JPH0319484Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0319484Y2
JPH0319484Y2 JP1985192191U JP19219185U JPH0319484Y2 JP H0319484 Y2 JPH0319484 Y2 JP H0319484Y2 JP 1985192191 U JP1985192191 U JP 1985192191U JP 19219185 U JP19219185 U JP 19219185U JP H0319484 Y2 JPH0319484 Y2 JP H0319484Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror body
mirror
hinge shaft
projecting edge
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985192191U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6299454U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985192191U priority Critical patent/JPH0319484Y2/ja
Publication of JPS6299454U publication Critical patent/JPS6299454U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0319484Y2 publication Critical patent/JPH0319484Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は衝突を緩和するための回避機構を備え
た自動車用ドアミラーに関するものである。
[従来の技術] 従来の緩衝機能を備えたドアミラーとしては、
例えば実公昭60−6354号公報記載のものがある。
この従来のドアミラーは、第6図に示すように、
ミラーボデー30と取付ベース31との間にダブ
ルヒンジ式の回避機構を有しており、ダブルヒン
ジの軸32は車両後方ばかりでなく前方からみて
も、ミラーボデー30と取付ベース31との間に
露出している。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来のドアミラーにあつては、取付
ベース31の両端面に設置されたヒンジ軸32が
ミラーボデー30より露出していたため、外観が
悪いだかりでなく、車両前側のヒンジ軸32に雨
水が付着し錆付いたり、埃等により目詰りして、
ミラーボデー30の回動が円滑でなくなるという
問題点があつた。
本考案は以上のような問題点を解決し、円滑な
回動を長期間保ち、外観の良好なドアミラーを提
供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、ミラーボ
デーと取付ベースとの間に前後2個所にヒンジ軸
をもつヒンジ部材を介装してミラーボデーを車両
前後方向に傾倒可能とした回避機構付ドアミラー
において、前記ミラーボデーの後壁に、前倒し用
ヒンジ軸を覆いかつ正常使用状態で前記ベースの
一部と当接する突縁を延設すると共に、後倒し用
ヒンジ軸に回動可能に取付けたリンクの遊動端
と、前記ミラーボデーの突縁内側に取付けた前倒
し用ブラケツトとの間に、前記遊動端を中心とし
て回動して、ミラーボデーの前倒し時に前記突縁
嵌入させうるコ字型リンクを取付けたことを特徴
とするものである。
[作用] 本考案の回避機構付ドアミラーは、ミラーボデ
ーの後壁より取付ベースに設けたダブルヒンジ軸
の前端をカバーしうる突縁を延出させているた
め、車両前側のヒンジ軸が露出していない。従つ
て、車両前側のヒンジ軸が埃の付着により目詰り
などを起こしたり雨水等により錆るのを防止する
ことができ、長期間に亘つて円滑な回動が維持さ
れ、外観も向上する。
また、後倒し用ヒンジ軸に回動可能に取付けた
リンクの遊動端と、前記ミラーボデーの突縁内側
に取付けた前倒し用ブラケツトとの間に取付けた
コ字形リンクにより、ミラーボデー前倒時に突縁
は取付ベースから浮上し回動して、コ字形リンク
の凹部に抱込まれるので、突縁が他の物に損傷を
与えるおそれがない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は右側ドアミラーを後倒させた状態での斜
視図、第2図はドアミラーの正常使用状態での横
断面図、第3図は後倒状態の横断面図、第4図は
前倒状態の横断面図である。
鏡1を保持するミラーボデー2と車体にミラー
ボデー2を取付けるための取付ベース3との間に
衝撃を受けたときに車両の前または後方に傾倒す
る回避機構が設置されている。この回避機構はミ
ラーボデー2に取付けられる取付プレート4と一
体に形成された前倒し用の一対のブラケツト5,
5と取付ベース3に設置された一対のブラケツト
6,6と前記ブラケツト5,5間に設置された前
倒し用ヒンジ軸7と前記ブラケツト間に設置され
た後倒し用ヒンジ軸8とを連結するヒンジプレー
ト9とにより構成されている。
ブラケツト5,5には前述のヒンジ軸7がヒン
ジピン12により取付けられ、またコ字形のリン
ク10,10がブラケツト5,5の先端内側に可
倒軸ピン14により取付けられている。このコ字
形のリンク10の他端とブラケツト6との間には
リンク11にが設置され、コ字形リンク10とリ
ンク11とは可倒軸ピン15により回動可能に連
結されている。リンク11,11はブラケツト
6,6の外側に設置され、ブラケツト6,6の間
に挿入されたヒンジ軸8と一緒にヒンジピン13
により回動可能に取付けられている。
第1〜2図に示すようにヒンジ軸7およびブラ
ケツト5を覆うようにミラーボデー2の後壁より
取付ベース3側前端に向つて突縁16が延出され
ている。取付ベース3にも前端を突出させた立上
り部17が形成され、前記突縁16とこの立上り
部17が正常使用状態で第2図のように当接して
回避機構をカバーしている。
また、ヒンジプレート9および取付ベース3に
は、鏡1の反射角度を遠隔操作するためのワイヤ
などを挿入する窓孔18,19が形成されてい
る。
また、ミラーボデー2を正常使用状態に維持さ
せるために、取付ベース3に設置されたブラケツ
ト20,20にコイルスプリング21,21が取
付けられている。
正常使用状態では第2図に示すように、コイル
スプリング21により、ミラーボデー2の前端に
形成された突縁16は取付ベース3の前端に形成
された立上り部17に圧着されている。
また、車両前方から物がミラーボデー2に衝突
した場合には、第3図に示されるように、ヒンジ
ピン13を中心として取付ベース3に対し、リン
ク11およびヒンジプレート9が一緒に回転し、
それに伴つてミラーボデー2は車両後方に回転し
衝撃が回避される。
一方、正常使用状態で車両後方からミラーボデ
ー2に物が衝突した場合には、第4図または第5
A〜5C図のようにコ字形のリンク10とリンク
11を連結している可倒軸ピン15を中心として
可倒軸ピン14側が移動を始めて回動し、ミラー
ボデー2が車両前方に回転して衝撃を回避する。
すなわち、コ字形リンク10が可倒軸ピン15を
中心としたリンクの作動範囲内を回動するので、
可倒軸ピン14側が第5B図のように回転する
と、その回転の始めにおいてミラーボデー2側の
突縁16は取付ベース3に当接する立上り部17
から浮き気味になりながら傾倒する。このとき、
ミラーボデー2側の突縁16と取付ベース3の立
上り部17との間にスキマを生ずる。さらにミラ
ーボデーが回転すると、前記突縁はコ字形リンク
10に向かつて回動するのである。最後にミラー
ボデー2前端の突縁16はコ字形リンク10の凹
部に嵌入する。ミラーボデー2が前傾し、衝撃が
回避され、突縁16は回避機構内に抱え込まれ、
他の物に損傷を与えたり、突縁16自身が破損す
るおそれがない。
ミラーボデー2に加えられていた力が除去され
ると前傾もしくは後傾していたミラーボデー2は
コイルバネ21の張力により取付ベース3に圧着
され元の正常使用状態(第2図)に戻る。
このようにミラーボデー2のヒンジ軸7はミラ
ーボデー2の前縁に形成された突縁16によりカ
バーされているため、ヒンジ軸7が外部に露出す
ることなく、埃や錆がヒンジ軸7に付着するのを
防止し、円滑な回動を維持することができる。ま
た外観も向上する。
[考案の効果] 本考案はミラーボデーの後壁より取付ベースに
設けたダブルヒンジの前端をカバーしうる突縁を
延出させているため、回転の中心となる車両前側
のヒンジ軸が外部に露出することがない。従つ
て、埃の付着、錆の生成等による回動の劣化を防
止することができるため、長期に亘つて、円滑な
回動が維持され、外観も向上する。
また、取付ベース側に設けたリンクとミラーボ
デー側ブラケツトの間に取付けたコ字形リンクに
より、ミラーボデー前倒時に突縁は取付ベースか
ら浮上し回動して、コ字形リンクの凹部に抱込ま
れるので、突縁が他の物に損傷を与えたり、突縁
自身が破損するおそれがない。また実開昭59−
51646号考案のように、ミラーボデーの後端に円
弧状をなす延長部材を突設する必要が無く、しか
もその延長部材を挿入できるスキマをヒンジ部材
とボデーまたはベースの間に設定する必要も無
く、さらに延長部材はボデーまたはベースに摺接
することが無いので、傾倒動作は軽快になし得る
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回避機構付ドアミラーの後倒
状態の斜視図、第2図はドアミラーの正常使用状
態の横断面図、第3図は後傾状態の横断面図、第
4図は前倒状態の横断面図、第5A図ないし第5
C図はミラーボデーの前方可倒時の挙動説明図、
第6図は従来例を示す斜視図である。 1……鏡、2……ミラーボデー、3……取付ベ
ース、4……取付プレート、5,6……ブラケツ
