JP2514739B2 - 入庫管理システム - Google Patents

入庫管理システム

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、部品等をストックする倉庫の入
庫管理に用いて好適な入庫管理システムに関する。
「従来の技術」 工場の生産ラインにおいては、稼働停止や稼働率の低
下を防止するために、生産に必要な部品を適宜効率良く
供給する必要がある。このため、生産計画に応じた必要
部品を一時ストックする倉庫が必要になる。このような
倉庫には、予め決められた生産計画に従って部品の入庫
が行われるため、入庫される部品がどのようなものであ
るかどうかを入庫時に確認する必要がある。
そこで、従来は入庫予定の部品の識別番号(以下部品
番号という)を登録しておき、さらに、入庫時において
その部品の部品番号をキーボード等から入力し、これと
登録された部品番号とを照合することによって入庫部品
を認識していた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、部品メーカーが製造した部品は、一般にト
ラック等の輸送手段によって倉庫まで運ばれ、トラック
運転手や助手によって入庫される。したがって、入庫時
における部品番号の入力は、部品については不慣れなト
ラック運転手等によってなされることになる。このた
め、部品番号の入力ミス及びキーボードミス、部品その
ものを良く知らないというミス等が比較的多く発生し、
番号照合が意味をなさず、入庫管理に支障を来すという
問題が発生した。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
入庫される物品を適確に認識することができ、且つ発注
した物品が確実に入庫される入庫管理システムを提供す
ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 請求項1に記載の発明にあっては、第1図に示すよう
に、発注する物品およびその個数を指示する伝票aを、
固有の伝票番号を付して発行する伝票発行手段bと、前
記伝票aの伝票番号、当該伝票aの発注に係る物品の物
品番号、および当該物品の個数を組にした発注データを
記憶する記憶手段cと、固有の容器番号が付された容器
dと発注先に設けられ、前記伝票aに対応する物品を収
納した前記容器dの容器番号、前記容器dに収納されて
いる物品の個数、および前記伝票aの伝票番号を組にし
た発送データを、可搬性のある1つの記憶媒体eに一度
に発送される容器の分だけ書き込む書込手段fと、倉庫
の搬入部に設けられ、前記1つの記憶媒体e内の発送デ
ータを読み取る媒体データ読取手段gと、倉庫に搬入さ
れる容器の容器番号を読み取る容器番号読取手段hと、
前記媒体データ読取手段gが読み取った発送データ中の
伝票番号に基づいて、前記発注データと該発注データと
を予め対応させ、発注先が発送した物品と容器の関係お
よび容器の収納個数を予め一度に認識し、前記容器番号
読取手段hが読み取った容器番号から現在入庫された容
器を認識する認識手段iとを具備することを特徴とす
る。
また、請求項2に記載の発明にあっては、前記伝票発
行手段bは伝票番号をバーコードで印字し、前記容器d
は容器番号がバーコードで付され、前記書込手段fはバ
ーコードスキャナにより容器番号および伝票番号を読み
取り、前記記憶媒体eはメモリカードであり、前記媒体
データ読取手段gはメモリカードリーダであり、前記容
器番号読取手段hはバーコードリーダであることを特徴
としている。
「作用」 伝票aには伝票発行手段bによって固有の伝票番号が
付され、また、前記伝票aの伝票番号、当該伝票aの発
注に係る物品の物品番号、および当該物品の個数を組に
した発注データが記憶手段cに記憶される。一方、発注
先においては、前記伝票aに対応する物品を収納した前
記容器dの容器番号、前記容器dに収納されている物品
の個数、および前記伝票aの伝票番号を組にした発送デ
ータが、書込手段fによって、可搬性のある1つの記憶
媒体eに一度に発送される容器の分だけ書き込まれる。
この記憶媒体fと容器dとが倉庫の搬入部に搬送される
と、前記記憶媒体e内の発送データが媒体データ読取手
段gにより、また、容器の容器番号が容器番号読取手段
hにより各々読み取られる。前記記憶媒体e内の発送デ
ータは、伝票番号、容器番号および個数の対応関係を示
し、記憶手段cは伝票番号、物品番号、および個数の対
応関係を記憶しているから、これらにより、認識手段i
はどの容器にどの物品が何個収納されているかを知るこ
とができる。また、認識手段iは発注した物品、および
