JP3103808U - 寝具用の掛包布 - Google Patents

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明 渡辺
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北陸寝装株式会社
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Abstract

【課題】寝具Bを簡単に出し入れする。
【解決手段】長方形の表布11と裏布とを重ね合わせ、左右の長辺側と一方の短辺側とを閉鎖し、他方の短辺側を開放させ、開放する短辺側に折返部16を設ける。
【選択図】図1

Description

この考案は、病院、ホテル、介護施設等において殊に便利に使用することができる寝具用の掛包布に関する。
布団や毛布などの寝具に掛ける掛包布(いわゆる布団カバー)は、長方形の袋状の布材の一辺に沿ってファスナまたは紐を介して開閉する開口部を設け、開口部を通して寝具を内部に収納するように構成されている。ただし、開口部は、表布の中央部に設けることもある。
しかし、ファスナまたは紐付きの開口部は、寝具の出し入れが簡単でない上、自動クリーニング機による多数回のクリーニングに支障を生じることがあるため、改良形の掛包布が提案されている(特許文献1)。このものは、長方形の表布、裏布を重ね合わせ、先端開放の帯状のフリル部を残して左右の長辺側を縫い合わせるとともに、上下の短辺側を開放させ、一方の短辺側には、裏布を延長して折り返す折返部が形成されている。そこで、このものは、上下いずれかの短辺側から寝具を二つ折りにして表布、裏布の間に挿入し、寝具を平らに伸ばして収納した上、折返部を表布上に折り返すことにより一方の短辺側を閉じて使用する。
実用新案登録第3080706号公報
かかる従来技術によるときは、表布、裏布は、左右の長辺側が閉じられているだけであり、上下の短辺側が双方とも開放されているため、表布、裏布の間に収納された寝具の安定性が悪い上、上下の両隅部分が表布、裏布の2枚だけで構成されているため、自動クリーニング機に通す際に支持フックを掛ける両隅部分が損傷し易いという問題があった。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、短辺側の一方を閉鎖するとともに手入れ用の開口部を形成することによって、寝具の出し入れが簡単で安定性もよく、上下の両隅部分を容易に補強することができる寝具用の掛包布を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、長方形の表布と裏布とを重ね合わせ、左右の長辺側と一方の短辺側とを縫い合わせて閉鎖するとともに他方の短辺側を開放させてなり、各長辺側には、先端側を閉じる帯状のフリル部を形成し、閉鎖する短辺側(以下、閉鎖短辺側という)には、左右の手入れ用の開口部を形成し、開放する短辺側(以下、開放短辺側という)には、表布、裏布の一方の全幅を内側に折り返す折返部を形成することをその要旨とする。
なお、折返部は、表布、裏布の一方に縫い付ける別部材として、または、表布、裏布の一方を延長する同部材として形成することができる。
また、折返部は、各フリル部を介して左右の両端部を各長辺側に到達させ、表布、裏布とともに縫い合わせることができる。
なお、表布、裏布は、各長辺側、閉鎖短辺側において、それぞれの端縁を内側に折り返し、内外の縫い目を介して縫い合わせてもよく、外側の縫い目は、表布、裏布により隠蔽してもよい。
また、開口部は、それぞれフリル部に接するようにしてもよい。
かかる考案の構成によるときは、表布、裏布は、左右の長辺側に加えて、一方の短辺側が閉鎖されている上、他方の短辺側も、折返部を内側に折り返して閉じることができるため、表布、裏布の間に収納する寝具の安定性を格段に向上させることができる。なお、寝具は、開放短辺側から表布、裏布の間に挿入し、閉鎖短辺側に形成する左右の開口部から手を差し入れて引っ張り、形を整えることができるから、収納作業が容易である上、表布、裏布の閉鎖短辺側の両隅部分を把持して開放短辺側に引き抜くことにより、表布、裏布の間から簡単に抜き取ることができ、このとき、表布、裏布の両隅部分が内側に引き込まれたり、全体が裏返しになったりしてクリーニングに支障を来たすおそれもない。なお、表布、裏布の上下の両隅部分は、先端側を閉じる帯状のフリル部の上下両端部分に相当するから、たとえば表布、裏布のそれぞれの端縁を内側に折り返して縫い合わせることにより、布材を4重にして必要十分に補強することができる。
折返部は、表布、裏布の一方に縫い付ける別部材としてもよく、一方を延長する同部材としてもよい。前者によれば、同形同大の表布、裏布を使用することができ、後者によれば、折返部を縫い付ける製造上の工程を省略することができる。
折返部は、左右の両端部を表布、裏布とともに縫い合わせることにより、表布、裏布の間に保持され、表布上または裏布上にめくれてしまうおそれがなく、表布、裏布の間に収納する寝具を一層安定に保持することができる。
表布、裏布は、それぞれの端縁を内側に折り返して縫い合わせることにより、仕上り状態の端縁部分を4重に補強することができる。そこで、このように補強された端縁部分は、自動クリーニング機の支持フックを繰り返し掛けても、容易に損傷することがなく、必要十分な耐久性を実現することができる。なお、端縁部分を縫い合わせる内外の縫い目のうち、外側の縫い目を表布、裏布により隠蔽すると、極めて端正な外観を作ることができる。
閉鎖短辺側の左右の開口部は、左右のフリル部に接するように形成することにより、収納した寝具の全体形状を一層容易に正しく整えることができる。開口部に手を入れ、寝具の角隅部を把持して拡げることができるからである。
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
寝具用の掛包布は、長方形の表布11、裏布12を重ね合わせてなる(図1、図2)。ただし、図2(A)〜(G)は、それぞれ図1のXi −Xi 線(i=a、b…g)矢視相当拡大断面図である。また、図1、図2には、表布11、裏布12の間に収納する毛布、布団などの寝具Bが併せて図示されている。
