JP2502078B2 - 自動車用ウインドモ−ル - Google Patents

自動車用ウインドモ−ル

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JP2502078B2
JP2502078B2 JP4916687A JP4916687A JP2502078B2 JP 2502078 B2 JP2502078 B2 JP 2502078B2 JP 4916687 A JP4916687 A JP 4916687A JP 4916687 A JP4916687 A JP 4916687A JP 2502078 B2 JP2502078 B2 JP 2502078B2
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JP
Japan
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wind
molding
leg
glass
vehicle body
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雄二 長橋
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車体パネルの開口部に固着したウインド
ガラスの周縁を装飾する自動車用ウインドモールの改良
に関する。
従来の技術 例えば、自動車のフロントウインドガラスにあって
は、車体パネルの開口部にシーラントを介して接合する
接着方式のものが近年多用されている。この場合、開口
部周縁の車体パネルの段部とウインドガラス端縁との間
に間隙が生じるので、ここに合成樹脂の押し出し成形品
からなるウインドモールを装着して外観見栄えの向上を
図っている。
第4図は、従来のウインドモール21を示すもので、こ
のウインドモール21は、車体パネル22の段部22aとウイ
ンドガラス23との間隙を覆う装飾部24と、ウインドガラ
ス23端面に沿って延びる脚部25とによって断面略T字状
に形成されているとともに、脚部25先端部に、ウインド
ガラス23裏面に沿って延びる係合部26が形成されてお
り、これらによって、ウインドガラス23端縁と比較的密
に嵌合する断面コ字状のガラス嵌合溝27が構成されてい
る。また、28は上記装飾部24から側方に延長されて先端
が段部22aに当接する装飾用リップ、29は上記脚部25先
端部から側方に延長形成されて先端が段部22aに当接す
る位置決め用リップであり、この位置決め用リップ29の
反力によってウインドガラス23端縁に嵌合した状態が保
たれ、該ウインドモール21の脱落が防止されるようにな
っている。なお、上記装飾部24表面には、装飾性を高め
るために通常金属層(図示せず)が設けられている。
発明が解決しようとする問題点 上記のように構成されたウインドモール21を、ウイン
ドガラス23と段部22aとの間の間隙に装着するには、第
5図に示すように、ウインドガラス23端縁に対しウイン
ドモール21を斜めに傾けて挿入し、係合部26をウインド
ガラス23裏面側に押し込む必要がある。つまり、装飾部
24と係合部26とを互いに外側に変形させてガラス嵌合溝
27を広げ、ウインドガラス23端縁に嵌め込む形となる。
従って、ウインドガラス23端縁に嵌め込む際に非常に
大きな挿入力が必要であるとともに、作業性が悪い。し
かも、装飾部24が大きく変形するため、その表面の金属
層にしわや亀裂が生じる恐れがある。
そこで、この発明は、単に脚部を挿入するだけで簡単
に装着可能な自動車用ウインドモールを提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記の問題点を解決するために、車体パ
ネルの開口部に固着したウインドガラスと上記開口部周
縁に形成された車体パネルの段部との間隙に挿入配置さ
れ、かつ上記間隙を覆う装飾部とウインドガラス端面に
沿って延びる脚部とによって断面路T字状に形成されて
なる自動車用ウインドモールにおいて、上記脚部の先端
部をウインドガラス裏面側に延長形成するとともに、そ
の先端に、ウインドガラス裏面に略垂直に当接する挾着
片を形成し、かつこの挾着片と脚部との連接部に薄肉部
を形成したことを特徴としている。
作用 上記ウインドモールを装着するには、脚部をウインド
ガラス端面に沿って単に押し込めば良い。上記挾着片は
薄肉部によって脚部に対し容易に屈曲変形するので、折
れ曲がった状態で押し込まれるが、脚部が十分に挿入さ
れると、その弾性によって挾着片はウインドガラス裏面
側に広がり、ウインドガラス裏面に略垂直に当接する。
これにより、ウインドモールは抜け止めされる。
実施例 第1図はこの発明に係る自動車用ウインドモール1の
一実施例を装着状態において示している。このウインド
モール1は、ウインドガラス11の端面11aとその周縁に
形成された車体パネル12の段部12aとの間隙に挿入配置
されるもので、上記間隙を覆う装飾部2とウインドガラ
ス11端面11aに沿って延びる脚部3とによって断面略T
字状に形成されている。また上記装飾部2の側部には、
先端が段部12aに当接する薄肉な装飾用リップ4が延長
形成されている。なお、上記ウインドガラス11は、予め
シーラント13及びダムラバー14を介して車体パネル12に
接合されている。
上記脚部3の先端部3aは、ウインドガラス11裏面11b
からさらに突出するように比較的長く、かつウインドガ
ラス11裏面11b側に向かって湾曲した形に延長形成され
