JP2023161177A - フィルタネットおよびリントフィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】美観性および清掃性の両方に優れたフィルタネットおよびリントフィルタを提供する。【解決手段】フィルタネット110Aは、ネット布111Aを中心線で折り曲げ、ネット布111Aの縁部が重なり合った2辺を縫合し、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺となる袋状に形成される。縫合辺は、ネット布111Aの縁部を被せ布112Aで覆い、重なり合ったネット布111Aおよび被せ布112Aを地縫いで縫合した縫合部を有する。【選択図】図3D
Description
本発明は、洗濯機において使用されるフィルタネットおよびリントフィルタに関する。
洗濯機においては、洗濯物より発生する糸屑(リント)などを洗濯中に取り除くために、リントフィルタを備えることが一般的である。特許文献1には、袋状に形成されたフィルタネットを取付枠などに固着してなるリントフィルタが開示されている。
特許文献1のリントフィルタでは、1枚のネット布を縫合することで袋状に形成されたフィルタネットが使用されている。すなわち、図10に示すように、矩形状の1枚のネット布を中心線で2つ折りし、ネット布の縁部同士が重なり合う3辺(折り曲げ辺以外の3辺)のうちの2辺(通常、折り曲げ辺に対する隣辺と対辺)を縫合する。これにより、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺とされた袋状のフィルタネットが形成される。
1枚のネット布を縫合して袋状のフィルタネットを形成する場合、ネット布の縁部でのほつれなどが発生しないように、縫合部においてかがり縫いが使用される。しかしながら、従来のフィルタネットでは、かがり縫いされた縫合部の存在により、美観性や清掃性が悪くなるといった問題がある。
例えば、かがり縫いされた縫合部がフィルタネットの外側に存在する場合、かがり縫いに使用された縫糸が外部に露出するなどして美観性が低下する。また、かがり縫いされた縫合部が袋の内側に存在するように、フィルタネットを裏返して使用する場合もある。この場合、縫合部を外部に露出させないことで美観性の低下は抑制できるが、フィルタネットの内側に溜まったリントがかがり縫いの縫糸に絡まりやすくなり、フィルタネットの清掃性が低下する。かがり縫いの縫糸にリントが絡まった状態で無理に清掃を行うと、リントと共に縫糸が取れてしまい、縫合が解けてしまう虞もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、美観性および清掃性の両方に優れたフィルタネットおよびリントフィルタを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様であるフィルタネットは、ネット布を中心線で折り曲げ、前記ネット布の縁部が重なり合った2辺を縫合し、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺となる袋状に形成されたフィルタネットであって、前記縫合辺は、前記ネット布の縁部を被せ布で覆い、重なり合った前記ネット布および前記被せ布を地縫いで縫合した縫合部を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、縫合辺におけるネット布の縁部が被せ布で覆われた状態で縫合されることで縁部のほつれが防止される。また、縫合にはかがり縫いではなく地縫いが使用できるため、かがり縫いに使用された縫糸が外部に露出することがなく、美観性が向上する。さらに、縫合部が袋の内側に存在するようにフィルタネットを裏返して使用する場合も、フィルタネットの内側に溜まったリントが縫糸に絡むことがなく、清掃性が向上する。
また、上記フィルタネットでは、前記被せ布は、両側の長辺縁部が内側に折り込まれた4つ折りとされ、前記縫合部では、4つ折りされた前記被せ布にて前記ネット布の縁部が挟み込まれている構成とすることができる。
上記の構成によれば、縫合辺における被せ布の縁部が縫合部の内側に折り込まれることで、被せ布の縁部のほつれが防止される。
