JPH0546524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546524Y2 JPH0546524Y2 JP1987075152U JP7515287U JPH0546524Y2 JP H0546524 Y2 JPH0546524 Y2 JP H0546524Y2 JP 1987075152 U JP1987075152 U JP 1987075152U JP 7515287 U JP7515287 U JP 7515287U JP H0546524 Y2 JPH0546524 Y2 JP H0546524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- head
- molding
- synthetic resin
- mounting leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
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- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車その他の車両の外側面に装飾
等の目的で取付けるモール、特に極細のモールの
車体に対する取付け部分の構造に関する。
等の目的で取付けるモール、特に極細のモールの
車体に対する取付け部分の構造に関する。
車両用のモールは一般にその裏面、すなわち車
体に密着させる側の面に取付け用のクリツプを備
えている。
体に密着させる側の面に取付け用のクリツプを備
えている。
ところが本考案が対象とする極細のモール(第
5図符号M示)では取付け用クリツプを付ける幅
スペースがないので、第6図に示すように断面U
字形にプレス成形したモールMの一方の側辺に、
取付け脚Lを一定間隔置きに打抜き加工によつて
設け、その取付け脚Lを車体に形成した小穴に差
込んだ後、鎖線示L1のように折曲げることによ
り固定していた。
5図符号M示)では取付け用クリツプを付ける幅
スペースがないので、第6図に示すように断面U
字形にプレス成形したモールMの一方の側辺に、
取付け脚Lを一定間隔置きに打抜き加工によつて
設け、その取付け脚Lを車体に形成した小穴に差
込んだ後、鎖線示L1のように折曲げることによ
り固定していた。
また第7図のように、断面U字形に成形したモ
ールMの内側の溝に、合成樹脂で押出成形した差
込み係止部Fを有する取付け部材を嵌合固着し、
その係止部Fを車体に形成した穴に強制的に押込
んで固定していた。
ールMの内側の溝に、合成樹脂で押出成形した差
込み係止部Fを有する取付け部材を嵌合固着し、
その係止部Fを車体に形成した穴に強制的に押込
んで固定していた。
上記第6図例のものは、取付け脚Lをモール本
体Mと一体に打抜き加工するものであるから、歩
留りが悪く、打抜き金型の耐久性の関係で長尺の
ものには適用困難であつた。
体Mと一体に打抜き加工するものであるから、歩
留りが悪く、打抜き金型の耐久性の関係で長尺の
ものには適用困難であつた。
また第7図例のものは、モール本体Mと係止部
Fを有する取付け部材を別々に作り、更に取付け
部材は、成形したのち係止部F以外の部位を抜き
加工するため歩留りが悪く、その係止部Fが付い
たモール本体Mを曲げ加工する場合、その曲率が
小さいと係止部Fがじやまするため適用しにくか
つた。
Fを有する取付け部材を別々に作り、更に取付け
部材は、成形したのち係止部F以外の部位を抜き
加工するため歩留りが悪く、その係止部Fが付い
たモール本体Mを曲げ加工する場合、その曲率が
小さいと係止部Fがじやまするため適用しにくか
つた。
第6図例・第7図例のものにおける上記の不具
合のないモールとして、Cチヤンネル形モール本
体の溝に、頭部の張出しが上記溝の開口幅より広
いT形の金属板製取付け脚を、その頭部を溝の中
に弾性的に密着係止させて位置決め固定し、その
取付け脚を、車体板に設けたスリツトに弾性的に
押込み、且つ戻止め係止させるもの(実公昭58−
2679号公報参照)が知られている。
合のないモールとして、Cチヤンネル形モール本
体の溝に、頭部の張出しが上記溝の開口幅より広
いT形の金属板製取付け脚を、その頭部を溝の中
に弾性的に密着係止させて位置決め固定し、その
取付け脚を、車体板に設けたスリツトに弾性的に
押込み、且つ戻止め係止させるもの(実公昭58−
2679号公報参照)が知られている。
ところが上記金属板製取付け脚は極小さい部品
であり、この小さい部品の頭部に形成するT形張
出しはCチヤンネル形モール本体の溝の中に密着
係止する形状に、また、車体板のスリツトに押込
む取付け脚の下端部には戻止め爪片と楔形フラン
ジを成形加工しなければならない、すなわち精密
加工であるからコスト高騰の原因となる。
であり、この小さい部品の頭部に形成するT形張
出しはCチヤンネル形モール本体の溝の中に密着
係止する形状に、また、車体板のスリツトに押込
む取付け脚の下端部には戻止め爪片と楔形フラン
ジを成形加工しなければならない、すなわち精密
