JP2511745B2 - 即時脱型コンクリ―トブロックの製造方法 - Google Patents
即時脱型コンクリ―トブロックの製造方法Info
- Publication number
- JP2511745B2 JP2511745B2 JP3165053A JP16505391A JP2511745B2 JP 2511745 B2 JP2511745 B2 JP 2511745B2 JP 3165053 A JP3165053 A JP 3165053A JP 16505391 A JP16505391 A JP 16505391A JP 2511745 B2 JP2511745 B2 JP 2511745B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- concrete
- pressure plate
- rubber
- immediate demolding
- Prior art date
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- Road Paving Structures (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は振動締め固め方法で成形
される即時脱型コンクリートブロックの製造方法に関す
る。
される即時脱型コンクリートブロックの製造方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の振動締め固め方法によってブロッ
クを製造する場合、型枠内にコンクリートまたはモルタ
ルを供給し、金属製の加圧板にて上面を加圧しつつ一定
時間、振動した後脱型し、更に養生をして完成する方式
であった。
クを製造する場合、型枠内にコンクリートまたはモルタ
ルを供給し、金属製の加圧板にて上面を加圧しつつ一定
時間、振動した後脱型し、更に養生をして完成する方式
であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】コンクリートの詰まり
を良くするため単位水量を増やしていくと、加圧板にコ
ンクリートやモルタルが付着してはがれ、不良品となっ
た。また成形後におけるブロック表面のテクスチャー
は、金属製加圧表面通りの、平坦で変化に乏しいもので
あった。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、コンクリートやモルタルの加圧板への付着による不
良を減らし、ブロック表面に変化のある即時脱型コンク
リートブロックの製造方法を提供することを目的として
いる。
を良くするため単位水量を増やしていくと、加圧板にコ
ンクリートやモルタルが付着してはがれ、不良品となっ
た。また成形後におけるブロック表面のテクスチャー
は、金属製加圧表面通りの、平坦で変化に乏しいもので
あった。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、コンクリートやモルタルの加圧板への付着による不
良を減らし、ブロック表面に変化のある即時脱型コンク
リートブロックの製造方法を提供することを目的として
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
即時脱型コンクリートブロックの製造方法は、基台の型
枠内にコンクリートを充填する工程後に、ブロック成形
用加圧板の一部または全部に硬度45度程度のラバーを付
着したものを用いて、上方から加圧しつつ振動すること
により、前記基台に充填されたコンクリートの内でその
内部にある粗骨材の形状にしたがった凹凸を、そのブロ
ック上面に形成するようにした。要するに金属とは異な
るラバーの性質を利用して付着を防ぎ、個々のブロック
表面に異なった変化を持たそうとしている。この場合用
いるラバーの硬度は45度程度のやや軟か目のものを用い
るが、骨材の大きさ、または凹凸の大きさを変えたい場
合は、硬度を調節する。一方、コンクリートやモルタル
の加圧板への付着を防止することだけを目的とする場合
は、硬度65度程度のものを使用すれば付着を防止し、変
化な仕上がりを得ることができる。
即時脱型コンクリートブロックの製造方法は、基台の型
枠内にコンクリートを充填する工程後に、ブロック成形
用加圧板の一部または全部に硬度45度程度のラバーを付
着したものを用いて、上方から加圧しつつ振動すること
により、前記基台に充填されたコンクリートの内でその
内部にある粗骨材の形状にしたがった凹凸を、そのブロ
ック上面に形成するようにした。要するに金属とは異な
るラバーの性質を利用して付着を防ぎ、個々のブロック
表面に異なった変化を持たそうとしている。この場合用
いるラバーの硬度は45度程度のやや軟か目のものを用い
るが、骨材の大きさ、または凹凸の大きさを変えたい場
合は、硬度を調節する。一方、コンクリートやモルタル
の加圧板への付着を防止することだけを目的とする場合
は、硬度65度程度のものを使用すれば付着を防止し、変
化な仕上がりを得ることができる。
【０００５】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図１
は本発明による振動締め固め方法によって製造されたブ
ロックの全体斜視図である。図１において、１はブロッ
ク本体でコンクリート等からなっている。２は基台であ
り、その上部には４隅にテーパー３を有した上面部４が
ある。この上面部は基台を構成する粗骨材に応じた凹凸
ができている。
は本発明による振動締め固め方法によって製造されたブ
ロックの全体斜視図である。図１において、１はブロッ
ク本体でコンクリート等からなっている。２は基台であ
り、その上部には４隅にテーパー３を有した上面部４が
ある。この上面部は基台を構成する粗骨材に応じた凹凸
ができている。
【０００６】図２，図３は加圧板の構成であり、図２は
加圧板５の全体をラバーにて構成した例であり、図３は
加圧板5-1 の内部にラバー６を設けたものである。
加圧板５の全体をラバーにて構成した例であり、図３は
加圧板5-1 の内部にラバー６を設けたものである。
【０００７】図４は振動締め固め方法による、上記実施
例に示されるブロックの製造方法を説明する図である。
図４において、一番左側の図は型枠７内にコンクリート
８を充填した図であり、真中の図はその上方から加圧板
９を被覆した図である。なお、加圧板９は上記したよう
