JP2024502696A - 消音器及び空調装置 - Google Patents

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Abstract

筒体(1)を含み、筒体(1)には消音チャンバ(11)が設けられ、消音チャンバ(11)内には吸音板(2)が設けられ、消音チャンバ(11)の内壁には制限突起(12)が設けられ、制限突起(12)は、吸音板(2)の消音チャンバ(11)内における移動を制限するように、吸音板(2)の両側に当接される、消音器及び空調装置。制限突起(12)は、吸音板(2)と筒体(1)との接続をより堅牢にすることができる。【選択図】 図1

Description

関連出願
本出願は、2021年1月7日に出願された、出願番号が202120040590.6であり、発明の名称が「消音器及び空調装置」である中国特許出願の優先権を主張しており、その全ての内容は参照により本出願に組み込まれる。
本出願は空調部品の技術分野に関し、特に、消音器及び空調装置に関する。
冷却技術の分野では、空調装置のパイプラインの振動やノイズの問題が既に製品開発における大きな課題となっており、上記問題を解決するために、通常、装置に消音器を取り付けて、空調装置のパイプラインの振動やノイズを低減させている。
冷媒媒体が消音器を通過する際に発生するノイズを更に低減させるために、通常、消音器の筒体内には吸音板が設けられ、吸音板と筒体とは溶接によって固定される。しかし、溶接は溶接不良や溶接漏れ等の問題が発生しやすいため、吸音板と筒体との接続強度が低下してしまう。冷媒媒体からの衝撃により、吸音板と筒体との接続部が破断してしまう可能性がある。
これを鑑みて、従来技術における、吸音板と筒体との接続が十分に堅牢ではないという問題を解決する筒体及び空調装置を提供する必要がある。
本出願は、筒体を含み、筒体には消音チャンバが設けられ、消音チャンバ内には吸音板が設けられ、消音チャンバの内壁には制限突起が設けられ、制限突起は、吸音板の消音チャンバ内における移動を制限するように、吸音板の両側に当接される、消音器を提供する。
本出願の一実施例において、制限突起は、筒体の側壁から筒体の径方向に沿って突出して形成される。このようにして、制限突起の加工難易度が大幅に低減される。
本出願の一実施例において、制限突起の、消音チャンバの内壁から突出する最大高さは0.5mm~0.8mmである。制限突起の、消音チャンバの内壁から突出する最大高さは0.5mm以上であるため、制限突起が吸音板に対して良い消音効果を発揮することに有利である。一方、制限突起の、消音チャンバの内壁から突出する最大高さは0.8mm以下であるため、制限突起の加工難易度を低減させることに有利である。
本出願の一実施例において、吸音板のいずれの側に当接される制限突起も、間隔を置いて設けられる複数のカムを含み、カムは消音チャンバの周方向に沿って均一に分布される。カムは、加工難易度が低く、筒体に対する加工度が高くないため、筒体が大きく変形して破断してしまうことが避けられる。
本出願の一実施例において、吸音板は筒体の中部に設けられ、吸音板の周壁は消音チャンバの内壁に当接され、吸音板には、吸音板を貫通する複数の貫通孔が設けられる。このようにして、吸音板はより良い消音効果を持つようになる。
本出願の一実施例において、吸音板は、円形の底板、及び底板の周縁を囲んで設けられる側板を含み、側板の外周壁は消音チャンバの内壁にしっかりと係合される。こうすることにより、吸音板と消音チャンバの内壁との接触面積が拡大されることによって、吸音板と消音チャンバの内壁との接続がより堅牢になる。また、側板の存在は、取付過程において吸音板を傾きにくくすることができ、消音器全体の組み立て精度を向上させる。
貫通孔は底板の中心領域内に集中して分布され、底板の半径をRとし、中心領域を、底板の中心を円心とし且つ半径がrである円に囲まれて形成される領域と定義すると、r≦R/2である。こうすることにより、吸音板上における貫通孔の分布がより集中し、消音器全体がより良い消音効果を持つようになる。
本出願の一実施例において、筒体はステンレス鋼材からなり、消音器は、接続セグメント、及び接続セグメントと筒体とを接続する遷移セグメントを更に含み、接続セグメントの内径は筒体の内径よりも小さく、接続セグメントの外側には銅ブッシュが嵌合され、接続セグメントに嵌合される銅ブッシュの長さは銅ブッシュの全長の60%以下である。筒体の両端に内径の小さい接続セグメントを設けることによって、筒体の両端に内径の小さい接続口を形成することができ、これにより、2つの接続セグメントの大きさをいずれも空調装置の内部のパイプライン(図示せず)の管口の大きさに合わせることができ、更には、消音器と空調装置の内部のパイプラインとを固定接続することが容易になる。接続セグメントの外側に銅ブッシュが嵌合されることは、消音器と空調装置の内部のパイプラインとをより良く溶接することに有利である。
