JP2005293049A - 電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法 - Google Patents

電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することができる電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法を提供すること。
【解決手段】記憶部34が、電子メールに返信するよう通知をおこなうスケジュールを通知メールデータ34bとして記憶し、通知情報管理部35bが、記憶されたスケジュールに基づいて通知メールを生成し、他の装置から受信した電子メールの受信トレイに通知メールを擬似的に受信した電子メールとして登録する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法に関し、特に、利用者が電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することができる電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法に関する。
従来、電子メールが情報交換の手段として利用されており、電子メールの利用者は毎日数多くの電子メールを受信している。電子メールの中には、所定の期限までに忘れずに返事をすべきものも含まれているが、受信する電子メールの数が多かったり、返信期限までに時間的余裕があったりすると、返信することを忘れてしまうといったこともありうる。
そのため、特許文献1には、受信した電子メールを所定の日時に所定の宛先に再送信することにより通知をおこなう電子メール送受信機能を有するファクシミリ装置が開示されている。ここで、宛先を自分宛てに設定しておけば、その電子メールを所定の日時に再度受信することになり、返信を忘れてしまうことを防止することができる。
特開2002−108791号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術では、利用者が自分の電子メールの返信作業を管理するだけであっても、受信した電子メールをメールサーバに送信し、その後、送信した電子メールをメールサーバから受信して、受信電子メールの一覧に登録することとなるので、メールサーバに余分な負荷をかけるという問題があった。
また、上記従来技術では、自分宛てに宛先を変更して送信した電子メールを通知用の情報として利用するため、送信者などの情報を自由に変更することができず、受信した他の電子メールとの間で区別がつきにくいという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、利用者が電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することができる電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理プログラムであって、コンピュータを、前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段、前記スケジュール記憶手段により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理手段、として機能させることを特徴とする。
また、本発明は、前記通知情報管理手段は、前記スケジュール記憶手段により電子メールの再通知のスケジュールが記憶された場合に、前記スケジュール記憶手段により記憶された再通知のスケジュールに基づいて通知情報を再生成し、再生成された通知情報を電子メールの受信一覧に登録することを特徴とする。
また、本発明は、前記通知情報管理手段は、再生成した通知情報を登録する場合に、該通知情報に対応する過去に登録された通知情報を削除することを特徴とする。
また、本発明は、前記通知情報管理手段は、生成した通知情報の属性情報の一覧を出力し、出力した一覧における該通知情報の属性情報に対して処理内容が指定された場合に、指定された処理内容に基づいて該通知情報に対応する電子メールを検索し、検索された電子メールに対する処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、前記通知情報管理手段は、電子メールを識別する識別情報を生成し、生成した該識別情報を用いて前記通知情報を該電子メールに対応付けて生成することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、前記通知情報管理手段により生成された識別情報が指定された場合に該識別情報により識別される電子メールを出力する電子メール出力手段としてさらに機能させることを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、受信した電子メールの属性情報に基づいて前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを設定するスケジュール設定手段としてさらに機能させ、前記スケジュール記憶手段は、前記スケジュール設定手段により設定された電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶することを特徴とする。
また、本発明は、前記通知情報管理手段は、生成した前記通知情報を該通知情報に対応する電子メールの属性情報に基づいて分類して格納することを特徴とする。