加工であるからコスト高騰の原因となる。
本考案は極細モールにおける上記の問題点を解
決することを目的とする。
決することを目的とする。
本考案の車両用モールは、上記の目的を達成す
るために、合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体
1Aの溝2に、頭部3AにT形ないし矢印形張出
しがある金属板製取付け脚3の頭部3Aを挿入
し、その頭部3Aの挿入位置において溝2の中に
充填した接着剤4によつて金属板製取付け脚3を
合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体1Aに固定
したものである。
るために、合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体
1Aの溝2に、頭部3AにT形ないし矢印形張出
しがある金属板製取付け脚3の頭部3Aを挿入
し、その頭部3Aの挿入位置において溝2の中に
充填した接着剤4によつて金属板製取付け脚3を
合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体1Aに固定
したものである。
合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体1Aの溝
2、すなわちモール本体1Aの車体に密着させる
側の面に金属板製取付け脚3が、その頭部の張出
しを介した硬化接着剤4に対するアンカー効果
と、Cチヤンネル形溝2の中で硬化した接着剤4
のモール本体1Aに対するアンカー効果との二重
のアンカー効果によつて固定され、小曲率でも容
易に曲げることができる。
2、すなわちモール本体1Aの車体に密着させる
側の面に金属板製取付け脚3が、その頭部の張出
しを介した硬化接着剤4に対するアンカー効果
と、Cチヤンネル形溝2の中で硬化した接着剤4
のモール本体1Aに対するアンカー効果との二重
のアンカー効果によつて固定され、小曲率でも容
易に曲げることができる。
第3図に示すように、車体板Pに上記取付け脚
3と等しい間隔で開けたスリツトSに取付け脚3
を差込み、車体板Pの裏側で取付け脚3の突出端
部を鎖線示から実線示のように曲げて抜止めとす
る。
3と等しい間隔で開けたスリツトSに取付け脚3
を差込み、車体板Pの裏側で取付け脚3の突出端
部を鎖線示から実線示のように曲げて抜止めとす
る。
Cチヤンネル形モール本体1Aは熱可塑性合成
樹脂を押出成形して作り、その表面に薄いステン
レス鋼板をロール成形した装飾用表面材1を張つ
ている。その装飾用表面材1は光沢のある金属箔
の場合もある。
樹脂を押出成形して作り、その表面に薄いステン
レス鋼板をロール成形した装飾用表面材1を張つ
ている。その装飾用表面材1は光沢のある金属箔
の場合もある。
取付け脚3はステンレス鋼板をプレス成形し、
その頭部に当たるところを左右に折り曲げて略矢
印形の一体形張出部分を有する頭部3を形成して
いる。その張出頭部3の張出し幅は、合成樹脂製
Cチヤンネル形モール本体1Aの溝2の開口から
溝内に入る寸法であれば足りる。なお第4図
()・()のように、頭部3の張出し幅を溝2
の開口幅より少し広くすると、頭部3はその弾性
に抗して撓みながら溝2の中に押込まれ、溝2の
中で原形に戻つて引つ掛かる形となり、次の接着
剤充填の際の位置決めを良好にする作用がある。
その頭部に当たるところを左右に折り曲げて略矢
印形の一体形張出部分を有する頭部3を形成して
いる。その張出頭部3の張出し幅は、合成樹脂製
Cチヤンネル形モール本体1Aの溝2の開口から
溝内に入る寸法であれば足りる。なお第4図
()・()のように、頭部3の張出し幅を溝2
の開口幅より少し広くすると、頭部3はその弾性
に抗して撓みながら溝2の中に押込まれ、溝2の
中で原形に戻つて引つ掛かる形となり、次の接着
剤充填の際の位置決めを良好にする作用がある。
取付け脚3の張出頭部3をモール本体1Aの溝
2に挿入したあと、その溝2の取付け脚挿入箇所
に第4図()のように接着剤を充填し、硬化さ
せるものである。接着剤4としては、一般の工業
用強力接着剤の外、ホツトメルトあるいは硬化性
コーキング等も使用できる。接着剤4の充填範囲
は、第2図に示すように溝2の長手方向で取付け
脚3の幅より若干大きくするのが良い。
2に挿入したあと、その溝2の取付け脚挿入箇所
に第4図()のように接着剤を充填し、硬化さ
せるものである。接着剤4としては、一般の工業
用強力接着剤の外、ホツトメルトあるいは硬化性
コーキング等も使用できる。接着剤4の充填範囲
は、第2図に示すように溝2の長手方向で取付け
脚3の幅より若干大きくするのが良い。
本考案は上記のように、合成樹脂製Cチヤンネ
ル形モール本体1Aの溝2に、頭部3AにT形な
いし矢印形張出しがある金属板製取付け脚3の頭
部3Aを挿入し、その頭部3Aの挿入位置におい
て溝2の中に充填した接着剤4によつて金属板製
取付け脚3を合成樹脂製Cチヤンネル形モール本
体1Aに固定したから、車体に対する金属板製取
付け脚3は、合成樹脂製Cチヤンネル形モール本
体1Aの溝2に、硬化接着剤4に対する張出頭部
