JP2008146194A - 顧客対応メールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子メールを用いた顧客対応において、個人情報を一元管理し、個人情報の漏洩を防止する。
【解決手段】メールサーバ(6)と、Webメールサーバ(7)と、顧客対応要員端末(9)とを具備する顧客対応メールシステム(1)を構築する。メールサーバ(6)は、顧客端末(5−1〜5−n)からネットワーク(4)を介して送信される電子メールを電子メールアドレスごとに分類して格納する。また、Webメールサーバ(7)は、メールサーバ(6)に格納された電子メールを読み出してWebブラウザ(14)で閲覧可能なデータ形式に変換して問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持する。そして、顧客対応要員端末(9)は、問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持されている電子メールを、Webブラウザ(14)を用いて閲覧し、その電子メールに基づく顧客対応を、Webメールサーバ(7)を介して行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メールを利用して顧客対応を行う顧客対応メールシステムに関する。
カスタマーサポートなどの顧客対応サービスでは、問い合わせや返信などのやり取りに電子メールが利用される場合が多い。SMTP/POP(Simple Mail Transfer Protocol/Post Office Protocol)サーバを利用した電子メールや、Webサーバを利用した電子メールサービスであるWebメールに関する技術が知られている(例えば、特許文献1〜9参照)。特許文献1(特開2001−256127号公報)には、専門知識を有するコマンドまたは類似のプログラムに依存することなく、電子メール形式で受信した情報をWebサイトで共有可能にするための技術が開示されている。特許文献2(特開2001−318865号公報)には、高速応答が可能なウエブメールシステムに関する技術が開示されている。特許文献3(特開2002−351797号公報)には、Webメールに対する検索に要する時間を高速化することができる電子メール検索システムに関する技術が開示されている。特許文献4(特開2002−358271号公報)には、利用者が利用者の使用するメールサーバを情報提供者の提供する記憶手段に記憶させておき、情報提供者は利用者が指定するタイミングで該当するメールサーバにアクセスし、新着メールの存在を確認して利用者に通知することにより、利用者は新着メールの存在を任意のタイミングで知ることが出来る技術が開示されている。
特許文献5(特開2003−173314号公報)には、ユーザが煩雑なメール受信拒否作業を頻繁に行うことなく、迷惑メールを撃退することができる不要メールフィルタリングシステムに関する技術が開示されている。特許文献6(特開2004−54665号公報)には、WEBメールシステムにおいて、ユーザが簡単な操作を一度行えば、それ以後は、自動的に新着メールの有無を確認できるようにするための技術が開示されている。特許文献7(特開2004−178433号公報)には、ユーザにより構成される二階層以上のグループを含むグループに所属するユーザに対して、ユーザが様々なグループに所属可能であると共に、一つのユーザ登録により、所属した様々なグループの情報配信を受けることが可能な情報配信システムに関する技術が開示されている。特許文献8(特開2005−31861号公報)には、コミュニティプラットフォームのサービスシステム、および該コミュニティプラットフォームのサービスシステムの利用方法に関する技術が開示されている。特許文献9(特開2006−53610号公報)には、WEBメールのセキュリティをネットワーク間のみに限らず、ローカルレベルでも十分に確保するための技術が開示されている。
特開2001−256127号公報 特開2001−318865号公報 特開2002−351797号公報 特開2002−358271号公報 特開2003−173314号公報 特開2004−54665号公報 特開2004−178433号公報 特開2005−31861号公報 特開2006−53610号公報
SMTP/POPメールシステムを適用して、顧客対応サービスを行なう場合、各顧客対応要員の端末上の電子メールクライアントソフトがメールサーバから顧客からの電子メール(問い合わせのメール)を取得することになる。そのため、メールに付随して顧客の個人情報やプライバシー情報が広まってしまう場合がある。また、上述のようなWebメールを顧客対応サービスに適用した場合、顧客からの問い合わせメールに付随する個人情報やプライバシー情報の管理を適切に行うことが困難であった。
また、複数の問い合わせのメールがあるときに、複数の顧客対応要員が、どの問い合わせのメールに対応しているかが一元的に判らないことがある。さらに、ある問い合わせメールに対し、複数の顧客対応要員が対応可能なときに、他の顧客対応要員がすでに対応したのか否かが一元的に判らないことがある。
本発明が解決しようとする課題は、電子メールを用いた顧客対応において、個人情報・プライバシー情報を一元管理し情報漏洩を防止するとともに、問い合わせメールへの対応状況を管理・表示することで利便性を向上することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、メールサーバ(6)と、Webメールサーバ(7)と、顧客対応要員端末(9)とを具備する顧客対応メールシステム(1)を構築する。ここで、
メールサーバ(6)は、顧客端末(5−1〜5−n)からネットワーク(4)を介して送信される電子メールを受信し、前記電子メールの電子メールアドレスごとに前記電子メールを分類して格納する。また、Webメールサーバ(7)は、前記メールサーバ(6)に格納された前記電子メールを読み出し、読み出した前記電子メールをWebブラウザ(14)で閲覧可能なデータ形式に変換して問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持する。そして、顧客対応要員端末(9)は、前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持されている前記電子メールを、Webブラウザ(14)を用いて閲覧し、その電子メールに基づく顧客対応をWebメールサーバを介して行う。
その顧客対応メールシステムにおいて、前記Webメールサーバ(7)は、さらに、
前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に格納した前記電子メールに対する処理の履歴を履歴データとして保持する履歴データベース(12)(70)を含むことが好ましい。そして、前記Webメールサーバ(7)は、前記顧客対応要員端末(9)が、前記Webブラウザ(14)を用いて前記電子メールを前記顧客対応要員端末(9)の表示画面(71)に表示したときに、前記履歴データベース(12)(70)に保持している情報を更新する。
また、その顧客対応メールシステムにおいて、前記問い合わせメールデータベース(11)(60)は、前記電子メールを識別するメールID(62)と、前記電子メールに対する返信処理が完了しているか否かを示す対応状況(63)と、前記返信処理を実行した顧客対応要員を示す対応要員ID(64)とを関連付けて、前記Webブラウザ(14)で閲覧可能な状態で保持する。そして、前記Webブラウザ(14)は、前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持されているデータが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザ(14)の表示画面(71)をリアルタイムで変更する。
また、その顧客対応メールシステムにおいて、前記履歴データベース(12)(70)は、前記メールID(62)と、前記対応要員ID(64)と、前記電子メールに対する処理の過程を示す操作ログ(66)と、前記電子メールに対する処理が実行された時刻を示す操作時刻(67)とを関連付けて保持する。そして、前記Webメールサーバ(7)は、前記顧客対応要員端末(9)で前記Webブラウザ(14)を用いて実行される前記電子メールに対する処理をリアルタイムで監視し、前記電子メールに対して特定の処理が実行されたときに、前記特定の処理に対応して前記操作ログ(66)と前記操作時刻(67)とを記録する。さらに、前記Webブラウザ(14)は、前記操作ログ(66)と前記操作時刻(67)とが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザ(14)の表示画面(71)をリアルタイムで変更する。
また、その顧客対応メールシステムにおいて、さらに、前記対応要員ID(64)と前記対応要員ID(64)に一対一に対応するパスワード(68)とを保持する認証用データベース(13)(80)を有する認証サーバ(8)を備える構成であっても良い。ここにおいて、前記Webメールサーバ(7)は、前記顧客対応要員端末(9)を介して供給される前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)とを暗号化して前記認証サーバ(8)に送信する。そして、前記認証サーバ(8)は、暗号化された前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)とを複合化し、前記認証用データベース(13)(80)を参照して前記対応要員ID(64)に対する前記パスワード(68)が正しいか否かを判断する。その判断の結果、前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)との組が正しいときに、前記Webメールサーバ(7)に前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)との組が正しいことを通知する。そして、前記Webサーバは、前記認証サーバ(8)からの通知に基づいて前記顧客対応要員端末(9)に前記Webメールサーバ(7)に対するアクセス許可を与える。
