JP2505730B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2505730B2
JP2505730B2 JP59243921A JP24392184A JP2505730B2 JP 2505730 B2 JP2505730 B2 JP 2505730B2 JP 59243921 A JP59243921 A JP 59243921A JP 24392184 A JP24392184 A JP 24392184A JP 2505730 B2 JP2505730 B2 JP 2505730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔分野〕 本発明は情報処理方法に関する。
〔従来技術〕
従来、例えば、文書等を作成する情報処理装置に於い
て、表、写真、図面等を文章中にレイアウトする場合、
文書の再編集を行なうときそれらを説明する説明文、コ
メント等が文章の再編集の影響を受け、文書の作成が困
難であった。
〔目的〕
本発明は上述の点に鑑み、入力される情報に付加すべ
き付加情報を設定し、入力される情報と付加情報との取
扱いを容易にすることができる情報処理方法を提供する
ことを目的としている。
〔実施例〕 以下図面を用いて本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明を適用した画像処理システムの外観接
続図である。なお、システムはこれに限る必要はなくシ
ステムの1部が変更しても、本発明が適用できることは
言うまでもない。31はシステム制御用のマイクロコンピ
ユータ、RAM,ROM等で構成される内部メモリ、フロツピ
ーデイスクあるいはカートリツジデイスク等で構成され
る外部メモリを備えた制御部(ワークステイシヨンと呼
ぶ)である。32はデジタル複写機の入力部で原稿台に載
置された原稿の文書情報をCCD等の撮像素子によつて電
気信号化する原稿リーダ、また33はデジタル複写機の出
力部で、レーザビームプリンタ等の電気信号化された情
報に基づき記録材上に像記録する高速プリンタである。
34は光デイスクあるいは光磁気デイスク等の記憶媒体を
有し、多量の画像情報の書込み及び読出し可能な画像フ
アイルである。35はマイクロフイルムフアイルでマイク
ロフイルム検索部と検索したマイクロフイルム上の画像
情報を撮像素子によつて電気信号化するマイクロフイル
ムリーダ部を備えている。36は透明で導電性を有する帯
状の基体上に光導電層を設けた感光ベルトを有し、入力
した画像信号に従つて変調されたレーザ光を基体を通し
て光導電層に照射せしめることにより画像光の明暗に応
じた静電潜像を光電導層に形成し、この形成された潜像
をトナー担体上に保持された導電性及び磁性を有するト
ナー(現像剤)にて現像し、表示画像を形成する高解像
なソフトデイスプレイである。37はプリンタ33と同様の
レーザビームプリンタ等のプリンタ装置であるが、プリ
ンタ33と較べ小型、低速であり、必要に応じて設置され
る。38はデジタル複写機及びマイクロフイルムフアイル
の入力スキヤナ(リーダ)が光電的に読み取つた画像情
報あるいはシステムの制御情報等を表示するCRT装置で
本願発明の文書画像処理を行う表示部である。39は各入
出力機器相互の接続を制御部31からの信号により切換え
る切換装置である。40〜48は各入出力機器間を電気的に
接続するケーブルである。また、50は制御部31に設けら
れたキーボードであつて、このキーボード50を操作する
ことによりシステムの動作指令等を行なう。又61はCRT3
8上で画像情報を加工指示するためのポイントデバイス
で、CRT38上のカーソルをX,Y方向任意に移動してコマン
ドメニユ上のコマンドイメージを選択してその指示をす
る。51はデジタル複写機の操作指令を行なうための操作
パネルであり、複写枚数、複写倍率等の設定キーや複写
開始を指示するコピーキー55及び数値表示器等を有す
る。52はデジタル複写機の起動をかける主導権を複写機
又は制御部のどちらにするかを決めるモード切換スイツ
チで、53,54はモード切換スイツチ52のモード選択状態
を表示する発光ダイオード(LED)からなる表示器であ
る。
第2-1図は画像編集装置のブロツク図である。本願で
は、文書編集をも含めて画像編集と称している。なお、
第1図と同一部分は同一符号を付している。H4はVRAMで
表示部38に表示すべきデータをビツトマツプ上に展開し
ている。例えば文字データであれば、そのコードに対応
した文字キヤラクタがVRAM上に展開されている。メモリ
容量は本実施例では512KBである。
BMU H5はBMU(ビツトマニユピレーシヨンユニツト)で、
ビデオラムH4,メインメモリ,デイスク等のデバイス(H
7,H8,H9),プリンタ等の入出力機器間のワード単位の
