JP2505726B2 - フルフェイス型ヘルメットの帽体 - Google Patents
フルフェイス型ヘルメットの帽体Info
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- 210000005069 ears Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 7
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- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/10—Linings
- A42B3/12—Cushioning devices
- A42B3/125—Cushioning devices with a padded structure, e.g. foam
-
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- A42B3/127—Cushioning devices with a padded structure, e.g. foam with removable or adjustable pads
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動二輪車や
競技用自動車の乗員が使用するフルフェイス型ヘルメッ
トの帽体に関し、特に、前面の窓孔の上縁を形成する天
井部を含む主要部と、同窓孔の左右側縁を形成する左右
の耳・頬覆い部と、同窓孔の下縁を形成する顎覆い部
と、前後方向に長軸を向けた楕円形の下方開口部とを有
して全体がドーム状をなすと共に、下半部が下方開口部
に向って窄まるように形成され、且つシェルと、このシ
ェル内に嵌装される衝撃吸収ライナとから構成され、そ
の衝撃吸収ライナの主要部が厚肉に、また同ライナの耳
・頬覆い部及び顎覆い部が薄肉に形成されたものゝ改良
に関する。
競技用自動車の乗員が使用するフルフェイス型ヘルメッ
トの帽体に関し、特に、前面の窓孔の上縁を形成する天
井部を含む主要部と、同窓孔の左右側縁を形成する左右
の耳・頬覆い部と、同窓孔の下縁を形成する顎覆い部
と、前後方向に長軸を向けた楕円形の下方開口部とを有
して全体がドーム状をなすと共に、下半部が下方開口部
に向って窄まるように形成され、且つシェルと、このシ
ェル内に嵌装される衝撃吸収ライナとから構成され、そ
の衝撃吸収ライナの主要部が厚肉に、また同ライナの耳
・頬覆い部及び顎覆い部が薄肉に形成されたものゝ改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる形式のヘルメットの帽体は、例え
ば実公平5−19293号公報に開示されているように
既に知られている。
ば実公平5−19293号公報に開示されているように
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の帽体では、衝撃
吸収ライナのシェルへの組付けを可能にするために、衝
撃吸収ライナを厚肉の主要部と薄肉の耳・頬覆い部との
境界で分割し、更に該主要部の特に外方へ膨らんだ左右
外側面を削って逃げを設け、この主要部の向きを変えな
がら、これをシェルの下方開口部からその内部に嵌合し
得るようにしている。
吸収ライナのシェルへの組付けを可能にするために、衝
撃吸収ライナを厚肉の主要部と薄肉の耳・頬覆い部との
境界で分割し、更に該主要部の特に外方へ膨らんだ左右
外側面を削って逃げを設け、この主要部の向きを変えな
がら、これをシェルの下方開口部からその内部に嵌合し
得るようにしている。
【0004】しかしながら、衝撃吸収ライナの主要部の
左右外側面に逃げを設けることは、その部分の肉厚が多
少とも減少して好ましくない。
左右外側面に逃げを設けることは、その部分の肉厚が多
少とも減少して好ましくない。
【0005】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、衝撃吸収ライナの左右外側面に逃げを設けずと
も、これをシェル内面に容易、的確に嵌装し得るように
した、前記フルフェイス型ヘルメットの帽体を提供する
ことを目的とする。
ので、衝撃吸収ライナの左右外側面に逃げを設けずと
も、これをシェル内面に容易、的確に嵌装し得るように
した、前記フルフェイス型ヘルメットの帽体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、衝撃吸収ライナを、その主要部から左右
の側部を取除いた中央ブロックと、前記側部、衝撃吸収
ライナの耳・頬覆い部及び同顎覆い部の少なくとも基部
を一体化してなる左右一対の側部ブロックとに分割する
と共に、中央ブロック及び各側部ブロックの分割端部
を、各側部ブロックを外側にして相互に嵌合するように
