JPH0438051Y2 - - Google Patents
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- JPH0438051Y2 JPH0438051Y2 JP4502285U JP4502285U JPH0438051Y2 JP H0438051 Y2 JPH0438051 Y2 JP H0438051Y2 JP 4502285 U JP4502285 U JP 4502285U JP 4502285 U JP4502285 U JP 4502285U JP H0438051 Y2 JPH0438051 Y2 JP H0438051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- outside
- door lock
- outside lever
- connecting rod
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、後部ドアに取付けられて使用される
自動車用ドアロツク装置に関する。
自動車用ドアロツク装置に関する。
(従来の技術)
4ドアタイプの自動車における後部ドアの端面
は、後輪に隣接するための後上りに傾斜し、この
傾斜面に取付られたドアロツク装置と、ドア外側
に枢着したアウトサイドハンドルとは、連結杆に
よつて連係されている。
は、後輪に隣接するための後上りに傾斜し、この
傾斜面に取付られたドアロツク装置と、ドア外側
に枢着したアウトサイドハンドルとは、連結杆に
よつて連係されている。
すなわち、第6図に示すように、後部ドアaに
おけるインナーパネルbの後方に傾斜した端面板
cにドアロツク本体dが取付けられ、このドアロ
ツク本体dのベースプレートeの前後方向を向く
軸fをもつて、アウトサイドレバーgが枢着さ
れ、このアウトサイドレバーgで、オープンレバ
ー(図示略)を回動してロツクを解除しうるよう
になつている。
おけるインナーパネルbの後方に傾斜した端面板
cにドアロツク本体dが取付けられ、このドアロ
ツク本体dのベースプレートeの前後方向を向く
軸fをもつて、アウトサイドレバーgが枢着さ
れ、このアウトサイドレバーgで、オープンレバ
ー(図示略)を回動してロツクを解除しうるよう
になつている。
また、第7図に示すように、アウターパネルh
の凹所jに設けられたアウトサイドハンドルkの
本体lには、前後方向を向く軸mをもつて、操作
レバーnの中間部が枢着されている。この操作レ
バーnの外端面には把手pが固着され、ドア内に
おける遊端部qと、前記アウトサイドレバーgの
遊端部とが、クランク状に折曲された連結杆rを
介して互いに連係されている。
の凹所jに設けられたアウトサイドハンドルkの
本体lには、前後方向を向く軸mをもつて、操作
レバーnの中間部が枢着されている。この操作レ
バーnの外端面には把手pが固着され、ドア内に
おける遊端部qと、前記アウトサイドレバーgの
遊端部とが、クランク状に折曲された連結杆rを
介して互いに連係されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上述したドアロツク装置では、把手pによつて
揺動する操作レバーnが回動する面と、連結杆r
によつて揺動するアウトサイドレバーgの回動す
る面とが、互いに鋭角をなして交差しているた
め、操作力の伝達効率が悪くなるとともに、操作
時に各レバーがこじれを起こすという問題点があ
つた。
揺動する操作レバーnが回動する面と、連結杆r
によつて揺動するアウトサイドレバーgの回動す
る面とが、互いに鋭角をなして交差しているた
め、操作力の伝達効率が悪くなるとともに、操作
時に各レバーがこじれを起こすという問題点があ
つた。
特に、ドアロツク装置が取付けられるドアaの
端面板cの傾斜が緩くなると、レバー相互間の伝
達効率が更に悪化する傾向にあり、これがドアの
デザイン上の拘束要因のひとつとなつていた。
端面板cの傾斜が緩くなると、レバー相互間の伝
達効率が更に悪化する傾向にあり、これがドアの
デザイン上の拘束要因のひとつとなつていた。
また、捩れによる各レバーの変形を防ぐため
に、板厚を厚くしたり、操作を円滑にするため、
連結部に長孔等を設ける等の面倒な加工を必要と
する問題点があつた。
に、板厚を厚くしたり、操作を円滑にするため、
