JP2505932Y2 - 車両用リッド - Google Patents
車両用リッドInfo
- Publication number
- JP2505932Y2 JP2505932Y2 JP5591U JP5591U JP2505932Y2 JP 2505932 Y2 JP2505932 Y2 JP 2505932Y2 JP 5591 U JP5591 U JP 5591U JP 5591 U JP5591 U JP 5591U JP 2505932 Y2 JP2505932 Y2 JP 2505932Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- rod member
- vehicle
- lock mechanism
- key cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用リッドに係り、
特に、リッド本体を車体側にロックするロック装置に関
する。
特に、リッド本体を車体側にロックするロック装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両には、トランクル―ムに
設けられたトランクリッドや実開昭55−152264
号公報に示されているようなリヤドア等の開閉自在なリ
ッド(蓋体)が設けられている。そして、例えば図6に
示すようなトランクリッドaはインナパネルbとアウタ
パネルcとから成り、この両パネルb,c間に形成され
た空間dにはロック装置eが配設されている。このロッ
ク装置eは、アウタパネルcの後端上部に取付けられた
キ―シリンダfと、インナパネルbの後端下部に取付け
られた図示しないロック機構とを備え、この両者が、上
下方向に延びるロッド部材gによって連結されて成って
いる。そして、キ―シリンダfのキ―操作によって、例
えばロッド部材gを上方へ引き上げることによりロック
機構のロック解除を行うようになっている。
設けられたトランクリッドや実開昭55−152264
号公報に示されているようなリヤドア等の開閉自在なリ
ッド(蓋体)が設けられている。そして、例えば図6に
示すようなトランクリッドaはインナパネルbとアウタ
パネルcとから成り、この両パネルb,c間に形成され
た空間dにはロック装置eが配設されている。このロッ
ク装置eは、アウタパネルcの後端上部に取付けられた
キ―シリンダfと、インナパネルbの後端下部に取付け
られた図示しないロック機構とを備え、この両者が、上
下方向に延びるロッド部材gによって連結されて成って
いる。そして、キ―シリンダfのキ―操作によって、例
えばロッド部材gを上方へ引き上げることによりロック
機構のロック解除を行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の構造では、車両の後突時などにおいてロック
状態が解除されて、トランクリッドが開放されてしまう
のを防止するため、リッドの変形を少なくする必要から
リッドの板厚を大きくせねばならず、重量が増加する欠
点があった。
うな従来の構造では、車両の後突時などにおいてロック
状態が解除されて、トランクリッドが開放されてしまう
のを防止するため、リッドの変形を少なくする必要から
リッドの板厚を大きくせねばならず、重量が増加する欠
点があった。
【0004】本考案は、この点に鑑みてなされたもので
あって、外部からの荷重によってリッド本体のロック状
態が解除されないような構成を得ることを目的とする。
あって、外部からの荷重によってリッド本体のロック状
態が解除されないような構成を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、外的荷重が作用すると、その荷重によ
る変形によってロック解除動作を規制するようにした。
具体的には、インナ部材及びアウタ部材から成り、車体
に揺動自在に支持されたリッド本体と、前記インナ部材
とアウタ部材の間に配設され、キ―シリンダ、ロック機
構及びキ―シリンダとロック機構とを連結するロッド部
材を備えたロック装置とによって構成された車両用リッ
ドを前提としている。そして、インナ部材とアウタ部材
との間に、前記ロッド部材が挿通される挿通部を有する
補強部材を架設し、前記ロッド部材に、車両衝突時の荷
重による移動に伴って前記挿通部の周縁に係止する係止
部を設けるような構成とした。
めに、本考案は、外的荷重が作用すると、その荷重によ
る変形によってロック解除動作を規制するようにした。
具体的には、インナ部材及びアウタ部材から成り、車体