該物品の個数が正しく入庫されたか否かを判断すること
ができる。また、認識手段iは容器番号読取手段hが読
み取った容器番号を知ることにより、入庫される容器を
知ることができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。なお、この実施例は本発明を自動車部品の生産ラ
インに用いた場合の例である。
A:実施例の構成 自動倉庫の構成 第2図は、この発明の一実施例において用いられる自
動倉庫1の構成を示す斜視図である。図において自動倉
庫1は、立体式自動倉庫1aと水平回転式自動倉庫1bとか
ら構成されている。立体式自動倉庫1aは、マトリックス
状に配置された多数の収納部を有しており、水平および
垂直方向に移動自在なクレーン装置によって各収納部に
ついて部品の搬入、搬出が可能になっている。立体式自
動倉庫1aは比較的大型の部品を取り扱うようになってお
り、また、これらの大型部品はバケットB(第5図参
照)に所定数収納された状態で取り扱われる。3はバケ
ットの搬入口であり、ここから搬入されたバケット4は
入庫レーン5および入庫ステーションを順次通過した後
にクレーン装置によって所定の区画に搬入される。
水平回転式自動倉庫1bは、水平方向に旋回する多数の
収納部を有しており、これらの収納部により旋回コンベ
アが構成されている。また、この旋回コンベアが多段で
構成され、さらに、多段構成のコンベアが3基設けられ
ている。そして、どの段のどの収納部に対しても所定の
入出装置によって部品の搬入、搬出が可能になってい
る。また、水平回転式自動倉庫1bは、比較的小さい部品
を取り扱うようになっており、これらの小部品はパレッ
ト(図示略)に載せられて運ばれるようになっている。
また、10はパレット搬入口であり、ここから搬入された
パレット10は、入庫レーン11および入庫ステーションを
順次通過した後に入出装置によっていずれかの収納部内
に搬入される。
次に、20、21は各々バケット用およびパレット用の出
庫準備レーンであり、立体式自動倉庫1aから搬出された
バケットおよび水平回転式自動倉庫1bから搬出されたパ
レットを各々搬送する。出庫準備レーン20は出庫レーン
22、23、24に分岐している。これら出庫レーン22、23、
24は、それぞれ第1、第2、第3の各製造ラインに部品
を供給する。出庫準備レーン21は、出庫レーン25L,25R,
26L,26R,27L,27Rに分岐している。これら出庫レーン25
L,25Rは第1の製造ラインに部品を供給し、出庫レーン2
6L,26Rは第2の製造ラインに部品を供給し、出庫レーン
27L,27Rは第3の製造ラインに部品を供給する。また、2
8は緊急に単品部品を出庫する場合に使用される緊急出
庫レーンであり、30は一旦出庫した部品を再度倉庫内に
再度搬入する際に使用される再入庫レーンである。
制御システムの構成 次に、第3図は同実施例の電気的構成を示すブロック
図である。図において、40は本社に設置されているホス
トコンピュータであり、生産計画を作成する。生産計画
とは、どの車種をいつまでに何台製造するかを決定する
計画である。41はホストコンピュータ40が管理する部品
表ファイルであり、部品表ファイル41には各車種に必要
な部品のリストが記憶されている。この場合、各部品に
対しては、固有の部品番号およびその部品がどの車種に
使われるものであるかを示す使用対象データが設定され
ている。したがって、使用対象データに基づいて車種毎
に部品をグループ分けすることができ、このようにグル
ープ分けされた部品番号のリストが前述の部品表ファイ
ル41に記憶されている訳である。また、ホストコンピュ
ータ40は、各部品メーカへ部品発注を指示するための発
注データを、生産計画に基づいて作成する。この発注デ
ータは、発注伝票と一対一に対応するもので、伝票番
号、部品番号、個数、納入日時および当該部品が使用さ
れるラインなどを示すデータからなっている。伝票番号
は各伝票固有のものであり、同じ番号が付されることは
ない。
42は工場に設置されるホストコンピュータであり、本
社のホストコンピュータ40とデータ通信を行う。このデ
ータ通信によって、当該工場に関連する生産計画、発注
データおよび部品表リストが転送される。転送された生
産計画は、生産計画ファイル43に格納される。ホストコ
ンピュータ42は、伝票発行部44を駆動して発注伝票45を
プリントアウトする。この伝票発行は、ホストコンピュ
ータ40から転送されてきた発注データに従って行われ
る。伝票45には、伝票番号、部品番号、発注先などが印
字されるとともに、伝票番号を示すバーコードが印刷さ
