JP3144882U - 布団カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部と、布団カバー本体に収容した敷き布団又は掛け布団の隅部に設けられた被係止部との連繋作業が容易に行えて、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止できる布団カバーを提供する。
【解決手段】布団カバー本体11又は21に敷き布団又は掛け布団を収容し、布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部15a,15b又は25a,25bを布団の隅部に設けられた被係止部に連繋し布団の位置ずれを防止する布団カバー10又は20である。布団カバー本体11又は21には、上部側の左右の隅部に、手通し用開口部13a,13bを有しかつ該手通し用開口部13a,13bを閉塞する閉塞手段14a,14bを有する。布団カバー本体11又は21は、綿布製又は綿を含む混紡布により複数回の洗濯により縮んだときの長さがロングサイズの布団よりも長く縫製され、上側及び一側が閉じかつ下側が開いた状態で、他側が下端から上端近くまでジッパー12又は22により開閉自在とされ、片面をほぼ三角形の二つ折りに開ける。
【選択図】図1
【解決手段】布団カバー本体11又は21に敷き布団又は掛け布団を収容し、布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部15a,15b又は25a,25bを布団の隅部に設けられた被係止部に連繋し布団の位置ずれを防止する布団カバー10又は20である。布団カバー本体11又は21には、上部側の左右の隅部に、手通し用開口部13a,13bを有しかつ該手通し用開口部13a,13bを閉塞する閉塞手段14a,14bを有する。布団カバー本体11又は21は、綿布製又は綿を含む混紡布により複数回の洗濯により縮んだときの長さがロングサイズの布団よりも長く縫製され、上側及び一側が閉じかつ下側が開いた状態で、他側が下端から上端近くまでジッパー12又は22により開閉自在とされ、片面をほぼ三角形の二つ折りに開ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、布団の位置ずれを防止できる布団カバーに関する。
布団カバー本体内の隅部に設けられた紐状係止部と、布団カバー本体に収容した敷き布団又は掛け布団の隅部に設けられた被係止部とを連繋し、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することが従来から行われている。この場合、紐状係止部と被係止部との括り付けは、作業者(主婦)が、布団カバー本体に布団を収容した後、布団カバー本体内に手を布団の隅部へ深く入れ見え難い状況で行うか、或いは布団カバー本体外まで布団カバー本体と布団の隅部とを引出して行っており、いずれにしても、布団カバー本体内の隅部及び布団カバー本体内に収容した布団の隅部まで手を深く入れる作業を余儀なくされる。
布団の位置ずれを防止できる布団カバーとして、例えば、特許文献1が提案されている。この布団カバーは、内部の縁部に細帯片を縫着し、細帯片によって構成される多数の通し孔を列状に備え、紐の取付け位置を自由に変更することができる。
特開2002−85228号公報
しかしながら、特許文献1に記載された布団カバーによれば、上記したように、紐状係止部と被係止部との括り付けは、作業者(主婦)が布団カバー本体内に深く手を入れて、作業空間が狭く、手を動かしにくく、見にくい状況で手作業にて行う必要がある点では、上述した従来の状況と変わるものではない。
本考案は、上述した点にかんがみ案出されたもので、その目的とするところは、布団カバー本体内に深く手を入れることなく、布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部と、布団カバー本体に収容した敷き布団又は掛け布団の隅部に設けられた被係止部との連繋作業が容易に行えて、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することができる布団カバーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の布団カバーは、布団カバー本体に敷き布団又は掛け布団を収容し、前記布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部を前記布団の隅部に設けられた被係止部に連繋し布団の位置ずれを防止する布団カバーにおいて、前記布団カバー本体には、上部側の左右の隅部に、前記紐状係止部と前記被係止部とを連携するために手を通せる手通し用開口部を有しかつ該手通し用開口部を閉塞する閉塞手段を有する、ことを特徴とする。
