JP2021115744A - 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄な用紙の消費を事前に防ぐことを目的とする。【解決手段】給紙段を指定した検品ジョブを受け付けた場合、正解画像登録時の用紙情報を取得する。取得した用紙情報と、検品ジョブを実行する際の用紙情報とが異なる場合、確認画面を表示する。【選択図】図22
Description
本発明は、画像形成装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、印刷装置により印刷されたシートを搬送中に検品装置によって検査可能とした印刷システムが知られている。印刷シートの検査では、検品装置が搬送された印刷シートの画像を読み取り、読み取った画像の画像解析により印刷シートが正常であるか否かを判定する。検査では読み取った画像データと、検品装置に登録されている正解画像データを比較して検品結果の判定を行う。検品を実施する際には、ユーザーは検品装置に対して検品時に用いる正解画像を事前に登録する。検品ジョブを印刷装置に投入する際には、ユーザーは検品装置に登録されている正解画像の中から、投入する検品ジョブに対応する正解画像を選択する。検品装置は、上記の検査によって、例えばバーコードや罫線の欠け、画像抜け、印刷不良、ページ抜け、色ずれ等を検出することが可能である。
しかし、検品では事前に登録した正解画像データと検品ジョブで投入した画像データを比較検査するため、検品ジョブ投入時には、検品ジョブで用いる用紙の種類、カラーモード等、比較対象の正解画像に近い成果物が出力されるような設定がユーザーに求められる。
これらの設定が適切になされない場合は検品NGとなる可能性が高い。例えば、正解画像登録時には青い色紙、検品ジョブ実行時に白い普通紙だった場合、それぞれの画像データの色味が異なるため、検品NGとなる。また、検品のユースケースとして、検査対象となる成果物のベースとなる用紙の色は様々であり、異なる検品ジョブを投入する複数ユーザーが1台の検品装置を共有する場合、給紙段の用紙は頻繁に入れ替えられることが想定される。例えばユーザーが給紙段指定のジョブで用紙タイプの設定を意識せずに検品を実行する場合は、給紙段の中身と用紙タイプ設定が他のユーザーによって所望の用紙設定から変更されていた場合は検品NGとなる可能性が高い。
また、ユーザーが給紙段を指定せずに自動用紙選択のジョブで用紙タイプ設定を意識せずに検品を実行する場合も、印刷装置が選択した用紙タイプと正解画像登録時の用紙タイプが異なる場合もあるため、検品NGとなる可能性が高い。
特許文献1に開示された技術によれば、検品ジョブ実行時に、投入した検品ジョブで印刷対象となる画像のRIPデータから導いた原稿画像のサイズと、検品ジョブで実際に給紙した用紙のサイズと比較して検品を実施するか否かを判定する技術が提案されている。特許文献1に開示された技術では、検品ジョブのRIP画像サイズと用紙サイズが異なる場合は検品処理をスキップすることを可能にしている。検品実施可否を判定するタイミングは検品ジョブの用紙が給紙された後であり、検品を実施しないと判定した場合にも検品処理は行われないが成果物の出力は止めることができず、印刷した枚数分の用紙が無駄となる。また、特許文献1に開示された技術では、用紙サイズに基づく判定を行うため、給紙段の中身が色紙に変えられた場合等、用紙サイズに起因する設定の間違いに気づくことができない。
本発明は、給紙段を指定した検品ジョブを受け付けた場合、正解画像登録時の用紙情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された用紙情報と、前記検品ジョブを実行する際の用紙情報とが異なる場合、確認画面を表示する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、無駄な用紙の消費を事前に防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
以下の説明において、外部コントローラは、画像処理コントローラ、デジタルフロントエンド、プリントサーバ、DFE等と呼ばれることもある。画像形成装置は、複合機、マルチファンクションペリフェラル、MFPと呼ばれることもある。
以下の説明において、外部コントローラは、画像処理コントローラ、デジタルフロントエンド、プリントサーバ、DFE等と呼ばれることもある。画像形成装置は、複合機、マルチファンクションペリフェラル、MFPと呼ばれることもある。
<実施形態1>
図1は、画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。画像処理システムは、画像形成装置101と外部コントローラ102を備える。画像形成装置101と外部コントローラ102は内部LAN105とビデオケーブル106を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102は、外部LAN104を介してPC103と通信可能に接続されており、PC103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。
図1は、画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。画像処理システムは、画像形成装置101と外部コントローラ102を備える。画像形成装置101と外部コントローラ102は内部LAN105とビデオケーブル106を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102は、外部LAN104を介してPC103と通信可能に接続されており、PC103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。
PC103には印刷データを外部コントローラ102で処理可能な印刷記述言語に変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行うユーザーは各種アプリケーションからプリンタドライバを介して印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは、ユーザーからの印刷指示に基づいて外部コントローラ102に対して印刷データを送信する。外部コントローラ102は、PC103から印刷指示を受け取ると、データ解析及びラスタライズ処理を行い、画像形成装置101に対して印刷データを投入し印刷指示を行う。
次に画像形成装置101について説明する。画像形成装置101には複数の異なる機能を持つ装置が接続され、製本等の複雑な印刷処理が可能なように構成されている。
印刷装置107は、印刷装置107の下部にある給紙部から搬送される用紙に対してトナーを用いて画像を形成する。この印刷装置107の構成及び動作原理は次のとおりである。画像データに応じて変調された、レーザ光等の光線をポリゴンミラー等の回転多面鏡により反射して走査光として感光ドラムに照射する。このレーザ光により感光ドラム上に形成された静電潜像はトナーによって現像され、転写ドラムに貼り付けられた用紙に、そのトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することにより、用紙上にフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写ドラム上の用紙は定着器へ搬送される。定着器は、ローラー及びベルト等を含み、ローラー内にハロゲンヒータ等の熱源を内蔵し、トナー像が転写された用紙上のトナーを、熱と圧力によって溶解して用紙に定着させる。
印刷装置107は、印刷装置107の下部にある給紙部から搬送される用紙に対してトナーを用いて画像を形成する。この印刷装置107の構成及び動作原理は次のとおりである。画像データに応じて変調された、レーザ光等の光線をポリゴンミラー等の回転多面鏡により反射して走査光として感光ドラムに照射する。このレーザ光により感光ドラム上に形成された静電潜像はトナーによって現像され、転写ドラムに貼り付けられた用紙に、そのトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することにより、用紙上にフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写ドラム上の用紙は定着器へ搬送される。定着器は、ローラー及びベルト等を含み、ローラー内にハロゲンヒータ等の熱源を内蔵し、トナー像が転写された用紙上のトナーを、熱と圧力によって溶解して用紙に定着させる。
