JP3029685U - ポケットティッシュ用カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ティッシュペーパーが汚れることを防止す
る。包装フィルムの破損を防止する。 【解決手段】 帯状に裁断した柔らかな布地状の生地の
長さを三等分にし、基部２，第１覆片３，第２覆片４を
形成する。第１覆片３及び第２覆片４の端部に、略半円
状で頂部がそれぞれの覆片の中心点を越えて形成される
切欠部３ａ，４ａを設ける。基部２上で、一側方は第１
覆片３を上に、他側方は第２覆片４を上にして、第１覆
片３と第２覆片４の切欠部３ａ，４ａを折り重ね、輪と
なる両側部を縫合する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、複数組のティッシュペーパーから成るティッシュ束を、包装用フィ ルムによって包装して収納したポケットティッシュに用いるポケットティッシュ 用カバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のポケットティッシュは、折り畳んだティッシュペーパーを複数組積み重 ね、この状態でティッシュペーパー全体を透明な包装フィルムで包んで形成され ている。この包装フィルム表面の中央部には、一条のミシン目が形成され、この ミシン目を破ることによって、ティッシュペーパーの取出し口が形成され、使用 の際には、この取出し口からティッシュペーパーを摘み出していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし上述のものでは、包装フィルムのミシン目を破ると、取出し口が大きく 開いてしまい、取出し口を閉じることができない構造であるので、ゴミや塵等が 入り、ティッシュペーパーが汚れる虞があった。

【０００４】 また、ティッシュペーパーを包む包装フィルムは薄いので破れやすく、ティッ シュペーパーが破損したり汚れる虞があった。

【０００５】 そこで本考案は、包装フィルムのミシン目を破った後、ティッシュペーパーが 汚れることを防止すると共に、包装フィルムの破損を防止できるポケットティッ シュ用カバーを提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するため本考案のポケットティッシュ用カバーは、第１の考 案では、帯状に裁断した柔らかな布地状の生地の長さを三等分にし、中央の片を ポケットティッシュを載置する基部２，一方の端片を第１覆片３，他方の端片を 第２覆片４とし、第１覆片３及び第２覆片４の端部に、略半円状で頂部がそれぞ れの覆片の中心点を越えて形成される切欠部３ａ，４ａを設け、基部２上で、一 側方は第１覆片３を上に、他側方は第２覆片４を上にして、第１覆片３と第２覆 片４の切欠部３ａ，４ａを向かい合わせに折り重ね、輪となる両側部を縫合した ことを特徴としている。

【０００７】 第２の考案では、帯状に裁断した柔らかな布地状の生地の長さを三等分にし、 中央の片をポケットティッシュを載置する基部１１，一方の端片を第１覆片１２ ，他方の端片を第２覆片１３とし、第１覆片１２及び第２覆片１３の端部に、略 半円状の切欠部１２ａ，１３ａを設け、該切欠部の切り口１２ａ，１３ａを折り 返して縫合することにより切り口を処理し、生地の表面を内側にして、基部１１ 上で、一側方は第１覆片１２を上に、他側方は第２覆片１３を上にして、第１覆 片１２と第２覆片１３の切欠部１２ａ，１３ａを向かい合わせに折り重ね、輪と なる両側部を縫合して袋状にし、前記切欠部１２ａ，１３ａによって形成される 開口より生地の表面を外側に返して形成したことを特徴としている。

【０００８】 また、第３の考案では、帯状に裁断した柔らかな布地状の４枚の生地２１，２ ２，２３，２４の一端部に、略半円状の切欠部２１ａ，２２ａ，２３ａ，２４ａ を設け、生地２１と生地２２及び生地２３と生地２４とを、表面を内側にしてそ れぞれ重ね合わせ、切欠部２１ａと切欠部２２ａ及び、切欠部２３ａと切欠部２ ４ａとをそれぞれ縫合すると共に、縫合した切欠部２１ａ，２２ａと、縫合した 切欠部２３ａ，２４ａとを、一側方では切欠部２１ａ，２２ａを上に、他側方で は切欠部２３ａ，２４ａを上にして、向かい合わせに重ね合わせ、両側方の生地 ２１，２２，２３，２４の重合部分をそれぞれ縫合し、生地２１，２３の直線状 の他端部２１ｂ，２３ｂを外側に折返して突合わせ、突合わせ部分を縫合すると 共に、生地２２，２４の直線状の他端部２２ｂ，２４ｂを外側に折返して突合わ せ、突合わせ部分の中央部を除いて縫合し、両側部に形成される輪を、それぞれ 一体に縫合し、前記中央部に形成される開口より、生地２１，２２，２３，２４ の表面を外側に返して形成したことを特徴としている。