また、その顧客対応メールシステムにおいて、前記メールサーバ(6)は、複数の電子メールボックス(10)(10−1〜10−n)を含む構成であっても良い。ここにおいて、前記電子メールを、前記電子メールアドレスに対応して前記複数の電子メールボックス(10)(10−1〜10−n)のそれぞれに分類して格納することが好ましい。そして、前記Webメールサーバ(7)は、前記電子メールボックス(10)(10−1〜10−n)に格納された新たな電子メールを読み出し、読み出した前記新たな電子メールに対応して前記問い合わせメールデータベース(11)(60)を更新する。
電子メールを送受信する機能を有するメールサーバ(6)と、Webメール機能を有するWebメールサーバ(7)と、Webブラウザ(14)を実行する機能を有する顧客対応要員端末(9)とを有する顧客対応メールシステムを以下のような動作方法で動作させることで上記課題を解決することが可能となる。その動作方法は、
(a)顧客端末(5−1〜5−n)から送信される電子メールを受信し、前記電子メールの電子メールアドレスごとに前記電子メールを分類して前記メールサーバ(6)に格納するステップと、
(b)前記メールサーバ(6)に格納された前記電子メールを読み出し、読み出した前記電子メールをWebブラウザ(14)で閲覧可能なデータ形式に変換して前記Webメールサーバ(7)の問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持するステップと、
(c)顧客対応要員端末(9)で動作するWebブラウザ(14)を用いて前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持されている前記電子メールを閲覧するステップを具備する方法であることが好ましい。
また、その顧客対応メールシステムの動作方法において、さらに、
(d)前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に格納された前記電子メールに対する処理の履歴を履歴データとして履歴データベース(12)(70)に保持するステップと、
(e)前記Webブラウザ(14)を用いて前記電子メールが前記顧客対応要員端末(9)の表示画面(71)に表示されたときに、前記Webメールサーバ(7)が前記履歴データベース(12)(70)に保持している情報を更新するステップと、
(f)前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持されているデータが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザ(14)の表示画面(71)をリアルタイムで変更するステップとを具備する顧客対応メールシステムの動作方法で顧客対応メールシステムを動作させる。
また、その顧客対応メールシステムの動作方法において、
前記(b)ステップは、前記電子メールを識別するメールID(62)と、前記電子メールに対する返信処理が完了しているか否かを示す対応状況(63)と、前記返信処理を実行した顧客対応要員を示す対応要員ID(64)とを関連付けて前記Webブラウザ(14)で閲覧可能な状態で保持するステップを含むことが好ましい。
さらに、前記(d)ステップは、前記メールID(62)と、前記対応要員ID(64)と、前記電子メールに対する処理の過程を示す操作ログ(66)と、前記電子メールに対する処理が実行された時刻を示す操作時刻(67)とを関連付けて保持するステップを含むことが好ましい。
また、その顧客対応メールシステムの動作方法において、さらに
(g)前記顧客対応要員端末(9)で前記Webブラウザ(14)を用いて実行される前記電子メールに対する処理をリアルタイムで監視し、前記電子メールに対して特定の処理が実行されたときに、前記特定の処理に対応して前記操作ログ(66)と前記操作時刻(67)とを更新するステップと、
(h)前記操作ログ(66)と前記操作時刻(67)とが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザ(14)の表示画面(71)をリアルタイムで変更するステップとを具備する顧客対応メールシステムの動作方法で顧客対応メールシステムを動作させる。
その顧客対応メールシステムの動作方法において、前記顧客対応メールシステムは、さらに、前記対応要員ID(64)と前記対応要員ID(64)に一対一に対応するパスワード(68)とを保持する認証用データベース(13)(80)を有する認証サーバ(8)を備える構成であっても良い。その場合には、
(i)前記Webメールサーバ(7)が、前記顧客対応要員端末(9)を介して供給される前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)とを暗号化して前記認証サーバ(8)に送信するステップと、
(j)前記認証サーバ(8)が、暗号化された前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)とを複合化し、前記認証用データベース(13)(80)を参照して前記対応要員ID(64)に対する前記パスワード(68)が正しいか否かを判断し、前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)との組が正しいときに、前記Webメールサーバ(7)に前記対応要員ID(64)と前記パスワード(68)との組が正しいことを通知するステップと、
(k)前記Webメールサーバ(7)が、前記認証サーバ(8)からの通知に基づいて前記顧客対応要員端末(9)に前記Webメールサーバ(7)に対するアクセス許可を与えるステップとを具備する顧客対応メールシステムの動作方法で顧客対応メールシステムを動作させる。
また、その顧客対応メールシステムの動作方法において、前記(a)ステップは、前記電子メールを、前記電子メールアドレスに対応して複数の電子メールボックス(10)(10−1〜10−n)のそれぞれに分類して格納するステップを含むものであってもよい。そして、前記(b)ステップは、前記電子メールボックス(10)(10−1〜10−n)に格納された新たな電子メールを読み出し、読み出した前記新たな電子メールに対応して前記問い合わせメールデータベース(11)(60)を更新するステップを含むものであっても良い。
上記課題を解決するために、電子メールを送受信する機能を有するメールサーバ(6)と、Webメール機能を有するWebメールサーバ(7)と、Webブラウザ(14)を実行する機能を有する顧客対応要員端末(9)とを有する顧客対応メールシステムを構成する前記Webメールサーバ(7)で、以下のような手順を示すコンピュータプログラムを実行する。ここにおいて、そのコンピュータプログラムは、
(a)顧客端末(5−1〜5−n)から送信される電子メールを、前記電子メールの電子メールアドレスごとに分類して格納するメールサーバ(6)から読み出すステップと、
(b)前記メールサーバ(6)から読み出した前記電子メールを、Webブラウザ(14)で閲覧可能なデータ形式に変換して問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持するステップと、
(c)前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に保持されている前記電子メールが、前記Webブラウザ(14)を用いて閲覧されたときに、前記問い合わせメールデータベース(11)(60)を更新するステップと
をコンピュータに実行させるための手順を示す顧客対応メールプログラムであることが好ましい。
その顧客対応メールプログラムにおいて、さらに、
(d)前記問い合わせメールデータベース(11)(60)に格納された前記電子メールに対する処理の履歴を履歴データとし、前記履歴データを前記Webメールサーバ(7)に構成される履歴データベース(12)(70)に保持するステップと、
(e)前記顧客対応要員端末(9)が、前記Webブラウザ(14)を用いて前記電子メールを前記顧客対応要員端末(9)の表示画面(71)に表示したときに、前記履歴データベース(12)(70)に保持している情報を更新するステップと
をコンピュータに実行させるための手順を示す顧客対応メールプログラムであっても良い。
その顧客対応メールプログラムにおいて、前記(b)ステップは、前記電子メールを識別するメールID(62)と、前記電子メールに対する返信処理が完了しているか否かを示す対応状況(63)と、前記返信処理を実行した顧客対応要員を示す対応要員ID(64)とを関連付けて前記Webブラウザ(14)で閲覧可能な状態で保持するステップを含むものであっても良い。
その顧客対応メールシステムにおいて、前記(d)ステップは、
前記メールID(62)と、前記対応要員ID(64)と、前記電子メールに対する処理の過程を示す操作ログ(66)と、前記電子メールに対する処理が実行された時刻を示す操作時刻(67)とを関連付けて保持するステップと、
前記顧客対応要員端末(9)で前記Webブラウザ(14)を用いて実行される前記電子メールに対する処理をリアルタイムで監視し、前記電子メールに対して特定の処理が実行されたときに、前記特定の処理に対応して前記操作ログ(66)と前記操作時刻(67)とを更新するステップとを含むものであっても良い。
本発明によると、電子メールを用いた顧客対応において、個人情報・プライバシー情報を一元管理し情報漏洩を防止することが可能となる。