また、本発明は、他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理装置であって、前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、前記スケジュール記憶手段により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理方法であって、前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶工程と、前記スケジュール記憶工程により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、コンピュータを、電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶し、記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、他の装置から受信した電子メールの受信一覧に通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録するよう機能させることとしたので、利用者が電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子メールの再通知のスケジュールが記憶された場合に、記憶された再通知のスケジュールに基づいて通知情報を再生成し、再生成された通知情報を電子メールの受信一覧に登録することとしたので、利用者が電子メールの返信を忘れないよう再度通知することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、再生成した通知情報を登録する場合に、その通知情報に対応する過去に登録された通知情報を削除することとしたので、通知情報がむやみに増加し、受信した電子メールの一覧が見にくくなることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、生成した通知情報の属性情報の一覧を出力し、出力した一覧における通知情報の属性情報に対して処理内容が指定された場合に、指定された処理内容に基づいて、その通知情報に対応する電子メールを検索し、検索された電子メールに対する処理を実行することとしたので、通知情報の属性情報の一覧から電子メールの開封や削除などの処理を利用者が指定することができ、利便性を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子メールを識別する識別情報を生成し、生成した識別情報を用いて通知情報を電子メールに対応付けて生成することとしたので、電子メールとそれに対応する通知情報とを効率的に管理することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、コンピュータを、生成された識別情報が指定された場合に、その識別情報により識別される電子メールを出力するようさらに機能させることとしたので、返信用の電子メールを利用者が容易に用意することができ、利便性を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、コンピュータを、受信した電子メールの属性情報に基づいて、電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを設定するようさらに機能させ、設定された電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶することとしたので、利用者は、あらかじめ通知をおこなう電子メールの条件を設定することができ、利便性を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、生成した通知情報を、その通知情報に対応する電子メールの属性情報に基づいて分類して格納することとしたので、利用者にとって通知情報が見やすくなるよう整理することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る電子メール管理装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施例に係る電子メール管理装置30の機能的構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、この電子メール管理装置30は、インターネット20を介して、端末装置10a〜10cに接続されている。
端末装置10a〜10cは、電子メールの送受信機能を有する端末装置であり、インターネット20を介して、電子メール管理装置30との間で電子メールの送受信をおこなう。
電子メール管理装置30は、本発明に係る装置であり、端末装置10a〜10cと同様、電子メールの送受信をおこなう装置である。ただし、この電子メール管理装置30は、単に電子メールの送受信をおこなうだけでなく、電子メールに係る情報を管理する処理をおこなう。
具体的には、電子メール管理装置30は、利用者が、端末装置10a〜10cから受信した電子メールに対して返信するのを忘れないようにするために、利用者により指定された電子メールに対して、指定された日時に電子メール形式の通知メールを生成し、生成した通知メールを、端末装置10a〜10cから受信した電子メールを格納する受信トレイに、他の装置から擬似的に受信した電子メールとして登録する処理をおこなう。
このように、あらかじめ設定された日時に通知情報を受信トレイに内部的に追加することにより、電子メール管理装置30は、利用者に対して、電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することができる。