に揺動自在に支持されたリッド本体と、前記インナ部材
とアウタ部材の間に配設され、キ―シリンダ、ロック機
構及びキ―シリンダとロック機構とを連結するロッド部
材を備えたロック装置とによって構成された車両用リッ
ドを前提としている。そして、インナ部材とアウタ部材
との間に、前記ロッド部材が挿通される挿通部を有する
補強部材を架設し、前記ロッド部材に、車両衝突時の荷
重による移動に伴って前記挿通部の周縁に係止する係止
部を設けるような構成とした。
【0006】
【作用】上記の構成により、本考案では、車両の衝突時
で、ロック装置のキ―シリンダに荷重が作用して該キ―
シリンダが移動すると、この移動に伴なってロッド部材
も移動する。そして、このようにしてロッド部材が移動
すると、その係止部が補強部材の挿通部の周縁に係止し
て、ロッド部材は、その長手方向への移動が規制され、
ロック機構のロック状態が解除されることはない。従っ
て、リッドの重量を大きくすること成しに、そのロック
状態の信頼性が向上される。
で、ロック装置のキ―シリンダに荷重が作用して該キ―
シリンダが移動すると、この移動に伴なってロッド部材
も移動する。そして、このようにしてロッド部材が移動
すると、その係止部が補強部材の挿通部の周縁に係止し
て、ロッド部材は、その長手方向への移動が規制され、
ロック機構のロック状態が解除されることはない。従っ
て、リッドの重量を大きくすること成しに、そのロック
状態の信頼性が向上される。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に沿って説明す
る。本例では、リッドとして、トランクル―ムを開閉自
在とするトランクリッドを例にあげて説明する。
る。本例では、リッドとして、トランクル―ムを開閉自
在とするトランクリッドを例にあげて説明する。
【0008】図1〜図3に示すように、本例のトランク
リッド1のリッド本体2は、インナ部材としてのインナ
パネル2aとアウタ部材としてのアウタパネル2bとで
成り、その前端部が車体に軸支されており、この支軸を
中心に揺動することによってトランクル―ムを開閉する
ようになっている。そして、前記インナパネル2aとア
ウタパネル2bとの間には空間部3が形成されており、
この空間部3に、リッド本体2を車体側へロック及びロ
ック解除を可能とするロック装置4が設けられている。
このロック装置4は、キ―シリンダ5、ロック機構6及
びロッド部材7を主要部として構成されている。キ―シ
リンダ5は、キ―挿入部5aがアウタパネル2bの後端
上部から後方に臨むように配設されている。そして、こ
のキ―シリンダ5の前端にはキ―操作によって揺動自在
な揺動片5bが連結されている。ロック機構6は、前記
キ―シリンダ5の下方において車体側に設けられた図示
しないストライカに係合自在なラッチ6aを備えてい
る。そして、前記キ―シリンダ5とロック機構6との間
はロッド部材7によって連結されている。このロッド部
材7は、上端が前記キ―シリンダ5の揺動片5bの一端
部に支持され、下端が前記ロック機構6に連結されてお
り、キ―シリンダ5のキ―操作によってロッド部材7が
上方へ引き上げられると、ロック機構6のロック状態が
解除されるような構成となっている。そして、このロッ
ド部材7の特徴とするところは、その上下方向略中央部
分に屈曲部7aが形成されていることにある。この屈曲
部7aは下方に向って車体前方へ傾斜する係止部として
の傾斜部7bを有しており、ロッド部材7における傾斜
部7bより上方部と下方部とを所定寸法だけ前後にずら
せるようになっている。そして、この屈曲部7aに対応
した位置における、リッド本体2のインナパネル2aと
アウタパネル2bとの間には、補強部材としてのレイン
フォ―スメント8が架設されている。このレインフォ―
スメント8は、車体後方に向って僅かな傾斜角度をもっ
て下方へ傾斜しており、その前後両端縁にフランジ8
a,8bが折曲形成されていて、このフランジ8a,8
bがインナパネル2a及びアウタパネル2bに夫々接続
されてリッド本体2の剛性を確保している。また、この
レインフォ―スメント8の左右両側部は夫々車幅方向外
側に向って僅かな傾斜角度をもって下方に傾斜されてい
る。これによって、降雨時や洗車時等においてキ―挿入
孔5aから水が空間部3に入込んでキ―シリンダ5や揺
動片5bからロック装置4に向って落下しても、この水
はレインフォ―スメント8の上面に落下した後、この傾
斜面によって車幅方向外側へ流されるために、ロック機
構6に落下することはなく、該ロック機構6に水による