に全部がラバーである場合と、その内の一部がラバーで
ある場合がある。
例に示されるブロックの製造方法を説明する図である。
図４において、一番左側の図は型枠７内にコンクリート
８を充填した図であり、真中の図はその上方から加圧板
９を被覆した図である。なお、加圧板９は上記したよう
に全部がラバーである場合と、その内の一部がラバーで
ある場合がある。
【０００８】いずれにしてもラバーを有する加圧板にて
加圧しつつ、振動すれば、充填材たるコンクリートの内
でその内部にある粗骨材の石等が突出し、その上面部に
凹凸ができる。なお、この場合にできる凹凸は内部にあ
る粗骨材の形状にしたがったものとなる。そして最終的
に出来上ったブロックは、一番右側のものとなり、表面
には前記した通りの凹凸ができる。
加圧しつつ、振動すれば、充填材たるコンクリートの内
でその内部にある粗骨材の石等が突出し、その上面部に
凹凸ができる。なお、この場合にできる凹凸は内部にあ
る粗骨材の形状にしたがったものとなる。そして最終的
に出来上ったブロックは、一番右側のものとなり、表面
には前記した通りの凹凸ができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればラ
バーをその一部又は全体に有する加圧板を用い、振動締
め固め方法によってブロックを製造したので、個々のブ
ロックの表面が異なった変化を持つブロックを製造する
ことができた。また単位水量増加によるモルタル等の付
着もなくなった。
バーをその一部又は全体に有する加圧板を用い、振動締
め固め方法によってブロックを製造したので、個々のブ
ロックの表面が異なった変化を持つブロックを製造する
ことができた。また単位水量増加によるモルタル等の付
着もなくなった。
【図１】本発明によるブロックの一実施例の全体斜視
図。
図。
【図２】加圧板の一構成例図。
【図３】加圧板の他の実施例図。
【図４】振動締め固め方法によって図１のブロックを製
造する工程図。
造する工程図。
【符号の説明】１ ブロック本体 ２ 基台 ３ テーパー ４ 上面部 ５，5-1 ，９ 加圧板 ６ ラバー ７ 型枠 ８ コンクリート
Claims (1)
- 【請求項１】 振動締め固め方法による即時脱型コンク
リートブロックの製造方法において、基台の型枠内にコ
ンクリートを充填する工程後に、ブロック成形用加圧板
の一部または全部に硬度45度程度のラバーを付着したも
のを用いて、上方から加圧しつつ振動することにより、
前記基台に充填されたコンクリートの内でその内部にあ
る粗骨材の形状にしたがった凹凸を、そのブロック上面
に形成することを特徴とする即時脱型コンクリートブロ
ックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3165053A JP2511745B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 即時脱型コンクリ―トブロックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3165053A JP2511745B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 即時脱型コンクリ―トブロックの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363202A JPH04363202A (ja) | 1992-12-16 |
| JP2511745B2 true JP2511745B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=15804945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3165053A Expired - Fee Related JP2511745B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 即時脱型コンクリ―トブロックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511745B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159449A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Ito Yogyo Co Ltd | コンクリート製品の製造方法とその成型型枠 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54133512A (en) * | 1978-04-10 | 1979-10-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Production of plate for building |
| JPS595529Y2 (ja) * | 1980-04-03 | 1984-02-20 | 株式会社 ウチダ | セメント瓦成型機の上型 |
| JPS57113910U (ja) * | 1980-12-29 | 1982-07-14 | ||
| JPS63185603A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-01 | 千代田技研工業株式会社 | 異質材料を表層としたコンクリ−ト製品の製造方法 |
| JP2888342B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1999-05-10 | 富士特殊コンクリート工業株式会社 | 天然石コンクリートブロックの製造方法 |
| JPH0489305U (ja) * | 1990-12-17 | 1992-08-04 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3165053A patent/JP2511745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04363202A (ja) | 1992-12-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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