JP2509596Y2 - 寝 具 - Google Patents

寝 具

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JP2509596Y2
JP2509596Y2 JP1992013545U JP1354592U JP2509596Y2 JP 2509596 Y2 JP2509596 Y2 JP 2509596Y2 JP 1992013545 U JP1992013545 U JP 1992013545U JP 1354592 U JP1354592 U JP 1354592U JP 2509596 Y2 JP2509596 Y2 JP 2509596Y2
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JP
Japan
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bedding
heat insulating
core material
insulating material
far
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JP1992013545U
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JPH0619617U (ja
Inventor
一匡 中根
Original Assignee
ヘルシー寝装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、掛布団、敷布団等の寝
具に関する。
【0002】
【従来の技術】睡眠は人間が生存していく上での必須の
ものであり、睡眠と健康との間には密接な関係があるこ
とは周知である。そして、良好な睡眠を得られるか否か
は、掛布団、敷布団等の寝具の選択如何に依存する処が
大きい事も周知である。
【0003】良好な睡眠を得るための寝具の条件は多々
存在するが、乾燥していること、雑菌やダニ等がいない
こと、所謂「ふわふわ」した状態であること、暖かいこ
と、等が代表的な条件である。
【0004】ここで、従来の寝具としては、保温性が良
好な素材、すなわち綿、羊毛、羽毛を布で覆い、キルテ
ィングを施したものが多かった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、保温性が良好
な素材を布で覆いキルティングを施した寝具において
は、上記した条件を全て充足することは困難であった。
保温性が良好な素材であるため「暖かい」という条件を
充足することは可能であり、また、「ふわふわした状態
である」という条件も充足し得るが、「乾燥している」
という条件及び「雑菌やダニ等がいない」という条件
は、材質そのものの特性では充足することが出来ない。
そのため、頻繁に天日を照射せしめて乾燥しなければな
らなかった。また、遠赤外線を利用した寝具として、芯
材となる羽根を収容する袋体の布の一面に遠赤外線を放
射するセラミックをコーティングしたもの(実開昭63
−117351号公報参照)や人体の背面部に点在する
つぼの位置に対応する位置に遠赤外線を放射する小片の
面状発熱体を配設したもの(実開昭63−46160号
公報参照)が提案されている。しかしながら、遠赤外線
を利用したこれ等の従来の寝具による場合は、芯材を含
めた寝具全体を暖くし、ふわふわした状態とし、かつ乾
燥させるには未だ充分なものではなかった。
【0006】本考案は、上記した従来の寝具の問題点に
鑑みて提案されたもので、良好な睡眠を得るために必要
な条件を全て充足した寝具の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】考案者等は種々研究の結
果、遠赤外線の湿度除去作用、滅菌作用、温熱作用、そ
の他に着目した。
【0008】本考案の寝具は、粉粒体の遠赤外線放射物
質を付着し、含有せしめ、塗布し、或いは含浸せしめた
繊維から成る芯材と、保温性が良好な素材から成り且つ
芯材を包囲する保温材と、保温材をさらに包囲する布を
含み、芯材、保温材及び布にキルティングを施して構成
されている。
【0009】ここで、保温材を構成する素材としては、
綿、羊毛、羽毛、等が好ましい。
【0010】本考案の粉粒体の遠赤外線放射物質から遠
赤外線を放射する繊維(遠赤外線繊維)を作成するに際
しては、遠赤外線放射物質を通常の繊維に付着し、含有
せしめ、塗布し、或いは含浸せしめるものとする。
【0011】なお、保温材をさらに包囲する布について
は、吸湿性を有し、遠赤外線を透過するものであれば、
特に限定する趣旨ではない。
【0012】
【作用】上記の様な構成を具備する本考案の寝具は、芯
材を構成する遠赤外線繊維が遠赤外線を放射し、遠赤外
線の湿度除去作用により、寝具の芯材を構成する素材は
常に乾燥している。そして、通常の乾燥作用では乾燥し
た素材が比較的硬くなるが、遠赤外線による乾燥では
