JP2023176860A - 画像形成システム及び検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インライン検査とオフライン検査の両方を実行可能な画像形成システムの生産性の低下を抑制する。【解決手段】 画像形成システム1は、画像形成装置101と、インサータ108と、検査装置109と、が接続されており、画像形成装置101により画像形成されて排出されるシートを検査装置109へ搬送して検査するインライン検査と、画像形成装置101により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートを検査装置109へ搬送して検査するオフライン検査と、を実行可能である。オフライン検査において検査装置109が所定時間の間に検査可能なシートの画像の数は、インライン検査において検査装置が前記所定時間の間に検査可能なシートの画像の数よりも多い。【選択図】 図20

Description

本発明は、画像が形成されたシートを検査する画像形成システム及び検査装置に関する。
近年、シートに画像を形成する画像形成システムにおいては、画像形成装置の下流に、シートに印刷された画像を検査する検査装置が接続されものが知られている。特許文献1には、画像形成装置によってシートに画像を形成し、画像形成されたシートの画像を検査装置が読み取り、読み取った画像を解析することでシートの画像が正常か否かを検査する画像形成システムが開示されている。以下、検査装置が接続されている画像形成装置によって画像形成されたシートを検査する検査方法をインライン検査と呼ぶ。
また、インライン検査とは異なり、画像形成装置による画像形成を行わずにシートの検査を行う検査方法も知られている。以下、このような検査方法をオフライン検査と呼ぶ。オフライン検査により、予め別の画像形成装置によって画像形成されたシートを検査することが可能である。特許文献2には、インライン検査に加え、オフライン検査を実行可能な画像形成システムが開示されている。これにより、ユーザが所有する複数台の画像形成システムの一部にのみ検査装置が設けられている場合に、検査装置を有していない画像形成システムで画像形成したシートを検査することが可能となる。
特開2004-20650号公報 特開2020-98268号公報
ところで、検査装置を備える画像形成システムにおいて、画像形成装置と検査装置で生産性(スループット)が異なる場合がある。このような場合、画像形成システム全体の動作を最適化するために、インライン検査において画像形成装置の生産性に合わせて検査装置は最大ではない生産性で検査処理を行うことがある。しかしながら、オフライン検査においても検査装置がインライン検査と同様の生産性でシートの検査を行うと、オフライン検査における生産性が不要に低下するという課題があった。
そこで本発明は、インライン検査とオフライン検査の両方を実行可能な画像形成システムの生産性の低下を抑制することを目的とする。
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部と、シートの画像を読み取って検査する検査部と、前記画像形成部により画像形成されて排出されるシート及び前記画像形成部により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートを前記検査部に搬送する搬送部と、前記画像形成部により画像形成されて排出されるシートを前記搬送部により前記検査部へ搬送して検査する第1検査モードと、前記画像形成部により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートを前記搬送部により前記検査部へ搬送して検査する第2検査モードと、を実行可能である制御手段と、を備え、前記第2検査モードにおいて前記検査部が所定時間の間に検査可能なシートの画像の数は、前記第1検査モードにおいて前記検査部が前記所定時間の間に検査可能なシートの画像の数よりも多い、ことを特徴とする画像形成システムである。
また、本発明の別の一態様は、シートに画像を形成する画像形成装置に接続され、シートの画像を読み取って検査する検査装置であって、前記画像形成装置により画像形成されて排出されるシートの画像を検査する第1検査モードと、前記画像形成装置により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートの画像を検査する第2検査モードと、を実行可能である制御手段を備え、前記第2検査モードにおいて所定時間の間に検査可能なシートの画像の数は、前記第1検査モードにおいて前記所定時間の間に検査可能なシートの画像の数よりも多い、ことを特徴とする検査装置である。
本発明によれば、インライン検査とオフライン検査の両方を実行可能な画像形成システムの生産性の低下を抑制することができる。
画像形成システム全体の構成を示す図。 画像形成システムのシステム構成を示すブロック図。 画像形成装置の概略断面図。 検査装置に正解画像が登録される前の表示画面を示す図。 検査装置に正解画像を登録する際の表示画面を示す図。 検査装置が正解画像を読み取り中の表示画面を示す図。 検査装置が正解画像を読み取った後の表示画面を示す図。 検査スキップエリアを設定する際の表示画面を示す図。 検査装置の検査設定を行う際の表示画面を示す図。 検査装置の検査結果を表示する際の表示画面を示す図。 検査装置がシートを正常であると判定した際の表示画面を示す図。 検査装置がシートを異常であると判定した際の表示画面を示す図。 検査装置が実行する検査モードを選択する際の表示画面を示す図。 インライン検査における画像形成装置の動作モードを設定する際の表示画面を示す図。 オフライン検査における画像形成装置の動作モードを設定する際の表示画面を示す図。 パージ&リカバリモードにおけるシートの排出先を示す図。 パージモードにおけるシートの排出先を示す図。 シフトモードにおけるシートの排出先を示す図。 ログオンリーモードにおけるシートの排出先を示す図。 画像形成装置がジョブを実行する際の制御を示すフローチャート。 検査装置が検査処理を実行する際の制御を示すフローチャート。 画像形成装置の生産性と搬送速度とを示す表。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<画像形成システム>
図1は、本実施形態に係る画像形成システム1のハード構成の全体図である。画像形成システム1は、画像形成装置101と外部コントローラ102を備える。画像形成装置101と外部コントローラ102は、内部LAN105とビデオケーブル106を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102は、外部LAN104を介してクライアントPC103と通信可能に接続されており、クライアントPC103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。
