JPH0784245B2 - 物流設備 - Google Patents

物流設備

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JPH0784245B2
JPH0784245B2 JP17344388A JP17344388A JPH0784245B2 JP H0784245 B2 JPH0784245 B2 JP H0784245B2 JP 17344388 A JP17344388 A JP 17344388A JP 17344388 A JP17344388 A JP 17344388A JP H0784245 B2 JPH0784245 B2 JP H0784245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は物品の入出庫を管理する装置に関し、特に台車
を用いて操作者が物品を入出庫及びピッキングするよう
な物流設備に係るものである。
〔従来の技術〕
配送センタ等に於けるケース及び単品単位の入出庫及び
ピッキングの方式は多品種,少量,多頻度ピッキングの
傾向の中で多数の方式が実用化されており、台車を用い
て操作者が物品を入出庫及びピッキングする方式として
次の二つの方式が実用化されている。その一つの方式は
伝票による入出庫指示に基づいて格納棚に入出庫し、管
理精度を維持するために格納棚に置かれた棚カード(商
品カード)に入出庫のたびに記入する方式であり、第二
の方式には台車に記憶装置及び表示装置を備えるととも
に格納棚には台車から非接触にて伝送されるピッキング
情報に基づいてその物品の所在を表示する表示灯を設置
し、台車からピッキング情報を発信することにより対応
する表示灯が点灯して格納棚の格納位置を表示する方式
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前者の方式においては、格納棚に何ら固定的な設備を設
ける必要がないので柔軟性に富み広く用いられている
が、伝票を「読む」、物品と「照合する」、棚カードに
「書く」という操作者の作業に依存しているために、
(a)間違いが生じる恐れがあり、(b)作業能率が悪
いという欠点がある。
後者の方式においては、自動化によって操作者による間
違いや作業能率については改善されるものの格納棚に表
示灯により固定的に設けられており、このために物品寸
法の変更,物品点数の増加等の物流環境の変化に対し
て、 (イ)格納棚の大きさ等の物理的条件によって物流環境
の変化に柔軟に対応することができない。
(ロ)物流環境の変化の都度格納棚側のソフト,ハード
の変更が必要である。
という欠点を有する。
そこで本発明の目的は上記従来装置の欠点を除去し、格
納棚の格納場所を固定化することなく物流環境の変化に
柔軟に対応することができ、操作者による誤操作をなく
すことが可能でかつ作業能率を向上させることができる
物流設備を提供することにある。
〔課題を解決する手段〕
この目的は本発明によれば、物品を格納する1以上の格
納棚と、該格納棚に物品を搬入および搬出するための物
品搬送装置に配置された端末装置と、該物品搬送装置の
端末装置から物品に関係する情報を非接触で読取りおよ
び書込み可能な記憶装置と、前記物品搬送装置の端末装
置との間で前記物品の入出庫に関係する情報の交信およ
び処理を行う情報処理装置とを備え、前記記憶装置を前
記格納棚の上に持ち運び自在に載置しておき、前記物品
の入出庫の際には、前記情報処理装置から送信された前
記物品の入出庫に関係する情報を記憶した前記端末装置
が配置された物品搬送装置を前記格納棚に移動させ、前
記記憶装置を前記端末装置の上に移載し、該端末装置に
より該記憶装置から読出した情報と前記情報処理装置か
ら送信された情報とを比較して入出庫される物品の一致
性を前記端末装置にて確認して一致した場合には前記物
品の入出庫作業を行い、しかる後に該端末装置により前
記記憶装置内に記憶される物品に関する情報を更新する
と同時に前記情報処理装置に送信することにより達成さ
れる。
〔作用〕
本発明においては物品を格納する格納棚に例えばRAMか
らなる記憶装置を載置しておき、物品を格納棚に入庫す
る場合は物品搬送装置に配置された端末装置に無線によ
り情報処理装置から物品の格納場所情報,物品情報(物
品コード,個数等)を入力する。この情報は端末装置で
表示され、この表示に基づいて操作者は物品を搬送して
