JP3224638U - 小物入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的小さいシートで比較的剛性の高いシートを容易に縫合して用いることができるようにした小物入れを提供する。【解決手段】生地を縫合して形成されるとともに内部に小物を収納可能な本体10を備え、生地として、両側縁部2がほつれ止めされた帯状の畳縁1を複数用いるとともに、一部の畳縁1の側縁3を表面側に露出させた構成とした。また、本体10の一部若しくは全部を、畳縁1をその長手方向を平行にして並設するとともに、隣接する畳縁1の側縁部2同士を縫合して接合して形成した接合シート20を用いて構成した。更に、本体10の一部若しくは全部を、畳縁1を長手方向中央から折曲して重畳した重畳シート21を用いて構成した。【選択図】図1

Description

本考案は、ハンドバッグ,ポシェット,財布等の小物を収納する小物入れに関し、特に、生地を縫合して形成されるとともに内部に小物を収納可能な小物入れに関する。
従来、この種の小物入れとしては、例えば、実用新案登録第3058098号公報(特許文献1)に示されるものが知られている。これは、生地を縫合して形成されるとともに内部に小物を収納可能な本体を備えている。本体は、その生地として、例えば、皮革あるいは合成皮革からなるシート状部材を用い、前面,底面及び後面を一枚のシート状部材で構成し、これに別なシート状部材からなる一対の側面を縫合し、後面にこの後面から前面に亘り上側開口を開閉する蓋を止着して形成されている。皮革あるいは合成皮革からなるシート状部材を用いているので、布製のものに比較して剛性があり、常態で全体形状を保持させることができる。
実用新案登録第3058098号公報
ところで、上記従来の小物入れにあっては、前面,底面及び後面を一枚のシート状部材で形成しているので、それだけ、展開面積が広いシート状部材を用意しなければならない。そのため、展開面積の比較的小さいシート状部材を複数縫合により連設することも考えられるが、シート状部材が皮革あるいは合成皮革からなるので、その縫合が容易ではないという問題がある。また、縫合が容易な布を用いることもできるが、布の端縁のほつれ止め処理が比較的多く必要になるので、その分、作製が煩雑になる。また、布は剛性が小さいものが多いので全体形状が崩れやすくなる。
本考案は上記の点に鑑みて為されたもので、比較的小さいシートで比較的剛性の高いシートを容易に縫合して用いることができるようにした小物入れを提供することを目的とする。
本考案者は、長年の経験により、両側縁部がほつれ止めされた帯状の畳縁に着目した。そして、上記の目的を達成するための本考案の小物入れは、生地を縫合して形成されるとともに内部に小物を収納可能な本体を備えた小物入れにおいて、上記生地として、両側縁部がほつれ止めされた帯状の畳縁を複数用いるとともに、一部の畳縁の側縁を表面側に露出させた構成とした。
ここで、小物入れは、例えば、ポシェット,ポーチ,ウエストバッグ、ベルトポーチ,ショルダーバッグ,トートバッグ,セカンドバッグ,スリーウエイバッグ,ダレスバッグ,ボストンバッグ,リュックサック,トロリーバッグ,袋物,財布,袱紗,カード入れ等、小物を入れる可撓性の入れ物をいう。
畳縁は、幅が50mm〜150mm程度の帯状のシートであり、長手方向の適宜の寸法に切断すると比較的小さいシートにすることができる。また、畳縁は、繊維を織って形成されているので、これらの縫合を容易に行うことができる。更に、畳縁は、両側縁部がほつれ止めされているので、その取扱いが容易であり、縫合による連接において長手方向に直交する端部においてほつれ止めが必要になるが、長手方向側縁のほつれ止めは不要になり、縫合が極めて容易になる。勿論、側縁部を折り返して縫合することは一向に差支えない。また、一部の畳縁の側縁が表面側に露出するが、側縁部はほつれ止めされているので、表面に側縁が露出しても、外観品質を損なうことがなく、むしろ、デザイン的に斬新になる。