クライアントPC103には、印刷データを外部コントローラ102で処理可能な印刷記述言語に変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行うユーザは、各種アプリケーションからプリンタドライバを介して印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは、ユーザからの印刷指示に基づいて外部コントローラ102に対して印刷データを送信する。外部コントローラ102はクライアントPC103から印刷指示を受け取ると、データ解析やラスタライズ処理を行い、画像形成装置101に対して印刷データを投入し印刷指示を行う。
画像形成装置101は、印刷装置107、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110を備えている。画像形成部である印刷装置107は、外部コントローラ102からの指示に基づいてシートに画像を形成する。搬送部であるインサータ108は、印刷装置107から搬送されてくる複数のシートの間に挿入シートを挿入する。検査部である検査装置109は、インサータ108から搬送されてきた用紙の画像を読み取り、読取画像を予め登録された正解画像と比較することで、シートの画像が正常か否かを判定する。ここで、正解画像とは、検査装置109がシートの画像と比較するための画像データであり、正常に印刷されたシートを検査装置109が事前に読み取って得られた画像データである。また、正解画像はクライアントPC103から送られてきた画像データであってもよい。以下の説明において、検査装置109が正常であると判定したシートを正常シート、検査装置109が異常であると判定したシートを異常シートと呼ぶ。大容量スタッカ110は、検査装置109から搬送されてきたシートを積載する大容量のスタッカである。
なお、本実施形態における画像形成システム1は画像形成装置101に外部コントローラ102が接続された構成であるが、画像形成システム1は外部コントローラ102の接続された構成に限定されない。すなわち、画像形成装置101を外部LAN104に接続し、クライアントPC103から、画像形成装置101が処理可能な印刷データを送信する構成でもよい。この場合、画像形成装置101において、データ解析やラスタライズ処理が行われ、印刷処理が実行される。
図2は、画像形成装置101、外部コントローラ102、及びクライアントPC103のシステム構成を表すブロック図である。まず、印刷装置107の構成について説明する。印刷装置107は、通信I/F217、LANI/F218、ビデオI/F220、HDD221、CPU222、メモリ223、操作部224、ディスプレイ225を備える。さらに、印刷装置107は、原稿露光部226、レーザ露光部227、作像部228、定着部229、給紙部230を備える。印刷装置107のそれぞれの構成要素はシステムバス231を介して接続される。通信I/F217は通信ケーブル254を介してインサータ108、検査装置109、及び大容量スタッカ110と接続され、それぞれの装置の制御のための通信を行う。LANI/F218は内部LAN105を介して外部コントローラ102と接続され、印刷データなどの通信を行う。ビデオI/F220はビデオケーブル106を介して外部コントローラ102と接続され、画像データなどの通信を行う。HDD221は、プログラムやデータが保存された記憶装置である。CPU222は、HDD221に保存されたプログラム等に基づいて、画像処理制御や印刷の制御を包括的に行う。メモリ223は、CPU222が各種処理を行う際に必要となるプログラムや、画像データが記憶され、ワークエリアとして動作する。操作部224は、ユーザからの各種設定の入力や操作の指示を受け付ける。ディスプレイ225には、画像処理装置の設定情報や印刷ジョブの処理状況などが表示される。なお、ディスプレイ225はユーザが操作可能なタッチパネルを備えており、ディスプレイ225は操作部224として機能する。
原稿露光部226は、コピー機能やスキャン機能を使用する際に原稿を読み込む処理を行う。具体的には、ユーザが設置した用紙を露光ランプで照らしながらCCD読取ユニットで撮影することで画像を読み込む。レーザ露光部227は、トナー像を転写するために感光ドラムにレーザ光を照射するための一次帯電や、レーザ露光を行う装置である。レーザ露光部227は、まず感光ドラム表面を均一なマイナス電位に帯電させる一次帯電を行う。次に、レーザードライバーによって、レーザ光がポリゴンミラーで反射角度を調節されながら感光ドラムに照射される。これにより、感光ドラムに静電潜像が形成される。作像部228は、用紙に対してトナーを転写するための装置であり、現像ユニット、転写ユニット、トナー補給部等により構成され、感光ドラム上のトナーを用紙に転写する。現像ユニットは、現像シリンダーからマイナスに帯電したトナーを感光ドラム表面の静電潜像に付着させ、可視像化する。転写ユニットは、一次転写ローラにプラス電位を印可し感光ドラム表面のトナーを転写ベルトに転写する一次転写を行う。また、転写ユニットは、二次転写外ローラにプラス電位を印可し転写ベルト上のトナーを用紙に転写する二次転写を行う。定着部229は用紙上のトナーを熱と圧力で用紙に溶解固着するための装置であり、加熱ヒーター、定着ベルト、加圧ベルト等で構成される。給紙部230は用紙を給紙するための装置であり、ローラや各種センサにより用紙の給紙動作、搬送動作が制御される。
次に、インサータ108の構成について説明する。インサータ108は、通信I/F232、CPU233、メモリ234、給紙制御部235で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス236を介して接続される。通信I/F232は、通信ケーブル254を介して印刷装置107と接続され、インサータ108の制御に必要な通信を行う。CPU233は、メモリ234に格納された制御プログラムに応じて、給紙に必要な各種制御を行う。メモリ234は、制御プログラムが保存された記憶装置である。給紙制御部235は、CPU233からの指示に基づき、ローラとセンサを制御しながら、インサータ108の給紙部や印刷装置107から搬送された用紙の搬送を制御する。
次に、検査装置109の構成について説明する。検査装置109は、通信I/F237、CPU238、メモリ239、撮影部240、ディスプレイ241、操作部242で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス243を介して接続される。通信I/F237は通信ケーブル254を介して印刷装置107と接続され、検査装置109の制御に必要な通信を行う。CPU238は、メモリ239に格納された制御プログラムに応じて、検査に必要な各種制御を行う。メモリ239は、制御プログラムが保存された記憶装置である。撮影部240は、後述する読取ユニット331、332を含み、CPU238の指示に基づき、検査装置109へ搬送されたシートの画像を読み取る。CPU238は、撮影部240によって撮影された画像と、メモリ239に保存された正解画像と比較し、印刷された画像が正常か否かを判断する。ディスプレイ241は、検査結果や設定画面などが表示する。操作部242は、ユーザによって操作され、検査装置109の設定変更や正解画像の登録などの指示を受け付ける。なお、ディスプレイ241はユーザが操作可能なタッチパネルを備えており、ディスプレイ241は操作部242として機能する。