上記構成の布団カバーによれば、布団カバー本体に敷き布団又は掛け布団を収容し、布団カバー本体の上部側の左右の隅部に設けられた手通し用開口部の閉塞手段を開いて紐状係止部と被係止部とを外部へ引出し連繋する(括り付ける)ことができ、連繋した後は紐状係止部と被係止部を中に入れ閉塞手段で手通し用開口部を閉塞すると外観が綺麗に保たれる。このように、布団カバー本体に深く手を入れて連繋作業を行う必要はない。布団カバー本体と布団とは、上部側の左右の隅部で紐状係止部を被係止部とが連繋させるので、布団を敷き、また片づけるときは、布団カバー本体と布団の上部側を持って行うようにすれば、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止できる。
上記構成の布団カバーにおいて、前記布団カバー本体は、綿布製又は綿を含む混紡布により複数回の洗濯により縮んだときの長さが標準サイズ又はロングサイズの布団よりも長く維持されるように縫製され、上側及び一側が閉じかつ下側が開いた状態で、他側が下端から上端近くまでジッパーにより開閉自在である構成とすることが好ましい。
この構成にするときは、ジッパーを開いて上面部を三角に折り開くことができるので、従来のように布団を三つ折りにする必要がなく、広げたままの状態で、敷き布団又は掛け布団の収容・取り出しが容易にできる。標準サイズの布団カバーに標準サイズの敷き布団を収容する場合及びロングサイズの布団カバーにロングサイズの敷き布団を収容する場合は、布団下方に例えば約10cmの余り部分がでる。このような余り部分がでることにより、布団カバー本体を数回洗濯することにより該布団カバー本体が縮んでも、替わりなく行うことができる。標準サイズの敷き布団及びロングサイズの敷き布団と掛け布団については、布団下方に例えば約10cmの余り部分がでる場合には、布団カバー本体を数回洗濯することにより該布団カバー本体が縮んでも、ロングサイズの布団より短くならないが、外方から布団の下部が見える。そこで、この余り部分に面状ファスナや紐、ボタン等を敷設しておいて、該余り部分を閉塞すれば良い。
ロングサイズの布団カバーは、標準サイズとロングサイズの敷き布団に共用することができ、標準サイズに適用する場合には、この余り部分が約40cmになり大きいので、折り畳んで仕舞い込むものとする。その場合、敷き布団用の布団カバー本体の余り部分については、内方に折り込みかつ布団の下側に折畳み、掛け布団用の布団カバー本体の余り部分については、敷き布団用の布団カバー本体の余り部分に挿入しかつ敷き布団の下側に仕舞い込むのが良い。
掛け布団カバーと敷き布団カバーを連結することによって、掛け布団と敷き布団が一体化し、ずれるようなことがなくなる。寝袋(シュラーフザック)のようになり、体温が保たれる。
この構成にするときは、ジッパーを開いて上面部を三角に折り開くことができるので、従来のように布団を三つ折りにする必要がなく、広げたままの状態で、敷き布団又は掛け布団の収容・取り出しが容易にできる。標準サイズの布団カバーに標準サイズの敷き布団を収容する場合及びロングサイズの布団カバーにロングサイズの敷き布団を収容する場合は、布団下方に例えば約10cmの余り部分がでる。このような余り部分がでることにより、布団カバー本体を数回洗濯することにより該布団カバー本体が縮んでも、替わりなく行うことができる。標準サイズの敷き布団及びロングサイズの敷き布団と掛け布団については、布団下方に例えば約10cmの余り部分がでる場合には、布団カバー本体を数回洗濯することにより該布団カバー本体が縮んでも、ロングサイズの布団より短くならないが、外方から布団の下部が見える。そこで、この余り部分に面状ファスナや紐、ボタン等を敷設しておいて、該余り部分を閉塞すれば良い。
ロングサイズの布団カバーは、標準サイズとロングサイズの敷き布団に共用することができ、標準サイズに適用する場合には、この余り部分が約40cmになり大きいので、折り畳んで仕舞い込むものとする。その場合、敷き布団用の布団カバー本体の余り部分については、内方に折り込みかつ布団の下側に折畳み、掛け布団用の布団カバー本体の余り部分については、敷き布団用の布団カバー本体の余り部分に挿入しかつ敷き布団の下側に仕舞い込むのが良い。