しかも、畳縁の材質は、旧来からある麻,綿はもとより、近年は、ポリエステル,ポリプロピレン,ポリエチレン等の化学繊維のものが主流になっており、その本来の使用用途からして丈夫に形成され、その剛性が比較的高いものになっている。そのため、縫合作業を容易に行うことができるとともに、常態で全体形状を保持させることができる。また、デザインも無地のものから種々模様が付されたものがあり、多種多様になっている。これにより、本考案においては、比較的小さいシートで比較的剛性の高いシートを容易に縫合して用いることができる小物入れを提供することができるようになる。
そして、必要に応じ、上記本体の一部若しくは全部を、上記畳縁をその長手方向を平行にして並設するとともに、隣接する畳縁の側縁部同士を縫合して接合して形成した接合シートを用いて構成した。並設する畳縁の数は2あるいは2以上の適宜数に設定することができる。これにより、比較的広い面積のシートにすることができ、種々の大きさの小物入れに対応することができる。
また、必要に応じ、上記接合シートにおいて、上記隣接する何れか一方の畳縁の側縁を表面側に露出させて該隣接する畳縁を縫合する構成としている。畳縁の両側縁部は、ほつれ止めされているので、長手方向側縁のほつれ止めが不要になり、縫合が極めて容易になる。また、表面に側縁が露出しても、外観品質を損なうことがなく、むしろ、デザイン的に斬新になる。
更に、必要に応じ、上記本体の一部若しくは全部を、上記畳縁を長手方向中央から折曲して重畳した重畳シートを用いて構成している。剛性を増加させることができる。例えば、バッグの底面部や、肩紐として使用することが有効になる。
そして、必要に応じ、上記本体を、上側を解放させて両端部で互いに縫合される一対の側面部、該一対の側面部の下側に縫合される底面部を備えて構成し、上記一対の側面部を、夫々、上記接合シートで構成するとともに、各接合シート同士の畳縁の長手方向を平行にして長手方向に直交する方向の両端部を互いに縫合した構成としている。簡単な縫合で収納空間のある本体を作製することができる。
この場合、上記底面部を、上記畳縁を長手方向中央から折曲して重畳した重畳シートを一対用いて構成し、各重畳シートをこれらの長手方向中央部同士を重畳して縫合し、該各重畳シートの畳縁の長手方向と上記一対の側面部の畳縁の長手方向とが平行になるように、且つ、上記縫合した長手方向中央部が内側に位置するように、一方の重畳シートの側縁部を、一方の側面部の下側に縫合し、他方の重畳シートの側縁部を、他方の側面部の下側に縫合したことが有効である。これにより、底面部は一対の重畳シートをこれらの長手方向中央部同士を重畳して縫合しているので、小物を収納空間に入れる際に、底面部を幅方向に広げることができる。そのため、収納空間を広くすることができ、小物の収納を容易に行うことができる。また、底面部においては、一対の重畳シートを用い、各重畳シートは畳縁の長手方向中央部同士を重畳して縫合されているので、剛性が高くなっており、そのため、収納空間に小物を入れた際に、その支持を確実にし、安定性を向上させることができる。
また、必要に応じ、上記側面部の上側に、開閉可能な2組のエレメントの列,該エレメントの列を開閉するスライダ及び該エレメントの列が夫々取付けられる帯状の一対の基材を有した線ファスナを用い、該線ファスナの一方の基材を上記一方の側面部の裏面側に縫合して該側面部を構成する畳縁の側縁を表面側に露出させるとともに、上記線ファスナの他方の基材を上記他方の側面部の裏面側に縫合して該側面部を構成する畳縁の側縁を表面側に露出させた構成としている。線ファスナの接合部のほつれ止めを不要にして線ファスナを止着することができる。また、この線ファスナの接合部において、側面部を構成する畳縁の側縁が表面側に露出するが、畳縁の側縁部は、ほつれ止めされているので、外観品質を損なうことがなく、むしろ、デザイン的に斬新になる。
本考案によれば、本体の生地として、両側縁部がほつれ止めされた帯状の畳縁を用いたので、比較的小さいシートで比較的剛性の高いシートを容易に縫合して用いることができる。