次に、大容量スタッカ110の構成について説明する。大容量スタッカ110は、通信I/F244、CPU245、メモリ246、排紙制御部247で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス248を介して接続される。通信I/F244は通信ケーブル254を介して印刷装置107と接続され、大容量スタッカ110の制御に必要な通信を行う。CPU245は、メモリ246に格納された制御プログラムに応じて、排紙に必要な各種制御を行う。メモリ246は、制御プログラムが保存された記憶装置である。排紙制御部247(排出制御部)は、CPU245からの指示に基づき、大容量スタッカ110へ搬送された用紙をスタックトレイ341、またはエスケープトレイ346に搬送する制御を行う。
次に、外部コントローラ102の構成について説明する。外部コントローラ102は、CPU208、メモリ209、HDD210、キーボード211、ディスプレイ212、LANI/F213,LANI/F214、ビデオI/F215で構成されている。外部コントローラ102のそれぞれの構成要素はシステムバス216を通して接続されている。CPU208は、HDD210に保存されたプログラムやデータに基づいてクライアントPC103からの印刷データの受信、RIP処理、画像形成装置101への印刷データの送信などの処理を包括的に実行する。メモリ209は、CPU208が各種処理を行う際に必要なプログラムやデータが記憶され、ワークエリアとして動作する。HDD210には、印刷処理などの動作に必要なプログラムやデータが記憶される。キーボード211は、外部コントローラ102の操作指示を入力するための装置である。ディスプレイ212には、外部コントローラ102の実行アプリケーション等の情報を静止画や動画の映像信号により表示される。LANI/F213は、外部LAN104を介してクライアントPC103と接続され、印刷指示などの通信を行う。LANI/F214は、内部LAN105を介して画像形成装置101と接続され、印刷指示などの通信を行う。ビデオI/F215は、ビデオケーブル106を介して画像形成装置101と接続され、印刷データなどの通信を行う。
次に、クライアントPC103の構成について説明する。クライアントPC103は、CPU201、メモリ202、HDD203、キーボード204、ディスプレイ205、LANI/F206で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス207を介して接続されている。CPU201は、HDD203に保存された文書処理プログラム等に基づいて印刷データの作成や印刷指示を実行する。またCPU201は、システムバスに接続される各デバイスを包括的に制御する。メモリ202は、CPU201が各種処理を行う際に必要となるプログラムやデータが記憶され、ワークエリアとして動作する。HDD203には、印刷処理などの動作に必要なプログラムやデータが記憶される。キーボード204はクライアントPC103の操作指示を入力するための装置である。ディスプレイ205には、クライアントPC103の実行アプリケーション等の情報が静止画や動画の映像信号により表示される。LANI/F206は、外部LAN104を介して外部コントローラ102と接続されており、印刷指示などの通信を行う。
以上の説明において、外部コントローラ102と画像形成装置101は内部LAN105とビデオケーブル106が接続されているが、印刷に必要なデータの送受信が行える構成であればよく、例えば、ビデオケーブルのみの接続構成でもよい。また、メモリ202、メモリ209、メモリ223、メモリ234、メモリ239、メモリ246はそれぞれ、データやプログラムを保持するための記憶装置であればよい。たとえば、揮発性のRAM、不揮発性のROM、内蔵HDD、外付けHDD、USBメモリなどで代替した構成でもよい。
<画像形成装置>
次に、画像形成装置101について、図3を用いて説明する。図3は画像形成装置101の概略断面図である。印刷装置107は給紙デッキ301、302を有している。給紙デッキ301、302には、各種シートが収容される。給紙デッキ301、302は、収容された複数のシートから最上位のシート一枚のみを分離し、シート搬送パス303へ搬送することが可能である。現像ステーション304~307は、カラー画像を形成するために、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の有色トナーを用いてトナー像を形成する。現像ステーション304~307により形成されたトナー像は中間転写ベルト308に一次転写される。中間転写ベルト308が回転することで、二次転写位置309においてシート搬送パス303から搬送されてきたシートへトナー像が転写される。ディスプレイ225は、画像形成装置101の印刷状況や設定のための情報を表示する。第1定着ユニット311は加圧ローラと加熱ローラを備え、各ローラの間をシートが通過することにより、トナーを溶融・圧着することでシートにトナー像を定着させる。第1定着ユニット311を抜けたシートは、シート搬送パス312、315を通ってインサータ108へと搬送される。シートの種類によって定着のためにさらに溶融・圧着が必要な場合は、第1定着ユニット311を通過した後、上のシート搬送パスを介して第二定着ユニット313へと搬送され、追加の溶融・圧着が施される。その後、シートは、シート搬送パス314、315を通ってインサータ108へと搬送される。シートの両面に画像を形成する場合は、シートがシート反転パス316で反転された後、両面搬送パス317へとシートが搬送され、二次転写位置309で2面目の画像転写が行われる。
インサータ108は、印刷装置107から搬送される複数のシートの間に、挿入シートを挿入することが可能である。インサータ108は、インサータトレイ321と複数の搬送ローラ対324を備え、シート搬送パス322を介してインサータトレイ321から給紙された挿入シートをシート搬送パス323へ合流させる。これにより、インサータ108は、印刷装置107から搬送される一連のシート群に、任意の位置で挿入シートを挿入して、後続装置へ搬送することが可能となる。また、インサータ108は、印刷装置107の印刷動作とは関係なく、シートをインサータトレイ321から給紙することで、シートを検査装置109へ搬送することが可能である。つまり、インサータ108は、印刷装置107により画像形成されて排出されるシート及び印刷装置107により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートを検査装置109へ搬送することが可能である。
検査装置109は、インサータ10から搬送されてきたシートを複数の搬送ローラ対334によって搬送しながらシートの画像を読み取り、シートの画像が正常であるか否かを判定する。検査装置109の内部には読取ユニット331、332が対向するように配置される。読取ユニット331はシートの第1面(上面)の画像を読み取り、読取ユニット332はシートの反対側の第2面(下面)の画像を読み取る。検査装置109は、複数の搬送ローラ対334によってシート搬送パス333を搬送されるシートが所定の読取位置に到達したタイミングで、読取ユニット331、332を用いてシートの画像を読み取る。ディスプレイ241には、検査装置109によって行われた検査結果などが表示される。