掛け布団カバーと敷き布団カバーを連結することによって、掛け布団と敷き布団が一体化し、ずれるようなことがなくなる。寝袋(シュラーフザック)のようになり、体温が保たれる。
上記構成の布団カバーにおいて、前記布団カバー本体には、更に、下部側の左右の隅部に、前記紐状係止部と前記被係止部とを外部に取り出し連携して内部に収めるための手通し用開口部を有しかつ該手通し用開口部を閉塞する閉塞手段を有する構成とすることが好ましい。
この構成にするときは、敷き布団又は掛け布団をぴったり収容し得る大きさに布団カバー本体を縫製し、該布団カバー本体に敷き布団又は掛け布団を収容し、布団カバー本体の四つの隅部に設けられた手通し用開口部を開いて内部に手を入れて紐状係止部を被係止部とを引出して連繋することができる。布団カバー本体と布団とは、四つの隅部で紐状係止部を被係止部とが連繋しているから、布団を敷き、また片づけるときは、布団カバー本体と布団のいずれを持って行っても、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することができる。なお、このタイプの布団カバーは、洗濯して縮むと、布団を十分に広げた状態に収容することは難しくなる。
この構成にするときは、敷き布団又は掛け布団をぴったり収容し得る大きさに布団カバー本体を縫製し、該布団カバー本体に敷き布団又は掛け布団を収容し、布団カバー本体の四つの隅部に設けられた手通し用開口部を開いて内部に手を入れて紐状係止部を被係止部とを引出して連繋することができる。布団カバー本体と布団とは、四つの隅部で紐状係止部を被係止部とが連繋しているから、布団を敷き、また片づけるときは、布団カバー本体と布団のいずれを持って行っても、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することができる。なお、このタイプの布団カバーは、洗濯して縮むと、布団を十分に広げた状態に収容することは難しくなる。
上記構成の布団カバーにおいて、前記敷き布団を収容する前記布団カバー本体の片面には、前記敷き布団の中央線に沿って人が寝たときの腰部の位置に、バスタオル等の布地を折り畳んで収容し得るポケットを備えた構成とすることが好ましい。
この構成にするときは、ポケットにバスタオル等の布地を折り畳んで収容し得、仰向けに寝たときに布地が位置ずれしないで腰部の凹みにフィットするので背骨が真っ直ぐになり、腰痛を緩和又は回避できる。
この構成にするときは、ポケットにバスタオル等の布地を折り畳んで収容し得、仰向けに寝たときに布地が位置ずれしないで腰部の凹みにフィットするので背骨が真っ直ぐになり、腰痛を緩和又は回避できる。
本考案に係る布団カバーによれば、布団カバー本体内に深く手を入れることなく、手通し用開口部の閉塞手段を開け閉めすることにより、布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部と、布団カバー本体に収容した敷き布団又は掛け布団の隅部に設けられた被係止部との連繋作業を容易に行えて、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することができ、連繋部を仕舞い込みできるので、布団カバー本体を外観上綺麗に保てる。
以下に、本考案の実施形態に係る布団カバーについて図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、第1の実施形態に係り、上側に掛け布団用の布団カバー10を、下側に敷き布団用の布団カバー20を示している。この実施形態の布団カバー10,20は、数回洗濯すると長さ方向に例えば約5cm〜8cm縮む綿布又は綿を含む混紡布で縫製されていて、洗濯による縮み代を考慮して長さを標準サイズ又はロングサイズの長さよりも大きく(図中寸法α1,α2≒約7cm〜10cm)縫製されている。ロングサイズの長さよりも大きい長さにしたものを、標準サイズの長さの布団に適用する場合を含んでいる。