本出願の一実施例において、接続セグメントの筒体から離れた一端の外壁には段差が設けられ、銅ブッシュは段差に接続される。段差を設けることにより、銅ブッシュの接続セグメント上での位置決めが有利になり、銅ブッシュと接続セグメントとの組み立て精度が向上する。
本出願の一実施例において、段差の、接続セグメントの軸線から離れた側には面取りが設けられる。こうすることにより、段差の加工過程において、段差の、接続セグメントの軸線から離れた側の縁部にバリが発生することを避けることができる。
本出願は、以上のいずれかの実施例に記載の消音器を含む、空調装置を更に提供する。
本出願によって提供される消音器及び空調装置は、消音チャンバの内壁に制限突起が設けられ、且つ制限突起が吸音板の両側に設けられるため、制限突起が吸音板に対して良い制限の役割を果たして、吸音板が消音チャンバ内で移動することを防止し、これにより、吸音板と筒体との接続を強化している。従って、本出願によって提供される消音器は、従来技術における、吸音板と筒体との接続が十分に堅牢ではないという問題を解決している。
本出願の一実施例の消音器の断面図である。 図1に示すAの部分拡大図である。 本出願の一実施例の吸音板の上面図である。
1 筒体、11 消音チャンバ、12 制限突起、121 カム、2 吸音板、21 貫通孔、22 底板、221 中心領域、23 側板、3 接続セグメント、31 段差、32 面取り、4 遷移セグメント、5 銅ブッシュ。
以下に、本出願の実施形態における図面を参照して、本出願の実施形態における技術態様を明確且つ完全に説明するが、説明される実施形態は単に本出願の一部の実施形態にすぎず、全ての実施形態ではないことは言うまでもない。本出願における実施形態に基づいて、当業者が創造的な労力なしに得られた全ての他の実施形態は、いずれも本出願の保護の範囲に属する。
なお、アセンブリが別のアセンブリに「組み込まれる」とされる場合、別のアセンブリに直接組み込まれてもよく、又は、間に置かれるアセンブリが存在してもよい。1つのアセンブリが別のアセンブリに「設けられる」とみなされる場合、別のアセンブリに直接設けられてもよく、又は、間に置かれるアセンブリが同時に存在してもよい。1つのアセンブリが別のアセンブリに「固定される」とみなされる場合、別のアセンブリに直接固定されてもよく、又は、間に置かれるアセンブリが同時に存在してもよい。
特に定義しない限り、本文で使用される全ての技術及び科学用語は、本出願の当業者によって一般に理解される意味と同じである。本文において、本出願の明細書に使用される用語は、具体的な実施形態を説明することを目的とするものにすぎず、本出願を制限する意図のものではない。本文で使用される「及び/又は」という用語は、関連する項目の任意及び全ての組み合わせを1つ又は複数含む。
図1から3に示すように、本出願は、主に空調装置に適用される消音器を提供する。具体的には、この消音器は、筒体1、接続セグメント3、及び接続セグメント3と筒体1とを接続する遷移セグメント4を含む。筒体1には消音チャンバ11が設けられ、消音チャンバ11内には吸音板2が設けられ、消音チャンバ11の内壁には制限突起12が設けられ、制限突起12は、吸音板2の消音チャンバ11内における移動を制限するように、吸音板2の両側に当接される。吸音板2は、通常、筒体1の中部に設けられ、吸音板2の周壁は消音チャンバ11の内壁に当接される。また、吸音板2には、吸音板2を貫通する複数の貫通孔21が設けられる。このようにして、吸音板2はより良い消音効果を持つようになる。
一実施例において、制限突起12は、筒体1の側壁から筒体1の径方向に沿って突出して形成されてもよい。このようにして、制限突起12の加工難易度が大幅に低減され、吸音板2を消音チャンバ11に組み込んだ後に、筒体1の径方向に沿って、吸音板2の両側の筒体1の側壁を押し付け加工して、制限突起12を形成することができ、即ち消音器の組み立てがより容易になる。制限突起12は消音器の内壁に溶接されてもよく、制限突起12の溶接難易度は吸音板2の溶接難易度より遥かに低く、制限突起12と筒体1の内壁との溶接はより堅牢であり、吸音板2が冷媒から衝撃を受けても、制限突起12は移動しにくい。制限突起12がいかなる成形方式によるものであっても、吸音板2と筒体1との接続をより堅牢にすることができる。即ち本出願によって提供される消音器は、従来技術における、吸音板2と筒体1との接続が十分に堅牢ではないという問題を解決している。