転送をMPUを介さずに行うものである。又、ラスタオペ
レーシヨンが可能なメモリ上のアドレス空間は16MBで転
送レングスは横方向(X)に8Kword(MAX),縦方向
(Y)に8KLine(MAX)である。又、転送スピードは、
1.7us/wordである。更にフアンクシヨン機能として以下
の16種類の論理演算が可能である。データの転送元をA
(source側)、データの転送先をB(destination側)
とすると、例えば(反転),▲▼,+B,Logicl
(黒く塗りつぶす), B, A+,A,AB,B,A+B,Logic0,A,AB,A等である。
BMUは、更にDMAC(Direct Memory Access Controlle
r)の機能があり、詳細は省略するが、DMAサイクルは、
リードサイクルが600ns,ライトサイクルは500ns,チヤネ
ル数は3である。又、同期が必要な場合のためにACK付
デバイスモード(例えばメモリ間の転送ではない場合)
が設けられている。
更にBMUは図形の回転、変倍等の機能を有し、XY変換
では、5種(90°回転,180°回転,270°回転,X対称,Y対
称)の変換が可能である。又、変換サイズは、4種(16
×16,32×32,48×48,64×64)がある。そして変換サイ
クルはソースリードサイクルが1.6us/word,デイストネ
ーシヨンライトサイクルが1.6us/wordで、変換スピード
は、上記4種について、それぞれ52us,208us,468us,832
usである。
次に変倍機能について述べると、単純に拡大又は縮小
を行う機能の他に、2/1,3/2〜16/15の15段階の拡大、1/
2,2/3〜15/16の15段階の縮小が可能である、なお、倍率
は縦横独立に指定可能である。処理サイクルはソースリ
ードサイクルは1.6us/word,デイストネーシヨンライト
サイクルは1.6us/word,処理スピードは例えば64×64を1
28×128ドツトに変換する場合には2048us,64×64を32×
32ドツトに変換する場合には512usである。また縮小の
場合、文字(2値画像)については単純に間引き、写真
(デイザ画像)については4×4のBox単位で間引いて
縮小する。処理サイクルはDMAモードで1.1us/word,ROP
モードで1.7us/wordである。
第2-1図におけるH7,H8,H9はデータフアイル用のデイ
スクで、例えばH8はハードデイスク7HDであり、H7は、
5インチフロツピーデイスク(FD)で容量は640KBであ
る。H9は、8インチフロツピーデイスクで、容量は7MB
である。
MPU 次にH6はMPU(micro processor unit)部でCPUは例え
ばモトローラ社の68000である。又、MPU部はHD/FD-IF
(インターフエース)を有しており、上記デイスクH7,H
8,H9や後述のPMEM,IMEMのアクセス等の制御を行う。
第2-1図におけるH10,H13はそれぞれ画素密度が異なる
プリンタで、H12は原稿を読み取るリーダである。又、H
11,H14は、それぞれプリンタH10,プリンタH13及びリー
ダH12に対応して設けられたインターフエースである。
PMEM,IMEM H15,H16はプログラムメモリ(PMEM)で、例えば容量
は1MB,オプシヨンとして1.5MBが設けられる。PMEMはメ
インメモリと呼ばれ、編集処理のためのプログラムを適
宜ハードデスクH8から選択し、PMEMに移し、実行する。
又、キーボード50から入力されたデータはテキストメモ
リでもあるメインメモリにコード情報として格納され
る。又、メインメモリに格納されたデータ、デイスクに
格納されたデータ、リーダから読み込まれたデータは、
イメージメモリIMEMにビツトデータとして展開すること
ができ、更にPMEMに格納されたデータについても同様で
あるが前述のBMUを介して前記DMAC,XY変換、変倍等が可
能である。なお、PMEM,H15又はH16内の簡単なメモリマ
ツプを第2-2図に示す。P-1は文書データ部で、文章デー
タがコード情報で格納されている。P-2は文書データ第
1書式部で、後述の第2-3図で説明するが、例えば、行
ピツチ、文字ピツチ、ノンブル等がデータとして含まれ
る。P-3は文書データ第2書式部で、入力された情報と
それに付加すべき付加情報とを取り扱う為の制御情報を
記憶し、第2-4図に示す如き情報を記憶する。P-4は行情
報テーブルで、メモリ及び表示上の位置付けを行うもの
で、例えば行単位で(X11,X12,X13・・・・・,y)デー
タが格納されている。P-5は各種フラツグ例えば枠空
け、本ブロツク等を記憶する。P-6は制御プログラム部
で、固定プログラムを格納するROMまたはデイスクから
ロードするプログラムを記憶するRAMで構成し、ここで