図1に示すように、この電子メール管理装置30は、インターフェース部31、入力部32、表示部33、記憶部34および制御部35を有する。
インターフェース部31は、端末装置10a〜10cとの間で電子メールなどのデータの授受をおこなうネットワークインターフェースである。入力部32は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。表示部33は、ディスプレイなどの表示デバイスである。
記憶部34は、ハードディスク装置などの記憶デバイスであり、フォルダデータ34a、通知メールデータ34bおよび通知設定データ34cを記憶している。
フォルダデータ34aは、端末装置10a〜10cから受信した電子メールを自動的に所定のフォルダに振り分けて記憶する際に参照される振り分けの条件を記憶したデータである。
図2は、図1に示したフォルダデータ34aの一例を示す図である。図2に示すように、このフォルダデータ34aは、判定条件およびフォルダの情報が記憶されている。判定条件は、受信した電子メールを振り分けるフォルダを判定する条件である。この判定は、電子メールの送信者や、件名、Ccなどの情報を基にしておこなわれる。フォルダは、判定条件を満足した電子メールが振り分けられるフォルダの情報である。
たとえば、図2の例では、電子メールの送信者が「Suzuki」であった場合には、その電子メールが「顧客」フォルダに振り分けられる。また、電子メールの件名が「販売会議」であった場合には、その電子メールが「会議」フォルダに振り分けられる。
図1の説明に戻ると、通知メールデータ34bは、利用者により設定された通知日時などの通知メールに係るデータを記憶したものである。図3は、図1に示した通知メールデータ34bの一例を示す図である。
図3に示すように、この通知メールデータ34bは、メールID、目的、件名、受信日時、通知日時、再通知、再通知間隔(時間)、コメント、完了フラグ、最近通知フラグ、前回通知日時および次回通知日時の情報を記憶している。
メールIDは、通知処理をおこなう電子メールを識別する識別情報である。目的および件名は、受信トレイに通知メールが登録された際に、通知メールの件名として表示される目的および件名の情報である。受信日時は、通知設定がなされた電子メールの受信日時の情報である。
通知日時は、利用者に1回目の通知をおこなう日時の情報である。再通知は、通知処理が一度なされた後、再度通知をおこなうか否かの情報を記憶したものであり、再通知をおこなう場合には「Yes」の情報が、再通知をおこなわない場合には「No」の情報が記憶される。
再通知間隔(時間)は、再通知をおこなう時間間隔の情報である。コメントは、通知メールに含まれるコメントの情報である。完了フラグは、通知処理が完了したか否かを示すフラグの情報であり、「完了」または「未完了」の情報が記憶される。この完了フラグは、利用者が返信作業をおこなった場合、あるいは、再通知設定がなされていない通知メールの通知処理が終了した場合に「完了」に設定される。
最近通知フラグは、現時刻に最も近い通知時刻である電子メールを識別するフラグであり、最も近い通知時刻である電子メールに対しては「Yes」が、それ以外の電子メールに対しては「No」のフラグが記憶される。
前回通知日時は、前回通知メールを生成し、受信トレイに登録した日時である。次回通知日時は、次回通知メールを生成し、受信トレイに登録する日時である。
図1の説明に戻ると、通知設定データ34cは、端末装置10a〜10cから電子メールを受信した際に、図3に示した通知メールデータ34bを自動的に設定する際に参照される設定条件を記憶したデータである。
図4は、図1に示した通知設定データ34cの一例を示す図である。図4に示すように、この通知設定データ34cには、設定条件、目的、件名、通知日時、再通知、再通知間隔(時間)およびコメントの情報が記憶されている。
設定条件は、電子メールを受信した際に、受信した電子メールに対して通知処理をおこなうように自動的に設定するか否かを判定する条件を記憶したものである。図4の例では、電子メールの送信者が「Suzuki」であった場合に、その電子メールに対して通知処理をおこなうように設定する。また、件名が「販売会議」であった場合にも同様に、その電子メールに対して通知処理をおこなうように設定する。
目的、件名、通知日時、再通知、再通知間隔(時間)、コメントは、受信した電子メールが設定条件を満足した場合に、図3で示した通知メールデータ34bに自動的に記憶する各情報を記憶したものである。
図1の説明に戻ると、制御部35は、電子メール管理装置30を全体制御する制御部であり、電子メール管理部35a、通知情報管理部35bおよび時間計測部35cを有する。
電子メール管理部35aは、電子メールの作成処理や送受信処理、保存処理などの電子メールの管理処理をおこなう。また、この電子メール管理部35aは、電子メールを受信した際にフォルダデータ34aを参照し、フォルダデータ34aに記憶された判定条件に基づいて、受信した電子メールを各フォルダに振り分けて登録する処理をおこなう。
通知情報管理部35bは、利用者による通知メールの設定を受け付けて通知メールデータ34bに記憶し、通知日時に到達した場合に、通知メールデータ34bに記憶された設定に基づいて通知メールを生成し、受信トレイに登録する処理をおこなう。
受信した電子メールがフォルダに振り分けられて登録されている場合には、通知情報管理部35bは、生成した通知メールを、その通知メールに対応する電子メールが登録されているフォルダに登録する。
