JP2511104B2 - 電子メ―ル等におけるアクセス権制御方式 - Google Patents

電子メ―ル等におけるアクセス権制御方式

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JP2511104B2
JP2511104B2 JP63086022A JP8602288A JP2511104B2 JP 2511104 B2 JP2511104 B2 JP 2511104B2 JP 63086022 A JP63086022 A JP 63086022A JP 8602288 A JP8602288 A JP 8602288A JP 2511104 B2 JP2511104 B2 JP 2511104B2
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晃 小湊
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電子メール等の送受信に必要なメールボッ
クスをアクセスするアクセス権制御方式に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来からUNIXをオペレーティングシステムとする通信
装置では、メールサービスに関するメールコマンドが提
供されているため、独自に電子メール用プログラムを作
成するような要求が少なく、またメールサービスを行う
ことができる情報量も少ない。上記コマンドは、従来で
はメールボックスが単純構造であるため、内容も限られ
る。なお、UNIXとはソフトウェアを開発してこれを保全
する一連のソフトウェア開発プロセスにおいてプログラ
ミング言語と一緒に良好な開発環境を提供するためにベ
ル研究所で開発されたプログラム開発システムである。
次にそのメールコマンドの動作について説明する。ア
クセス権制御に於いては、メールボックスの中はシステ
ム管理者以外は参照・更新できない事は当然であるが、
管理が「ログイン名称」に依存しているため、一般的に
OAサービスの点から日本語名称を考慮すると、汎用性に
乏しい面を持つ。また、メールボックス構造に於いて
は、単純構造であり、階層的になっていない事から、多
勢の人数を対象とした場合に検索性能の面から大量のメ
ールの扱いに適さなく、更に多種の属性を持つメールの
場合、それぞれ分けられた保管構造になっていないため
管理が難しい等の点が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような点から従来のメールコマンドは、あく
までもスタンドアロン的にユーザ毎のメッセージの受け
渡し程度の用途にしか適さず、大規模分散システムによ
って電子メールサービスをOA機能として扱う場合にはメ
ールボックス構造の構築を検討する必要があった。した
がって、従来のアクセス権制御方式はメールボックスの
アクセス権の設定が自由に行うことができず、アクセス
権制御の向上を図れないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、メールボックスのアクセス権の設定を自由
に行うことができ、高度なアクセス権制御を行うことが
できる電子メール等におけるアクセス権制御方式を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の請求項1に係るアクセス権制御方式は、フ
ァイルサーバ12と複数のワークステーション7,9,11・・
・とがネットワーク(LAN1)を介して接続され、メール
の送受信を行う通信システムにおいて、上記ファイルサ
ーバにメールボックス13を設け、上記メールボックス13
には、上記ワークステーションを使用する各ユーザの
“ログイン名”に対応する日本語名称(“日本語所有者
名”)による管理下で各ユーザ毎のメールを保管するた
めの各ユーザ毎のメールボックス14,15,16・・・が作成
され、各ユーザが他人のメールボックスにメールを送信
できるとともに、各ユーザが他人のメールボックスを参
照・更新できないように構成されており、上記ファイル
サーバは、各ユーザからのメール操作に関する日本語名
称を入力し、この日本語名称が示すメール操作に応じ
て、上記メールボックスと各ユーザのワークステーショ
ンとの間のアクセス権を制御することを特徴とするもの
である。
また、この発明の請求項2に係るアクセス権制御方式
は、上記メールボックス13には、各ユーザがアクセスで
きる告知板メールボックスが作成されていることを特徴
とするものである。
[作用] 各ユーザからのメール操作に関する日本語名称がファ
イルサーバに入力されると、ファイルサーバは、この日
本語名称が示すメール操作に応じて、メールボックスと
各ユーザのワークステーションとの間のアクセス権を制
御する。また、ファイルサーバに、告知板メールボック
スを操作するための日本語名称が入力されると、ファイ
ルサーバは、各ユーザが告知板メールボックスをアクセ
スできるよう制御する。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例に係る電子メールにおけ
るアクセス権制御方式を採用した電子メールサービスシ
ステムの構成を示すブロック図である。図において、1
は複数の通信装置N1,N2,N3が水平分散で接続されるLAN
(ローカル・エリア・ネットワーク)、2は通信のため
の演算制御を行う基本処理装置、3はデータ処理に必要
な情報を格納する主記憶装置、4は情報を表示するCRT
および情報を入力するキーボード、5は通信情報が予め
格納されている固定ディスク装置である。複数の通信装
置N1,N2,N3のうちの1台をファイルサーバとしてメール
ボックスおよびメールの保管用に割り当てる。この実施
例では通信装置N1をファイルサーバとする。
第2図はこの実施例においてメールの送受信を説明す
るための概念ブロック図である。図において、ファイル
サーバ12には、メールボックス14,15,16がユーザ毎に対
応して作成される。メールボックス14,15,16は第1図に
示す主記憶装置3に作成されるものである。発信者6は
ワークステーション7によりメールをメールボックス15
へ送信する。回覧者8はワークステーション9によりメ
ールボックス16とメールを回覧する。受信者10はワーク