は例えば第5図、第8図、第9図、第10図、第11図、第
12-2図、第12-5図、第12-7図の如き手順を記憶する。
次に以上のような構成からなるシステムにおいて、本
発明における情報処理装置の文書編集装置のあらかじめ
用意しておく印刷形式段組体裁などの書式に関する機能
及びその文章への呼出しについて説明する。
第11図は、以上の構成機能を有した画像処理システム
の特に文書処理、組版関係の制御フローチヤートであ
る。なおここで言う文書は、画像データを含めた言葉で
ある。又説明を簡単にするため、キーコントローラ等の
説明は省略し、すべてMPUが管理しているものとしてい
る。ステツプ1においてMPUはキーボード50又はP.D61等
からの入力を持つている。入力があつた場合文書呼出し
の指令かどうかを判定し(ステツプ2)、NOの場合は、
本願発明に直接関係がないので、ここでは省略する。YE
Sの場合は、ステツプ3に進み、IMEM上あるいはPMEM上
に文書データがなく、白紙の初期状態であるかどうかを
判定し、NOの場合は、デイスクH8等から文書データをメ
モリ上に呼び出す(ステツプ4)。ステツプ3でYESの
場合は、メモリ上に文書が存在するので、そのままステ
ツプ5及び6に進み、VRAM上に展開された文書データ及
び編集メニユーをCRT38上に例えば第12図のように表示
する。次にステツプ7において、キーあるいはP.Dによ
る入力を持つ。ステツプ1で説明した入力は、例えば第
12-1図に示すメニユー部100において、P.D等によりカー
ソルをリーダやキヤビネツトや原稿用紙等を指定するこ
とにより、文書(101)呼出し等の指示によるもので、
ステツプ7における入力はステツプ1と同様であるか画
面上に表示された文書101上にカーソルを移動すること
により、文書中の位置が第2-2図の行情報テーブルP-3に
より決定されるような入力である。ステツプ7におい
て、カーソル(第12-1図CR)の移動の指示があつた場
合、カーソルCRはステツプ9において、位置カーソルと
して移動する。しかし、P.D及び矢印ARによつてメニユ
ー部100中の「範囲指定」のキーを指示するとカーソルC
Rは範囲カーソルと設定される(ステツプ10,11)。
次にステツプ12においてメニユー部100において、入
力されたコマンドが編集コマンドであればステツプ13に
おいて、各編集コマンドを実行し、ステツプS14-S17の
表示処理を実行し、キー待ちにもどる。もし入力された
コマンドが書式コマンドであれば、ステツプS18で分岐
し、ステツプS19で前述の如き書式コマンド実行が行な
われ、ステツプS14,S15,S16,S17の表示処理に移り、再
び入力待ちとなる。
もし入力されたコマンドがレイアウトコマンドであれ
ば、ステツプ19に於いて、書式コマンドを実行し、例え
ば第7図の様に書式フアイルの一覧を表示する。
第12図において、プリンタのiconを指示するとステツ
プ22,23と移行して指定された文書を書式に従つてプリ
ンタによつて印字出力する。ステツプ24,25では、その
他のアプリケーシヨンとして例えば、文書更新を行い、
キー待ちにもどる。
次に入力されたコマンドが書式コマンドであるとき、
ステツプS18で分岐し、ステツプS19で書式コマンドが実
行処理され、ステツプS27で以下の処理が行なわれる。
即ち、フアイル上での登録・修正及び文書への書式付
け、その一部修正などの機能を用いて、入力・編集作業
について、詳細に説明する。
書式に関しては以下のような処理を行う。
(1)書式の登録、(2)登録された書式の一部修
正、(3)文書への書式付け、(4)文書の書式の一部
修正 まず上記(1)〜(4)の説明の前に、書式のデータ
について説明する。第3図は第1図に示したデイスク装
置48内に格納されるデータの一部を示す説明図である。
9は書式フアイルテーブルであり、書式フアイル10のど
のフアイルを選択するかを決定するテーブルである。文
書フアイル11内には、実際に文書データが格納されてい
る文章部12、その文章に対応した書式が格納された書式
部13があり、文書フアイルテーブル14により、該文書フ
アイル11のどの文章あるいは書式を選択するかを決定す
る。
次に、第3図に示した書式フアイル10内に格納される
書式データについて説明する。なおこのデータは、フア
イルに格納される必要はなく、第2-1図のように初めか
らIMEM,PMEM,に格納されてもよい。書式定義には、次の
3レコード部からなる。つまり《a》書式定義ヘツダレ
コーダ部、《b》1個の本文定義レコーダ部、《c》複
数の周辺定義レコーダ部である。《a》は書式定義個数
の管理を行なうものであるが詳細は省略する。又《c》
はノンブル(ページ数)定義、柱(欄外の見出し)定義
等であるが、ここでは詳細は省略する。《b》は本文定