また、本願発明によると、顧客からの問い合わせメールへの対応状況を一元的に管理・表示することで、顧客対応に関する利便性を向上することが可能となる。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。図1は、本実施形態の顧客対応メールシステム1の構成を例示するブロック図である。本実施形態の顧客対応メールシステム1は、メール管理領域2と、顧客対応領域3とを含んで構成されている。また、本実施形態の顧客対応メールシステム1は、ネットワーク4を介して顧客側の端末(顧客端末5−1〜顧客端末5−n)に接続されている。図1を参照すると、メール管理領域2は、一般的な電子メールの送受信を支援するメールサーバ6と、Webページを閲覧可能な状態で保持するWebメールサーバ7と、認証サーバ8とを含んで構成されている。
メールサーバ6は、SMTP/POPで規定されているメールの送受信を行う機能を有する情報処理装置である。図1に示されているように、メールサーバ6は、複数の受信メールボックス10を備えて構成されている。複数の受信メールボックス10は、顧客側端末(例えば、顧客端末5−1)からネットワーク4を介して送信されてくる電子メール(以下、問い合わせメールと呼ぶ)を保持する機能を備えている。複数の受信メールボックス10は、問い合わせメールの送信先アドレスに対応して構成されている。以下の実施形態においては、第1受信メールボックス10−1は、第1メールアドレス(mail_1@support.com)宛に送信された問い合わせメールを保持し、第2受信メールボックス10−2が、第2メールアドレス(mail_2@support.com)宛に送信された問い合わせメールを保持する場合を例示して説明を行う。
Webメールサーバ7は、Webブラウザを使用して電子メールの送受信を可能とするサービス(以下、Webメールと呼ぶ。)を提供する情報処理装置である。図1に示されているように、Webメールサーバ7は、問い合わせメールデータベース11と履歴データベース12とを含んで構成されている。問い合わせメールデータベース11は、メールサーバ6の受信メールボックス10に格納されている問い合わせメールを保持している。履歴データベース12は、問い合わせメールデータベース11に保持されている問い合わせメールに対し、どのような処理が実行されたかを示す履歴情報を保持している。
認証サーバ8は、問い合わせメールの内容に対する返信メールを作成する顧客対応要員の認証を行う情報処理装置である。図1に示されているように、認証サーバ8は、認証用データベース13を含んで構成されている。認証用データベース13は、顧客対応要員を識別するためのID(以下、対応要員IDと呼ぶ)と、その対応要員IDに対応するパスワードとを関連付けて保持している。
ここにおいて、メールサーバ6とWebメールサーバ7とは、SMTP/POPを用いたデータ通信を行うことが可能である。また、Webメールサーバ7と認証サーバ8とは、送受信するデータを暗号化して情報伝達を行うことが可能である。
顧客対応領域3は、複数の顧客対応要員端末9を含んで構成されている。複数の顧客対応要員端末9の各々は、概ね同様の構成である。以下の実施形態においては、第1顧客対応要員端末9−1から第n顧客対応要員端末9−nのように、各顧客対応要員端末9を区別する場合には、枝番号(例えば、第1顧客対応要員端末9−1)を用いて説明を行う。
複数の顧客対応要員端末9の各々は、Webブラウザを備えている。以下の実施形態においては、各顧客対応要員端末9に備えられたWebブラウザを区別する場合には、(例えば、第1Webブラウザ14−1)を用いて説明を行う。また、Webブラウザを区別することなく説明を行う場合には、Webブラウザ14と記載する。
以下に、各装置の詳細な構成に関して、図面を参照して説明を行う。図2は、本実施形態のメールサーバ6の構成を例示するブロック図である。図2を参照すると、本実施形態のメールサーバ6は、メールサーバ本体21と、メールサーバ側入力装置22と、メールサーバ側出力装置23とを含んで構成されている。メールサーバ本体21は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)24と、メモリ25と、入出力インターフェース26と、大容量記憶装置27を備え、それらはバス28を介して接続されている。
メールサーバ本体21は、パーソナルコンピュータやワークステーションなどに代表される高速演算処理装置である。メールサーバ側入力装置22は、メールサーバ本体21に対して、データを入力する機能を備えたマンマシンインターフェースであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどがその代表である。以下の実施形態においては、メールサーバ側入力装置22が、キーボードおよびマウスである場合を例示して説明を行う。本実施形態においては、ネットリスト情報、各種ライブラリ等の各種入力ファイル、入力情報、出力情報はメールサーバ側入力装置22から入力されるか、又は、大容量記憶装置27から読み出される。
メールサーバ側出力装置23は、メールサーバ本体21の処理結果を外部に出力する機能を有するマンマシンインターフェースであり、例えば、CRTや液晶ディスプレイがその代表である。以下の実施形態においては、メールサーバ側出力装置23が、ディスプレイ装置である場合を例示し、タイミング検証結果などを視覚的に表示するものとして説明を行う。つまり、表示措置3は、論理シミュレーション/STA解析結果の表示、処理の状態の表示を行う。
CPU24は、メールサーバ6に備えられた各種装置の制御や、メールサーバ本体21に入出力されるデータの処理を行う演算処理装置である。本実施形態において、CPU24は、メールサーバ側入力装置22などから受け取ったデータを解釈して演算し、その演算結果をメールサーバ側出力装置23などで出力する。本実施形態においては、CPU24において、I/Oノイズ成分解析・モデル化処理、I/Oノイズ伝播経路解析・作成処理、及び、遅延計算、論理シミュレーション/STA解析が行われる。
メモリ25は、データの書き込みと読み出しができる記憶媒体であり、例えば、SDRAMやDDR−SDRAMなどがその代表として例示される。入出力インターフェース26は、上述のメールサーバ側入力装置22やメールサーバ側出力装置23とメールサーバ本体21との間で実行されるデータ通信を制御する装置である。また、入出力インターフェース26は、外部ネットワーク(例えば、ネットワーク4)を介して受け取るデータを、メールサーバ本体21で処理できる形式に変換してバス28を介して、メールサーバ本体21内部の各種機能ブロックに供給する機能を備えている。
大容量記憶装置27は、記憶媒体に大量のデータを記録させるために使用する装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などがその代表として例示される。図2に示されているように、大容量記憶装置27は、上述の受信メールボックス10(第1受信メールボックス10−1〜第n受信メールボックス10−n)を含んで構成されている。Webメールサーバ7に備えられた複数の受信メールボックス10は、入出力インターフェース26を介して受け取った複数の問い合わせメールを、所定のコンピュータプログラムに示される手順に対応して分類して保持することによって構成される。以下の実施形態では、第1メールアドレスに宛てて送信された問い合わせメールが、第1受信メールボックス10−1に保持される場合を例示する。同様に、第2メールアドレスに宛てて送信された問い合わせメールは、第2受信メールボックス10−2に保持される場合を例示する。なお、本発明における受信メールボックス10は、この構成に限定されるものではない。例えば、受信した問い合わせメールの件名に対応した分類を行っても良い。
図3は、本実施形態のWebメールサーバ7の構成を例示するブロック図である。図3を参照すると、本実施形態のWebメールサーバ7は、Webサーバ本体31と、Webサーバ側入力装置32と、Webサーバ側出力装置33とを含んで構成されている。Webサーバ本体31は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)34と、メモリ35と、入出力インターフェース36と、大容量記憶装置37を備え、それらはバス38を介して接続されている。ここにおいて、Webサーバ側入力装置32は、上述のメールサーバ側入力装置22と同様の構成を有するマンマシンインターフェースである。また、Webサーバ側出力装置33は、上述のメールサーバ側出力装置23と同様の構成を有するマンマシンインターフェースである。したがって、そのWebサーバ側入力装置32とWebサーバ側出力装置33の構成に関する詳細な説明は省略する。
Webサーバ本体31に備えられたCPU34、メモリ35、入出力インターフェース36、大容量記憶装置37およびバス38は、それぞれ、メールサーバ本体21を構成する各種装置と同様の機能を備えている。したがって、以下の説明においては、それらの構成に関する詳細な説明を省略する。
図3を参照すると、大容量記憶装置37は、問い合わせメールデータベース11と履歴データベース12とを含んで構成されている。問い合わせメールデータベース11は、メールサーバ本体21の受信メールボックス10から、その受信メールボックス10の保持されている問い合わせメールを、Webブラウザで閲覧可能な形式に変換して保持している。Webメールサーバ7のCPU34は、所定のコンピュータプログラムに示される手順に従って、入出力インターフェース36を介してメールサーバ本体21の受信メールボックス10を参照する。Webメールサーバ7は、受信メールボックス10を参照したときに、新たな問い合わせメールを見つけた場合、その新たな問い合わせメールを読み出し問い合わせメールデータベース11に保持する。受信メールボックス10を参照する動作は、後述する顧客対応要員端末9からの命令に応答して実行される。また、受信メールボックス10を参照する動作は、予め定められた期間ごとに定期的に繰り返して実行されても良い。履歴データベース12は、問い合わせメールデータベース11に保持している問い合わせメールに対し、どのような処理が実行されたかを示す履歴データを保持している。履歴データベース12は、履歴データをWebブラウザによって閲覧可能なデータ形式で保持している。
