JP2500230Y2 - 車両用後写鏡 - Google Patents

車両用後写鏡

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Publication number
JP2500230Y2
JP2500230Y2 JP9850490U JP9850490U JP2500230Y2 JP 2500230 Y2 JP2500230 Y2 JP 2500230Y2 JP 9850490 U JP9850490 U JP 9850490U JP 9850490 U JP9850490 U JP 9850490U JP 2500230 Y2 JP2500230 Y2 JP 2500230Y2
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JP
Japan
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mirror
vehicle
rotation
hole
claw
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9850490U
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JPH0455435U (ja
Inventor
憲生 吉田
正男 榎本
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、リモートコントロールミラーなどの車両用
後写鏡に係り、特に耐久性に優れ、かつミラーのびびり
を確実に防止して視認性を向上させることができる車両
用後写鏡に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の車両用後写鏡を第4図乃至第7図を参
照して説明する。
図において、1はミラーで、このミラー1の縁にミラ
ーボディー2の縁を固定して、このミラー1の背面側に
ミラーボディー2を配設する。
なお、このミラー1とミラーボディー2との固定作業
は、ミラーボディー2を後述するパワーユニット5に取
り付けた後に行なう。
前記ミラーボディー2の中央に球凸部3を後方に一体
に突設し、その球凸部3の中心に透孔(図示せず)を設
ける。このミラーボディー2の前記球凸部3に対して下
部および右側に球凹面状のピボット受部4を設ける。
5は前記ミラー1およびミラーボディー2(以下、単
にミラー1等と称する。)の支持体としてのミラー駆動
ユニット、(所謂パワーユニットで、このパワーユニッ
ト5はハウジング6内にモータ(図示せず)を内蔵し、
そのハウジング6の正面の中央に球凹部7を設けると共
に、その球凹部7の中心に透孔8を設ける。このパワー
ユニット5の球凹部7に前記ミラーボディー2の球凸部
3を嵌合し、その球凸部3および球凹部7の透孔8にス
クリュウ9を挿通すると共に、そのスクリュウ9と前記
球凸部3との間にワッシャー10を介在させ、そのスクリ
ュウ9を前記パワーユニット5にねじ込んで、前記ミラ
ー1等を前記パワーユニット5に回動可能に取り付け
る。
11および12は先端がピボットの上下方向用の進退杆11
および左右方向用の進退杆で、この上下方向用の進退杆
11および左右方向用の進退杆12は前記パワーユニット5
の球凹部7に対して下方および右側にそれぞれ進退可能
に装備し、先端のピボットを前記ミラーボディー2のピ
ボット受部4に回動可能にそれぞれ嵌合する。この結
果、パワーユニット5のモータを駆動させることによ
り、前記進退杆11および12が進退して前記ミラー1等が
上下方向にまたは左右方向にそれぞれ回動するものであ
る。
13は前記パワーユニット5のハウジング6の球凹部7
に対して左側、すなわち前記ミラー1等の支持位置より
偏心した位置に一体に突設した回り止用の爪で、この爪
13は適宜間隔を開けて2個設けられている。
14は前記ミラーボディー2に設けた回り止用の穴で、
この回り止用穴14は前記回り止用爪13に対応して適宜間
隔を開けて2個設けられている。
前記2個の回り止用穴14に前記2個の回り止用爪13を
それぞれ挿入する。この結果、車両の振動などにより、
ミラー1等がパワーユニット5に対して、スクリュウ9
を軸とするその回転方向に回ろうとすると、前記回り止
用爪13と回り止用穴14の縁とが当接して、そのミラー1
等の回りを防ぐことができる。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上述の従来の車両用後写鏡は、回り止用爪
13を剛性のミラーボディー2の回り止用穴14に挿入し
て、ミラー1等の回りをただ単に防ぐものであるから、
回り止用爪13と回り止用穴14の縁とが当接する際に、回
り止用爪13に衝撃が加わり、その回り止用爪13が折れた
り欠損したりする虞があり、このために回り止用爪13を
太くする必要があるなどの問題がある。
本考案の目的は、耐久性に優れ、かつミラーのびびり
を確実に防止して視認性を向上させることができる車両
用後写鏡を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の問題を解決するために、ミラーボデ
ィーの2個の穴の間に弾性付与用のスリットを設けたこ
とを特徴とする。
[作用] 本考案は、上記の構成により、回り止用の爪と回り止
用の穴の縁とが当接した際、穴の縁がスリットの弾性付
与の作用で撓むので、爪に過大な衝撃が加わらず、その
分耐久性が向上される。また、回り止用の爪を回り止用
の穴の縁に弾性当接させることにより、穴の縁の弾性作