義で本文と段の定義を有し、例えば第2-3図の様な構成
になつている。なお第4図は書式に関する、パラメータ
(用語)の説明図である。第4図に、第1図に示したCR
T等の表示部38において表示される用紙中の文書等の入
力編集する場所である版面の位置を示しており、I,II
は、“天”及び“のど”と呼ばれ、用紙15中の版面16の
位置を決定するものである。第2-3図の段数は、段組の
数を示すもので、第4図の場合は2段である。段揃えは
IIIに示すように、段組の下段を揃えることである。
又、行長は、段の行長を示すもので、IVに示し、行数
は、段中の行数を示すものである。更に段間は、第4図
の場合は2段であるので、その段の間の間隔(V)を示
すものである。以上が第2-3図に示す段定義に係るデー
タで、本文の定義については、文字のフオント、ドツト
数、大きさや文字間隔、段楽字下げ、色情報等のデータ
を有している。
次に、前述の書式に関する機能について、詳細に説明
する。
(1)書式の登録 第5図の登録のフローチヤートを参照して説明する。
書式を登録するコマンドを入力するとまず表示部38及
び、キーボード42からなるWS(ワークステーシヨン)の
有する様々な機能の内、登録のルーチンに入る。そして
第5図のステツプ1において、用紙の大きさ、用紙を置
く方向、縦/横書等の情報をキーボード50から入力し、
PMEMの所定のメモリに入れる。次にステツプ2におい
て、第4図に示したような段体裁について、入力を行う
が例えば第6図に示すような表示の流れで行う。つまり
第6図(1)に示すように用紙5内の版面6をポインテ
イングデバイス(P,D)61により、例えば×印の2点を
入力することにより決定する。そして、次に(2)にお
いて、段数を入力し(図では2段)、(3)においてキ
ーボードあるいはP.Dにより例えば×印点を指定し、段
幅、段間を指定する。以上のように段定義をした後は更
に(4)において、フオンド、ドツト、大きさ等本文定
義を行ない、PMEMに格納する。よつて第6図の(4)を
見ることによつて、大体の行数とかレイアウトが直感で
わかる。次に第5図のステツプ3において、更にノンブ
ル(ページ数)や柱(欄外見出し)、見出し類の定義を
行い、PMEMに入力する。この動作もWSの画像を見ながら
直感的にキーボード50から入力できるので、非常に効率
よく書式を設定することができる。以上により設定した
書式は第5図のステツプ4で登録され、第2図に示した
書式フアイル10のA,B,C・・・・・に格納される。以上
の手段により複数の書式を登録することができる。なお
以上のようにして設定した書式を示す画像に合わせて書
式を示す数値データを表示するようにしてもよい。
(2)登録された書式の一部修正 (1)において、説明した手順によつて登録された書
式を呼び出し、修正する場合について説明する。登録さ
れた書式を呼び出すための書式のメニユーを表示画面上
の一部に表示した図面(以下ウインドウと呼ぶ)を第7
図に示す。第8図に登録された書式フアイルの一部修正
のフローチヤートを示す。まずステツプ1により、WSに
おいて、第7図に示したようなメニユーを表示させる。
例えば(B)は「記事」でA4(用紙の大きさ)、10ポ
(字の大きさ)、1段(段数)である。次にステツプ2
においてP.D51によりカーソル(第7図では矢印17)を
移動させ、所望の書式、例えば(A)のレポートの所
で、P.Dのキーをオンすると第2図の書式フアイルAに
入つている書式が書式フアイルテーブル9により選択さ
れ、第1図のCRT表示部1において、第4図の様に表示
される。そしてステツプ3において、上記書式Aについ
ての第4図において説明した段の行長等のパラメータに
ついて、キー入力あるいはP.Dにより数値又は直感的に
カーソルを動かして数値、カーソル位置を入力し、PMEM
に格納して画像を形成する。そして修正された書式を第
2図に示した書式フアイルに再書込み、あるいは新たに
書込み、登録する。
(3)文書への書込み 次に、WSにより、文書への書式付けを行うコマンドを
入力すると(2)の場合と同様に第7図において示した
図が、表示される。なおこの画面は現在、画面上で文書
処理中であつてもその上に重畳されて表示される。従つ
て文書を見やすいように、第7図の右下の口をカーソル
↑で指して、カーソルの移動に合わせてウインドウを変
倍することができる。またタイトルの「書式フアイル」
の部分を指して移動させれば、ウインドウ全体を移動さ
せることができる。従つて文章画面を表示していない場
合は、もちろんのこと、文章画面を表示したままでも文
章画面上の空いた部分に第7図に示すウインドウを移動
又は変倍して表示させ文章画面に合わせて、ウインドウ
内の所望の書式を容易に選択することができる。第9図
に文書への書式付けのフローチヤートを示す。今、画面