図4は、本実施形態の認証サーバ8の構成を例示するブロック図である。図4を参照すると、本実施形態の認証サーバ8は、認証サーバ本体41と、認証サーバ側入力装置42と、認証サーバ側出力装置43とを含んで構成されている。認証サーバ本体41は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)44と、メモリ45と、入出力インターフェース46と、大容量記憶装置47を備え、それらはバス48を介して接続されている。ここにおいて、認証サーバ側入力装置42は、上述のメールサーバ側入力装置22(またはWebサーバ側入力装置32)と同様の構成を有するマンマシンインターフェースである。また、認証サーバ側出力装置43は、上述のメールサーバ側出力装置23(またはWebサーバ側出力装置33)と同様の構成を有するマンマシンインターフェースである。したがって、その認証サーバ側入力装置42と認証サーバ側出力装置43の構成に関する詳細な説明は省略する。
また、認証サーバ本体41に備えられたCPU44、メモリ45、入出力インターフェース46、大容量記憶装置47およびバス48は、それぞれ、メールサーバ本体21(またはWebサーバ本体31)を構成する各種装置と同様の機能を備えている。したがって、以下の説明においては、それらの構成に関する詳細な説明を省略する。
図4を参照すると、認証サーバ本体41の大容量記憶装置47は、認証用データベース13を含んで構成されている。認証用データベース13は、顧客対応要員に割り当てられたID(識別子)と、そのIDに一対一に対応するパスワードとを関連付けて保持している。本実施形態の顧客対応メールシステム1において、顧客対応要員は、顧客対応用の返信メールデータを生成する。顧客から送信される問い合わせメールには、その顧客の個人情報が含まれている。認証サーバ8は、顧客対応要員が、その問い合わせメールを閲覧する権限を有するのか否かを、ID−パスワード認証によって判断している。また、本実施形態において、認証サーバ8と他の情報処理装置(例えばWebメールサーバ7)との間のデータ通信は、暗号化されたデータの送受信によって実行されている。
図5は、本実施形態の顧客対応要員端末9の構成を例示するブロック図である。図5を参照すると、本実施形態の顧客対応要員端末9は、端末本体51と、端末側入力装置52と、端末側出力装置53とを含んで構成されている。端末本体51は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)54と、メモリ55と、入出力インターフェース56と、大容量記憶装置57を備え、それらはバス58を介して接続されている。ここにおいて、端末側入力装置52は、上述のメールサーバ側入力装置22等と同様の構成を有するマンマシンインターフェースである。また、端末側出力装置53は、上述のメールサーバ側出力装置23等と同様の構成を有するマンマシンインターフェースである。したがって、その端末側入力装置52と端末側出力装置53の構成に関する詳細な説明は省略する。
また、端末本体51に備えられたCPU54、メモリ55、入出力インターフェース56、大容量記憶装置57およびバス58は、それぞれ、メールサーバ本体21等を構成する各種装置と同様の機能を備えている。したがって、以下の説明においては、それらの構成に関する詳細な説明を省略する。
図5を参照すると、端末本体51の大容量記憶装置57は、Webブラウザ14とサーバアクセスプログラム59とを含んで構成されている。Webブラウザ14は、Webページを閲覧するためのアプリケーションである。本実施形態におけるWebブラウザ14は、問い合わせメールデータベース11や履歴データベース12に保持されているデータを、顧客対応要員が閲覧可能な状態で表示する機能を備えている。
サーバアクセスプログラム59は、顧客対応要員端末9がWebメールサーバ7にアクセスするための手順を示すコンピュータプログラムである。以下に述べる実施形態においては、サーバアクセスプログラム59とWebブラウザ14とが連携的に動作することによって、顧客対応要員端末9とWebメールサーバ7とがデータ通信可能な状態で接続する場合を例示する。顧客対応要員端末9は、この接続によって、問い合わせメールデータベース11または履歴データベース12に保持されているデータの読み出しが可能になる。
以下に、本実施形態におけるデータベースの構成に関して説明を行う。本実施形態における各データベースは、リレーショナルデータベースや、オブジェクトデータベースなどで構成されることが好ましい。図6は、問い合わせメールデータベース11に保持される問い合わせメールデータテーブル60の構成を例示する図である。本実施形態においては、問い合わせメールデータベース11に保持される対象となるデータが、コンピュータによる処理が可能な状態で問い合わせメールデータテーブル60に記載される場合を例示する。なお、この構成は、本発明における問い合わせメールデータベース11の構成を限定するものではない。
図6を参照すると、問い合わせメールデータテーブル60は、メールボックスID61と、メールID62と、対応状況63と、対応要員ID64と、メール情報65とを関連付けた状態で構成されている。
メールボックスID61は、上述の受信メールボックス10が複数のメールボックス(10−1〜10−n)で構成されているとき、それぞれを区別するための識別子を示している。図6を参照すると、メールボックスID61として、第1受信メールボックス10−1を示す”1”が記載されている。メールID62は、受信した問い合わせメールを識別するための識別子を示している。メールID62は、Webメールサーバ7がメールサーバ本体21から受けとった複数の問い合わせメールをWebブラウザで閲覧したときに、各問い合わせメールを識別するために使用される。これにより、例えば、同じ顧客から同じ件名で複数の問い合わせメールを受信した場合であっても、各々の問い合わせメールを識別することができる。
対応状況63は、問い合わせメールデータベース11の保持されている問い合わせメールに対する処理が、完了しているのか否かを示している。対応要員ID64は、問い合わせメールデータベース11に保持されている問い合わせメールに対し、現在、閲覧や返信などの対応が行われているか、または、過去に対応が行われた場合に、その対応を行った顧客対応要因のIDを示している。図6に示されているように、対応状況63が対応済みを示している場合、対応要員ID64には、対応要員IDが記載される。メール情報65は、問い合わせメールデータベース11に保持されている問い合わせメールの本文を示している。
図7は、履歴データベース12に保持される履歴データテーブル70の構成を例示する図である。履歴データテーブル70には、上述の問い合わせメールデータテーブル60と同様に、保持される対象となるデータが、コンピュータによる処理が可能な状態で記載されている。ここにおいて、上述の問い合わせメールデータテーブル60と同様のデータが履歴データテーブル70に記載される場合は、図6の説明で使用した符号と同じ符号を用いて説明を行う。また、説明が重複する場合には、その構成に関する詳細な説明を省略する。
図7を参照すると、履歴データテーブル70は、メールボックスID61と、メールID62と、対応要員ID64と、操作ログ66と、操作時刻67とを関連付けた状態で構成されている。
操作ログ66は、問い合わせメールデータベース11に保持されている問い合わせメールに対し、顧客対応要員端末9によってどのような操作が実行されたかに関する情報を示している。操作時刻67は、操作ログ66に示される操作が行われた時刻を示している。
図8は、認証用データベース13に保持される認証用データテーブル80の構成を例示する図である。認証用データテーブル80には、上述の問い合わせメールデータテーブル60(または履歴データテーブル70)と同様に、保持される対象となるデータが、コンピュータによる処理が可能な状態で記載されている。ここにおいて、上述の問い合わせメールデータテーブル60と同様のデータが認証用データテーブル80に記載される場合は、図6の説明で使用した符号と同じ符号を用いて説明を行う。また、説明が重複する場合には、その構成に関する詳細な説明を省略する。
図8を参照すると、認証用データテーブル80は、メールID62と、パスワード68と、対応可能メールボックス69とが関連付けられた状態で構成されている。
パスワード68は、複数の顧客対応要員の各々に付与された対応要員IDに対し、一対一に設定されたパスワードを示している。図8示されているように、パスワード68は、そのパスワードを暗号化して記載している。対応可能メールボックス69は、各顧客対応要員が、閲覧することができるメールボックスに制限がある場合に、その制限を示している。例えば、図8を参照すると、対応要員IDが”BBBB”である顧客対応要員は、第2受信メールボックス10−2に保持されている問い合わせメールに応答する権限を有していないことが示されている。
以下に、図面を参照して本実施形態の顧客対応メールシステム1の動作に関して説明を行う。なお、以下に示す本実施形態の動作は、顧客対応メールシステム1を構成する情報処理装置が、所定のコンピュータプログラムに示される手順に従って動作することによって実行される。ここにおいて、本実施形態の動作には、メールサーバ6が、顧客からの問い合わせメールを受けとる場面での動作が含まれている。また、本実施形態の動作には、顧客対応要員端末9が顧客対応要員の操作に対応してWebメールサーバ7にアクセスする場面での動作が含まれている。また、本実施形態の動作には、Webメールサーバ7が、メールサーバ6の受信メールボックス10から問い合わせメールを受け取る場面での動作が含まれている。また、本実施形態の動作には、問い合わせメールを閲覧する場面での動作が含まれている。また、本実施形態の動作には、顧客対応用のメッセージを顧客側端末に送信する場面での動作が含まれている。