形成したことを特徴とする。
に、本発明は、衝撃吸収ライナを、その主要部から左右
の側部を取除いた中央ブロックと、前記側部、衝撃吸収
ライナの耳・頬覆い部及び同顎覆い部の少なくとも基部
を一体化してなる左右一対の側部ブロックとに分割する
と共に、中央ブロック及び各側部ブロックの分割端部
を、各側部ブロックを外側にして相互に嵌合するように
形成したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
明する。
【0008】先ず、図1ないし図5に示す第1実施例よ
り説明する。図1において、乗車用ヘルメットの帽体1
は、前面の窓孔2の上縁を形成する天井部及び後部を含
む主要部1m、同窓孔2の左右の側縁を形成する左右の
耳・頬覆い部1e、及び同窓孔2の下縁を形成する顎覆
い部1cを有するフルフェイス型に構成される。この帽
体1の形状はドーム状をなすが、その下半部は下方開口
部3に向って窄まっており、またその下方開口部3は帽
体1の前後方向に長軸を向けた略楕円形をなしている
(図4参照)。
り説明する。図1において、乗車用ヘルメットの帽体1
は、前面の窓孔2の上縁を形成する天井部及び後部を含
む主要部1m、同窓孔2の左右の側縁を形成する左右の
耳・頬覆い部1e、及び同窓孔2の下縁を形成する顎覆
い部1cを有するフルフェイス型に構成される。この帽
体1の形状はドーム状をなすが、その下半部は下方開口
部3に向って窄まっており、またその下方開口部3は帽
体1の前後方向に長軸を向けた略楕円形をなしている
(図4参照)。
【0009】帽体1は、FRP製のシェル4と、このシ
ェル4の内面に嵌装される発泡スチレン製の衝撃吸収ラ
イナ5とから構成される。
ェル4の内面に嵌装される発泡スチレン製の衝撃吸収ラ
イナ5とから構成される。
【0010】図1及び図2に示すように、衝撃吸収ライ
ナ5において、その主要部5mは厚肉に、その他の耳・
頬覆い部5e及び顎覆い部5cは薄肉に形成され、主要
部5mの天井部内面にはトップパッド6が、また主要部
5mの内周縁部には筒状のフィットパッド7が、さらに
耳・頬覆い部5eの内面には、使用者の耳に対応する部
分を除いてフィットパッド7よりも厚肉のチークパッド
8がそれぞれ付設される。これらパッド6,7,8は、
いずれも通気性のウレタンフォームで構成される。
ナ5において、その主要部5mは厚肉に、その他の耳・
頬覆い部5e及び顎覆い部5cは薄肉に形成され、主要
部5mの天井部内面にはトップパッド6が、また主要部
5mの内周縁部には筒状のフィットパッド7が、さらに
耳・頬覆い部5eの内面には、使用者の耳に対応する部
分を除いてフィットパッド7よりも厚肉のチークパッド
8がそれぞれ付設される。これらパッド6,7,8は、
いずれも通気性のウレタンフォームで構成される。
【0011】図2及び図3に示すように、衝撃吸収ライ
ナ5は、それの主要部5mからその左右方向最大幅部に
あたる左右の側部5msを切欠状に取除いた中央ブロッ
クB 1 と、上記左右の側部5ms、該ライナ5の耳・頬
覆い部5e、及び該ライナ5の顎覆い部5cの基部を相
互に一体化してなる左右一対の側部ブロックB2 と、該
ライナ5の顎覆い部5cの中央部からなる中央小ブロッ
クB3 の4ブロックに分割される。而して、図4に示す
ように、中央ブロックB1 の左右幅Aはシェル4の下方
開口部3の最大左右幅Bよりも若干大きく、且つシェル
4の最大左右幅Cよりも小さく設定される。
ナ5は、それの主要部5mからその左右方向最大幅部に
あたる左右の側部5msを切欠状に取除いた中央ブロッ
クB 1 と、上記左右の側部5ms、該ライナ5の耳・頬
覆い部5e、及び該ライナ5の顎覆い部5cの基部を相
互に一体化してなる左右一対の側部ブロックB2 と、該
ライナ5の顎覆い部5cの中央部からなる中央小ブロッ
クB3 の4ブロックに分割される。而して、図4に示す
ように、中央ブロックB1 の左右幅Aはシェル4の下方
開口部3の最大左右幅Bよりも若干大きく、且つシェル
4の最大左右幅Cよりも小さく設定される。
【0012】中央ブロックB1 と、左右の側部ブロック
B2 との分割端部は、側部ブロックB2 を外側にして相
互に嵌合し得るように形成される(図1参照)。
B2 との分割端部は、側部ブロックB2 を外側にして相
互に嵌合し得るように形成される(図1参照)。
【0013】また各側部ブロックB2 と中央小ブロック
B3 との分割面は、クランク状に屈折していて、左右の
側部ブロックB2 に対して中央小ブロックB3 の上下方
向の変位が阻止されるようになっている。
B3 との分割面は、クランク状に屈折していて、左右の
側部ブロックB2 に対して中央小ブロックB3 の上下方
向の変位が阻止されるようになっている。
【0014】再び図1において、シェル4の左右の内側
面には、左右一対の顎ベルト9の取付金具10がリベッ