所定の格納棚に物品を格納する。このとき格納棚に載置
した記憶装置を取り出して端末装置上に置いて交信し、
記憶装置内の物品情報を端末装置に読み出して照合する
と共に記憶装置内の物品の個数等を更新する。情報交信
終了後記憶装置を格納棚に戻すと入庫作業が完了する。
操作者が物品を格納するときその格納棚に載置した記憶
装置を取り出して端末装置に置く作業を伴なうことによ
り異なる格納場所に間違って格納されるのを防ぐことが
できる。
また、物品を出庫時には入庫時と同様に端末装置の表示
に基づいて物品搬送装置を移動させて所定の格納棚から
物品をピッキングする。この場合にも対応する格納棚か
ら記憶装置を取り出して端末装置上に置いて交信を行な
うことにより記憶装置内の物品情報が読み出されて照合
されると共に記憶装置内の物品の個数等が更新される。
情報交信終了後記憶装置を格納棚に戻すと出庫作業が完
了する。この際にも記憶装置を格納棚から取り出して端
末装置上に置く作業を伴なうことにより異なる物品をピ
ッキングすることが防げる。
さらに棚卸し時には格納棚より記憶装置を取り出して端
末装置上に置いて交信することにより、記憶装置内の物
品情報と情報処理装置からの物品情報,格納場所情報が
端末装置に表示されるので、この表示内容と実際の物品
とを照合することができる。もし仮に3つの情報が一致
していない場合には操作者が端末装置を操作して修正を
行なうこともできる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明実施例における物流設備の具体的な構成
を示す。
第1図において、1は在庫情報を利用して商品の入出庫
や在庫に関する統計処理や、その他、利用者が所望する
演算処理を行い、情報処理装置としての機能を果たす中
央装置である。中央装置1において、1−1は無線によ
り情報を送信する送受信回路である。送受信回路1−1
は後述の端末装置10と通信行い、格納棚に置かれたプレ
ート状応答器(以下これを応答器という)20から送られ
てくる物品情報等を端末装置10を中継して受信すると共
に、中央装置1側から端末装置10に対して、情報を送信
する。
1−2はコンピュータであり、送受信回路1−1から受
信した情報を外部記憶装置(不図示)に記憶すると共
に、表示装置に表示させる。
1−3はコンピュータ1−2に対して情報を入力するキ
ーボードである。
このような中央装置1は倉庫や事務所内の一室に設置さ
れている。
10は中央装置1と無線により情報の授受を行う端末装置
であり、台車などの物品搬送装置に設置されている。
端末装置10において、10−1は中央装置1の送受信回路
1−1と無線により情報の授受を行う送受信回路であ
る。
10−2は本発明に係り、物品情報の書き込みおよび読み
出しを後述の応答器20に対して行う質問器であり、キー
ボード10−3からの指示入力に応じて、応答器20に対し
て動作指示を行い、例えば応答器20から電波により送信
される物品情報を受信する。
この受信された物品情報は送受信回路10−1を介して中
央装置1とに転送される。
端末装置10と中央装置1とを無線により情報を授受する
ことおよびその装置構成は公知なので詳細な説明を省略
する。
また、質問器10−2はキーボード10−3の操作又は中央
装置1からの指示に従って応答器20に呼び掛けを行な
い、応答器20に記憶された情報を受信及び更新を行う。
このような端末装置10は第2図に示すように台車などの
物品搬送装置50に設置されている。本例においては台車
操作台に、送受信回路10−1,キーボード10−3および表
示器10−4を配置している。
また、質問器10−2は応答器20を移載時置きやすい位置
に配置している。
第1図に戻り、応答器20の説明を行う。
応答器20はそれぞれ質問器10−2との間で電波により情
報の授受が可能な記憶装置である。応答器20は第3図に
示すように格納商品が格納されている格納棚30に商品の
形態に合わせて適当なブロック単位で載置されている。
応答器20は、物品を収納する格納棚30に対して割り合て
た保管場所,格納棚30内に格納された物品の種類,個数
等の物品情報を記憶している。
本実施例の動作説明に先立って、質問器10−2を有する
端末装置10および応答器20の構成および動作について説
明する。
第4図は第1図示の質問器10−2を有する端末装置10の
構成を示す。
