JP3078756U - 着替用頭部ハット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣服の着替えのさい、化粧崩れを防ぐと共に
衣服の襟首等に付着する化粧品の汚れを防止する事を目
的としている。 【解決手段】 頭部を包み込む大きさを有し網状布体で
筒状に形成した前記頭部挿入部は、下部にゴム紐を通す
ための前記ゴム通し穴を設けその中に前記ゴム紐を内在
させて所定の環状挿入部が形成された部位を持ち、上部
に配置されるハート型や動物の顔型等の所定形状に作ら
れた前記収納用袋部の、前記表面布と開口部を有する前
記裏面布とを重ね合わせ縫合し袋部が形成され、その周
囲に前記頭部挿入部上部を所定の縫い代をもって縫合し
一体化されるものであり、使用時は前記頭部挿入部を頭
から被り頭部ハットとして使用し、使用後は前記収納用
袋部の前記裏面布に設けられた開口部に前記頭部挿入部
が全て収納されるように開口部を内側から折り返す事が
出来るようにしてあるものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、衣服等の着替えのさい化粧崩れを防ぎ衣服の襟首等に付着する化粧 品等の汚れ防止をはかり、使用後そのままの状態にしておいて洗面所等の壁等に 吊す事を可能とし、収納する事により携帯でき取り扱いを容易にする着替用頭部 ハットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来においては、市販のスカーフ等を使用し頭部を包むという使用方法が行な われていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来において、衣服の着替えのさいに使用する市販のスカーフ等は、頭部を包 んだ状態において周囲を見回す事が困難であり、襟首等に頭部を挿入するさいに は衣服と共にずれてしまい、化粧崩れ及び衣服の襟首等に付着する化粧品等の汚 れを防止する事は困難であるという問題点を有していた。

【０００４】 本考案は、着替えのさい化粧崩れを防ぎ衣服の襟首等に付着する化粧品等の汚 れ防止をはかり、頭部を包んだ状態において周囲を見回す事を可能とし、衣服と 共にずれる事無く使用する事もでき、使用後そのままの状態において洗面所等の 壁等に吊す事を可能とし、さらに収納用袋部に収納する事により携帯をより容易 にするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案の着替用頭部ハットは、頭部を包み込む大 きさを有し網状布体で筒状に形成した前記頭部挿入部は、下部にゴム紐を通すた めのゴム通し穴を設けその中にゴム紐を内在させて所定の環状挿入部が形成され た部位を持ち、上部に配置されるハート型や動物の顔型等の所定形状に作られた 前記収納用袋部は、前記表面布と開口部を有する前記裏面布とを重ね合わせ縫合 し袋部が形成されその周囲に前記頭部挿入部上部を所定の縫い代により縫合する ものであり、使用時は縫合し一体化された前記頭部挿入部を頭から被って頭部ハ ットとして使用し、使用後は前記収納用袋部の開口部に前記頭部挿入部が全て収 納されるように開口部を内側から折り返す事が出来るようにしたものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１においては、実施例を示す斜視図であり、頭部を挿入した状態を表したも ので、素材には滑りやすく透かして見る事の出来る柔らかく薄手の布で網状布等 を使用し、前記収納用袋部（１）と下部に前記ゴム通し穴（６）を設けその中に 前記ゴム紐（７）を内在し形成された部位を持つ前記頭部挿入部（５）上部を所 定の縫い代をもって縫合する事により一体化された前記頭部挿入部を、頭から被 り衣服等の襟首に挿入するもので有り、前記頭部挿入部（５）の下部に設けられ た前記ゴム通し穴（６）に内在された前記ゴム紐（７）で固定されるため衣服と ともにずれる事は無く容易に使用する事が出来る。

【０００７】 図２ａにおいては、着替用頭部ハットの収納時を示す平面図であり、前記収納 用袋部（１）の前記表面布（１ａ）の中央上部に前記吊り紐（２）周囲に前記フ リル（３）を設けたものであり、図２ｂの前記裏面布（１ｂ）は二枚の布それぞ れを二つ折にし折り山側に前記固着部（４）を設け開口部とし、前記表面布（１ ａ）と重ね合わせ縫合し袋部が形成され収納を容易とし、使用後の前記頭部挿入 部（５）をはみ出す事無く体裁良く纏めておく事の出来るものである。

【０００８】 図３ａにおいては、着替用頭部ハットの分解図であり、前記収納用袋部（１） の前記表面布（１ａ）と前記裏面布（１ｂ）の間に前記吊り紐（２）前記フリル （３）をはさみ縫合したものの周囲に、図３ｂの筒状に形成され下部に前記ゴム 通し穴（６）を設け前記ゴム紐（７）を内在させ形成された部位を持つ前記頭部 挿入部（５）上部を所定の縫い代をもって重ね合わせ縫合するものである。