インサータ108は、挿入シートを挿入するためのインサータである。インサータ108は、印刷装置107で印刷され搬送された用紙群に対して、任意の位置で108から用紙を挿入することができる。
検品装置109は、搬送された用紙の画像を読み取り、予め登録された正解画像と比較することで、印刷された画像が正常かどうかを判定するための装置である。用紙は、記録媒体の一例である。
大容量スタッカ110は、大容量のシートを積載することが可能な大容量スタッカである。フィニッシャ111は、搬送されたシートに対してフィニッシング処理を加えるフィニッシャである。フィニッシャ111は、ステイプル、パンチ、中綴じ製本等のフィニッシングを行うことが可能で、排紙トレイに排紙する。
検品装置109は、搬送された用紙の画像を読み取り、予め登録された正解画像と比較することで、印刷された画像が正常かどうかを判定するための装置である。用紙は、記録媒体の一例である。
大容量スタッカ110は、大容量のシートを積載することが可能な大容量スタッカである。フィニッシャ111は、搬送されたシートに対してフィニッシング処理を加えるフィニッシャである。フィニッシャ111は、ステイプル、パンチ、中綴じ製本等のフィニッシングを行うことが可能で、排紙トレイに排紙する。
図1で説明した印刷システムは画像形成装置101に外部コントローラ102が接続された構成であるが、外部コントローラ102の接続された構成に限定されない。すなわち、画像形成装置101を外部LAN104に接続し、PC103から、画像形成装置101が処理可能な印刷データを送信する構成でもよい。この場合、画像形成装置101において、データ解析及びラスタライズ処理が行われ、印刷処理が実行される。
図2は、画像形成装置101、外部コントローラ102、及びPC103のハードウェア構成の一例を示す図である。
まず画像形成装置101の印刷装置107の構成について説明する。画像形成装置101の印刷装置107は、通信I/F217、LANI/F218、ビデオI/F220、HDD221、CPU222、メモリ223、操作部224、ディスプレイ225で構成される。さらに画像形成装置101の印刷装置107は、原稿露光部226、レーザ露光部227、作像部228、定着部229、給紙部230を備える。それぞれの構成要素はシステムバス231を介して接続される。
まず画像形成装置101の印刷装置107の構成について説明する。画像形成装置101の印刷装置107は、通信I/F217、LANI/F218、ビデオI/F220、HDD221、CPU222、メモリ223、操作部224、ディスプレイ225で構成される。さらに画像形成装置101の印刷装置107は、原稿露光部226、レーザ露光部227、作像部228、定着部229、給紙部230を備える。それぞれの構成要素はシステムバス231を介して接続される。
通信I/F217は、通信ケーブル255を介してインサータ108、検品装置109、大容量スタッカ110、及びフィニッシャ111と接続され、それぞれの装置の制御のための通信が行われる。
LANI/F218は、内部LAN105を介して外部コントローラ102と接続され、印刷データ等の通信が行われる。
ビデオI/F220は、ビデオケーブル106を介して外部コントローラ102と接続され、画像データ等の通信が行われる。
LANI/F218は、内部LAN105を介して外部コントローラ102と接続され、印刷データ等の通信が行われる。
ビデオI/F220は、ビデオケーブル106を介して外部コントローラ102と接続され、画像データ等の通信が行われる。
HDD221は、プログラム及びデータが保存された記憶装置である。CPU222は、HDD221に保存されたプログラム等に基づいて、画像処理制御及び印刷の制御を包括的に行う。メモリ223は、CPU222が各種処理を行う際に必要となるプログラム及び、画像データが記憶され、ワークエリアとして動作する。操作部224は、ユーザーからの各種設定の入力及び操作の指示を受け付ける。ディスプレイ225には、画像処理装置の設定情報及び印刷ジョブの処理状況等が表示される。
原稿露光部226は、コピー機能及びスキャン機能を使用する際に原稿を読み込む処理を行う。原稿露光部226は、ユーザーにより設置された用紙に対して露光ランプを照らしながらCMOSイメージセンサで画像を撮影することで原稿データを読み込む。レーザ露光部227は、トナー像を転写するために感光ドラムにレーザ光を照射するための一次帯電及び、レーザ露光を行う装置である。レーザ露光部227においては、まず感光ドラム表面を均一なマイナス電位に帯電させる一次帯電が行われる。次にレーザードライバーによってレーザ光を、ポリゴンミラーで反射角度を調節しながら感光ドラムに照射される。これにより照射した部分のマイナス電荷が中和され、静電潜像が形成される。
作像部228は、用紙に対してトナーを転写するための装置であり、現像ユニット、転写ユニット、トナー補給部等により構成され、感光ドラム上のトナーを用紙に転写する。現像ユニットにおいては、現像シリンダーからマイナスに帯電したトナーを感光ドラム表面の静電潜像に付着させ、可視像化する。転写ユニットにおいては、一次転写ローラーにプラス電位を印可し感光ドラム表面のトナーを転写ベルトに転写する一次転写、二次転写外ローラーにプラス電位を印可し転写ベルト上のトナーを用紙に転写する二次転写が行われる。定着部229は、用紙上のトナーを熱と圧力で用紙に溶解固着するための装置であり、加熱ヒーター、定着ベルト、加圧ベルト等で構成される。給紙部230は、用紙を給紙するための装置であり、ローラー及び各種センサーにより用紙の給紙動作、搬送動作が制御される。
次に画像形成装置101のインサータ108の構成について説明する。画像形成装置101のインサータ108は、通信I/F232、CPU233、メモリ234、給紙制御部235で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス236を介して接続される。通信I/F232は、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU233は、メモリ234に格納された制御プログラムに応じて、給紙に必要な各種制御を行う。メモリ234は、制御プログラムが保存された記憶装置である。給紙制御部235は、CPU238からの指示に基づき、ローラーとセンサーを制御しながら、インサータの給紙部及び印刷装置107から搬送された用紙の給紙、搬送を制御する。
次に画像形成装置101の検品装置109の構成について説明する。画像形成装置101の検品装置109は、通信I/F237、CPU238、メモリ239、撮影部240、表示部241、操作部242で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス243を介して接続される。通信I/F237は、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU238は、メモリ239に格納された制御プログラムに応じて、検品に必要な各種制御を行う。メモリ239は、制御プログラムが保存された記憶装置である。撮影部240は、CPU238の指示に基づき、搬送された用紙を撮影する。撮影部240は、検査対象の印刷物だけでなく、正解画像登録時には正解画像候補となる印刷物の読み取りも行う。正解画像候補となる印刷物は、印刷物1ページあたり複数枚取得した画像を重畳化、平均化したものが使用される。これにより、印刷物に含まれる検査精度未満の微小な変動成分を極力排することが可能となる。
CPU238は、撮影部240によって撮影された画像と、メモリ239に保存された正解画像と比較し、印刷された画像が正常かどうかを判定する。表示部241は、検品結果及び設定画面等が表示される。操作部242は、ユーザーによって操作され、検品装置109の設定変更及び正解画像の登録等の指示を受け付ける。
CPU238は、撮影部240によって撮影された画像と、メモリ239に保存された正解画像と比較し、印刷された画像が正常かどうかを判定する。表示部241は、検品結果及び設定画面等が表示される。操作部242は、ユーザーによって操作され、検品装置109の設定変更及び正解画像の登録等の指示を受け付ける。
次に画像形成装置101の大容量スタッカ110の構成について説明する。画像形成装置101の大容量スタッカ110は、通信I/F244、CPU245、メモリ246、排紙制御部247で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス248を介して接続される。通信I/F244は通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU245は、メモリ246に格納された制御プログラムに応じて、排紙に必要な各種制御を行う。メモリ239は、制御プログラムが保存された記憶装置である。排紙制御部247は、CPU245からの指示に基づき、搬送された用紙をスタックトレイ、エスケープトレイ、又は後続のフィニッシャ111に搬送する制御を行う。