大容量スタッカ110は、シートが排出される第1排出部としてスタックトレイ341を有する。また、大容量スタッカ110は、スタックトレイ341においてシートを他のシートに対して所定の量ずれた位置に排出するシフト機能を有している。検査装置109を通過したシートは、シート搬送パス344を通って大容量スタッカ110に搬送される。大容量スタッカ110に搬送されたシートは、シート搬送パス344からシート搬送パス345を経由して、スタックトレイ341に積載される。
さらに、大容量スタッカ110は、シートが排出される第2排出部として、エスケープトレイ346を有する。エスケープトレイ346は、検査装置109が検査したシートを異常シートであると判定した場合に、その異常シートが排出されるトレイである。異常シートがエスケープトレイ346に排出される場合は、異常シートはシート搬送パス344からシート搬送パス347を経由してエスケープトレイ346へ搬送される。なお、大容量スタッカ110の下流側に後処理装置が接続される場合には、シート搬送パス348を経由して後処理装置にシートが搬送される。大容量スタッカ110は、シートの表裏を反転するための反転部349を有する。反転部349は、シートをスタックトレイ341に積載する場合に使用される。大容量スタッカ110がエスケープトレイ346や後続の後処理装置へシートを搬送する場合は、反転部349での反転動作は行わない。
本実施形態において、画像形成装置101は、インライン検査(第1検査モード)とオフライン検査(第2検査モード)の2つの検査モードを実行可能である。インライン検査は、印刷装置107を用いた印刷ジョブを実行しながら、その印刷ジョブで画像形成されたシートを検査装置109へ搬送して検査するモードである。一方、オフライン検査は、印刷装置107から検査装置109へ搬送されるシートに対して検査を実行するのではなく、印刷ジョブの実行とは独立してシートを検査装置109に搬送して検査するモードである。また、画像形成装置101は、印刷装置107による印刷のみを行い、検査装置109による検査を行わない印刷モードも実行可能である。
インライン検査において、画像形成装置101は給紙デッキ301、302からシートを給送し、印刷装置107によってシートに画像を形成する。そして、画像形成装置101はシート搬送パス323を介して検査装置109へシートを搬送し、シートの画像を読み取る。これにより、画像形成装置101は、印刷装置107によって画像形成されたシートを順次検査することができる。
一方で、オフライン検査において、画像形成装置101はインサータ108のインサータトレイ321からシートを給送する。そして、画像形成装置101はシート搬送パス323を介して検査装置109へシートを搬送し、シートの画像を読み取る。これにより、画像形成装置101は、印刷装置107以外の印刷装置によって印刷されたシートも検査することが可能となる。なお、オフライン検査において検査装置109によって検査されるシートは、印刷装置107によって画像形成され大容量スタッカ110に排紙された後、ユーザによりインサータ108にセットされたシートであってもよい。
<検査装置の操作>
図4から図12は、検査装置109のディスプレイ241に表示される画面の例である。検査装置109は予め設定された検査項目に基づいて、検査装置109へ搬送されたシートの画像を検査する。シート画像の検査は、予めメモリ239に登録された正解画像と読取ユニット331、332が読み取ったシートの画像(読取画像)とを比較して行われる。画像の比較方法には、画像位置ごとの画素値を比較する方法や、エッジ検出による物体の位置の比較、OCR(Optical Character Recognition)による文字データの抽出などによる方法がある。検査項目には、印刷位置のずれ、画像の色合い、画像の濃度、スジやカスレ、印刷抜けなどがある。
図4は、検査装置109の起動時に検査装置109のディスプレイ241に表示される表示画面の一例である。図4に示す表示画面において、ディスプレイ241には、正解画像が登録されていないので検査を開始するには正解画像の登録が必要である旨が表示されている。既に正解画像が登録されている場合は、検査開始可能である旨が表示される。また、ディスプレイ241には、画像表示部402に登録済みの正解画像が表示される。図4においては、画像表示部402には正解画像が未登録である旨が表示されている。ボタン403は、正解画像の登録画面を呼び出すためのボタンである。ボタン404は検査の設定画面を呼び出すためのボタンである。ボタン405は検査結果の確認画面を呼び出すためのボタンである。ボタン406は検査の開始を指示するためのボタンである。
図5は、ユーザが正解画像を登録する際に検査装置109のディスプレイ241に表示される表示画面の一例である。図5に示す表示画面は、図4のボタン403が選択されたことに応じてディスプレイ241に表示される。枚数設定部501は、検査が実施されるジョブ(検査ジョブ)における1部あたりの用紙枚数を設定するために使用される。1部あたりの枚数が2枚以上の印刷ジョブの場合には、検査装置109に複数の画像を正解画像として登録することができる。面設定部502は、検査装置109が検査をするシートの面を設定するために使用される。ユーザは、面設定部502により、シートの両面の画像を検査するか、表面の画像のみを検査するか、裏目の画像のみを検査するかを設定することができる。なお、シートの片面のみに印刷されている場合であっても、印刷されない面にゴミがついていないかを検査するために、両面の検査を行うよう設定することが可能である。ボタン503は正解画像の登録を指示するためのボタンである。ボタン503が選択されると、検査装置109は搬送されてきたシートの画像を読み取り、その画像データを正解画像として登録する。
図6は、検査装置109が正解画像を登録するためにシートの画像を読み取っているときに、ディスプレイ241に表示される表示画面の一例である。図6に示す画面は、図5のボタン503が選択されたことに応じて表示される。ボタン601は、読取の中止を指示するためのボタンである。ボタン601が選択された場合には、検査装置109は画像の読取を中止し、ディスプレイ241は図4の表示画面に戻る。
図7は、正解画像の読み取りが完了した後にディスプレイ241に表示される表示画面の一例である。画像表示部701には、検査装置109が読み取ったシートの画像が表示される。画像が複数枚ある場合には、切り替えボタン702により表示される画像を切り替えることが可能である。また、両面の検査を行う場合には、切り替えボタン703で表裏の画像を切り替えることができる。ボタン704は、検査スキップエリアの設定を指示するためのボタンである。バリアブル印刷(VDP、Variable Data Printing)などの、1部ごとに特定エリアの印刷内容を変える印刷のために、検査を行わないエリアを設定することができる。ボタン705は、画像表示部701に表示されている画像を正解画像として登録するためのボタンである。ボタン705が選択された場合には、検査装置109は正解画像の登録を行い、図4の表示画面に戻る。706は読み取りをキャンセルする場合のボタンである。ボタン706が押された場合には、検査装置109は正解画像の登録を行わずに、ディスプレイ241は図4の表示画面に戻る。
