JPH01204841A

JPH01204841A - スクリーンワイパアセンブリ

Info

Publication number: JPH01204841A
Application number: JP63323852A
Authority: JP
Inventors: Bernard Raymond; ベルナール　レイモン
Original assignee: Valeo Systemes dEssuyage SAS
Current assignee: Valeo Systemes dEssuyage SAS
Priority date: 1987-12-24
Filing date: 1988-12-23
Publication date: 1989-08-17
Also published as: ES2013821A6; DE3842585A1; IT8848703A0; IT1224836B; GB8828663D0; KR950006378B1; GB2214064A; FR2625152A1; KR890009694A; US4912802A; GB2214064B; FR2625152B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ウィンドシールド（風よけ）ワイパ（以下、
スクリーンワイパという）等のガラス面をぬぐうアセン
ブリに関する。

より詳しくいうと、第１固定軸の周りに回転自在に装着
された第１アーム、および、前記第１軸と平行でかつこ
れから偏倚した第２固定軸の周りに回転自在に装着され
た第２アームを備え、前記両アームが、互いに平行を成
し、前記回転軸の遠方にあるアーム端部が、前記各端部
に枢着されたリンクで相互結合されるようになっている
ものと、前記リンクに支持されたワイパブレードとから
構成され、前記アームの組立て体が１首振り回転するよ
うに駆動され、前記一方のアームが、駆動アームの役目
をし、その軸の周りに、回転自在に装着された他方のア
ームを、前記リンクを介して駆動するように構成され、
リンクでつないだ枢支軸間および回転軸間における前記
両アームの有効長さを違えるとともに、組立て体で拭っ
た表面ゾーンの各端部において、前記リンク、および前
記リンクと結合されたワイパブレードが、両アーム回転
軸面に対して異なる方向に配向されるように選択するこ
とにより、掃引表面積を増大させうるようにしたスクリ
ーンワイパ、特に、自動車ウィンドシールドの単ワイパ
式スクリーンワイパアセンブリに関する。

〔発明の目的〕本発明の目的は、簡単、頑丈かつ経済的な構造　−であ
りながら、拭取り表面積を相当に増大しうるようにした
上述形式のスクリーンワイパアセンブリを提供すること
である。

［発明の要約］本発明によるスクリーンワイパアセンブリは、前記第１
ワイパブレードよりも短かく、かつアーム回転軸に近接
配置された支持体を有する第２ワイパブレード、および
前記各アーム端部・回転軸間にあって、前記支持体と各
アーム部分とを結合するとともに、第１ワイパブレード
に対する第２ワイパブレードの配向が、両掃引端位置間
で異なるように配設されたピボット手段から構成し、掃
引面を増大させるようにしたことを特徴とする。

好適には、第２ワイパブレード・両アーム間のピボット
手段は、掃引下端位置において、第２ワイパブレードが
、第１ワイパブレード、および掃引面の底縁部と平行を
なし、また、第１ワイパブレードが、第１端位置におい
て、はぼ直角配向される第２端位置については、第２ワ
イパブレードが、ある角度で、第１ワイパブレードに対
向するように配列される。

第２ワイパブレードの支持体が、これとほぼ平行する部
分を備え、またアセンブリがさらに、前記第１アームと
支持体とをつなぐ第２リンク、第２アームに固定された
横延長部、前記リンクを第１アームに結合する第１ピボ
ット手段、前記支持体平行部の一端を前記横延長部に結
合する第２ピボット手段、および前記支持体平行部の他
端を前記第２リンクに結合する第３ピボット手段からな
り、前記第１および第３ピボット手段は、前記第２リン
クの両端に設けられているのが好ましい。

好適には、前記第２ピボット手段は、球形を成し、第１
および第３ピボット手段は筒形である６本発明の優れた
特徴によると、ワイパブレード支持体平行部と第２リン
クとは、「コンパス」の両脚を形成しており、その頂点
には、第２リンクと第２ワイパブレード支持体とを結合
する第１ピボット手段が位置している。これら「コンパ
ス」両脚は、底位置である一端位置で鋭角に対しており
、他端位置では鈍角に対している。

好適には、第１アームは、駆動アームであり、第２アー
ムは、その軸線の周りに回転自在に装着された従動アー
ムである。

また、第２アーム回転軸は、第１アーム回転軸が通る固
定支持体の横延長部に設けることもてきる。

好適には、駆動アームは、その回転軸に対して横に偏倚
しており、アセンブリはさらに、駆動アームを、その回
転軸に結合するとともに、特に、掃引下端位置において
、従動アームの後部に延びるように配設される脚部材か
らなっている。