また、上記の課題を解決するために、本発明の第2の態様であるフィルタネットは、ネット布を中心線で折り曲げ、前記ネット布の縁部が重なり合った2辺を縫合し、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺となる袋状に形成されたフィルタネットであって、前記縫合辺は、前記ネット布の縁部が内側に折り込まれるように2回折り返され、折り返しによって重なり合った前記ネット布が地縫いで縫合された縫合部を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、縫合辺におけるネット布の縁部が縫合部の内側に折り込まれることで縁部のほつれが防止される。また、縫合にはかがり縫いではなく地縫いが使用できるため、かがり縫いに使用された縫糸が外部に露出することがなく、美観性が向上する。さらに、縫合部が袋の内側に存在するようにフィルタネットを裏返して使用する場合も、フィルタネットの内側に溜まったリントが縫糸に絡むことがなく、清掃性が向上する。
また、上記フィルタネットは、前記折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が前記縫合辺とされており、2辺の前記縫合辺の間のコーナーにRが形成されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、2辺の縫合辺の間にコーナーRを設けたことにより、コーナーRに溜まったリントを除去しやすくなり、清掃性がより向上する。
また、上記の課題を解決するために、本発明の第3の態様であるリントフィルタは、袋状に形成されたフィルタネットと、前記フィルタネットの開口辺に取り付けられるフィルタ枠部とを有するリントフィルタであって、前記フィルタネットが、上記記載のフィルタネットであることを特徴としている。
また、上記リントフィルタでは、前記フィルタネットは、前記縫合部が袋の内側となるように裏返された状態で前記フィルタ枠部に取り付けられる構成とすることができる。
本発明のフィルタネットおよびリントフィルタは、フィルタネットの縫合辺において、ネット布の縁部を被せ布で覆い、重なり合ったネット布および被せ布を地縫いで縫合した縫合部、あるいは、ネット布の縁部が内側に折り込まれるように2回折り返され、折り返しによって重なり合ったネット布が地縫いで縫合された縫合部を設けることにより、フィルタネットの美観性および清掃性を両立できるといった効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔リントフィルタの基本構造〕
図1は、本実施の形態に係るリントフィルタ100の外観を示す斜視図である。図2は、洗濯槽においてリントフィルタ100が取り付けられた状態の洗濯機を示す斜視図である。
図1は、本実施の形態に係るリントフィルタ100の外観を示す斜視図である。図2は、洗濯槽においてリントフィルタ100が取り付けられた状態の洗濯機を示す斜視図である。
リントフィルタ100は、図1に示すように、袋状に形成されたフィルタネット110とフィルタ枠部120とを有している。具体的には、フィルタネット110の開口辺にフィルタ枠部120が取り付けられてリントフィルタ100が形成される。フィルタネット110は、フィルタ枠部120に対して、溶着などで強固に固着されることが好ましい。
リントフィルタ100が使用される洗濯機においては、図2に示すように、洗濯槽の内面側にフィルタホルダ130が設けられている。リントフィルタ100は、フィルタホルダ130に対してワンタッチで着脱可能とされており、洗濯機から取り外しての清掃や交換が容易に行えるようになっている。リントフィルタ100をフィルタホルダ130から取り外すときには、フィルタ枠部120の上部(洗濯機への取り付け状態における上部)に設けられたツマミ部121(図1参照)を下に押しながら、リントフィルタ100を手前に引き出す操作を行う。
〔フィルタネットの構成〕
続いて、本実施の形態に係るフィルタネットの構成について詳細に説明する。
続いて、本実施の形態に係るフィルタネットの構成について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図3Aないし図3Cは、第1実施形態に係るフィルタネット110Aの製造手順を示す平面図である。図3Dは、第1実施形態に係るフィルタネット110Aを示す平面図である。フィルタネット110Aは、矩形状のネット布111Aが準備され(図3A参照)、これが中心線(線対称における対称軸)にて2つ折りされる(図3B参照)。
図3Aないし図3Cは、第1実施形態に係るフィルタネット110Aの製造手順を示す平面図である。図3Dは、第1実施形態に係るフィルタネット110Aを示す平面図である。フィルタネット110Aは、矩形状のネット布111Aが準備され(図3A参照)、これが中心線(線対称における対称軸)にて2つ折りされる(図3B参照)。