図5は、電子メール管理部35aが、通知処理の設定データの設定受付画面の表示要求を受け付ける際に出力する選択画面41の一例を示す図である。図5には、電子メール管理部35aにより表示される受信トレイ40と、選択画面41とが表示されている。
そして、通知情報管理部35bは、選択画面41で利用者により「通知データ設定」の項目がマウス等の操作により選択された場合に、以下に説明する通知処理の設定データの設定受付画面を表示する。
図6は、通知情報管理部35bが、利用者による通知メールの設定を受け付ける際に出力する設定受付画面50の一例を示す図である。図6に示すように、この設定受付画面50には、通知日時を指定するプルダウンメニュー51a〜51e、初回通知後に再通知をおこなうか否かを指定するチェックボックス52aおよび52b、再通知の時間間隔を指定するプルダウンメニュー53、電子メールの目的を選択するプルダウンメニュー54、プルダウンメニュー54で直接入力を選択した場合の入力フィールド55、コメントの入力を受け付ける文字入力フィールド56が表示されている。
通知情報管理部35bは、この設定受付画面50で利用者からの通知メールの設定の入力を受け付け、さらに、OKボタン57がマウス等でクリックされた場合に、受け付けた設定データを通知メールデータ34bに記憶する処理をおこなう。キャンセルボタン58がクリックされた場合には、通知情報管理部35bは、受け付けた設定データをキャンセルする。
図7は、通知情報管理部35bにより通知メールが登録された受信トレイ60、61の表示の一例を示す図である。図7に示すように、受信トレイ60には、通知情報管理部35bにより生成された通知メールが電子メール形式で登録されている。ここで、通知メールの送信者は「通知システム」に設定され、件名は「[通知:依頼]調査依頼」に設定されているので、一般の電子メールとは容易に区別することができる。
また、受信トレイ61には、1回目の通知メールが生成され、受信トレイ60にその通知メールが登録された後、再通知処理により、再度生成された通知メールが電子メール形式で登録されている。この場合、通知メールの件名は「[再通知:依頼]調査依頼」に設定される。
また、通知メールの受信日時が、通知メールデータ34bの次回通知日時、すなわち、通知メールが生成された日時に設定されて受信トレイ60に登録されるため、受信日時順に電子メールを並べ替えるように受信トレイ60が設定されている場合、通知メールが最新の受信メールとして最上段に表示され、利用者が通知メールを容易に確認することができる。
図8は、一般の電子メール70および通知メール71の表示形式の一例を示す図である。図8に示すように、一般の電子メール70では、送信者(From:)が送信者の氏名やニックネームなどであるのに対し、通知メール71では、送信者が「通知システム」となっている。
また、一般の電子メール70では、受信日時(Date:)が送信者から電子メールを受信した日時であるのに対し、通知メール71では、通知メールが生成された日時に設定される。
さらに、一般の電子メール70では、件名(Subject:)が送信者により入力された件名であるのに対し、通知メール71では、送信者により入力された件名の前に、「[通知:・・・]」あるいは「[再通知:・・・]」が付加され、通知メールであることを示す件名に設定される。
さらに、通知メール71には、その通知メールに対応する電子メールが添付ファイルとして添付されるとともに、通知メールの本文部分には、通知メールのコメントと、その通知メールに対応する電子メールのメールIDとが表示される。
利用者によりメールIDがクリックされると、通知情報管理部35bは、そのメールIDをキーとしてメールIDに該当する電子メールを検索し、検索された電子メールの宛先を送信者に設定し、電子メールファイルを返信用に編集可能な状態で開封する処理をおこなう。
これにより、利用者は、編集可能な状態に設定された電子メールに文書を追加するなどし、その後、編集した電子メールの送信を指示することにより容易に電子メールの返信作業をおこなうことができる。
また、通知情報管理部35bは、通知メールデータ34bに記憶された通知メールの設定データの一覧を出力する。そして、通知情報管理部35bは、出力された一覧の中から設定データが利用者により指定された場合に、その設定データに対応する電子メールの内容の表示、設定データの内容の変更、あるいは、設定データの削除などの処理要求をさらに受け付け、それらの処理を実行する。
図9は、通知情報管理部35bが出力する通知メールデータ一覧画面80の一例を示す図である。図9に示すように、この通知メールデータ一覧画面80には、通知メールデータ34bに記憶されているデータが表示されている。
この通知メールデータ一覧画面80では、単に通知メールデータ34bに記憶されている設定データを表示するだけでなく、設定データが指定された場合に、その設定データに対応する電子メールの内容の表示、設定データの内容の変更、あるいは、設定データの削除などの処理要求を受け付ける処理指定画面81が表示される。そして、処理指定画面81において、利用者により実行される処理が指定された場合に、通知情報管理部35bは、指定された処理を実行する。
さらに、通知情報管理部35bは、電子メール管理部35aが電子メールを受信した際に、通知設定データ34cを参照し、受信した電子メールに対して自動的に通知設定をおこなうか否かを判定し、通知設定をおこなうと判定した場合に、通知メールデータ34bに通知日時などの通知に係るデータを設定する。
また、通知情報管理部35bは、電子メールを所定のフォルダに登録するようフォルダデータ34aに設定され、その所定のフォルダに登録された電子メールに対する通知メールが生成した場合に、生成した通知メールを電子メールと同じフォルダに登録する処理をおこなう。