連結部に長孔等を設ける等の面倒な加工を必要と
する問題点があつた。
そのため、例えば特開昭59−44477号公報に開
示されているように、アウトサイドレバー(回動
レバー20)を、ドアロツク本体(ロツク装置本
体1)のドアへの取付面と平行な水平軸(軸1
9)をもつてドアロツク本体に枢着し、この水平
軸と直交する方向を向くアウトサイドレバーの一
部(上端22)に、アウトサイドハンドル(開扉
ハンドル24)に連係された連結杆(ロツド2
3)を、水平軸と平行なピンをもつて連結するこ
とにより、上記のようなレバーのこじれを防止す
るようにしたものが提供されている。
示されているように、アウトサイドレバー(回動
レバー20)を、ドアロツク本体(ロツク装置本
体1)のドアへの取付面と平行な水平軸(軸1
9)をもつてドアロツク本体に枢着し、この水平
軸と直交する方向を向くアウトサイドレバーの一
部(上端22)に、アウトサイドハンドル(開扉
ハンドル24)に連係された連結杆(ロツド2
3)を、水平軸と平行なピンをもつて連結するこ
とにより、上記のようなレバーのこじれを防止す
るようにしたものが提供されている。
しかし、この装置によると、水平軸を挾んで、
アウトサイドレバーの一端に連結杆を連結し、か
つ同じく他端に、サブレバー(連結かん16)に
連係された中間的なレバー(オープンレバー1
5)を連結しているので、アウトサイドレバーが
装置の厚さ方向に延在し、装置全体の厚さが大と
なるという問題点がある。
アウトサイドレバーの一端に連結杆を連結し、か
つ同じく他端に、サブレバー(連結かん16)に
連係された中間的なレバー(オープンレバー1
5)を連結しているので、アウトサイドレバーが
装置の厚さ方向に延在し、装置全体の厚さが大と
なるという問題点がある。
また、この装置においては、アウトサイドレバ
ーとサブレバーとを直接連結しないで、上記の中
間的なレバー(オープンレバー15)を介して連
結し、しかもこの中間的なレバーを、ドアロツク
本体の中央部に、取付面と直交する軸をもつて枢
着し、その一端にアウトサイドレバーが係合する
ようにするとともに、他端にサブレバーを連結し
てあるので、構造が著しく複雑となり、製造コス
トが高くなる等の問題点がある。
ーとサブレバーとを直接連結しないで、上記の中
間的なレバー(オープンレバー15)を介して連
結し、しかもこの中間的なレバーを、ドアロツク
本体の中央部に、取付面と直交する軸をもつて枢
着し、その一端にアウトサイドレバーが係合する
ようにするとともに、他端にサブレバーを連結し
てあるので、構造が著しく複雑となり、製造コス
トが高くなる等の問題点がある。
本考案は、従来の技術が有する上記のような問
題点に鑑み、アウトサイドハンドルに連係された
連結杆からアウトサイドレバーを介してサブレバ
ーに至るまでの関連構成をコンパクト化すること
により、装置全体を小型化、特に薄型化しうると
ともに、構造を簡素化して、安価に製造しうるよ
うにした自動車用ドアロツク装置を提供すること
を目的としている。
題点に鑑み、アウトサイドハンドルに連係された
連結杆からアウトサイドレバーを介してサブレバ
ーに至るまでの関連構成をコンパクト化すること
により、装置全体を小型化、特に薄型化しうると
ともに、構造を簡素化して、安価に製造しうるよ
うにした自動車用ドアロツク装置を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案の自動車用ド
アロツク装置は、ドアロツク本体に枢着され、か
つ連結杆を介してアウトサイドハンドルと連係さ
れたアウトサイドレバーと、該アウトサイドレバ
ーの一部に連結され、その連結部分を中心とし
て、施錠位置と解錠位置とに回動可能で、解錠位
置としているときは、前記アウトサイドレバーの
回動により、ロツクを解除することができ、施錠
位置としているときは、ロツク解除不能としたサ
ブレバーとを備えるドアロツク装置において、 前記アウトサイドレバーを、水平板の両端に垂
下片が連設された概ねコ字状に形成し、両垂下片
を、ドアロツク本体に、該ドアロツク本体のドア
への取付面と平行をなす軸をもつて枢着し、一方
の垂下片より前記軸と直交する方向に延出する側
片に、前記連結杆を前記軸と平行なピンをもつて
連結し、かつ他方の垂下片より前記側片と平行か
つほぼ同一方向に延出する側片に蝶形孔を切設
し、該蝶形孔に、前記サブレバーの一端に形成し
