JP2504815Y2 - 電子部品の固定構造 - Google Patents

電子部品の固定構造

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JP2504815Y2
JP2504815Y2 JP1991050875U JP5087591U JP2504815Y2 JP 2504815 Y2 JP2504815 Y2 JP 2504815Y2 JP 1991050875 U JP1991050875 U JP 1991050875U JP 5087591 U JP5087591 U JP 5087591U JP 2504815 Y2 JP2504815 Y2 JP 2504815Y2
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JP
Japan
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wiring board
electronic component
light sensor
fixing structure
mounting plate
Prior art date
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Application number
JP1991050875U
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English (en)
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JPH054561U (ja
Inventor
敏明 澤口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えば車両のヘッドラ
イトを自動点滅制御するオートライトセンサ等電子部
品を、車両のパネル等取付板に固定する電子部品の固
定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両には周辺の明るさを検
出してヘッドライトを自動的に点滅制御するためのオー
トライトセンサをパネルに取り付けたものがある。
【0003】図4及び図5に従来のオートライトセンサ
(電子部品)の固定構造を示す。オートライトセンサ1
は、車両ダッシュボードのパネル2(取付板)を貫通し
て設けられているオートライトセンサ1の収納部2aに
取り付けられ、このオートライトセンサ1の受光面1a
はパネル2の外側の面と同一面となっており、オートラ
イトセンサ1の端子は電気的導通部材3を介して配線板
4に固定されている。そして、この配線板4は、パネル
2の内側に1対のボス部5を突出し、このボス部5の先
端にねじ6を介して取り付け固定されている。
【0004】一方、図示しないヘッドライト自動点滅制
御部に接続された1対のリード線7は、図4に示すよう
に、配線板4に形成された孔部4aから一たん配線板4
の内側に挿入し、先端を再び配線板4の内側から外側に
突出してランド8に接続されている。そして配線板4の
外側に突出した1対の導通部材3の先端と1対のランド
8とは、それぞれ配線板4の外側の面に銅箔などで形成
された1対の配線パターン9により電気的に接続されて
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来のオートライトセンサ等電子部品の
固定構造によると、上述したようにリード線7を、配線
板4に形成した孔部4aから一たん配線板4の内側に挿
入し、これをパネル2と配線板4と間でわん曲せしめ、
再び配線板4の外側に突出してランド8に接続している
ので、ボス部5の高さをどうしても高くせざるを得なく
なり、パネル2と配線板4との間の間隔が大きくなる。
この結果、オートライトセンサ1と配線板4との間にス
ペーサ10を設ける必要があった。またパネル2に形成
されたオートライトセンサの収納部2aとボス部5との
位置決めを正確に行なうことが困難であった。さらにリ
ード線7を配線板4の孔部4aに通し、再びリード線7
の先端をランド8に接続してから半田付け行なうため、
配線の作業性も悪かった。
【0006】従ってこの考案の目的は、上述した問題点
を解消すべくなされたもので、組付作業が簡単で機能上
の信頼性の向上を図ることのできるようにしたオートラ
イトセンサ等電子部品の固定構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、電子部品が表面側に実装され、裏面側
にこの電子部品からの出力を取り出すリード線が接続す
配線板を取付板に固定する電子部品の固定構造であっ
て、前記取付板に、前記電子部品を収納する収納部を設
けると共に、その裏面側に少なくとも2本のボス部を突
出し、前記配線板には、前記電子部品をそのリード部が
配線板を貫通するように実装して裏面側の回路パターン
に接続すると共に、前記ボス部に対応する位置に取付孔
を設け、この取付孔の周縁部に設けた導電パターンは前
記回路パターンによって前記リード部に接続し、このボ
ス部に、前記配線板の取付孔とこの配線板に接続される
リード線の接続部とを挿入し、これらを締結手段により