ており、さらにその先端に、ウインドガラス11裏面11b
に略垂直に当接する挾着片5が、脚部3に対し折れ曲が
った状態で形成されている。そして、この挾着片5と脚
部3との連接部には、内側の肉を半円形に取り除いてな
る薄肉部6が設けられており、挾着片5が内側に容易に
屈曲変形できるようになっている。また、上記脚部3先
端部3aの外側においては、薄肉な位置決め用リップ7が
側方に延長形成されており、その先端が段部12aに当接
して、脚部3を内側つまりウインドガラス11側に押圧し
ている。第2図には、上記ウインドモール1の自由状態
における断面形状を示してある。なお、このウインドモ
ール1は弾性を有する合成樹脂にて一体に押し出し成形
されており、通常装飾部2表面にアルミニュウム等の金
属層が設けられている。
次に上記構成のウインドモール1をウインドガラス11
周縁に装着する手順を第3図に基づき説明する。上記ウ
インドモール1を装着するには、脚部3をウインドガラ
ス11端面11aと車体パネル12の段部12aとの間隙に挿入し
て、手指などにて装飾部2を押してやれば良い。このと
き、挾着片5は第3図の実線A及び一点鎖線Bに示すよ
うに、内側に折れ曲がった状態となり、かつ装飾用リッ
プ4及び位置決め用リップ7が段部12aに当接して湾曲
するが、それ以外の部分は特に変形しないため、それほ
ど大きな挿入力を要せずに、容易に押し込むことができ
る。そして、脚部3が十分に押し込まれると、位置決め
用リップ7の反力によって、脚部3がウインドガラス11
端面11aに密着するように押され、かつ挾着片5は脚部
3に対し初期状態に戻ろうとする結果、第3図の実線C
に示すようにウインドガラス11裏面11bに略垂直に当接
する。従って、この状態では、ウインドモール1はウイ
ンドガラス11に対し堅固に装着され、外方へある程度の
引き抜き力を受けたとしても脱落することはない。ま
た、その装着の過程で、装飾部2は何ら変形しないの
で、その表面に設けた金属層にしわや亀裂が発生する恐
れはない。なお、このウインドモール1の装着作業は、
ウインドガラス11を接合するシーラント13が完全に硬化
しない段階で行なわれ、装着後は脚部3がシーラント13
内に一部埋め込まれるので、シーラント13が硬化すれば
一層堅固に保持される。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る自動車
用ウインドモールにおいては、装着に際して挾着片部分
のみが変形するので必要な挿入力が小さくなり、しかも
単に脚部をウインドガラス端面に沿って押し込むだけで
良いので、装着時の作業性が著しく向上する。また、装
着時に装飾部が変形せず、その表面の金属層にしわや亀
裂が生じる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るウインドモールを装着状態にお
いて示す断面図、第2図はこのウインドモールを自由状
態において示す断面図、第3図はこのウインドモールの
装着時の過程を示す説明図、第4図は従来のウインドモ
ールを示す断面図、第5図はこの従来のウインドモール
の装着過程を示す断面図である。 1……ウインドモール、2……装飾部、3……脚部、4
……装飾用リップ、5……挾着片、6……薄肉部、7…
…位置決め用リップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルの開口部に固着したウインドガ
    ラスと上記開口部周縁に形成された車体パネルの段部と
    の間隙に挿入配置され、かつ上記間隙を覆う装飾部とウ
    インドガラス端面に沿って延びる脚部とによって断面略
    T字状に形成されてなる自動車用ウインドモールにおい
    て、上記脚部の先端部をウインドガラス裏面側に延長形
    成するとともに、その先端に、ウインドガラス裏面に略
    垂直に当接する挾着片を形成し、かつこの挾着片と脚部
    との連接部に薄肉部を形成したことを特徴とする自動車
    用ウインドモール。
JP4916687A 1987-03-04 1987-03-04 自動車用ウインドモ−ル Expired - Lifetime JP2502078B2 (ja)

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JPS63215417A JPS63215417A (ja) 1988-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5384995A (en) 1989-09-12 1995-01-31 St. Gobain Vitrage International Spacer for windshield bracket
US5549346A (en) * 1993-11-24 1996-08-27 Gold; Peter Auto windshield molding with improved crown
JP2014113926A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd ウインドウモジュール

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JPS63215417A (ja) 1988-09-07

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