JPH04105707U - 自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置 - Google Patents

自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置

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JPH04105707U
JPH04105707U JP1433391U JP1433391U JPH04105707U JP H04105707 U JPH04105707 U JP H04105707U JP 1433391 U JP1433391 U JP 1433391U JP 1433391 U JP1433391 U JP 1433391U JP H04105707 U JPH04105707 U JP H04105707U
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JP
Japan
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antenna
telescoping
section
storage
attached
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Pending
Application number
JP1433391U
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English (en)
Inventor
眞琴 舩越
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 伸縮式アンテナの起倒装置に関し、特にアン
テナの伸縮が起倒操作と連動して行なえるようにした伸
縮式アンテナの起倒装置に関する。 [構成] アンテナ部1を収納可能な収納部2がその下
端部を固定具4に軸11で起倒可能に取り付けられるとと
もに、収納部2の内部にアンテナ部1を収納方向へ付勢
するコイルバネ3が装着され、アンテナ部1の下端部に
一端部を結着されたワイヤ7がウインチで引張られるこ
とにより、倒伏時にコイルバネ3の復元力で収納部2内
に収納されていたアンテナ部1の伸長と伸縮式アンテナ
10の起立とが同時に行なえるようにした点に特徴を有す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、伸縮式アンテナの起倒装置に関し、特にアンテナの伸縮が起倒操作 と連動して行なえるようにした伸縮式アンテナの起倒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、起倒機能をそなえたアンテナでは、アンテナの基部を地面上の固定具 上に枢着しておき、油圧装置等でアンテナの起倒を行なうように構成されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の場合、油圧装置や配管等が必要であり、起倒機能をもつア ンテナの設置には広い場所が必要となる。
【0004】 また、起倒装置設置の際の工事が大がかりなものとなり、費用がかさむ。
【0005】 さらに、倒した状態でのアンテナの占有面積も大きいなどの問題点がある。
【0006】 本考案は、アンテナを伸縮式とする一方、アンテナの起倒作動がウインチで行 なえるとともに、アンテナの起倒操作と連動してアンテナの伸縮が行なえるよう にして上記問題点の解決をはかろうとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置は、ア ンテナ部と同アンテナ部を抜き差し自在に収納可能な収納部と同収納部に装着さ れて上記アンテナ部を収納方向へ付勢するコイルバネとをそなえ、上記収納部が その下端部で地面上の固定具へ起倒可能に取り付けられるとともに、上記アンテ ナ部の下端部にワイヤの一端部が結着され、同ワイヤが上記収納部の上端部に取 り付けられた滑車を介してブレーキ機構付きウインチに捲回されていることを特 徴としている。
【0008】
【作用】
上述の本考案の自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置では、ウイ ンチでワイヤを捲回することにより、伸縮式アンテナを起立させると同時に、ア ンテナ部を収納部から引き出す作用が行なわれる。
【0009】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例としての自動伸縮機構をそなえた伸縮式ア ンテナの起倒装置について説明すると、図1は要部側断面図、図2は図1のA− A矢視断面図、図3乃至図5はいずれも起倒状態を説明するための模式側面図で ある。
【0010】 図1および図2において、伸縮式アンテナ10が筒体状の収納部2とこの収納部 2内に抜き差し自在に収納可能なアンテナ部1とをそなえるとともに、収納部2 の内部にアンテナ部1を収納方向へ常時付勢するコイルバネ3が装着されている 。 収納部2はその下端部を地面20上に固定された固定具4に軸11を介して起倒可 能に取り付けられている。符号5は伸縮式アンテナ10の起立時に収納部の背面に 当接可能な背部ストッパを示していて、固定具4に取り付けられている。
【0011】 収納部2の上端部に滑車6が取り付けられており、一端部をアンテナ部1の下 端部に結着されたワイヤ7が滑車6を介して地面20上に固定のウインチ(ブレー キ機構付き)8に捲回されている。なおワイヤ7はアンテナ10とウインチ8との 間に支柱付き滑車9で案内されるように構成されている。
【0012】 アンテナ部1に一対の突起1aが対向して突設されるとともに、両突起1aの案 内溝2aが収納部2の長手方向に形成されて、アンテナ部1の出没時にアンテナ 部1がスムーズに移動できるように構成されている。
【0013】 上述の構成において、ウインチ8のブレーキが解放状態のとき、伸縮式アンテ ナ10は自重で倒伏状態にある。このとき、アンテナ部1はコイルバネ3の復元力 で収納部2内に引き込まれて、図3に示した状態にある。
【0014】 この状態にある伸縮式アンテナ10を起立させるべく、ウインチ8を起動してワ イヤ7の巻き取りをはじめると、伸縮式アンテナ10はワイヤ7で引張られて徐々 に起きてくる。
【0015】 同時にアンテナ部1もワイヤ7で引張られて伸び始め、図4の中間状態を経て 、伸縮式アンテナ10が完全に起立した起立状態(図5の状態)に達する。このと きにはアンテナ部1も完全に伸長してアンテナとしての機能を奏しうる状態とな る。なおこの起立時に収納部2の背面が背部ストッパ5に当接して安定化がはか られる。
【0016】 起立状態(図5の状態)にある伸縮式アンテナ10の倒伏は、ウインチ8のブレ ーキ機構をゆるめることにより行なわれる。そして倒伏行程時にアンテナ部1が コイルバネ3の復元力で収納部2に収納されることは言うまでもない。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒 装置によれば、狭い場所にアンテナを設置することができるようになる。
【0018】 また、設置の際の工費も安くなるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての自動伸縮機構をそな
えた伸縮式アンテナの起倒装置の要部側断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】,
【図4】,
【図5】同起倒状態を説明するための模式側面図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ部 2 収納部 3 コイルバネ 4 固定具 5 背部ストッパ 6 滑車 7 ワイヤ 8 ウインチ 10 伸縮式アンテナ 20 地面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮式アンテナにおいて、アンテナ部と
    同アンテナ部を抜き差し自在に収納可能な収納部と同収
    納部に装着されて上記アンテナ部を収納方向へ付勢する
    コイルバネとをそなえ、上記収納部がその下端部で地面
    上の固定具へ起倒可能に取り付けられるとともに、上記
    アンテナ部の下端部にワイヤの一端部が結着され、同ワ
    イヤが上記収納部の上端部に取り付けられた滑車を介し
    てブレーキ機構付きウインチに捲回されていることを特
    徴とする、自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起
    倒装置。
JP1433391U 1991-02-20 1991-02-20 自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置 Pending JPH04105707U (ja)

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JP1433391U JPH04105707U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置

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JP1433391U JPH04105707U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置

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JPH04105707U true JPH04105707U (ja) 1992-09-11

Family

ID=31901888

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1433391U Pending JPH04105707U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 自動伸縮機構をそなえた伸縮式アンテナの起倒装置

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JP (1) JPH04105707U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100947A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Kawaguchi Giken Inc 掛止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100947A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Kawaguchi Giken Inc 掛止装置

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