【０００９】 上述の各考案では、切欠部によって形成される開口が、ポケットティッシュの 取出し口となる。この開口部は、ポケットティッシュを入れる際には大きく開く ことができ、ポケットティッシュを収納し切欠部を元の位置に戻せば、開口部が 小さくなりティッシュペーパーにごみ等が入ることを防止できる。また、ティッ シュペーパーを包む包装フィルムを保護でき、ティッシュペーパーを衛生的に保 持できる。

【００１０】 さらに、第４の考案では、帯状に裁断した柔らかな布地状の２枚の生地４１， ４２と、該生地４１，４２より長い帯状に裁断した柔らかな布地状の２枚の生地 ４３，４４の一端部に、略半円状の切欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａを設 け、生地４１と生地４２及び生地４３と生地４４とを、表面を内側にしてそれぞ れ重ね合わせ、切欠部４１ａと切欠部４２ａ及び、切欠部４３ａと切欠部４４ａ とをそれぞれ縫合すると共に、生地４１と生地４２の直線状の他端部４１ｂ，４ ２ｂ及び、生地４３と生地４４の直線状の他端部４３ｂ，４４ｂをそれぞれ縫合 した後、生地４１，４２及び生地４３，４４の表面を外側に返し、縫合した切欠 部４１ａ，４２ａと縫合した切欠部４３ａ，４４ａとを、一側方では切欠部４１ ａ，４２ａを上に、他側方では切欠部４３ａ，４４ａを上にして、向かい合わせ に重ね合わせ、さらに、縫合した他端部４１ｂ，４２ｂと、縫合した他端部４３ ｂ，４４ｂとを、切欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａの上に折り重ね、両側 部に形成される輪をそれぞれ一体に縫合し、切欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４ ４ａで形成される開口より、内面を外側に返して形成したことを特徴としている 。

【００１１】 これにより、切欠部によって形成される開口が、ポケットティッシュの取出し 口となり、生地の他端部で形成された開口が、ポケットティッシュの挿入口とな り、ポケットティッシュをより簡便にポケットティッシュ用カバーに収納させる ことができる。

【００１２】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の各形態例を図面に基づいて説明する。

【００１３】 図１及び図２は本考案の第１形態例を示すもので、ポケットティッシュ用カバ ー１は、帯状に裁断したフェルト等の不織布によって形成されるもので、不織布 の長さを三等分にし、中央の片をポケットティッシュを載置する基部２，一方の 端片を第１覆片３，他方の端片を第２覆片４とする。

【００１４】 第１覆片３及び第２覆片４の端部には、略半円状でそれぞれの覆片の中心線を 越えて切り欠かれる切欠部３ａ，４ａがそれぞれ形成され、切欠部３ａ，４ａの 縁にはステッチ５，６が施される。第１覆片３及び第２覆片４は、基部２上で、 一側方は第１覆片３を上に、他側方は第２覆片４を上にして、切欠部３ａ，４ａ を向かい合わせに折り重ね、輪となる両側部を縫合し、縫合部７，８が形成され る。これにより、ポケットティッシュ用カバー１の上面の中心部近傍に、切欠部 ３ａ，４ａによって開口部９が形成される。

【００１５】 ポケットティッシュは、切欠部３ａ，４ａを左右に引っ張ることによって開口 部９を大きく開けて、ポケットティッシュ用カバー１内に収納させることができ る。また、ポケットティッシュを収納した後、切欠部３ａ，４ａを元の位置に戻 すことによって、開口部９は小さくなり、ポケットティッシュの中にごみが入る ことを防止できる。また、ポケットティッシュの包装フィルムは、ポケットティ ッシュ用カバー１によって保護されて破れにくくなり、ポケットティッシュが破 損したり汚れたりすることを防止できる。