ト、7,8……ヒンジ軸、9……ヒンジプレー
ト、10……コ字形リンク、11……リンク、1
2,13……ヒンジピン、14,15……ピン、
16……突縁、17……立上り部、18,19…
…窓孔、20……ブラケツト、21……コイルス
プリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーボデー2と取付ベース3との間に前後2
    個所にヒンジ軸をもつヒンジ部材を介装してミラ
    ーボデーを車両前後方向に傾倒可能とした回避機
    構付ドアミラーにおいて、前記ミラーボデーの後
    壁に、前倒し用ヒンジ軸7を覆いかつ正常使用状
    態で前記ベース3の一部と当接するようにした突
    縁16を延設すると共に、後倒し用ヒンジ軸8に
    回動可能に取付けたリンク11の遊動端と、前記
    ミラーボデーの突縁内側に取付けた前倒し用ブラ
    ケツト5との間に、前記遊動端を中心として回動
    して、ミラーボデーの前倒し時に前記突縁16嵌
    入させうるコ字型リンク10を取付けたことを特
    徴とする回避機構付ドアミラー。
JP1985192191U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0319484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192191U JPH0319484Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192191U JPH0319484Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6299454U JPS6299454U (ja) 1987-06-24
JPH0319484Y2 true JPH0319484Y2 (ja) 1991-04-24

Family

ID=31147034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985192191U Expired JPH0319484Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0319484Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951646B2 (ja) * 1978-11-07 1984-12-15 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃焼室

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951646U (ja) * 1982-09-30 1984-04-05 市光工業株式会社 緩衝式ドアミラ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951646B2 (ja) * 1978-11-07 1984-12-15 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃焼室

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6299454U (ja) 1987-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5062176A (en) Wiper with self compensating blade park position
US4740066A (en) Exterior rear view mirrors for vehicles
WO1985000788A1 (en) Rearview mirror for vehicle
EP0340944B1 (en) Exterior mirror for motor vehicle
JPH0319484Y2 (ja)
JP3275401B2 (ja) 自動車のフードヒンジ
JPS5851080Y2 (ja) ドアミラ−
JPS6135004B2 (ja)
JPH0356430Y2 (ja)
JPH0310103Y2 (ja)
JPH0410122Y2 (ja)
JPS6124427Y2 (ja)
JPH0116679Y2 (ja)
JPH0426272Y2 (ja)
JPH0330196Y2 (ja)
JPH0116680Y2 (ja)
JPS5820764Y2 (ja) 自動車用ドア−ヒンジ
JPS6328684Y2 (ja)
JPH0426273Y2 (ja)
JPS6328041Y2 (ja)
JP2544359Y2 (ja) ドアの取付構造
JPS6328689Y2 (ja)
JPH0241083Y2 (ja)
JPS6039298Y2 (ja) 車両用回転可動型後写ミラ−の取付装置
JPS6329628Y2 (ja)