図9は、メールサーバ6が、顧客からの問い合わせメールを受けとる場面での動作を示すフローチャートである。図9を参照すると、ステップS101において、メールサーバ6は、ネットワーク4経由で送信される問い合わせメールを受信する。ステップS102において、メールサーバ6は、受信した問い合わせメールの宛先メールアドレス(送信先アドレス)を抽出する。ステップS103において、メールサーバ6は、宛先メールアドレスに対応するメールボックスに、受信した問い合わせメールを格納する。
これによって、本実施形態のメールサーバ6は、自動的に複数の問い合わせメールを所定の分類に区分けすることが可能となる。例えば、コンピュータ技術に関するサポート業務に本願発明を適用する場合、ソフトウェアに関する問い合わせメールの宛先とハードウェアに関する問い合わせメールの宛先とを異なるものにすることで、問い合わせメールに関する適切な区分けを自動的に行うことが可能となる。
図10は、顧客対応要員端末9が、顧客対応要員の操作に対応してWebメールサーバ7にアクセスする場面での動作を例示するフローチャートである。上述のように、本実施形態におけるサーバアクセスは、サーバアクセスプログラム59とWebブラウザ14とが連携して動作することで実行される。したがって、そのサーバアクセス動作は、Webブラウザ14が起動している顧客対応要員端末9において、そのWebブラウザ14を介して入力されるデータに対応して実行される。
図10を参照すると、ステップS201において、Webメールサーバ7は、顧客対応要員端末9から送信されるアクセス要求に対し、Webブラウザ14を用いて対応要員IDとパスワードとを入力することを要求する。このとき、Webメールサーバ7は、顧客対応要員端末9のWebブラウザ14が示す画面に、ログインフォームを表示することで、対応要員IDとパスワードの入力を受け付ける。
顧客対応要員は、そのログインフォームにしたがって対応要員IDとパスワードとを入力する。顧客対応要員端末9は、その顧客対応要員の操作に基づいて、入力された対応要員IDとパスワードとをWebメールサーバ7に送信する。
ステップS202において、Webメールサーバ7は、対応要員IDとパスワードとを受信し、認証サーバ8に問い合わせを行う。
ステップS203において、Webメールサーバ7は、認証サーバ8から送信される認証結果を受信する。ここにおいて、認証サーバ8は、Webメールサーバ7から送信された対応要員IDとパスワードとの組が正しければ、アクセスの可否を示す情報(以下、アクセス可否と呼ぶ。)をWebメールサーバ7に送信する。認証サーバ8は、アクセスを許可した場合、許可を与えた対応要員IDに示される顧客対応要員が、対応可能なメールボックスの情報(メールボックスアクセス制限と呼ぶ)をWebメールサーバ7に送信する。もし、対応要員IDとパスワードが正しくない場合には、認証サーバ8は、アクセス可否と共にエラーメッセージをWebメールサーバ7に送信する。
ステップS204において、Webメールサーバ7は、認証サーバ8から送信されたアクセス可否に基づいて、入力された対応要員IDとパスワードの組が正しいか否かの判断を行う。その判断の結果、入力された対応要員IDとパスワードの組が正しい場合には、処理はステップS205に進む。対応要員IDとパスワードの組が正しくない場合には、エラーメッセージに基づいて、Webメールサーバ7は、再度ログインフォームを表示する。
ステップS205において、Webメールサーバ7は、認証サーバ8から送られたアクセス可否と、メールボックスアクセス制限に対応して、問い合わせメールデータベース11へのアクセスを許可する。
図11は、Webメールサーバ7が、メールサーバ6の受信メールボックス10から問い合わせメールを受け取る場面での動作を示すフローチャートである。以下の実施形態においては、図11に示される動作が、顧客対応要員端末9がWebメールサーバ7に対するアクセスを完了した後に実行される場合を例示する。ステップS301において、Webメールサーバ7は、顧客対応要員端末9から問い合わせメールの存在確認命令が送信されたか否かを監視する。その問い合わせメールの存在確認命令は、顧客対応要員の操作に対応して顧客対応要員端末9が動作することで送信される。Webメールサーバ7が問い合わせメールの存在確認命令を受信した場合、処理はステップS303に進む。問い合わせメールの存在確認命令を受信していない場合、処理はステップS302に進む。
ステップS302において、Webメールサーバ7は、問い合わせメールの存在確認をするために、予め設定された期間(以下、問い合わせメール存在確認期間と呼ぶ)が経過したか否かの判断を行う。その判断の結果、前回の確認から、問い合わせメール存在確認期間が経過していない場合、処理はステップS301に戻る。これによって、新規の問い合わせメールの受信を常時監視することが可能となる。その判断の結果、問い合わせメール存在確認期間が経過した場合には、処理はステップS303に進む。
ステップS303において、Webメールサーバ7は、メールサーバ6のメールサーバ本体21にアクセスする。ステップS304において、Webメールサーバ7は、メールサーバ本体21の大容量記憶装置27に保持されている受信メールボックス10を参照し、新規の問い合わせメールが保存されているか否かの判断を行う。その判断の結果、新たな問い合わせメールが保存されていない場合には、処理はステップS301に戻り、待機状態に移行する。新たな問い合わせメールが保存されていた場合には、処理はステップS305に進む。ステップS305において、Webメールサーバ7は、受信メールボックス10から新たな問い合わせメールを読み出す。Webメールサーバ7は、読み出した問い合わせメールを、顧客対応要員端末9のWebブラウザ14で閲覧可能なデータ形式に変換して問い合わせメールデータベース11に保持する。
以下に、問い合わせメールを閲覧する場面での操作画面、および、その時の動作に関して説明を行う。図12は、問い合わせメールを閲覧するときの端末側出力装置53の画面を示すブロック図である。図12を参照すると、問い合わせメールを閲覧する場合、顧客対応要員端末9の端末側出力装置53には、表示画面71が表示される。図12に示されるように、表示画面71は、操作ボタン表示領域72と、メールボックス表示領域73と、メール一覧表示領域74と、メール本文表示領域75とを含んで構成されている。
操作ボタン表示領域72は、操作用のボタンを表示している。顧客対応要員の操作に対応して、所定のボタンがクリックされることで、所望の動作が実行される。例えば、任意の問い合わせメールを選択(反転表示)し、転送ボタンをクリックすると、転送先アドレスにその問い合わせメールが転送される。
メールボックス表示領域73は、現在、Webメールサーバ7に対するアクセス許可を受けている顧客対応要員が対応可能なメールボックスを示している。上述のように、本実施形態の顧客対応メールシステム1では、複数の顧客対応要員に対し、メールボックスを単位として、メールの閲覧に関する制限が与えられている。図12を参照すると、この表示画面71を表示させている顧客対応要員には、第1受信メールボックス10−1と、第2受信メールボックス10−2に対してメールを閲覧する権限が与えられている。
メール一覧表示領域74は、メールボックスに保持されているメールの一覧を表示する領域である。メール一覧表示領域74は、対応状況表示領域74−1と、担当者表示領域74−2と、操作状況表示領域74−3と、件名表示領域74−4と、差出人表示領域74−5と、送信日時表示領域74−6とを含んで構成されている。
対応状況表示領域74−1は、一覧表示しているメールに対する対応状況を示している。図12を参照すると、メール一覧表示領域74の最上段のメールは、すでに顧客対応が完了していることが示されている。担当者表示領域74−2は、一覧表示しているメールに対し、顧客対応した担当者が誰であるかを、対応要員IDを用いて示している。図12を参照すると、上から3つのメールは、担当者が確定していることが示されている。
操作状況表示領域74−3は、一覧表示しているメールに対し、どのような処理が実行されているかを示している。図12を参照すると、上から2番目のメールに対する顧客対応が、対応要員IDが”BBBB”の顧客対応要員による返信中であることが示されている。また、上から3番目のメールに対する顧客対応が、対応要員IDが”AAAA”の顧客対応要員による閲覧中であることが示されている。
件名表示領域74−4は、一覧表示しているメールの件名を表示する領域である。差出人表示領域74−5は、一覧表示しているメールの差出人を表示する領域である。送信日時表示領域74−6は、一覧表示しているメールが送信された日時を表示する領域である。
メール本文表示領域75は、一覧表示しているメールから、任意のメールを選択したときに、そのメールの本文を表示する領域である。図12を参照すると、メール一覧表示領域74に表示されている複数の問い合わせメールの中から、上から3つめのメールが選択されたとき、その問い合わせメールのヘッダと本文とがメール本文表示領域75に表示される。
図13Aは、問い合わせメールの閲覧から顧客対応用のメッセージ(返信メール)を生成するまでの前半部分の動作を例示する流れ図(シーケンス図)である。また、図13Bは、問い合わせメールの閲覧から顧客対応用のメッセージ(返信メール)を生成するまでの後半部分の動作を例示する流れ図(シーケンス図)である。図13Aを参照すると、ステップS401において、Webメールサーバ7は、認証サーバ8によるパスワード認証の結果に応答して、顧客対応要員端末9にアクセス許可を送信する。ステップS402において、顧客対応要員端末9は、Webメールサーバ7から送信されるアクセス許可を受信する。ステップS403において、顧客対応要員端末9は、Webメールサーバ7にアクセスし、問い合わせメールデータベース11に保持されている問い合わせメールの一覧を要求する。このとき、顧客対応要員端末9は、アクセス許可を受けた顧客対応要員が閲覧可能なメールボックスに制限がある場合に対応するために、アクセス許可を受けた顧客対応要員を示す対応要員IDをWebメールサーバ7に通知する。