更に、制限突起12の、消音チャンバ11の内壁から突出する最大高さは0.5mm~0.8mmである。制限突起12の、消音チャンバ11の内壁から突出する最大高さは0.5mm以上であるため、制限突起12が吸音板2に対して良い消音効果を発揮することに有利である。一方、制限突起12の、消音チャンバ11の内壁から突出する最大高さは0.8mm以下であるため、制限突起12の加工難易度を低減させることに有利である。
制限突起12が、筒体1の側壁が筒体1の径方向に沿って突出して形成されるものである場合、制限突起12の構造は異なる形態も存在する。本実施例において、図1に示すように、吸音板2のいずれの側に当接される制限突起12も、間隔を置いて設けられる複数のカム121を含み、カム121は消音チャンバ11の周方向に沿って均一に分布される。このように、吸音板2を消音チャンバ11内に組み込む際に、筒体1の外側に、均一に分布されるカム121を対応する位置間隔で押し付け加工するだけで、吸音板2を消音チャンバ11内の固定位置に挟み込むことができる。カム121は、加工難易度が低く、筒体1に対する加工度が高くないため、筒体1が大きく変形して破断してしまうことが避けられる。しかしこれに限定されず、筒体1の外壁の周方向において環状凹溝を1周加工することによって、筒体1の内壁を筒体1の軸線に向かって突出させて、環状の制限突起12を1周形成してもよい。環状の制限突起12は、回転収縮加工方式によって加工成形され、高い加工精度を持つ。
一実施例において、図1及び図3に示すように、吸音板2は、円形の底板22、及び底板22の周縁を囲んで設けられる側板23を含み、側板23の外周壁は消音チャンバ11の内壁にしっかりと係合される。こうすることにより、吸音板2と消音チャンバ11の内壁との接触面積が拡大されることによって、吸音板2と消音チャンバ11の内壁との接続がより堅牢になる。また、側板23の存在は、取付過程において吸音板2を傾きにくくすることができ、消音器全体の組み立て精度を向上させる。
更に、図3に示すように、貫通孔21は底板22の中心領域221内に集中して分布され、底板22の半径をRとし、中心領域221を、底板22の中心を円心とし且つ半径がrである円に囲まれて形成される領域と定義すると、r≦R/2である。こうすることにより、吸音板2上における貫通孔21の分布がより集中し、消音器全体がより良い消音効果を持つようになる。
一実施例において、図1に示すように、接続セグメント3の内径は筒体1の内径よりも小さい。具体的には、遷移セグメント4の内径は、筒体1に接続される一端から接続セグメント3に接続される他端まで徐々に小さくなり、これにより、消音器の軸方向の両端に位置する内部空間が徐々に小さくなることで、筒体1内に固定された吸音板2が筒体1の両端から脱出することを効果的に防ぐことができる。次に、遷移セグメント4は、内径が異なる接続セグメント3と筒体1とを滑らかに接続することができる。筒体1の両端に内径の小さい接続セグメント3を設けることによって、筒体1の両端に内径の小さい接続口を形成することができ、これにより、2つの接続セグメント3の大きさをいずれも空調装置の内部のパイプライン(図示せず)の管口の大きさに合わせることができ、更には、消音器と空調装置の内部のパイプラインとを固定接続することが容易になる。通常、消音器の製造コストを低減させるために、筒体1はステンレス鋼材料からなる。しかし、空調装置の内部のパイプラインは通常銅材質であるため、消音器と空調装置の内部のパイプラインとをより良く溶接するために、接続セグメント3の外側には銅ブッシュ5が嵌合される。また、接続セグメント3に嵌合される銅ブッシュ5の長さは銅ブッシュ5の全長の60%以下である。
更に、図2に示すように、接続セグメント3の筒体1から離れた一端の外壁には段差31が設けられ、銅ブッシュ5は段差31に接続される。段差31を設けることにより、銅スリーブの接続セグメント3上での位置決めが有利になり、銅スリーブと接続セグメント3との組み立て精度が向上する。
また更に、図2に示すように、段差31の、接続セグメント3の軸線から離れた側には面取り32が設けられる。こうすることにより、段差31の加工過程において、段差31の、接続セグメント3の軸線から離れた側の縁部にバリが発生することを避けることができる。