図1の説明に戻ると、時間計測部35cは、設定された日時に通知メールを受信トレイに登録するために時間を計測するタイマである。
つぎに、電子メールに対する通知データの設定処理の処理手順について説明する。図10は、電子メールに対する通知データの設定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、電子メール管理装置30の電子メール管理部35aは、電子メールを受信する(ステップS101)。そして、通知情報管理部35bは、通知設定データ34cに記憶された設定条件の情報を読み込む(ステップS102)。
その後、通知情報管理部35bは、電子メールの送信者や件名などが、設定条件を満足するか否かを調べ(ステップS103)、設定条件を満足しない場合には(ステップS103,No)、受信した電子メールに対する利用者からの通知日時などの通知データの入力を待ち受ける(ステップS104)。ここで、通知データの入力は、図6に示したような設定受付画面50で受け付ける。
その後、通知情報管理部35bは、通知データに問題がないかどうかをチェックする(ステップS105)。具体的には、通知情報管理部35bは、通知データに含まれる通知日時がすでに経過していないかどうかなどについてチェックする。
ステップS103において、電子メールの送信者や件名などが、設定条件を満足する場合には(ステップS103,Yes)、そのままステップS105に移行して、通知情報管理部35bは、通知設定データ34cの通知日時などの通知データをチェックする(ステップS105)。
そして、通知データに問題がある場合には(ステップS106,No)、そのままこの通知データの設定処理を終了する。通知データに問題がない場合には(ステップS106,Yes)、通知情報管理部35bは、電子メールを識別するメールIDを生成し(ステップS107)、生成したメールIDと通知データとを通知メールデータ34bに記憶する(ステップS108)。
その後、通知情報管理部35bは、他の通知データに対してタイマーが設定済みであるかどうかを調べる(ステップS109)。そして、タイマーが設定済みである場合には(ステップS109,Yes)、通知情報管理部35bは、他の通知データのタイマー時刻が、通知メールデータ34bに記憶された当該通知データの初回の通知日時よりも後であるかどうかを調べる(ステップS110)。
タイマー時刻が、当該通知データの初回の通知日時よりも後である場合には(ステップS110,Yes)、時間計測部35cは、他の通知データに設定されたタイマーを解除して(ステップS111)、当該通知データに対してタイマーを設定し(ステップS112)、この通知データの設定処理を終了する。このように、本処理では、通知までの時間が最も近い通知データに対してタイマーを設定する処理をおこなう。
ステップS109において、他の通知データに対してタイマーが設定済みでない場合には(ステップS109,No)、ステップS112に移行して、時間計測部35cは、当該通知データに対してタイマーを設定する処理をおこなう。
また、ステップS110において、タイマー時刻が、当該通知データの初回の通知日時よりも後でない場合には(ステップS110,No)、そのままこの通知データの設定処理を終了する。なお、図10の説明では、電子メールを受信した際に通知データの設定処理をおこなったが、過去に受信済みの電子メールに対してステップS104以降の処理をおこなうことにより通知データの設定をおこなうことも可能である。
つぎに、通知データが設定された電子メールに対する通知処理の処理手順について説明する。図11は、通知データが設定された電子メールに対する通知処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、電子メール管理装置30の通知情報管理部35bは、通知メールデータ34bから通知データを1件読み込む(ステップS201)。そして、通知情報管理部35bは、通知メールデータ34bの完了フラグを参照し、読み込んだ通知データが通知処理が完了したものであるかどうかを調べる(ステップS202)。
通知処理が完了した通知データでない場合には(ステップS202,No)、通知情報管理部35bは、タイマーが設定された通知データかどうかを調べる(ステップS203)。そして、タイマーが設定された通知データである場合には(ステップS203,Yes)、通知情報管理部35bは、初回の通知かどうかを調べる(ステップS204)。
初回の通知である場合には(ステップS204,Yes)、通知情報管理部35bは、通知メールデータ34bに記憶された目的や件名、コメントなどの情報を基に、通知メールを作成し(ステップS205)、作成した通知メールを受信トレイに追加して利用者に通知をおこなう(ステップS206)。
ステップS204において、初回の通知でない場合、すなわち、再通知である場合には(ステップS204,No)、通知情報管理部35bは、前回作成した通知メールを検索する(ステップS215)。具体的には、通知情報管理部35bは、電子メールの送信者が「通知システム」であるか、Subjectが「[通知:・・・]・・・」あるいは「[再通知:・・・]・・・」であるか、前回通知日時、コメントの内容の情報を基にして、前回作成した通知メールを検索する。
その後、通知情報管理部35bは、検索した前回の通知メールから、新規通知メールを作成する(ステップS216)。具体的には、通知情報管理部35bは、図7の受信トレイ61において示したように、前回作成した通知メールの件名を[通知:・・・]から[再通知:・・・]に変更するとともに、受信日時を通知メールを再作成した日時に変更する。