用で車両の振動によるミラーのびびりを吸収防止するこ
とができ、その分視認性が向上される。
[実施例] 以下、本考案に係る車両用後写鏡の一実施例を第1図
乃至第4図を参照して説明する。この例はリモートコン
トロールミラーについて説明する。
図中、第5図乃至第8図と同符号は同一のものを示
す。
図において、15はミラーボディー2の2個の回り止用
の穴14の間に設けた弾性付与用のスリットである。この
結果、ミラーボディー2の前記スリット15と前記穴14と
の間の部分16は、一種の弾性体となる。
17は前記パワーユニット5のハウジング6の球凹部7
に対して左側、すなわち前記ミラー1等の支持位置より
偏心した位置に一体に突設した回り止用の爪で、この爪
17は前記穴14の間隔と同等の間隔を開けて2個設けられ
ている。この2個の爪17の対向する面18を湾曲させる。
この2個の爪17の湾曲面18を前記穴14の弾性部分16の縁
に点接触で弾性当接させる。
この実施例における本考案の車両用後写鏡は、以上の
如き構成からなるので、ミラー1等がパワーユニット5
に対して、スクリュウ9を軸とするその回転方向に回ろ
うとする際、爪17がスリット15と穴14との間の弾性部分
16弾性当接しているので、その爪17に回転力が加わって
もその衝撃を前記弾性部分16で緩衝することができる。
従って、爪17がが折れたり欠損したりする虞がなく、こ
のために爪17を太くする必要がない。
また、2個の爪17の湾曲面18が前記穴14の弾性部分16
の縁に点接触で弾性当接しているので、その弾性部分16
の弾性作用で車両の振動によるミラー1のびびりを吸収
防止することができ、その分視認性が向上される。
第4図は爪の変形例を示した一部平面図である。この
例における爪19は、平面長方形をなし、穴14の弾性部分
16の縁に近接させる。
なお、この実施例においいえは、リモートコントロー
ルミラーについて説明したが、その他の車両用後写鏡に
ついても本考案を利用することができる。
[考案の効果] 以上から明らかなように、本考案の車両用後写鏡は、
ミラーボディーの2個の回り止用の穴の間に弾性付与用
のスリットを設けたものであるから、回り止用の爪と回
り止用の穴の縁とが当接した際、穴の縁がスリットの作
用で撓むので、爪に過大な衝撃が加わらず、その分耐久
性が向上される。また、回り止用の爪を回り止用の穴の
縁に弾性当接させることにより、穴の縁の弾性作用で車
両の振動によるミラーのびびりを吸収防止することがで
き、その分視認性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る車両用後写鏡の一実施
例を示し、第1図はミラーおよびミラーボディーを破断
した断面図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、
第3図は第1図におけるIII−III線断面図、第4図は爪
の変形例を示した一部平面図である。 第5図は従来の車両用後写鏡を示した一部断面図、第6
図はパワーユニットの斜視図、第7図は第5図における
VII−VII線断面図、第8図は第5図におけるVIII−VIII
線断面図である。 1……ミラー、2……ミラーボディー、5……パワーユ
ニット、14……穴、15……スリット、17および19……
爪。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラーと、そのミラーを固定したミラーボ
    ディーと、そのミラーボディーを支持した支持体と、そ
    の支持体のミラーボディー支持位置より偏心した位置か
    ら突設した2本の爪と、前記ミラーボディーに設け前記
    2本の爪がそれぞれ挿入されている2個の穴とを備えた
    車両用後写鏡において、 前記ミラーボディーの2個の穴の間に弾性付与用のスリ
    ットを設けたことを特徴とする車両用後写鏡。
JP9850490U 1990-09-21 1990-09-21 車両用後写鏡 Expired - Lifetime JP2500230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9850490U JP2500230Y2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 車両用後写鏡

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JP9850490U JP2500230Y2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 車両用後写鏡

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Publication Number Publication Date
JPH0455435U JPH0455435U (ja) 1992-05-12
JP2500230Y2 true JP2500230Y2 (ja) 1996-06-05

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ID=31839741

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JP9850490U Expired - Lifetime JP2500230Y2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 車両用後写鏡

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