たクランク状の折曲部における枢支部を、回動可
能として嵌合したことを特徴としている。
アロツク装置は、ドアロツク本体に枢着され、か
つ連結杆を介してアウトサイドハンドルと連係さ
れたアウトサイドレバーと、該アウトサイドレバ
ーの一部に連結され、その連結部分を中心とし
て、施錠位置と解錠位置とに回動可能で、解錠位
置としているときは、前記アウトサイドレバーの
回動により、ロツクを解除することができ、施錠
位置としているときは、ロツク解除不能としたサ
ブレバーとを備えるドアロツク装置において、 前記アウトサイドレバーを、水平板の両端に垂
下片が連設された概ねコ字状に形成し、両垂下片
を、ドアロツク本体に、該ドアロツク本体のドア
への取付面と平行をなす軸をもつて枢着し、一方
の垂下片より前記軸と直交する方向に延出する側
片に、前記連結杆を前記軸と平行なピンをもつて
連結し、かつ他方の垂下片より前記側片と平行か
つほぼ同一方向に延出する側片に蝶形孔を切設
し、該蝶形孔に、前記サブレバーの一端に形成し
たクランク状の折曲部における枢支部を、回動可
能として嵌合したことを特徴としている。
(実施例)
以下、本考案を、第1図乃至第4図に示す、一
実施例に基づいて説明するが、最初に、ドアロツ
ク本体の概略構成を簡単に説明する。
実施例に基づいて説明するが、最初に、ドアロツ
ク本体の概略構成を簡単に説明する。
1はドアロツク本体で、硬質合成樹脂製の樹脂
ボデイー2と、この樹脂ボデイー2の両側面を側
片3a,3bで覆う金属性のベースプレート3
と、樹脂ボデイー2の前面上部と後面下部とに固
着された補強板4,5とからなり、後述するよう
に、このベースプレート3の取付面3cが、ドア
のインナーパネルにおける後端壁の内面に密接さ
せた状態で取付けられる。
ボデイー2と、この樹脂ボデイー2の両側面を側
片3a,3bで覆う金属性のベースプレート3
と、樹脂ボデイー2の前面上部と後面下部とに固
着された補強板4,5とからなり、後述するよう
に、このベースプレート3の取付面3cが、ドア
のインナーパネルにおける後端壁の内面に密接さ
せた状態で取付けられる。
樹脂ボデイー2とベースプレート3とには、ス
トライカ6が進入するための水平な案内溝7,8
が形成され、ストライカ6と噛合うU字状の溝9
aが形成されたラツチ9が、前後方向の軸10を
もつて枢着されている。
トライカ6が進入するための水平な案内溝7,8
が形成され、ストライカ6と噛合うU字状の溝9
aが形成されたラツチ9が、前後方向の軸10を
もつて枢着されている。
ラツチ9の下方には、前後方向を向く軸11を
もつて枢支された半月状のポール12が、ラツチ
9の係合部と係脱自在に設けられている。
もつて枢支された半月状のポール12が、ラツチ
9の係合部と係脱自在に設けられている。
13はオープンレバーで、前記軸11に固着さ
れポール12と一体的に回動するようになつてい
る。
れポール12と一体的に回動するようになつてい
る。
14は、中央部が前後方向を向く軸15をもつ
て樹脂ボデイー2に枢着された施解錠レバーで、
その左端部14aはノブ(図示略)に連係され、
右端部14bはキーシリンダ装置(図示略)に連
係される。
て樹脂ボデイー2に枢着された施解錠レバーで、
その左端部14aはノブ(図示略)に連係され、
右端部14bはキーシリンダ装置(図示略)に連
係される。
16はサブレバーで、そのクランク状をなす上
端部16aが、後で詳述するアウトサイドレバー
17に枢着され、かつ下端部16bの端面は、前
記オープンレバー13の左端折曲部13aと対向
し、かつ上下方向を向く長孔18を有するととも
に、この長孔18には、前記施解錠レバー14に
中央部下端に前後を向いて突設されたピン19が
係合している。
端部16aが、後で詳述するアウトサイドレバー
17に枢着され、かつ下端部16bの端面は、前
記オープンレバー13の左端折曲部13aと対向
し、かつ上下方向を向く長孔18を有するととも
に、この長孔18には、前記施解錠レバー14に
中央部下端に前後を向いて突設されたピン19が
係合している。
施解錠レバー14が、施錠状態、すなわち、第
1図反時計方向に回動された場合には、サブレバ
ー16はオープンレバー13と係合せず、空振り
するようになつている。
1図反時計方向に回動された場合には、サブレバ
ー16はオープンレバー13と係合せず、空振り
するようになつている。
