JP2509791Y2 - 貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ - Google Patents

貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ

Info

Publication number
JP2509791Y2
JP2509791Y2 JP1990019710U JP1971090U JP2509791Y2 JP 2509791 Y2 JP2509791 Y2 JP 2509791Y2 JP 1990019710 U JP1990019710 U JP 1990019710U JP 1971090 U JP1971090 U JP 1971090U JP 2509791 Y2 JP2509791 Y2 JP 2509791Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap body
string
cap
valuables
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990019710U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03111206U (ja
Inventor
秋江 山田
Original Assignee
秋江 山田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 秋江 山田 filed Critical 秋江 山田
Priority to JP1990019710U priority Critical patent/JP2509791Y2/ja
Publication of JPH03111206U publication Critical patent/JPH03111206U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509791Y2 publication Critical patent/JP2509791Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、旅先などの入浴時には貴重品入れを兼ねた
バスキャップとして、また、就寝時には貴重品入れを兼
ねたナイトキャップとして、また、外出時には小物入れ
として使用できる貴重品入れを形成する多目的ヘアーキ
ャップに関する。
【従来技術】
従来、化粧くずれ防止キャップとして、実願昭52-201
3号(実開昭53-99221号)マイクロフィルム公報記載の
ものが公知であるが、このものは、筒状の布等の上部を
縛り下部をゴム紐を用いて伸縮自在にした化粧くずれ防
止キャップ、を構成したものであるが、この構成では、
筒状の上部の外周を紐によってただ縛って袋状にしただ
けなので、その袋状の内に小物、または、貴重品を入れ
て筒状の下部のゴム紐を伸ばして大きく開口し頭から被
ろうとして頭上に上げれば、袋状内に入れた小物や貴重
品の収納固定おく部所がない為、前記開口部から小物や
貴重品がすぐ下に落ちて散らばったり、紛失してしまう
という難点があった。 また、帽子袋として、実願昭49-147214号(実開昭51-
73218号)マイクロフィルム公知記載のものがあるが、
このものは、帽子表生地の内部にある裏生地の使用して
袋になる帽子と袋が一つである帽子袋、を構成したもの
である。 この構成では、袋の内に小物、または、貴重品を入れ
て帽子として頭に被って身体を動かせば、袋に入れた小
物、または、貴重品が該袋折り縁に片寄って集まり凹凸
ができてしまい、該凹凸部の凸部が頭に当たり、とても
痛くて帽子として被っていることができないという難点
があった。 また、ポシエット・ハットとして、実願昭60-128222
号(実開昭62-37040号)マイクロフィルム公報記載のも
のがあるが、このものは、生地で本体を形成し本体に縁
部を設け開閉自在部として止め具を取り付け本体と縁部
の間に紐を設けたポシエット・ハット、を構成したもの
である。 この構成では、前記実開昭53-99221号公報記載のもの
と同様に、ハット内に小物又は貴重品を入れて頭上に上
げ被ろうとすれば、ハットに収納固定しておく部所がな
い為、これもハットの頭を入れる開口部から小物や貴重
品はすぐ下に落ちて散らばったり、紛失してしまうとい
う難点があった。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は一つヘアーキャップをいかにして、帽子やヘ
アーキャプ内に小物又は貴重品を入れ、頭に被ろうとし
た時にその小物や貴重品が下に落ちず、また、小物や貴
重品が落ちない場合でも帽子やヘアーキャップの袋折縁
に小物や貴重品が一定した部所にないため片寄って凹凸
ができ、該凸部が頭周りの当たり、とても痛くて被って
いられない、ということがない収納部を形成するか、ま
た、該収納初を形成する際、操作紐等が巻込まれて操作
できない為その収納部が形成できない、ということがな
い貴重品入れ部を形成する多目的ヘアーキャップを提供
するかにある。
【課題を解決するための手段】
筒状の布等の場合でも帽子やをゴム紐を用いて開口口
を拡縮自在としたヘアーキャップにおいて、前記筒状の
長手方向のほぼ2/3の位置の全周に折り返し部を設け、
該折り返し部の元を縫着糸で縫合し、筒状の外側に帯状
に突出した紐通し部を形成し、該紐通し部に筒状部を絞
緩自在とする操作紐を設け、該紐通し部の上方を小物入
れや貴重品を出し入れ自在とした収納部となる上部帽本
体と、下方を前記上部帽本体を覆うことができ、また、
上部帽本体に収納できる下部帽本体を形成自在として貴
重品入れ部を形成する多目的ヘアーキャップを構成す
る。
【作用】 紐通し部の操作紐を緩めることによって上部帽本体と
下部帽本体の段部をなくし、その状態にして頭から被れ
ば上部帽本体まで頭が入れられ、また、上部帽本体に貴
重品を入れたまま上部帽本体全部を紐通し部の元から内
折りして下部帽本体内に入れると帯状の紐通し部が立ち
上がり操作紐で絞ると上部帽本体は下部帽本体で覆われ
る。
【実施例】
本考案の貴重品入れ部を形成する多目的ヘアーキャプ