〔実　施　例〕

以下、添付図面に基づき、本発明の好適実施例について
詳細に説明する。

第１図において符号（Ｄ）で示すスクリーンワイパアセ
ンブリは、自動車ウィンドシールド（１）の単ワイパを
備えている。

アセンブリ（Ｄ）については、説明の便宜上１図面の３
位置に実線で示しであるが、これらはいずれも、当該時
におけるアセンブリの現位置を示したものである。

アセンブリ（Ｄ）は、ウィンドシールド（１）を備える
車の本体に固定された第１軸（３）の周りに回転自在に
装着された第１アーム（２）、および、同様に車の本体
に固定された第２軸（５）の周りに回転自在に装着され
た第２アーム（４）からなっている。

第２軸（５）は、第１（３）とほぼ平行しているが、後
者に対して、距離（ｅ）だけ偏倚している。

軸（３）（５）を含む平面（Ｊ）（第１国事面に対して
直角）は、ウィンドシールド底縁部の平均方向に対して
、角度（Ａ）だけ傾斜している。角度（Ａ）は、好適に
は３０度以下であり、約０度にすることもできる。この
場合、直角面（Ｊ）は、ウィンドシールド底縁部の平均
方向と平行となる。

アーム（２）と（４）とは、互いに平行をなし、回転軸
（３）および（５）の遠方にある外端（６）および（７
）は、各外端（６）（７）に枢着されたリンク（８）で
相互に結合されている。

ウィンドシールドワイパブレード（３）は、リンク（８
）と同一配向をとるように、リンク（８）に結合されて
おり、リンク（８）とほぼ平行をなしているが、第３図
に示すように、横に偏倚している。

ブレード（９）は、リンク（８）に固定されるか、ある
いはこれと一体にするが、第３図に示すように、横に偏
倚しているブレードホルダ（１０）で固定されている。

第５図に詳しく示すように、アーム（２）および（４）
上にあるリンクピボット（１１）および（１２）のうち
の一方、例えばピボット（１１）は球形であり、他方１
例えば（１２）は円筒軸受形である。

ウィンドシールドワイパブレード（９）は、相当に長く
、アセンブリ（Ｄ）と共に用いる「単ワイパ」に相当す
る主ブレードを構成している。

アーム（２）および（４）の組立て体は、首振り運動を
して、第１図左側の底端位置から右端位置まで移動し、
再び左位置に戻るが、「常駐」位置は。

底端位置である。

第２図に示すように、アーム（２）は駆動アームであり
、軸（３）を中心として回転するように、モータ（図示
せず）によって駆動され、前後に交互に移動する。軸（
３）は、横延長部（１４）を有する支持体（１３）を貫
通しており、この横延長部には、第２アーム（４）軸（
５）が固定されているが、アーム（４）は、軸（５）の
周りを自由に回転できるように装着されている。アーム
（４）は、アーム（２）の移動中、リンク（８）で駆動
される。

リンク（８）を有するアームピボット間、および回転軸
（３）（５）間におけるアーム（２）および（４）の有
効長さ（１２）　（１４）は異なっており、掃引ゾーン
（８）の各端（第１図）で、リンク（８）が、軸（３）
（５）を含む直角面に対して、異なる配向をとるように
選択されている。このようにすると、ウィンドシールド
の掃引面積が増大する。

この増大分を、第１図に外形線（１５）として仮想線で
示すが、これは、アームに対するブレードの配向を一定
に保ったままで、ブレード（９）が、軸（３）の周りを
回転する単アームに支持された状態で、掃引した表面を
示している。

外形線（１５）と比較した場合、底端位置領域において
明らかなように、ブレード（９）掃引表面のわずかな減
少は、右端位置に向かって得られた掃引面積の増大より
も相当に小さい。右端位置においては、ブレード（９）
は、輪郭線（１５）内のウィンドシールドの右縁部（１
６）により近接しており、特に下端においては、ウィン
ドシールドの隅のすぐ手前で停止する。

真の効果は、掃引表面が相当に増大することである。

図示の例では、長さ（１２）は、長さ（１４）よりも長
くなっているが、これら長さ、および軸（３）（５）の
相対位置は、リンク（８）が、ワイパの底端位置におい
て、ウィンドシールド（１）底縁部の平均方向とほぼ平
行に、ワイパの右端位置において、ウィンドシールド（
１）の右縁部（１６）とほぼ平行になるように選択され
ている。

駆動アーム（２）は、軸（３）に対して横方向に偏倚し
ており、クランク形脚部材（１７）　（第２図および第
３図参照）（従動アーム（４）およびその脚部（１８）
の下に延びている）を介して、軸１と結合されている。