図1は、第1の実施形態に係り、上側に掛け布団用の布団カバー10を、下側に敷き布団用の布団カバー20を示している。この実施形態の布団カバー10,20は、数回洗濯すると長さ方向に例えば約5cm〜8cm縮む綿布又は綿を含む混紡布で縫製されていて、洗濯による縮み代を考慮して長さを標準サイズ又はロングサイズの長さよりも大きく(図中寸法α1,α2≒約7cm〜10cm)縫製されている。ロングサイズの長さよりも大きい長さにしたものを、標準サイズの長さの布団に適用する場合を含んでいる。
図1に示すように、掛け布団用の布団カバー10は、上面部11a及び下面部11bによって構成され一側及び下端が開いている布団カバー本体11と、布団カバー本体11の一側縁に沿って設けられ該一側を開閉するジッパー12と、布団カバー本体11の上部側の左右の隅部に設けられた手を通せるほどの大きさの手通し用開口部13a,13bと、手通し用開口部13a,13b内に設けられ該手通し用開口部13a,13bを開閉する開口部開閉手段14a,14bと、布団カバー本体11内の上部側の左右の隅部に設けられた紐状係止部15a,15bと、上面部11a及び下面部11bの内面下端縁に沿って設けられに布団カバー本体11の下部を閉じ合わせる面ファスナ16a,16bと、上面部11aに設けられた掛け布団のデザインが見えるようにしてデザイン性を高めるための掛け布団露出用開口17と、を備えてなる。
布団カバー本体11は、上側及び一側が閉じかつ下側が開いた状態で、他側が下端から上端近くまでジッパー12により開閉自在とされ、掛け布団を収容するために片面をほぼ三角形の二つ折りに開けられる。上面部11a及び下面部11bは、一枚の生地を折り畳んでなるか、或いは二枚の生地を継ぎ足してなり、縮み方向が上下方向となるように選択されている。この実施形態の布団カバー本体11は、標準サイズの布団の長さ(約200cm)よりも所要寸法(例えば約10cm)長く縫製されている。好ましくは、標準サイズの布団とロングサイズの布団に兼用するために、ロングサイズの布団の長さ(約210cm)よりも所要寸法(例えば約10cm)長く縫製されているのが良い。この長い分(例えば約10cm)は、布団カバー本体11が、綿布製又は綿を含む混紡布により複数回の洗濯により縮んだときの縮み代である。露出用開口17は、掛け布団を大きく露出させるために設けられるが無くても良い。開口部開閉手段14a,14bとして、面ファスナ、ジッパー、ボタン等を用いることができる。紐状係止部15a,15bとして、縛り付け又は括り付けができる紐、あるいは、布地に面ファスナを縫い付けたものとしても良い。
掛け布団用の布団カバー10は、ジッパー12を開いて上面部11aを二点鎖線で示すように三角に折り開き掛け布団を収容しジッパー12を閉じる。次いで、開口部開閉手段14a,14bを開いて手通し用開口部13a,13bを通し内部に手を入れて、布団カバー本体11の隅部に設けられた紐状係止部15a又は15bを、図2に示すように、布団Qの隅部に設けられた紐状の被係止部p1又は布団Qの隅部に対して斜め掛けし両端を縫い付けた被係止部p2に連繋する(括り付ける)。この場合、紐状の被係止部p1が比較的長いときは、該被係止部p1を紐状係止部15a又は15bとともに外部に引出して連繋することができる。
敷き布団用の布団カバー20は、掛け布団用の布団カバー10Aと同様に、上面部21a及び下面部21bによって構成される布団カバー本体21と、布団カバー本体21の一側を開閉するジッパー22と、布団カバー本体21の上部側の左右の隅部に設けられた手通し用開口部23a,23bと、手通し用開口部23a,23b内に設けられ該手通し用開口部23a,23bを開閉する開口部開閉手段24a,24bと、布団カバー本体21内の上部側の左右の隅部に設けられた紐状係止部25a,25bと、上面部21a及び下面部21bに設けられ布団カバー本体21の下部を閉じ合わせる面ファスナ26,26bと、上面部21aの内面に縫製されたポケット27と、を備えてなる。
布団カバー本体21は、布団カバー本体11と略同様に構成されているので、相違点を中心に説明する。布団カバー本体21は、綿布製又は綿を含む混紡布により複数回の洗濯により縮んだときの長さがロングサイズの敷き布団よりも長く縫製され、上側及び一側が閉じかつ下側が開いた状態で、他側が下端から上端近くまでジッパー22により開閉自在とされ、片面をほぼ三角形の二つ折りに開ける。布団カバー本体21は、露出用開口17に対応する露出用開口を有していない一方、上面部21aの略中央部にポケット27を有している。このポケット27には、例えば、バスタオル2〜3枚を三つ折りにして縦長に収容できる。すなわち、このポケット27にバスタオル等の布地を折り畳んで収容することで、仰向けに寝たときにバスタオル等の布地が位置ずれしないで腰部の凹みにフィットし、これにより、背骨が真っ直ぐになり、腰痛を緩和又は回避できる。