次に画像形成装置101のフィニッシャ111の構成について説明する。画像形成装置101のフィニッシャ111は、通信I/F249、CPU250、メモリ251、排紙制御部252、フィニッシング処理部253で構成され、それぞれの構成要素はシステムバス254を介して接続される。通信I/F249は、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続され、制御に必要な通信が行われる。CPU250は、メモリ251に格納された制御プログラムに応じて、フィニッシング及び排紙に必要な各種制御を行う。メモリ251は、制御プログラムが保存された記憶装置である。排紙制御部252は、CPU250からの指示に基づき、用紙の搬送、排紙を制御する。フィニッシング処理部253は、CPU250からの指示に基づき、ステイプル、パンチ、中綴じ製本等のフィニッシング処理を制御する。
次に外部コントローラ102の構成について説明する。外部コントローラ102は、CPU208、メモリ209、HDD210、キーボード211、ディスプレイ212、LANI/F213、LANI/F214、ビデオI/F215で構成され、システムバス216を通して接続されている。CPU208は、HDD210に保存されたプログラム及びデータに基づいてPC103からの印刷データの受信、RIP処理、画像形成装置101への印刷データの送信等の処理を包括的に実行する。メモリ209は、CPU208が各種処理を行う際に必要なプログラム及びデータが記憶され、ワークエリアとして動作する。HDD210には、印刷処理等の動作に必要なプログラム及びデータが記憶される。キーボード211は、外部コントローラ102の操作指示を入力するための装置である。ディスプレイ212には、外部コントローラ102の実行アプリケーション等の情報を静止画及び動画の映像信号により表示される。LANI/F213は、外部LAN104を介してPC103と接続され、印刷指示等の通信が行われる。LANI/F214は、内部LAN105を介して画像形成装置101と接続され、印刷指示等の通信が行われる。ビデオI/F215は、ビデオケーブル106を介して画像形成装置101と接続され、印刷データ等の通信が行われる。
次にPC103の構成について説明する。PC103は、CPU201、メモリ202、HDD203、キーボード204、ディスプレイ205、LANI/F206で構成され、システムバス207を介して接続されている。CPU201は、HDD203に保存された文書処理プログラム等に基づいて印刷データの作成及び印刷指示を実行する。またCPU201は、システムバスに接続される各デバイスを包括的に制御する。メモリ202は、CPU201が各種処理を行う際に必要となるプログラム及びデータが記憶され、ワークエリアとして動作する。HDD203には、印刷処理等の動作に必要なプログラムやデータが記憶される。キーボード204は、PC103の操作指示を入力するための装置である。ディスプレイ205には、PC103の実行アプリケーション等の情報が静止画及び動画の映像信号により表示される。LANI/F206は、外部LAN104と接続されており、印刷指示等の通信が行われる。
以上の説明において、外部コントローラ102と画像形成装置101は内部LAN1905とビデオケーブル106が接続されているが、印刷に必要なデータの送受信が行える構成であればよく、例えば、ビデオケーブルのみの接続構成でもよい。また、メモリ202、メモリ209、メモリ223、メモリ234、メモリ239、メモリ246、メモリ251はそれぞれ、データやプログラムを保持するための記憶装置であればよい。例えば、揮発性のRAM、不揮発性のROM、内蔵HDD、外付けHDD、USBメモリ等で代替した構成でもよい。
図3は、画像形成装置101のメカ断面の一例を示す図である。印刷装置107は、シートに印刷する画像を形成する印刷装置である。給紙デッキ301及び302は給紙デッキである。各給紙デッキには、各種シートを収容しておくことが可能である。各給紙デッキでは、収容されたシートの最上位のシート一枚のみを分離し、シート搬送パス303へ搬送することが可能である。現像ステーション304〜307は、カラー画像を形成するために、それぞれY、M、C、Kの有色トナーを用いてトナー像を形成する。ここで形成されたトナー像は中間転写ベルト308に一次転写され、中間転写ベルト308は図を時計回りに回転し、二次転写位置309でシート搬送パス303から搬送されてきたシートへとトナー像が転写される。
ディスプレイ225は、画像形成装置101の印刷状況及び設定のための情報を表示する。定着ユニット311は、トナー像をシートへ定着させるための定着ユニットである。定着ユニット311は、加圧ローラーと加熱ローラーを備え、各ローラーの間をシートが通過することにより、トナーを溶融・圧着することでシートにトナー像を定着させる。定着ユニット311を抜けたシートはシート搬送パス312を通ってパス315へと搬送される。シートの種類によって定着のためにさらに溶融及び圧着が必要な場合は、シートは、定着ユニット311を通過した後、上のシート搬送パスを使って第二定着ユニット313へと搬送され、追加の溶融及び圧着が施された後、シート搬送パス314を通ってパス315へと搬送される。画像形成モードが両面の場合は、シート反転パス316へとシートを搬送し、シート反転パス316で反転した後、両面搬送パス317へとシートが搬送され、二次転写位置309で2面目の画像転写が行われる。
インサータ108は、挿入シートを挿入するためのインサータである。インサータ108は、インサータトレイ321を備え、シート搬送パス322を通じて給紙されたシートを搬送パスへ合流させる。これにより、印刷装置107から搬送される一連のシート群に、任意の位置でシートを挿入させて後続装置へ搬送させることが可能となる。
インサータ108を通過したシートは検品装置109へ搬送される。検品装置109内にはCIS(Contact Image Sensor)331、332が対向する形で配置される。CIS331は、シートの上面を、CIS332はシートの下面を読み取るためのセンサーである。なお、読み取るイメージセンサはCISではなく、ラインスキャンカメラでもよい。検品装置109は、シート搬送パス333に搬送されたシートが所定に位置に到達したタイミングで、CIS331、CIS332を用いてシートの画像を読み取り、装置の画像が正常であるかを判定することができる。表示部241には検品装置109によって行われた検品結果等が表示される。
インサータ108を通過したシートは検品装置109へ搬送される。検品装置109内にはCIS(Contact Image Sensor)331、332が対向する形で配置される。CIS331は、シートの上面を、CIS332はシートの下面を読み取るためのセンサーである。なお、読み取るイメージセンサはCISではなく、ラインスキャンカメラでもよい。検品装置109は、シート搬送パス333に搬送されたシートが所定に位置に到達したタイミングで、CIS331、CIS332を用いてシートの画像を読み取り、装置の画像が正常であるかを判定することができる。表示部241には検品装置109によって行われた検品結果等が表示される。
大容量スタッカ110は、大容量のシートを積載することが可能な大容量スタッカである。大容量スタッカ110は、シートを積載するトレイとしてスタックトレイ341を有する。検品装置109を通過したシートはシート搬送パス344を通して大容量スタッカ110に入力されてくる。シートはシート搬送パス344からシート搬送パス345を経由して、スタックトレイ341に積載される。さらにスタッカ340は、排紙トレイとしてエスケープトレイ346を有する。エスケープトレイ346は、検品装置109によって欠陥シートと判定されたシートを排出するために使用される排紙トレイである。エスケープトレイ346に出力する場合は、シート搬送パス344からシート搬送パス347を経由してエスケープトレイ346へシートが搬送される。なお、大容量スタッカ110の後段の後処理装置へシートを搬送する場合には、シート搬送パス348を経由してシートが搬送される。反転部349は、シートを反転するための反転部である。この反転部349は、シートをスタックトレイ341に積載する場合に使用される。入力されたシートの向きと出力時点でのシートの向きが同一となるように、スタックトレイ341に積載する場合には反転部349で一度シートが反転させられる。エスケープトレイ346及び、後続の後処理装置へ搬送する場合は、積載時にフリップせずにそのままシートを排出するため、反転部349での反転動作は行われない。