「ふわふわ」した状態が維持される。また、遠赤外線の
滅菌作用により、雑菌やダニ等が寝具中から除去され
る。
【0013】これに加えて、遠赤外線には温熱作用があ
ると共に、人間を健康にする作用が存在することが確認
されており、本考案の寝具によれば、芯材を含めた寝具
全体をよく温熱し、快眠による健康増進以上の、飛躍的
な健康向上が認められるのである。その際、遠赤外線を
放射する繊維より成る芯材は、保温材により包囲されて
いるので、温熱効果がより優れているものとなる。
【0014】ここで、遠赤外線放射物質は粉粒状である
のが一般的であるため、これをそのまま寝具内に収容す
ると、当該寝具の寝心地を悪くして、ユーザーの安眠を
妨害することになる。これに対して本考案の寝具では、
粉粒体の遠赤外線放射物質を通常の繊維に付着し、含有
せしめ、塗布し、或いは含浸せしめたものであり、遠赤
外線を放射する部材は繊維状に構成され、該繊維が芯材
として用いられ、該芯材がさらに保温材及び布によって
包囲されているので、粉粒体の遠赤外線放射物質をその
まま用いた場合の様に寝心地を悪くすることは無い。
【0015】さらに、本考案の寝具にはキルティングが
施されているので、芯材や保温材が偏在してしまうこと
は無い。そのため、寝具全体に亘って乾燥して且つ「ふ
わふわ」した状態が維持され、雑菌やダニ等が存在せ
ず、健康的に暖かい。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
【0017】図1において、全体を符号10で示す寝具
は、遠赤外線を放射する物質を付着し、含有し、塗布
し、或いは含浸した繊維により構成されている芯材12
を有している。そして、該芯材12は保温材14により
覆われている。ここで、保温材14は、例えば綿の様な
保温性の良好な素材から構成されている。
【0018】芯材12及び保温材14は、例えば綿10
0%の布16により包囲されている。そして、芯材1
2、保温材14、布16には、キルティング18が施さ
れている。
【0019】図2で示されている様に、キルティング1
8は寝具10の全面に亘って一様に施されている。そし
て図1から明らかなように、キルティング18が施され
た箇所を境界として、芯材12、保温材14が移動する
ことが無い。従って、ユーザーが寝返りをしても、芯材
12、保温材14が寝具10内で偏在することは無く、
寝具10全面において一様に、乾燥して且つ「ふわふ
わ」した状態が維持され、雑菌やダニ等が存在せず、健
康的に暖かい。
【0020】
【考案の効果】本考案の効果を以下に列挙する。
【0021】(1) 芯材を含めた寝具全体が常に乾燥
している。
【0022】(2) 乾燥しても「ふわふわ」した状態
が維持される。
【0023】(3) 雑菌やダニ等が寝具中から除去さ
れる。
【0024】(4) 芯材を含めた寝具全体が健康的に
暖かい。
【0025】(5) 快眠が得られる。
【0026】(6) 快眠による健康増進以上の、飛躍
的な健康向上が認められる。
【0027】(7) 遠赤外線放射物質を備えていて
も、ユーザーの安眠を妨害しない。
【0028】(8) 芯材や保温材が偏在してしまうこ
とが無く、寝具全体に亘って芯材が乾燥し且つ「ふわふ
わ」した状態が維持され、雑菌やダニ等が存在せず、健
康的に暖かい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す断面図。
【図2】図1の実施例の斜視図。
【符号の説明】
10・・・寝具 12・・・芯材 14・・・保温材 16・・・布 18・・・キルティング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体の遠赤外線放射物質を付着し、含
    有せしめ、塗布し、或いは含浸せしめた繊維から成る芯
    材と、保温性が良好な素材から成り且つ芯材を包囲する
    保温材と、保温材をさらに包囲する布を含み、芯材、保
    温材及び布にキルティングを施した事を特徴とする寝
    具。
JP1992013545U 1992-03-16 1992-03-16 寝 具 Expired - Lifetime JP2509596Y2 (ja)

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JPH0619617U JPH0619617U (ja) 1994-03-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61141227A (ja) * 1984-12-14 1986-06-28 Comput Services Corp 音声・デ−タ送信装置
JPS628551A (ja) * 1985-07-04 1987-01-16 Nec Corp 半導体装置

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