ステップS404において、Webメールサーバ7は、通知された対応要員IDに基づいて、その顧客対応要員が対応可能な問い合わせメールの一覧を、Webブラウザ14で表示可能なデータ形式の一覧表データとして生成する。顧客対応要員端末9のWebブラウザ14は、その問い合わせメールの一覧表データに基づいて、現在アクセス許可を受けている顧客対応要員が対応可能な問い合わせメールを一覧表形式で表示画面71に表示する。
ステップS405において、顧客対応要員端末9は、表示しているメール一覧に関する履歴を要求するメッセージ(履歴要求メッセージ)を、Webメールサーバ7に送信する。ステップS406において、Webメールサーバ7は、受信した履歴要求メッセージに応答して、履歴データベース12を参照する。Webメールサーバ7は、その参照動作によって、一覧表データに含まれる問い合わせメールの操作状況や対応要員の情報を取得する。Webメールサーバ7は取得した情報に基づいて履歴データを生成する。顧客対応要員端末9は、その履歴データに基づいて、一覧表データに含まれる問い合わせメールに関する履歴を、端末側出力装置53の表示画面71に表示する。この動作によって、上述の図12に示されているようなメール一覧表示領域74が、表示画面71に表示される。
ステップS407において、顧客対応要員の操作に対応して、メール一覧表示領域74に表示されている複数の問い合わせメールから、閲覧したいメールが選択される。顧客対応要員端末9は、選択された問い合わせメールの本文を示す本文データをWebメールサーバ7に要求する。ステップS408において、Webメールサーバ7は、選択されたメールの本文を問い合わせメールデータベース11から取得し、Webブラウザ14を用いて表示可能な本文データを生成する。ステップS409において、顧客対応要員端末9は、その本文データに対応して、選択された問い合わせメールの本文を端末側出力装置53の表示画面71に表示する。
ステップS410において、Webメールサーバ7は、メールの本文が表示されたことに応答して、履歴データベース12の履歴データテーブル70を更新する。換言すると、Webメールサーバ7は、顧客対応要員端末9の端末側出力装置53で問い合わせメールのメール本文の閲覧が開始されたことを示す操作ログを、履歴データテーブル70の操作ログ66に記録する。本実施形態においては、上述のように、操作ログ66の記載をブランクから”閲覧開始”に変更する。また、Webメールサーバ7は、このときの時刻を履歴データテーブル70の操作時刻67に記載する。
図13Bを参照すると、ステップS411において、顧客対応要員端末9は、履歴データテーブル70の更新完了に応答して、現在表示画面71に表示している操作状況表示領域74−3の表示を変更する。上述の更新の場合(操作ログ66を”閲覧開始”に更新の場合)、Webブラウザ14の表示画面71において、操作状況表示領域74−3の表示内容をブランク表示から閲覧中に変更する。ここにおいて、この履歴データテーブル70の内容が更新された場合、Webブラウザ14を介してWebメールサーバ7にアクセスしている全ての顧客対応要員端末9は、その更新内容をリアルタイムで表示画面71に反映する。従って、操作ログ66の記載がブランクから”閲覧開始”に変更されたとき、Webメールサーバ7にアクセスしている複数の顧客対応要員端末9では、それらのWebブラウザ14の表示画面71において、操作状況表示領域74−3の表示内容をブランク表示から閲覧中に変更する。
ステップS412において、顧客対応要員端末9は、顧客対応要員の操作に対応して、閲覧中の問い合わせメールに対する返信メールを作成する。ステップS413において、Webメールサーバ7は、返信メールの作成開始に応答して履歴データテーブル70の操作ログ66を更新する。本実施形態においては、Webメールサーバ7は、操作ログ66の記載を”閲覧開始”から”返信開始”に変更する。
ステップS414において、顧客対応要員端末9は、履歴データテーブル70の更新完了に応答して、現在表示画面71に表示している操作状況表示領域74−3の表示を変更する。上述の更新の場合(操作ログ66を”閲覧開始”から”返信開始”に更新の場合)、Webブラウザ14の表示画面71において、操作状況表示領域74−3の表示内容を閲覧中から返信中に変更する。また、ここにおいて、この履歴データテーブル70の内容が更新された場合、Webブラウザ14を介してWebメールサーバ7にアクセスしている全ての顧客対応要員端末9は、その更新内容をリアルタイムで表示画面71に反映する。従って、操作ログ66の記載が”閲覧開始”から”返信開始”に変更されたとき、Webメールサーバ7にアクセスしている複数の顧客対応要員端末9では、それらのWebブラウザ14の表示画面71において、操作状況表示領域74−3の表示内容を返信中に変更する。
ステップS415において、顧客対応要員端末9は、顧客対応要員の操作に対応して、作成が完了した返信メールを返信先に送信する。ステップS416において、Webメールサーバ7は、返信メールの送信に応答して履歴データテーブル70の操作ログ66を更新する。本実施形態においては、Webメールサーバ7は、操作ログ66の記載を”返信開始”から”返信終了”に変更する。ステップS417において、Webメールサーバ7は、Webメールサーバ7は、返信メールの送信に応答して、そのメールの対応が完了したことを問い合わせメールデータテーブル60に記録する。本実施形態において、Webメールサーバ7は、問い合わせメールデータテーブル60の操作ログ66の記載を”未”から”済”に変更する。
ステップS418において、顧客対応要員端末9は、履歴データテーブル70の更新完了に応答して、現在表示画面71に表示している操作状況表示領域74−3の表示を変更する。上述の更新の場合(操作ログ66を”返信開始”から”返信終了”に更新の場合)、Webブラウザ14の表示画面71において、操作状況表示領域74−3の表示内容を返信中からブランクに変更する。そして、顧客対応要員端末9は、問い合わせメールデータテーブル60の更新完了に応答して、現在表示画面71に表示している対応状況表示領域74−1の表示を変更する。上述の更新の場合(対応状況63を”未”から”済”に更新の場合)、Webブラウザ14の表示画面71において、対応状況表示領域74−1の表示内容をブランクから”済”に変更する。
また、ここにおいて、問い合わせメールデータテーブル60および履歴データテーブル70の内容が更新された場合、Webブラウザ14を介してWebメールサーバ7にアクセスしている全ての顧客対応要員端末9は、その更新内容をリアルタイムで表示画面71に反映する。従って、操作ログ66の記載が”返信開始”から”返信終了”に変更されたとき、Webメールサーバ7にアクセスしている複数の顧客対応要員端末9では、それらのWebブラウザ14の表示画面71において、操作状況表示領域74−3の表示内容をブランクに変更する。同様に、対応状況63の記載が、”未”から”済”に変更されたとき、複数の顧客対応要員端末9では、Webブラウザ14の表示画面71において、対応状況表示領域74−1の表示内容をブランクから”済”に変更する。
ステップS419において、顧客対応要員端末9では、顧客対応要員の操作に対応して、新たな問い合わせメールの選択、または、Webメールサーバ7との接続の遮断(ログアウト)が実行される。ステップS420において、顧客対応要員端末9はWebメールサーバ7との接続が適切に遮断された場合、それまで処理が行われていた問い合わせメールの閲覧が終了したと判断し、履歴データテーブル70の操作ログ66を、”閲覧終了”に変更する。
顧客対応要員端末9が、新たな問い合わせメールに対する処理を実行した場合、Webメールサーバ7は、その処理が実行されたことに応答して、履歴データテーブル70の操作ログ66を更新する。Webメールサーバ7は、それまで閲覧されていた問い合わせメールの閲覧が終了したことに応答して、操作ログ66の記載を”閲覧終了に”変更する。また、Webメールサーバ7は、新たな問い合わせメールのメールIDを特定し、履歴データテーブル70のそのメールIDに対応する操作ログ66を”閲覧開始”に変更する。新たな問い合わせメールが選択された場合、Webブラウザ14を介してWebメールサーバ7にアクセスしている全ての顧客対応要員端末9は、その履歴データテーブル70の更新内容をリアルタイムで表示画面71に反映する。
本実施形態における顧客対応メールシステムは、Webメールシステムを適用して構成されている。Webメールシステムは、通常のメールと違ってすべてのメッセージをWebメールサーバ側で管理している。本実施形態における顧客対応メールシステムは、メールサーバ6が受信した問い合わせメールを、Webメールサーバ7でWebメールとして処理できるように、データ形式を変換してWebメールサーバ7に保持している。このような構成によって、従来は各顧客対応要員の端末にも記録されていた問い合わせメールが、Webサーバ上に一元的に保存・管理でき、個人情報・プライバシー情報の漏洩が防止できる。また、上述の動作によって、問い合わせメールに対する対応状況を一元的に管理することが可能となる。また、各顧客対応要員に対して各問い合わせメールへの対応状況・操作状況が判るように表示することで、顧客対応に係るシステムの利便性を向上させることできる。