図8は、ディスプレイ241に表示される検査スキップエリアの設定画面の一例である。図8に示す表示画面は、ボタン704が選択されたことに応じてディスプレイ241に表示される。エリア801は、検査スキップエリアを示す。ユーザは、位置設定部802でエリア801の位置を変更することができ、サイズ設定部803でエリア801の大きさを変更することができる。ボタン804は、検査スキップエリアの設定を登録するためのボタンである。ボタン804が選択されると、検査装置109はエリア801を検査スキップエリアとして登録し、ディスプレイ241は図7の表示画面に戻る。ボタン805は、さらに別の検査スキップエリアを登録するためのボタンである。これにより、検査装置109は、1つの画像データに対して複数の検査スキップエリアを登録することができる。ボタン806は、検査スキップエリアの設定をキャンセルするためのボタンである。ボタン806が選択された場合には、ディスプレイ241は図7の表示画面に戻る。
図9は、検査の設定を行う設定画面の一例である。図9に示す表示画面は、ボタン404が選択されたことに応じてディスプレイ241に表示される。レベル設定部901は、検査レベルを設定するために使用される。検査装置109は、レベル設定部901により設定された検査レベルが高いほど、正解画像と読み取り画像との小さな違いで異常シートと判断するようになる。種別設定部902は検査種別を設定するために使用される。ユーザは、種別設定部902によって、検査の項目を設定することが可能である。図9に示す表示画面における種別設定部902は、位置、色合い、スジ、抜けは検査の対象とするが、濃度は検査の対象外とする状態である。ボタン903は、検査の設定を確定させるためのボタンである。ボタン903が選択された場合には、検査装置109は検査設定を登録し、ディスプレイ241は図4の表示画面に戻る。
図10は、検査結果を表示する表示画面の一例である。図10に示す表示画面は、図4のボタン405が選択されたことに応じてディスプレイ241に表示される。属性表示部1001には、検査が実行されたジョブの属性や、検査結果が表示される。結果表示部1002には、各シートの検査結果が表示される。結果表示部1002の結果は、検査装置109が読み取ったシートが正常であると判断された場合はOKと表示され、検査装置109が読み取ったシートが異常であると判断された場合はNGと表示される。ボタン1503は、検査結果を表示するジョブを選択するためのボタンである。図10に示す表示画面では、検査装置109に保存されている9つのジョブのうち、1ジョブ目の検査結果が表示されている。ユーザは、ジョブ選択部1003の左右のボタンを操作することによって、ディスプレイ241に表示するジョブを切り替えることができる。ボタン1004は、検査結果の表示の終了を指示するためのボタンである。ボタン1004が選択された場合には、ディスプレイ241は図4の表示画面に戻る。
図11は、検査装置109の検査中にディスプレイ241に表示される表示画面の一例である。図11に示す画面は、図4のボタン406が選択されたことに応じて表示される。画像表示部1101には、検査装置109が検査したシートの画像が表示される。結果表示部1102には、画像表示部1101に表示された読み取り画像と正解画像とを比較した検査結果が表示される。図11に示す画面においては、検査装置109が読み取ったシートが正常であると判定されたため、結果表示部1102に「OK」と表示されている。ボタン1103は、検査の終了を指示するためのボタンである。ボタン1103が選択された場合には、検査装置109は検査処理を終了し、ディスプレイ241は図4の表示画面に戻る。ボタン1104はジョブ全体の検査結果の確認画面の表示を指示するためのボタンである。ボタン1104が選択された場合には、ディスプレイ241に図10の表示画面が表示される。
図12は、検査装置109が読み取ったシートの画像が異常であると判定された場合の表示画面の一例である。図12に示す例では、検査装置109が読み取ったシートの画像にスジ1205が検出されたため、結果表示部1102に「NG」と表示されている。
<検査モードの設定>
次に、画像形成装置101の検査モードの設定方法について、図13から図15を用いて説明する。図13は、ディスプレイ225に表示される検査モード選択画面の一例である。図13に示す表示画面は、ユーザがディスプレイ225(操作部224)に対して所定の操作を行うことでディスプレイ225に表示される。上述したように、画像形成装置101は、インライン検査とオフライン検査の2つの検査モードを実行可能である。検査モード選択画面において、ユーザは画像形成装置101が実行する検査モードを選択する。ボタン1301はインライン検査を選択するためのボタンであり、ボタン1302はオフライン検査を選択するためのボタンである。
なお、インライン検査は、印刷ジョブの設定画面からも設定可能である。また、オフライン検査は、印刷ジョブやスキャンジョブなどのジョブの種類を設定する画面からも設定可能である。
図14は、インライン検査における異常シート検出時の画像形成装置101の動作を設定する設定画面の一例である。図14に示す表示画面は、図13のボタン1301が選択されることに応じて、ディスプレイ225に表示される。画像形成装置101は、インライン検査における動作モードとして、パージ&リカバリモード、パージモード、シフトモード、ログオンリーモードを実行可能である。それぞれの動作モードにおける画像形成装置101の動作については後述する。ボタン1401は、パージ&リカバリモードを選択するためのボタンである。ボタン1402は、パージモードを選択するためのボタンである。ボタン1403は、シフトモードを選択するためのボタンである。ボタン1404は、ログオンリーモードを選択するためのボタンである。ボタン1405は、画面を検査モード選択画面に戻すためのボタンである。ボタン1406は、インライン検査における画像形成装置101の動作を決定するためのボタンである。ユーザは、ボタン1401~1404のいずれかのボタンを選択した状態でボタン1406を選択することで、インライン検査における画像形成装置101の動作を決定することが可能である。
図15は、オフライン検査における異常シート検出時の画像形成装置101の動作を設定する設定画面の一例である。図15に示す表示画面は、図13のボタン1302が選択されることに応じて、ディスプレイ225に表示される。画像形成装置101は、オフライン検査における動作モードとして、パージモード、シフトモード、ログオンリーモードを実行可能である。つまり、画像形成装置101は、オフライン検査においてはパージ&リカバリモードを設定することができないように構成されている。ボタン1501は、パージモードを選択するためのボタンである。ボタン1502は、シフトモードを選択するためのボタンである。ボタン1503は、ログオンリーモードを選択するためのボタンである。ボタン1504は、画面を検査モード選択画面に戻すためのボタンである。ボタン1505は、オフライン検査における画像形成装置101の動作を決定するためのボタンである。ユーザは、ボタン1501~1503のいずれかのボタンを選択した状態でボタン1505を選択することで、オフライン検査における画像形成装置101の動作を決定することが可能である。