表布11、裏布12の左右の長辺側は、それぞれ内側の縫い目13a、外側の縫い目13b、13cを介して縫い合わされて閉鎖されており(図1、図2(E))、外側の縫い目13b、13cを介して先端側を閉じる帯状のフリル部14が形成されている。ただし、内側の縫い目13a、13aは、それぞれ表布11、裏布12の全長に及んでおり、したがって、各フリル部14も、表布11、裏布12の各長辺の全長に亘って形成されている。各フリル部14の先端において、表布11、裏布12の各端縁は、それぞれ内側に折り返した上、内外の縫い目13b、13cを介して縫い合わされており、外側の縫い目13cは、表布11、裏布12により隠蔽されている。
表布11、裏布12の一方の短辺側は、内外の縫い目13b、13cを介して縫い合わされ、閉鎖されている(図1、図2(A))。表布11、裏布12の各端縁は、それぞれ内側に折り返されており、外側の縫い目13cは、表布11、裏布12により隠蔽されている。ただし、このようにして閉鎖する閉鎖短辺側には、左右のフリル部14、14に接するようにして、左右の手入れ用の開口部15、15が形成されている(図1、図2(B))。なお、各開口部15において、表布11、裏布12の各端縁は、それぞれ内側に折り返し、縫い目13dを介して解れ止めされている。また、閉鎖短辺側において、各フリル部14は、表布11、裏布12をそれぞれ内側に折り返し、内外の縫い目13b、13cを介して閉じられている(図1、図2(C))。なお、外側の縫い目13cは、表布11、裏布12により隠蔽されている。
表布11、裏布12の他方の短辺側は、表布11、裏布12と同幅の別部材からなる折返部16が表布11に縫い付けられ(図1、図2(D))、折返部16は、表布11、裏布12の間に挿入するようにして内側に折り返されている。また、裏布12は、表布11から分離して開放短辺側を形成している。表布11、折返部16の縫合せ部分は、それぞれの端縁を内側に折り返し、内外の縫い目13b、13cを介して縫い合わされており、外側の縫い目13cは、表布11、折返部16を介して隠蔽されている。また、折返部16の内側の端縁、開放短辺側の裏布12の端縁は、それぞれ内側に折り返され、縫い目13dを介して解れ止めされている。
折返部16の左右の両端部は、それぞれフリル部14を介して表布11、裏布12の長辺側に到達している(図1、図2(F))。すなわち、折返部16の端部は、各フリル部14内において、内側の縫い目13a、外側の縫い目13b、13cを介して表布11、裏布12の間に挟み込むようにして一体に縫い合わされており、その先端は、表布11とともに内側に折り返され、内側に折り返す裏布12とともに、内外の縫い目13b、13cを介して閉じられている。なお、外側の縫い目13cは、表布11、裏布12により隠蔽されている。
開放短辺側において、各フリル部14内の折返部16の端縁は、表布11の端縁に対し、縫い目13b、13cを介して縫い付けられている(図1、図2(G))。なお、縫い目13b、13cによる表布11、折返部16の縫付け形態、それに併行する裏布12の端縁の処理形態は、図1、図2(D)に示す形態と全く同様である。
表布11、裏布12の閉鎖短辺側、開放短辺側を図示すると、図3(A)、(B)のとおりである。ただし、図3(A)、(B)は、図1を反転して、表布11を下にし、裏布12を上にして図示されている。
寝具Bは、開放短辺側から表布11、裏布12の間に挿入するようにして収納する(図1、図4(A)の各矢印A方向)。なお、このときの折返部16は、表布11の内面側に沿って位置し、寝具Bは、折返部16と裏布12との間に挿入される。ただし、図4(A)、(D)は、それぞれ開放短辺側の模式断面図であり、同図(B)、(C)は、それぞれ閉鎖短辺側の模式斜視図である。
寝具Bが閉鎖短辺側の近くにまで挿入されると、一方の手によって表布11の一部を摘むとともに(図4(B))、他方の手を一方の開口部15に差し入れて寝具Bを把持し、寝具Bを閉鎖短辺側に引っ張るようにしてさらに引き込む。また、他方の開口部15に手を差し入れて、寝具Bの端部が閉鎖短辺側に正しく平行になるように、寝具Bの全体形状を整えることができる(同図(C))。
以上のようにして寝具Bの全体が正しく表布11、裏布12の間に挿入されたら、開放短辺側において、表布11の内面側の折返部16を裏布12の内面側に移動させ(図4(D)、図2(D))、寝具Bの収納作業を完了することができる。なお、寝具Bは、両方の開口部15、15に両手を差し入れて表布11、裏布12の間に一挙に引き込んでもよい(図5)。ただし、この場合、表布11、裏布12の開放短辺側を別の作業員が把持するものとする。
寝具Bを表布11、裏布12の間から抜き取るときは、まず、折返部16を裏布12の内面側から表布11の内面側に移動させて寝具Bの端部を開放短辺側に露出させた上、閉鎖短辺側の左右の両端部分に相当するフリル部14、14を把持して引っ張ることにより(図1の矢印A1 、A1 方向)、寝具Bを簡単に抜き取ることができる。また、このとき、表布11、裏布12の両隅部分が内側に引き込まれたり、全体が裏返しになったりするおそれがない。
寝具Bを抜き取った掛包布を自動クリーニング機に仕掛けるときは、支持フックを図1の矢印A1 、A1 相当の位置に掛ける。この部分は、閉鎖短辺側において表布11、裏布12の各端縁をそれぞれ内側に折り返すことにより端縁部分が4重に補強されているため(図2(C))、支持フックによる損傷を最少に抑えることができる。
以上の説明において、折返部16は、表布11を延長し、表布11と同部材として形成することができる(図6(A))。また、折返部16は、裏布12を延長して裏布12と同部材として形成してもよく(同図(B))、裏布12に縫い付ける別部材としてもよい(同図(C))。すなわち、折返部16は、表布11、裏布12の一方に縫い付ける別部材としてもよく、表布11、裏布12の一方を延長する同部材としてもよい。ただし、図6(A)〜(C)は、それぞれ図4(D)相当の模式断面図である。
全体構成平面図 図1の要部拡大断面説明図 要部斜視説明図 使用状態説明図(1) 使用状態説明図(2) 他の実施の形態を示す模式断面説明図
符号の説明
B…寝具
11…表布
12…裏布
13a〜13d…縫い目
14…フリル部
15…開口部
16…折返部