前記取付板に締結固定したことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成のオートライトセンサ等電子部品の固
定構造によると、配線板と取付板との固定面を密着せし
めることができるため、外部から力が加わっても電子部
品の移動を阻止することができ、また、従来必要であっ
たスペーサが不要となり、さらに、配線板の固定と同時
にリード線の電気的接続も行なわれるため、組付け作業
性を向上することができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の電子部品の固定構造の一実
施例を図面を参照して説明する。
【0010】図1乃至図3にこの考案の一実施例の構成
を示す。これらの図において、図4及び図5に示す従来
例の部分と対応する部分には同一符号を付して示し、そ
の説明を適宜省略する。
【0011】この実施例では、電子部品としてのオート
ライトセンサ1を実装した配線板4を取付板としてのパ
ネル2の内側に密着固定した例を示す。オートライトセ
ンサ1は、図1に示すように配線板4の取り付け面側に
実装されており、配線板4をパネル2に取り付けたとき
に、パネル2に形成されたオートライトセンサ1の収納
部2aに嵌合されるようになっている。このオートライ
トセンサ1の1対の端子は、それぞれセンサリード
1を介して配線板4の外側の面に形成されたランド12
に半田付けされて固定されている。
【0012】またパネル2に突設された1対のボス部5
は、このパネル2に配線板4を重合して取り付ける際
に、配線板4に形成された取付孔4bに挿入し、この配
線板4から突出したボス部5に、リード線7のターミナ
ル13を挿入し、タッピングナット14によってリード
線のターミナル13と共に配線板4をパネル2に取り付
け固定するのである。また9は配線パターンで、ターミ
ナル13とオートライトセンサ1の1対の端子との電気
的導通が図られている。
【0013】この実施例によれば、配線板4とパネル2
の固定面とを密着できるので、外部から図1に矢印Aで
示す方向の力が加わっても、オートライトセンサ1が移
動することはない。また図4に示す従来例において必要
であったスペーサ10が不要となり、部品点数を削減で
きると共に、組付スペースを縮小することができる。さ
らにパネル2に対する配線板4の位置決め固定や配線板
4に対するターミナル13の固定を、タッピングナット
14を取付ボス5に挿入締付けるだけで同時に行なうこ
とができ、組付け作業性を向上させることができる。ま
たオートライトセンサ1は配線板4に直接実装できるの
で、センサリード部11にかかる応力を軽減できる。
【0014】上述した実施例においては、電子部品とし
てオートライトセンサを用いた例について説明したが、
これは他の部品であっても良いのは勿論である。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、取付板の内面に形成されたボス部を介して配線板と
リード線とを締結手段で締結することにより、配線板を
取付板に密着して固定することができる。従って、簡単
な組付作業により電子部品を有する配線板を固定するこ
とができて組付作業性の向上を図ることができる一方、
機能上の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電子部品の固定構造の一実施例
を示す縦断面説明図。
【図2】図1の下面視説明図。
【図3】図1のターミナルを示す平面視説明図。
【図4】従来のオートライトセンサ固定構造の一例を示
す縦断面説明図。
【図5】図4の下面説明図。
【符号の説明】
1 電子部品(オートライトセンサ) 2 取付板(パネル) 2a 電子部品の収納部 4 配線板 5 ボス部 7 リード線 13 接続部(ターミナル) 14 締結手段(タッピングナット)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が表面側に実装され、裏面側に
    この電子部品からの出力を取り出すリード線が接続する
    配線板を取付板に固定する電子部品の固定構造であっ
    て、 前記取付板に、前記電子部品を収納する収納部を設ける
    と共に、その裏面側に少なくとも2本のボス部を突出
    し、前記配線板には、前記電子部品をそのリード部が配線板
    を貫通するように実装して裏面側の回路パターンに接続
    すると共に、前記ボス部に対応する位置に取付孔を設
    け、この取付孔の周縁部に設けた導電パターンは前記回
    路パターンによって前記リード部に接続し、 このボス部に、前記配線板の取付孔とこの配線板に接続
    されるリード線の接続部とを挿入し、これらを締結手段
    により前記取付板に締結固定したことを特徴とする電子
    部品の固定構造。
JP1991050875U 1991-07-02 1991-07-02 電子部品の固定構造 Expired - Lifetime JP2504815Y2 (ja)

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JPH054561U JPH054561U (ja) 1993-01-22
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