JP2502147B2 - 感光材料現像処理方法および装置 - Google Patents

感光材料現像処理方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像が焼付けられた感光材料を搬送しながら
現像液を塗布して現像処理する感光材料現像処理方法お
よび装置に関する。
[従来の技術] 画像が焼付けられた感光材料(例えば感光材平版印刷
版等)は感光材料現像処理装置内を搬送されながら、現
像液が版面へ供給されて現像処理される。
版面上へ現像液を供給する方法には感光材料の版面に
現像に必要なだけの量の現像液を塗布して現像処理する
メータリング方式がある。
このメータリング方式による感光材料現像処理装置の
現像部には、第4図に示されるように搬送ローラ対10、
案内ローラ12、花形ローラ14が配設されており、感光材
料16は搬送ローラ対10から送り出された後に案内ローラ
12、花形ローラ14に案内されて第4図矢印A方向へ搬送
される。案内ローラ14と花形ローラ14の間の感光材料の
上方にはワイヤバー18が配設されている。このワイヤバ
ー18には断面が略L字形の案内板20の一端部が当接して
配置されている。案内板20とワイヤバー18との間には、
スプレーパイプ22が配設されており、図示しない現像液
供給手段によって供給された現像液を案内板20へ向けて
吐出する。これによって搬送される感光材料16の表面へ
所定量の現像液が塗布される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記装置および方法による現像では、第5
図に示されるように感光材料の先端部分(図示矢印B
部)の現像液が不足し、感光材料の表面へ均一に現像液
を塗布するこが出来ず、先端部分が現像不良になるとい
う問題がある。これは先端部に塗布された現像液がワイ
ヤバー18により後端方向へ引かれ、先端部の現像液量が
少なくなるためである。
本発明は上記事実を考慮し、感光材料の版面上へ均一
に現像液を塗布することが出来る感光材料現像処理方法
および装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段及び作用] 請求項(1)の発明は、画像が焼付けられた感光材料
を搬送しながら現像液を塗布して現像処理する感光材料
現像処理方法であって、感光材料の表面へ供給される現
像液量を均一化するワイヤバーを備え、表面に現像液が
供給された感光材料の先端部分がワイヤバーを通過する
まではワイヤバーを感光材料から非接触状態で保持し、
感光材料の先端部分がワイヤバーを通過した後にワイヤ
バーを感光材料に接触させ、感光材料の後端部分がワイ
ヤバーに到達するまでその状態を保持する、ことを特徴
としている。
請求項(1)の発明によれば、感光材料の表面へ供給
される現像液量を均一化するワイヤバーを備え、表面に
現像液が供給された感光材料の先端部分がワイヤバーを
通過するまではワイヤバーを感光材料から非接触状態で
保持し、感光材料の先端部分がワイヤバーを通過した後
にワイヤバーを感光材料に接触させ、感光材料の後端部
分がワイヤバーに到達するまでその状態を保持するの
で、ワイヤバーによって感光材料の先端部分の現像液が
後端側へ持ち出されることはない。このため、感光材料
の先端部分に充分な量の現像液が供給される。この結
果、感光材料の先端部分から後端部分にかけて均一な量
の現像液が塗布される。
請求項(2)の発明は、画像が焼付けられた感光材料
を搬送しながら現像液を塗布して現像処理する感光材料
現像処理装置であって、搬送される感光材料を表面の現
像液を供給する現像液供給手段と、この現像液供給手段
によって表面に現像液が供給された感光材料の先端部分
が通過するまでは感光材料から非接触状態で保持され、
感光材料の先端部分が通過した後に感光材料に接触して
感光材料の後端部分が到達するまでその状態を保持する
ことで感光材料の表面へ供給される現像液量を均一化す
るワイヤバーと、を有することを特徴としている。
請求項(2)の発明によれば、現像液供給手段によっ
て搬送される感光材料の表面に現像液が供給される。こ
こで、本発明では、表面に現像液が供給された感光材料
の先端部分が通過するまでは感光材料から非接触状態で
保持され、感光材料の先端部分が通過した後に感光材料
に接触して感光材料の後端部分が到達するまでその状態
を保持するので、ワイヤバーによって感光材料の先端部
分の現像液が後端側へ持ち出されることはない。このた
め、感光材料の先端部分に充分な量の現像液が供給され
る。この結果、感光材料の先端部分から後端部分にかけ
て均一な量の現像液が塗布される。
[実施例] 第1実施例 第1図には本発明が適用された感光材料現像処理装置
