り立て収納状態の側面図である。 A,B:舞台板、1,2:桁材、3,4:設置脚材、K:昇降脚材、5:
連結材、6:ステイ装置、6a:ロッド、6b:シリンダ、7:接
地板、8:ガイドローラ、S:ウインチ装置、W:ワイヤー。
Claims (1)
- 【請求項1】設置脚材と中央連結部における昇降脚材に
よって舞台板の水平状態を支持し、押し上げ装置によっ
て昇降脚材を上昇させて舞台板を折り立てることで収納
できる舞台において、シリンダに封入した流体圧によっ
てロッドの停止位置を保持し、ロッドのシリンダ側への
押圧収容によってロッドを伸長方向に反発付勢できるス
テイ装置を備え、該ステイ装置のシリンダ又はそのロッ
ドの開放端を、舞台板を回動可能に連結した連結材に固
定すると共に、該シリンダ又はそのロッドの他端を接地
板に固定して昇降脚材と成し、該ステイ装置を、舞台板
の水平状態においてそのロッドをシリンダ側に押圧収容
した状態としたことを特徴とする折り立て収納式舞台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230990U JP2515974Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 折り立て収納式舞台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230990U JP2515974Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 折り立て収納式舞台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451551U JPH0451551U (ja) | 1992-04-30 |
JP2515974Y2 true JP2515974Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31828650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230990U Expired - Lifetime JP2515974Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | 折り立て収納式舞台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515974Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018110679A (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | ニチブ株式会社 | 壁面収納舞台 |
JP2018114069A (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | ニチブ株式会社 | 折り畳み収納式舞台 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009050790A1 (ja) * | 2007-10-16 | 2009-04-23 | Fujitas Kogyo Co., Ltd. | 可動ステージ |
CN111236705B (zh) * | 2018-08-21 | 2021-03-09 | 威海水知乐户外用品股份有限公司 | 一种伸展式舞台的展开机构与展开方法 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP9230990U patent/JP2515974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018110679A (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | ニチブ株式会社 | 壁面収納舞台 |
JP2018114069A (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | ニチブ株式会社 | 折り畳み収納式舞台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451551U (ja) | 1992-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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