アーム（２）および（４）は、引き上げられて、ウィン
ドシールド（１）から離れ、また戻されるように、各脚
部（１７）　（１８）に枢着されている。

アセンブリ（Ｄ）は、第２（補助）ワイパブレード（１
９）を備えており、その長さは、主ブレード（９）より
も大部短かくなっている。第２ブレード（１９）は、第
１ブレード（９）よりも回転軸（３）（５）に近接して
おり、ピボットリンク仕掛（Ｇ）を介して、回転軸とア
ーム外端との中間にあるアーム（２）部（２１）および
アーム（４）部（２２）に結合された支持体（２０）を
備えている。

支持体（２０）は、リンク（８）と類似しており、ブレ
ード（１９）に対して偏倚かつ平行する部分（２３）と
。

該部（２３）に固定またはこれと一体をなし、かつこれ
に対して横偏倚しているブレードホルダ部（２４）とを
備えている。

ブレード（１９）は、ホルダ部（２４）によって運ばれ
る。図示の例では、ブレード（１９）と（９）とは、ア
ームが底端位置にある時、対応アーム上にくるように、
それぞれアーム（２）（４）に対して、同一方向に偏倚
している。

ピボット結合手段は、第１ワイパブレード（９）に対す
る第２ワイパブレード（１９）の両掃引端位置における
配向を違わせる（第１図）ことにより、掃引表面積を増
大するように配設されている。

第１図かられかるように、ワイパ底端位置において、第
２ブレード（１９）は、第１ブレード（９）とほぼ平行
しており、また、右端位置では、ブレード（９）に対し
て傾斜しており、ブレード（１９）の下部が、ウィンド
シールド（１）の底縁部に接触しないようになっている
。

また同図かられかるように、ブレード（９）の長さは、
右端位置において、その下端が、ウィンドシールド（１
）底縁部に近接するように選択されている。すなわち、
ブレード（９）の長さは、掃引表面積を増大しながら、
しかもウィンドシールド底縁部に触れない程度に、最大
限度長くなっている。

しかし、第２ブレード（１９）が設けられており、また
その角運動が主ブレード（９）と異なるため、掃引ゾー
ンの下半部で、それぞれ第１図に破線で示す輪郭線の２
つの下円弧（２５）　（２６）間の表面に相当する分だ
け、掃引面積は増大する。

第２ブレード（１９）支持体（２０）部（２３）の一端
は、球形ピボット（２７）で第２アーム（４）に固定さ
れた横延長部（２８）に結合されている。この延長部（
２８）は、アーム（４）の平均方向と直交しており、ア
ーム中間部（２２）に固定されている。ピボット（２７
）は。

軸（５）の遠方にあたる支持体部（２３）端部に設けら
れている。

支持体部（２３）の他端、すなわち軸（Ｆ）に近い端部
は、筒形ピボット（２９）によってリンク（３０）に結
合されており、またリンク（３０）の他端は、別の筒形
ピボット（３Ｉ）によって、アーム（２）に結合されて
いる。以後、ピボット（３１）（２７）および（２９）
については、それぞれ第１、第２および第３ピボツトと
する。

リンク（３０）は、アーム（４）の背後に延び、アーム
（４）と掃引面との間の空間に入る。

支持体（２０）部（２３）とリンク（３０）とは、ピボ
ット（２９）を頂点とする［コンパス」の両脚を構成し
。

底端位置では、鋭角に対し、第４図に示す他端位置では
、鈍角、この実施例では、はぼ直角に対している。

次に、ウィンドシールドアセンブリの動作について説明
する。

静止または常駐位置では、アセンブリ（Ｄ）は、第１図
に示すように、左側の底位置を占め、ブレード（９）と
（１９）とは互いに平行し、ブレード（１９）がブレー
ド（９）の下にきて、ブレード（９）下端部と、ブレー
ド（１９）の一部とが重なり合った状態になっている。