以下に、顧客対応用のメッセージを顧客側端末に送信する場面での構成・動作に関して説明を行う。図14は、顧客対応用のメッセージ(返信メール)を生成するときに、顧客対応要員端末9の端末側出力装置53に表示される返信メール作成画面81の構成を例示するブロック図である。図14を参照すると、返信メール作成画面81は、操作ボタン表示領域82と、タイトル表示領域83と、宛先表示領域84と、カーボンコピー先表示領域85と、ブラインドカーボンコピー先表示領域86と、差出人アドレス表示領域87と、返信メール文作成領域88とを含んで構成されている。操作ボタン表示領域82は、返信メールの作成に関連する各種の機能を呼び出すボタンを備えている。タイトル表示領域83は、返信メールを受信したメールソフトの件名として表示される文字列を編集する機能を備えている。宛先表示領域84は、返信メールを送信する送信先アドレスの表示や変更などの処理を実行する機能を備えている。
カーボンコピー先表示領域85は、宛先表示領域84に示される送信先アドレス以外のメールアドレスに、返信メールを送る場合に、その送信先を特定する機能を備えている。ブラインドカーボンコピー先表示領域86は、受取人以外の電子メールアドレスを伏せて返信メールを送信する場合に、その送信先メールアドレスを特定する機能を備えている。
差出人アドレス表示領域87は、返信メールを受信した顧客端末でその返信メールを閲覧したときに、差出人として表示される文字列を編集する機能を備えている。返信メール文作成領域88は、返信メールの本文を編集する機能を備えている。
以下に、返信メールの送信動作に関して図面を参照して説明を行う。図15は、返信メールを送信する動作を例示する流れ図(シーケンス図)である。以下に述べる動作は、上述のステップS415〜ステップS420の動作に対応している。上述してきたように、本実施形態における顧客対応メールシステムは、Webメールシステムを適用して構成されている。Webメールシステムは、通常のメールと違ってすべてのメッセージをWebメールサーバ側で管理している。
本実施形態における顧客対応メールシステムは、メールサーバ6が受信した問い合わせメールを、Webメールサーバ7でWebメールとして処理できるように、データ形式を変換してWebメールサーバ7に保持している。返信メールを送信する場合は、顧客対応要員端末9のWebブラウザ14の動作に対応してWebメールサーバ7から返信メールデータがメールサーバ6に送信される。メールサーバ6は、Webメールサーバ7から送信された返信メールデータを、メールソフトで受信可能な形式に変換して送信先アドレスに送信する。
図15を参照すると、ステップS501において、顧客対応要員端末9は、顧客対応要員の操作に対応して、作成した返信メールを送信する。この送信動作は、操作ボタン表示領域82に示される送信ボタンをクリックすることで実行される。
ステップS502において、Webメールサーバ7は、操作ボタン表示領域82に示される送信ボタンがクリックされたことに応答して、返信メールをメールサーバ6に送信する。ステップS503において、メールサーバ6は、Webメールサーバ7から送信された返信メールを、ネットワーク4を介して顧客端末5−n(n:任意の自然数)に送信する。顧客端末5−nは、メールサーバ6から送られた返信メールを一般的な電子メールソフトで閲覧する。
上述したように、本実施形態における顧客対応メールシステムは、Webメールシステムを適用して構成されている。Webメールシステムは、通常のメールと違ってすべてのメッセージをWebメールサーバ側で管理している。本実施形態における顧客対応メールシステムでは、返信メールを送信する場合に、顧客対応要員端末9のWebブラウザ14の動作に対応してWebメールサーバ7から返信メールデータがメールサーバ6に送信される。メールサーバ6は、Webメールサーバ7から送信された返信メールデータを、メールソフトで受信可能な形式に変換して送信先アドレスに送信する。このように、返信メールにWebメールを利用することにより、従来は各顧客対応要員の端末にも記録されていた返信メールのデータが、Webサーバ上で一元的に保存・管理される。したがって、本実施形態の顧客対応メールシステム1は、顧客対応に関連する個人情報・プライバシー情報の漏洩を抑制することができる。
図1は、本実施形態の顧客対応メールシステム1の構成を例示するブロック図である。 図2は、本実施形態のメールサーバ6の構成を例示するブロック図である。 図3は、本実施形態のWebメールサーバ7の構成を例示するブロック図である。 図4は、本実施形態の認証サーバ8の構成を例示するブロック図である。 図5は、本実施形態の顧客対応要員端末9の構成を例示するブロック図である。 図6は、問い合わせメールデータベース11に保持される問い合わせメールデータテーブル60の構成を例示する図である。 図7は、履歴データベース12に保持される履歴データテーブル70の構成を例示する図である。 図8は、認証用データベース13に保持される認証用データテーブル80の構成を例示する図である。 図9は、問い合わせメールを受けとる動作を示すフローチャートである。 図10は、Webメールサーバ7にアクセスする動作を例示するフローチャートである。 図11は、Webメールサーバ7が、受信メールボックス10から問い合わせメールを受け取る動作を示すフローチャートである。 図12は、問い合わせメールを閲覧するときの端末側出力装置53の画面を示すブロック図である。 図13Aは、顧客対応用のメッセージを生成するまでの前半の動作を例示する図である。 図13Bは、顧客対応用のメッセージを生成するまでの後半の動作を例示する図である。 図14は、顧客対応用のメッセージ(返信メール)を生成するときに、顧客対応要員端末9の端末側出力装置53に表示される返信メール作成画面81の構成を例示するブロック図である。 図15は、返信メールを送信する動作を例示する流れ図(シーケンス図)である。
符号の説明
1…顧客対応メールシステム
2…メール管理領域
3…顧客対応領域
4…ネットワーク
5−1…顧客端末
5−n…顧客端末
6…メールサーバ
7…Webメールサーバ
8…認証サーバ
9…顧客対応要員端末
9−1…第1顧客対応要員端末
9−2…第2顧客対応要員端末
9−n…第n顧客対応要員端末
10…受信メールボックス
10−1…第1受信メールボックス
10−2…第2受信メールボックス
10−n…第n受信メールボックス
11…問い合わせメールデータベース
12…履歴データベース
13…認証用データベース
14…Webブラウザ
14−1…第1Webブラウザ
14−2…第2Webブラウザ
14−n…第nWebブラウザ
21…メールサーバ本体
22…メールサーバ側入力装置
23…メールサーバ側出力装置
24…CPU
25…メモリ
26…入出力インターフェース
27…大容量記憶装置
28…バス
31…Webサーバ本体
32…Webサーバ側入力装置
33…Webサーバ側出力装置
34…CPU
35…メモリ
36…入出力インターフェース
37…大容量記憶装置
38…バス
41…認証サーバ本体
42…認証サーバ側入力装置
43…認証サーバ側出力装置
44…CPU
45…メモリ
46…入出力インターフェース
47…大容量記憶装置
48…バス
51…端末本体
52…端末側入力装置
53…端末側出力装置
54…CPU
55…メモリ
56…入出力インターフェース
57…大容量記憶装置
58…バス
59…サーバアクセスプログラム
60…問い合わせメールデータテーブル
61…メールボックスID
62…メールID
63…対応状況
64…対応要員ID
65…メール情報
66…操作ログ
67…操作時刻
68…パスワード
69…対応可能メールボックス
70…履歴データテーブル
71…表示画面
72…操作ボタン表示領域
73…メールボックス表示領域
74…メール一覧表示領域
74−1…対応状況表示領域
74−2…担当者表示領域
74−3…操作状況表示領域
74−4…件名表示領域
74−5…差出人表示領域
74−6…送信日時表示領域
75…メール本文表示領域
80…認証用データテーブル
81…返信メール作成画面
82…操作ボタン表示領域
83…タイトル表示領域
84…宛先表示領域
85…カーボンコピー先表示領域
86…ブラインドカーボンコピー先表示領域
87…差出人アドレス表示領域
88…返信メール文作成領域

Claims (16)

  1. 顧客端末から送信される電子メールを受信し、前記電子メールの電子メールアドレスごとに前記電子メールを分類して格納するメールサーバと、
    前記メールサーバに格納された前記電子メールを読み出し、読み出した前記電子メールをWebブラウザで閲覧可能なデータ形式に変換して保持する問い合わせメールデータベースを有するWebメールサーバと、
    前記問い合わせメールデータベースに保持されている前記電子メールを閲覧するWebブラウザを有する顧客対応要員端末と
    を具備する
    顧客対応メールシステム。
  2. 請求項1に記載の顧客対応メールシステムにおいて、
    前記Webメールサーバは、さらに、
    前記問い合わせメールデータベースに格納した前記電子メールに対する処理の履歴を履歴データとして保持する履歴データベースを含み、
    前記Webメールサーバは、
    前記顧客対応要員端末が、前記Webブラウザを用いて前記電子メールを前記顧客対応要員端末の表示画面に表示したときに、前記履歴データベースに保持している情報を更新する
    顧客対応メールシステム。
  3. 請求項2に記載の顧客対応メールシステムにおいて、
    前記問い合わせメールデータベースは、
    前記電子メールを識別するメールIDと、前記電子メールに対する返信処理が完了しているか否かを示す対応状況と、前記返信処理を実行した顧客対応要員を示す対応要員IDとを関連付けて、前記Webブラウザで閲覧可能な状態で保持し、
    前記Webブラウザは、
    前記問い合わせメールデータベースに保持されているデータが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザの表示画面をリアルタイムで変更する