筒体1、遷移セグメント4及び接続セグメント3は一体成形構造であり、具体的には、消音器を加工する際に、まず、筒体1の軸方向の一端に対して回転収縮加工を行い、この一端に遷移セグメント4及び接続セグメント3を加工してから、吸音板2を筒体1の回転収縮加工を行っていない一端から消音チャンバ11内に組み込んで、吸音板2と筒体1の内壁とを固定接続し、最後に、筒体1の回転収縮加工を行っていない端部に対して回転収縮加工を行う。筒体1の一端を回転収縮加工した後に、吸音板2を入れるが、ろう付けによる形態を用いる場合は、はんだを入れてから、筒体1の他端を回転収縮加工する必要があり、回転収縮プロセスは引抜油又は鹸化液を伴うため、回転収縮が完了した後に洗浄する必要があり、洗浄が不十分で、はんだに油汚れが付着すると、吸音板2の溶接品質に影響を与えてしまい、またレーザ溶接又はアルゴンアーク溶接を用いる場合は、はんだはないが筒体1が比較的に深いため、溶接継手を筒体1の奥深くまで入れることは容易ではない。本出願は、制限突起12を用いることによって、従来の溶接方式に存在する汚染や利便性の問題を解決することができる。
本出願は、以上のいずれかの実施例に記載の消音器を含む、空調装置を更に提供する。消音器は、筒体1の両端の2つの接続セグメント3によって空調装置の内部のパイプラインに固定接続される。
上述した実施形態の各技術特徴は、任意の組み合わせが可能であり、説明を簡潔にするために、上記の実施形態における各技術特徴の可能な組み合わせについては全て説明されていないが、これらの技術特徴の組み合わせに矛盾がない限り、いずれも本明細書に記載された範囲とみなされるべきである。
当業者は、以上の実施態様は、本出願を説明するためのものにすぎず、本出願に対する限定として用いられるものではなく、本出願の実質的な精神の範囲内で、以上の実施態様についてなされた適度な変更及び変化は、いずれも本出願が保護を求めている範囲内に入ることを認識すべきである。

Claims (10)

  1. 筒体を含み、前記筒体には消音チャンバが設けられ、前記消音チャンバ内には吸音板が設けられ、前記消音チャンバの内壁には制限突起が設けられ、前記制限突起は、前記吸音板の前記消音チャンバ内における移動を制限するように、前記吸音板の両側に当接される、消音器。
  2. 前記制限突起は、前記筒体の側壁から前記筒体の径方向に沿って突出して形成される、請求項1に記載の消音器。
  3. 前記制限突起の、前記消音チャンバの内壁から突出する最大高さは0.5mm~0.8mmである、請求項2に記載の消音器。
  4. 前記吸音板のいずれの側に当接される前記制限突起も、間隔を置いて設けられる複数のカムを含み、前記カムは前記消音チャンバの周方向に沿って均一に分布される、請求項2に記載の消音器。
  5. 前記吸音板は前記筒体の中部に設けられ、前記吸音板の周壁は前記消音チャンバの内壁に当接され、前記吸音板には、前記吸音板を貫通する複数の貫通孔が設けられる、請求項1に記載の消音器。
  6. 前記吸音板は、円形の底板、及び前記底板の周縁を囲んで設けられる側板を含み、前記側板の外周壁は前記消音チャンバの内壁にしっかりと係合され、
    前記貫通孔は前記底板の中心領域内に集中して分布され、前記底板の半径をRとし、前記中心領域を、前記底板の中心を円心とし且つ半径がrである円に囲まれて形成される領域と定義すると、r≦R/2である、請求項5に記載の消音器。
  7. 前記筒体はステンレス鋼材からなり、前記消音器は、前記筒体の両端に設けられる接続セグメント、及び前記接続セグメントと前記筒体とを接続する遷移セグメントを更に含み、前記接続セグメントの内径は前記筒体の内径よりも小さく、前記接続セグメントの外側には銅ブッシュが嵌合され、前記銅ブッシュの前記接続セグメントに嵌合される部分の長さは前記銅ブッシュの全長の60%以下である、請求項1に記載の消音器。
  8. 前記接続セグメントの前記筒体から離れた一端の外壁には段差が設けられ、前記銅ブッシュは前記段差に接続される、請求項7に記載の消音器。
  9. 前記段差の、前記接続セグメントの軸線から離れた側には面取りが設けられる、請求項8に記載の消音器。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の消音器を含む、空調装置。
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