JP2503833Y2 - カ―テンウォ―ル用ファスナ― - Google Patents
カ―テンウォ―ル用ファスナ―Info
- Publication number
- JP2503833Y2 JP2503833Y2 JP1996293U JP1996293U JP2503833Y2 JP 2503833 Y2 JP2503833 Y2 JP 2503833Y2 JP 1996293 U JP1996293 U JP 1996293U JP 1996293 U JP1996293 U JP 1996293U JP 2503833 Y2 JP2503833 Y2 JP 2503833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- receiving
- washer
- frame
- tightening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はカーテンウォール本体と
躯体との間に介在させ、カーテンウォール本体を躯体に
固定するために用いるカーテンウォール用ファスナーに
関するものである。
躯体との間に介在させ、カーテンウォール本体を躯体に
固定するために用いるカーテンウォール用ファスナーに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鋼材で成り、水平方向に配した取付部片
の先端に緊締受部片を立設したＬ字形の本体枠の緊締受
部片の前面に円弧状に屈曲した座金部片を重ね合わせて
緊締受部片を溶接する一方、緊締受部片の背面側の上端
にＬ形の受支枠の立面部片を溶接して該受支部の水平部
片を受支部片とした構造のものがある。
の先端に緊締受部片を立設したＬ字形の本体枠の緊締受
部片の前面に円弧状に屈曲した座金部片を重ね合わせて
緊締受部片を溶接する一方、緊締受部片の背面側の上端
にＬ形の受支枠の立面部片を溶接して該受支部の水平部
片を受支部片とした構造のものがある。
【０００３】この従来構造のものは、取付部片に設けた
貫通孔にボルトを貫通させて躯体に固定する一方、座金
部片と緊締受部片に備えた貫通孔にカーテンウォール本
体に設けたブラケットを通じて固定ボルトを貫通させ、
緊締部片より突出するボルト先端に固定ナットを螺合締
付けて用いるものであるが、ボルトによって躯体に固定
したファスナーにカーテンウォール本体を前記固定ボル
トおよびナットで締付ける際、カーテンウォール本体に
予め備えた高さ調節用のボルトを受支部片に仮に掛止さ
せておき、次いで固定ボルトの締付け作業を行うように
なっている。
貫通孔にボルトを貫通させて躯体に固定する一方、座金
部片と緊締受部片に備えた貫通孔にカーテンウォール本
体に設けたブラケットを通じて固定ボルトを貫通させ、
緊締部片より突出するボルト先端に固定ナットを螺合締
付けて用いるものであるが、ボルトによって躯体に固定
したファスナーにカーテンウォール本体を前記固定ボル
トおよびナットで締付ける際、カーテンウォール本体に
予め備えた高さ調節用のボルトを受支部片に仮に掛止さ
せておき、次いで固定ボルトの締付け作業を行うように
なっている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来の高さ調節用ボル
トを載置（掛止）する受支部片は上面が平面であるため
カーテンウォール本体の重量或いはボルトの載置位置の
関係から、ボルト（カーテンウォール本体）が移動し、
受支部片よりはずれて落下事故が起こる危険性があり、
また、前記構造のファスナーは、本体枠と座金部片およ
び受支枠の３部材を互いに溶接して得るのみならず、座
金部片を本体枠の緊締部片に単に重ね合わせて溶接する
ため、概して溶接（成形）作業が煩雑であり、かつ、本
体枠に対して座金部片を正位置に必ずしも溶接し得ず、
不良製品の出る恐れもある。
トを載置（掛止）する受支部片は上面が平面であるため
カーテンウォール本体の重量或いはボルトの載置位置の
関係から、ボルト（カーテンウォール本体）が移動し、
受支部片よりはずれて落下事故が起こる危険性があり、
また、前記構造のファスナーは、本体枠と座金部片およ
び受支枠の３部材を互いに溶接して得るのみならず、座
金部片を本体枠の緊締部片に単に重ね合わせて溶接する
ため、概して溶接（成形）作業が煩雑であり、かつ、本
体枠に対して座金部片を正位置に必ずしも溶接し得ず、
不良製品の出る恐れもある。
【０００５】本考案は斯様な従来例の欠点に着目して案
出したものである。
出したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】横方向に沿わせて円弧状
に屈曲した座金部片の上端に水平方向にして受支部片を
連設し、この受支部片の前記座金部片側の先端に受止部