フィニッシャ111は、ユーザーに指定された機能に応じ、搬送されたシートに対してフィニッシング処理を加えるフィニッシャである。フィニッシャ111では、具体的にはステイプル(1個所・2箇所綴じ)、パンチ(2穴・3穴)、中とじ製本等のフィニッシング機能を有する。フィニッシャ111は、排紙トレイ351と排紙トレイ352の2つの排紙トレイを備え、シート搬送パス353を経由して排紙トレイ351に出力される。ただし、シート搬送パス353ではステイプル等のフィニッシング処理を行うことはできない。ステイプル等のフィニッシング処理を行う場合は、シート搬送パス354を経由して処理部355でユーザーに指定されたフィニッシング機能が実行され、排紙トレイ352へ出力される。
排紙トレイ351及び排紙トレイ352はそれぞれ昇降することが可能であり、排紙トレイ351を下降させ、処理部355でフィニッシング処理したシートを排紙トレイ351へ積載するように動作することも可能である。中とじ製本が指定された場合には中とじ処理部356で、シート中央にステイプル処理をした後、シートを二つ折りにしてシート搬送パス357を経由して中とじ製本トレイ358へ出力される。中とじ製本トレイ358は、ベルトコンベア構成になっており、中とじ製本トレイ358上に積載された中とじ製本束は左側へ搬送される構成となっている。
排紙トレイ351及び排紙トレイ352はそれぞれ昇降することが可能であり、排紙トレイ351を下降させ、処理部355でフィニッシング処理したシートを排紙トレイ351へ積載するように動作することも可能である。中とじ製本が指定された場合には中とじ処理部356で、シート中央にステイプル処理をした後、シートを二つ折りにしてシート搬送パス357を経由して中とじ製本トレイ358へ出力される。中とじ製本トレイ358は、ベルトコンベア構成になっており、中とじ製本トレイ358上に積載された中とじ製本束は左側へ搬送される構成となっている。
検品装置109は、あらかじめ設定された検査項目に従い、送られてきたシート画像を検査する。シート画像の検査はあらかじめ設定された正解画像と送られてきたシート画像とを比較して行われる。画像の比較方法には、画像位置ごとの画素値を比較する方法、エッジ検出による物体の位置の比較、OCR(Optical Character Recognition)による文字データの抽出等による方法がある。検査項目には、印刷位置のずれ、画像の色合い、画像の濃度、スジ、カスレ、印刷抜け等がある。
図4〜図16は、検品装置109の表示画面の一例であり、検品装置109のCPU238の指示に基づき表示される。検品装置109は、あらかじめ設定された検査項目に従い、送られてきたシート画像を検査する。シート画像の検査はあらかじめ設定された正解画像と送られてきたシート画像とを比較して行われる。画像の比較方法には、画像位置ごとの画素値を比較する方法、エッジ検出による物体の位置の比較、OCR(Optical Character Recognition)による文字データの抽出等による方法がある。検査項目には、印刷位置のずれ、画像の色合い、画像の濃度、スジやカスレ、印刷抜け等がある。
図4は、検品装置109の起動時に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。
表示部401には、正解画像が登録されていないので検品を開始するには正解画像の登録が必要である旨が表示されている。
表示部402には、登録済みの正解画像が表示される。図4では正解画像が未登録のため、未登録である旨が表示されている。正解画像が登録されている場合の表示に関しては後述する。
ボタン403は、正解画像の登録画面を呼び出すためのボタンである。正解画像は検品装置109で読み取る画像と比較対象とする画像であり、あらかじめ目視や検品装置109により正常に印刷された印刷シートを読み取った画像が使用される。
表示部401には、正解画像が登録されていないので検品を開始するには正解画像の登録が必要である旨が表示されている。
表示部402には、登録済みの正解画像が表示される。図4では正解画像が未登録のため、未登録である旨が表示されている。正解画像が登録されている場合の表示に関しては後述する。
ボタン403は、正解画像の登録画面を呼び出すためのボタンである。正解画像は検品装置109で読み取る画像と比較対象とする画像であり、あらかじめ目視や検品装置109により正常に印刷された印刷シートを読み取った画像が使用される。
ボタン404は、検品の設定画面を呼び出すためのボタンである。ユーザーは、設定画面において、ユーザーの検品目的に応じて検品の項目及び検品の精度(正解画像との差異がどの程度で欠陥画像と判定するか)を設定する。
ボタン405は、検品結果の確認画面を呼び出すためのボタンである。ユーザーは、確認画面において、過去の検品内容及び検品結果を確認することができる。
ボタン406は検品の開始を指示するためのボタンである。検品が開始されると、検品装置109は、送られてきたシート画像の検査を開始する。
ボタン405は、検品結果の確認画面を呼び出すためのボタンである。ユーザーは、確認画面において、過去の検品内容及び検品結果を確認することができる。
ボタン406は検品の開始を指示するためのボタンである。検品が開始されると、検品装置109は、送られてきたシート画像の検査を開始する。
図5は、正解画像を登録する際に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。図5の表示画面は、図4のボタン403が選択された際に表示される。
設定部501は、検品を行う印刷ジョブの1部あたりの用紙枚数を設定するための設定部である。検品装置109には、1部あたり2枚以上の印刷ジョブである場合には、複数枚の画像を正解画像として登録することができる。
設定部502は、検品を行う面を設定するための設定部である。検品装置109が行う検品を両面にするか、表面のみにするか、裏目のみにするかを設定することができる。なお、印刷は片面の場合であっても、印刷されない面にゴミがついていないことを検査するために、両面の検査を行うよう設定する場合もある。
設定部501は、検品を行う印刷ジョブの1部あたりの用紙枚数を設定するための設定部である。検品装置109には、1部あたり2枚以上の印刷ジョブである場合には、複数枚の画像を正解画像として登録することができる。
設定部502は、検品を行う面を設定するための設定部である。検品装置109が行う検品を両面にするか、表面のみにするか、裏目のみにするかを設定することができる。なお、印刷は片面の場合であっても、印刷されない面にゴミがついていないことを検査するために、両面の検査を行うよう設定する場合もある。
設定部503は、正解画像となる用紙のサイズを登録するための設定部である。検品装置109が行う検品時の用紙サイズをプルダウンメニューで選択できる。ここではA4、LTR、A3が選択可能で、A4が選択された状態を表している。
設定部504は、正解画像となる用紙のタイプを登録するための設定部である。検品装置109が行う検品時の用紙タイプをプルダウンメニューで選択できる。ここでは普通紙、色紙(青)、色紙(赤)が選択可能で、色紙(青)が選択された状態を表している。用紙タイプは、用紙情報の一例である。
ボタン505は、正解画像の登録を指示するためのボタンである。ボタン505が選択された後に、検品装置109は、流れてきた印刷シートの画像を読み取り、正解画像として登録する。
設定部504は、正解画像となる用紙のタイプを登録するための設定部である。検品装置109が行う検品時の用紙タイプをプルダウンメニューで選択できる。ここでは普通紙、色紙(青)、色紙(赤)が選択可能で、色紙(青)が選択された状態を表している。用紙タイプは、用紙情報の一例である。
ボタン505は、正解画像の登録を指示するためのボタンである。ボタン505が選択された後に、検品装置109は、流れてきた印刷シートの画像を読み取り、正解画像として登録する。
図6は、正解画像の読み取り中に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。図6は図5のボタン505が選択された際に表示される。シートの読み込み開始から、設定部501で設定された枚数の読み取りが完了するまではこの画面が表示される。
ボタン601は正解画像の読み取り中止を指示するためのボタンである。ボタン601が選択された場合には、検品装置109は、正解画像の登録を行わずに図4の表示画面に戻る。
