JP2504743Y2 - 段ボ―ル製補強筒体 - Google Patents
段ボ―ル製補強筒体Info
- Publication number
- JP2504743Y2 JP2504743Y2 JP2679793U JP2679793U JP2504743Y2 JP 2504743 Y2 JP2504743 Y2 JP 2504743Y2 JP 2679793 U JP2679793 U JP 2679793U JP 2679793 U JP2679793 U JP 2679793U JP 2504743 Y2 JP2504743 Y2 JP 2504743Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pieces
- piece
- folds
- reinforcing
- locking
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- Expired - Lifetime
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- Pallets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、段ボール製パレットの
コア材や包装箱内に収容する詰め材等として用いる段ボ
ール製補強筒体に関するものである。
コア材や包装箱内に収容する詰め材等として用いる段ボ
ール製補強筒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種段ボール製補強体とし
て、段ボール筒に芯材を収容した構成のものが多く使用
されているが、その形成に手間がかかり、また強固性が
充分でないものがあった。
て、段ボール筒に芯材を収容した構成のものが多く使用
されているが、その形成に手間がかかり、また強固性が
充分でないものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、簡単
な折曲作業だけで形成できる強固な筒状の補強体を提供
するものである。
な折曲作業だけで形成できる強固な筒状の補強体を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、段ボ
ール製パレットのコア材や包装箱内に収容する詰め材等
として用いるものであり、底片の両側に折目を介して胴
片を連設し、夫々の胴片に折目を介して天片を連設する
と共に、夫々の天片に折目を介して筋交い用の補強片を
連設し、夫々補強片に係止舌片を突設すると共に、底片
の夫々の折目部に係止孔を欠設した構成としている。
ール製パレットのコア材や包装箱内に収容する詰め材等
として用いるものであり、底片の両側に折目を介して胴
片を連設し、夫々の胴片に折目を介して天片を連設する
と共に、夫々の天片に折目を介して筋交い用の補強片を
連設し、夫々補強片に係止舌片を突設すると共に、底片
の夫々の折目部に係止孔を欠設した構成としている。
【0005】
【作用】夫々の折目で折曲して夫々の補強片の係止舌片
を係止孔に挿入係止することで底片の両側に断面三角形
の筒体部が形成され、両側の該筒体部を合わせることで
夫々の天片が面一となる一つの四角の筒体となるのであ
り、補強片が断面ハ状に対向配置して筋交い状態となる
のである。
を係止孔に挿入係止することで底片の両側に断面三角形
の筒体部が形成され、両側の該筒体部を合わせることで
夫々の天片が面一となる一つの四角の筒体となるのであ
り、補強片が断面ハ状に対向配置して筋交い状態となる
のである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の図示実施例について説明す
る。図1に示す段ボール製パレットは、本例の補強筒体
1を複数並列し、その間に段ボール補強材2を接着介在
させると共に、上下に段ボールシート3を接着して成る
ものである。
る。図1に示す段ボール製パレットは、本例の補強筒体
1を複数並列し、その間に段ボール補強材2を接着介在
させると共に、上下に段ボールシート3を接着して成る
ものである。
【0007】補強筒体1は、図2の展開構成であり、底
片11の両側に折目12を介して胴片13を連設し、夫
々の胴片13に折目14を介して天片15を連設すると
共に、夫々の天片15に折目16を介して筋交い用の補
強片17を連設し、夫々補強片17に係止舌片18を突
設すると共に、底片の夫々の折目部12に係止孔19を
欠設して成る。
片11の両側に折目12を介して胴片13を連設し、夫
々の胴片13に折目14を介して天片15を連設すると
共に、夫々の天片15に折目16を介して筋交い用の補
強片17を連設し、夫々補強片17に係止舌片18を突
設すると共に、底片の夫々の折目部12に係止孔19を
欠設して成る。
【0008】なお、夫々の天片15の巾は底片11の巾
の半分の長さであり、補強片17の巾は組立状態におい
て折目12に届く長さである。また、係止舌片18の突
設巾は係止孔19に挿入係止できる長さであり、係止孔
19は係止舌片18に対向する位置に透設されている。
の半分の長さであり、補強片17の巾は組立状態におい
て折目12に届く長さである。また、係止舌片18の突
設巾は係止孔19に挿入係止できる長さであり、係止孔
19は係止舌片18に対向する位置に透設されている。
【0009】この展開状態から、各折目で折曲し、図3
のように、両側の係止舌片18を底片11の係止孔19
に挿入して補強片17を係止することで両側に断面三角
形の筒体部が形成され、折目12で折曲して両側の断面
三角形の筒体部をその天片15で合わせ、図4のよう
に、ステープル10で止着することで組立てできるので
ある。
のように、両側の係止舌片18を底片11の係止孔19
に挿入して補強片17を係止することで両側に断面三角
形の筒体部が形成され、折目12で折曲して両側の断面
三角形の筒体部をその天片15で合わせ、図4のよう
に、ステープル10で止着することで組立てできるので
ある。
【0010】これにより、夫々の天片15が面一となっ
た四角の筒体となるのであり、夫々の補強片17が断面
