JP3057959U

JP3057959U - 寝具用カバー具

Info

Publication number: JP3057959U
Application number: JP1998007401U
Authority: JP
Inventors: 健一稲垣
Original assignee: 株式会社丸八真綿
Priority date: 1998-09-24
Filing date: 1998-09-24
Publication date: 1999-06-08
Anticipated expiration: 2004-09-24

Abstract

(57)【要約】【課題】保温性に優れる上に、寝姿勢全体を安定に保
持でき、しかも、使用の際の肌触りや寝具に対するフィ
ット性にも優れた寝具用カバー具を提供する。【解決手段】この寝具用カバー具１は、羽毛３を内包
しかつ寝具２とほぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部４
と、羽毛内包部４の四縁部にそれぞれ縫い付けられかつ
羽毛内包部４が寝具２上に重ね合わされているときに、
羽毛内包部４とで寝具２を包むようにその下面に当てら
れる複数の生地５ｂ，５ｄとを備えている。羽毛内包部
４を寝具２上に重ね合わせ、羽毛内包部４の上に仰臥す
ることにより、使用者の体温の発散を減少させることが
できて保温性や肌触りに優れる。羽毛内包部４よりも硬
い寝具２により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くと
いう寝ずらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保
ち、身体の支持面となる羽毛内包部４は寝具２よりも柔
らかいので、適度なクッション性が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、敷ふとん、マットレスおよび羊毛パッド等の寝具を覆うための寝具用カバー具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、既製の敷ふとん、マットレスおよび羊毛パッド等の寝具に、布製等のシーツを被せたり、あるいはシーツ自体を袋状に形成してこの中に前記寝具を内包させていた。このような布製のシーツは安価であってかつ容易に洗濯でき、また、シーツの上に仰臥すると、寝具が身体を支持するので、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝づらい姿勢となることはない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、単に布製のシーツで覆うだけでは、保温性に劣る上に、寝姿勢全体を安定には保持できず、さらに、使用の際の肌触りや寝具に対するフィット性も劣るため、使用中にシーツがだぶついたり捩れたり等して寝具を快適な状態で使用することができないという問題点がある。

【０００４】本考案は、上記事情に鑑みてなされたみのであり、保温性に優れる上に、寝姿勢全体を安定に保持でき、しかも、使用の際の肌触りや寝具に対するフィット性にも優れた寝具用カバー具を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するための本考案は、敷ふとんやマットレス等の寝具を覆う寝具用カバー具であって、羽毛を内包しかつ前記寝具とほぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部と、前記羽毛内包部の四縁部にそれぞれ縫い付けられかつ前記羽毛内包部が前記寝具上に重ね合わされているときに、前記羽毛内包部とで前記寝具を包むようにその下面に当てられる複数の生地とを備えていることを特徴とするものである。

【０００６】このような寝具用カバー具においては、その羽毛内包部を寝具上に重ね合わせ、羽毛内包部の上に仰臥することにより、使用者の体温の発散を減少させることができて保温性に優れる。また、羽毛内包部よりも硬い寝具により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝ずらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保ち、身体の支持面となる羽毛内包部は寝具よりも柔らかいので、適度なクッション性が得られ、寝具の硬さを感じることがなく、安眠することができる。さらに、羽毛内包部により使用の際の肌触りが向上し、また、羽毛内包部は、その四縁の生地が寝具を包むようにその下面に当てられるので、寝具に対するフィット性も優れる。

【０００７】ここで、請求項２のように、前記羽毛内包部には、内包された羽毛の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されていることにより、羽毛内包部内での羽毛の片寄りや捩れ等を防止でき、羽毛内包部の上記利点を常時維持できる。

【０００８】請求項３記載の寝具用カバー具においては、その長さ方向に延びる開口部より、寝具を寝具用カバー具内に挿入し、開口部を係止部材で閉じると、寝具用カバー具全体を覆うことができる。ここで、請求項４のように、係止部材としてスライドファスナーを使用することにより、前記開口部の開閉を容易に行うことができる。また、請求項５のように、前記羽毛内包部に、内包された羽毛の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施すことが好ましい。