【００１６】 図３乃至図６は、本考案の第２形態例を示すもので、ポケットティッシュ用カ バー１０は、帯状に裁断した柔らかい布により形成され、布の長さを三等分にし 、中央の片をポケットティッシュを載置する基部１１，一方の端片を第１覆片１ ２，他方の端片を第２覆片１３とする。

【００１７】 第１覆片１２及び第２覆片１３の端部には、略半円状でそれぞれの覆片の中心 線を越えて切り欠かれる切欠部１２ａ，１３ａがそれぞれ形成され、切欠部１２ ａ，１３ａの切り口は、裏側へ折り返して縫合し、縫合部１４，１５が形成され ることにより処理される。

【００１８】 次に、この布は、図５に示すように生地の表面を内側にして、基部１１上で、 一側方は第１覆片１２を上に、他側方は第２覆片１３を上にして、第１覆片１２ と第２覆片１３の切欠部１２ａ，１３ａを向かい合わせに折り重ね、輪となる両 側部を縫合して縫合部１６，１７を形成して袋状にし、切欠部１２ａ，１３ａに よって形成される開口部１８より布を表に返す。これにより図６に示されるよう なポケットティッシュ用カバー１０となり、開口部１８よりポケットティッシュ を入れる。

【００１９】 図７乃至図１２は、本考案の第３形態例を示すもので、ポケットティッシュ用 カバー２０は、帯状に裁断した同一形状の４枚の柔らかい生地２１，２２，２３ ，２４で形成されるもので、生地２１，２２，２３，２４の一端には、略半円状 で生地の長さの３分の１を越えて切り欠かれる切欠部２１ａ，２２ａ，２３ａ， ２４ａがそれぞれ設けられる。

【００２０】 生地２１，２２，２３，２４は、図７に示されるように、生地２１，２２及び 生地２３，２４をそれぞれ生地の表面を内側にして重ね合わせ、切欠部２１ａ， ２２ａの重合部分及び、切欠部２３ａ，２４ａの重合部分をそれぞれ縫合し、縫 合部２５，２６が形成される。

【００２１】 この生地２１，２２と、生地２３，２４とは、図８及び図９に示されるように 、一側方では生地２１，２２の切欠部２１ａ，２２ａを上に、他側方では生地２ ３，２４の切欠部２３ａ，２４ａを上にして、向かい合わせに重ね合わせ、両側 方の生地２１，２２，２３，２４の重合部分をそれぞれ縫合して縫合部２７，２ ８が形成される。

【００２２】 次に、図１０に示されるように、生地２１，２３の直線状の他端部２１ｂ，２ ３ｂを外側に折返して突合わせ、突合わせ部分を縫合して縫合部２９が形成され る。また、生地２２，２４の直線状の他端部２２ｂ，２４ｂを外側に折返して突 き合わせ、突合わせ部分の中央部３０を除いて縫合し、縫合部３１を形成し、中 央部３０を開口させる。さらに、両側部の輪となる部分に縫合部３２，３３を形 成して袋状にし、中央部３０より布を表に返し、さらに中央部３０よりもう一度 、布を返すことにより、図１２に示されるように中央部３０がポケットティッシ ュを載置させる部分に配設される。最後に、切欠部２１ａ，２２ａ，２３ａ，２ ４ａによって形成される開口部３４を開いて、中央部３０を縫合する。

【００２３】 上述のように構成することによって、布地を二重にしてポケットティッシュ用 カバーを形成することができるので、カバーを丈夫に形成することができる。ま た、縫合部２５，２６，２７，２８，２９，３１，３２，３３は表には現れず、 縫目が出る中央部３０はポケットティッシュをポケットティッシュ用ケース２０ 内に入れると隠れるので、表から縫目が見えることなく綺麗に仕上げることがで きる。

【００２４】 図１３乃至図１７は本考案の第４形態例を示すもので、ポケットティッシュ用 カバー４０は、帯状に裁断した柔らかな布地状の２枚の生地４１，４２と、生地 ４１，４２より長い帯状に裁断した柔らかな布地状の２枚の生地４３，４４とで 形成されるもので、生地４１，４２，４３，４４の一端には、略半円状で生地の 長さの３分の１を越えて切り欠かれる切欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａが それぞれ設けられる。