上述した各レバーの作動等は、本考案と直接は
関係しないため、詳細な説明は省略する。
関係しないため、詳細な説明は省略する。
次に、アウトサイドレバー17の取付構造を説
明する。
明する。
ドアロツク本体1における上方の補強板4の両
側部には、前後方向、すなわち、ベースプレート
3と垂直をなす方向に軸受片4a,4aが連設さ
れ、この軸受片4a,4aに両端部が枢支され
て、左右方向を向く軸20が設けられている。
側部には、前後方向、すなわち、ベースプレート
3と垂直をなす方向に軸受片4a,4aが連設さ
れ、この軸受片4a,4aに両端部が枢支され
て、左右方向を向く軸20が設けられている。
水平板17aと、この両端に連設された垂下片
17b,17bとから、正面形が下向きコ字形を
なすアウトサイドレバー17が形成され、この各
垂下片17bが、前記軸20に枢着されている。
17b,17bとから、正面形が下向きコ字形を
なすアウトサイドレバー17が形成され、この各
垂下片17bが、前記軸20に枢着されている。
第3図に示すように、アウトサイドレバー17
の右端部より、平面形がクランク状をなして前方
に突出する側片17cの取付面17dには、左右
方向を向くピン21が突設され、このピン21の
端部外周には、止めリング22が嵌挿されてい
る。
の右端部より、平面形がクランク状をなして前方
に突出する側片17cの取付面17dには、左右
方向を向くピン21が突設され、このピン21の
端部外周には、止めリング22が嵌挿されてい
る。
第1図に示すように、アウトサイドレバー17
の左端部より前方に突出する側片17eには、蝶
形孔23が穿設され、この蝶形孔23には、前述
したように、上下方向を向くサブレバー16の上
端部16aに折曲形成された左上方を向く鉤形折
曲部16cが係合している。
の左端部より前方に突出する側片17eには、蝶
形孔23が穿設され、この蝶形孔23には、前述
したように、上下方向を向くサブレバー16の上
端部16aに折曲形成された左上方を向く鉤形折
曲部16cが係合している。
軸20には、捩りばね24が巻装され、アウト
サイドレバー17を、前記サブレバー16を上方
に引上げる方向に付勢している。
サイドレバー17を、前記サブレバー16を上方
に引上げる方向に付勢している。
第3図に示す25はインサイドレバーで、その
中間部が、ベースプレート3の左方の側片3a
に、左右方向を向く軸26をもつて、枢着されて
いる。
中間部が、ベースプレート3の左方の側片3a
に、左右方向を向く軸26をもつて、枢着されて
いる。
このインサイドレバー25の下端部25aは、
ドアのインサイドハンドルと連係され、その上端
部に連設された右方を向く折曲片25bは、前記
アウトサイドレバー17における左方の側片17
eの上縁に当接可能となつている。
ドアのインサイドハンドルと連係され、その上端
部に連設された右方を向く折曲片25bは、前記
アウトサイドレバー17における左方の側片17
eの上縁に当接可能となつている。
インサイドレバー25の回動により、その折曲
片25bで、アウトサイドレバー17が、捩りば
ね24に抗して回動されると、サブレバー16を
介して、オープンレバー13が回動し、ポール1
2とラツチ9の係合が解除されて、ストライカ6
はラツチ9から解放される。
片25bで、アウトサイドレバー17が、捩りば
ね24に抗して回動されると、サブレバー16を
介して、オープンレバー13が回動し、ポール1
2とラツチ9の係合が解除されて、ストライカ6
はラツチ9から解放される。
上述した構造のドアロツク装置27は、第4図
に示すように、自動車用後部ドア28におけるイ
ンナーパネル29の傾斜した内端面30に取付け
られる。
に示すように、自動車用後部ドア28におけるイ
ンナーパネル29の傾斜した内端面30に取付け
られる。
また、第5図に示すように、アウトサイドハン
ドル31の本体32に枢支された前後方向を向く
軸33には、操作レバー34の中間部が枢着さ
れ、この操作レバー34の車外側端部には、前後
をむく把手35が固着され、ドア内の端部には前
後を向くピン36が突設されている。
ドル31の本体32に枢支された前後方向を向く
軸33には、操作レバー34の中間部が枢着さ
れ、この操作レバー34の車外側端部には、前後
をむく把手35が固着され、ドア内の端部には前
後を向くピン36が突設されている。
37は連結杆で、その下端部37aは、前記ピ