第4図において、10−2Aは全体の動作制御を司る中央演
算処理装置(CPU)であり、リードオンリメモリ(ROM)
10−2Bに格納された制御手順を実行する。10−2CはCPU1
0−2Aに対する入出力情報および入出庫情報や在庫情報
を記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)である。
10−2DはCPU10−2Aの指示の基に、応答器20に対して各
種情報を送信する第1送信回路である。第1送信回路10
−2Dには公知の無線による送信回路を用いればよく、そ
の詳細な説明を省略する。
第1送信回路10−2Dは送信情報として応答器20に対する
記憶内容の読み出し指示,送信した情報の記憶指示等の
呼び掛け信号を送信する。
10−2Eは応答器20から送信されてくる情報を受信し、CP
U10−2Aに対して出力する第1受信回路である。上述の
各機器は交通バスに接続され、さらに、この共通バスに
送受信回路10−1,キーボード10−3,表示装置10−4が接
続され、応答器20および中央装置1からの受信情報やキ
ーボード10−3からの入力情報が表示装置10−4に表示
可能となっている。
第5図は第1図示の応答器20の外観図を示し、第6図に
応答器20の回路構成図を示す。
第5図において、応答器20はプレート状に形成され、表
面に文字により物品名称又はコードを表記できる表記部
20−6を備え、内部には第6図に示す回路構成を持った
回路部20−7を備えており、容易に持ち運びできるよう
に形成されている。
第6図において、20−1はCPUであり、ROM20−3に格納
された制御手順を実行して質問器10−2と情報の授受を
行う。
20−2はCPU20−1により記憶内容が読み書きされるRAM
であり、このメモリ20−2にはバッテリーによりその記
憶内容がバックアップされている。本例においてはRAM
を用いているが、不揮発性で、かつ記憶内容が書き変え
可能なメモリであれば用いることができる。記憶情報
は、保管場所情報及び格納商品に関する物品情報、例え
ば種類,個数である。
20−4はRAM20−2から読み出された情報を電波により
送信する送信回路である。
20−5は質問器10−2からの送信情報を受信する受信回
路である。
第7図は第2図示の質問器10−2が実行する制御手順を
示し、第8図は応答器20が実行する制御手順を示す。
第7図および第8図に示す制御手順を参照しながら本実
施例の動作を説明する。
倉庫内の格納棚30に設置された応答器20は質問器10−2
からの作業指示がないときは、第8図のステップS31に
おいて質問器10−2からの呼びかけを持つ。
操作者が台車を倉庫内に搬送してきた後、端末装置10の
キーボード10−3(第1図参照)の所定のキーが操作さ
れると質問器10−2はステップS1において入庫作業指示
ありと判断し、ステップS2において中央装置1へ入庫指
示情報の要求送信を行なう。これにより中央装置1は物
品の格納棚30への格納位置を判断して中央装置1から端
末装置10に入庫物品の格納棚30の保管場所,物品コード
及び個数等の物品情報を送信する。すなわち、中央装置
1のコンピュータ本1−2→送受信回路1−1→端末装
置10の送受信回路10−1→質問器10−2の経路で中央装
置1側からの物品情報が伝送される。質問器10−2は物
品情報を受信するとステップS3を抜け出してステップS4
においてこの物品情報を質問器10−2内のRAM10−2Cに
一時記憶し、そしてこの物品情報をステップS5において
表示装置10−4に第9図(A)に示すように表示する。
次に、端末装置10の表示10−4に第9図(A)に示すよ
うに表示された内容に従って操作者が台車により入庫物
品を指定された格納棚30まで搬送して所定の保管場所に
載置されている応答器20を取り出して端末装置10の質問
器10−2の位置に置く。これにより応答器20は質問器10
−2の交信エリア内に入る。このとき操作者は端末装置
10のキーボード10−3の所定のキーを操作して格納棚30
に配置された応答器20に呼び掛け命令を出力する(ステ
ップS6)。これにより応答器20では第8図のステップS3
1,32の閉ループを抜け出しステップS33に進んで呼び掛
け信号の中の読み出し命令によりステップS35によりRAM
20−2に記憶された物品情報を読み出して送信する。こ
の応答器20から送信された物品情報は端末装置10の質問
