JP2503652B2 - 半導体集積回路装置およびその検査方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその検査方法

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JP2503652B2 JP1111525A JP11152589A JP2503652B2 JP 2503652 B2 JP2503652 B2 JP 2503652B2 JP 1111525 A JP1111525 A JP 1111525A JP 11152589 A JP11152589 A JP 11152589A JP 2503652 B2 JP2503652 B2 JP 2503652B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置およびその検査方法に関
し、特に多端子を必要とする半導体集積回路用フラット
パッケージ(以後、フラットパッケージと称す)の構造
およびその電気検査方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、コンピュータ用の集積回路(IC)チップは、高
集積化、多ピン化の要求が強まっており、これに用いら
れるフラットパッケージも今まで以上の多ピン化、(超
多ピン化)狭いリードピッチ化(狭リードピッチ化)さ
れたものが要求され、実現するに至って来ている。
従来、この種のフラットパッケージにおける電気検査
は、第5図〜第8図に示す製造工程により行われてい
た。すなわち、第5図に示したように組み立て終了後の
フラットパッケージは、パッケージ本体1が、リードフ
レーム2を介して、タイバー3に接続され、パッケージ
本体1の四隅は支持フレーム4によりタイバー3に固定
されている。このリードフレーム2,タイバー3および支
持フレーム4は同一金属板により一体形成されている。
こうした構成において、リードフレーム2の2点鎖線D
で示した位置でパッケージ本体1とリードフレーム2お
よび支持フレーム4とを切り離し、第6図のような構成
を得る。その後、第7図および第8図に示すように検査
時搭載用のソケット8の周辺に設けられたリードフレー
ムガイド溝(凹部)9の各個にパッケージ本体1から伸
延するリードフレーム2の個々を位置合わせし、電気検
査用の探針を凹部9のリードフレーム2に押し当てて電
気特性等の検査を行なう。この検査工程を経た後、フラ
ットパッケージはソケット8から離され、再び第6図に
示した構成として、実装用の基板あるいは、パッケージ
等に実装されていた。
上述したようなフラットパッケージでは超多ピン化、
狭リードピッチ化が進むと、リードフレームの断面積が
小さくなる為に、リード強度は、非常に弱くなってしま
う。そのため、リード切断後の諸工程においてリード曲
がり、リードピッチの不揃いが生じる。その結果フラッ
トパッケージのソケット搭載時にリード修正が必要とな
りこの修正工程を省略すると、リードフレームと電気検
査用探針との接触の安定性が得られなくなり、電気検査
の信頼性の点で問題があった。又、検査工数の増大を招
くという欠点もあった。さらには、超多ピン化、狭リー
ドピッチ化によりソケットの形状が緻密かつ複雑になる
為、制作が難しくなり、原価高になるという欠点があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、リードに絶縁フィルムを固着するこ
とによりリードピッチの不揃いの防止、およびリード曲
がりの防止を可能とし、製造工程におけるソケットを不
要とすると共に検査工程数を削減できる半導体集積回路
装置と、その検査方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のフラットパッケージは、パッケージ本体から
伸延し、タイバーに共通に接続された複数のリードフレ
ームの片面の一部に絶縁フィルムを共通に固着し、その
リードフレームを絶縁フィルムの固着領域内でタイバー
から分離して成る構成を有している。
このような構成により、絶縁フィルムの固着領域で個
々のリードフレーム間のピッチは一定に保たれると共
に、製造工程中の応力に伴うリード曲がりを効果的に防
止できる。また、リードフレームは絶縁フィルムで固定
されると共に絶縁フィルム領域内でタイバーから切り離