ン36に枢着され、かつその上端部37bには、
上下方向の長孔38が設けられている。
ン36に枢着され、かつその上端部37bには、
上下方向の長孔38が設けられている。
この長孔38に、前記ドアロツク本体1のアウ
トサイドレバー17における側片17cのピン2
1が挿通され、止めリング22をもつて抜け止め
されている。
トサイドレバー17における側片17cのピン2
1が挿通され、止めリング22をもつて抜け止め
されている。
従つて、把手35を引くと、連結杆37が下方
に移動し、アウトサイドレバー17が回動される
ため、解錠状態では、前述したようにサブレバー
16を介して、オープンレバー13が回動し、ロ
ツクが解かれる。
に移動し、アウトサイドレバー17が回動される
ため、解錠状態では、前述したようにサブレバー
16を介して、オープンレバー13が回動し、ロ
ツクが解かれる。
(変形例)
上述した実施例においては、アウトサイドレバ
ーを枢着する軸は、樹脂ボデイーに固着された補
強板に枢支したが、これに代わり、樹脂ボデイー
あるいはベースプレートに枢支させるようにして
もよい。
ーを枢着する軸は、樹脂ボデイーに固着された補
強板に枢支したが、これに代わり、樹脂ボデイー
あるいはベースプレートに枢支させるようにして
もよい。
(考案の効果)
本考案によると、次のような効果を奏すること
ができる。
ができる。
(a) アウトサイドレバーと連結杆との連結部と、
アウトサイドレバーとサブレバーとの連結部と
が、アウトサイドレバーの枢軸に関して、同一
側方にあるので、それらが枢軸の両側方に振り
分けて配設されたシーソー式の従来のものに比
して装置全体の厚さを著しく小さくすることが
できる。
アウトサイドレバーとサブレバーとの連結部と
が、アウトサイドレバーの枢軸に関して、同一
側方にあるので、それらが枢軸の両側方に振り
分けて配設されたシーソー式の従来のものに比
して装置全体の厚さを著しく小さくすることが
できる。
(b) アウトサイドレバーを、水平板の両端に垂下
片が連設された概ねコ字状とし、両垂下片をド
アロツク本体に軸をもつて枢着することによ
り、アウトサイドレバーを両持ち的に支持した
ことにより、アウトサイドレバーの支持が安定
し、円滑に回動しうるので、アウトサイドレバ
ーの腕(側片)の長さを短くすることができ、
装置全体のコンパクト化に寄与することができ
るとともに、板状のアウトサイドレバーの中間
部をドアロツク本体に単に軸着しただけの従来
のもののように、レバーが回動途中で側方に傾
き、こじれが生じるということもない。
片が連設された概ねコ字状とし、両垂下片をド
アロツク本体に軸をもつて枢着することによ
り、アウトサイドレバーを両持ち的に支持した
ことにより、アウトサイドレバーの支持が安定
し、円滑に回動しうるので、アウトサイドレバ
ーの腕(側片)の長さを短くすることができ、
装置全体のコンパクト化に寄与することができ
るとともに、板状のアウトサイドレバーの中間
部をドアロツク本体に単に軸着しただけの従来
のもののように、レバーが回動途中で側方に傾
き、こじれが生じるということもない。
(c) アウトサイドレバーとサブレバーとを直接連
結することができるので、それらの間に中間的
なレバーを配設した従来の特開昭59−44477号
公報に開示されているものより構造を簡素化で
き、安価に製造することができる。
結することができるので、それらの間に中間的
なレバーを配設した従来の特開昭59−44477号
公報に開示されているものより構造を簡素化で
き、安価に製造することができる。
第1図は、本考案の一実施例を示す正面図、第
2図は、同じく背面図、第3図は、同じく平面
図、第4図は、本考案によるドアロツク装置を自
動車用後部ドアに適用した状態を示す概略側面
図、第5図は、同じく縦断面図、第6図は、従来
のドアロツク装置の取付け状態を示す概略側面
図、第7図は、同じく縦断面図である。 1……ドアロツク本体、3……ベースプレー
ト、3c……取付面、17……アウトサイドレバ
ー、17d……取付面、20……軸、21……ピ
ン、22……止めリング、31……アウトサイド
ハンドル、33……軸、34……操作レバー、3
7……連結杆。
2図は、同じく背面図、第3図は、同じく平面
図、第4図は、本考案によるドアロツク装置を自
動車用後部ドアに適用した状態を示す概略側面
図、第5図は、同じく縦断面図、第6図は、従来