のアンカー効果と、Cチヤンネル形溝2すなわち
モール本体1Aに対する硬化接着剤4のアンカー
効果との二重のアンカー効果によつて確実に固定
され、極小型の部品である金属板製取付け脚3
に、モール本体1A並びに車体に対する係止固定
のための種々の加工を施す必要がなくて製作が容
易である。
ル形モール本体1Aの溝2に、頭部3AにT形な
いし矢印形張出しがある金属板製取付け脚3の頭
部3Aを挿入し、その頭部3Aの挿入位置におい
て溝2の中に充填した接着剤4によつて金属板製
取付け脚3を合成樹脂製Cチヤンネル形モール本
体1Aに固定したから、車体に対する金属板製取
付け脚3は、合成樹脂製Cチヤンネル形モール本
体1Aの溝2に、硬化接着剤4に対する張出頭部
のアンカー効果と、Cチヤンネル形溝2すなわち
モール本体1Aに対する硬化接着剤4のアンカー
効果との二重のアンカー効果によつて確実に固定
され、極小型の部品である金属板製取付け脚3
に、モール本体1A並びに車体に対する係止固定
のための種々の加工を施す必要がなくて製作が容
易である。
第1図は本考案車両用モールの斜視図、第2図
はそのモールの底面図、第3図は車体への取付け
状態を示す縦断側面図、第4図()・()・
()はモール本体に対する取付け脚の設置要領
を示す縦断面図、第5図は自動車の斜視図、第6
図・第7図は従来のモールの斜視図。 1Aは合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体、
1は装飾用表面材、2は溝、3は金属板製取付け
脚、3Aは張出頭部、4は接着剤。
はそのモールの底面図、第3図は車体への取付け
状態を示す縦断側面図、第4図()・()・
()はモール本体に対する取付け脚の設置要領
を示す縦断面図、第5図は自動車の斜視図、第6
図・第7図は従来のモールの斜視図。 1Aは合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体、
1は装飾用表面材、2は溝、3は金属板製取付け
脚、3Aは張出頭部、4は接着剤。
Claims (1)
- 合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体の溝に、
頭部にT形ないし矢印形張出しがある金属板製取
付け脚の頭部を挿入し、その頭部挿入位置におい
て溝の中に充填した接着剤によつて金属板製取付
け脚を合成樹脂製Cチヤンネル形モール本体に固
定したことを特徴とする車両用モール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987075152U JPH0546524Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987075152U JPH0546524Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63184156U JPS63184156U (ja) | 1988-11-28 |
JPH0546524Y2 true JPH0546524Y2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=30921030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987075152U Expired - Lifetime JPH0546524Y2 (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546524Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582679U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-08 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 回転検出装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55178441U (ja) * | 1979-06-11 | 1980-12-22 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP1987075152U patent/JPH0546524Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582679U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-08 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 回転検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63184156U (ja) | 1988-11-28 |
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