本考案の第一の実施の形態に係る小物入れを示す全体斜視図である。 本考案の実施の形態に係る小物入れに用いる畳縁の一例を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る小物入れにおいて、接合シートの一例をその作製工程とともに示し、(a)は接合前の状態を示す図、(b)は接合後の状態を示す図である。 本考案の実施の形態に係る小物入れにおいて、重畳シートの一例をその作製工程とともに示し、(a)は重合前の状態を示す図、(b)は重合後の状態を示す図である。 本考案の第一の実施の形態に係る小物入れにおいて、本体の製造工程を示し、(a)は一方の側面部を構成する接合シート及び底面部を構成する一方の重合シートを縫合した一方部材と、他方の側面部を構成する接合シート及び底面部を構成する他方の重合シートを縫合した他方部材との関係を示す斜視図、(b)は一方部材と他方部材とを覆い部材で覆って縫合した状態を示す斜視図である。 本考案の第一の実施の形態に係る小物入れを示し、(a)は底面部を折り畳んだ状態の縦断面図、(b)は底面部を広げた状態の縦断面図である。 本考案の第二の実施の形態に係る小物入れを示し、(a)は蓋を開けた状態の斜視図、(b)は蓋を閉めた状態の斜視図である。 本考案の第三の実施の形態に係る小物入れを示し、(a)は蓋を開けた状態の斜視図、(b)は蓋を閉めた状態の斜視図である。 本考案の第四の実施の形態に係る小物入れを示す斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本考案の実施の形態に係る小物入れについて詳細に説明する。
図1,図5及び図6には、本考案の第一実施の形態に係る小物入れKを示している。この小物入れKは、所謂ポシェットと言われる肩に掛けることのできるバッグであり、生地を縫合して形成されるとともに内部に小物Wを収納可能な本体10を備えている。
そして、生地として、図2に示すように、両側縁部2がほつれ止めされた帯状の畳縁1を用いるとともに、一部の畳縁1の側縁3を表面側に露出させている。畳縁1の材質は、旧来からある麻,綿はもとより、近年は、ポリエステル,ポリプロピレン,ポリエチレン等の化学繊維のものが主流になっており、これらの繊維を織って形成されている。畳縁1は、幅が50mm〜150mm程度の帯状のシートであり、その本来の使用用途からして丈夫に形成され、その剛性が比較的高いものになっている。長手方向の適宜の寸法に切断すると比較的小さいシートにすることができる。また、畳縁1のデザインも無地のものから種々模様が付されたものがあり、多種多様になっている。好みに合わせて適宜選択することができる。
詳しくは、本体10は、上側を解放させて両端部11で互いに縫合される一対の側面部12、この一対の側面部12の下側に縫合される底面部13を備えて構成されている。一対の側面部12及び底面部13により小物Wを収納する収納空間eを構成している。
一対の側面部12は、夫々、適宜の長さの接合シート20で構成されている。接合シート20は、図3に示すように、2枚の畳縁1をその長手方向を平行にして並設するとともに、隣接する畳縁1の側縁部2同士を縫合して接合して形成されている。接合シート20においては、隣接する何れか一方の畳縁1の側縁3を表面14側に露出させて隣接する畳縁1を縫合して構成されている。図5に示すように、一対の接合シート20は、各接合シート20同士の畳縁1の長手方向を平行にして長手方向に直交する方向の両端部11を互いに縫合して連設されている。並設する畳縁1の数は2あるいは2以上の適宜数に設定することができる。これにより、比較的広い面積のシートにすることができ、種々の大きさの小物入れKに対応することができる。