【０００９】請求項６記載の寝具用カバー具においては、寝具の長さ方向の一端部を羽毛内包部と第１の下生地との間に挿入しつつ、羽毛内包部を寝具に重ね合わせ、ここで、第２の下生地を折り返して寝具の他端部を包み込み、第２の下生地を係止部材により羽毛内包部に係止させる。ここで、請求項７のように、前記係止部材として安価なホックを使用することができる。また、請求項８のように、前記羽毛内包部に、内包された羽毛の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施すことが好ましい。

【００１０】

【考案の実施の形態】

次に、本考案の実施形態について、図面を参照して説明する。（第１実施形態、請求項１および請求項２の技術）図１は本考案に係わる寝具用カバー具の第１実施形態の展開した状態を示す斜視図、図２は図１に示した寝具用カバー具により寝具を覆った状態を示す斜視図、図３は図２のＡ−Ａ線断面図である。

【００１１】図１乃至図３に示すように、この寝具用カバー具１（フラットタイプのダウンシーツ）は、寝具２（例えばシングルサイズの敷ふとん）を覆うものであって、羽毛３を内包しかつ寝具２とほぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部４と、羽毛内包部４の四縁部にそれぞれ縫い付けられかつ羽毛内包部４が寝具２上に重ね合わされているときに、羽毛内包部４とで寝具２を包むようにその下面に当てられる複数の生地５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄとを備えている。なお、寝具２としては、シングルサイズの敷ふとんに限らず、ダブルサイズの敷ふとんや、シングルサイズあるいはダブルサイズのマットレスや羊毛パッドを挙げることができる。

【００１２】詳述すると、羽毛内包部４は外観矩形状のもので、例えば所望の柄をプリントされた上下の生地６，７の内部に、中綿としての羽毛３を収納して構成されたものであり、縦方向（長さ方向）および横方向（幅方向）に所定のキルティング８が施されている。すなわち、羽毛内包部４には、内包された羽毛３の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されている。したがって、羽毛内包部４での羽毛３の片寄りや捩れ等を防止できる。なお、上下の生地６，７には羽毛３の吹出し防止のための処理が施されている。また、羽毛３の充填量は３００〜３５０ｇ程度になっているが、これに限定されない。

【００１３】前記羽毛内包部４の長さ方向端部の一対の縁には、矩形状の生地５ａ，５ｃの一辺がそれぞれ縫い付けられている。これらの生地５ａ，５ｃの幅寸法は羽毛内包部４の幅寸法とほぼ等しくなっており、生地５ａ，５ｃの長さ寸法（図１中のＬ１）は３０〜４０ｃｍ程度になっている。前記羽毛内包部４の幅方向端部の一対の縁には、矩形状の生地５ｂ，５ｄの一辺がそれぞれ縫い付けられている。これらの生地５ｂ，５ｄの幅寸法は羽毛内包部４の長さ寸法とほぼ等しくなっており、生地５ｂ，５ｄの長さ寸法（図１中のＬ２）は約２０ｃｍ程度になっている。

【００１４】この寝具用カバー具１を使用する際には、図２および図３に示すように、羽毛内包部４を寝具２上に重ね合わせ、四方の生地５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを、羽毛内包部４とで寝具２を包み込むようにその下面に当てる。羽毛内包部４の上に仰臥することにより、使用者の体温の発散を減少させることができて保温性に優れる。また、羽毛内包部４よりも硬い寝具２により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝ずらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保ち、身体の支持面となる羽毛内包部４は寝具２よりも柔らかいので、適度なクッション性が得られ、寝具２の硬さを感じることがなく、安眠することができる。さらに、羽毛内包部４により使用の際の肌触りが向上し、また、羽毛内包部４は、その四縁の生地５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄが寝具２を包むようにその下面に当てられるので、寝具２に対するフィット性も優れる。なお、寝具用カバー具１は長期間の使用により汚れた場合には、洗濯により綺麗にする。