悪影響が防止されるようになっている。そして、このレ
オンフォ―スメント8の特徴とする構成として、その車
幅方向中央部にはロッド部材挿通部としての切欠き部8
cが設けられている。この切欠き部8cは、前側のフラ
ンジ8aの基端部から所定寸法を存した後方位置を起点
として後方に向ってV字状に切り欠かれて成っている。
また、この切欠き部8cは通常状態においてロッド部材
7の上下移動の際に、該ロッド部材7に干渉しないよう
な形状となっている。このような構成により、この切欠
き部8cの前側の周縁部にはフランジ部8dが形成され
ていることになる。
リッド1のリッド本体2は、インナ部材としてのインナ
パネル2aとアウタ部材としてのアウタパネル2bとで
成り、その前端部が車体に軸支されており、この支軸を
中心に揺動することによってトランクル―ムを開閉する
ようになっている。そして、前記インナパネル2aとア
ウタパネル2bとの間には空間部3が形成されており、
この空間部3に、リッド本体2を車体側へロック及びロ
ック解除を可能とするロック装置4が設けられている。
このロック装置4は、キ―シリンダ5、ロック機構6及
びロッド部材7を主要部として構成されている。キ―シ
リンダ5は、キ―挿入部5aがアウタパネル2bの後端
上部から後方に臨むように配設されている。そして、こ
のキ―シリンダ5の前端にはキ―操作によって揺動自在
な揺動片5bが連結されている。ロック機構6は、前記
キ―シリンダ5の下方において車体側に設けられた図示
しないストライカに係合自在なラッチ6aを備えてい
る。そして、前記キ―シリンダ5とロック機構6との間
はロッド部材7によって連結されている。このロッド部
材7は、上端が前記キ―シリンダ5の揺動片5bの一端
部に支持され、下端が前記ロック機構6に連結されてお
り、キ―シリンダ5のキ―操作によってロッド部材7が
上方へ引き上げられると、ロック機構6のロック状態が
解除されるような構成となっている。そして、このロッ
ド部材7の特徴とするところは、その上下方向略中央部
分に屈曲部7aが形成されていることにある。この屈曲
部7aは下方に向って車体前方へ傾斜する係止部として
の傾斜部7bを有しており、ロッド部材7における傾斜
部7bより上方部と下方部とを所定寸法だけ前後にずら
せるようになっている。そして、この屈曲部7aに対応
した位置における、リッド本体2のインナパネル2aと
アウタパネル2bとの間には、補強部材としてのレイン
フォ―スメント8が架設されている。このレインフォ―
スメント8は、車体後方に向って僅かな傾斜角度をもっ
て下方へ傾斜しており、その前後両端縁にフランジ8
a,8bが折曲形成されていて、このフランジ8a,8
bがインナパネル2a及びアウタパネル2bに夫々接続
されてリッド本体2の剛性を確保している。また、この
レインフォ―スメント8の左右両側部は夫々車幅方向外
側に向って僅かな傾斜角度をもって下方に傾斜されてい
る。これによって、降雨時や洗車時等においてキ―挿入
孔5aから水が空間部3に入込んでキ―シリンダ5や揺
動片5bからロック装置4に向って落下しても、この水
はレインフォ―スメント8の上面に落下した後、この傾
斜面によって車幅方向外側へ流されるために、ロック機
構6に落下することはなく、該ロック機構6に水による
悪影響が防止されるようになっている。そして、このレ
オンフォ―スメント8の特徴とする構成として、その車
幅方向中央部にはロッド部材挿通部としての切欠き部8
cが設けられている。この切欠き部8cは、前側のフラ
ンジ8aの基端部から所定寸法を存した後方位置を起点
として後方に向ってV字状に切り欠かれて成っている。
また、この切欠き部8cは通常状態においてロッド部材
7の上下移動の際に、該ロッド部材7に干渉しないよう
な形状となっている。このような構成により、この切欠
き部8cの前側の周縁部にはフランジ部8dが形成され
ていることになる。
【0009】次に、上述の如く構成されたトランクリッ
ド1における開閉動作及び車両後突時の動作について説
明する。先ず、図1に示すようなトランクリッド閉止状
態から該トランクリッド1を開放する際には、キ―シリ
ンダ5のキ―挿入孔5aにキ―を挿入して時計回り方向
に回転させる。これによって、揺動片5bの一端部が上
方へ揺動し、これに伴なって図3の仮想線に示すように
ロッド部材7が上方へ引き上げられ、ロック機構6を操
作して該ロック機構6のロック状態を解除してリッド本
体2が上方へ揺動してトランクル―ムが開放される。一
方、トランクリッド1を閉止する際には、トランクリッ
ド本体2を押し下げるのみでロック機構6のラッチ6a
