JP2507142C - - Google Patents

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JP2507142C
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JP
Japan
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icm
recording
tape
hook
reproducing
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は留守番電話装置に関するものである。 従来の技術 留守番電話装置には、発呼者メッセージ(以下ICMと称す)を録音するため
のICMテープが設けられている。この留守番電話装置の中には、ICMテープ
への録音機能を利用して通常の通話中に発呼者と被発呼者の通話内容を録音する
事が出来るように構成されたものがある。すなわち、通話中に使用者が録音の必
要性を感じると、録音操作ボタンを押下する。すると、内蔵されたテープデッキ
が録音動作を開始し、発呼者と被発呼者の通話内容をICMテープに録音するこ
とが出来、通話が終了した後、再び通話内容を再生出来るというものである。 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の様な従来の留守番電話装置ではICM再生中すなわちテ
ープデッキがまえに録音されたICMの再生動作を行っている時に新たな着信が
あると、テープデッキはICM再生の途中で自動的に停止状態になる。そして発
呼者と被発呼者が通話状態となり、被発呼者が通話内容の録音を行おうとした場
合、ICMテープは前述のように前に録音されたICMの再生途中の位置で停止
しているので、そのまま録音を開始してしまうと未聴分のICMが消されてしま
うという問題点を有していた。 本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、たとえICM再生中に通話状
態となっても、直ぐに通話内容録音可能状態に待機する事の出来る留守番電話装
置を提供するものである。 課題を解決する為の手段 この目的を達成する為に本発明の留守番電話装置は、発呼者メッセージを記憶
する為の記録媒体上の最後のICMの終了点を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された情報を参照し、ICM録音・再生手段の記憶媒体の送り動作を行
って次に前記ICMの終了点から録音が開始出来るように位置合わせを行うIC
M位置合わせ手段と、通話手段のオンフック・オフフックを検出するフック検出
手段と、ICM録音・再生手段が録音内容の再生モードにある時、前記フック検
出手段が通話手段のオフフックを検出すると前記ICM位置合わせ手段を動作さ
せるよう制御する制御手段を設けた。 作用 この構成によって、ICM録音・再生手段が録音内容の再生モードにある時、
フック検出手段が通話手段のオフフックを検出すると、記録手段に記録されてい
る情報に基づいてICM位置合わせ手段は自動にICM記録媒体を早送りし、次
の録音開始位置を最終ICMの終了位置に合わせる事となり、次に録音を行う再
にはその位置から直ぐに開始出来るようになる。 実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。 第1図は本発明の一実施例に於ける留守番電話装置の主要部の構成を示すブロ
ック図、第2図はその動作フローチャートである。 第1図に於て、1は電話回線、2は電話回線と留守番電話装置のインターフェ
ース手段、3は電話回線からのベル信号を検知するベル検知手段、4は留守番電
話装置の通話手段、5はOGMを送出する回線送出アンプとICMを録音する為
の回線入力アンプを備えた音声信号増幅部、6はOGMを録音するマイク入力ア
ンプとICMを再生するスピーカ出力アンプを備えた入出力増幅部、7はICM
とOGMのどちらかを選択するテープ選択手段、8はOGMテープ、9はICM
テープ、10はOGMテープ8とICMテープ9を走行させるカセットデッキ、
11はICMテープ9の位置を示すICMテープカウンタ、12はICMのメッ
セージ最終点を記憶している記憶用カウンタ、13はICMテープカウンタ11
と記憶用カウンタ12を比較する比較器、14はICMテープ9の録音・再生、
巻き戻し等の操作を行う為の操作部、15は本留守番電話装置の制御を行う制御
手段であり、マイクロコンピュータで構成されている。16は本留守番電話装置
を動作させる為のオン・オフスイッチ、17はICM及びOGMの再生音を出力
するスピーカー、18はOGM録音する為のマイクである。ICMテープカウン
タ11、記憶用カウンタ12、比較器13は制御手段15内に設けられている。 以上の様に構成された留守番電話装置について、以下その動作を説明する。 ここでは、オン・オフスイッチ16が押下され、本留守番電話装置は動作可能
状態にあり、また、記憶用カウンタ12にはメッセージ終了位置でのICMテー
プカウンタ11のカウント値が記憶されているものとする。 まず、ステップ1にて電話回線1から入力されるリング信号に応答して使用者
がオフフックしたかどうか、あるいは使用者が発呼しようとしてオフフックした
かどうかを検出する。オフフックされたかどうかは通信手段4のハンドセットが
取り上げられ、フックスイッチがオンになることにより、制御手段15が検出す
る。オフフックが検出されない場合、次にICMテープが動作中であるかどうか
を判断する(ステップ2)。 ここでICMテープの動作について説明する。操作部14のメッセージ再生の
スイッチが押下されると、制御手段15がこれを検出し、カセットデッキ10を
動作させ、ICMテープ9を巻き戻させる。巻き戻し動作中ICMテープカウン
タ11は録音状態とは逆向きのカウントを行う。ICMテープカウンタ11がカ ウントをしなくなると、テープ始点に達したと判断し、カセットデッキ10を再
生状態にし、ICMテープ9に録音されたメッセージを選択手段7、スピーカー