本実施形態において、画像形成装置101の検査モードの設定は、印刷装置107の操作部224及びディスプレイ225によって設定されるが、外部コントローラ102やクライアントPC103によって設定されてもよい。
<異常シート検出時の動作>
次に、検査装置109が異常シートを検出した場合の画像形成装置101の動作について説明する。以下、例として1部のページ数が5ページであるジョブの場合について説明する。
まず、パージ&リカバリモードにおける画像形成装置101の動作について、図16を用いて説明する。図16(a)、(b)は、パージ&リカバリモードにおけるシートの排出先を説明するための図である。パージ&リカバリモードは、検査装置109がシートを異常であると判定した場合に、異常シートを正常シートとは別の排出部へ排出し、異常シートに印刷された画像を別のシートに再印刷するモードである。パージ&リカバリモードは、インライン検査において設定可能である。図16(a)に示すように、パージ&リカバリモードにおいて正常シートである1~3枚目のシートは、スタックトレイ341に排出される。一方で、異常シートである4枚目のシートはエスケープトレイ346に排出される。さらに、異常シートの後続シートである5枚目のシートについては検査装置109による検査が行われず、異常シートと同様にエスケープトレイ346に排出される。異常シート及び異常シートの後続シートがエスケープトレイ346に排出された後、画像形成装置101は異常シートである4枚目のシートに形成された画像を6枚目のシートに再印刷する。さらに、画像形成装置101は異常シートの後続シートである5枚目のシートに形成された画像を7枚目のシートに再印刷する。そして、検査装置109は、再印刷された6、7枚目のシートを検査する。再印刷されたシートが正常シートであれば、シートは、スタックトレイ341に排出される。最終的に、図16(b)に示すように、1~5ページが揃った状態の成果物がスタックトレイ341に積載され、異常シート及び異常シートの後続シートがエスケープトレイ346に積載される。
このように、異常シートが検出された場合に異常シートに形成された画像を別のシートに再印刷する処理をリカバリ処理と呼ぶ。また、異常シートを正常シートとは別の排出部に排出する処理をパージ処理と呼ぶ。つまり、パージ&リカバリモードは、画像形成装置101がパージ処理とリカバリ処理の両方を実行するモードである。また、パージ&リカバリモードにおいて、画像形成装置101は異常シートの後続シートに対しては検査装置109による検査を行わず、後続シートはエスケープトレイ346に排出される。これにより、図16に示すようにリカバリ処理後の成果物のページ順が正しい順番になる。
次に、パージモードにおける画像形成装置101の動作について、図17を用いて説明する。図17(a)、(b)は、パージモードにおけるシートの排出先を説明するための図である。パージモードは、検査装置109がシートを異常であると判定した場合に、異常シートを正常シートとは別の排出部へ排出するモードである。パージモードにおいて、画像形成装置101はリカバリ処理を実行しない。パージモードは、インライン検査及びオフライン検査の両方において設定可能である。図17(a)に示すように、パージモードにおいて正常シートである1~3枚目のシートは、スタックトレイ341に排出される。一方で、異常シートである4枚目のシートはエスケープトレイ346に排出される。そして、検査装置109は5枚目のシートについて検査を行う。正常シートである5枚目のシートは、スタックトレイ341に排出される。最終的に、1~3ページ目及び5ページ目のシートがスタックトレイ341に積載され、異常シートである4ページ目のシートのみがエスケープトレイ346に積載される。このように、パージモードにおいては、画像形成装置101はパージ処理を実行する。
次に、シフトモードにおける画像形成装置101の動作について、図18を用いて説明する。図18(a)、(b)は、シフトモードにおけるシートの排出先を説明するための図である。シフトモードは、検査装置109がシートを異常であると判定した場合に、異常シートを正常シートに対して所定量ずれた位置に排出するモードである。シフトモードにおいて、画像形成装置101はリカバリ処理を実行しない。シフトモードは、インライン検査及びオフライン検査の両方において設定可能である。図18(a)に示すように、シフトモードにおいて正常か否かに関わらず1~5枚目のシートは、スタックトレイ341に排出される。このとき、異常シートである4枚目のシートは、正常シートである1~3枚目のシートに対して例えば、搬送方向に直交する方向に所定量ずれた位置に排出される。最終的に、異常シートである4枚目のシートのみがシフトした状態で、1~5ページのシートがスタックトレイ341に積載される。このように、異常シートを正常シートに対して所定量ずれた位置に排出する処理をシフト処理と呼ぶ。
次に、ログオンリーモードにおける画像形成装置101の動作について、図19を用いて説明する。図19(a)、(b)は、ログオンリーモードにおけるシートの排出先を説明するための図である。ログオンリーモードは、検査装置109がシートを異常であると判定した場合に、異常シートを正常シートと同様に排出し、異常シートの記録のみを行うモードである。ログオンリーモードにおいて、画像形成装置101はリカバリ処理を実行しない。ログオンリーモードは、インライン検査及びオフライン検査の両方において設定可能である。図19(a)に示すように、ログオンリーモードにおいて正常か否かに拘わらず1~5枚目のシートは、スタックトレイ341に排出される。最終的に、異常シートである4枚目のシートを含む1~5ページのシートが揃った状態でスタックトレイ341に積載される。このように、異常シートに対する排出制御を正常シートに対する排出制御とは異ならせることなく、異常シートを排出し、異常シートに関する情報の記録を行う処理をログオンリー処理と呼ぶ。
なお、上述したパージ&リカバリモード、パージモード、シフトモード、ログオンリーモードの4つの動作モードにおいて、検査装置109は異常シートに関する情報を記録しており、ユーザはディスプレイ241によって検査結果を確認することが可能である。図16から図19に示した例においては、4枚目のシートが異常シートであるため、検査装置109のCPU238は4枚目のシートが異常シートであることをメモリ239に記録する。
<ジョブにおける生産性の設定>
次に、画像形成装置101が検査ジョブを実行する際の生産性について図22を用いて説明する。図22は、インライン検査及びオフライン検査のそれぞれにおける画像形成装置101の生産性と搬送速度とを示す表である。本実施形態において、生産性(スループット)とは、装置が所定時間当たりに処理するシートの枚数である。つまり、印刷装置107の生産性とは、印刷装置107が所定時間の間に印刷可能なシートの枚数(画像の数)である。また、検査装置109の生産性とは、検査装置109が所定時間の間に検査するシートの枚数(画像の数)を示す。
