JP2506634B2 - 感熱記録ヘッド - Google Patents
感熱記録ヘッドInfo
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- JP2506634B2 JP2506634B2 JP60083750A JP8375085A JP2506634B2 JP 2506634 B2 JP2506634 B2 JP 2506634B2 JP 60083750 A JP60083750 A JP 60083750A JP 8375085 A JP8375085 A JP 8375085A JP 2506634 B2 JP2506634 B2 JP 2506634B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- recording
- electrodes
- pair
- heat
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/40025—Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
- H04N1/40031—Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感熱記録装置や感熱転写記録装置に用い、
良好な階調記録を比較的簡単な方法で得ることが出来る
感熱記録ヘッドに関するものである。
良好な階調記録を比較的簡単な方法で得ることが出来る
感熱記録ヘッドに関するものである。
従来の技術 従来この種の記録ヘッドを用い、感熱記録法、又は感
熱転写記録法によって階調記録を行なおうとした場合、
1個の発熱素子に対応する1ドット当りの記録濃度を変
化させることは非常にむずかしく、従って、複数個のド
ットで一画素を表現し、疑似的に階調を行なわざるを得
ず、信号処理が複雑になると共に、記録ヘッドの発熱素
子密度に比べて、記録画像の解像度が極端に低下し、ざ
らつきの多い画像になってしまうという欠点があった。
以下に従来例の問題点を図面と共に説明する。
熱転写記録法によって階調記録を行なおうとした場合、
1個の発熱素子に対応する1ドット当りの記録濃度を変
化させることは非常にむずかしく、従って、複数個のド
ットで一画素を表現し、疑似的に階調を行なわざるを得
ず、信号処理が複雑になると共に、記録ヘッドの発熱素
子密度に比べて、記録画像の解像度が極端に低下し、ざ
らつきの多い画像になってしまうという欠点があった。
以下に従来例の問題点を図面と共に説明する。
第7図は感熱転写プリンターの概略構成を示したもの
である。1は感熱記録ヘッドであり、発熱素子1Rを、図
の紙面と直角の方向にライン状に配列してある。2は感
熱転写インクシートで、ベースフィルム2a上に熱溶融性
インク2bを塗布してある。感熱記録ヘッド1とプラテン
4との間に、図に示すように感熱転写シート2と記録紙
3とを図の矢印の方向に走行させる。この時、記録紙3
と、感熱転写シート2、及び感熱転写インクシート2と
感熱ヘッド1の感熱素子1Rが充分密着するように、プラ
テン4は感熱ヘッド1に向かって押圧するようになって
いる。
である。1は感熱記録ヘッドであり、発熱素子1Rを、図
の紙面と直角の方向にライン状に配列してある。2は感
熱転写インクシートで、ベースフィルム2a上に熱溶融性
インク2bを塗布してある。感熱記録ヘッド1とプラテン
4との間に、図に示すように感熱転写シート2と記録紙
3とを図の矢印の方向に走行させる。この時、記録紙3
と、感熱転写シート2、及び感熱転写インクシート2と
感熱ヘッド1の感熱素子1Rが充分密着するように、プラ
テン4は感熱ヘッド1に向かって押圧するようになって
いる。
第8図は、従来例における感熱記録ヘッド1の発熱素
子1R部の詳細を示す平面図である。図に示すように、一
対の電極1a間に、1個の発熱体1bを連結して、1個の発
熱素子1Rを形成してある。感熱記録ヘッド1の発熱素子
1Rに、記録信号に応じて順次電圧を印加すると、所定の
発熱素子1Rが発熱し、感熱転写シート2の、発熱した各
発熱素子1Rに密着していた位置の熱溶融性インク2bが溶
融し、記録紙3に転写されて、所定の印字が順次行なわ
れていくわけである。
子1R部の詳細を示す平面図である。図に示すように、一
対の電極1a間に、1個の発熱体1bを連結して、1個の発
熱素子1Rを形成してある。感熱記録ヘッド1の発熱素子
1Rに、記録信号に応じて順次電圧を印加すると、所定の
発熱素子1Rが発熱し、感熱転写シート2の、発熱した各
発熱素子1Rに密着していた位置の熱溶融性インク2bが溶
融し、記録紙3に転写されて、所定の印字が順次行なわ
れていくわけである。
第9図は、この時の感熱転写インクシート2に加え