ステーション11によりメールボックス16からメールを取
り出す。
第3図はメールボックスおよびメールの構成を説明す
るための図である。第4図はメールボックスおよびメー
ルのアクセス権の設定例を示す図であり、ディレクトリ
およびファイルのUNIX名、日本語名、所有者、アクセス
権を示す。
次にこの実施例の動作について説明する。第3図にお
いて、メールボックスはキャビネット、第1フォルダお
よび第2フォルダからなる。
mfdirは各ディレクトリの日本語名称等の属性を保管
しておくものである。メールは第2フォルダの下に保管
される。したがってメールボックスは、電子メールサー
ビスを開発する際にユーザのプロテクトを考慮してディ
レクトリおよびファイル等の階層構造を持ち、管理を日
本語名称に基づいて行い、アクセスの操作を日本語名称
に基づいて行うように構成される。
このようにメールボックスが構成された結果、第4図
に基づいたアクセス権制御(基本処理装置2による制
御)により以下の条件設定を行うことができる。
(1)どのメールボックスへもメールを送信できる。
(2)自分のメールボックスを参照・更新できる。
(3)他人のメールボックスを参照・更新できない。
(4)誰もが告知板のメールを参照できる。(5)送信
者のみ告知板のメールを更新できる。(6)メールボッ
クス管理者は操作可能な範囲であれば何でもできる。
(7)個人用メールボックスおよび告知板名はメールボ
ックス管理者以外には参照・更新をすることができな
い。つまり、メールボックス13には、第3図に示すよう
に、各ユーザの“ログイン名”に対応する日本語名称,
すなわち“日本語所有者名”による管理下でユーザ毎の
メールを保管するための個人用メールボックスがユーザ
の数だけ作成されており、各ユーザが他人のメールボッ
クスにメールを送信できるとともに、各ユーザが他人の
メールボックスを参照・更新できないように構成されて
いる。
また、メールボックス13には、各ユーザがアクセスで
きる告知板メールボックスも作成されている。
第4図に示すように、ユーザが、“メールボックス”
及び“日本語所有者名”を入力した後、メール操作を表
現する日本語名称,すなわち、“普通",“往復",“回
覧",“回答",“親展”などを入力すれば、ファイルサー
バ12は、このメール操作に応じて、メールボックス13と
各ユーザのワークステーションとの間のアクセス権を制
御するので、各ユーザは、“普通",“往復",“回覧",
“回答",“親展”など、いろいろなメール操作を行うこ
とができる。
また、ユーザが、“メールボックス”の後に“告知
板”及び“任意日本語告知板名”を入力すれば、ファイ
ルサーバ12は、ユーザが告知板メールボックスをアクセ
スできるよう制御するので、各ユーザは自由に告知板メ
ールボックスにアクセスできる。
上記実施例によれば、送受信者の日本語名称が扱える
とともに大人数の電子メールの利用や多種の電子メール
の属性に適応でき、更にアクセス権制御の面からも、UN
IXオペレーティングシステムの特性を充分に適用でき、
高度なプロテクトを用いることもできる。またメールボ
ックス構造の階層化は、アクセス権制御、日本語名称、
メール属性等の多種属性の採用といった大規模かつ複雑
化した電子メールサービスに幅を持たせることが可能と
なる。
上記実施例では電子メールサービスについて記述され
ているが、電子ファイリング等のシステムを構築する場
合にも応用でき、特に日本語名称の扱いは他の応用例へ
の用途にも充分活用できる。
[発明の効果] 以上のように本発明の請求項1によれば、メール操作
に関する日本語名称を入力すれば、メール操作に応じ
た、メールボックスと各ユーザのワークステーションと
の間のアクセス権が設定されるので、各ユーザは、いろ
いろなメール操作を行うことができる。また、請求項2
によれば、告知板メールボックスを操作するための日本
語名称を入力すれば、各ユーザが告知板メールボックス
をアクセスできるよう制御されるので、各ユーザは、自
由に告知板メールボックスにアクセスできる。すなわ
ち、アクセス権の設定が自由に行うことができ、高度な
アクセス権制御ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るアクセス権制御方式
を採用した電子メールサービスシステムの構成を示すブ
ロック図、第2図はこの実施例における電子メール送受
信概念を示すブロック図、第3図はこの実施例における
メールボックスおよびメールの構成を説明するための
図、第4図はこの実施例におけるメールボックスおよび
メールのアクセス権の設定例を示す図である。 13,14,15,16……メールボックス。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイルサーバと複数のワークステーショ
    ンとがネットワークを介して接続され、メールの送受信
    を行う通信システムにおいて、 上記ファイルサーバにメールボックスを設け、 上記メールボックスには、上記ワークステーションを使
    用する各ユーザの“ログイン名”に対応する日本語名称
    による管理下で各ユーザ毎のメールを保管するための各
    ユーザ毎のメールボックスが作成され、各ユーザが他人
    のメールボックスにメールを送信できるとともに、各ユ
    ーザが他人のメールボックスを参照・更新できないよう
    に構成されており、 上記ファイルサーバは、各ユーザからのメール操作に関
    する日本語名称を入力し、この日本語名称が示すメール
    操作に応じて、上記メールボックスと各ユーザのワーク
    ステーションとの間のアクセス権を制御することを特徴
    とする電子メール等におけるアクセス権制御方式。
  2. 【請求項2】上記メールボックスには、各ユーザがアク
    セスできる告知板メールボックスが作成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の電子メール等におけるア
    クセス権制御方式。
JP63086022A 1988-04-07 1988-04-07 電子メ―ル等におけるアクセス権制御方式 Expired - Lifetime JP2511104B2 (ja)

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