    顧客対応メールシステム。
  4. 請求項3に記載の顧客対応メールシステムにおいて、
    前記履歴データベースは、
    前記メールIDと、前記対応要員IDと、前記電子メールに対する処理の過程を示す操作ログと、前記電子メールに対する処理が実行された時刻を示す操作時刻とを関連付けて保持し、
    前記Webメールサーバは、
    前記顧客対応要員端末で前記Webブラウザを用いて実行される前記電子メールに対する処理をリアルタイムで監視し、前記電子メールに対して特定の処理が実行されたときに、前記特定の処理に対応して前記操作ログと前記操作時刻とを記録し、
    前記Webブラウザは、
    前記操作ログと前記操作時刻とが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザの表示画面をリアルタイムで変更する
    顧客対応メールシステム。
  5. 請求項4に記載の顧客対応メールシステムにおいて、さらに、
    前記対応要員IDと前記対応要員IDに一対一に対応するパスワードとを保持する認証用データベースを有する認証サーバを備え、
    前記Webメールサーバは、
    前記顧客対応要員端末を介して供給される前記対応要員IDと前記パスワードとを暗号化して前記認証サーバに送信し、
    前記認証サーバは、
    暗号化された前記対応要員IDと前記パスワードとを複合化し、前記認証用データベースを参照して前記対応要員IDに対する前記パスワードが正しいか否かを判断し、前記対応要員IDと前記パスワードとの組が正しいときに、前記Webメールサーバに前記対応要員IDと前記パスワードとの組が正しいことを通知し、
    前記Webサーバは、
    前記認証サーバからの通知に基づいて前記顧客対応要員端末に前記Webサーバに対するアクセス許可を与える
    顧客対応メールシステム。
  6. 請求項5に記載の顧客対応メールシステムにおいて、
    前記メールサーバは、
    複数の電子メールボックスを含み、
    前記電子メールを、前記電子メールアドレスに対応して前記複数の電子メールボックスのそれぞれに分類して格納し、
    前記Webメールサーバは、
    前記電子メールボックスに格納された新たな電子メールを読み出し、読み出した前記新たな電子メールに対応して前記問い合わせメールデータベースを更新する
    顧客対応メールシステム。
  7. 電子メールを送受信する機能を有するメールサーバと、Webメール機能を有するWebメールサーバと、Webブラウザを実行する機能を有する顧客対応要員端末とを有する顧客対応メールシステムの動作方法であって、
    (a)顧客端末から送信される電子メールを受信し、前記電子メールの電子メールアドレスごとに前記電子メールを分類して前記メールサーバに格納するステップと、
    (b)前記メールサーバに格納された前記電子メールを読み出し、読み出した前記電子メールをWebブラウザで閲覧可能なデータ形式に変換して前記Webメールサーバの問い合わせメールデータベースに保持するステップと、
    (c)顧客対応要員端末で動作するWebブラウザを用いて前記問い合わせメールデータベースに保持されている前記電子メールを閲覧するステップと
    を具備する
    顧客対応メールシステムの動作方法。
  8. 請求項7に記載の顧客対応メールシステムの動作方法において、さらに、
    (d)前記問い合わせメールデータベースに格納された前記電子メールに対する処理の履歴を履歴データとして履歴データベースに保持するステップと、
    (e)前記Webブラウザを用いて前記電子メールが前記顧客対応要員端末の表示画面に表示されたときに、前記Webメールサーバが前記履歴データベースに保持している情報を更新するステップと、
    (f)前記問い合わせメールデータベースに保持されているデータが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザの表示画面をリアルタイムで変更するステップと
    を具備する
    顧客対応メールシステムの動作方法。
  9. 請求項8に記載の顧客対応メールシステムの動作方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記電子メールを識別するメールIDと、前記電子メールに対する返信処理が完了しているか否かを示す対応状況と、前記返信処理を実行した顧客対応要員を示す対応要員IDとを関連付けて前記Webブラウザで閲覧可能な状態で保持するステップを含み、
    前記(d)ステップは、
    前記メールIDと、前記対応要員IDと、前記電子メールに対する処理の過程を示す操作ログと、前記電子メールに対する処理が実行された時刻を示す操作時刻とを関連付けて保持するステップを含む
    顧客対応メールシステムの動作方法。
  10. 請求項9に記載の顧客対応メールシステムの動作方法において、さらに、
    (g)前記顧客対応要員端末で前記Webブラウザを用いて実行される前記電子メールに対する処理をリアルタイムで監視し、前記電子メールに対して特定の処理が実行されたときに、前記特定の処理に対応して前記操作ログと前記操作時刻とを更新するステップと、
    (h)前記操作ログと前記操作時刻とが更新されたとき、その更新内容に応答して前記Webブラウザの表示画面をリアルタイムで変更するステップ
    を具備する
    顧客対応メールシステムの動作方法。
  11. 請求項10に記載の顧客対応メールシステムの動作方法において、前記顧客対応メールシステムは、さらに、前記対応要員IDと前記対応要員IDに一対一に対応するパスワードとを保持する認証用データベースを有する認証サーバを備え、
    (i)前記Webメールサーバが、前記顧客対応要員端末を介して供給される前記対応要員IDと前記パスワードとを暗号化して前記認証サーバに送信するステップと、
    (j)前記認証サーバが、暗号化された前記対応要員IDと前記パスワードとを複合化し、前記認証用データベースを参照して前記対応要員IDに対する前記パスワードが正しいか否かを判断し、前記対応要員IDと前記パスワードとの組が正しいときに、前記Webメールサーバに前記対応要員IDと前記パスワードとの組が正しいことを通知するステップと、
    (k)前記Webサーバが、前記認証サーバからの通知に基づいて前記顧客対応要員端末に前記Webサーバに対するアクセス許可を与えるステップ
    を具備する
    顧客対応メールシステムの動作方法。
  12. 請求項11に記載の顧客対応メールシステムの動作方法において、
    前記(a)ステップは、
    前記電子メールを、前記電子メールアドレスに対応して複数の電子メールボックスのそれぞれに分類して格納するステップを含み、
    前記(b)ステップは、
    前記電子メールボックスに格納された新たな電子メールを読み出し、読み出した前記新たな電子メールに対応して前記問い合わせメールデータベースを更新するステップを含む
    顧客対応メールシステムの動作方法。
  13. 電子メールを送受信する機能を有するメールサーバと、Webメール機能を有するWebメールサーバと、Webブラウザを実行する機能を有する顧客対応要員端末とを有する顧客対応メールシステムを構成する前記Webメールサーバで動作するコンピュータプログラムであって、
    (a)顧客端末から送信される電子メールを、前記電子メールの電子メールアドレスごとに分類して格納するメールサーバから読み出すステップと、
    (b)前記メールサーバから読み出した前記電子メールを、Webブラウザで閲覧可能なデータ形式に変換して問い合わせメールデータベースに保持するステップと、
    (c)前記問い合わせメールデータベースに保持されている前記電子メールが、前記Webブラウザを用いて閲覧されたときに、前記問い合わせメールデータベースを更新するステップと
    をコンピュータに実行させるための手順を示す
    顧客対応メールプログラム。
  14. 請求項13に記載の顧客対応メールプログラムにおいて、さらに、
    (d)前記問い合わせメールデータベースに格納された前記電子メールに対する処理の履歴を履歴データとし、前記履歴データを前記Webメールサーバに構成される履歴データベースに保持するステップと、
    (e)前記顧客対応要員端末が、前記Webブラウザを用いて前記電子メールを前記顧客対応要員端末の表示画面に表示したときに、前記履歴データベースに保持している情報を更新するステップと
    をコンピュータに実行させるための手順を示す
    顧客対応メールプログラム。
  15. 請求項14に記載の顧客対応メールプログラムにおいて、
    前記(b)ステップは、
    前記電子メールを識別するメールIDと、前記電子メールに対する返信処理が完了しているか否かを示す対応状況と、前記返信処理を実行した顧客対応要員を示す対応要員IDとを関連付けて前記Webブラウザで閲覧可能な状態で保持するステップを含む
    顧客対応メールプログラム。
  16. 請求項15に記載の顧客対応メールシステムにおいて、
    前記(d)ステップは、
    前記メールIDと、前記対応要員IDと、前記電子メールに対する処理の過程を示す操作ログと、前記電子メールに対する処理が実行された時刻を示す操作時刻とを関連付けて保持するステップと、
    前記顧客対応要員端末で前記Webブラウザを用いて実行される前記電子メールに対する処理をリアルタイムで監視し、前記電子メールに対して特定の処理が実行されたときに、前記特定の処理に対応して前記操作ログと前記操作時刻とを更新するステップと
    を含む
    顧客対応メールプログラム。
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