た、印加熱量Qと、記録紙3上に得られる画像の記録濃
度Dとの関係を示したものである。
た、印加熱量Qと、記録紙3上に得られる画像の記録濃
度Dとの関係を示したものである。
第9図に示すように、印加熱量QのQ1からQ2までの記
録濃度Dの勾配は極端に大きく、又、Q2からQ3までの勾
配は非常にフラットになっている。
録濃度Dの勾配は極端に大きく、又、Q2からQ3までの勾
配は非常にフラットになっている。
発明が解決しようとする問題点 第10図は、第9図の印加熱量が、Q1,Q2,Q3の状態に対
応する記録紙3上での各ドットの印字状態(Q1,Q2,Q3)
を示したものであり、印加熱量がQ2以下の場合には平常
な記録が行なわれず、熱溶融性インク2bの記録3への転
写不良を起している。印加熱量がQ1を上回りQ2になる
と、発熱素子1Rのほぼ全面に対応する部分の熱溶融性イ
ンク2bが記録紙3に転写され、記録濃度が一気に上昇す
るが、印加熱量Q2を越えQ3まで増加しても、記録ドット
がつぶれるだけで、記録濃度はそれ程上昇していないの
がよくわかる。このように、感熱転写インクシート2の
熱溶融性インク2bは、所定の熱量が印加され、温度が上
昇し、溶解熱が与えられて初めて溶融し、記録紙3上に
転写されるものであり、或る熱量の域値(第9図ではQ1
〜Q2)を境に、転写記録されるか、されないかの2状態
をとるわけである。従って、従来の感熱記録ヘッドを用
いこの種の感熱転写インクシート2を用いて記録を行な
う場合、感熱転写インクシート2に印加する熱量を変化
させて、滑らかな階調記録を行なうことは基本的にむづ
かしかった。そこで、従来の第8図に示すような、一対
の電極1aに1個の発熱体1bを連結して1個の発熱素子1R
を構成した従来の感熱記録ヘッドを用いて階調記録を行
なう場合には、第11図に示すように複数個の発熱素子で
マトリックスを組んで一画素を表現し、一画素中の記録
を行なうドットの数(発熱させる発熱素子の数)を変化
させ、一画素の面積階調を行なわざるを得なかった。第
11図は、4ドットで一画素を表現し、面積階調を行なっ
て記録した例を示すものであり、図中の正方形は、1ド
ットの記録エリアを示したものである。このように、第
8図に示すような従来の感熱記録ヘッドを用い、以上に
説明した方法で階調記録を行なった場合、記録ヘッドの
発熱素子の密度に比べ、記録画像上の画素の密度すなわ
ち解像度が、階調をとった分だけ低下してしまい、記録
画像が非常にざらついたものとなってしまうと同時に、
信号処理がかなり複雑になるという欠点があった。
応する記録紙3上での各ドットの印字状態(Q1,Q2,Q3)
を示したものであり、印加熱量がQ2以下の場合には平常
な記録が行なわれず、熱溶融性インク2bの記録3への転
写不良を起している。印加熱量がQ1を上回りQ2になる
と、発熱素子1Rのほぼ全面に対応する部分の熱溶融性イ
ンク2bが記録紙3に転写され、記録濃度が一気に上昇す
るが、印加熱量Q2を越えQ3まで増加しても、記録ドット
がつぶれるだけで、記録濃度はそれ程上昇していないの
がよくわかる。このように、感熱転写インクシート2の
熱溶融性インク2bは、所定の熱量が印加され、温度が上
昇し、溶解熱が与えられて初めて溶融し、記録紙3上に
転写されるものであり、或る熱量の域値(第9図ではQ1
〜Q2)を境に、転写記録されるか、されないかの2状態
をとるわけである。従って、従来の感熱記録ヘッドを用
いこの種の感熱転写インクシート2を用いて記録を行な
う場合、感熱転写インクシート2に印加する熱量を変化
させて、滑らかな階調記録を行なうことは基本的にむづ
かしかった。そこで、従来の第8図に示すような、一対
の電極1aに1個の発熱体1bを連結して1個の発熱素子1R
を構成した従来の感熱記録ヘッドを用いて階調記録を行
なう場合には、第11図に示すように複数個の発熱素子で
マトリックスを組んで一画素を表現し、一画素中の記録
を行なうドットの数(発熱させる発熱素子の数)を変化
させ、一画素の面積階調を行なわざるを得なかった。第
11図は、4ドットで一画素を表現し、面積階調を行なっ
て記録した例を示すものであり、図中の正方形は、1ド
ットの記録エリアを示したものである。このように、第
8図に示すような従来の感熱記録ヘッドを用い、以上に
説明した方法で階調記録を行なった場合、記録ヘッドの
発熱素子の密度に比べ、記録画像上の画素の密度すなわ
ち解像度が、階調をとった分だけ低下してしまい、記録
画像が非常にざらついたものとなってしまうと同時に、
信号処理がかなり複雑になるという欠点があった。
本発明は以上のような従来の感熱記録ヘッドの欠点を
改善し、階調が充分とれ、しかも解像度が比較的高い画
像を得ることができる感熱記録ヘッドを、比較的簡単な
方法で提供しようとするものである。
改善し、階調が充分とれ、しかも解像度が比較的高い画