れる。46は搬入実績ファイルであり、発行した伝票に対
応する発注データが蓄積される。この蓄積は、後に部品
メーカに対する支払い額等を算出するために行われる。
一方、部品メーカは、第4図に示すハンディターミナ
ル48を有しており、納品する備品についての情報を上記
ハンディターミナル48を用いてメモリカードMCに記憶さ
せる。この記憶処理は、次のようにして行われる。
まず、納品する部品は、バケットまたはパレットに入
れて取り扱われる。そして、第5図に示すようにバケッ
トB(またはパレット)にはバーコードラベルBLが付さ
れている。このバーコードラベルBLに印字されているバ
ーコードは、バケットおよびパレットを識別するための
シリアルナンバ(以下容器番号という)を示している。
このバーコードラベルBLは予め発行され、各部品メーカ
に配られている。また、部品メーカでは、配られている
バーコードラベルBLをバケットあるいはパレットの所定
位置に予め付しておく。そして、納品の荷造りをする際
は、伝票45のバーコードをペンスキャナ48aによってス
キャンし、ハンディターミナル48に伝票番号を読み込ま
せる。ハンディターミナル48は、伝票番号を読み取る
と、表示部48bにおいて容器番号を読み取るようメッセ
ージを表示する。そこで、操作者はバーコードラベルBL
をペンスキャナ48aでスキャンし、ハンディターミナル4
8に容器番号を読み取らせる。次に、容器内に収容され
ている部品の個数をハンディターミナル48のテンキーか
ら入力し、「実行キー」を押す。この結果、伝票番号、
容器番号および個数が一つとデータの組として記憶され
る。ここで、伝票45における発注内容は、納品すべき部
品とその総数を指示する内容となっているが、バケット
B(あるいはパレット)は、一般に発注総数の全てを収
納できない。そこで、通常は、1つの伝票番号に対して
複数のバケットが対応することになる。
また、メモリカードMCは、輸送トラック1台に対して
1枚が割り当てられる。したがって、部品メーカの操作
者は、トラック1台に積み込む全バケット(あるいはパ
レット)について上述の操作を行い、容器番号、伝票番
号および個数から成るデータの組を各々のバケットにつ
いてメモリカードMCに記憶させる。
次に、第1図に示す50は倉庫現場に設置されるサブホ
ストコンピュータであり、ホストコンピュータ42とデー
タ通信を行う。このサブホストコンピュータ50の管理下
に、搬入計画ファイル51、組立計画ファイル52、構成部
品ファイル53、在庫マスタファイル54および倉庫状況フ
ァイル55が設けられている。搬入計画ファイル51には、
1日分の搬入予定データがホストコンピュータ42から転
送される。この搬入予定データは、ホストコンピュータ
40が送出する発注データから当該倉庫に搬入される部品
についてのデータを抽出したものである。したがって、
搬入計画ファイル51の内容をみれば、その日に当該倉庫
に搬入される部品の部品番号がサーチできるとともに、
伝票番号と部品番号との関係を確認することができる。
組立計画ファイル52には、当該倉庫についての生産計画
が書き込まれる。この書き込みは、次のようにして行わ
れる。まず、ホストコンピュータ42が生産計画ファイル
43内のデータから当該倉庫に関連のあるデータを抽出
し、この抽出されたデータがサブホスト50に転送され、
サブホスト50によって組立計画ファイル52に書き込まれ
る。また、構成部品ファイル53には、当該倉庫が取り扱
う部品と車種の関係を記憶した部品表リストが記憶され
る。この書込は、ホストコンピュータ40から転送された
部品表リストのうち当該倉庫に関連のあるものをホスト
コンピュータ42が抽出し、これがサブホスト50を介して
構成部品表に転送されることによって行われる。在庫マ
スタファイル54は、前述した立体式自動倉庫1aおよび水
平回転式自動倉庫1bのどの場所にどの部品が何個あるか
を記憶するファイルである。倉庫状況ファイル55には、
倉庫内にどの部品が何個あるかを記憶する。すなわち、
在庫マスタファイル54内のデータを圧縮したデータ(格
納場所のデータを除去したデータ)が記憶される。56は
メモリカードMC内のデータを読み取るカードリーダであ
り、読み取ったデータをサブホスト50に転送するように
なっている。前述のように、メモリカードMCには部品メ
ーカの操作者によって種々のデータが書き込まれるが、
この書込が行われた後は、各バケットBはメモリカード
MCとともに、トラックに載せられ倉庫の搬入部に運ばれ
る。そして、メモリカードMCは、トラック運転手によっ
てカードリーダ56にセットされ、これによりデータの読
取がなされるようになっている。