ト11により固着され、顎ベルト9を挿通させる透孔1
2,13が各側部ブロックB2 の耳・頬覆い部5e及び
チークパッド8に設けられる。
面には、左右一対の顎ベルト9の取付金具10がリベッ
ト11により固着され、顎ベルト9を挿通させる透孔1
2,13が各側部ブロックB2 の耳・頬覆い部5e及び
チークパッド8に設けられる。
【0015】尚、図中、14はシェル4の前面に開口さ
せた空気取入孔、15は衝撃吸収ライナ5の中央ブロッ
クB1 内面に形成された通気溝で、上記空気取入孔14
と連通する。
せた空気取入孔、15は衝撃吸収ライナ5の中央ブロッ
クB1 内面に形成された通気溝で、上記空気取入孔14
と連通する。
【0016】次にこの実施例の作用について説明する
と、シェル4に衝撃吸収ライナ5を組付けるには、先ず
図5に示すように、中央ブロックB1 を、その前端から
シェル4の下方開口部3に挿入するが、そのとき下方開
口部3の長軸方向即ち前後方向に中央ブロックB1 の左
右方向を向けて挿入する。その後、中央ブロックB1 の
下端側をシェル4の前方へ向けるように中央ブロックB
1 を回転させ、続いて中央ブロックB1 を水平に倒して
シェル4内の所定個所に嵌合していく。
と、シェル4に衝撃吸収ライナ5を組付けるには、先ず
図5に示すように、中央ブロックB1 を、その前端から
シェル4の下方開口部3に挿入するが、そのとき下方開
口部3の長軸方向即ち前後方向に中央ブロックB1 の左
右方向を向けて挿入する。その後、中央ブロックB1 の
下端側をシェル4の前方へ向けるように中央ブロックB
1 を回転させ、続いて中央ブロックB1 を水平に倒して
シェル4内の所定個所に嵌合していく。
【0017】次に左右の側部ブロックB2 をシェル3の
下方開口部3からその内側面に沿って挿入し、中央ブロ
ックB1 及び側部ブロックB2 の分割端部を相互に嵌合
する。
下方開口部3からその内側面に沿って挿入し、中央ブロ
ックB1 及び側部ブロックB2 の分割端部を相互に嵌合
する。
【0018】最後に、中央小ブロックB3 を左右の側部
ブロックB2 間に嵌合する。
ブロックB2 間に嵌合する。
【0019】ところで、衝撃吸収ライナ5の中央ブロッ
クB1 は、厚肉の主要部5mからその左右方向最大幅部
にあたる左右の側部5msを取除いたものであるから、
上記の要領で挿入することにより、両側部5msに何等
邪魔されることなく中央ブロックB1 を狭い下方開口部
からシェル4内面の定位置に容易に嵌装することができ
る。
クB1 は、厚肉の主要部5mからその左右方向最大幅部
にあたる左右の側部5msを取除いたものであるから、
上記の要領で挿入することにより、両側部5msに何等
邪魔されることなく中央ブロックB1 を狭い下方開口部
からシェル4内面の定位置に容易に嵌装することができ
る。
【0020】また中央ブロックB1 から分割された左右
の側部5msは衝撃吸収ライナ5の耳・頬覆い部5e及
び顎覆い部5cと一体となって側部ブロックB1 を構成
するので、各側部5msの外面に大きな逃げを形成せず
とも、これをシェル4の左右内側面に容易、確実に密着
させることができ、また側部5msと耳・頬覆い部5e
との一体化により厚肉の側部5msが薄肉の耳・頬覆い
部5eを補強することになり、しかも衝撃吸収ライナ5
の分割ブロック数を従来のものに比し特別増やさずに済
む。さらに、中央ブロックB1 及び側部ブロックB2 の
分割端部は、側部ブロックB2 を外側にして相互に嵌合
するので、外部から衝撃力を受けたときでも、側部ブロ
ックB2 が中央ブロックB1 から内方へずれることを防
止できる。
の側部5msは衝撃吸収ライナ5の耳・頬覆い部5e及
び顎覆い部5cと一体となって側部ブロックB1 を構成
するので、各側部5msの外面に大きな逃げを形成せず
とも、これをシェル4の左右内側面に容易、確実に密着
させることができ、また側部5msと耳・頬覆い部5e
との一体化により厚肉の側部5msが薄肉の耳・頬覆い
部5eを補強することになり、しかも衝撃吸収ライナ5
の分割ブロック数を従来のものに比し特別増やさずに済
む。さらに、中央ブロックB1 及び側部ブロックB2 の
分割端部は、側部ブロックB2 を外側にして相互に嵌合
するので、外部から衝撃力を受けたときでも、側部ブロ
ックB2 が中央ブロックB1 から内方へずれることを防
止できる。
【0021】図6は本発明の第2実施例を示すもので、
中央ブロックB1 を互いに重合する内外2層B1a,B1b
に分割し、これらの発泡倍率を互いに相違させてある。
例えば外層B1bは30倍、内層B1aは20倍と設定され
る。また側部ブロックB2 は20倍、中央小ブロックB
3 は30倍と設定される。こうすることにより、特に中
央ブロックB1 では、衝撃力の吸収を段階的に効果的に
行うことができる。
中央ブロックB1 を互いに重合する内外2層B1a,B1b
に分割し、これらの発泡倍率を互いに相違させてある。