その後、通知情報管理部35bは、前回作成した通知メールを受信トレイから削除して(ステップS217)、ステップS206に移行し、作成した新規通知メールを受信トレイに追加して利用者に通知をおこない、それ以後の処理を継続する。
ステップS206の後、通知情報管理部35bは、ステップS205またはステップS216で作成した通知メールの通知日時を通知メールデータ34bの前回通知日時に記憶する(ステップS207)。
そして、通知情報管理部35bは、通知データに再通知をおこなうように指定されているかどうかを調べ(ステップS208)、再通知をおこなうように指定されている場合には(ステップS208,Yes)、次回に通知をおこなう通知日時を算出し、通知メールデータ34bの次回通知日時に算出した通知日時を記憶する(ステップS209)。
具体的には、通知情報管理部35bは、
(次回通知日時)=(前回通知日時)+(再通知間隔)
から次回通知日時を算出する処理をおこなう。
その後、通知情報管理部35bは、算出した次回通知日時がこれまでに設定された次回通知日時の中で現時点に最近のものであるかどうかを調べ(ステップS210)、最近の通知日時である場合には、通知メールデータ34bの最近通知フラグに「Yes」情報を記憶することにより、当該通知データを最近通知データとして設定する(ステップS211)。
その後、通知情報管理部35bは、通知メールデータ34bに記憶された全通知データを読み込んだかどうかを調べ(ステップS212)、まだ読み込んでいない通知データがある場合には(ステップS212,No)、ステップS201に移行して、通知メールデータ34bから次の通知データを1件読み込む。
ステップS202において、ステップS201で読み込んだ通知データが、通知処理が完了したものである場合には(ステップS202,No)、通知情報管理部35bは、ステップS202からステップS211の通知メール作成処理をおこなわず、ステップS212に移行し、それ以後の処理を継続する。
また、ステップS208において、通知データに再通知をおこなうように指定されていない場合には(ステップS208,No)、通知情報管理部35bは、通知メールの次回通知日時の情報を削除する(ステップS218)。そして、ステップS212に移行し、それ以後の処理を継続する。
また、ステップS210において、これまでに設定された次回通知日時の中で、当該通知データに対して算出された次回通知日時が現時点に最近のものでない場合には(ステップS210,No)、ステップS212に移行し、それ以後の処理を継続する。
ステップS212の後、通知情報管理部35bは、通知処理が未完了の通知データがあるかどうかを判定し(ステップS213)、通知処理が未完了の通知データがある場合には(ステップS213,Yes)、通知メールデータ34bの最近通知フラグが「Yes」である最近通知データに対してタイマーを設定し(ステップS214)、この通知処理を終了する。通知処理が未完了の通知データがない場合には(ステップS213,No)、そのままこの通知処理を終了する。
ところで、上記実施例で説明した電子メール管理装置および電子メール管理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。
そこで、以下では、上記実施例で説明した電子メール管理装置(電子メール管理方法)と同様の機能を有する電子メール管理プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
図12は、本実施例に係るコンピュータシステム100の構成を示すシステム構成図であり、図13は、図12に示したコンピュータシステム100に係る本体部101の構成を示すブロック図である。
図12に示すように、本実施例に係るコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図13に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128と、を備える。
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112並びにプリンタ113などが接続される。
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された電子メール管理プログラムを読み出して実行することで、電子メール管理装置(電子メール管理方法)を実現する。
ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」、さらに、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111並びにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な電子メール管理プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、電子メール管理プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から電子メール管理プログラムを読み出して実行することで電子メール管理装置および電子メール管理方法を実現する。
なお、電子メール管理プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が電子メール管理プログラムを実行する場合や、これらが協働して電子メール管理プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