されているため、そのままの構成で電気検査を良好に行
なうことができる。また本発明の半導体集積回路装置の
検査方法は、パッケージ本体から複数のリードフレーム
が延伸して形成され、これらのリードフレームが共通の
タイバーに接続された構造を有する半導体集積回路装置
の検査方法において、リードフレームを相互に固着する
形状を有する絶縁フィルムをリードフレームの片面に形
成する工程と、絶縁フィルムの固着領域内で、全てのリ
ードフレームとタイバーとを切り離す開口部を形成する
工程と、電気検査用探針を開口部のパッケージ本体側の
リードフレームに接触させ電気検査を行なう工程と、絶
縁フィルムを除去し、開口部のパッケージ本体側のリー
ドフレームを所定の長さに切断形成する工程とを有して
いる。
このような検査方法により電気検査を検査搭載用のソ
ケットを用いることなく、リードフレームの曲がり等の
発生を抑え、良好に行なうことができ、信頼性の高い半
導体集積回路装置を提供できる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本発明の第1の実施例を示す。
第1図および第2図において、ICチップを搭載したパ
ッケージ本体1の四側面から夫々同一方向に延伸して設
けられたリードフレーム2と、これらリードフレーム2
に共通に接続されたタイバー3とパッケージ本体1の四
隅にタイバー3から延伸して設けられた支持フレーム4
の裏面には、例えばポリイミド系の絶縁フィルム5がエ
ポキシ等の固着剤6を介して共通に固着されている。そ
して、この絶縁フィルム5の固着領域内でリードフレー
ム5とタイバー3とを電気的に分離するための分離窓7
が設けられている。このような構成により、パッケージ
本体1から伸びる夫々のリードフレーム2は、絶縁フィ
ルム5によりその形状が保障される。すなわち、外部応
力によるリードフレーム2の曲がりは抑えられ、リード
フレーム2間の距離、すなわち、リードピッチが狭く形
成されていてもリードフレーム2同士が接触することは
なく、相互の絶縁が図られる。
次に本発明の第2の実施例について,第3図および第
4図を参照して説明する。本実施例では、絶縁フィルム
5がパッケージ本体1の延伸して設けられたリードフレ
ーム2を各側面毎に個別に形成、固着されている、ま
た、絶縁フィルム5はリードフレーム2の上面に固着剤
6を介して設けられている、リードフレーム2とタイバ
ー3との分離は絶縁フィルム5の固着領域内に設けられ
た分離窓7の内側で行われている。このように絶縁フィ
ルム5の形状は、リードフレーム2の片面側に、少なく
ともリードフレーム2を固定し、相互の絶縁を図るよう
に設けられていれば良いため、例えば、パッケージ本体
1下面を含む片面全面に絶縁フィルム5が設けられてい
ても問題はない。
次に本発明の半導体集積回路装置の検査方法について
説明する。
例えば、第1の実施例に示した構成を用いる場合に
は、第5図のように組み立て工程が終了したフラットパ
ッケージのリードフレーム2の裏面側にタイバー3の周
囲形状にほぼ等しく、かつパッケージ本体1周辺の開口
部および分離窓7部が設けられたポリイミド等からなる
絶縁フィルム5を固着する。この際絶縁フィルム5の成
型には金型による打ち抜き法等が用いられる。また、絶
縁フィルム5の固着にはリードフレーム2,タイバー3お
よび支持フレーム4との位置合わせをした後、例えば20
0℃前後の熱圧着によりエポキシ系の固着剤6を介して
行われる。
次に固着領域内に設けられた分離窓7を介してリード
フレーム2を打ち抜き、リードフレーム2とタイバー3
とを分離する。こうして第1図および第2図に示したよ
うにリードフレーム2は、絶縁フィルム5により固定さ
れ、リードフレーム2相互の絶縁が保障された構成が得
られる。このリードフレーム2の打ち抜きは、あらかじ
め絶縁フィルム5に設けられた分離窓7を介して行なっ
たが、絶縁フィルム5固着後に分離窓7の形成と、リー
ドフレームとタイバーの分離を同一の打ち抜き工程で行
なっても良い。
次にリードフレーム2の絶縁フィルム5が設けられて
いない表面に電気検査用の探針を接触させ、パッケージ
本体1中のICチップの電気特性検査を行なう。このと
き、探針が接触するリードフレーム2は分離窓7よりも
パッケージ本体1側のリードフレームであることは言う
までもない。