例えば外層B1bは30倍、内層B1aは20倍と設定され
る。また側部ブロックB2 は20倍、中央小ブロックB
3 は30倍と設定される。こうすることにより、特に中
央ブロックB1 では、衝撃力の吸収を段階的に効果的に
行うことができる。
【0022】内、外層B1a,B1bの両対向面には前後方
向に延びて互いに合致する左右一対の通気溝16,17
がそれぞれ形成され、また内層B1aは通気溝16を内層
B1aの内面に連通する複数の通孔18が穿設される。ま
た内層B1aの通気溝16の前端は前記シェル4の空気取
入孔14と連通し、また該通気溝16の後端は帽体1後
部の空気出口(図示せず)と連通する。したがって、空
気取入孔14に導入される走行風は通気溝16,17を
通過するとき、通孔18から帽体1内の熱気を吸出し
て、その内部の換気を図ることができる。
向に延びて互いに合致する左右一対の通気溝16,17
がそれぞれ形成され、また内層B1aは通気溝16を内層
B1aの内面に連通する複数の通孔18が穿設される。ま
た内層B1aの通気溝16の前端は前記シェル4の空気取
入孔14と連通し、また該通気溝16の後端は帽体1後
部の空気出口(図示せず)と連通する。したがって、空
気取入孔14に導入される走行風は通気溝16,17を
通過するとき、通孔18から帽体1内の熱気を吸出し
て、その内部の換気を図ることができる。
【0023】その他の構成は前実施例と同様であるの
で、図中、前実施例と対応する部分には、それと同一の
符号を付す。
で、図中、前実施例と対応する部分には、それと同一の
符号を付す。
【0024】上記各実施例においては、本発明の要旨を
逸脱することなく種々の設計変更が可能である。例え
ば、衝撃吸収ライナ5において、左右の側部ブロックB
2 を顎覆い部5cの中央で分割して中央小ブロックB3
を無くし、分割ブロック数を減らすこともできる。
逸脱することなく種々の設計変更が可能である。例え
ば、衝撃吸収ライナ5において、左右の側部ブロックB
2 を顎覆い部5cの中央で分割して中央小ブロックB3
を無くし、分割ブロック数を減らすこともできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、衝撃吸収
ライナを、その主要部から左右の側部を取除いた中央ブ
ロックと、前記側部、衝撃吸収ライナの耳・頬覆い部及
び同顎覆い部の少なくとも基部を一体化してなる左右一
対の側部ブロックとに分割すると共に、中央ブロック及
び各側部ブロックの分割端部を、各側部ブロックを外側
にして相互に嵌合するように形成したので、衝撃吸収ラ
イナの左右外側面に逃げを設けずとも、中央ブロック、
及び左右の側部ブロックを順次シェルに挿入することに
より、衝撃吸収ライナをシェル内面に容易、的確に嵌装
することができ、したがって衝撃吸収ライナの主要部全
体を厚肉に形成することが可能となる。
ライナを、その主要部から左右の側部を取除いた中央ブ
ロックと、前記側部、衝撃吸収ライナの耳・頬覆い部及
び同顎覆い部の少なくとも基部を一体化してなる左右一
対の側部ブロックとに分割すると共に、中央ブロック及
び各側部ブロックの分割端部を、各側部ブロックを外側
にして相互に嵌合するように形成したので、衝撃吸収ラ
イナの左右外側面に逃げを設けずとも、中央ブロック、
及び左右の側部ブロックを順次シェルに挿入することに
より、衝撃吸収ライナをシェル内面に容易、的確に嵌装
することができ、したがって衝撃吸収ライナの主要部全
体を厚肉に形成することが可能となる。
【図1】本発明の第1実施例にかゝるフルフェイス型ヘ
ルメットの帽体の半縦断正面図
ルメットの帽体の半縦断正面図
【図2】上記帽体の衝撃吸収ライナの全体側面図
【図3】上記衝撃吸収ライナの分解斜視図
【図4】上記衝撃吸収ライナの中央ブロックのシェルと
の関係を示す底面図
の関係を示す底面図
【図5】上記中央ブロックのシェルへの挿入要領を示す
シェルの底面図
シェルの底面図
【図6】本発明の第2実施例を示す衝撃吸収ライナの分
解斜視図
解斜視図
B1 中央ブロック B2 側部ブロック 1 帽体 1m 帽体の主要部 1e 帽体の耳・頬覆い部 1c 帽体の顎覆い部 2 窓孔 3 下方開口部 4 シェル 5 衝撃吸収ライナ 5c 衝撃吸収ライナの顎覆い部 5e 衝撃吸収ライナの耳・頬覆い部 5m 衝撃吸収ライナの主要部 5ms 衝撃吸収ライナの主要部の側部
Claims (1)
- 【請求項1】 前面の窓孔(2)の上縁を形成する天井
部を含む主要部(1m)と、同窓孔(2)の左右側縁を
形成する左右の耳・頬覆い部(1e)と、同窓孔(2)
の下縁を形成する顎覆い部(1c)と、前後方向に長軸
を向けた楕円形の下方開口部(3)とを有して全体がド
ーム状をなすと共に、下半部が下方開口部(3)に向っ
て窄まるように形成され、且つシェル(4)と、このシ
ェル(4)内に嵌装される衝撃吸収ライナ(5)とから