さらに、フィルタネット110Aでは、縫合辺を覆うための2枚の被せ布112Aが準備され(図3C参照)、ネット布111Aおよび被せ布112Aが重ねられた縫合部が地縫いによって縫合される(図3D参照)。これにより、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺とされた袋状のフィルタネット110Aが形成される。尚、ここでの縫合辺は、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺とされている。
図4は、フィルタネット110Aの縫合部における概略断面図(図3DにおけるA-A断面図)である。被せ布112Aは、長手方向に沿った3本の折り目にて山折りされる、すなわち、被せ布112Aは、両側の長辺縁部が内側に折り込まれた4つ折りとされる。フィルタネット110Aの縫合部では、図4に示すように、4つ折りされた被せ布112Aにてネット布111Aの2辺を挟み込み、重なり合った被せ布112Aおよびネット布111Aが地縫いにより縫合される。
フィルタネット110Aでは、ネット布111Aおよび被せ布112Aの何れも、縫合辺における縁部が縫合部の内側に折り込まれることで縁部のほつれが防止される。また、縫合にはかがり縫いではなく地縫いが使用できるため、かがり縫いに使用された縫糸が外部に露出することがなく、美観性が向上する。さらに、縫合部が袋の内側に存在するようにフィルタネット110Aを裏返して使用する場合も、フィルタネット110Aの内側に溜まったリントが縫糸に絡むことがなく、清掃性が向上する。尚、フィルタネット110Aの開口辺では、ネット布111Aがフィルタ枠部120に固着されることにより縁部のほつれは発生しない。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係るフィルタネット110Bを示す平面図である。フィルタネット110Bは、フィルタネット110Aと同様に、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が縫合辺とされている。
図5は、第2実施形態に係るフィルタネット110Bを示す平面図である。フィルタネット110Bは、フィルタネット110Aと同様に、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が縫合辺とされている。
フィルタネット110Bでは、2辺の縫合辺の間のコーナーにR(アール)が形成される形状のネット布111Bが使用される。そして、2辺の縫合辺を合わせた縫合部(コーナーRを含む縫合部)に対して、1枚の被せ布112Bを用いての縫合が行われる。フィルタネット110Bでは、2辺の縫合辺の間にコーナーRを設けたことにより、コーナーRに溜まったリントを除去しやすくなり、清掃性がより向上する。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係るフィルタネット110Cを示す平面図である。フィルタネット110Cは、フィルタネット110Aおよび110Bと同様に、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が縫合辺とされている。フィルタネット110Aおよび110Bでは、縫合辺において、ネット布111Aの縁部を被せ布112Aで覆って地縫いした縫合部を形成している。これに対して、フィルタネット110Cは、被せ布を使用せず、ネット布111Cのみを用いて縫合部が形成される。
図6は、第3実施形態に係るフィルタネット110Cを示す平面図である。フィルタネット110Cは、フィルタネット110Aおよび110Bと同様に、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が縫合辺とされている。フィルタネット110Aおよび110Bでは、縫合辺において、ネット布111Aの縁部を被せ布112Aで覆って地縫いした縫合部を形成している。これに対して、フィルタネット110Cは、被せ布を使用せず、ネット布111Cのみを用いて縫合部が形成される。
図7は、フィルタネット110Cの縫合部における概略断面図(図6におけるB-B断面図)である。フィルタネット110Cの縫合部では、ネット布111Cの縁部が内側に折り込まれるように、重なり合ったネット布111Cの端部が2回折り返される。そして、折り返しによって重なり合ったネット布111Cが地縫いにより縫合される。
フィルタネット110Cでは、縫合辺におけるネット布111Cの縁部が縫合部の内側に折り込まれることで縁部のほつれが防止される。また、縫合にはかがり縫いではなく地縫いが使用できるため、かがり縫いに使用された縫糸が外部に露出することがなく、美観性が向上する。さらに、縫合部が袋の内側に存在するようにフィルタネット110Cを裏返して使用する場合も、フィルタネット110Cの内側に溜まったリントが縫糸に絡むことがなく、清掃性が向上する。
(第4実施形態)
図8は、第4実施形態に係るフィルタネット110Dを示す平面図である。フィルタネット110Dは、フィルタネット110Aないし110Cと同様に、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が縫合辺とされている。
図8は、第4実施形態に係るフィルタネット110Dを示す平面図である。フィルタネット110Dは、フィルタネット110Aないし110Cと同様に、折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が縫合辺とされている。
フィルタネット110Dでは、2辺の縫合辺の間のコーナーにR(アール)が形成される形状のネット布111Dが使用される。そして、2辺の縫合辺を合わせた縫合部(コーナーRを含む縫合部)に対して、重なり合ったネット布111Dの端部が2回折り返され、折り返しによって重なり合ったネット布111Dが地縫いにより縫合される。
(第5実施形態)
第1~第4実施形態にて示したフィルタネット110A~110Dでは、ネット布111A~111D(ネット布111と総称)として1枚の布地が使用されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ネット布111は複数の布地を縫い合わせて形成されるものであってもよい。図9は、第5実施形態に係るフィルタネット110Eを示す平面図である。尚、フィルタネット110Eは、フィルタネット110Aの変形例として示しているが、フィルタネット110B~110Dの変形例とすることも可能である。
第1~第4実施形態にて示したフィルタネット110A~110Dでは、ネット布111A~111D(ネット布111と総称)として1枚の布地が使用されている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ネット布111は複数の布地を縫い合わせて形成されるものであってもよい。図9は、第5実施形態に係るフィルタネット110Eを示す平面図である。尚、フィルタネット110Eは、フィルタネット110Aの変形例として示しているが、フィルタネット110B~110Dの変形例とすることも可能である。
フィルタネット110Eでは、フィルタネット110Aのネット布111Aに代えて、ネット布111Eが使用されている。ネット布111Eは、2枚の布地111E-1および111E-2を縫い合わせて形成されている。このとき、布地111E-1および111E-2の縫い合わせ部は、フィルタネット110Eの開口辺と平行な線とされている。布地111E-1および111E-2の縫い合わせ部における縫合方法は特に限定されるものではないが、縫合強度の観点よりかがり縫いを用いることが好ましい。この場合、かがり縫いによる縫合部は、フィルタネット110Eの使用時(フィルタ枠部120への取付時)において袋の内側となるように形成される。
フィルタネット110Eでは、互いに性質の異なる布地111E-1および111E-2を使用することで、フィルタネット110Eに対して良好な特性を与えることができる。具体的には、フィルタネット110Eの開口辺側に配置される布地111E-1は、洗濯中にフィルタ枠部120との接触が多く発生するため、布地111E-2よりも強度の高い(例えば布地111E-2よりも厚手の)布地とすることが好ましい。また、フィルタネット110Eの開口辺と反対側に配置される布地111E-2は、洗濯中に水流が抜けやすく、リントの捕集性能が高くなるように、布地111E-1よりも通水性の高い布地とすることが好ましい。
〔フィルタ枠部へのフィルタネットの取付方法〕
リントフィルタ100において、フィルタ枠部120にフィルタネット110(フィルタネット110A~110Eの何れか)を取り付ける際は、フィルタネット110の折り曲げ辺が下側(洗濯機への取り付け状態における下側)となるようにすることが好ましい。これは、フィルタネット110において、折り曲げ辺側にリントに溜まりやすくするためである。フィルタネット110においては、縫合辺よりも折り曲げ辺の方が溜まったリントを清掃しやすく、折り曲げ辺側にリントに多く溜めることで、より清掃性が向上する。
リントフィルタ100において、フィルタ枠部120にフィルタネット110(フィルタネット110A~110Eの何れか)を取り付ける際は、フィルタネット110の折り曲げ辺が下側(洗濯機への取り付け状態における下側)となるようにすることが好ましい。これは、フィルタネット110において、折り曲げ辺側にリントに溜まりやすくするためである。フィルタネット110においては、縫合辺よりも折り曲げ辺の方が溜まったリントを清掃しやすく、折り曲げ辺側にリントに多く溜めることで、より清掃性が向上する。
また、フィルタ枠部120にフィルタネット110を取り付ける際は、フィルタネット110における縫合部が袋の内側となるようにすることが好ましい。これは、美観性向上の観点だけでなく、リントフィルタ100の作成を容易にするメリットがある。すなわち、リントフィルタ100では、図1に示すように、フィルタ枠部120の内側にフィルタネット110が溶着などで固着されるが、フィルタネット110の縫合部を袋の内側とすることで溶着の際に縫合部が邪魔とならず、溶着作業が行いやすくなる。
今回開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記説明の第1および第2実施形態では、開口辺と隣接する縫合辺において、辺全体の縫合部を被せ布112Aまたは112B(被せ布112と総称)で覆う構成としている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、開口辺と近接する縫合辺の一部は被せ布112で覆わず、かがり縫いによって縫合されてもよい。この場合、フィルタ枠部120の内側にフィルタネット110を溶着などで固着する際に、溶着部分に被せ布112が存在せず、溶着作業が行いやすくなる。
また、上記説明の第2および第4実施形態では、2辺の縫合辺の間にコーナーRを設ける構成としたが、洗濯機への取り付け状態における下側のコーナーにRを形成してもよい。これは、リントフィルタ100を洗濯槽の下部付近(パルセータの近傍)に配置する場合、リントフィルタ100がパルセータに接触することを抑制するための構成である。
また、図2に示す例では、フィルタネット110の開口辺が側方を向くように、リントフィルタ100が洗濯槽に取り付けられるが、本発明はこれに限定されるものではなく、フィルタネット110の開口辺が上方を向くように、リントフィルタ100が洗濯槽に取り付けられてもよい。
100 リントフィルタ
110 フィルタネット
110A~110E フィルタネット
111A~111E ネット布
112A,112B 被せ布
111E-1,111E-2 布地
120 フィルタ枠部
121 ツマミ部
130 フィルタホルダ
110 フィルタネット
110A~110E フィルタネット
111A~111E ネット布
112A,112B 被せ布
111E-1,111E-2 布地
120 フィルタ枠部
121 ツマミ部
130 フィルタホルダ
Claims (6)
- ネット布を中心線で折り曲げ、前記ネット布の縁部が重なり合った2辺を縫合し、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺となる袋状に形成されたフィルタネットであって、
前記縫合辺は、前記ネット布の縁部を被せ布で覆い、重なり合った前記ネット布および前記被せ布を地縫いで縫合した縫合部を有することを特徴とするフィルタネット。 - 請求項1に記載のフィルタネットであって、
前記被せ布は、両側の長辺縁部が内側に折り込まれた4つ折りとされ、
前記縫合部では、4つ折りされた前記被せ布にて前記ネット布の縁部が挟み込まれていることを特徴とするフィルタネット。 - ネット布を中心線で折り曲げ、前記ネット布の縁部が重なり合った2辺を縫合し、折り曲げ辺および縫合辺の3辺が閉じられ、残りの1辺が開口辺となる袋状に形成されたフィルタネットであって、
前記縫合辺は、前記ネット布の縁部が内側に折り込まれるように2回折り返され、折り返しによって重なり合った前記ネット布が地縫いで縫合された縫合部を有することを特徴とするフィルタネット。 - 請求項1または3に記載のフィルタネットであって、
前記折り曲げ辺に対する隣辺および対辺が前記縫合辺とされており、
2辺の前記縫合辺の間のコーナーにRが形成されていることを特徴とするフィルタネット。 - 袋状に形成されたフィルタネットと、前記フィルタネットの開口辺に取り付けられるフィルタ枠部とを有するリントフィルタであって、
前記フィルタネットが、請求項1または2に記載のフィルタネットであることを特徴とするリントフィルタ。 - 請求項5に記載のリントフィルタであって、
前記フィルタネットは、前記縫合部が袋の内側となるように裏返された状態で前記フィルタ枠部に取り付けられることを特徴とするリントフィルタ。
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