さらに電気検査工程終了後、リードフレーム2は、実
装時に必要とされる長さを残して成型するため、絶縁フ
ィルム5を除去後、例えば、第5図の2点鎖線Dで示し
た切断線で金型打ち抜きされる。こうして第6図に示す
ような所定の長さのリードフレーム2を有するフラット
パッケージが得られる。この後、このフラットパッケー
ジは、所定の基板、パッケージあるいはカード等に実装
される。ここでリードフレーム2の切断を、絶縁フィル
ム5の除去後に行なったが、この方法に限らず、リード
フレーム切断後に絶縁フィルム5を除去してもよい。
このように本発明の検査方法では、電気検査工程用に
絶縁フィルム5を固着することにより、タイバーを残し
たままの形状でリードフレーム2に直接外力が加わるこ
とを防止し、リード曲がり、リードピッチの不揃いを抑
制すると共に検査時搭載用のソケットを不要とすること
ができる。
上述した第2の実施例の構成の場合も同様の方法が施
されるが、絶縁フィルム5は、前もって所定の大きさに
打ち抜いておき、それぞれの辺りのリードフレーム2に
位置合わせして熱圧着等で固着する。この場合、位置合
わせの方法は、4辺同時でもそれぞれを単独に行なって
も実現できる。絶縁フィルム5における、リードフレー
ム2とタイバー3とを電気的に分離する分離窓7の形状
は、リードフレーム2を切断する切断金型の刃が接触し
ない程度の十分な大きさの窓としている。これにより、
リードフレーム2の分離が容易に行えるという利点があ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、フラットパッケージ
の、リードフレームの片面を絶縁フィルムにて固着し、
その固着された領域内でリードフレームをタイバーから
分離した形状としているので、リードフレームの個々は
絶縁フィルムにリードピッチ相互が保たれ固着されてい
る。そのため、リードピッチの不揃いが防止でき、安定
した電気検査が実施でき、信頼性の高い半導体集積回路
装置を提供できる効果がある。又、リード曲がり修正工
程が不要となるので検査工数を削減できる効果がある。
さらには、製造工程において、搭載用のソケットが不要
となるので大幅な原価低減が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を説明するためのフラ
ットパッケージの平面図、第2図は、第1図のA−A′
線断面図、第3図は、本発明の第2の実施例を説明する
ための平面図、第4図は、第3図のB−B′線断面図、
第5図は、フラットパッケージの組立が完了した状態を
示す平面図、第6図は、第5図の2点鎖線Dより切り離
した状態を示す平面図、第7図は第6図のフラットパッ
ケージをソケットに搭載した状態を示す平面図、第8図
は、第7図の側面図である。 1……パッケージ本体、2……リードフレーム、3……
タイバー、4……支持フレーム、5……絶縁フィルム、
6……固着剤、7……分離窓、8……ソケット、9……
凹部(リードフレームガイド溝)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路チップが収納されたしたパ
    ッケージ本体と、前記パッケージ本体から外方に延在複
    数のリードフレームと、前記リードフレーム間の先端を
    共通に支持するタイバーとから構成される半導体集積回
    路において、前記タイバーと該リードフレームの先端部
    とを含むように前記ダイバーにそっ接着された絶縁フィ
    ルムと、前記リードフレームと前記タイバーとを分離す
    べく前記絶縁フィルムに分離窓を含むことを特徴とする
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】内部に半導体集積回路チップが搭載された
    パッケージ本体から複数のリードフレームが外方向に延
    在された、該リードフレームが共通のタイバーにより接
    続、支持された状態の半導体集積回路を検査する方法で
    あって、前記絶縁フィルムの固着領域内で前記リードフ
    レームと前記タイバーとを切り放す開口部内にてリード
    フレームを接触させ、電気特性検査を行う工程とを含む
    ことを特徴とする半導体装置の検査方法。
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