上述してきたように、本実施例では、記憶部34が、電子メールに返信するよう通知をおこなうスケジュールを通知メールデータ34bとして記憶し、通知情報管理部35bが、記憶されたスケジュールに基づいて通知メールを生成し、他の装置から受信した電子メールの受信トレイに通知メールを擬似的に受信した電子メールとして登録することとしたので、利用者が電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することができる。
また、本実施例では、記憶部34の通知メールデータ34bに、電子メールの再通知のスケジュールが記憶された場合に、通知情報管理部35bが、記憶された再通知のスケジュールに基づいて通知メールを再生成し、再生成された通知メールを電子メールの受信トレイに登録することとしたので、利用者が電子メールの返信を忘れないよう再度通知することができる。
また、本実施例では、通知情報管理部35bが、再生成した通知メールを登録する場合に、その通知メールに対応する過去に登録された通知メールを削除することとしたので、通知メールがむやみに増加し、受信した電子メールの一覧が見にくくなることを防止することができる。
また、本実施例では、通知情報管理部35bが、生成した通知メールの属性情報の一覧を通知メールデータ一覧画面80として出力し、出力した通知メールデータ一覧画面80における通知メールの属性情報に対して処理内容が指定された場合に、指定された処理内容に基づいて、その通知メールに対応する電子メールを検索し、検索された電子メールに対する処理を実行することとしたので、通知メールの属性情報の一覧から電子メールの開封や削除などの処理を利用者が指定することができ、利便性を高めることができる。
また、本実施例では、通知情報管理部35bが、電子メールを識別するメールIDを生成し、生成したメールIDを用いて通知メールを電子メールに対応付けて生成することとしたので、電子メールとそれに対応する通知メールとを効率的に管理することができる。
また、本実施例では、通知情報管理部35bが、生成されたメールIDが指定された場合に、そのメールIDにより識別される電子メールを出力することとしたので、返信用の電子メールを利用者が容易に用意することができ、利便性を高めることができる。
また、本実施例では、通知情報管理部35bが、通知設定データ34cを参照し、受信した電子メールの属性情報に基づいて、電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを設定し、記憶部34が、設定された電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを通知メールデータ34bとして記憶することとしたので、利用者は、あらかじめ通知をおこなう電子メールの条件を設定することができ、利便性を高めることができる。
また、本実施例では、通知情報管理部35bが、生成した通知メールを、その通知メールに対応する電子メールの属性情報に基づいて分類して格納することとしたので、利用者にとって通知メールが見やすくなるよう整理することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、上記装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理プログラムであって、
コンピュータを、
前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段、
前記スケジュール記憶手段により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理手段、
として機能させることを特徴とする電子メール管理プログラム。
(付記2)前記通知情報管理手段は、前記スケジュール記憶手段により電子メールの再通知のスケジュールが記憶された場合に、前記スケジュール記憶手段により記憶された再通知のスケジュールに基づいて通知情報を再生成し、再生成された通知情報を電子メールの受信一覧に登録することを特徴とする付記1に記載の電子メール管理プログラム。
(付記3)前記通知情報管理手段は、再生成した通知情報を登録する場合に、該通知情報に対応する過去に登録された通知情報を削除することを特徴とする付記2に記載の電子メール管理プログラム。
(付記4)前記通知情報管理手段は、生成した通知情報の属性情報の一覧を出力し、出力した一覧における該通知情報の属性情報に対して処理内容が指定された場合に、指定された処理内容に基づいて該通知情報に対応する電子メールを検索し、検索された電子メールに対する処理を実行することを特徴とする付記1、2または3に記載の電子メール管理プログラム。
(付記5)前記通知情報管理手段は、電子メールを識別する識別情報を生成し、生成した該識別情報を用いて前記通知情報を該電子メールに対応付けて生成することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の電子メール管理プログラム。
(付記6)コンピュータを、前記通知情報管理手段により生成された識別情報が指定された場合に該識別情報により識別される電子メールを出力する電子メール出力手段としてさらに機能させることを特徴とする付記5に記載の電子メール管理プログラム。
