JP3195914B2 - こたつ用掛け蒲団 - Google Patents
こたつ用掛け蒲団Info
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- kotatsu
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- hanging
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- skirts
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Description
に関するものである。更に詳しくは、こたつやぐらに掛
けたときに角部にひだが生じても嵩張らず、掛けた位置
からずれにくく使いやすいこたつ用掛け蒲団において、
平坦に展開することが可能で、折り畳みや洗濯がしやす
いものに関する。
つは、省エネルギーの観点からも良好な暖房器具であ
り、こたつ内部の保温性を確保するための掛け蒲団は、
その重要な要素である。従来から使用されてきた掛け蒲
団は、展開したときに正方形または長方形となる普通の
蒲団であった。この蒲団をこたつ用掛け蒲団として使用
した場合、こたつやぐらの四箇所の角部に蒲団の余った
部分がひだになってしまうために嵩張って邪魔になりや
すく、また、掛け蒲団が掛けた位置からずれやすいとい
う欠点があった。
6−94246号公報において、こたつ蒲団が提案され
ている。このこたつ蒲団は、こたつやぐらの天部と同じ
四角形状の覆部と、その四辺に連設されているスカート
部を有し、各スカート部の基部側の一部は、隣接するも
のと縫着されており、その下方は閉塞布で塞がれた構造
である。こたつ蒲団は、縫着部分をこたつやぐらの角部
に嵌め込んで位置がずれないようにして使用される。
のこたつ蒲団には、次のような課題があった。すなわ
ち、スカート部の基部側の一部が縫着されているため
に、こたつ蒲団の上部側は、覆部と縫着部分のスカート
部によって、いわば箱状になっている。このため、平坦
に展開することができず、その部分は盛り上がってしま
うので、収納の際に折り畳みにくく、洗濯するときにも
不便である。また、こたつ蒲団を就寝用の敷蒲団や掛け
蒲団として流用するような場合も使いにくかった。
つやぐらに掛けたときに角部に蒲団のひだが生じても嵩
張らず、掛けた位置からずれにくいこたつ用掛け蒲団に
おいて、平坦に展開することができるようにして収納の
際にも支障なく折り畳むことができ、洗濯もしやすく、
就寝用の敷蒲団や掛け蒲団としての流用もしやすい、こ
たつ用掛け蒲団を提供することを目的とする。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、こたつやぐらの天部形状が多少異なるもの
にも、柔軟に対応して掛けることができるこたつ用掛け
蒲団であって、こたつやぐらの天部と実質的に同じ形状
の覆部と、当該覆部の縁辺部に連設されている所要数の
スカート部と、当該各スカート部の側縁部間に、各スカ
ート部の展開を妨げないようにして設けてある閉塞布
と、上記各スカート部の側縁部を、上記閉塞布部におい
て所要の引き寄せ量で引き寄せることができる引き寄せ
手段と、を備え、上記引き寄せ手段は、ホックまたは掛
けボタン、括り紐、係合手段を有するバンドまたはベル
トから選ばれたいずれかであることを特徴とする、こた
つ用掛け蒲団である。
の天部を覆うようにして位置させ、こたつやぐらの側部
を覆うように各スカート部を降ろし、こたつやぐらの各
角部に対応して位置しているホック、掛けボタン、括り
紐、バンド、ベルト等の引き寄せ手段によって、スカー
ト部を閉塞布部において所要の引き寄せ量で引き寄せ、
その状態が維持されるようにする。これにより、覆部と
各スカート部の基部側で構成される部分が、いわば箱状
になり、こたつやぐらの上部に嵌め込まれた状態とな
る。従って、こたつ用掛け蒲団は、位置がずれにくく使
いやすい。また、角部の閉塞布は、ひだが生じても嵩張
らず、邪魔になることもない。なお、引き寄せ手段は引
き寄せ量を調整することができるので、こたつやぐらの
天部形状が多少異なるものにも、柔軟に対応して掛ける
ことができる。収納する際には、引き寄せ手段による閉
塞布部におけるスカート部の引き寄せ状態を解除する。
これにより、各スカート部は通常の蒲団のように平坦に
展開することが可能となり、支障なく折り畳むことがで
きるようになる。また、洗濯もしやすくなり、就寝用の
敷蒲団や掛け蒲団としての流用もしやすい。
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係るこたつ用掛
け蒲団の第1の実施の形態を示し、展開した状態の平面