また、底面部13は、接合シート20に対応させた長さの重畳シート21を用いて構成されている。重畳シート21は、図4に示すように、畳縁1を長手方向中央4から折曲して重畳して形成されている。この底面部13は、重畳シート21を一対用いて構成され、各重畳シート21は、これらの長手方向中央部5同士が重畳して縫合されている。また、各重畳シート21の畳縁1の長手方向と一対の側面部12の畳縁1の長手方向とが平行になるように、且つ、縫合した長手方向中央部5が内側に位置するように、一方の重畳シート21(A)の側縁部6が、一方の側面部12(A)の下側に縫合され、他方の重畳シート21(B)の側縁部6が、他方の側面部12(B)の下側に縫合されている。更に、各重畳シート21の長手方向に直交する方向の両端部22も互いに縫合されている。
一対の側面部12及び底面部13の形成方法は、図5(a)に示すように、予め、一方の重畳シート21(A)の側縁部6を、一方の接合シート20(A)の裏面15側の下側に縫合して一方部材23を形成し、他方の重畳シート21(B)の側縁部6を、他方の接合シート20(B)の裏面15側の下側に縫合して他方部材24を形成する。それから、一方部材23と他方部材24とをその表面14同士を対面させ、図5(b)に示すように、帯状の覆部材25でこれらの両端部11,22を覆い、覆部材25とともに縫合する。次に、各重畳シート21の長手方向中央部5同士を重畳して縫合する。そして、最後に、図6(a)に示すように、一方部材23と他方部材24とを表裏反転し、縫合した長手方向中央部5が内側に位置するようにする。
また、図1及び図6に示すように、側面部12の上側に、線ファスナ30が設けられている。線ファスナ30は、開閉可能な2組のエレメントの列31,このエレメントの列31を開閉するスライダ32及びエレメントの列31が夫々取付けられる帯状の一対の基材33を有して構成されている。そして、線ファスナ30の一方の基材33(A)が一方の側面部12(A)の裏面15側に縫合され、この側面部12を構成する畳縁1の側縁3が表面14側に露出させられるとともに、線ファスナ30の他方の基材33(B)が他方の側面部12の裏面15側に縫合され、この側面部12を構成する畳縁1の側縁3が表面14側に露出させられている。
更に、図1に示すように、本体10の側面部12の上側の左右には、夫々、突出片40が設けられ、これらの突出片40間に帯状のショルダーストラップ41がユニバーサルジョイント42を介して架設されている。突出片40は、その下部が一方の側面部12と他方の側面部12との間に挟まれてこれらに縫合されて取付けられている。突出片40及びショルダーストラップ41は、重畳シート21を用い、この側縁部2を更に内側に織り込み、その織り込んだ側縁部2を長手方向に縫合するとともに、長手方向中央部5も長手方向に沿って縫合して形成されている。
従って、この小物入れKにおいては、畳縁1を用いて形成されているので、以下のような作用,効果を奏する。畳縁1は、幅が50mm〜150mm程度の帯状のシートであり、長手方向の適宜の寸法に切断すると比較的小さいシートにすることができる。また、畳縁1は、繊維を織って形成されているので、これらの縫合を容易に行うことができる。更に、畳縁1は、両側縁部2がほつれ止めされているので、その取扱いが容易であり、縫合による連接において長手方向に直交する端部においてほつれ止めが必要になるが、長手方向側縁3のほつれ止めは不要になり、縫合が極めて容易になる。しかも、畳縁1の材質は、旧来からある麻,綿はもとより、近年は、ポリエステル,ポリプロピレン,ポリエチレン等の化学繊維のものが主流になっており、その本来の使用用途からして丈夫に形成され、その剛性が比較的高いものになる。そのため、縫合作業を容易に行うことができるとともに、常態で全体形状を保持させることができる。また、デザインも畳縁1には無地のものから種々模様が付されたものがあり、そのため、多種多様のものを作製することができる。
特に、側面部12において、隣接する何れか一方の畳縁1の側縁3が表面14側に露出し、また、線ファスナ30の接合部において、畳縁1の側縁3が表面14側に露出するが、畳縁1の側縁部2は、ほつれ止めされているので、外観品質を損なうことがなく、むしろ、デザイン的に斬新になる。