モータにより、アーム（１２）は回転され、リンク（８
）を介してアーム（４）を駆動する。

本装置の形状および長さの相異により、リンク（８）と
支持体（２０）とは、移動中に、直交面（Ｊ）に対する
配向を変える。

アセンブリ（Ｄ）は、やがて、第１図に示す右端位置に
到達し、底端位置に向けての動作を開始する。

〔発明の効果〕

上記の説明かられかるように、本発明によるウィンドシ
ールドワイパアセンブリは、ウィンドシールド下半部に
おける掃引表面積を相当に増大できるとともに、その構
造は、簡単かつ頑丈で、経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、自動車ウィンドシールドを掃引する本発明に
よる単ワイパ型スクリーンワイパアセンブリの３位置、
すなわち、両端位置および中間位置を示す概略正面図で
ある。第２図は、第３図示の■−■線における図である。第３図は、底端位置におけるスクリーンワイパアセンブ
リの部分前面図である。第４図は、他端位置におけるスクリーンワイパアセンブ
リの部分前面図である。第５図は、第４図示の■−Ｖ線における詳細図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）第１固定軸の周りに回転自在に装着された第１ア
ーム、および、前記第１軸と平行であるが、偏倚してい
る第２固定軸の周りに回転自在に装着された第２アーム
を備え、前記両アームが、互いに平行をなしており、か
つ前記回転軸の遠方にあるアーム端部が、前記各端部に
枢着されたリンクで相互結合されるようになっているも
のと、前記リンクに担持されたワイパブレードとから構
成され、前記アームの組立て体が、首振り回転するよう
に駆動されるようになっており、前記第１アームが、駆
動アームの役目をして、その軸の周りに回転自在に装着
された他方のアームを、前記リンクを介して駆動するよ
うに構成され、リンクで結合した枢支軸間、および回転
軸間における前記両アームの有効長さを違えるとともに
、アセンブリで拭取した表面ゾーンの各端部において、
前記リンク、および前記リンクと結合されたワイパブレ
ードが、両アーム回転軸に対して、異なる方向に配向さ
れるように選択することにより、掃引表面積を増大する
ようにしたスクリーンワイパアセンブリにおいて、前記第１ワイパブレードよりも短かく、かつアーム回転
軸に近接配置されるとともに、支持体を備える第２ワイ
パブレード、および、前記各アーム端と回転軸との間に
あって、前記支持体と各アーム部分とを結合するととも
に、前記第１ワイパブレードに対する前記第２ワイパブ
レードの配向を掃引両端間において違えるように配設さ
れたピボット手段からなり、掃引表面積を増大させるよ
うにしたことを特徴とするスクリーンワイパアセンブリ
。
（２）第２ワイパブレードと両アームとの間におけるピ
ボット手段は、第２ワイパブレードが、掃引底端位置に
おいて、第１ワイパブレード、および掃引表面の底縁部
と平行をなし、前記第１ワイパブレードの配向が、第１
端位置におけるその位置に対して直角となる他端位置に
おいて、第１ワイパブレードに対して直角になるように
配列されていることを特徴とする請求項（１）記載のス
クリーンワイパアセンブリ。
（３）第２ワイパブレード支持体が、前記ブレードと平
行する部分を備え、さらに、第１アームと前記支持体と
の間の第２リンク、第２アームに固定された横延長部、
前記第２リンクを前記第１アームに結合する第１ピボッ
ト手段、前記支持体平行部一端を前記延長部に結合する
第２ピボット手段、および前記支持体平行部他端を前記
第２リンクに結合する第３ピボット手段を備え、前記第
１および第３ピボット手段は、前記第２リンクの両端に
設けられていることを特徴とする請求項（１）または（
２）記載のスクリーンワイパアセンブリ。
（４）第１ピボット手段は、第２リンクが、第１アーム
の背後にあって、前記第２アームの背後を通るように配
設されていることを特徴とする請求項（３）記載のスク
リーンワイパアセンブリ。
（５）第２ピボット手段が球形であり、かつ第１・第３
ピボット手段が、円筒形であることを特徴とする請求項
（３）または（４）記載のスクリーンワイパアセンブリ
。
（６）ワイパブレード支持体平行部と、第２リンクとが
、前記第２リンクと前記支持体とを結合する第３ピボッ
ト手段を頂点とする「コンパス」の両脚を形成し、前記
両脚は、底位置であるワイパー端位置で鋭角を、他端位
置で鈍角をなしていることを特徴とする請求項（３）乃
至（５）のいずれかに記載のスクリーンワイパアセンブ
リ。
（７）第１アームが駆動アームであり、第２アームが、
その軸の周りに回転自在に装着された従動アームである
ことを特徴とする請求項（１）乃至（６）のいずれかに
記載のスクリーンワイパアセンブリ。
（８）第１アーム回転軸と交差するとともに、横延長部
を有する固定支持体を備え、第２アーム回転軸が、前記
横延長部上に設けられていることを特徴とする請求項（
７）記載のスクリーンワイパアセンブリ。
（９）駆動アームが、その回転軸に対して横に偏倚して
おり、組立て体が、さらに、特に掃引底端位置において
、従動アームの背後に延びるように配設された駆動アー
ムを、その回転軸に結合する脚部材を有していることを
特徴とする請求項（１）乃至（８）のいずれかに記載の
スクリーンワイパアセンブリ。