JPH0116679Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116679Y2 JPH0116679Y2 JP272483U JP272483U JPH0116679Y2 JP H0116679 Y2 JPH0116679 Y2 JP H0116679Y2 JP 272483 U JP272483 U JP 272483U JP 272483 U JP272483 U JP 272483U JP H0116679 Y2 JPH0116679 Y2 JP H0116679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- hinge member
- mirror housing
- housing
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は緩衝機能を有するドアミラーに関する
ものである。
ものである。
ドアミラーは自動車々体の側方に突出せしめて
装着されるので外部の障害物と衝突する機会が有
る。万一衝突した場合、相手物体の損傷を軽減さ
せると共にドアミラー自体の破損を防止するため
緩衝機構が設けられる。
装着されるので外部の障害物と衝突する機会が有
る。万一衝突した場合、相手物体の損傷を軽減さ
せると共にドアミラー自体の破損を防止するため
緩衝機構が設けられる。
第１図は従来用いられている緩衝式ドアミラー
の１例の斜視図、第２図は同じく模式化して描い
た平面図であり、矢印Ｘは車体前方、矢印X′は
同後方を表わしている。
の１例の斜視図、第２図は同じく模式化して描い
た平面図であり、矢印Ｘは車体前方、矢印X′は
同後方を表わしている。
１は自動車々体２に固定したミラーベース、３
はミラー４を支承したミラーハウジングである。
はミラー４を支承したミラーハウジングである。
上記のミラーハウジング３をミラーベース１に
向けて当接せしめる方向に付勢するよう、両部材
の間にテンシヨンスプリング５が介装されてい
る。６はテンシヨンスプリング５をミラーベース
１に係着するためのリンクである。
向けて当接せしめる方向に付勢するよう、両部材
の間にテンシヨンスプリング５が介装されてい
る。６はテンシヨンスプリング５をミラーベース
１に係着するためのリンクである。
上記のミラーハウジング３は、自動車進行方向
について前後に対向する２個の支点、即ち前側支
点Ａと後側支点Ｂとを介してミラーベース１に当
接する（第２図）。本例においてはミラーベース
１とミラーハウジング３との間にヒンジ部材７を
介装し、このヒンジ部材７とミラーハウジング３
とを前側支点ピン８で軸着して前側支点Ａを構成
するとともに、上記ヒンジ部材７とミラーベース
１とを後側支点ピン９で軸着して後側支点Ｂが構
成されている。
について前後に対向する２個の支点、即ち前側支
点Ａと後側支点Ｂとを介してミラーベース１に当
接する（第２図）。本例においてはミラーベース
１とミラーハウジング３との間にヒンジ部材７を
介装し、このヒンジ部材７とミラーハウジング３
とを前側支点ピン８で軸着して前側支点Ａを構成
するとともに、上記ヒンジ部材７とミラーベース
１とを後側支点ピン９で軸着して後側支点Ｂが構
成されている。
以上のように構成されたドアミラーは、第２図
に示した矢印Ｃ方向の外力を受けるとミラーハウ
ジング３がヒンジ部材７と共に矢印Ｄ方向に傾倒
して衝撃を緩和する。第３図及び第４図は矢印Ｄ
方向に傾倒した状態を示す。
に示した矢印Ｃ方向の外力を受けるとミラーハウ
ジング３がヒンジ部材７と共に矢印Ｄ方向に傾倒
して衝撃を緩和する。第３図及び第４図は矢印Ｄ
方向に傾倒した状態を示す。
また、ミラーハウジング３が第２図の矢印Ｅ方
向の外力を受けると矢印Ｆ方向に傾倒して衝撃を
緩和する。第５図は矢印Ｆ方向に傾倒した状態を
示す。
向の外力を受けると矢印Ｆ方向に傾倒して衝撃を
緩和する。第５図は矢印Ｆ方向に傾倒した状態を
示す。
以上説明したように、従来の緩衝式ドアミラー
はミラーハウジング３が前，後に傾倒して衝撃を
緩和する作用をするが、上記の傾倒作動の際に回
動の中心となる前，若しくは後側の支点Ａ，Ｂに
おいて、ミラーハウジング３とミラーベース１と
がテンシヨンスプリング５の付勢力によつて当接
しつつ摺動するので、この摺触面に擦り傷を発生
して外観が見苦しくなるという不具合が有る。
はミラーハウジング３が前，後に傾倒して衝撃を
緩和する作用をするが、上記の傾倒作動の際に回
動の中心となる前，若しくは後側の支点Ａ，Ｂに
おいて、ミラーハウジング３とミラーベース１と
がテンシヨンスプリング５の付勢力によつて当接
しつつ摺動するので、この摺触面に擦り傷を発生
して外観が見苦しくなるという不具合が有る。
本考案は上述の事情に鑑みて為され、ミラーハ
ウジングが傾倒する際、ミラーハウジングをミラ
ーベースに対して回動自在に支承している支点付
近に擦り傷を生じて外観を損う虞れの無い緩衝式
ドアミラーを提供することを目的とする。
ウジングが傾倒する際、ミラーハウジングをミラ
ーベースに対して回動自在に支承している支点付
近に擦り傷を生じて外観を損う虞れの無い緩衝式
ドアミラーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案の緩衝式ド
アミラーは、ミラーを支承したミラーハウジング
と、自動車々体に固定すべきミラーベースとを、
支点を介して当接せしめるとともに、上記のミラ
ーハウジングとミラーベースとの間にテンシヨン
スプリングを介装してミラーハウジングをミラー
ベースに向けて付勢した緩衝式ドアミラーにおい
て、ミラーハウジングとミラーベースとの間にヒ
ンジ部材を設けてこのヒンジ部材の両端をそれぞ
れミラーハウジングとミラーベースとに回動自在
に軸着し、かつ、ミラーハウジングとヒンジ部材
とをその対向面の両端部以外の個所で当接せし
め、ヒンジ部材軸着部付近においてミラーベース
とミラーハウジングとの間に空隙を設け、上記の
ミラーハウジングがヒンジ部材と共に回動する際
にミラーハウジングとミラーベースとが摺触する
ことを防止し得べくなしたることを特徴とする。
アミラーは、ミラーを支承したミラーハウジング
と、自動車々体に固定すべきミラーベースとを、
支点を介して当接せしめるとともに、上記のミラ
ーハウジングとミラーベースとの間にテンシヨン
スプリングを介装してミラーハウジングをミラー
ベースに向けて付勢した緩衝式ドアミラーにおい
て、ミラーハウジングとミラーベースとの間にヒ
ンジ部材を設けてこのヒンジ部材の両端をそれぞ
れミラーハウジングとミラーベースとに回動自在
に軸着し、かつ、ミラーハウジングとヒンジ部材
とをその対向面の両端部以外の個所で当接せし
め、ヒンジ部材軸着部付近においてミラーベース
とミラーハウジングとの間に空隙を設け、上記の
ミラーハウジングがヒンジ部材と共に回動する際
にミラーハウジングとミラーベースとが摺触する
ことを防止し得べくなしたることを特徴とする。
次に、本考案の１実施例を第６図について説明
する。本実施例は第２図に示した従来の緩衝式ド
アミラーに本考案を適用して改善したドアミラー
の１例であつて、第２図と同一の図面参照符号を
附したミラーベース１、ミラー４、テンシヨンス
プリング５、リンク６、ヒンジ部材７、前側支点
ピン８、及び後側支点ピン９は従来の緩衝式ドア
ミラーにおけると同様の構成部材である。上記の
ヒンジ部材７はその片側の端を前側支点ピン８で
ミラーハウジング３′に回動自在に軸着され、該
ヒンジ部材７の他端は後側支点ピン９でミラーベ
ース１に回動自在に軸着されている。従つて、ヒ
ンジ部材を基準にして考察するとミラーハウジン
グ３′は前側支点ピン８を中心として回動可能で
あり、テンシヨンスプリング５の付勢力によつて
ヒンジ部材７に当接せしめられる。Ｇ−Ｈはミラ
ーハウジング３′とヒンジ部材７との対向面であ
る。
する。本実施例は第２図に示した従来の緩衝式ド
アミラーに本考案を適用して改善したドアミラー
の１例であつて、第２図と同一の図面参照符号を
附したミラーベース１、ミラー４、テンシヨンス
プリング５、リンク６、ヒンジ部材７、前側支点
ピン８、及び後側支点ピン９は従来の緩衝式ドア
ミラーにおけると同様の構成部材である。上記の
ヒンジ部材７はその片側の端を前側支点ピン８で
ミラーハウジング３′に回動自在に軸着され、該
ヒンジ部材７の他端は後側支点ピン９でミラーベ
ース１に回動自在に軸着されている。従つて、ヒ
ンジ部材を基準にして考察するとミラーハウジン
グ３′は前側支点ピン８を中心として回動可能で
あり、テンシヨンスプリング５の付勢力によつて
ヒンジ部材７に当接せしめられる。Ｇ−Ｈはミラ
ーハウジング３′とヒンジ部材７との対向面であ
る。
本考案は、上記のミラーハウジング３′とヒン
ジ部材７とを、その対向面Ｇ−Ｈの両端部以外の
個所で当接させる。そしてヒンジ部材とミラーベ
ースとの軸着部付近において、ミラーベース１と
ミラーハウジング３′との間に空隙を形成せしめ
て両部材の摺触を防止する。
ジ部材７とを、その対向面Ｇ−Ｈの両端部以外の
個所で当接させる。そしてヒンジ部材とミラーベ
ースとの軸着部付近において、ミラーベース１と
ミラーハウジング３′との間に空隙を形成せしめ
て両部材の摺触を防止する。
本実施例においては、ミラーハウジング３′が
ヒンジ部材７に対向している面Ｇ−Ｈに沿つて立
壁３ａを設け、この立壁３ａをヒンジ部材７に当
接せしめる。上記の当接個所は、対向面Ｇ−Ｈの
両端部を除いてその中間部に設定する。これによ
り、ミラーベース１が後側支点ピン９を支承して
いるブラケツト１ａとミラーハウジング３′との
間に空隙ｍが形成され、両部材の摺触が防止され
る。
ヒンジ部材７に対向している面Ｇ−Ｈに沿つて立
壁３ａを設け、この立壁３ａをヒンジ部材７に当
接せしめる。上記の当接個所は、対向面Ｇ−Ｈの
両端部を除いてその中間部に設定する。これによ
り、ミラーベース１が後側支点ピン９を支承して
いるブラケツト１ａとミラーハウジング３′との
間に空隙ｍが形成され、両部材の摺触が防止され
る。
以上のように構成した緩衝式ドアミラーにおい
て、ミラーハウジング３′に矢印Ｃ方向の外力が
加えられると、該ミラーハウジング３′は矢印Ｄ
のごとく仮想線で示した姿勢に傾倒して緩衝機能
を果たす。
て、ミラーハウジング３′に矢印Ｃ方向の外力が