本実施形態の画像形成装置101は、印刷装置107、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110が接続された構成である。ここで、印刷装置107の生産性が検査装置109の生産性よりも低い場合、検査装置109は印刷装置107の生産性に合わせて検査を行うことが好ましい。これにより、検査装置109が必要以上に電力を消費することを抑制することができる。しかしながら、オフライン検査においては印刷装置107による印刷を実行しないため、検査装置109は印刷装置107の生産性に合わせる必要がない。そのため、本実施形態の検査装置109は、インライン検査のときの生産性よりもオフライン検査の生産性が高くなるように制御される。
具体的には、図22の表に示すように、インライン検査における画像形成装置101の生産性は100[PPM]に設定される。これは、インライン検査において画像形成装置101で律速となる印刷装置107の生産性が100[PPM]であるためである。画像形成装置101の生産性が100[PPM]の場合、先行シートの先端から次の後続シートの先端までの時間間隔は600[msec]である。そのため、検査装置109はシートの搬送及び検査処理を600[msec]以内に行う必要がある。そこで本実施形態においては、インライン検査における画像形成装置101全体(印刷装置107、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110)の搬送速度は500[mm/s]に設定される。この場合、画像形成装置101が1枚のA4サイズ(長さ210[mm])のシートの搬送にかかる時間が420[msec]となり、先行シートの後端から次の後続シートの先端までの時間間隔は180[msec]となる。そのため、検査装置109は、180[msec]の間に、読取画像と正解画像を比較してシートの画像が正常か否かを判定する検査処理を行うことができる。
一方、オフライン検査においては印刷装置107による律速がないため、画像形成装置101の生産性は153[PPM]に設定される。画像形成装置101の生産性が153[PPM]の場合、先行シートの先端から次の後続シートの先端までの時間間隔はおよそ392[msec]である。そのため、検査装置109はシートの搬送及び検査処理を392[msec]以内に行う必要がある。そこで本実施形態においては、オフライン検査におけるインサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110の搬送速度は1000[mm/s]に設定される。この場合、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110が1枚のA4サイズのシートの搬送にかかる時間は210[msec]となり、先行シートの後端から次の後続シートの先端までの時間間隔は182[msec]となる。そのため、検査装置109は、182[msec]の間に検査処理を行うことができる。このように本実施形態において、画像形成装置101は、オフライン検査における搬送速度(第1搬送速度)をインライン検査における搬送速度(第2搬送速度)よりも速い値に設定する。これにより、検査装置109のオフライン検査における生産性(第1のスループット)をインライン検査における生産性(第2のスループット)よりも高くすることが可能である。なお、画像形成装置101の生産性や搬送速度は、上記の値に限らず、ジョブの条件や装置のスペックに応じて適宜設定されてよい。
<画像形成装置の動作>
次に、画像形成装置101がジョブを実行する際の動作について、図20及び図21を用いて説明する。図20は、画像形成装置101がジョブを実行する際の動作を示すフローチャートである。図21は、検査装置109が検査処理を実行する際の動作を示すフローチャートである。
ユーザがクライアントPC103から外部コントローラ102を介して、画像形成装置101にジョブの開始を指示すると、CPU222は投入されたジョブが検査装置109による検査を実行する検査ジョブか否かを判断する(S1001)。クライアントPC103から投入されたジョブが検査ジョブである場合(S1001のYes)、CPU222はジョブの情報及びメモリ223に記録された検査モード設定を参照し、検査モードがオフライン検査か否かを判断する(S1002)。検査モードがオフライン検査である場合(S1002のYes)、CPU222は生産性を153[PPM]に設定する。具体的には、上述したように、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110の搬送速度を1000[mm/s]に設定する。
次に、インサータ108がCPU222からの指示に基づいてシートの給送を開始する(S1004)。そして、検査装置109がインサータ108から給送されたシートに対して検査処理を実行する(S1005)。検査装置109が実行する検査処理の動作については後述する。ここで、次のシートがある場合はインサータ108によるシートの給送及び検査装置109による検査処理が繰り返される(S1006のYes)。そして、全てのシートについての検査処理が終了した場合(S1006のNo)、CPU222はインサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110に対してシートの搬送を停止するように指示する(S1007)。そして、CPU222はフローチャートの処理を終了する。
一方、S1002において、検査モードがインライン検査であった場合(S1002のNo)、CPU222は生産性を100[PPM]に設定する。具体的には、上述したように、印刷装置107、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110の搬送速度を500[mm/s]に設定する(S1008)。
次に、印刷装置107は給紙デッキ301、302に収容されたシートを給送して、上述した印刷処理を実行する(S1008)。そして、検査装置109が印刷装置107によって画像形成されたシートに対して検査処理を実行する(S1010)。ここで、次のシートがある場合は印刷装置107による印刷処理及び検査装置109による検査処理が繰り返される(S1011のYes)。そして、全てのシートについての検査処理が終了した場合(S1011のNo)、CPU222は印刷装置107、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110に対してシートの搬送を停止するように指示する(S1007)。そして、CPU222はフローチャートの処理を終了する。
S1001において、クライアントPC103から投入されたジョブが検査ジョブではない場合(S1001のNo)、CPU222は生産性を100[PPM]に設定する。具体的には、上述したように、印刷装置107、インサータ108、検査装置109及び大容量スタッカ110の搬送速度を500[mm/s]に設定する(S1012)。ここで、印刷のみを行う印刷モードにおけるシートの搬送速度は、インライン検査における搬送速度と同じ値に設定される。そして、CPU222は、すべてのシートの印刷処理が完了するまで印刷装置107による印刷処理を繰り返す(S1013、S1014)。そして、CPU222はジョブをフローチャートの処理を終了する。
次に、S1005及びS1010において検査装置109が実行する検査処理の動作について、図21を用いて説明する。検査装置109のCPU238は、CPU222からの指示に基づいて図21のフローチャートの検査処理を実行する。