片を突設した座金枠の座金部片と受支部片が成す隅角部
に、水平方向に配した取付部片の先端に緊締受部片を立
設したＬ字形の本体枠の緊締受部片の上端を位置させて
本体枠と座金枠を互いに溶接し、前後方向に重なり合う
座金部片と緊締受部片にはカーテンウォール固定用のボ
ルトの貫通孔を、また、取付部片にはファスナー固定用
の貫通孔をそれぞれ設けた構成とするのである。
に屈曲した座金部片の上端に水平方向にして受支部片を
連設し、この受支部片の前記座金部片側の先端に受止部
片を突設した座金枠の座金部片と受支部片が成す隅角部
に、水平方向に配した取付部片の先端に緊締受部片を立
設したＬ字形の本体枠の緊締受部片の上端を位置させて
本体枠と座金枠を互いに溶接し、前後方向に重なり合う
座金部片と緊締受部片にはカーテンウォール固定用のボ
ルトの貫通孔を、また、取付部片にはファスナー固定用
の貫通孔をそれぞれ設けた構成とするのである。
【０００７】
【実施例】図面は本考案に係るカーテンウォール用ファ
スナーの一実施例を示し、図１は斜視図、図２は使用状
態を示す断面図である。
スナーの一実施例を示し、図１は斜視図、図２は使用状
態を示す断面図である。
【０００８】図中、Ａはファスナーで、ファスナーＡは
本体枠１と座金枠２を互いに組付けて構成したもので、
本体枠１は、水平方向に配した取付部片３の先端に緊締
受部片４を立設したＬ字形体で成り、取付部片３には躯
体に固定するための固定ボルト８０の貫通孔５を設け、
また、緊締受部片４にはカーテンウォール本体８１を連
結するための連結ボルト８２の貫通孔６を設けて構成し
たものである。
本体枠１と座金枠２を互いに組付けて構成したもので、
本体枠１は、水平方向に配した取付部片３の先端に緊締
受部片４を立設したＬ字形体で成り、取付部片３には躯
体に固定するための固定ボルト８０の貫通孔５を設け、
また、緊締受部片４にはカーテンウォール本体８１を連
結するための連結ボルト８２の貫通孔６を設けて構成し
たものである。
【０００９】座金枠２は横方向に沿わせて円弧状に屈曲
した座金部片７の上端に水平方向にして受支部片８を連
設し、該受支部片８の前記座金部片７側の先端に受止部
片９を立設し、座金部片７には緊締受部片４に設けた前
記貫通孔６と一致する貫通孔１０を設けて構成したもの
である。
した座金部片７の上端に水平方向にして受支部片８を連
設し、該受支部片８の前記座金部片７側の先端に受止部
片９を立設し、座金部片７には緊締受部片４に設けた前
記貫通孔６と一致する貫通孔１０を設けて構成したもの
である。
【００１０】そして、本体枠１の緊締受部片４の上端
を、座金枠２の座金部片７と受支部片９とが成す隅角部
１１に位置させ、座金枠２の座金部片７の横方向に沿う
両端部を本体枠１緊締受部片４に溶接１３して実施例の
ファスナーＡを得るのである。
を、座金枠２の座金部片７と受支部片９とが成す隅角部
１１に位置させ、座金枠２の座金部片７の横方向に沿う
両端部を本体枠１緊締受部片４に溶接１３して実施例の
ファスナーＡを得るのである。
【００１１】しかして、固定ボルト８０によって取付部
片３を躯体８５に固定し、カーテンウォール本体８１に
備えた高さ調整ボルト８３を受支部片９上載置して本体
８１をファスナーＡに掛止させ、本体８１に備えたブラ
ケット８４を通じて連結ボルト８２を貫通孔１０，６に
貫通させ、緊締受部片４より突出するボルト先端に締付
けナット８５を螺合締付けることによってカーテンウォ
ール本体８１を躯体に取付けるのである。
片３を躯体８５に固定し、カーテンウォール本体８１に
備えた高さ調整ボルト８３を受支部片９上載置して本体
８１をファスナーＡに掛止させ、本体８１に備えたブラ
ケット８４を通じて連結ボルト８２を貫通孔１０，６に
貫通させ、緊締受部片４より突出するボルト先端に締付
けナット８５を螺合締付けることによってカーテンウォ
ール本体８１を躯体に取付けるのである。
【００１２】
【考案の効果】本考案は前記の通りの座金部片と受止部
片が成す隅角部に緊締受部片の上端を位置させて本体枠
と座金枠を溶接したものであるから、緊締受部片の上端
を隅角部に位置させるだけで溶接位置を決めることがで
き、従って、常に均一な製品を得られる。また、受止部
片の存在によってカーテンウォール本体掛止時に起こり
勝ちな本体の落下の恐れがなく、施工作業を安全に行え
るファスナーを提供できる。
片が成す隅角部に緊締受部片の上端を位置させて本体枠
と座金枠を溶接したものであるから、緊締受部片の上端
を隅角部に位置させるだけで溶接位置を決めることがで
き、従って、常に均一な製品を得られる。また、受止部
片の存在によってカーテンウォール本体掛止時に起こり
勝ちな本体の落下の恐れがなく、施工作業を安全に行え
るファスナーを提供できる。
【図１】斜視図。
【図２】使用状態を示す断面図。