器10−2により受信される。質問器10−2は物品情報を
受信するとステップS7から抜け出してステップS8にて質
問器10−2のRAM10−2Cに一時記憶されている保管場
所,物品コード等の物品情報とを比較する。ステップS8
における一致・不一致状態はステップS9,10によりそれ
ぞれ表示装置10−4(第5図参照)に表示して操作者に
確認させ、不一致の場合はステップS6へ戻り、一致して
いる場合には終了する。
なお、応答器20からの保管場所情報と中央装置1から指
示された保管場所とが不一致の場合に操作者の判断によ
りキーボード10−3を操作して応答器20の保管場所情報
を中央装置1に送信して中央装置1の保管場所を修正す
ることもできる。
上述のような手順で台車上に載置された物品は格納棚30
に収納される。そして、端末装置10のキーボード10−3
を操作して応答器20内の物品情報を入庫内容に従って各
物品コード毎に残数を自動更新すると同時に中央装置1
には格納棚30の各保管場所とその保管場所に格納した物
品に関する入庫情報が書き込まれる。
この後、台車上の質問器10−2上に置かれている応答器
20を持って取り出した格納棚30の保管場所に戻すことに
より入庫作業が完了する。
なお、第8図において、ステップS34,36は応答器20への
物品情報の書き込みであるが、これは格納棚30に格納さ
れる物品の物品情報の更新内容が書き込まれる手順であ
る。
次に、格納棚30からの物品を出庫するときには台車上の
端末装置10のキーボード10−3を操作して中央装置1を
呼び出して出庫情報の要求を行なう。これに基づき中央
装置1から台車上の端末装置10へ第9図(B)に示すよ
うに出庫すべき格納場所,物品コード,個数等の出庫情
報としての物品情報が送信され表示装置10−4に表示さ
れる。
また、第9図(C)に示すように、台車が出庫すべき物
品の種類や、台車が回らなければならない棚を示す残棚
数を表示すると、作業効率が向上する。
操作者はこの表示に基き、台車を指定された格納棚30の
保管場所へ移動させる。そして、操作者は指定された保
管場所に載置されている応答器20を取り出して台車上の
質問器10−2の上に置く。これにより応答器20は質問器
10−2の交信エリア内に入る。ここで端末装置10の質問
器10−2から質問器10−2上に載置した応答器20に呼び
掛け信号を送信して応答器20からの物品情報を読み込
み、端末装置10内において前記出庫情報としての物品情
報と一致するか否かを判定する。この判定結果が「一
致」の場合には端末装置10の表示装置10−4で確認して
指定物品を台車の荷台上へ搬出する。保管場所や物品コ
ードが「不一致」と場合には操作者の誤操作であるので
台車を移動させて前述と同様な操作を行なう。
なお、物品コードと保管場所とが1対1に対応している
場合には物品コード又は保管場所のいずれか一方のみの
一致判定を行なえばよい。ただ、物品コードと保管場所
が1対1に対応しておらず、同一の物品コードがいくつ
かの保管場所に分散されて格納されていたり、同一の保
管場所に異なる物品コードの物品が格納されていたりす
る場合には物品コードと保管場所の両方とも一致判定す
る必要がある。ここで、個数が「不一致」の場合には中
央装置1の指示情報の異常か応答器20の物品情報の異常
かを操作者が調査した上でキーボード10−3を操作して
修正する。
台車上への物品の運び出しが終了すると、端末装置10の
キーボード10−3を操作して応答器20内の物品情報を出
庫内容に従って各物品コード毎に残数を自動更新すると
同時に、端末装置10から中央装置1に出庫実績として出
庫情報が送信され、これにより中央装置1は在庫情報を
確認する。この後、台車上の質問器10−2上に置かれて
いる応答器20を持って取り出した格納棚30に戻すことに
より出庫作業が完了する。
そして次に棚卸しの際には台車の目的の格納棚の前に移
動させてその格納棚30から応答器20を取り出して台車上
の質問器10−2の上に置き、端末装置10のキーボード10
−3の所定のキーを操作して質問器10−2から応答器20
に呼び掛け信号を送信し応答器20より発信される保管場
所,物品コード及び個数等の物品情報を質問器10−2に
読み込む。質問器10−2に読み込まれた物品情報は端末
装置10から中央装置1に送信される。中央装置1ではそ
の保管場所あるいは物品コードに基づいて該当する保管
場所あるいは物品コードの物品情報を検索してその物品
情報を端末装置10に送信する。
この物品情報を受信した端末装置10は表示装置10−4に
中央装置1及び応答器20から受信しさ各物品情報を表示
する。この表示装置10−4の表示内容に基づいて操作者
は前記保管場所に収納されている物品を調べて帳簿とし
ての中央装置1に記憶された物品情報と現物とを調査す
る。応答器20にも入出庫作業の都度チェックされた中央
装置1と同一の物品情報が格納されているのでこの応答
器20の物品情報により棚卸しを行なうこともできるが、
中央装置1の帳簿として用いている場合には中央装置1
の物品情報を利用するのがよい。また、中央装置1と応
答器20との物品情報を突き合わせて物品情報を確認する
ことも考えられるが、現実的には中央装置1の物品情報
により現物と比較するのがよい。
調査結果は端末装置10から中央装置1に送信され、中央
装置においてプリントアウトすることにより棚卸し状況
が把握できる。
本実施例においては、入出庫情報、在庫情報が中央装置
1側の記憶装置に記憶されているので、従来の台帳など
に記録された入出庫情報、在庫情報が、汚れ,しみ,湿
気などで判読できないということもなくなり入出庫、在
庫情報の保存性が高まる。また、現在の在庫情報は物品
情報として応答器20内にも格納されているので中央装置
側で記憶装置が破壊したとしても物品情報が失なわれて
しまうことがない。
さらには、質問器10−2を介さないと入出庫、在庫情報
を知ることができないという点で、入出庫、在庫情報を
機密にしておくことも可能であり、かつ応答器20の記憶
情報に対する不正修正をも防止することができる。
また、端末器10を台車などの物品搬送装置に搭載し、中
央装置1と応答器20の間での交信情報を中継する機能を
端末器10に持たせているので、操作者は従来のように、
中央装置1と格納棚との間を往復する必要がない。
次に本実施例の応用形態や利用形態には以下のことが考
えられる。
(1)本実施例においては、端末装置10を物品搬送装置
に搭載しているが、端末器10を携帯可能な大きさに一体
構成し、操作者が端末装置10を保持するようにしてもよ
い。
(2)本発明実施例においては端末装置10と応答器20と
の間を無線により交信しているが、脱着可能な接続コネ
クタを介して交信情報を伝送するようにしてもよい。
(3)本実施例においては、格納棚に応答器20を載置
し、商品を収容した格納容器には応答器が設置されてい
ないが、格納棚に応答器を設置する代わりに商品の格納
容器自体に応答器を設置(応答器は質問器上に置くこと
ができるように着脱自在に設置)し、物品を格納棚に格
納容器ごと格納するとき格納容器の応答器に物品情報を
書き込むことにより、商品の格納容器自体に取付けた応
答器に格納棚に載置した応答器と同一の機能を持たせる
ことができる。そして、商品の形態に応じて格納容器
は、一般容器,パレット,箱,コンテナ等を用いること
ができる。場合によっては商品自体に応答器を取付けて
もよい。このように保管物品の種類や格納方法により応
答器の配置を所望に定めることができる。
(4)本実施例においては端末器10は1台のみの記載を
行っているが複数台の物品搬送装置のそれぞれに設けて
もよいことは言うまでもない。
(5)本実施例では、中央装置1、端末装置10により情
報処理の分散処理を行っているが、倉庫規模が小さい場
合など、中央装置1と端末装置10を一体化して物品搬送
装置に搭載してもよい。
(6)本実施例では入出庫情報は、中央装置1のキーボ
ード1−3から入力したが、端末装置10のキーボード10
−3から入力してもよい。また、入出庫情報については
商品の格納容器に取付けた応答器20に予じめ入力してお
き、格納棚まで搬送されてきたとき端末装置10の質問器
10−2とは異なる他の質問器により読み出して端末装置
10に入力するようにしてもよい。
(7)物品搬送装置による商品の搬送が自動化されてい
る場合は、本例において操作者が端末装置10に対して行
った入力操作を中央装置1において自動入力すればよ
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入庫の際には情報処理装置に記憶され
た入庫情報に基づき情報処理装置から搬入すべき物品情
報を端末装置に伝送し、この物品情報に基づいて物品搬
送装置を該当する保管場所に移動させて格納棚に載置さ