【００２５】 生地４１，４２，４３，４４は、図１４に示されるように、生地４１，４２及 び生地４３，４４を、それぞれ生地の表面を内側にして重ね合わせ、切欠部４１ ａ，４２ａの重合部分及び、切欠部４３ａ，４４ａの重合部分をそれぞれ縫合し 、縫合部４５，４６が形成され、また、生地４１と生地４２の直線状の他端部４ １ｂ，４２ｂ及び、生地４３と生地４４の直線状の他端部４３ｂ，４４ｂをそれ ぞれ縫合し、縫合部４７，４８が形成される。さらに、縫合していない側方より 、生地４１，４２及び生地４３，４４の表面がそれぞれ外側に返される。

【００２６】 次に、図１５及び図１６に示されるように、縫合した切欠部４１ａ，４２ａと 縫合した切欠部４３ａ，４４ａとを、一側方では切欠部４１ａ，４２ａを上に、 他側方では切欠部４３ａ，４４ａを上にして、向かい合わせに重ね合わせ、さら に、縫合した他端部４１ｂ，４２ｂと、縫合した他端部４３ｂ，４４ｂとを、切 欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａの上に折り重ねる。この状態で、両側部に 形成される輪をそれぞれ一体に縫合し、縫合部４９，５０が形成され、一方には 切欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａで形成される開口部５１が、他方には他 端部４１ｂ，４２ｂ，４３ｂ，４４ｂで形成された開口部５２が形成される。開 口部５１または、開口部５２より内面を外側に返すことによって、縫合部４５， ４６，４７，４８，４９，５０が表に現れない。

【００２７】 上述のように構成することによって、図１７に示されるように、開口部５２か らポケットティッシュ６０を、ポケットティッシュ用カバー４０に簡便に収納す ることができ、開口部５１からティッシュペーパーを取り出すことができる。

【００２８】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成したので、ポケットティッシュを、包装フィルムの ミシン目を破った後、ポケットティッシュ用カバーに収納すれば、開口部を小さ くすることができ、ティッシュペーパーが汚れることを防止できると共に、包装 フィルムの破損を防止でき、ポケットティッシュを常に衛生的に保持することが できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の第１形態例を示すポケットティッ
シュ用カバーの展開図である。

【図２】 出来上がり状態のポケットティッシュ用カ
バーの正面図である。

【図３】 本考案の第２形態例を示すポケットティッ
シュ用カバーの展開図である。

【図４】 切欠部を縫合した状態の一部断面斜視図で
ある。

【図５】 第１覆片，第２覆片，基部を縫合した状態
を示す説明図である。

【図６】 出来上がり状態のポケットティッシュ用カ
バーの正面図である。

【図７】 本考案の第３形態例を示すポケットティッ
シュ用カバーの展開図である。

【図８】 生地同士を生地の表面を内側にして切欠部
を縫合し切欠部を突き合わせた状態を示す説明図であ
る。

【図９】 切欠部を突き合わせて縫合した状態を示す
説明図である。

【図１０】 生地同士を縫合した状態を示す斜視図であ
る。

【図１１】 中央部に形成した開口を示す図である。

【図１２】 出来上がり状態のポケットティッシュ用カ
バーの正面図である。

【図１３】 本考案の第４形態例を示すポケットティッ
シュ用カバーの展開図である。

【図１４】 生地同士を生地の表面を内側にして切欠部
を縫合した状態を示す説明図である。

【図１５】 切欠部上に他端部を折重ねた状態を示す説
明図である。

【図１６】 切欠部上に他端部を折重ねた状態を示す説
明図である。

【図１７】 ティッシュペーパを挿入する状態を示す説
明図である。

【符号の説明】 １，１０，２０，４０，…ポケットティッシュ用カバ
ー、２，１１…基部、３，１２…第１覆片、４，１３…
第２覆片、３ａ，４ａ，１２ａ，１３ａ，２１ａ，２２
ａ，２３ａ，２４ａ，４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａ
…切欠部、７，８，１４，１５，１６，１７，２５，２
６，２７，２８，２９，３１，３２，３３，４５，４
６，４７，４８，４９，５０…縫合部、９，１８，３
４，５１，５２…開口部、２１，２２，２３，２４，４
１，４２，４３，４４…生地