上に第2図に示す文書部12のデータn1の文書が表示され
ている。そして第9図のステツプ1においてWSからのキ
ー入力により第7図に示す書式フアイルの一覧をウイン
ドウにより形成したVRAMの所定の位置に書き込み、画面
上の任意の位置に呼び出す。そして前述のP.D及びカー
ソル17により、所望の書式例えば、(A)を選択する。
すると、第2図の書式フアイルAが選択され、その書式
Aは、ステツプ2において、第2図の書式フアイル11内
の書式部3のn1に対応したaの部分に複写される。これ
によつて、現在処理中に文書の書式は削除される。そし
て文書の組版出力は文書内の新しい書式に従つて文章を
フオーマツテイングしながら行われるため、以上の走査
で上記処理中の文書は完全に新しい書式のフオーマツト
で出力される。
(4)文書の書式の一部変更 次に(3)「文書の書込み」のような手順によつて、
作られた文書の書式の一部を修正する場合について説明
する。まず表示画面に文書を呼び出す場合から説明す
る。第10図に文書の書式の一部変更を行なうフローチヤ
ートを示す。ステツプ1において、第2図に示す書式部
及び文章部12からなる文書フアイル11を文書フアイルテ
ーブル14によつて読み出し、表示部において、その書式
で文書を表示する。
次に第10図におけるステツプ2において、前述の段
数、段組、行長、段間等の書式に関するパラメータを修
正し、ステツプ3において、登録しておきたい場合は第
2図の文書フアイル11に新しく又は再登録してもよい。
次にステツプS20で第12-1図に示されたコマンドメニ
ユー上からレイアウトコマンドを入力した場合について
詳述する。
レイアウトコマンド102を指示すると第12-3図のよう
なコマンドメニユが表示部38上に現われ、レイアウトコ
マンドの処理実行が行える。
ステツプS-12-2-1で、マウスの入力がくるのを待ち、
マウス61による入力があれば、サブコマンドであれば、
ステツプS-12-2-3で、サブコマンドのモードを設定す
る。サブコマンドで無ければ、終了指示か否かを調べ、
終了であれば、元の第12-1図の状態に戻る。終了でなけ
れば、マウス61で位置指定を行つているとみなされ、現
在設定されているモードに従つた処理を行なう。枠空け
103コマンド以外のコマンドモードの場合、マウスの位
置情報に従いカーソルを移動させ、ステツプS-12・2-6
で枠移動、枠サイズの変更、枠消去等の処理を実行す
る。
枠空け103であれば、即ち枠空けフラツグがセツトさ
れていれば、ステツプS-12-2-7で現在の枠空けのモード
が本ブロツクかキヤプシヨンかどうかを本ブロツクフラ
ツグキヤプシヨンフラツグを調べ、本ブロツク105であ
れば、S-12-2-8で106のカーソルで示す2点により1つ
の枠空けを行う。
キヤプシヨン104であれば、マウスの指示している位
置に対応する枠があるか否かを調べ、対応する枠(以後
親枠と呼ぶ)があれば、第12-4図の107の様にステツプS
-12-2-10でマウスの移動方向に枠を付け加える。(かか
る枠を子枠と呼ぶ) 上述の如くして作成した親枠、子枠に関する情報を記
憶する第2書式部P-3に第2-4図に示す如く親枠の座標デ
ータx,y,幅、高さ及び子枠の幅を記憶させる。
上述の如くして親枠、子枠を作成する。次に既に存在
する枠に対し第12-2図のステツプS-12-2-6で枠サイズを
変更するときの処理を第12-5図及び第12-6図で詳細に説
明する。ステツプS-12-5-1でマウス61で指示された枠が
親枠か否かをカーソルの位置で調べ、カーソルが親枠内
にあれば、即ち第2-4図に示す第2書式部P-3に記憶され
ているデータに基づいて調べ、そうであれば、第12-6図
の12-6-2の様にマウスでカーソルで親枠のコーナを指示
した後、次に変更されるべき親枠の右下端の位置を指示
すると、ステツプS-12-5-2で、マウスによつて移動した
カーソルの位置に応じて、親枠を変倍し、第2-4図の所
定のデータを書き換える。次にステツプS-12-5-3で親枠
の幅に従い子枠の幅を変える為に子枠のデータを書き換
える。
ステツプ12-5-1で親枠のコーナでないならば、ステツ
プS-12-5-4で子枠の底辺にあれば、マウスによるカーソ
ルの位置に従い、第12-6図の12-6-1の様にステツプ12-5
-5で子枠の厚みを変え、子枠のデータを書き換える。
次に既に存在する枠に対し、消去するときの手順を第
12-7図を参照して説明する。
ステツプ12-7-1で、マウスにより制御されるカーソル
が親枠にあるか否かを前述の如く調べ、親枠にあれば、
その親枠が不要であることを第2書式部P-3に書き込
み、親枠と子枠とを消す処理を行なう。
ステツプ12-7-1でマウスにより制御されたカーソルが
子枠であれば、ステツプ12-7-4で子枠が不要であること
を示す情報を第2書式部P-3に書き込み、子枠を消す処