また、この小物入れKを使用するときは、線ファスナ30を開けて小物Wを収納空間eに入れる。この場合、底面部13は一対の重畳シート21をこれらの長手方向中央部5同士を重畳して縫合しているので、図6(b)に示すように、幅方向に広げることができる。そのため、収納空間eを広くすることができ、小物Wの収納を容易にすることができる。また、底面部13においては、一対の重畳シート21を用い、各重畳シート21は畳縁1の長手方向中央部5同士を重畳して縫合されているので、剛性が高くなっており、そのため、収納空間eに小物Wを入れた際に、その支持を確実にし、安定性を向上させることができる。
図7には、本考案の第二の実施の形態に係る小物入れKを示している。この小物入れKは、財布であり、上記と同様に、畳縁1からなる生地を縫合して形成されるとともに、内部に小物Wとしての紙幣を収納する紙幣収納空間e1やコインを収納可能なコイン収納空間e2を有した本体10を備えている。紙幣収納空間e1は、仕切り壁50により仕切られて複数層状に設けられている。コイン収納空間e2は開口51のある袋状に形成されている。また、本体10は紙幣収納空間e1及びコイン収納空間e2を開閉可能にする蓋52を備えている。
この第二の実施の形態に係る小物入れKにおいても、本体10は、適宜の長さの上記と同様の接合シート20(図3参照)を複数接合して構成されている。また、適宜に重畳シート21を用いることができる。更に、紙幣収納空間e1の1つには線ファスナ30が設けられている。線ファスナ30の一方の基材33が縫合される畳縁1の側縁3は、上記と同様に表面14側に露出させられている。符号53は本体10から突出しリング状の紐からなる取手54が設けられる突出片である。この小物入れKにおいても、上記と同様の作用,効果を奏する。
図8には、本考案の第三の実施の形態に係る小物入れKを示している。この小物入れKは袱紗であり、上記と同様に、畳縁1からなる生地を縫合して形成されるとともに、祝儀袋,香典袋あるいは茶道用の帛紗等の小物Wを収納する本体10を備えている。本体10は、開閉可能で内部に例えば紙製の板(図示せず)を生地で被覆した表面板60及び裏面板61を有して構成され、生地は適宜の長さの上記と同様の接合シート20(図3参照)を複数接合して構成されている。また、適宜に重畳シート21を用いることができる。符号63は本体10から突出しリング状の紐からなる取手64が設けられる突出片である。この小物入れKにおいても、上記と同様の作用,効果を奏する。
図9には、本考案の第四の実施の形態に係る小物入れKを示している。この小物入れKは所謂ショルダーバッグであり、上記と同様に、畳縁1からなる生地を縫合して形成されるとともに、内部に小物Wを収納可能な収納空間を有した本体10を備えている。本体10は、容器状に形成され開放口71を有した一般部70と、この一般部70の開放口71を覆い開口72を有した筒状の覆部73とを備えてなる。覆部73の開口72は、覆部73の開口縁部74にその周方向に沿って引き通された紐75によって開閉可能になっている。
この第四の実施の形態に係る小物入れKにおいても、本体10は、適宜の長さの上記と同様の接合シート20(図3参照)を複数接合して構成されている。また、適宜に重畳シート21を用いることができる。更に、一般部70には小さい収納部76が付帯されておりこの収納部76には線ファスナ30が設けられている。線ファスナ30の一方の基材33が縫合される畳縁1の側縁3は、上記と同様に表面14側に露出させられている。収納部76の前面にはポケット76aが形成されている。また、一般部70の開放口71の左右には、上記と同様の突出片40が設けられ、この突出片40間に帯状のショルダーストラップ41がユニバーサルジョイント42を介して架設されている。符号77は一般部70の開方向の前後に設けられ把持可能なアーチ状のハンドトラップであり、上記の突出片40と同様に形成されている。この小物入れKにおいても、上記と同様の作用,効果を奏する。