ボタン601は正解画像の読み取り中止を指示するためのボタンである。ボタン601が選択された場合には、検品装置109は、正解画像の登録を行わずに図4の表示画面に戻る。
図7は、正解画像の読み取りが完了した後に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。表示部701には検品装置109で読み取った印刷シートの画像が表示され、複数枚ある場合には702の切り替えボタンで表示する画像を切り替え、表と裏の両面の検品を行う場合には703の切り替えボタンで表裏を切り替えることができる。
ボタン704は、検品スキップエリアの設定を指示するためのボタンである。ここでは、バリアブル印刷(VDP、Variable Data Printing)等の、1部ごとに特定エリアの印刷内容を変える印刷の場合等のために、検品を行わないエリアを設定することができる。部ごとに異なるIDを印刷する場合、住所、名前のみを部ごとに変えるような場合がある。
ボタン704は、検品スキップエリアの設定を指示するためのボタンである。ここでは、バリアブル印刷(VDP、Variable Data Printing)等の、1部ごとに特定エリアの印刷内容を変える印刷の場合等のために、検品を行わないエリアを設定することができる。部ごとに異なるIDを印刷する場合、住所、名前のみを部ごとに変えるような場合がある。
ボタン705は、表示部701の読み取り画像の確認後に、正解画像の登録を指示するためのボタンである。ボタン705が選択された場合には、検品装置109は、正解画像の登録を行い、図4の表示画面に戻る。
ボタン706は、読み取りをキャンセルする場合のボタンである。ボタン706が選択された場合には、検品装置109は、正解画像の登録を行わずに、図4の表示画面に戻る。
ボタン706は、読み取りをキャンセルする場合のボタンである。ボタン706が選択された場合には、検品装置109は、正解画像の登録を行わずに、図4の表示画面に戻る。
図8は、ボタン704が選択された際に表示される検品スキップエリアの設定画面の一例を示す図である。エリア801は、検品スキップエリアを示すための領域である。位置設定部802は、エリア801の位置を変更することができる。大きさ設定部803は、エリア801の大きさを変更することができる。
ボタン804は、検品スキップエリアの設定を登録するためのボタンである。ボタン804が選択された場合には、検品装置109は、検品スキップエリアを登録し、図7の表示画面に戻る。
ボタン804は、検品スキップエリアの設定を登録するためのボタンである。ボタン804が選択された場合には、検品装置109は、検品スキップエリアを登録し、図7の表示画面に戻る。
ボタン805は、検品スキップエリアを登録し、さらに別の検品スキップエリアを登録するためのボタンである。検品装置109には、複数の検品スキップエリアを登録することができる。ボタン806は、検品スキップエリアの設定をキャンセルさせるためのボタンである。ボタン806が選択された場合には、検品装置109は、検品スキップエリアを登録せずに図7の表示画面に戻る。
図9は、続けて次の正解画像の登録の有無を問うポップアップ表示の一例を示す図である。ポップアップ901はボタン705又はボタン804が選択された場合に表示される。図9はボタン805が選択された場合の例である。ボタン902が選択された場合は、図5の正解画像の登録画面に遷移し、次の正解画像の登録が行われる。また、ボタン903が選択された場合は正解画像の登録作業が終了し、図4の表示画面へと遷移する。
図10は、複数の正解画像を登録した際に検品装置109の表示部241に表示されるホーム画面の一例を示す図である。メッセージ1001は、複数登録された正解画像から検品に使用する画像の選択を促すメッセージである。領域1002には検品装置に登録された複数の正解画像が表示される。スクロールボタン1003、1004は画面外の正解画像を選択するために、画面を左右にスクロールするボタンである。選択ボックス1005〜1007は各正解画像に対応し、検品を使用する正解画像であるかを示す。表示部241から検品に用いる画像を選択された場合、選択ボックス1005〜1007にはチェックマークが表示される。選択ボックス1005、1007はそれぞれ対応する正解画像が検品に使用されることを示している。正解画像の選択後、ボタン406が選択されると選択された検品画像を使用した検品が開始される。
図11は、検品の設定を行う際に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。図11の表示画面は、図4のボタン404が選択された際に表示される。
設定部1101は、検品レベルを設定するための設定部である。ここでは検品の精度を変更することができる。検品装置109は、検品精度のレベルが高いほど、正解画像と読み取り画像のわずかな違いでも欠陥画像と判定する。
設定部1102は、検品種別を設定するための設定部である。ユーザーの検品目的に応じて検品の項目を設定することが可能である。図11の例では、位置、色合い、スジ、抜けは検品の対象とするが、濃度は検品の対象外とすることを示す。
設定部1101は、検品レベルを設定するための設定部である。ここでは検品の精度を変更することができる。検品装置109は、検品精度のレベルが高いほど、正解画像と読み取り画像のわずかな違いでも欠陥画像と判定する。
設定部1102は、検品種別を設定するための設定部である。ユーザーの検品目的に応じて検品の項目を設定することが可能である。図11の例では、位置、色合い、スジ、抜けは検品の対象とするが、濃度は検品の対象外とすることを示す。
図12は、検品結果を表示する際に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。図12の表示画面は、図4のボタン405が選択された際に表示される。
表示部1201には検品を行ったジョブ全体の属性や、検品結果が表示される。
仕切り紙の設定がなされているジョブの場合、表示部1201には、仕切り紙毎の検品結果が表示される。選択部1203は、検品結果を表示するジョブの選択部である。図12の例では履歴が保存されている3のジョブのうち、1ジョブ目の検品結果が表示されている。ユーザーは、選択部1203の左右のボタンを操作することによって、表示するジョブを切り替えることができる。
ボタン1204は、検品結果の確認が完了したことを指示するボタンである。ボタン1204が選択された場合には、図4の表示画面に戻る。
表示部1201には検品を行ったジョブ全体の属性や、検品結果が表示される。
仕切り紙の設定がなされているジョブの場合、表示部1201には、仕切り紙毎の検品結果が表示される。選択部1203は、検品結果を表示するジョブの選択部である。図12の例では履歴が保存されている3のジョブのうち、1ジョブ目の検品結果が表示されている。ユーザーは、選択部1203の左右のボタンを操作することによって、表示するジョブを切り替えることができる。
ボタン1204は、検品結果の確認が完了したことを指示するボタンである。ボタン1204が選択された場合には、図4の表示画面に戻る。
図13は、検品開始後に検品装置109の表示部241に表示される画面の一例を示す図である。図13の表示画面は、図4のボタン406が選択された際に表示される。
表示部1301には、検品装置109が最後に読み取った印刷シートの画像が表示される。
表示部1302には、1601の読み取り画像と正解画像を比較した判定結果が表示される。図13の例では、正常画像と判定されたため、OKと表示されている。
ボタン1303は、検品の終了を指示するためのボタンである。ボタン1303が選択された場合には、検品装置109は、検品処理を終了し、図4の表示画面に戻る。
ボタン1304は、ジョブ全体の検品結果の確認画面の表示を指示するためのボタンである。ボタン1304が選択された場合には、図12の検品結果が表示される。
表示部1301には、検品装置109が最後に読み取った印刷シートの画像が表示される。
表示部1302には、1601の読み取り画像と正解画像を比較した判定結果が表示される。図13の例では、正常画像と判定されたため、OKと表示されている。
ボタン1303は、検品の終了を指示するためのボタンである。ボタン1303が選択された場合には、検品装置109は、検品処理を終了し、図4の表示画面に戻る。
ボタン1304は、ジョブ全体の検品結果の確認画面の表示を指示するためのボタンである。ボタン1304が選択された場合には、図12の検品結果が表示される。