像を得ることができる感熱記録ヘッドを、比較的簡単な
方法で提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明による感熱記録ヘッドは、一対の電極と、前記
一対の電極間に設けた発熱体とによって発熱素子を形成
し、前記発熱体の抵抗値を、少なくとも前記一対の電極
の連結方向又は幅方向に、複数回、等間隔h高低異なら
しめたものである。
一対の電極間に設けた発熱体とによって発熱素子を形成
し、前記発熱体の抵抗値を、少なくとも前記一対の電極
の連結方向又は幅方向に、複数回、等間隔h高低異なら
しめたものである。
作用 前記本発明による感熱記録ヘッドの一対の電極間に通
電すると、前記発熱体の高抵抗部に発熱が集中し、この
発熱体の高抵抗部を中心に、発熱領域が広がってゆく。
従って、本発明による感熱記録ヘッドを用いて、感熱転
写記録を行なった場合、前記電極間に印加する電圧値又
は電圧印加時間を変化させることによって、前記発熱体
上の高抵抗部を中心に、転写記録面積を自由に変化させ
ることができ、印加エネルギ変調による濃度階調記録が
可能となる。
電すると、前記発熱体の高抵抗部に発熱が集中し、この
発熱体の高抵抗部を中心に、発熱領域が広がってゆく。
従って、本発明による感熱記録ヘッドを用いて、感熱転
写記録を行なった場合、前記電極間に印加する電圧値又
は電圧印加時間を変化させることによって、前記発熱体
上の高抵抗部を中心に、転写記録面積を自由に変化させ
ることができ、印加エネルギ変調による濃度階調記録が
可能となる。
実施例 第1図は本発明の第一の実施例による感熱記録ヘッド
の発熱素子2Rの形状を示す図であり、一対の電極5a,5b
間に、多孔面状の発熱体6を設けて発熱素子2Rを形成
し、この発熱素子2Rを複数個ライン状に配列して感熱記
録ヘッドを構成したものであり、第1図の従来例と同様
な装置構成で記録を行なってゆくものである。
の発熱素子2Rの形状を示す図であり、一対の電極5a,5b
間に、多孔面状の発熱体6を設けて発熱素子2Rを形成
し、この発熱素子2Rを複数個ライン状に配列して感熱記
録ヘッドを構成したものであり、第1図の従来例と同様
な装置構成で記録を行なってゆくものである。
第2図はこの実施例の発熱素子2Rの電極5a,5b間に電
圧を印加した時の電流経路(電気力線)を示したもので
あり、図に示すように、発熱体6上の円形孔7に挟まれ
る領域A1〜A4が、一対の電極の連結方向に高抵抗となっ
ているため、この部分に電流が集中し、従って、このA1
〜A4の領域を中心に発熱する。第3図はこの時の発熱体
6上での等温度線を示したものであり、図に示すように
前記A1〜A4の領域の中心が最高温度となり、概円弧状に
温度が分布する。従って、発熱素子2Rに印加する電圧の
電圧印加時間を変化させながら感熱転写記録を行なった
場合、第4図に示すように、電圧印加時間が短かい時
(第4図T1)には、発熱体6上の高抵抗部A1〜A4の最中
心部でしか感熱転写インクシートの溶融温度に達せず、
ごく微細な分割ドットが転写記録される。電圧印加時間
を順次長くしてゆくと(第4図、T2〜T4)、電圧印加時
間の増加に応じて、インクの溶融温度に達している発熱
体6上での領域が高抵抗部A1〜A4を中心として広がり、
転写記録される分割ドット径(面積)が増大し、やが
て、転写記録される分割ドット同志の境界がなくなり
(第2図T4)、発熱体6上の全域に渡る面積の記録ドッ
トが形成されるようになる。第5図はこの時の電圧印加
時間と記録濃度との関係を示したものであり第4図,第
5図に示すごとく、本発明の第一の実施例を用いること
により、発熱素子1ドットごとの階調記録が可能であ
り、発熱素子に印加する印加エネルギー変調によって、
非常になめらかな階調記録が可能となる。
圧を印加した時の電流経路(電気力線)を示したもので
あり、図に示すように、発熱体6上の円形孔7に挟まれ
る領域A1〜A4が、一対の電極の連結方向に高抵抗となっ
ているため、この部分に電流が集中し、従って、このA1
〜A4の領域を中心に発熱する。第3図はこの時の発熱体
6上での等温度線を示したものであり、図に示すように
前記A1〜A4の領域の中心が最高温度となり、概円弧状に
温度が分布する。従って、発熱素子2Rに印加する電圧の
電圧印加時間を変化させながら感熱転写記録を行なった
場合、第4図に示すように、電圧印加時間が短かい時
(第4図T1)には、発熱体6上の高抵抗部A1〜A4の最中
心部でしか感熱転写インクシートの溶融温度に達せず、
ごく微細な分割ドットが転写記録される。電圧印加時間
を順次長くしてゆくと(第4図、T2〜T4)、電圧印加時
間の増加に応じて、インクの溶融温度に達している発熱
体6上での領域が高抵抗部A1〜A4を中心として広がり、
転写記録される分割ドット径(面積)が増大し、やが