の現像部26が示されている。
現像部26には搬送ローラ対28、案内ローラ30、花形ロ
ーラ32が配設されており、搬送ローラ対28から送り出さ
れた感光材料である感光性平版印刷版(以下「PS版」と
いう)が案内ローラ30、花形ローラ32に案内されて搬送
される。
案内ローラ30の上部には現像液供給手段である現像液
供給装置36が配設されている。この現像液供給装置36
は、PS版34の幅方向に沿って長く形成された箱体38内
に、スプレーパイプ40が長手方向に沿って配設されてい
る。箱体38は上方に向けて開口し、下部に現像液供給口
が形成されている。スプレーパイプ40は軸方向に沿って
適宜間隔に下方へ向けて開口した現像液吐出口が複数個
設けられており、図示しない現像液タンクから供給され
た現像液を箱体38内へ吐出する。現像液供給口からは現
像液が、搬送されるPS版34の表面へ塗布される。
現像液供給装置36の後流側にはワイヤバー42が配置さ
れている。このワイヤバー42は第3図に示されるように
シヤフト44の外周へワイヤ46が螺旋状に巻き付けられて
形成されている。ワイヤバーの外径は10〜30mmφ程度が
望ましい。このワイヤバー42は図示しない駆動手段の駆
動力で第1図反時計方向へ回転し、PS版34の表面に供給
され現像液を計量して所定量の現像液をPS版34の表面へ
残す。ワイヤバー42は図示しない作動手段によって、PS
版34の表面と接離する方向へ移動可能になっている。ワ
イヤバー42はPS版34の先端部分がワイヤバー42の下部を
通過した後に下方へ移動してPS版34の表面に当接し表面
に供給された現像液を計量する。またPS版34の後端部分
が通過した後は上方へ移動し、次に搬送されてくるPS版
34の先端部分と当接しない位置(第1図、ワイヤバー42
の実線で示される位置)に位置する。ワイヤバー42は上
方にあるときはPS版34の液膜に触れることなく、ワイヤ
バーの上下移動量は本実施例では5mm程度である。
PS版34の表面へ所定量の現像液を塗布する塗布量はワ
イヤ46の径によって設定され、ワイヤ46の径が大きけれ
ば、ワイヤ間を通過する現像液の量も多いので、塗布量
も多い。またワイヤ46の径が小さければ、通過する現像
液の量は少ないので、塗布量は少ない。またワイヤバー
の回転方向および/または回転速度によっても塗布量を
調節出来る。
次に第1実施例の作用について説明する。
図示しない焼付装置によって画像が焼付けられたPS版
34は搬送ローラ対28間へ挿入される。搬送ローラ対28間
へ挿入されたPS版34は案内ローラ30上へ送られ、現像液
供給装置36の現像液供給口から現像液が十分供給され
る。この状態のPS版34の先端部分がワイヤバー42の下部
を通過すると図示しない作動手段によって下方へ移動
し、PS版34の表面と当接する。PS版34の表面と当接した
状態でワイヤバー42は図示しない駆動手段の駆動力で第
1図反時計方向へ回転し、PS版34上の現像液を計量し
て、所定量の現像液量にする。
なお、本実施例ではワイヤバー42がPS版34に当接する
位置はPS版先端から1〜50mm程度内側である。
このように本実施例では、現像液を版面へ供給し、PS
版34の先端部分がワイヤバー42の下部を通過した後に、
ワイヤバー42によって先端部分の内側から後端部にかけ
て現像液を計量するので、PS版34の先端部分から中間部
分および中間部分から後端部分にかけて均一に現像液を
塗布することが出来るので、PS版34の先端部分の現像不
良を防止することが出来る。
第2実施例 次に本発明の第2実施例について説明する。
第2図に示されるように搬送ローラ対28は角度δ傾斜
して配置されている。このため略水平に搬送されてくる
PS版34を水平に対して角度δ傾斜した状態で送り出す。
搬送ローラ対28の後流側に配置される案内ローラ30
は、搬送ローラ対28に下側のローラより下方に位置して
おり、距離L離間している。さらに搬送ローラ30の後流
側には搬送ローラ50が配置されている。この搬送ローラ
50は搬送ローラ対28の下方に位置するローラとの接線が
略水平になる位置に配置され、案内ローラ30は搬送ロー
ラ対28の下側のローラと搬送ローラ50の位置より下方に
位置している。
したがって搬送ローラ対28から送り出されたPS版34は
水平方向に対して角度δ傾斜した状態で送り出され、案
内ローラ30上を先端部分が通過した後搬送ローラ50上に
搬送されると搬送ローラ30から離れて、PS版34は略水平
方向に搬送される。この搬送によって、PS版34の先端部
分はワイヤバー42から離間した状態で搬送され、先端部
分が搬送ローラ50上に位置すると中間部はワイヤバー42