【０００９】 図４においては、着替用頭部ハット取り出時を表す斜視図であり、前記収納用 袋部（１）の前記裏面布（１ｂ）の前記固着部（４）を開き前記頭部挿入部（５ ）を引き出すかていを表したものである。

【００１０】 図５においては、着替用頭部ハット取り出し終了時を現した斜視図であり、前 記収納用袋部（１）より前記頭部挿入部（５）を完全に引き出した状態であり頭 部を挿入する事ができ使用後前記吊り紐（２）によりそのままの状態において洗 面所等の壁等に吊すことを可能とする。

【００１１】 なお縫合過程において、前記収納用袋部（１）の前記表面布（１ａ）前記吊り 紐（２）前記フリル（３）前記裏面布（１ｂ）と、前記頭部挿入部（５）上部を 順次重ね合わせ一度に縫合する事も可能である。

【００１２】 また前記固着部（４）にはスナップボタン、釦、ほっく、マジックテープ、フ ァスナー等使用するものである。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は、頭部を包み込む大きさを有し網状布体で筒状に形成された前記頭部 挿入部は、下部にゴム紐を通すための前記ゴム通し穴を設けその中に前記ゴム紐 を内在させて所定の環状挿入部が形成された部位を持ち、上部に配置されるハー ト型や動物の顔型等の所定形状に作られた前記収納用袋部は、前記表面布と開口 部を有する前記裏面布とを重ね合わせ縫合し袋部が形成されさらに、その周囲に 前記頭部挿入部上部を所定の縫い代をもって縫合する事により一体化され、使用 時は前記収納用袋部と縫合された前記頭部挿入部を頭から被って頭部ハットとし て使用し、使用後は前記収納用袋部の前記裏面布に設けられた開口部に前記頭部 収納部がすべて収納されるように開口部を内側から折り返すことが出来ものであ る。

【００１４】 （１）着替用頭部ハットにおいては素材として滑りやすく透かしてみる事の出 来る柔らかい薄手の布で網状布体等を使用する事により、筒状に形成された前記 頭部挿入部を頭部に被ったままの状態において、周囲を見る事を可能とし衣服の 襟首等に頭部挿入の際にも滑りやすく挿入を容易に行なう事が出来る。 （２）また、前記頭部挿入部下部に形成された前記ゴム紐により固定され衣服 と共にずれる事無く容易に使用出来るものである。 （３）前記収納用袋部においては、前記頭部挿入部の上部を成すと共に袋状に 形成された前記裏面布はポケットを形成する開口部に設けられた前記固着部の開 閉により前記頭部挿入部の収納を可能とし携帯を容易に行うものである。 （４）なを、前記収納用袋部の周囲に前記フリルを形成する事により可愛らし さを得インテリアとして使用する事も出来、さらに上部に形成された前記吊り紐 により洗面所等の壁等に吊り下げる事を可能とするものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の着替用頭部ハットの実施例を表す斜視
図である。

【図２ａ、図２ｂ】本考案の着替用頭部ハットの使用
後、収納用袋部収納済みの平面図である。

【図３ａ、図３ｂ】本考案の着替用頭部ハットの分解図
である。

【図４】本考案の着替用頭部ハットの収納用袋部より頭
部挿入部取り出時の斜視図である。

【図５】本考案の着替用頭部ハットの収納用袋部より頭
部挿入部取り出し終了時の斜視図である。

【符号の説明】

１ 収納用袋部 １ａ 表面布 １ｂ 裏面布 ２ 吊り紐 ３ フリル ４ 固着部 ５ 頭部挿入部 ６ ゴム通し穴 ７ ゴム紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 頭部を包み込む大きさを有し網状布体で
   筒状に形成した頭部挿入部（５）は、下部にゴム紐を通
   すためのゴム通し穴（６）を設けその中にゴム紐（７）
   を内在させて所定の環状挿入部が形成された部位を持
   ち、上部に配置されるハート型や動物の顔型等の所定形
   状に作られた収納用袋部（１）は、表面布（１ａ）と開
   口部を有する裏面布（１ｂ）とを重ね合わせ縫合し袋部
   が形成されその周囲に前記頭部挿入部（５）上部を所定
   の縫い代をもって縫合し一体化され、使用時は前記収納
   用袋部（１）と縫合一体化された前記頭部挿入部（５）
   を頭から被つて頭部ハットとして使用し、使用後は前記
   収納用袋部（１）の裏面布（１ｂ）に設けられた開口部
   に前記頭部挿入部（５）がすべて収納されるように開口
   部を内側から折り返す事が出来るようにしてある事を特
   徴とする着替用頭部ハット。