て、転写記録される分割ドット同志の境界がなくなり
(第2図T4)、発熱体6上の全域に渡る面積の記録ドッ
トが形成されるようになる。第5図はこの時の電圧印加
時間と記録濃度との関係を示したものであり第4図,第
5図に示すごとく、本発明の第一の実施例を用いること
により、発熱素子1ドットごとの階調記録が可能であ
り、発熱素子に印加する印加エネルギー変調によって、
非常になめらかな階調記録が可能となる。
第6図は、本発明の第2の実施例を示すものであり、
発熱体6上に、図に示すような多角形孔を有する多孔面
状の発熱体6を一対の電極5a,5b間に設けて発熱素子3R
を形成してあり、本発明の第1の実施例と同様の効果を
得ることができる。
発熱体6上に、図に示すような多角形孔を有する多孔面
状の発熱体6を一対の電極5a,5b間に設けて発熱素子3R
を形成してあり、本発明の第1の実施例と同様の効果を
得ることができる。
発明の効果 以上説明してきたごとく、本発明は一対の電極と、こ
の一対の電極間に設けた発熱体とによって発熱素子を形
成し、前記一対の電極間に設けた発熱体の抵抗値を、少
なくとも前記一対の電極の連結方向、又は幅方向に複数
回、等間隔に低異ならしめたものであり、前記一対の電
極間に電圧を印加すると、前記発熱体上の高抵抗部に発
熱が集中し、この発熱体上の高抵抗部を中心として発熱
領域が広がってゆくため、本発明による感熱記録ヘッド
を用いて感熱転写記録を行なった場合前記電極間に印加
する電圧の印加時間を変化させることにより、前記発熱
体上の高抵抗部を中心として、転写記録面積を自由に変
化させることができ、印加エネルギー変調による濃度階
調記録が可能となる。
の一対の電極間に設けた発熱体とによって発熱素子を形
成し、前記一対の電極間に設けた発熱体の抵抗値を、少
なくとも前記一対の電極の連結方向、又は幅方向に複数
回、等間隔に低異ならしめたものであり、前記一対の電
極間に電圧を印加すると、前記発熱体上の高抵抗部に発
熱が集中し、この発熱体上の高抵抗部を中心として発熱
領域が広がってゆくため、本発明による感熱記録ヘッド
を用いて感熱転写記録を行なった場合前記電極間に印加
する電圧の印加時間を変化させることにより、前記発熱
体上の高抵抗部を中心として、転写記録面積を自由に変
化させることができ、印加エネルギー変調による濃度階
調記録が可能となる。
第1図は本発明の第1の実施例における感熱記録ヘッド
の平面図、第2図は第1図に示した発熱素子に電圧を印
加した時の電気力線を示す図、第3図は第1図に示した
発熱体に電圧を印加した時の、発熱体上での等温度線を
示す図、第4図及び第5図は第1図に示した発熱素子へ
の電圧印加時間を変化させて記録を行なった時の1ドッ
トの記録状態、並びに、電圧印加時間と記録濃度との関
係を示す図、第6図は本発明の第2の実施例における感
熱記録ヘッドの平面図、第7図は感熱転写プリンターの
概略構成を示す図、第8図は従来例における感熱記録ヘ
ッドの発熱素子の構造を示す平面図、第9図は感熱転写
インクシートに加えた印加熱量と記録濃度との関係を示
す特性図、第10図は印加熱量がQ1,Q2,Q3の状態に対する
記録紙上での各ドットの印字状態を示す図、第11図は従
来の感熱記録ヘッドを用い4ドットで1画素を表現し面
積階調を行って記録した一例を示す図である。 1……感熱記録ヘッド、2……感熱転写インクシート、
3……記録紙、4……プラテン、5a,5b……電極、6…
…発熱体、2R,3R……発熱素子。
の平面図、第2図は第1図に示した発熱素子に電圧を印
加した時の電気力線を示す図、第3図は第1図に示した
発熱体に電圧を印加した時の、発熱体上での等温度線を
示す図、第4図及び第5図は第1図に示した発熱素子へ
の電圧印加時間を変化させて記録を行なった時の1ドッ
トの記録状態、並びに、電圧印加時間と記録濃度との関
係を示す図、第6図は本発明の第2の実施例における感
熱記録ヘッドの平面図、第7図は感熱転写プリンターの
概略構成を示す図、第8図は従来例における感熱記録ヘ
ッドの発熱素子の構造を示す平面図、第9図は感熱転写
インクシートに加えた印加熱量と記録濃度との関係を示
す特性図、第10図は印加熱量がQ1,Q2,Q3の状態に対する
記録紙上での各ドットの印字状態を示す図、第11図は従
来の感熱記録ヘッドを用い4ドットで1画素を表現し面
積階調を行って記録した一例を示す図である。 1……感熱記録ヘッド、2……感熱転写インクシート、
3……記録紙、4……プラテン、5a,5b……電極、6…
…発熱体、2R,3R……発熱素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南出 整宏 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−1654(JP,U) 実開 昭57−144544(JP,U) 実開 昭59−124141(JP,U) 実開 昭60−41251(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一対の電極と、この一対の電極間に設けた