１ 本体枠 ２ 座金枠 ３ 取付部片 ４ 緊締受部片 ５ 貫通孔 ６ 貫通孔 ７ 座金受部片 ８ 受支部片 ９ 受止部片
Claims (1)
- 【請求項１】 横方向に沿わせて円弧状に屈曲した座金
部片の上端に水平方向にして受支部片を連設し、この受
支部片の前記座金部片側の先端に受止部片を突設した座
金枠の座金部片と受支部片が成す隅角部に、水平方向に
配した取付部片の先端に緊締受部片を立設したＬ字形の
本体枠の緊締受部片の上端を位置させて本体枠と座金枠
を互いに溶接し、前後方向に重なり合う座金部片と緊締
受部片にはカーテンウォール固定用のボルトの貫通孔
を、また、取付部片にはファスナー固定用の貫通孔をそ
れぞれ設けた、カーテンウォール用ファスナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996293U JP2503833Y2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | カ―テンウォ―ル用ファスナ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996293U JP2503833Y2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | カ―テンウォ―ル用ファスナ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678423U JPH0678423U (ja) | 1994-11-04 |
| JP2503833Y2 true JP2503833Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=12013827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996293U Expired - Lifetime JP2503833Y2 (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | カ―テンウォ―ル用ファスナ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503833Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP1996293U patent/JP2503833Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0678423U (ja) | 1994-11-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2503833Y2 (ja) | カ―テンウォ―ル用ファスナ― | |
| JP2505166Y2 (ja) | 電柱取付用中継金具 | |
| JPH0446025Y2 (ja) | ||
| JPH0450732Y2 (ja) | ||
| JPH054420Y2 (ja) | ||
| JPH023643Y2 (ja) | ||
| JPS5921204Y2 (ja) | 床パネル取付装置 | |
| JPS6223954Y2 (ja) | ||
| JP3146290B2 (ja) | 外壁コーナー材の支持装置 | |
| JPS623449Y2 (ja) | ||
| JP2500019Y2 (ja) | 床 梁 | |
| JP2655261B2 (ja) | 床パネルの固定装置 | |
| JP2589982Y2 (ja) | カーテンウォールにおける方立の取付け装置 | |
| JP2568635Y2 (ja) | 天井パネル支持構造 | |
| JPH0738589Y2 (ja) | 傾斜地用柵の支柱継ぎ手 | |
| JPH10310086A (ja) | 牽引用フックの取り付け構造 | |
| JPH053436U (ja) | 折板屋根の設備架台支持構造 | |
| JP3589626B2 (ja) | エスカレーターの外装体 | |
| JPH0738590Y2 (ja) | 傾斜地用柵の支柱継ぎ手 | |
| JP2589979Y2 (ja) | カーテンウォールの取付け装置 | |
| JPH0712498Y2 (ja) | 外装材取付構造 | |
| JP2586627Y2 (ja) | 電気制御ボックスの屋根カバーの構造 | |
| JP2524614Y2 (ja) | 壁開口部における落下防止用の手摺り取付け治具 | |
| JPH0416802Y2 (ja) | ||
| JP3530945B2 (ja) | 家具転倒防止金具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |