JP3202880U - 着物用洗濯ネット - Google Patents

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敏郎 平松
敏郎 平松
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Abstract

【課題】着物用洗濯ネットであって、全体がコンパクトで、簡単に着物を入れることができ、かつ、袋体に収納された着物の内部にも洗濯液が行き渡り、着物の全体を確実に洗うことができるものを提供する。【解決手段】第一のメッシュ素材からなる略正方形の袋体2の3辺にファスナーが備えられ、前記袋体2の内側に第二のメッシュ素材からなる仕切り材4が2枚備えられ、前記仕切り材4の面積はそれぞれ前記袋体の面積の1/2以上であり、第二のメッシュ素材は第一のメッシュ素材よりもメッシュの目が粗いことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、衣類を洗濯機で洗う時に、衣類を収容して用いる洗濯ネットであって、特に着物に適したものに関する。
洗濯機で洗う衣類の保護のために、洗濯ネットが用いられる。洗濯ネットは一般的にはメッシュ素材からなる袋体で、衣類を出し入れする開口にファスナーが備えられている。
例えば特許文献1には、洗濯ネットへの衣類の出し入れを容易にして衣類を収納する際の作業性を向上させ、また、衣類の形を整えた状態で収納できるようにして、衣類の型崩れを防止することを目的とした洗濯ネットが開示されている。特許文献1には、大きな開口部を有する平たい袋状の洗濯ネットが開示されている。特許文献1の洗濯ネットは、四辺形の袋のうちの3辺にファスナーが設けられており、袋のほぼ全面を開くことができる。また洗濯物のよれを防ぐために、洗濯物と共に畳み込まれる下敷きを備えた洗濯ネットも開示されている。
特許文献2には、着物を洗濯するための洗濯ネットであって、折り返し辺を境として左右対称形状を有するネット本体上に着物を載置し、この着物を本体内部に設けた複数の押さえテープで押さえ、ネット本体を折り返した後に周縁部をファスナーでコの字型に閉じるようにしたものが開示されている。
特許文献3には、同じく着物用の洗濯ネットであって、袋体の中央部に横方向の全長にわたる開口が設けられ、さらに開口と直交する方向で袋体の内部に左右一対の押さえ材が設けられ、当該押さえ材は互いに対向する辺以外の3辺は袋体に逢着されてなる構造が開示されている。
特開平10−15283号公報 特開平10−5487号公報 特許第4716915号公報
前記のように洗濯ネットが提案されているが、衣服を畳まずに収納するものや、畳んだ着物をそのまま収納できるものは、大きすぎて取扱性が良くないうえに、洗濯ネットの中で衣類や着物のよれが生じることがあった。一方、着物を折り畳んで収納する洗濯ネットでは、着物を収納した時に布の折り重なりが非常に多くなるため、水や洗剤などの洗濯液が隅々まで行き渡らず、洗濯性能に劣る懸念があった。また袋体の内部に、袋体の開口と直交する方向の押さえ材が固定された洗濯ネットは、押さえ材の下側に着物を差し入れるための手間が生じるものであった。
上記に鑑み本考案は、着物用の洗濯ネットであって、全体がコンパクトで、簡単に着物を入れることができ、かつ、袋体に収納された着物の内部にも洗濯液が行き渡り、着物の全体を確実に洗うことができるものを提供することを目的とする。
考案者は上記課題について検討を進め、本だたみの着物を三つ折りにして洗濯ネット(袋体)に収納し、さらに袋体を二つ折りにして端部同士を止着する形態にすることで、全体が小さく取り扱いやすい洗濯ネットが得られることを見出した。さらに、袋体の内部に、目の粗い仕切りネットを2枚設けることで、折り畳んだ着物の内側にも洗濯液が通り易くなることを見出し、本考案に至った。