【００１５】（第２の実施形態、請求項３乃至請求項５の技術）図４は本考案に係わる寝具用カバー具の第２実施形態の表側から見た斜視図、図５は図４に示した寝具用カバー具を裏側から見た斜視図であり、ファスナーが開いている状態を示し、図６は図４および図５に示した寝具用カバー具により寝具を覆った状態を示す表側から見た斜視図、図７は図６のＢ−Ｂ線断面図である。

【００１６】図４乃至図７に示すように、この寝具用カバー具１１（袋タイプのダウンシーツ）は、第１実施形態の寝具用カバー具１と同様に、寝具２を覆うものであって、羽毛１３を内包しかつ寝具２とほぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部１４と、この羽毛内包部１４の全周縁に縫い付けられて羽毛内包部１４とで寝具２を包み込む下生地１５とを備えている。この下地１５には寝具２を出し入れする開口部１６が下生地１５の長さ方向に沿って形成され、この開口部１６側縁に、開口部１６を開閉可能なスライドファスナー１７（係止部材）が取り付けられている。

【００１７】詳述すると、羽毛内包部１４は第１実施形態の羽毛内包部４と同様なものであり、符号１８はキルティングを示している。羽毛内包部１４の全周縁には、矩形状の下生地１５の全周縁が縫い付けられ、袋を形成している。この下生地１５の幅方向一端部側には、長さ方向に延びる開口部１６が形成されている。この開口部１６の一方の縁には、スライドファスナー１７の一方のテープ１７ａが縫い付けられており、開口部１６の他方の縁には、スライドファスナー１７の他方のテープ１７ｂが縫い付けられている。符号１７ｃはスライドファスナー１７のスライダを示している。なお、開口部を下生地１５の幅方向他端部側にも形成したり、下生地１５の幅方向中央部に形成してもよい。また、係止具としてはスライドファスナーに限らず、ボタンやホック等を使用してもよい。

【００１８】この寝具用カバー具１１を使用する際には、図５に示すように、スライドファスナー１７により開口部１６を開き、この開口部１６より寝具２（図６および図７参照）を寝具用カバー具１１内に挿入し、ここで、スライダ１７ｃを移動させて開口部１６を閉じる。そして、図６および図７に示すように、寝具用カバー具１１を表の状態とする。本実施形態の場合、寝具用カバー具１１により寝具２の全体を覆うことができるので、寝具２が汚れにくく、また、スライドファスナー１７により開口部１６の開閉を容易に行える。その他の作用効果は、第１実施形態のものと同様である。

【００１９】（第３実施形態、請求項６乃至請求項８の技術）図８は本考案に係わる寝具用カバー具の第３実施形態の裏側から見た斜視図、図９は図８に示した寝具用カバー具を寝具に装着した状態を示す、裏側から見た斜視図、図１０は図８に示した寝具用カバー具を寝具を装着した状態を示す、表側から見た斜視図、図１１は図１０のＣ−Ｃ線断面図である。

【００２０】図８乃至図１１に示すように、この寝具用カバー具２１（一端部袋状タイプのダウンシーツ）は、第１実施形態の寝具用カバー具１と同様に、寝具２を覆うものであって、羽毛２３を内包しかつ寝具２とほぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部２４と、羽毛内包部２４の長さ方向の一端部の三縁に袋状（符号２５ａ参照）に縫い付けられて、羽毛内包部２４とで寝具２の一端部を包み込む第１の下生地２５と、羽毛内包部２４の長さ方向の他端に縫い付けられかつ羽毛内包部２４が寝具２上に重ね合わされているときに、羽毛内包部２４とで寝具２の他端部を包むようにその下面に当てられる第２の下生地２６とを備えている。符号２７ａ，２７ｂおよび２８ａ，２８ｂ，２８ｃで示すものは、第２の下生地２６を折り返して羽毛内包部２４に止めて、袋状に形成するための係止部材を示している。