図、図2は図1に示すこたつ用掛け蒲団の底面図であ
る。図3は図1に示すこたつ用掛け蒲団の使用状態を示
す斜視図である。
が平面視において、四つの角が丸みを帯びた概略正方形
となるように形成されている。こたつ用掛け蒲団A1
は、こたつやぐらの天部形状と同じ正方形状の覆部1を
有している。覆部1の四方の縁辺部には、それぞれ長方
形状のスカート部2(2a、2b、2c、2d)が連設
されている。上記覆部1とスカート部2(2a、2b、
2c、2d)は、外布の内部に中綿を詰めてキルティン
グを施した構造である。
d)の両側の縁辺部間には、扇形の閉塞布3(3a、3
b、3c、3d)が縁部を縫着して設けられている。閉
塞布3(3a、3b、3c、3d)は、中綿が充填され
ておらず、図1、図2に示すように、覆部1とスカート
部2(2a、2b、2c、2d)を展開する際に、無理
なく平坦に展開できる形状、大きさに形成されている。
また、各スカート部2(2a、2b、2c、2d)の両
側の縁辺部には、引き寄せ手段を構成する所要長さの括
り紐4が基部を縫着してそれぞれ取り付けてある。各括
り紐4は、本実施の形態においては、閉塞布3(3a、
3b、3c、3d)の表側に設けてあり、デザイン上の
ワンポイントとなっているが、閉塞布3(3a、3b、
3c、3d)の裏側に設けて、外側から見えないように
することもできる。
視図である。図1ないし図3を参照して本発明に係るこ
たつ用掛け蒲団A1の作用を説明する。こたつ用掛け蒲
団A1は、覆部1がこたつやぐら(図示省略)の天部を
覆うようにして位置決めされる。次に、こたつやぐらの
側部を覆うようにした各スカート部2(2a、2b、2
c、2d)を降ろす。
位置している括り紐4を、閉塞布3(3a、3b、3
c、3d)において隣接するもの同士で括る。このと
き、括り紐4を十分に引き絞り、こたつやぐらを上部で
締め付けるようにする。これにより、覆部1と各スカー
ト部2(2a、2b、2c、2d)の基部側で構成され
る部分が、いわば箱状になり、こたつやぐらの上部に嵌
め込まれた状態となる。従って、こたつ用掛け蒲団A1
は、位置がずれにくく使いやすい。また、閉塞布3(3
a、3b、3c、3d)には中綿が充填されていないの
で、ひだが生じても嵩張らず、邪魔になることもない。
更に、括り紐4は締め具合を調整することができるの
で、こたつやぐらの天部形状が多少異なるものにも、柔
軟に対応して掛けることができる。
する際には、括り紐4を解いて閉塞布3(3a、3b、
3c、3d)におけるスカート部2(2a、2b、2
c、2d)の引き寄せ状態を解除する。これにより、各
スカート部2(2a、2b、2c、2d)は通常の蒲団
のように平坦に展開することが可能となり、支障なく折
り畳むことができるようになる。また、これにより、洗
濯がしやすくなり、就寝用の敷蒲団や掛け蒲団としての
流用もしやすい。
態の使用状態を示す斜視図である。こたつ用掛け蒲団A
2においては、引き寄せ手段として、ホック5が採用さ
れている。なお、ホック5の位置をずらして複数設ける
ことにより、閉塞布3(3a、3b、3c、3d)の閉
じ具合を調整することができるので、こたつやぐらの天
部形状が多少異なるものにも、柔軟に対応して掛けるこ
とができる。
態の使用状態を示す斜視図である。こたつ用掛け蒲団A
3においては、引き寄せ手段として、先端部に面ファス
ナー60を有するバンド6が採用されている。なお、バ
ンド6は面ファスナー60の密着面をずらすことによ
り、閉塞布3(3a、3b、3c、3d)の閉じ具合を
調整することができるので、こたつやぐらの天部形状が
多少異なるものにも、柔軟に対応して掛けることができ
る。
態の使用状態を示す斜視図である。こたつ用掛け蒲団A
4においては、引き寄せ手段として、鳩目具70に通さ
れた括り紐7が採用されている。括り紐7は締め具合を
調整することができるので、こたつやぐらの天部形状が
多少異なるものにも、柔軟に対応して掛けることができ
る。
作用は、引き寄せ手段による各スカート部2(2a、2
b、2c、2d)の引き寄せ方法及び解除方法が相違す
るだけで、作用については、上記こたつ用掛け蒲団A1
とほぼ同様であるので、説明を省略する。なお、図3、
図4、図5において、こたつ用掛け蒲団A1と同一また
は同等箇所には、同一の符号を付して示している。
まで説明上のものであって、限定的なものではなく、上
記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではな
い。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
する。すなわち、本発明に係るこたつ用掛け蒲団にあっ
ては、覆部がこたつやぐらの天部を覆うようにして蒲団