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 帯状に裁断した柔らかな布地状の生地の
   長さを三等分にし、中央の片をポケットティッシュを載
   置する基部２，一方の端片を第１覆片３，他方の端片を
   第２覆片４とし、第１覆片３及び第２覆片４の端部に、
   略半円状の切欠部３ａ，４ａを設け、基部２上で、一側
   方は第１覆片３を上に、他側方は第２覆片４を上にし
   て、第１覆片３と第２覆片４の切欠部３ａ，４ａを向か
   い合わせに折り重ね、輪となる両側部を縫合したことを
   特徴とするポケットティッシュ用カバー。
2. 【請求項２】 帯状に裁断した柔らかな布地状の生地の
   長さを三等分にし、中央の片をポケットティッシュを載
   置する基部１１，一方の端片を第１覆片１２，他方の端
   片を第２覆片１３とし、第１覆片１２及び第２覆片１３
   の端部に、略半円状の切欠部１２ａ，１３ａを設け、該
   切欠部の切り口１２ａ，１３ａを折り返して縫合するこ
   とにより切り口を処理し、生地の表面を内側にして、基
   部１１上で、一側方は第１覆片１２を上に、他側方は第
   ２覆片１３を上にして、第１覆片１２と第２覆片１３の
   切欠部１２ａ，１３ａを向かい合わせに折り重ね、輪と
   なる両側部を縫合して袋状にし、前記切欠部１２ａ，１
   ３ａによって形成される開口より生地の表面を外側に返
   して形成したことを特徴とするポケットティッシュ用カ
   バー。
3. 【請求項３】 帯状に裁断した柔らかな布地状の４枚の
   生地２１，２２，２３，２４の一端部に、略半円状の切
   欠部２１ａ，２２ａ，２３ａ，２４ａを設け、生地２１
   と生地２２及び生地２３と生地２４とを、表面を内側に
   してそれぞれ重ね合わせ、切欠部２１ａと切欠部２２ａ
   及び、切り欠き部２３ａと切欠部２４ａとをそれぞれ縫
   合すると共に、縫合した切欠部２１ａ，２２ａと、縫合
   した切欠部２３ａ，２４ａとを、一側方では切欠部２１
   ａ，２２ａを上に、他側方では切欠部２３ａ，２４ａを
   上にして、向かい合わせに重ね合わせ、両側方の生地２
   １，２２，２３，２４の重合部分をそれぞれ縫合し、生
   地２１，２３の直線状の他端部２１ｂ，２３ｂを外側に
   折返して突合わせ、突合わせ部分を縫合すると共に、生
   地２２，２４の直線状の他端部２２ｂ，２４ｂを外側に
   折返して突合わせ、突合わせ部分の中央部を除いて縫合
   し、両側部に形成される輪を、それぞれ一体に縫合し、
   前記中央部に形成される開口より、生地２１，２２，２
   ３，２４の表面を外側に返して形成したことを特徴とす
   るポケットティッシュ用カバー。
4. 【請求項４】 帯状に裁断した柔らかな布地状の２枚の
   生地４１，４２と、該生地４１，４２より長い帯状に裁
   断した柔らかな布地状の２枚の生地４３，４４の一端部
   に、略半円状の切欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａ
   を設け、生地４１と生地４２及び生地４３と生地４４と
   を、表面を内側にしてそれぞれ重ね合わせ、切欠部４１
   ａと切欠部４２ａ及び、切欠部４３ａと切欠部４４ａと
   をそれぞれ縫合すると共に、生地４１と生地４２の直線
   状の他端部４１ｂ，４２ｂ及び、生地４３と生地４４の
   直線状の他端部４３ｂ，４４ｂをそれぞれ縫合した後、
   生地４１，４２及び生地４３，４４の表面を外側に返
   し、縫合した切欠部４１ａ，４２ａと縫合した切欠部４
   ３ａ，４４ａとを、一側方では切欠部４１ａ，４２ａを
   上に、他側方では切欠部４３ａ，４４ａを上にして、向
   かい合わせに重ね合わせ、さらに、縫合した他端部４１
   ｂ，４２ｂと、縫合した他端部４３ｂ，４４ｂとを、切
   欠部４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａの上に折り重ね、
   両側部に形成される輪をそれぞれ一体に縫合し、切欠部
   ４１ａ，４２ａ，４３ａ，４４ａで形成される開口よ
   り、内面を外側に返して形成したことを特徴とするポケ
   ットティッシュ用カバー。