すなわち本考案は、第一のメッシュ素材からなる略正方形の袋体の3辺にファスナーが備えられ、前記袋体の内側に第二のメッシュ素材からなる仕切り材が2枚備えられ、前記仕切り材の面積はそれぞれ前記袋体の面積の1/2以上であり、第二のメッシュ素材は第一のメッシュ素材よりもメッシュの目が粗いことを特徴とする、着物用洗濯ネットに関する。
また本考案において、前記仕切り材が四辺形で、当該四辺形の1辺が前記袋体に取り付けられていることが好ましい。
また本考案において、さらに、前記袋体の対向する2辺に止着部材が設けられており、当該止着部材で前記対向する2辺を止着可能であることが好ましい。当該止着部材は、2対、設けられていることが好ましい。
さらに、前記2枚の仕切り材は、前記袋体の対向する2辺にそれぞれが取り付けられていることが好ましい。
本考案の洗濯ネットは、コンパクトで袋体のほぼ全面を開くことができ、さらに仕切り材も外側に開くことができるため、着物の出し入れがきわめて簡単にできる。また、目の粗いメッシュからなる仕切り材を間に挟んで着物を折り畳んで収納するため、着物の布地間への洗濯液の通りがよく、着物の全体を確実に洗うことができる。また、仕切り材によって着物が保持され、袋体の中で着物のよれが生じない。これらによって、着物を簡単かつ確実に綺麗な仕上がりで洗うことができるようになる。
本考案の洗濯ネットを開いた状態を示す。 本考案の洗濯ネットのファスナーを閉めた状態を示す。 本考案の洗濯ネットの止着部材を留めた状態を示す。 本考案の洗濯ネットに着物を収納する手順を示す。
以下、図面も参照しながら本考案の洗濯ネットについて説明するが、本考案は図面に示された例に限定されるものではない。
図1は洗濯ネット1を開いた状態を示す。洗濯ネット1は、略正方形の袋体2を外袋としている。略正方形とは、縦横の長さの比がおおむね1.2:1〜1:1.2程度になっているものを意味し、1.1:1〜1:1.1であることがより好ましい。袋体2の大きさは、本だたみにした着物を三つ折りにして収めることができる大きさであれば特に制限されないが、例えば、縦横とも1辺を30〜40cm程度にすることが好ましく、縦横とも1辺を36〜39cm程度にすることがより好ましい。袋体2の外縁には3辺にわたってファスナー3が取り付けられており、袋体2をほぼ全面的に開くことができる。袋体2はポリエステル等のメッシュ素材からなり、糸くず等が袋体2の中に侵入しないよう細かいメッシュの素材を用いることが好ましい。図1の例では、袋体2の周囲はパイピングされ、ファスナー3が取り付けられているが、パイピングやファスナーの取り付け方等は公知の洗濯ネットの構成を適宜選択して用いることができる。また、図1の例では、袋体2はマチの無い平面状の袋であるが、マチを設けて、厚みのある着物を収容しやすくすることもできる。
洗濯ネット1は2枚の仕切り材4を備える。仕切り材4は四辺形で、1辺が袋体2に縫着されている。仕切り材4は、袋体2の素材よりも目の粗いメッシュ素材からなる。仕切り材4の素材は、例えばポリエステルのダブルラッセル生地等、ハリと通水性を有し、よれにくい素材を用いることが好ましい。図1の例では、仕切り材4の周囲がパイピングされて仕切り材4が補強されている。仕切り材4の大きさは、着物の折り畳まれた部分への洗濯液の通りを良くすること、収容された着物が洗濯ネット内でよれないように保持することができれば特に制限されないが、仕切り材4の面積が袋体2の面積の1/2以上となるようにすることが好ましい。袋体2の面積とは、袋体2のファスナーを閉じた状態での略正方形の面積をいう。図1の例では、仕切り材4の大きさは袋体2よりも一回り小さい長方形である。仕切り材の形状は長方形以外の形状、例えば、正方形、台形、1辺が斜めに切られた四辺形、三角形等の多角形でもよく、楕円や変形円等の曲線形であってもよい。
また、図1の例では2枚の仕切り材4が、袋体2の互いに対向する辺に1枚ずつ取り付けられているが、袋体2の同じ辺に2枚とも取り付けることもできる。