理を行なう。
枠空け、枠のサイズの変更、枠消去等のレイアウトの
コマンドの実行時にはテキストの再表示は無く、再表示
は第11図のステツプS14〜S17で行われる。
レイアウトのコマンドにより空けられた枠は、指定さ
れた位置に指定された大きさでウインドウとして表示さ
れる。又、枠の情報は書式フアイル10内に枠の書式とし
て作成され、枠内での書式を決める。
以上説明したように本発明によれば、特定領域に付随
する領域に対して編集の指示がされた場合、該付随する
領域を編集し、特定領域に対して編集の指示がされた場
合、該特定領域と前記特定領域に付随する領域を編集す
ることで、ユーザが所望する領域に対して、簡単な操作
で確実に編集することができる。従って、効率の良い編
集を行うことができる。
〔効果〕
以上、詳述した様に、本発明により、入力される情報
に付加すべき情報を設定し、入力される情報と付加情報
との取扱いを容易にすることができる情報処理方法を提
供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報処理装置を説明する画像処理装置
の全体図、 第2-1図は前記全体図の中の編集装置のブロツク図 第2-2図〜第2-4図はPMEMの詳細を説明する図 第3図はデイスク装置H8内に格納されるデータの一部を
示す図 第4図は書式に関する用語の説明図 第5図は書式の登録のフローチヤートを示す図 第6図は段体裁の入力における表示のフローチヤート 第7図は書式のメニユー表示の説明図 第8図〜第11図は本発明にかかわるフローチヤートを示
す図 第12-1図は本発明を説明する表示画面を示す図、 第12-2図は本発明を説明するフローチヤート、 第12-3図は本発明を説明する表示画面を示す図、 第12-4図は本発明を説明する表示画面を示す図、 第12-5図は本発明の説明するフローチヤート、 第12-6図は枠の変倍を説明する図、 第12-7図は本発明を説明するフローチヤート、 P-3は第2書式部 H4はVRAM H6はMPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 正基 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高倉 洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 長谷川 岳都 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 清水 正明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 佐合 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 古川 文夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 石沢 康久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 皆川 孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 田中 研策 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 伊奈 謙三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−94789(JP,A) 富士ゼロックス株式会社,「J St arリファレンスガイド」P.12−12〜 12−14,13−32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上に表示される文書情報の所望の
    位置に、特定領域が設定可能な情報処理装置であって、 前記特定領域に付随する領域を設定する設定手段と、 編集を指示する指示手段と、 該指示手段により前記特定領域に付随する領域に対して
    編集の指示がされた場合、該付随する領域を編集し、 該指示手段により前記特定領域に対して編集の指示がさ
    れた場合、該特定領域と前記特定領域に付随する領域を
    編集する編集手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記指示手段は、消去を指示することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記指示手段は、拡大を指示することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の情報処理装置。
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