と当接し、供給された現像液が計量される。
本第2実施例によれば、搬送ローラ対28からPS版は角
度δ傾斜した状態で送り出され、現像液供給装置36によ
って現像液が表面へ供給される。この供給量は現像に必
要な量より十分多く供給される。
現像液が表面に供給されたPS版34の先端部分はワイヤ
バー42から離間した状態で搬送される。先端部分が搬送
ローラ50上に到達するとPS版34の中間部分は搬送ローラ
30から離間しワイヤバー42と当接する。これによって、
表面に供給された現像液が計量される。この計量によっ
てPS版34の表面には所定量の現像液のみが塗布され、現
像される。
このように本第2実施例ではPS版34の先端部分がワイ
ヤバー42の下部を離間した状態で通過した後、中間部か
ら後端部分にかけて現像液を計量するので、PS版34の表
面へ現像液を均一に供給することが出来、先端部分の現
像不良を防止するこが出来る。これによって良好な現像
処理がなされる。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項(1)記載の発明によれ
ば、感光材料の表面へ供給される現像液量を均一化する
ワイヤバーを備え、表面に現像液が供給された感光材料
の先端部分がワイヤバーを通過するまではワイヤバーを
感光材料から非接触状態で保持し、感光材料の先端部分
がワイヤバーを通過した後にワイヤバーを感光材料に接
触させ、感光材料の後端部分がワイヤバーに到達するま
でその状態を保持するので、感光材料の版面上へ均一に
現像液を塗布することができ、良好な現像処理をするこ
とができるという優れた効果を有する。
請求項(2)記載の発明によれば、搬送される感光材
料の表面に現像液を供給する現像液供給手段と、この現
像液供給手段によって表面に現像液が供給された感光材
料の先端部分が通過するまでは感光材料から非接触状態
で保持され、感光材料の先端部分が通過した後に感光材
料に接触して感光材料の後端部分が到達するまでその状
態を保持することで感光材料の表面へ供給される現像液
量を均一化するワイヤバーと、を有するので、感光材料
の版面上へ均一に現像液を塗布することができ、良好な
現像処理をすることができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された感光材料現像処理装置の現
像部の第1実施例を示す概略構成図、第2図は感光材料
現像処理装置の現像部の第2実施例を示す概略構成図、
第3図はワイヤバーを示す斜視図、第4図は従来の現像
部を示す断面図、第5図はPS版への従来の現像液の塗布
状態を示す断面図である。 26……感光材料現像処理装置、30……案内ローラ、34…
…PS版、36……現像液供給装置(現像液供給手段)、42
……ワイヤバー、50……搬送ローラ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像が焼付けられた感光材料を搬送しなが
    ら現像液を塗布して現像処理する感光材料現像処理方法
    であって、 感光材料の表面へ供給される現像液量を均一化するワイ
    ヤバーを備え、 表面に現像液が供給された感光材料の先端部分がワイヤ
    バーを通過するまではワイヤバーを感光材料から非接触
    状態で保持し、 感光材料の先端部分がワイヤバーを通過した後にワイヤ
    バーを感光材料に接触させ、感光材料の後端部分がワイ
    ヤバーに到達するまでその状態を保持する、 ことを特徴とする感光材料現像処理方法。
  2. 【請求項2】画像が焼付けられた感光材料を搬送しなが
    ら現像液を塗布して現像処理する感光材料現像処理装置
    であって、 搬送される感光材料の表面に現像液を供給する現像液供
    給手段と、 この現像液供給手段によって表面に現像液が供給された
    感光材料の先端部分が通過するまでは感光材料から非接
    触状態で保持され、感光材料の先端部分が通過した後に
    感光材料に接触して感光材料の後端部分が到達するまで
    その状態を保持することで感光材料の表面へ供給される
    現像液量を均一化するワイヤバーと、 を有することを特徴とする感光材料現像処理装置。
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JPS6481942A (en) * 1987-09-24 1989-03-28 Konishiroku Photo Ind Method for developing nonsilver salt photosensitive material

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