出力アンプ6を通してスピーカー17から出力する。再生状態中、ICMテープ
カウンタ11はカウントを続け、このカウント値と記憶用カウンタ12に記憶さ
れたメッセージ終了位置のカウント値を比較手段13が比較し、一致した時点で
制御手段15はカセットデッキ10を制御し、ICMテープ9の走行を停止させ
る。この一連の動作が行われるモードを録音内容の再生モードと称する。次に操
作部14の巻き戻しスイッチが押下されると、制御手段15はカセットデッキ1
0を動作させ、ICMテープ9を巻き戻させる。巻き戻し動作中ICMテープカ
ウンタ11は録音状態とは逆向きのカウントを行なう。ICMテープカウンタ1
1がカウントをしなくなると、テープ始点に達したと判断し、カセットデッキ1
0を制御し、巻き戻し動作を停止させる。この動作がテープ巻き戻し時のテープ
動作となる。 次にICMテープ動作中、オフフックが検出されると(ステップ3)、制御手
段15はインターフェイス回路2を制御し、電話回線1を閉結し、通話状態とす
る。次にICMテープ9が巻き戻し動作中であるかどうかをICMテープカウン
タ11より検出し(ステップ4)、巻き戻し中の場合、ICM再生のための巻き
戻し中であるか、巻き戻しスイッチが押下されたことによる巻き戻しなのか判断
する(ステップ5)。巻き戻しスイッチが押下されたことによる巻き戻しの場合
、テープ始点を検出すると、制御手段15はカセットデッキ10を制御し、巻き
戻し動作を停止させる(ステップ6)。ステップ5でICM再生のための巻き戻
しの場合、制御手段15は直ちにカセットデッキ10に巻き戻し動作を停止させ
、ICMの最終位置まで早送りさせる(ステップ8)。ICMの最終位置は記憶
用カウンタ12に記憶されており、この値と早送り中のICMテープカウンタ1
1のカウント値とを比較手段13が比較し、両者が一致した時点でカセットデッ
キ10の早送り動作を停止させる。 次にステップ4でICMテープ9が巻き戻し中でない場合、記憶用カウンタ1
2に記憶されたICM終了位置とICMテープカウンタ11のカウント値を比較
手段13が比較する事により、現在のICM位置が終了位置より前か後ろかを判 断する(ステップ7)。ICM終了位置より前の場合、前述と同様に制御手段1
5はカセットデッキ10にICM終了位置まで早送りさせる(ステップ8)。ス
テップ7でICM終了位置より後ろの場合その場でカセットデッキ10の動作を
停止させる(ステップ9)。 上述したステップ6、ステップ8、ステップ9の動作終了後、操作部14のI
CM録音スイッチが押されると(ステップ10)、制御手段15はカセットデッ
キ10を録音状態で動作させ、電話回線1から入力される音声及び通話手段4の
ハンドセットから入力される音声をインターフェイス回路2、回線入力アンプ5
、テープ選択手段7を介してICMテープ9に録音する(ステップ11)。 なお、本実施例では留守番電話装置と電話部は一体のものとし、オフフックは
フックスイッチのオンオフにより検出したが、これは留守番電話装置と電話機が
別体で1本の電話回線に併設されている場合でもよく、この場合併設された電話
機のオフフックは電話回線の電圧が下がったことを検知する事により検出できる
。電話回線の電圧変化を検出する回路は既にいろいろな回路が使用されており、
詳細については省略する。 発明の効果 以上のように本発明の複数の発呼者メッセージを記憶するICM録音・再生手
段と、ICMの動作最終点を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された情報を
参照し、ICMの最終点に位置合わせを行うICM位置合わせ手段と、通話手段
のオンフック・オフフックを検出するフック検出手段と、ICM録音・再生手段
が録音内容の再生モードにある時、前記フック検出手段が通話手段のオフフック
を検出すると前記ICM位置合わせ手段を動作させるよう制御する制御手段を備
えたことで、ICM再生中にベル信号が入力され、フック検出手段からの検知信
号が出力されると自動的にICM位置合わせ動作が行なわれ、通話中に使用者が
必要と思った時に即座に録音動作を開始させる事が出来るとともに、ICMが通
話録音により消去されることがなく、再度ICMを聞くことが出来、その実用的
効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例に於ける留守番電話装置の主要部の構成を示すブ ロック図、第2図は同留守番電話装置の動作を示すフローチャートである。 1…電話回線、2…インターフェース手段 3…ベル検知手段、4…通話手段 5…音声増幅部、6…入出力増幅部 7…テープ選択手段、8…OGMテープ 9…ICMテープ、10…カセットデッキ 11…ICMテープカウンタ 12…記憶用カウンタ、13…比較器 14…操作部、15…制御手段 16…オン・オフスイッチ、17…スピーカー 18…マイク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電話回線を介して入力する発呼者メッセージを録音するとともに同じ記録媒体
    を用いて使用者の指令によって通話内容を録音可能で且つ録音内容を再生可能な
    ICM録音・再生手段と、 前記ICM録音・再生手段の記録媒体上の最終ICM録音終了位置を記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された情報を参照し、前記ICM録音・再生手段の記録媒
    体の送り動作を行って次に前記最終ICM録音終了位置から録音が開始出来るよ
    うに位置合わせを行うICM位置合わせ手段と、 通話手段のオンフック・オフフックを検出するフック検出手段と、 前記ICM録音・再生手段が録音内容の再生モードにある時、前記フック検出
    手段が通話手段のオフフックを検出すると記録媒体の早送りをさせ、この早送り
    中に前記ICM位置合わせ手段を動作させるよう制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする留守番電話装置。

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