が車体側のストライカに係合してロックされ、リッド本
体2の閉止状態が保持される。
ド1における開閉動作及び車両後突時の動作について説
明する。先ず、図1に示すようなトランクリッド閉止状
態から該トランクリッド1を開放する際には、キ―シリ
ンダ5のキ―挿入孔5aにキ―を挿入して時計回り方向
に回転させる。これによって、揺動片5bの一端部が上
方へ揺動し、これに伴なって図3の仮想線に示すように
ロッド部材7が上方へ引き上げられ、ロック機構6を操
作して該ロック機構6のロック状態を解除してリッド本
体2が上方へ揺動してトランクル―ムが開放される。一
方、トランクリッド1を閉止する際には、トランクリッ
ド本体2を押し下げるのみでロック機構6のラッチ6a
が車体側のストライカに係合してロックされ、リッド本
体2の閉止状態が保持される。
【0010】そして、本考案の特徴とする動作である車
両後突時について説明すると、トランクリッド1の閉止
状態における車両後突時には、図4に示すように、その
後突荷重がキ―シリンダ5に作用して、該キ―シリンダ
5が前方へ移動される。これによってロッド部材7も前
方へ移動する。このようにロッド部材7が前方へ移動す
ると、ロッド部材7の傾斜部7bがレインフォ―スメン
ト8のフランジ部8dの下側に引っ掛かり、これによっ
てロッド部材7の上方への移動が阻止される。従って、
ロック機構6に、そのロック状態を解除させるような力
が作用することはなく、ロック状態が維持され、トラン
クリッド1が開放するようなことはない。このように、
本例の構成によれば、車両後突時において、トランクリ
ッド1が開放されることがなく、ロック状態の信頼性が
向上される。
両後突時について説明すると、トランクリッド1の閉止
状態における車両後突時には、図4に示すように、その
後突荷重がキ―シリンダ5に作用して、該キ―シリンダ
5が前方へ移動される。これによってロッド部材7も前
方へ移動する。このようにロッド部材7が前方へ移動す
ると、ロッド部材7の傾斜部7bがレインフォ―スメン
ト8のフランジ部8dの下側に引っ掛かり、これによっ
てロッド部材7の上方への移動が阻止される。従って、
ロック機構6に、そのロック状態を解除させるような力
が作用することはなく、ロック状態が維持され、トラン
クリッド1が開放するようなことはない。このように、
本例の構成によれば、車両後突時において、トランクリ
ッド1が開放されることがなく、ロック状態の信頼性が
向上される。
【0011】次に、本考案の変形例について説明する。
本例のロック装置4は、ロッド部材9が押し下げられる
ことによってロック機構6のロックが解除されるように
構成されたものである。そして、その特徴とするところ
は、図5に示すように、ロッド部材9の上下方向略中央
部分に形成された屈曲部9aの形状にある。この屈曲部
9aは下方に向って車体後方へ傾斜する傾斜部9bを有
しており、ロッド部材9における傾斜部9bより上方部
と下方部とを所定寸法だけ前後にずらせるようになって
いる。また、レインフォ―スメント8は前述した実施例
と同様の形状で成っている。そして、車両の後突時に
は、前記屈曲部9aが係止部8dの上面側に引掛かり、
これによってロッド部材7の下方への移動が阻止され
る。この場合にも、トランクリッド1は開放することな
くロック状態が維持される。
本例のロック装置4は、ロッド部材9が押し下げられる
ことによってロック機構6のロックが解除されるように
構成されたものである。そして、その特徴とするところ
は、図5に示すように、ロッド部材9の上下方向略中央
部分に形成された屈曲部9aの形状にある。この屈曲部
9aは下方に向って車体後方へ傾斜する傾斜部9bを有
しており、ロッド部材9における傾斜部9bより上方部
と下方部とを所定寸法だけ前後にずらせるようになって
いる。また、レインフォ―スメント8は前述した実施例
と同様の形状で成っている。そして、車両の後突時に
は、前記屈曲部9aが係止部8dの上面側に引掛かり、
これによってロッド部材7の下方への移動が阻止され
る。この場合にも、トランクリッド1は開放することな
くロック状態が維持される。
【0012】尚、上述した各実施例は、ロッド部材7,
9を折曲してレインフォ―スメント8への係止部を形成
するようにしたが、本考案はこれに限らず、ロッド部材
7,9に、レインフォ―スメント8に係止可能な係止片
を突設するような構成としてもよい。また、リッドとし
ては、トランクリッドに限らず、リヤドア等種々の蓋体
に適用することができる。
9を折曲してレインフォ―スメント8への係止部を形成