れている応答器を物品搬送装置上の質問器上に移載し、
端末装置が格納棚に配層された記憶装置の物品情報を読
み出して情報処理装置からの物品情報と比較して情報処
理装置の記憶内容と格納棚に搬入される物品の一致性を
確認するようにしているので、情報処理装置の記憶内容
と格納棚に搬入された物品の一致精度が向上する。また
出庫の際には物品情報としての出庫情報が情報処理装置
から端末装置に伝送され、格納棚から格納商品を搬出す
るときにも格納棚に載置されている応答器を取り出して
物品搬送装置上の質問器の上に置き、端末装置により格
納棚の物品情報を読み出して比較するようにしているの
で、情報処理装置の記憶内容と格納棚に収納されている
物品とが完全に一致し、物品搬送装置を操作する操作者
の誤操作をなくすことができる。
また、物品搬送装置と記憶装置との間でアクセスする情
報は物品搬送装置を介して情報処理装置に送受信される
ので、情報処理装置による物品全体に関する情報の把握
も可能となる。
さらに、棚卸しの際現物を把握することができる格納棚
の位置で格納棚の場所あるいは物品コードを情報処理装
置に入力する際、物品搬送装置の端末装置により棚に取
付けた記憶装置からそこに記憶されている保管場所ある
いは物品コードを読取って、そのまま情報処理装置へ伝
送するようにされているので、操作者による保管場所あ
るいは物品コードの入力操作(キーボードによるデータ
入力操作)が不要となるので入力エラーの発生をほぼ皆
無にできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例のシステム構成を示すブロック
図、第2図は本発明実施例の端末装置10の配置を示す外
観図、第3図は本発明実施例の応答器20の配置を示す外
観図、第4図は本発明実施例の質問器10−2の回路構成
を示すブロック図、第5図は本発明実施例の応答器20の
外観図、第6図は本発明実施例の応答器20の回路構成を
示すブロック図、第7図は本発明実施例の質問器10−2
が実行する制御手順を示すフローチャート、第8図は本
発明実施例の応答器が実行する制御手順を示すフローチ
ャート、第9図(A)〜(C)は本発明実施例における
入出庫,在庫に関連する表示例を示す説明図である。 1……中央装置、10……端末装置、10−2……質問器、
20……応答器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品(40)を格納する1以上の格納棚(3
    0)と、 該格納棚(30)に物品(40)を搬入及び搬出するための
    物品搬送装置(50)に配置された端末装置(10)と、 該物品搬送装置の端末装置(10)から物品(40)に関す
    る情報を非接触で読取りおよび書込み可能な記憶装置
    (20)と、 前記物品搬送装置の端末装置(10)との間で前記物品
    (40)の入出庫に関係する情報の交信及び処理を行う情
    報処理装置(1)と、 を備え、 前記記憶装置(20)を前記格納棚(30)の上に持ち運び
    自在に載置しておき、 前記物品(40)の入出庫の際には、前記情報処理装置
    (1)から送信された前記物品(40)の入出庫に関係す
    る情報を記憶した前記端末装置(10)が配置された物品
    搬送装置(50)を前記格納棚(30)に移動させ、前記記
    憶装置(20)を前記端末装置(10)の上に移載し、該端
    末装置(10)により該記憶装置(20)から読出した情報
    と前記情報処理装置(1)から送信された情報とを比較
    して入出庫される物品(40)の一致性を前記端末装置
    (10)にて確認して一致した場合には前記物品の入出庫
    作業を行い、しかる後に該端末装置(10)により前記記
    憶装置(20)内に記憶される物品に関する情報を更新す
    ると同時に前記情報処理装置(1)に送信することを特
    徴とする物流設備。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の物流設備に
    おいて、前記端末装置(10)と前記記憶装置(20)との
    間で一致が確認される情報は、前記格納棚(30)の番地
    と前記物品(40)のコードであることを特徴とする物流
    設備。
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