(付記7)コンピュータを、受信した電子メールの属性情報に基づいて前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを設定するスケジュール設定手段としてさらに機能させ、前記スケジュール記憶手段は、前記スケジュール設定手段により設定された電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶することを特徴とする付記1〜6のいずれか1つに記載の電子メール管理プログラム。
(付記8)前記通知情報管理手段は、生成した前記通知情報を該通知情報に対応する電子メールの属性情報に基づいて分類して格納することを特徴とする付記1〜7のいずれか1つに記載の電子メール管理プログラム。
(付記9)他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理装置であって、
前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、
前記スケジュール記憶手段により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理手段と、
を備えたことを特徴とする電子メール管理装置。
(付記10)他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理方法であって、
前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶工程と、
前記スケジュール記憶工程により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理工程と、
を含んだことを特徴とする電子メール管理方法。
以上のように、本発明にかかる電子メール管理プログラム、電子メール管理装置および電子メール管理方法は、利用者が電子メールの返信を忘れないよう効率的かつ効果的に通知することが必要な電子メール管理システムに有用である。
本実施例に係る電子メール管理装置30の機能的構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したフォルダデータ34aの一例を示す図である。 図1に示した通知メールデータ34bの一例を示す図である。 図1に示した通知設定データ34cの一例を示す図である。 通知処理の設定データの設定受付画面の表示要求を受け付ける選択画面41の一例を示す図である。 利用者による通知メールの設定を受け付ける際に出力される設定受付画面50の一例を示す図である。 通知メールが登録された受信トレイ60、61の表示の一例を示す図である。 一般の電子メール70および通知メール71の表示形式の一例を示す図である。 通知メールデータ一覧画面80の一例を示す図である。 電子メールに対する通知データの設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 通知データが設定された電子メールに対する通知処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係るコンピュータシステム100の構成を示すシステム構成図である。 図12に示したコンピュータシステム100に係る本体部101の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10a〜10c 端末装置
20 インターネット
30 電子メール管理装置
31 インターフェース部
32 入力部
33 表示部
34 記憶部
34a フォルダデータ
34b 通知メールデータ
34c 通知設定データ
35 制御部
35a 電子メール管理部
35b 通知情報管理部
35c 時間計測部

Claims (5)

  1. 他の装置から受信した電子メールに係る情報を管理する電子メール管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段、
    前記スケジュール記憶手段により記憶されたスケジュールに基づいて電子メールに係る通知情報を生成し、前記他の装置から受信した電子メールの受信一覧に前記通知情報を擬似的に受信した電子メールとして登録する通知情報管理手段、
    として機能させることを特徴とする電子メール管理プログラム。
  2. 前記通知情報管理手段は、前記スケジュール記憶手段により電子メールの再通知のスケジュールが記憶された場合に、前記スケジュール記憶手段により記憶された再通知のスケジュールに基づいて通知情報を再生成し、再生成された通知情報を電子メールの受信一覧に登録することを特徴とする請求項1に記載の電子メール管理プログラム。
  3. 前記通知情報管理手段は、再生成した通知情報を登録する場合に、該通知情報に対応する過去に登録された通知情報を削除することを特徴とする請求項2に記載の電子メール管理プログラム。
  4. 前記通知情報管理手段は、電子メールを識別する識別情報を生成し、生成した該識別情報を用いて前記通知情報を該電子メールに対応付けて生成することを特徴とする請求項1、2または3に記載の電子メール管理プログラム。
  5. コンピュータを、受信した電子メールの属性情報に基づいて前記電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを設定するスケジュール設定手段としてさらに機能させ、前記スケジュール記憶手段は、前記スケジュール設定手段により設定された電子メールに係る通知をおこなうスケジュールを記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子メール管理プログラム。
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