発熱体とによって発熱素子を形成し、前記一対の電極間
に設けた発熱体の形状を多孔面状にし、前記多孔を形成
する複数の孔を、発熱体の連結方向及び幅方向の同一列
上に等間隔に配置することにより、前記一対の電極間に
設けた発熱体の抵抗値を、少なくとも前記一対の電極の
連結方向、又は幅方向に、複数回、等間隔に高低異なら
しめ、前記一対の電極間に印可する電力を変化させるこ
とにより、前記発熱体上の高抵抗部を中心として、記録
面積を変化させて階調記録を行なわせるようにした感熱
記録ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083750A JP2506634B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 感熱記録ヘッド |
US06/903,886 US4712930A (en) | 1985-04-19 | 1986-09-04 | Gradation thermal printhead and gradation heat transfer printing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083750A JP2506634B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 感熱記録ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241163A JPS61241163A (ja) | 1986-10-27 |
JP2506634B2 true JP2506634B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=13811207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60083750A Expired - Lifetime JP2506634B2 (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 感熱記録ヘッド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4712930A (ja) |
JP (1) | JP2506634B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
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DE68921157T2 (de) * | 1988-11-28 | 1995-06-29 | Canon Kk | Aufzeichnungskopf und Aufzeichnungsvorrichtung, die damit versehen ist. |
US4947189A (en) * | 1989-05-12 | 1990-08-07 | Eastman Kodak Company | Bubble jet print head having improved resistive heater and electrode construction |
US5089831A (en) * | 1989-05-26 | 1992-02-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Block-divided driving apparatus of gradation thermal printhead |
US5107276A (en) * | 1989-07-03 | 1992-04-21 | Xerox Corporation | Thermal ink jet printhead with constant operating temperature |
US4954839A (en) * | 1989-07-24 | 1990-09-04 | Cryptek, Inc. | Self-aligning print head assembly with advanced shielding characteristics |
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Also Published As
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