図14は、最後に読み取った画像が欠陥画像と判定された場合の画面の一例を示す図である。
読み取り画像1401と正解画像を比較した結果欠陥画像と判定されたため、判定結果1402にはNGの表示及び、NGと判定した要因や位置が表示されている。図14の例では、スジ1403が検出されたため、欠陥画像と判定されたことが示されている。
読み取り画像1401と正解画像を比較した結果欠陥画像と判定されたため、判定結果1402にはNGの表示及び、NGと判定した要因や位置が表示されている。図14の例では、スジ1403が検出されたため、欠陥画像と判定されたことが示されている。
図15は、外部コントローラ102のディスプレイ212に表示される、実行する検品ジョブの選択画面の一例を示す図である。一覧1501は、PC103から受信した検品ジョブの一覧を示している。一覧1501ではPC103から4つのジョブを受信している状態を表しており、実行するジョブとして「請求書」が選択されている状態を示している。実行するジョブが選択された上で、1502のボタンを選択することで、図16の検品ジョブの設定画面へ遷移する。
図16は、外部コントローラ102のディスプレイ212に表示される検品ジョブの設定画面の一例を示す図である。一覧1501で選択されたジョブの設定画面である。図4〜図17は、検品装置109に対して検品の設定を行う際の画面例であるが、検品装置109に正解画像の印刷シートや検品対象の印刷シートを流す指示は、外部コントローラ102から行う。
設定部1601は、ジョブの部数を設定する設定部である。図16の例では、1000部のジョブを印刷する設定がされている。
ボタン1602は、検品ジョブを1部だけ印刷することを指示するボタンである。図5のボタン505で検品装置109に正解画像の登録開始を指示した後に、ボタン1602で外部コントローラ102に検品ジョブを1部印刷指示すると、印刷装置107による印刷処理及び検品装置109による正解画像の読み込みが行われる。
設定部1603は、検品ジョブの排紙先を設定する設定部である。ここでは、排紙先として大容量スタッカが設定され、検品で欠陥画像と判定された場合に排紙する排紙先としてエスケープトレイが設定されている。
ボタン1602は、検品ジョブを1部だけ印刷することを指示するボタンである。図5のボタン505で検品装置109に正解画像の登録開始を指示した後に、ボタン1602で外部コントローラ102に検品ジョブを1部印刷指示すると、印刷装置107による印刷処理及び検品装置109による正解画像の読み込みが行われる。
設定部1603は、検品ジョブの排紙先を設定する設定部である。ここでは、排紙先として大容量スタッカが設定され、検品で欠陥画像と判定された場合に排紙する排紙先としてエスケープトレイが設定されている。
ボタン1604は、正解画像をインサータから給紙することを指示するボタンである。ボタン1604は、既に印刷済みの印刷シートを正解画像としてインサータから読み込む場合に使用される。印刷と正解画像の登録を同時に行うのではなく、ユーザーの目視により正常画像と判定した後で正解画像を読み取る際に使用される。ボタン1604を使用する際には、ユーザーはあらかじめ正解画像として登録する印刷シートが印字された用紙をインサータ108のインサータトレイ321に置くことで、検品装置109へ搬送する。ここでは、印刷装置107の給紙部230から給紙してもよいが、給紙部230から給紙すると、定着ユニット311や第二定着ユニット313を通り加圧や加熱をされるために、印刷シートの画像が変形してしまう場合がある。そのために、印刷済みの印刷シートを正解画像として登録する場合には、定着機を通らないようインサータ108から給紙を行うことが望ましい。
ボタン1605は、検品ジョブの印刷開始を指示するためのボタンである。ボタン1605で印刷開始が指示されると、外部コントローラ102は、図16の設定に基づき、検品ジョブを印刷装置107に投入する。ユーザーは、図4のボタン406で検品装置109に検品開始を指示した後に、ボタン1605で外部コントローラ102に検品ジョブの印刷開始を指示する。すると、外部コントローラ102は、印刷装置107に印刷データを投入し、印刷された印刷シートの検品装置109への搬送を指示する。検品装置109は、印刷シートが搬送されたら印刷シートの画像を読み込み、検品処理を行う。
図17は、給紙デッキ301及び302に格納している用紙の情報(用紙サイズ、用紙タイプ)を設定するために、印刷装置107のディスプレイ225に表示される画面を表した図である。
設定部1701は、給紙デッキ301に格納している用紙のサイズを登録するための設定部であり、プルダウンメニューで選択できる。ここではA4、LTR、A3が選択可能で、A4が選択された状態を表している。
設定部1702は、給紙デッキ301に格納している用紙のタイプを登録するための設定部であり、プルダウンメニューで選択できる。ここでは普通紙、色紙(青)、色紙(赤)が選択可能で、普通紙が選択された状態を表している。
プルダウンメニュー1703、1704は、給紙デッキ302に格納されている用紙の情報を設定するためのプルダウンメニューであり、A4、色紙(青)が選択された状態を表している。
設定部1701は、給紙デッキ301に格納している用紙のサイズを登録するための設定部であり、プルダウンメニューで選択できる。ここではA4、LTR、A3が選択可能で、A4が選択された状態を表している。
設定部1702は、給紙デッキ301に格納している用紙のタイプを登録するための設定部であり、プルダウンメニューで選択できる。ここでは普通紙、色紙(青)、色紙(赤)が選択可能で、普通紙が選択された状態を表している。
プルダウンメニュー1703、1704は、給紙デッキ302に格納されている用紙の情報を設定するためのプルダウンメニューであり、A4、色紙(青)が選択された状態を表している。
図18は、正解画像を登録する際に外部コントローラ102が行う情報処理の流れを示すフローチャートである。図18の処理は、外部コントローラ102のCPU208が実行する。
S1801で、CPU208は、印刷ジョブの1部の印刷指示を受信したかを判定する。図16のボタン1604が選択された場合と対応する。S1801で印刷ジョブの1部の印刷指示を受信したと判定した場合、S1802に進み、印刷ジョブの1部の印刷指示を受信していないと判定した場合、S1803に進む。
S1802で、CPU208は、印刷装置107に対して1部の印刷データを投入し、印刷の実行を指示する。
S1801で、CPU208は、印刷ジョブの1部の印刷指示を受信したかを判定する。図16のボタン1604が選択された場合と対応する。S1801で印刷ジョブの1部の印刷指示を受信したと判定した場合、S1802に進み、印刷ジョブの1部の印刷指示を受信していないと判定した場合、S1803に進む。
S1802で、CPU208は、印刷装置107に対して1部の印刷データを投入し、印刷の実行を指示する。
S1803で、CPU208は、インサータからの給紙指示を受信したかを判定する。図16の正解画像をインサータから給紙するボタン1605が選択された場合と対応する。S1803でCPU208は、インサータからの給紙指示を受信した場合は、S1804に進み、インサータからの給紙指示を受信していない場合は、S1801に戻る。
S1804で、CPU208は、印刷装置107に対して1部分の用紙枚数をインサータから給紙する指示を行う。
S1804で、CPU208は、印刷装置107に対して1部分の用紙枚数をインサータから給紙する指示を行う。
図19は、正解画像を登録する際に印刷装置107が行う情報処理の流れを示すフローチャートである。図19の処理は、印刷装置107のCPU222が実行する。
S1901で、CPU222は、外部コントローラ102の印刷指示を受信するのを待つ。
図18のS1802、S1804で外部コントローラ102が印刷装置107に対して印刷指示した場合と対応する。
S1901で、CPU222は、外部コントローラ102からの印刷指示を受信した場合には、S1902に進み、外部コントローラ102からの印刷指示を受信していない場合には、S1901の処理を繰り返す。
S1901で、CPU222は、外部コントローラ102の印刷指示を受信するのを待つ。
図18のS1802、S1804で外部コントローラ102が印刷装置107に対して印刷指示した場合と対応する。
S1901で、CPU222は、外部コントローラ102からの印刷指示を受信した場合には、S1902に進み、外部コントローラ102からの印刷指示を受信していない場合には、S1901の処理を繰り返す。