検査処理が開始されると、CPU238はCPU222から送信された情報に基づいて検査モードがオフライン検査か否かを判断する(S2001)。検査モードがオフライン検査である場合(S2001のYes)、インサータ108から搬送されてきたシートを1000[mm/s]の搬送速度で搬送する(S2002)。一方、検査モードがインライン検査である場合(S2001のNo)、インサータ108から搬送されてきたシートを500[mm/s]の搬送速度で搬送する(S2003)。
CPU238は、搬送されているシートの画像を読取ユニット331、332により読み取る(S1004)。そしてCPU238は、S2004で読み取った画像と、予め登録された正解画像と、を比較することによって、シートの画像が正常であるか否かを判定する(S2005)。検査されたシートが異常シートであった場合(S2006のYes)、CPU238は異常シートの情報を記録する(S2007)。
その後、CPU238は、CPU222から送られてきた検査設定の情報に基づいて、パージ&リカバリモードが設定されているか否かを判定する(S2008)。パージ&リカバリモードが設定されている場合(S2008のYes)、CPU238は大容量スタッカ110へパージ処理の指示を行う(S2009)。そして、CPU238は、異常シートに形成された画像を別のシートに再印刷するリカバリ処理を実行するように印刷装置107への指示を行う(S2010)。
パージ&リカバリモードが設定されていない場合(S2008のNo)、CPU238はパージモードが設定されているか否かを判定する(S2011)。パージモードが設定されている場合(S2011のYes)、CPU238は大容量スタッカ110へパージ処理の指示を行う(S2012)。
パージモードが設定されていない場合(S2011のNo)、CPU238はシフトモードが設定されているか否かを判定する(S2013)。シフトモードが設定されている場合(S2013のYes)、CPU238は大容量スタッカ110へシフト処理の指示を行う(S2014)。
シフトモードが設定されていない場合(S2013のNo)、もしくは、検査装置109が検査したシートが正常シートであった場合(S2006のNo)、CPU238は大容量スタッカ110に対してシートを通常通りスタックトレイ341に排出するように指示する(S2015)。
以上の制御により、画像形成装置101はインライン検査及びオフライン検査を実行することが可能である。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置101は、検査モードがオフライン検査である場合、インライン検査のときの生産性よりも高い生産性でジョブを実行する。つまり、オフライン検査において検査装置109が所定時間の間に検査可能なシートの画像の数は、インライン検査において検査装置109が所定時間の間に検査可能なシートの画像の数よりも多い。これにより、画像形成装置101はインライン検査とオフライン検査のそれぞれについて適切な生産性でジョブを実行することが可能であり、特にオフライン検査における生産性を向上することが可能である。
上記の実施形態においては、画像形成装置101は、オフライン検査における搬送速度をインライン検査における搬送速度よりも速くすることによって、オフライン検査の生産性をインライン検査よりも高くしている。しかしながら、オフライン検査におけるインサータ108及び検査装置109でのシート同士の間隔をインライン検査におけるシート同士の間隔よりも狭くすることによって、オフライン検査の生産性をインライン検査よりも高くする構成であってもよい。
1 画像形成システム
101 画像形成装置
107 印刷装置
108 インサータ
109 検査装置
110 大容量スタッカ
321 インサータトレイ
341 スタックトレイ
346 エスケープトレイ

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    シートの画像を読み取って検査する検査部と、
    前記画像形成部により画像形成されて排出されるシート及び前記画像形成部により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートを前記検査部に搬送する搬送部と、
    前記画像形成部により画像形成されて排出されるシートを前記搬送部により前記検査部へ搬送して検査する第1検査モードと、前記画像形成部により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートを前記搬送部により前記検査部へ搬送して検査する第2検査モードと、を実行可能である制御手段と、
    を備え、
    前記第2検査モードにおいて前記検査部が所定時間の間に検査可能なシートの画像の数は、前記第1検査モードにおいて前記検査部が前記所定時間の間に検査可能なシートの画像の数よりも多い、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第2検査モードにおける前記搬送部のシートの搬送速度は、前記第1検査モードにおける前記搬送部のシートの搬送速度よりも速い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成部によりシートに画像を形成し、前記検査部によるシートの画像の検査を実行しない印刷モードを実行可能であり、
    前記印刷モードにおける前記搬送部のシートの搬送速度は、前記第2検査モードにおける前記搬送部のシートの搬送速度と同じである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記第2検査モードにおける前記搬送部のシートの間隔は、前記第1検査モードにおける前記搬送部のシートの間隔よりも狭い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. シートが排紙される第1排出部及び第2排出部と、
    前記検査部によって画像が正常であると判断されたシートを前記第1排出部に排出し、前記検査部によって画像が異常であると判断されたシートを前記第2排出部に排出する排出制御部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 前記搬送部は、前記画像形成部により画像形成された複数のシートの間に挿入シートを挿入するインサータである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  7. シートに画像を形成する画像形成装置に接続され、シートの画像を読み取って検査する検査装置であって、
    前記画像形成装置により画像形成されて排出されるシートの画像を検査する第1検査モードと、前記画像形成装置により画像形成されて排出されるシートとは異なるシートの画像を検査する第2検査モードと、を実行可能である制御手段を備え、
    前記第2検査モードにおいて所定時間の間に検査可能なシートの画像の数は、前記第1検査モードにおいて前記所定時間の間に検査可能なシートの画像の数よりも多い、
    ことを特徴とする検査装置。
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