ハ状に対向配置するのである。即ち、係止孔19での係
止舌片18の係止によって補強片17が折目12との間
に筋交い状態となって配置されるのである。
た四角の筒体となるのであり、夫々の補強片17が断面
ハ状に対向配置するのである。即ち、係止孔19での係
止舌片18の係止によって補強片17が折目12との間
に筋交い状態となって配置されるのである。
【0011】したがって、補強片17の筋交い配置で補
強されて強固な補強筒体1となるのであり、堅固な段ボ
ール製パレットが形成されるのである。
強されて強固な補強筒体1となるのであり、堅固な段ボ
ール製パレットが形成されるのである。
【0012】本例は上記のように構成したが、本考案は
これに限定されない。例えば、その大きさや形状は問わ
ず、図5のように天片の巾を長くして台形状の補強筒体
としてもよい。また、補強片に突設する係止舌片の数も
適宜である。さらに、折曲途中で形成される両側の断面
三角形の筒体部の接合手段は限定されず、段ボールシー
ト等を夫々の天片に接着するものであれば、予め両側の
断面三角形の筒体部を接合しなくてもよい。
これに限定されない。例えば、その大きさや形状は問わ
ず、図5のように天片の巾を長くして台形状の補強筒体
としてもよい。また、補強片に突設する係止舌片の数も
適宜である。さらに、折曲途中で形成される両側の断面
三角形の筒体部の接合手段は限定されず、段ボールシー
ト等を夫々の天片に接着するものであれば、予め両側の
断面三角形の筒体部を接合しなくてもよい。
【0013】なお、本考案の補強筒体の使用用途は任意
であり、包装箱内に収容する詰め材や仕切材等として用
いてもよい。段ボール製パレットのコア材として使用す
る場合は、その数や配置状態も限定されない。
であり、包装箱内に収容する詰め材や仕切材等として用
いてもよい。段ボール製パレットのコア材として使用す
る場合は、その数や配置状態も限定されない。
【0014】
【考案の効果】本考案によると、補強片が筋交い状態に
対向配置されるため強固となる効果が大きく、係止舌片
の係止によって補強片が安定配置するため折曲が簡単と
なって作業が円滑にできる利点もある。
対向配置されるため強固となる効果が大きく、係止舌片
の係止によって補強片が安定配置するため折曲が簡単と
なって作業が円滑にできる利点もある。
【図1】本考案の一実施例を使用した段ボール製パレッ
トの一部切欠斜視図である。
トの一部切欠斜視図である。
【図2】その本考案の一実施例の展開状態図である。
【図3】その組立て途中の一部の拡大斜視図である。
【図4】その組立てた拡大縦断面図である。
【図5】別例の縦断面図である。
1 補強筒体 11 底片 12,14,16 折目 13 胴片 15 天片 17 補強片 18 係止舌片 19 係止孔 10 ステープル 2 補強材 3 段ボールシート
Claims (1)
- 【請求項1】 段ボール製パレットのコア材や包装箱内
に収容する詰め材等として用いるものであり、底片の両
側に折目を介して胴片を連設し、夫々の胴片に折目を介
して天片を連設すると共に、夫々の天片に折目を介して
筋交い用の補強片を連設し、夫々補強片に係止舌片を突
設すると共に、底片の夫々の折目部に係止孔を欠設して
成り、夫々の折目で折曲して係止舌片を係止孔に挿入係
止して補強片を筋交い状に対向配置したことを特徴とす
る段ボール製補強筒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2679793U JP2504743Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 段ボ―ル製補強筒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2679793U JP2504743Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 段ボ―ル製補強筒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680634U JPH0680634U (ja) | 1994-11-15 |
JP2504743Y2 true JP2504743Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=12203314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2679793U Expired - Lifetime JP2504743Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 段ボ―ル製補強筒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504743Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005320043A (ja) * | 2004-05-11 | 2005-11-17 | Wakon Danbooru Kk | 段ボール桁材及びその桁材を用いた紙製パレット |
JP2009249022A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Honda Logistics Inc | パレット及びパレット用桁部芯材並びにその組立方法 |
JP5567506B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2014-08-06 | レンゴー株式会社 | 段ボール製緩衝材 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP2679793U patent/JP2504743Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680634U (ja) | 1994-11-15 |
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