S1902で、CPU222は、外部コントローラ102から受信したジョブを印刷する。外部コントローラ102から受信するジョブには、画像データの他に、給紙先及び排紙先の情報も含まれる。CPU222は、外部コントローラ102から受信したジョブの内容に応じて、通信ケーブル255を介してインサータ108、検品装置109、大容量スタッカ110、フィニッシャ111を制御する。
図20は、正解画像を登録する際に検品装置109が行う情報処理の流れを示すフローチャートである。図20の処理は、検品装置109のCPU238が実行する。
S2001で、CPU238は、印刷設定を取得する。S2001で取得する設定値には図5で設定された1部あたりの用紙枚数や検品を行う面、用紙サイズ(503)、用紙タイプ(504)等が含まれる。
次にS2002で、CPU238は、検品装置109に用紙が搬送されるのを待つ。
S2002で、CPU238は、用紙が搬送された場合は、S2003に進み、用紙が搬送されてこなかった場合は、S2002の処理を繰り返す。
S2001で、CPU238は、印刷設定を取得する。S2001で取得する設定値には図5で設定された1部あたりの用紙枚数や検品を行う面、用紙サイズ(503)、用紙タイプ(504)等が含まれる。
次にS2002で、CPU238は、検品装置109に用紙が搬送されるのを待つ。
S2002で、CPU238は、用紙が搬送された場合は、S2003に進み、用紙が搬送されてこなかった場合は、S2002の処理を繰り返す。
S2003で、CPU238は、用紙の画像をCIS331及びCIS332を使用して読み取り、検品装置109のメモリ239に保存する。ここで保存した画像は、図7の表示部701に表示される。
次にS2004で、CPU238は、S2201で取得した用紙枚数分の画像を読み取ったかを判定する。CPU238は、画像を読み取り終えた場合は、S2005に進み、画像を読み取り終えていない場合は、S2002に戻る。
S2005で、CPU238は、検品対象の画像と図5で設定した用紙サイズ(503)、用紙タイプ(504)を紐づけてメモリ239に保存する。そして、CPU238は、図20に示すフローチャートの処理を終了する。
次にS2004で、CPU238は、S2201で取得した用紙枚数分の画像を読み取ったかを判定する。CPU238は、画像を読み取り終えた場合は、S2005に進み、画像を読み取り終えていない場合は、S2002に戻る。
S2005で、CPU238は、検品対象の画像と図5で設定した用紙サイズ(503)、用紙タイプ(504)を紐づけてメモリ239に保存する。そして、CPU238は、図20に示すフローチャートの処理を終了する。
図21は、検品処理を行う際に外部コントローラ102が行う情報処理の流れを示すフローチャートである。図21の処理は、外部コントローラ102のCPU208が実行する。
図16のボタン1605が選択された場合と対応する。
S2101で、CPU208は、ユーザーから印刷指示を受信すると、ジョブの部数の設定を取得する。複数種類のジョブ実行の指示を受信した場合、CPU208は、各ジョブの部数の設定を取得する。
S2103で、CPU208は、印刷装置107に検品対象の画像の印刷を指示する。
図16のボタン1605が選択された場合と対応する。
S2101で、CPU208は、ユーザーから印刷指示を受信すると、ジョブの部数の設定を取得する。複数種類のジョブ実行の指示を受信した場合、CPU208は、各ジョブの部数の設定を取得する。
S2103で、CPU208は、印刷装置107に検品対象の画像の印刷を指示する。
S2104で、CPU208は、部数分の印刷指示を完了したかを判定する。CPU208は、部数分の印刷指示が完了していない場合は、S2103に戻り、部数分の印刷指示が完了した場合、S2105に進む。
S2105で、CPU208は、まだ実行していないジョブがメモリ209に存在するか否かを判定する。まだ実行していないジョブがメモリ209に存在する場合、CPU208は、S2103に戻り、次に実行するジョブの検品対象に紐づく正解画像切り替え用紙の印刷指示を行う。実行していないジョブがメモリ209に存在しない場合、CPU208は、処理を終了する。
S2105で、CPU208は、まだ実行していないジョブがメモリ209に存在するか否かを判定する。まだ実行していないジョブがメモリ209に存在する場合、CPU208は、S2103に戻り、次に実行するジョブの検品対象に紐づく正解画像切り替え用紙の印刷指示を行う。実行していないジョブがメモリ209に存在しない場合、CPU208は、処理を終了する。
図22は、検品処理を行う際に印刷装置107が行う情報処理の流れを示すフローチャートである。図22の処理は、印刷装置107のCPU222が実行する。
S2201で、CPU222は、外部コントローラ102から検品ジョブを受け付ける。
S2202で、CPU222は、S2201で受け付けた検品ジョブが給紙段指定のジョブであるか判定する。
CPU222は、印刷装置107が受け付けた検品ジョブが給紙段指定のジョブではない場合は、S2208に進み、検品ジョブが給紙段指定のジョブの場合はS2203に進む。
S2208で、CPU222は、検品ジョブを実行する。
S2201で、CPU222は、外部コントローラ102から検品ジョブを受け付ける。
S2202で、CPU222は、S2201で受け付けた検品ジョブが給紙段指定のジョブであるか判定する。
CPU222は、印刷装置107が受け付けた検品ジョブが給紙段指定のジョブではない場合は、S2208に進み、検品ジョブが給紙段指定のジョブの場合はS2203に進む。
S2208で、CPU222は、検品ジョブを実行する。
S2203で、CPU222は、検品装置109から正解画像登録時の用紙タイプを取得する。
S2204で、CPU222は、S2203で取得した正解画像登録時の用紙タイプとS2201で受け付けた検品ジョブの用紙タイプを比較する。CPU222は、用紙タイプが一致する場合はS2208に進み、用紙タイプが一致しない場合はS2205に進む。
S2205で、CPU222は、用紙タイプが一致しないことをユーザーに知らせる警告画面(図24)をディスプレイ225に表示する。S2205の処理は、表示制御の処理の一例である。警告画面の例については後述する。
S2204で、CPU222は、S2203で取得した正解画像登録時の用紙タイプとS2201で受け付けた検品ジョブの用紙タイプを比較する。CPU222は、用紙タイプが一致する場合はS2208に進み、用紙タイプが一致しない場合はS2205に進む。
S2205で、CPU222は、用紙タイプが一致しないことをユーザーに知らせる警告画面(図24)をディスプレイ225に表示する。S2205の処理は、表示制御の処理の一例である。警告画面の例については後述する。
S2206で、CPU222は、ユーザーが警告画面の検品ジョブ継続ボタン(2402)を選択したか否かを判定する。CPU222は、警告画面の検品ジョブ継続ボタンを選択した場合、S2208に進み、検品ジョブ継続ボタンを選択肢なかった場合、S2207に進む。
S2208で、CPU222は、給紙部230から用紙の給紙を行う。S2209で、CPU222は、検品用の画像を印刷する。
S2207で、CPU222は、検品ジョブを中止する。
S2208で、CPU222は、給紙部230から用紙の給紙を行う。S2209で、CPU222は、検品用の画像を印刷する。
S2207で、CPU222は、検品ジョブを中止する。
図23は、検品処理を行う際に検品装置109が行う情報処理の流れを示すフローチャートである。図23の処理は、検品装置109のCPU238が実行する。
S2301で、CPU238は、検品終了指示を受信したかを判定する。検品終了指示は、図13のボタン1303が選択された場合に対応する。CPU238は、検品終了指示を受信した場合は、処理を終了し、検品終了指示を受信していない場合はS2302に進む。
S2302で、CPU238は、検品装置109に用紙が搬送されたかを判定する。CPU238は、用紙が搬送されない場合はS2301に戻り、用紙が搬送された場合はS2303に進む。
S2301で、CPU238は、検品終了指示を受信したかを判定する。検品終了指示は、図13のボタン1303が選択された場合に対応する。CPU238は、検品終了指示を受信した場合は、処理を終了し、検品終了指示を受信していない場合はS2302に進む。
S2302で、CPU238は、検品装置109に用紙が搬送されたかを判定する。CPU238は、用紙が搬送されない場合はS2301に戻り、用紙が搬送された場合はS2303に進む。
S2303で、CPU238は、用紙の画像をCIS331及びCIS332を使用して読み取り、検品装置109のメモリ239に保存する。ここで保存した画像は、図13の表示部1301に表示される。