加えられると、該ミラーハウジング３′は矢印Ｄ
のごとく仮想線で示した姿勢に傾倒して緩衝機能
を果たす。
そして、上記の矢印Ｄ方向の傾倒に際して回動
の中心となる後側支点Ｂにおいて、ミラーベース
１のブラケツト１ａとミラーハウジング３の立壁
３ａとは空隙ｍを介して対向しているので相互に
摺触することがない。従つてこの部分に擦り傷を
発生する虞れが無い。
の中心となる後側支点Ｂにおいて、ミラーベース
１のブラケツト１ａとミラーハウジング３の立壁
３ａとは空隙ｍを介して対向しているので相互に
摺触することがない。従つてこの部分に擦り傷を
発生する虞れが無い。
以上詳述したように、本考案のドアミラーは緩
衝機能を有しており、しかも、緩衝作用のために
ミラーハウジングが傾倒する際、その支点付近に
擦り傷を生じる虞れが無いという優れた実用的効
果を奏する。
衝機能を有しており、しかも、緩衝作用のために
ミラーハウジングが傾倒する際、その支点付近に
擦り傷を生じる虞れが無いという優れた実用的効
果を奏する。
第１図乃至第５図は従来の緩衝式ドアミラーの
１例を示し、第１図は正常姿勢の斜視図、第２図
は同模式化して描いた平面図、第３図乃至第５図
はそれぞれミラーハウジングの傾倒状態を描いた
作用説明図である。第６図は本考案の１実施例に
おける水平断面図である。 １……ミラーベース、１ａ……ブラケツト、２
……自動車々体、３，３′……ミラーハウジング、
３ａ……立壁、４……ミラー、５……テンシヨン
スプリング、６……リンク、７……ヒンジ部材、
８……前側支点ピン、９……後側支点ピン、Ａ…
…前側支点、Ｂ……後側支点、ｍ……空隙。
１例を示し、第１図は正常姿勢の斜視図、第２図
は同模式化して描いた平面図、第３図乃至第５図
はそれぞれミラーハウジングの傾倒状態を描いた
作用説明図である。第６図は本考案の１実施例に
おける水平断面図である。 １……ミラーベース、１ａ……ブラケツト、２
……自動車々体、３，３′……ミラーハウジング、
３ａ……立壁、４……ミラー、５……テンシヨン
スプリング、６……リンク、７……ヒンジ部材、
８……前側支点ピン、９……後側支点ピン、Ａ…
…前側支点、Ｂ……後側支点、ｍ……空隙。
Claims (1)
- ミラーを支承したミラーハウジングと、自動車
車体に固定すべきミラーベースとを、支点を介し
て当接せしめるとともに、上記のミラーハウジン
グとミラーベースとの間にテンシヨンスプリング
を介装してミラーハウジングをミラーベースに向
けて付勢した緩衝式ドアミラーにおいて、ミラー
ハウジングとミラーベースとの間にヒンジ部材を
設けてこのヒンジ部材の両端をそれぞれミラーハ
ウジングとミラーベースとに回動自在に軸着し、
かつ、ミラーハウジングとヒンジ部材とをその対
向面の両端部以外の個所で当接せしめて、ミラー
ベースのヒンジ部材軸着部付近と、ミラーハウジ
ングとの間に空隙を設け、上記のミラーハウジン
グがヒンジ部材と共に回動する際にミラーハウジ
ングとミラーベースとが摺触することを防止し得
べくなしたることを特徴とする、緩衝機能を有す
るドアミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP272483U JPS59109552U (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 緩衝機能を有するドアミラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP272483U JPS59109552U (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 緩衝機能を有するドアミラ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59109552U JPS59109552U (ja) | 1984-07-24 |
| JPH0116679Y2 true JPH0116679Y2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=30134377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP272483U Granted JPS59109552U (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 緩衝機能を有するドアミラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59109552U (ja) |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP272483U patent/JPS59109552U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59109552U (ja) | 1984-07-24 |
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