次に、60は倉庫1の各部を制御する集中コントローラ
であり、立体式自動倉庫1aのクレーン装置および水平回
転式自動倉庫1bの入出装置を制御する。また、集中コン
トローラ60は、入庫レーン5,11の走行/停止を制御する
とともに、入庫レーン5および11上に各々配置されたバ
ーコードリーダ63および64によってバーコードラベルBL
のバーコードを読み取るようになっている。この読み取
りは、次のように行われる。バケットBあるいはパレッ
トが入庫レーン5、11上に載置されると、集中コントロ
ーラ60がこれら入庫レーン5,11を走行させてバケットB
(あるいはパレット)を搬送する。そして、バケットB
(あるいはパレット)が所定位置に到達すると、バーコ
ードリーダ63,64がバーコードラベルBLに対してスキャ
ニングを行い、これによってバーコードの読取が行われ
る。ここで、バーコードリーダ63,64のスキャニング領
域は固定的であるが、バーコードラベルBLを取り付ける
位置、およびバケットB(あるいはパレット)を入庫レ
ーンに投入する方向を予め定めておくことにより、支障
なく読み取りが行われる。
B:実施例の動作 次に、上述した構成によるこの実施例の動作について
説明する。
始めに、ホストコンピュータ40から生産計画、部品表
リストおよび伝票データがホストコンピュータ42に転送
される。この結果、ホストコンピュータ42は、伝票発行
部44を制御して伝票データに応じた伝票45を発行し、発
行された伝票45は部品メーカに送付される。また、ホス
トコンピュータ42は、伝票番号と部品番号との対応関係
を所定の記憶領域に格納し、さらに、サブホスト50に転
送する。
一方、部品メーカにおいては、バーコードラベルBLを
パレットまたはバケットBの所定位置に予め添付してお
く。そして、送付された伝票に従って該当する部品をバ
ケットBに入れる。次いで、ハンディターミナル48を用
いて伝票番号、容器番号、個数の各入力処理を各バケッ
トBについて行い、入力処理が全て終了した後にはハン
ディターミナル48からメモリカードMCを抜き取る。その
後にバケットBをトラックに積み込んで、倉庫搬入部へ
運ぶ。このとき、メモリカードMCを携帯する。
そして、倉庫への搬入の際は、トラック運転手はメモ
リカードMCをカードリーダ56に挿入する。この結果、メ
モリカードMC内の伝票番号、容器番号および個数の各デ
ータがカードリーダ56からサブホスト50へ転送される。
サブホスト50においては、転送されてきた伝票番号がそ
の日の搬入計画に該当しているか否かを調べる。これは
搬入計画ファイル51の内容をサーチすることによって行
われ、搬入計画に該当していれば入庫許可状態になる。
また、搬入計画ファイル51は伝票番号と部品番号とを組
にしたデータを記憶しているから、カードリーダ56から
伝票番号が転送されれば、これに対応する部品番号を知
ることができる。さらに、カードリーダ56からは容器番
号と個数データが転送されてくるから、サブホスト50は
どの容器にどの部品が何個入っているかを知ることがで
きる。
次に、自動倉庫1が搬入許可状態になると、トラック
運転手は積んできたバケットBを順次入庫レーン5に投
入する。投入されたバケットBは、入庫レーン5によっ
て所定位置に搬送され、そのバーコードラベルBLがバー
コードリーダ63によって読み込まれる。読み込まれたバ
ーコードは、集中コントローラ60を介してサブホスト50
に転送される。この結果、サブホスト50は、投入された
バケットBの容器番号を知ることができる。また、サブ
ホスト50は在庫マスタ54内のデータをサーチすることに
より、立体式自動倉庫1aの空き収納部を探し、その位置
情報を集中コントローラ60に供給する。これにより、集
中コントローラ60は、立体式自動倉庫1aのクレーン装置
を制御して、当該バケットBを空いている収納部に収納
する。そして、サブホスト50は、バケットBにどの部品
が何個入っているかを認識しているから、これに上記収
納部の位置情報を付加して在庫データを作成し、この在
庫データを在庫マスタファイル54に書き込む。この結
果、在庫マスタファイル54には、新たに入庫されたバケ
ットBについての位置情報、容器番号、部品番号および
個数データが組になって記憶されることになる。さら
に、サブホスト50は、在庫マスタファイル54から部品番
号とこれに対応する個数データとを抽出し、これを一組
にして在庫状況ファイル55に書き込む。
上述の搬入処理において、トラック運転手はバケット
Bの投入を順不動で行うことができる。これは、どのよ
うな順番でバケットBが投入されても、バーコードラベ