敷き布団用の布団カバー20は、ジッパー22を開いてここから敷き布団を収容しジッパー22を閉じる。次いで、開口部開閉手段24a,24bを開いて手通し用開口部23a,23bを通し内部に手を入れて、布団カバー本体21の二つの隅部に設けられた紐状係止部25a,25bを、図2に示すように、布団Qの隅部に設けられた紐状の被係止部p1又はコーナーに対して斜め掛けして両端を縫い付けた被係止部p2に連繋し(括り付け)、開口部開閉手段24a,24bを閉じる。
上記構成の布団カバー10,20によれば、布団カバー本体と布団とは、二つの隅部で紐状係止部を被係止部とが連繋しているから、布団を敷き、また片づけるときは、布団カバー本体と布団の上部側を持って行うことで、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することができる。
従来では、布団を折り畳んでジッパーから出し入れしていたので、出し入れが大変だったとともに、ジッパーが壊れてしまうことがあったが、上記構成の布団カバー10,20によれば、布団を三つ折り、四つ折りにしないで、広げたままの状態で布団カバー10,20に対し出し入れできるので、ファスナーを壊してしまう虞がなくなった。
〔第2の実施形態〕
図3は、第2の実施形態に係り、上側に掛け布団用の布団カバー30を、下側に敷き布団用の布団カバー40を示している。この実施形態の布団カバー30,40は、布団カバーを選択したときの縮み代を考慮していない。すなわち、布団カバー30に掛け布団をぴったり収容でき、また布団カバー40をぴったり収容できる、実施形態を示している。したがって、この実施形態では、布団カバー30,40は、綿製ではなく、縮みが生じにくい布で縫製されているのが良い。
従来では、布団を折り畳んでジッパーから出し入れしていたので、出し入れが大変だったとともに、ジッパーが壊れてしまうことがあったが、上記構成の布団カバー10,20によれば、布団を三つ折り、四つ折りにしないで、広げたままの状態で布団カバー10,20に対し出し入れできるので、ファスナーを壊してしまう虞がなくなった。
〔第2の実施形態〕
図3は、第2の実施形態に係り、上側に掛け布団用の布団カバー30を、下側に敷き布団用の布団カバー40を示している。この実施形態の布団カバー30,40は、布団カバーを選択したときの縮み代を考慮していない。すなわち、布団カバー30に掛け布団をぴったり収容でき、また布団カバー40をぴったり収容できる、実施形態を示している。したがって、この実施形態では、布団カバー30,40は、綿製ではなく、縮みが生じにくい布で縫製されているのが良い。
掛け布団用の布団カバー30は、上面部31a及び下面部31bによって構成される布団カバー本体31と、布団カバー本体31の一側を開閉するジッパー32と、布団カバー本体31の四つの隅部に設けられた手通し用開口部33a〜33dと、手通し用開口部33a〜33d内に設けられ該手通し用開口部33a〜33dを開閉する開口部開閉手段34a〜34dと、布団カバー本体31内の上部側の左右の隅部に設けられた紐状係止部35a〜35dと、を備えてなる。
掛け布団用の布団カバー30、ジッパー32を開いてここから三つ折りにした掛け布団を収容しジッパー32を閉じる。次いで、開口部開閉手段34a〜34dを開いて手通し用開口部33a〜33dを通し内部に手を入れて、布団カバー本体31の四つの隅部に設けられた紐状係止部35a〜35dを、図2に示すように、布団Qの隅部に設けられた紐状の被係止部p1又はコーナーに対して斜め掛けして両端を縫い付けた被係止部p2に連繋し(括り付け)、開口部開閉手段34a〜34dを閉じる。
敷き布団用の布団カバー40は、掛け布団用の布団カバー30と同様に、上面部41a及び下面部41bによって構成される布団カバー本体41と、布団カバー本体41の一側を開閉するジッパー42と、布団カバー本体41の四つの隅部に設けられた手通し用開口部43a〜43dと、手通し用開口部43a〜43d内に設けられ該手通し用開口部43a〜43dを開閉する開口部開閉手段44a〜44dと、布団カバー本体41内の上部側の左右の隅部に設けられた紐状係止部45a〜45dと、上面部41aの内面に縫製されたポケット47と、を備えてなる。このポケット47にバスタオル等の布地を折り畳んで収容することで、腰痛を緩和又は回避に役立つ。