構成され、その衝撃吸収ライナ(5)の主要部(5m)
が厚肉に、また同ライナ(5)の耳・頬覆い部(5e)
及び顎覆い部(5c)が薄肉に形成された、フルフェイ
ス型ヘルメットの帽体において、 衝撃吸収ライナ(5)を、その主要部(5m)から左右
の側部(5ms)を取除いた中央ブロック(B1 )と、
前記側部(5ms)、衝撃吸収ライナ(5)の耳・頬覆
い部(5e)及び同顎覆い部(5c)の少なくとも基部
を一体化してなる左右一対の側部ブロック(B2 )とに
分割すると共に、中央ブロック(B1 )及び各側部ブロ
ック(B2 )の分割端部を、各側部ブロック(B2 )を
外側にして相互に嵌合するように形成したことを特徴と
する、フルフェイス型ヘルメットの帽体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25341393A JP2505726B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | フルフェイス型ヘルメットの帽体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25341393A JP2505726B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | フルフェイス型ヘルメットの帽体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07109609A JPH07109609A (ja) | 1995-04-25 |
JP2505726B2 true JP2505726B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17251047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25341393A Expired - Fee Related JP2505726B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | フルフェイス型ヘルメットの帽体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505726B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998023174A1 (en) * | 1996-11-29 | 1998-06-04 | Bauer Inc. | Hockey helmet with self-adjusting padding |
EP1016352A1 (en) * | 1998-12-31 | 2000-07-05 | Camau System di Casale & C. s.n.c. | Helmet with multiple density inner cap |
CA2290324C (en) | 1999-11-24 | 2005-05-24 | Bauer Nike Hockey Inc. | Adjustable protective helmet |
DE10319500A1 (de) | 2002-05-01 | 2004-01-15 | Riddell Inc., Chicago | Football-Helm |
JP4976153B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2012-07-18 | 株式会社Shoei | ヘルメットサイズの調整方法 |
US8813269B2 (en) | 2007-04-16 | 2014-08-26 | Riddell, Inc. | Sports helmet with quick-release faceguard connector and adjustable internal pad element |
US9289024B2 (en) | 2007-04-16 | 2016-03-22 | Riddell, Inc. | Protective sports helmet |
USD838922S1 (en) | 2011-05-02 | 2019-01-22 | Riddell, Inc. | Football helmet |
USD681281S1 (en) | 2011-05-02 | 2013-04-30 | Riddell, Inc. | Protective sports helmet |
US9763488B2 (en) | 2011-09-09 | 2017-09-19 | Riddell, Inc. | Protective sports helmet |
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