ルBLを読むことで当該バケットBの容器番号が識別さ
れ、これと予め記憶してあるデータとを照合することに
よって容器番号、部品番号および個数データの関係を知
ることができるからである。そして、全てのバケットB
の搬入を終えると、トラック運転手は所定のスイッチを
押して、入庫完了が終了した旨をサブホスト50に伝達す
る。終了した旨を受けると、サブホスト50は入庫された
各部品の個数が伝票の指示通りであるか否かを判断す
る。そして、判断結果が否の場合は、バケットBの積み
忘れ、あるいは降ろし忘れの場合であるから、所定のア
ラームを発してトラック運転手に注意を促す。
なお、上述した実施例において用いた部品番号および
容器番号は、数値のみでなく英字や記号を含んで構成し
てもよく、さらに、英字や記号のみで構成してもよい。
要は、部品および容器を識別し得る符号であればよい。
また、上述の実施例は自動車部品の生産ラインの例で
あったが、この発明においては、倉庫に搬入する物は部
品に限らず、その他の任意の部品の入庫管理が可能であ
る。
「発明の効果」 以上説明したように、請求項1に記載の発明によれ
ば、入庫に際して部品番号等を入力する必要がなく、自
動的に部品番号の認識がなされるので、適確な入庫管理
を迅速に行うことができる。また、発注データと発送デ
ータとの対応が予めとられるので、入庫の際に、発注し
た物品、および該物品の個数が正しく入庫されたか否か
を判断することができる。また、伝票および容器の関係
が自動的に認識されるので、伝票管理、在庫管理等にお
いても種々の利点が得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、伝票番号およ
び容器番号がバーコードによって印字され、これらの読
取がバーコードリーダ等によって行われるから、操作性
が著しく向上する利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
は同実施例で用いられる自動倉庫の構成を示す斜視図、
第3図は同実施例のシステム構成を示すブロック図、第
4図は同実施例において用いられるハンディターミナル
の外観を示す斜視図、第5図は同実施例において用いら
れるバケットおよびバーコードラベルを示す斜視図であ
る。 40,42……ホストコンピュータ(伝票発行手段)、44…
…伝票発行部(伝票発行手段)、45……伝票、48……ハ
ンディターミナル(書込手段)、50……サブホスト(認
識手段)、51……搬入計画ファイル(記憶手段)、56…
…カードリーダ(媒体データ読取手段)、63,64……バ
ーコードリーダ(容器番号読取手段)、B……バケット
(容器)、MC……メモリカード(記憶媒体)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発注する物品およびその個数を指示する伝
    票を、固有の伝票番号を付して発行する伝票発行手段
    と、 前記伝票の伝票番号、当該伝票の発注に係る物品の物品
    番号、および当該物品の個数を組にした発注データを記
    憶する記憶手段と、 固有の容器番号が付された容器と、 発注先に設けられ、前記伝票に対応する物品を収納した
    前記容器の容器番号、前記容器に収納されている物品の
    個数、および前記伝票の伝票番号を組にした発送データ
    を、可搬性のある1つの記憶媒体に一度に発送される容
    器の分だけ書き込む書込手段と、 倉庫の搬入部に設けられ、前記1つの記憶媒体内の発送
    データを読み取る媒体データ読取手段と、 倉庫に搬入される容器の容器番号を読み取る容器番号読
    取手段と、 前記媒体データ読取手段が読み取った発送データ中の伝
    票番号に基づいて、前記発注データと該発送データとを
    予め対応させ、発注先が発送した物品と容器の関係およ
    び容器の収納個数を予め一度に認識し、前記容器番号読
    取手段が読み取った容器番号から現在入庫された容器を
    認識する認識手段と を具備することを特徴とする入庫管理システム。
  2. 【請求項2】前記伝票発行手段は伝票番号をバーコード
    で印字し、 前記容器は容器番号がバーコードで付され、 前記書込手段はバーコードスキャナにより容器番号およ
    び伝票番号を読み取り、 前記記憶媒体はメモリカードであり、 前記媒体データ読取手段はメモリカードリーダであり、 前記容器番号読取手段はバーコードリーダであることを
    特徴とする請求項1記載の入庫管理システム。
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