のドアロツク装置の取付け状態を示す概略側面
図、第7図は、同じく縦断面図である。 1……ドアロツク本体、3……ベースプレー
ト、3c……取付面、17……アウトサイドレバ
ー、17d……取付面、20……軸、21……ピ
ン、22……止めリング、31……アウトサイド
ハンドル、33……軸、34……操作レバー、3
7……連結杆。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドアロツク本体に枢着され、かつ連結杆を介し
てアウトサイドハンドルと連係されたアウトサイ
ドレバーと、該アウトサイドレバーの一部に連結
され、その連結部分を中心として、施錠位置と解
錠位置とに回動可能で、解錠位置としているとき
は、前記アウトサイドレバーの回動により、ロツ
クを解除することができ、施錠位置としていると
きは、ロツク解除不能としたサブレバーとを備え
るドアロツク装置において、 前記アウトサイドレバーを、水平板の両端に垂
下片が連設された概ねコ字状に形成し、両垂下片
を、ドアロツク本体に、該ドアロツク本体のドア
への取付面と平行をなす軸をもつて枢着し、一方
の垂下片より前記軸と直交する方向に延出する側
片に、前記連結杆を前記軸と平行なピンをもつて
連結し、かつ他方の垂下片より前記側片と平行か
つほぼ同一方向に延出する側片に蝶形孔を切設
し、該蝶形孔に、前記サブレバーの一端に形成し
たクランク状の折曲部における枢支部を、回動可
能として嵌合したことを特徴とする自動車用ドア
ロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4502285U JPH0438051Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4502285U JPH0438051Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61163866U JPS61163866U (ja) | 1986-10-11 |
JPH0438051Y2 true JPH0438051Y2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=30558144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4502285U Expired JPH0438051Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0438051Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6627672B2 (ja) | 2016-07-20 | 2020-01-08 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
JP6627729B2 (ja) | 2016-11-25 | 2020-01-08 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
JP6627920B2 (ja) | 2018-06-26 | 2020-01-08 | 株式会社アンセイ | 車両用ドアロック装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944477A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 車両用ロツク装置の開錠装置 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP4502285U patent/JPH0438051Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944477A (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 車両用ロツク装置の開錠装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61163866U (ja) | 1986-10-11 |
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