するようにしたが、本考案はこれに限らず、ロッド部材
7,9に、レインフォ―スメント8に係止可能な係止片
を突設するような構成としてもよい。また、リッドとし
ては、トランクリッドに限らず、リヤドア等種々の蓋体
に適用することができる。
【0013】
【考案の効果】ロック装置に荷重が作用すると、ロッド
部材が補強部材の挿通部の周縁に係止して、ロッド部材
の長手方向への移動が規制されるようにしているため
に、外的荷重によってロック機構のロック状態が解除さ
れることはなく、従来のようにリッドの重量を大きくす
ることなしに、リッドのロック状態の信頼性の向上を図
ることができる。
部材が補強部材の挿通部の周縁に係止して、ロッド部材
の長手方向への移動が規制されるようにしているため
に、外的荷重によってロック機構のロック状態が解除さ
れることはなく、従来のようにリッドの重量を大きくす
ることなしに、リッドのロック状態の信頼性の向上を図
ることができる。
【図1】ロック装置周辺の斜視図である。
【図2】車両を後方から見た斜視図である。
【図3】トランクリッド後端部の縦断側面図である。
【図4】車両後突時における図3相当図である。
【図5】変形例におけるロッド部材周辺の縦断側面図で
ある。
ある。
【図6】従来例における図3相当図である。
1 トランクリッド 2 リッド本体 2a インナパネル(インナ部材) 2b アウタパネル(アウタ部材) 4 ロック装置 5 キ―シリンダ 6 ロック機構 7,9 ロッド部材 7b,9b 傾斜部(係止部) 8 レインフォ―スメント(補強部材) 8c 切欠き部(挿通部)
Claims (1)
- 【請求項1】 インナ部材及びアウタ部材から成り、車
体に揺動自在に支持されたリッド本体と、前記インナ部
材とアウタ部材の間に配設され、キ―シリンダ、ロック
機構及びキ―シリンダとロック機構とを連結するロッド
部材を備えたロック装置とによって構成された車両用リ
ッドにおいて、インナ部材とアウタ部材との間には、前
記ロッド部材が挿通される挿通部を有する補強部材が架
設されており、前記ロッド部材には、車両衝突時の荷重
による移動に伴って前記挿通部の周縁に係止される係止
部が設けられていることを特徴とする車両用リッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5591U JP2505932Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 車両用リッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5591U JP2505932Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 車両用リッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494073U JPH0494073U (ja) | 1992-08-14 |
JP2505932Y2 true JP2505932Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31726643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5591U Expired - Lifetime JP2505932Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 車両用リッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505932Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11293969A (ja) * | 1998-04-09 | 1999-10-26 | Nissan Motor Co Ltd | アウタハンドルユニットの取付構造 |
JP5906985B2 (ja) * | 2012-07-31 | 2016-04-20 | スズキ株式会社 | 車両のドア構造 |
-
1991
- 1991-01-07 JP JP5591U patent/JP2505932Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494073U (ja) | 1992-08-14 |
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