の第1実施例として図面に基ずいて述べると、第図1は
本考案の斜視図であり、第2図は本考案のを示す縦断面
図で紐は省略してある。筒状の上部と下部に折り返し部
(1)(2)を設け、縫着糸(3)(4)で紐通し部
(5)(6)を形成し、さらにその筒状の長手方向のほ
ぼ2/3の位置の全周に折り返し部(7)を設け、該折り
返し部の元を縫着糸(8)をもって筒状の外側に帯状に
突出した紐通し部(9)を形成し、該紐通し部(9)を
境にして上方を上部帽本体(A′)、下方を下部帽本体
(A)とする。上部紐通し部(5)には紐(13)を挿入
して通し、上部帽本体(A′)の頂点(15)が平面にな
るように紐通し部(5)の折山つまり最上部に紐(13)
がくるようにしっかりと縛って頂点(15)を形成する。
また、下部紐通し部(6)にはゴム紐(14)を挿通し、
キャップ開口部とする。折り返し部(7)の紐通し部
(9)に操作紐(10)を挿通し先端を結合する。この結
び目を紐通し口の反対側に移動し、操作紐(10)の中心
部を輪にした先端にビーズ(11)と玉(12)を通し先端
を固定する。 第3図は本考案の使用状態を示す説明図で、操作紐
(10)が折り返し部(7)にほぼ収納された状態で、衣
服の着脱時には完全に収納された操作紐(10)の先端の
ビーズ(11)と玉(12)だけが見える状態になり一端を
閉鎖した筒状の頭の先から肩口ぐらい迄被ることができ
るヘアーキャップとなる。その際、頂点(15)に邪魔に
ならないリボン(16)等を装飾的に取り付けてもよい。 第4図は先端の玉(12)を持って操作紐(10)を引く
ところで折り返し部より上部帽本体(A′)の頂点(1
5)を下げ紐をいっぱいに引き、ビーズ(11)を左に移
動すると第5図の如く折り返し部(7)がバスキャップ
の頂点(7)を形成し同時に下部帽本体(A)の内方に
キンチャク状とした上部帽本体(A)が収納できる。 このとき操作紐(10)は紐通し部(9)から外に出た
状態になり、バスキャップ使用時邪魔になるため、先端
の玉(12)をキンチャク状の上部帽本体(A′)内に入
れ、しっかりと操作紐(10)のビーズ(11)によってそ
の口を閉め固定する。 第5図は本考案の貴重品入れ部を形成する多目的ヘア
ーキャップを被った使用状態を示すものである。キャッ
プの素材についてはすべりの良い透明感のある材質が有
効であり、また、バスキャップとして使用するときは撥
水性のある材質にすれば入浴時非常に便利であり、ナイ
トキャップ、化粧キャップにも利用できる 第6図から第7図、第8図は下部帽本体(A)を上部
帽本体(A′)に収納する過程を図示したものである。 第7図は上部帽本体(A′)に下部帽本体(A)を入
れていく過程で紐通し部(7)が立ち上がって操作紐
(10)のビーズ(11)によって上部を閉鎖部分(A)の
内に収納する途中の状態を図示したものである。また、
第8図は下部帽本体(A)が上部帽本体(A′)内に収
納された状態を簡単明瞭に図示したものである。 第9図は本考案の貴重品入れ部を形成した多目的ヘア
ーキャップを有底円筒形状に縫製した別の実施例で、裁
断した布を十文字に縫製し、なだらかな有底円筒形状に
したものであり、頭頂部の形成方法は限定しない。その
他の部分は前記実施例と同じである。
【考案の効果】
本考案は上述の通りの構成であるから、衣服の着替え
に際し、前記キャップの紐通し部の操作紐の輪を最大に
緩め上部帽本体と下部帽本体の段部をなくすことによっ
て、キャップ開口部から頭を入れても紐通し部に引っ掛
かることなく容易に肩口まで覆うことができるので、着
替えの衣服に顔の化粧を付着させない。 また、旅先での入浴時の貴重品入れとする場合には、
キャップのほぼ1/3の上部帽本体に貴重品を入れたまま
紐通し部から内折りして、キャップのほぼ2/3の下部帽
本体の内に入れれば折り返し部で紐通し部が立ち上り、
その立ち上がりによって操作紐が上部帽本体と一緒に巻
き込まれないで外部に出た状態を保つす効果を生じ、そ
の外部に出た操作紐のビーズを操作して絞めれば、貴重
品が入った上部帽本体は完全に下部帽本体内に収納され
るので、その状態の下部帽本体をキャップ開口口を利し
て頭に被ろうとした時でも、貴重品は上部帽本体に安定
した状態で収納されているのでこぼれ落ちるということ
がなく、安心して被ることができる。 さらに、その状態で頭上に被っていても、上部帽本体
が下部帽本体に完全に覆い隠されているので、貴重品が
そのなかにあると誰も見破れないことによって、心身と
もにリラックスとした状態でゆっくりと入浴を楽しむこ
とができる。 また、ヘアーキャップとして使用しない場合には、上
部帽本体内に折り返し部で下部帽本体を内折りして入れ
れば、これも、折り返し部で紐通し部が立ち上がるので
操作紐が巻き込まれずに外部に出た状態を保ち、その外
部に出た操作紐のビーズを操作して絞り込めば、下部帽
本体は完全に収納でき、そのことによって収納前のキャ
ップ全体の大きさの1/3以下にコンパクト化できる、と
いう特有の機能を兼ね備えたものである。 さらに、前記のように上部帽本体内に下部帽本体を収
納し、さらに貴重品または小物を入れて操作紐で絞れ
ば、外出時の小物を入れたキンチャク袋として使用で
き、また使用する生地を考慮すれば、一見奇麗な小物入
れと見間違うような特有な効果のある貴重品入れ部を形
成した多目的ヘアーキャップを提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図1は、本考案の第1実施例の斜視図。 図2は、本考案の第2実施例の一部断面の正面図。 図3は、本考案の第1実施例の使用途中の正面図。 図4は、本考案の第1実施例の正面図。 図5は、本考案の第1実施例の使用の正面図。 図6は、本考案の第1実施例を逆さにした正面図。 図7は、本考案の第1実施例の使用状態図。 図8は、本考案の第1実施例の使用状態図。 図9は、本考案の第2実施例の正面図。 A′……上部帽本体 A……下部 1……上部折り返し部 2……下部折り返し部 3……上部縫着糸 4……下部縫着糸 5……上部紐通し部 6……下部紐通し部 7……折り返し部 8……縫着糸 9……紐通し口 10……操作紐 11……ビーズ 12……玉 13……紐 14……ゴム紐 15……頂点 16……リボン 17……ミシン縫目