敷き布団用の布団カバー40は、ジッパー42を開いてここから三つ折りにした敷き布団を収容しジッパー42を閉じる。次いで、開口部開閉手段44a〜44dを開いて手通し用開口部43a〜43dを通し内部に手を入れて、布団カバー本体31の四つの隅部に設けられた紐状係止部45a〜45dを、図2に示すように、布団Qの隅部に設けられた紐状の被係止部p1又はコーナーに対して斜め掛けして両端を縫い付けた被係止部p2に連繋し(括り付け)、開口部開閉手段44a〜44dを閉じる。
上記構成の布団カバー30,40によれば、布団カバー本体に敷き布団又は掛け布団を収容し、布団カバー本体の上部側の左右の隅部に設けられた手通し用開口部を開いて内部に手を入れて紐状係止部と被係止部とを引出して連繋することができる。布団カバー本体と布団とは、四つの隅部で紐状係止部を被係止部とが連繋しているから、布団を敷き、また片づけるときは、布団カバー本体と布団のいずれの辺を持って行っても、布団カバー本体と布団との位置ずれを防止することができる。
本考案は上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものでなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の要旨を逸脱しない範囲内での種々、設計変更した形態を技術的範囲に含むものである。
10、20、30、40 布団カバー
11、21、31、41 布団カバー本体
11a、21a、31a、41a 上面部
11b、21b、31b、41b 下面部
12、22、32、42 ジッパー
13a,13b、23a,23b、33a〜33d、43a〜43d 手通し用開口部
14a,14b、24a,24b、34a〜34d、44a〜44d 開口部開閉手段
15a,15b、25a,25b,35a〜35d、45a〜45d 紐状係止部
16a,16b、26a,26b 面ファスナ
17 掛け布団露出用開口
27、47 ポケット
Q 布団
11、21、31、41 布団カバー本体
11a、21a、31a、41a 上面部
11b、21b、31b、41b 下面部
12、22、32、42 ジッパー
13a,13b、23a,23b、33a〜33d、43a〜43d 手通し用開口部
14a,14b、24a,24b、34a〜34d、44a〜44d 開口部開閉手段
15a,15b、25a,25b,35a〜35d、45a〜45d 紐状係止部
16a,16b、26a,26b 面ファスナ
17 掛け布団露出用開口
27、47 ポケット
Q 布団
Claims (4)
- 布団カバー本体に敷き布団又は掛け布団を収容し、前記布団カバー本体の隅部に設けられた紐状係止部を前記布団の隅部に設けられた被係止部に連繋し布団の位置ずれを防止する布団カバーにおいて、
前記布団カバー本体には、上部側の左右の隅部に、前記紐状係止部と前記被係止部とを連携するために手を通せる手通し用開口部を有しかつ該手通し用開口部を閉塞する閉塞手段を有する、
ことを特徴とする掛け布団カバー。 - 前記布団カバー本体は、綿布製又は綿を含む混紡布により複数回の洗濯により縮んだときの長さが標準サイズ又はロングサイズの布団よりも長く維持されるように縫製され、上側及び一側が閉じかつ下側が開いた状態で、他側が下端から上端近くまでジッパーにより開閉自在とされ、片面をほぼ三角形の二つ折りに開ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の布団カバー。 - 前記布団カバー本体には、更に、下部側の左右の隅部に、前記紐状係止部と前記被係止部とを外部に取り出し連携して内部に収めるための手通し用開口部を有しかつ該手通し用開口部を閉塞する閉塞手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の布団カバー。 - 前記敷き布団を収容する前記布団カバー本体の片面には、前記敷き布団の中央線に沿って人が寝たときの腰部の位置に、バスタオル等の布地を折り畳んで収容し得るポケットを備えている、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の掛け布団カバー。
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