S2305で、CPU238は、S2303で読み取った画像と正解画像との比較を行う。正解画像は図4のボタン403から検品装置109に対して登録された設定に基づく。S2305で比較する項目は、図11の設定部1101で設定された検品レベル及び設定部1102で設定された検品種別に基づく。
S2306で、CPU238は、S2305の正解画像との比較の結果、正常画像と欠陥画像のどちらであるかを判定する。CPU238は、正常画像(検品OK)と判定した場合には、S2307に進み、欠陥画像(検品NG)と判定した場合には、S2309に進む。
S2305で、CPU238は、S2303で読み取った画像と正解画像との比較を行う。正解画像は図4のボタン403から検品装置109に対して登録された設定に基づく。S2305で比較する項目は、図11の設定部1101で設定された検品レベル及び設定部1102で設定された検品種別に基づく。
S2306で、CPU238は、S2305の正解画像との比較の結果、正常画像と欠陥画像のどちらであるかを判定する。CPU238は、正常画像(検品OK)と判定した場合には、S2307に進み、欠陥画像(検品NG)と判定した場合には、S2309に進む。
S2307で、CPU238は、検品装置109の表示部241に検品結果がOKであることを表示する。図13は、S2307で表示される画面の一例を示す図である。
次にS2308に進み、CPU238は、印刷装置107に対して、印刷シートを大容量スタッカ110のスタックトレイ341に排紙するよう指示する。ここで排紙される排紙先は、図16の設定部1603で設定された排紙先に基づく。印刷装置107は、検品装置109の指示に基づき、大容量スタッカ110に対してスタックトレイ341に排紙するよう指示する。
CPU238は、S2301に戻り、処理を継続する。
次にS2308に進み、CPU238は、印刷装置107に対して、印刷シートを大容量スタッカ110のスタックトレイ341に排紙するよう指示する。ここで排紙される排紙先は、図16の設定部1603で設定された排紙先に基づく。印刷装置107は、検品装置109の指示に基づき、大容量スタッカ110に対してスタックトレイ341に排紙するよう指示する。
CPU238は、S2301に戻り、処理を継続する。
S2309で、CPU238は、検品装置109の表示部241に検品結果がNGであることを表示する。図14は、S2309で表示される画面の一例を示す図である。
次にS2310に進み、CPU238は、印刷装置107に対して、印刷シートを大容量スタッカ110のエスケープトレイ346に排紙するよう指示する。ここで排紙される排紙先は、図16の設定部1603で設定された検品NG時の排紙先に基づく。印刷装置107は、検品装置109に指示に基づき、大容量スタッカ110に対してエスケープトレイ346に排紙するよう指示する。
CPU238は、S2301に進み処理を継続する。
次にS2310に進み、CPU238は、印刷装置107に対して、印刷シートを大容量スタッカ110のエスケープトレイ346に排紙するよう指示する。ここで排紙される排紙先は、図16の設定部1603で設定された検品NG時の排紙先に基づく。印刷装置107は、検品装置109に指示に基づき、大容量スタッカ110に対してエスケープトレイ346に排紙するよう指示する。
CPU238は、S2301に進み処理を継続する。
図24は、検品ジョブ実施時に検品ジョブの用紙タイプと正解画像登録時の用紙タイプが異なる場合(S2205)に印刷装置107がディスプレイ225に表示する警告画面である。領域2401には正解画像登録時の用紙タイプと検品ジョブの用紙タイプが表示される。図24の例では正解画像登録時の用紙タイプが普通紙1、検品ジョブの用紙タイプに色紙1が設定されており、2つの用紙タイプは一致していない。ユーザーが検品ジョブ実行を望みボタン2402を選択した場合、印刷装置107は、用紙の給紙を行い、検品ジョブが実行される。一方、ユーザーが検品実行を望まずボタン2403を選択した場合、検品ジョブはキャンセルされる。ボタン2402は、検品ジョブの実行を指示するオブジェクトの一例である。ボタン2403は、検品ジョブの実行を指示しないオブジェクトの一例である。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザーが検品ジョブ実行前に検品ジョブの用紙タイプ設定の間違いに気付くことができ、無駄な用紙の消費を事前に防ぐことが可能となる。
101 画像形成装置
107 印刷装置
222 CPU
107 印刷装置
222 CPU
Claims (7)
- 給紙段を指定した検品ジョブを受け付けた場合、正解画像登録時の用紙情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された用紙情報と、前記検品ジョブを実行する際の用紙情報とが異なる場合、確認画面を表示する表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記確認画面には、前記正解画像登録時の用紙情報と、前記検品ジョブを実行する際の用紙情報とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記用紙情報は、用紙タイプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記確認画面には、前記検品ジョブの実行を指示するオブジェクトと、前記検品ジョブの実行を指示しないオブジェクトとが含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記検品ジョブの実行を指示するオブジェクトが選択された場合、前記検品ジョブで指定された給紙段から用紙を給紙し、検品用の画像を印刷する印刷手段を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置が実行する情報処理方法であって、
給紙段を指定した検品ジョブを受け付けた場合、正解画像登録時の用紙情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された用紙情報と、前記検品ジョブを実行する際の用紙情報とが異なる場合、確認画面を表示する表示制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020009812A JP2021115744A (ja) | 2020-01-24 | 2020-01-24 | 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021115744A true JP2021115744A (ja) | 2021-08-10 |
Family
ID=77173695
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JP2020009812A Pending JP2021115744A (ja) | 2020-01-24 | 2020-01-24 | 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021115744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023286593A1 (ja) | 2021-07-13 | 2023-01-19 | 株式会社Jeplan | 芳香族ポリエステル分解菌 |
JP2023079434A (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成システム |
EP4262182A1 (en) | 2022-04-11 | 2023-10-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Inspection system, inspection apparatus, and control method of inspection apparatus |
-
2020
- 2020-01-24 JP JP2020009812A patent/JP2021115744A/ja active Pending
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JP2023079434A (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成システム |
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