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の布等の上部を縛り下部をゴム紐を用
    いて開口口を拡縮自在としたヘアーキャップにおいて、
    前記筒状の長手方向のほぼ2/3の位置の全周に折り返し
    部を設け、該折り返し部の元を縫着糸で縫合し、筒状の
    外側に帯状に突出した紐通し部を形成し、該紐通し部に
    筒状部を絞緩自在とする操作紐を設け、該紐通し部の上
    方を小物入れや貴重品を出し入れ自在とした収納部とな
    る上部帽本体と、下方を前記上部帽本体を覆うこと、ま
    た、上部帽本体に収納できる下部帽本体を形成自在とし
    たことを特徴とする貴重品入れ部を形成する多目的ヘア
    ーキャップ。
JP1990019710U 1990-02-28 1990-02-28 貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ Expired - Lifetime JP2509791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990019710U JP2509791Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990019710U JP2509791Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03111206U JPH03111206U (ja) 1991-11-14
JP2509791Y2 true JP2509791Y2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=31522813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990019710U Expired - Lifetime JP2509791Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509791Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348317B1 (ko) * 2011-10-11 2014-01-06 장용주 웨이브 방식의 허리 근력 보강운동용 트레이닝기구

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5173218U (ja) * 1974-12-04 1976-06-09
JPS5399221U (ja) * 1977-01-13 1978-08-11
JPS6237040U (ja) * 1985-08-21 1987-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03111206U (ja) 1991-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5244136A (en) Expandable water-proof pouch
JP3067634U (ja) 背負いバッグ
US7827621B2 (en) Hair drying cap
US5735393A (en) Eyeglass retainer/cover
JP2509791Y2 (ja) 貴重品入れ部を形成する多目的ヘア―キャップ
US4190907A (en) Terry hair drier
GB2296180A (en) Enveloping wrap for the hair
JPH0417050Y2 (ja)
JP3078756U (ja) 着替用頭部ハット
KR200233782Y1 (ko) 케이스로 완전 밀폐되는 우산
JPH10192028A (ja)
JP2001192910A (ja) 自転車用ポンチョ式雨具
JPS6324082Y2 (ja)
JPS5915906Y2 (ja) 釣竿収納袋
KR940004713Y1 (ko) 우 의
KR0118947Y1 (ko) 우의
JP3220979U (ja) 傘カバー
JPS641928Y2 (ja)
KR200422090Y1 (ko) 뒤집는 마스크
JP3209861U (ja) キャリーバッグ用防水カバー
KR100476354B1 (ko) 가방식 우의
KR200244335Y1 (ko) 모자 우산
JP3101530U (ja) 化粧後の着替え時、衣服の首周り汚れ防止カバー
JP3086695U (ja) 手提げ袋に変化させることができる帽子
JPS6211449Y2 (ja)