尚、上記実施の形態において、用いる畳縁1は、接合シート20,重畳シート21の形のものを用いることに限定されるものではなく、畳縁1をどのような形にして縫合してもよく適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態において、小物入れKは、ポシェット,財布,袱紗,ショルダーバッグの例を示したが、本考案はこれに限定されるものではなく、他の種々の可撓性の小物入れに適用できることは勿論である。要するに、本考案は、上述した本考案の実施の形態に限定されず、当業者は、本考案の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易であり、これらの多くの変更は本考案の範囲に含まれる。
K 小物入れ
W 小物
1 畳縁
2 側縁部
3 側縁
4 長手方向中央
5 長手方向中央部
6 側縁部
10 本体
11 端部
12 側面部
13 底面部
14 表面
15 裏面
e 収納空間
20 接合シート
21 重畳シート
22 端部
23 一方部材
24 他方部材
25 覆部材
30 線ファスナ
31 エレメントの列
32 スライダ
33 基材
40 突出片
41 ショルダーストラップ
42 ユニバーサルジョイント
e1 紙幣収納空間
e2 コイン収納空間
50 仕切り壁
51 開口
52 蓋
53 突出片
54 取手
60 表面板
61 裏面板
63 突出片
64 取手
70 一般部
71 開放口
72 開口
73 覆部
74 開口縁部
75 紐
76 収納部
77 ハンドトラップ

Claims (7)

  1. 生地を縫合して形成されるとともに内部に小物を収納可能な本体を備えた小物入れにおいて、
    上記生地として、両側縁部がほつれ止めされた帯状の畳縁を複数用いるとともに、一部の畳縁の側縁を表面側に露出させたことを特徴とする小物入れ。
  2. 上記本体の一部若しくは全部を、上記畳縁をその長手方向を平行にして並設するとともに、隣接する畳縁の側縁部同士を縫合して接合して形成した接合シートを用いて構成したことを特徴とする請求項1記載の小物入れ。
  3. 上記接合シートにおいて、上記隣接する何れか一方の畳縁の側縁を表面側に露出させて該隣接する畳縁を縫合することを特徴とする請求項2記載の小物入れ。
  4. 上記本体の一部若しくは全部を、上記畳縁を長手方向中央から折曲して重畳した重畳シートを用いて構成したことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の小物入れ。
  5. 上記本体を、上側を解放させて両端部で互いに縫合される一対の側面部、該一対の側面部の下側に縫合される底面部を備えて構成し、上記一対の側面部を、夫々、上記接合シートで構成するとともに、各接合シート同士の畳縁の長手方向を平行にして長手方向に直交する方向の両端部を互いに縫合したことを特徴とする請求項2または3記載の小物入れ。
  6. 上記底面部を、上記畳縁を長手方向中央から折曲して重畳した重畳シートを一対用いて構成し、各重畳シートをこれらの長手方向中央部同士を重畳して縫合し、該各重畳シートの畳縁の長手方向と上記一対の側面部の畳縁の長手方向とが平行になるように、且つ、上記縫合した長手方向中央部が内側に位置するように、一方の重畳シートの側縁部を、一方の側面部の下側に縫合し、他方の重畳シートの側縁部を、他方の側面部の下側に縫合したことを特徴とする請求項5記載の小物入れ。
  7. 上記側面部の上側に、開閉可能な2組のエレメントの列,該エレメントの列を開閉するスライダ及び該エレメントの列が夫々取付けられる帯状の一対の基材を有した線ファスナを用い、該線ファスナの一方の基材を上記一方の側面部の裏面側に縫合して該側面部を構成する畳縁の側縁を表面側に露出させるとともに、上記線ファスナの他方の基材を上記他方の側面部の裏面側に縫合して該側面部を構成する畳縁の側縁を表面側に露出させたことを特徴とする請求項5または6記載の小物入れ。
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