洗濯ネット1はさらに、2対の止着部材5を備える。止着部材5は袋体2の外側に取り付けられており、ファスナー3を閉じた袋体2をさらに二つ折りにして止着できるように、袋体2の対向する2辺に取り付けられている。図1の例では止着部材5は2対であるが、1対でもよく、3対以上とすることもできる。止着部材5は、布製ベルトの先端にスナップボタンが取り付けられてワンタッチで着脱可能となっているが、ホックや面ファスナー等の止着部材とすることもできる。止着部材は紐でもよいが、ワンタッチ着脱が可能である点で、スナップボタン等であることが好ましい。布製ベルトは、伸縮性が無く強度の高い布帛テープを用いることが好ましいが、伸縮性のあるゴムテープ等を用いることもできる。
図2は洗濯ネット1のファスナー3を閉めた状態を示す。ファスナー3を閉めると袋体2は略正方形となり、袋体2の内部に、仕切り材4が両側から折り畳まれて重なり合っている。2枚の仕切り材4は、折り畳んだ状態で互いに重なり合うように構成されていることが好ましい。また図2の例では、仕切り材4と止着部材5とが同じ辺に取り付けられているが、止着部材5を異なる2辺に取り付けるようにしてもよい。
図3は洗濯ネット1の止着部材5を留めた状態を示す。袋体2はほぼ真ん中で二つに折り曲げられている。また袋体の内部では仕切り材4も折り曲げられている。ファスナー3を閉めた袋体2をさらに二つ折りにして止着するという構成によって、袋体の中で着物がよれたりしわになったりすることを防止できる。また、2対の止着部材5で簡易的に止着することによって、折り畳まれた内側への洗濯液の通りを妨げることが無く、洗濯性能に優れた洗濯ネットが得られる。止着部材5のベルト部分の長さは適宜設定すればよいが、例えば、3〜5cm程度、好ましくは、3.5〜4.5cm程度とすることができる。
図4に本考案の洗濯ネットに着物を収納する手順を示す。まず、洗濯ネットと仕切り材とを開き、本だたみにした着物(図4の例では浴衣)の中央部が仕切り材の位置にくるように、開いた洗濯ネットの上に着物を置き、仕切り材のうち一枚が着物の上になるように仕切り材を畳む(図4A)。続いて、着物の襟側又は裾側(いずれでもよい)を仕切り材の上に折り重ね(図4B)、その上にもう一枚の仕切り材を畳む(図4C)。続いて、着物の残る部分も仕切り材の上に折り重ね、外袋のファスナーを閉じる(図4D)。最後に、外袋を二つに折り畳んで止着材のスナップを留める。
本考案の洗濯ネットは、本だたみにした着物を三つに折り畳んで収納する構成を採用することによって、コンパクトな外袋に簡単に着物を入れることができる。また、目の粗いメッシュの2枚の仕切り材を採用することによって、折り畳んだ着物の間に洗濯液が入り込みやすくなり、かつ、収納した着物が確実に保持されるため、着物のよれやしわが生じにくくなる。さらに、最後に外袋ごと二つに折り畳んで止着部材で留めることによって、洗濯液の通りを妨げることなく、洗濯中の着物のよれを一層少なくすることが可能になった。
1 洗濯ネット
2 袋体
3 ファスナー
4 仕切り材
5 止着部材

Claims (5)

  1. 第一のメッシュ素材からなる略正方形の袋体の3辺にファスナーが備えられ、前記袋体の内側に第二のメッシュ素材からなる仕切り材が2枚備えられ、前記仕切り材の面積はそれぞれ前記袋体の面積の1/2以上であり、第二のメッシュ素材は第一のメッシュ素材よりもメッシュの目が粗いことを特徴とする、着物用洗濯ネット。
  2. 前記仕切り材が四辺形で、当該四辺形の1辺が前記袋体に取り付けられている、請求項1に記載の着物用洗濯ネット。
  3. さらに、前記袋体の対向する2辺に止着部材が設けられており、当該止着部材で前記対向する2辺を止着可能である、請求項1又は2に記載の着物用洗濯ネット。
  4. 前記止着部材が、2対設けられている、請求項3に記載の着物用洗濯ネット。
  5. 前記2枚の仕切り材は、前記袋体の対向する2辺にそれぞれが取り付けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の着物用洗濯ネット。
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