を位置させ、こたつやぐらの側部を覆うようにした各ス
カート部を降ろし、こたつやぐらの各角部に対応して位
置しているホック、掛けボタン、括り紐あるいはベルト
等の引き寄せ手段によって、スカート部を閉塞布部にお
いて所要の引き寄せ量で引き寄せ、その状態が維持され
るようにする。これにより、覆部と各スカート部の基部
側で構成される部分が、いわば箱状になり、こたつやぐ
らの上部に嵌め込まれた状態となるので、こたつ用掛け
蒲団は、位置がずれにくく使いやすい。また、角部の閉
塞布は、ひだが生じても嵩張らないので邪魔になること
もない。なお、引き寄せ手段は引き寄せ量を調整するこ
とができるので、こたつやぐらの天部形状が多少異なる
ものにも、柔軟に対応して掛けることができる。こたつ
を使用しない時期に収納する際には、閉塞布部における
スカート部の引き寄せ状態を解除すれば、各スカート部
は通常の蒲団のように平坦に展開することが可能とな
り、支障なく折り畳むことができるようになる。また、
洗濯もしやすくなり、就寝用の敷蒲団や掛け蒲団として
の流用もしやすい。
形態を示し、展開した状態の平面図。
斜視図。
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 こたつやぐらの天部形状が多少異なるも
のにも、柔軟に対応して掛けることができるこたつ用掛
け蒲団であって、 こたつやぐらの天部と実質的に同じ形状の覆部と、 当該覆部の縁辺部に連設されている所要数のスカート部
と、 当該各スカート部の側縁部間に、各スカート部の展開を
妨げないようにして設けてある閉塞布と、 上記各スカート部の側縁部を、上記閉塞布部において所
要の引き寄せ量で引き寄せることができる引き寄せ手段
と、 を備え、上記引き寄せ手段は、ホックまたは掛けボタ
ン、括り紐、係合手段を有するバンドまたはベルトから
選ばれたいずれかであることを特徴とする、 こたつ用掛け蒲団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15796797A JP3195914B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | こたつ用掛け蒲団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15796797A JP3195914B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | こたつ用掛け蒲団 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10328004A JPH10328004A (ja) | 1998-12-15 |
JP3195914B2 true JP3195914B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=15661363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15796797A Expired - Lifetime JP3195914B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | こたつ用掛け蒲団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195914B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102151916B (zh) * | 2010-12-23 | 2012-10-17 | 龚志明 | 一种可实现模内攻牙机定位攻牙的方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102474914B1 (ko) * | 2020-11-16 | 2022-12-06 | 이준현 | 측면 조임 조절기능이 있는 다용도 커버 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15796797A patent/JP3195914B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102151916B (zh) * | 2010-12-23 | 2012-10-17 | 龚志明 | 一种可实现模内攻牙机定位攻牙的方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPH10328004A (ja) | 1998-12-15 |
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