実用新案登録出願人 北陸寝装株式会社
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (7)

  1. 長方形の表布と裏布とを重ね合わせ、左右の長辺側と一方の短辺側とを縫い合わせて閉鎖するとともに他方の短辺側を開放させてなり、前記各長辺側には、先端側を閉じる帯状のフリル部を形成し、前記閉鎖する短辺側には、左右の手入れ用の開口部を形成し、前記開放する短辺側には、前記表布、裏布の一方の全幅を内側に折り返す折返部を形成することを特徴とする寝具用の掛包布。
  2. 前記折返部は、前記表布、裏布の一方に縫い付ける別部材として形成することを特徴とする請求項1記載の寝具用の掛包布。
  3. 前記折返部は、前記表布、裏布の一方を延長する同部材として形成することを特徴とする請求項1記載の寝具用の掛包布。
  4. 前記折返部は、前記各フリル部を介して左右の両端部を前記各長辺側に到達させ、前記表布、裏布とともに縫い合わせることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の寝具用の掛包布。
  5. 前記表布、裏布は、前記各長辺側、前記閉鎖短辺側において、それぞれの端縁を内側に折り返し、内外の縫い目を介して縫い合わせることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の寝具用の掛包布。
  6. 前記外側の縫い目は、前記表布、裏布により隠蔽することを特徴とする請求項5記載の寝具用の掛包布。
  7. 前記開口部は、それぞれ前記フリル部に接することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記載の寝具用の掛包布。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014061112A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Rong-Jun Huang 二層式掛け布団及びその布団カバー

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