【００２１】羽毛内包部２４は第１実施形態の羽毛内包部４と同様なものであり、符号２９はキルティングを示している。第１の下生地２５の幅寸法は、羽毛内包部４の幅寸法よりも十分に長くなっているので、第１の下生地２５と羽毛内包部２４との間の空間２５ａに寝具２の端部を容易に挿入できる。第２の下生地２６の先端側の幅方向両端部には、一対のホック部材２７ａ，２７ｂがそれぞれ設けられており、一方、羽毛内包部２４の幅方向両端部には、前記一対のホック部材２７ａ，２７ｂと係合可能な３つのホック部材２８ａ，２８ｂ，２８ｃが設けられている。寝具２の長さによって、第２の下地２６側の一対のホック部材２７ａ，２７ｂを、羽毛内包部２４側のホック部材２８ｃ，２８ｂにそれぞれ係止させたり、あるいは、一対のホック部材２７ａ，２７ｂをホック部材２８ｂ，２８ａにそれぞれ係止させる。すなわち、寝具用カバー具２１は２種類の長さの寝具２に対応できる。

【００２２】この寝具用カバー具２１を使用する際には、図８に示すように寝具用カバー具２１を裏にした状態で、図９に示すように、寝具２の長さ方向の一端部を羽毛内包部２４と第１の下生地２５との間の空間２５ａに挿入しつつ、羽毛内包部２４を寝具２に重ね合わせ、ここで、第２の下生地２６を折り返して（矢印θ参照）寝具２の他端部を包み込み、一対のホック部材２７ａ，２７ｂをホック部材２８ｃ，２８ｂ（あるいは２８ｂ，２８ａ）にそれぞれ係止させる。図１０および図１１に示すように、寝具用カバー具２１を表の状態とする。なお、係止部材としてホックの代わりに、スライドファスナーやボタン等を使用してもよい。

【００２３】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したとおりに構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。請求項１記載の寝具用カバー具においては、その羽毛内包部を寝具上に重ね合わせ、羽毛内包部の上に仰臥することにより、使用者の体温の発散を減少させることができて保温性に優れる。また、羽毛内包部よりも硬い寝具により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝ずらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保ち、身体の支持面となる羽毛内包部は寝具よりも柔らかいので、適度なクッション性が得られ、寝具の硬さを感じることがなく、安眠することができる。さらに、羽毛内包部により使用の際の肌触りが向上し、また、羽毛内包部は、その四縁の生地が寝具を包むようにその下面に当てられるので、寝具に対するフィット性も優れる。

【００２４】ここで、請求項２のように、前記羽毛内包部には、内包された羽毛の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されていることにより、羽毛内包部内での羽毛の片寄りや捩れ等を防止でき、羽毛内包部の上記利点を常時維持できる。

【００２５】請求項３記載の寝具用カバー具においては、その長さ方向に延びる開口部より、寝具を寝具用カバー具内に挿入し、開口部を係止部材で閉じると、寝具用カバー具全体を覆うことができる。ここで、請求項４のように、係止部材としてスライドファスナーを使用することにより、前記開口部の開閉を容易に行うことができる。

【００２６】請求項６記載の寝具用カバー具においては、寝具の長さ方向の一端部を羽毛内包部と第１の下生地との間に挿入しつつ、羽毛内包部を寝具に重ね合わせ、ここで、第２の下生地を折り返して寝具の他端部の下面に当て、第２の下生地を係止部材により羽毛内包部に係止させる。ここで、請求項７のように、前記係止部材として安価なホックを使用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる寝具用カバー具の第１実施形
態の展開した状態を示す斜視図である。

【図２】図１に示した寝具用カバー具により寝具を覆
った状態を示す斜視図である。

【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。

【図４】本考案に係わる寝具用カバー具の第２実施形
態の表側から見た斜視図である。

【図５】図４に示した寝具用カバー具を裏側から見た
斜視図であり、ファスナーが開いている状態を示してい
る。

【図６】図４および図５に示した寝具用カバー具によ
り寝具を覆った状態を示す、表側から見た斜視図であ
る。

【図７】図６のＢ−Ｂ線断面図である。

【図８】本考案に係わる寝具用カバー具の第３実施形
態の裏側から見た斜視図である。

【図９】図８に示した寝具用カバー具を寝具を装着し
た状態を示す、裏側から見た斜視図である。

【図１０】図８に示した寝具用カバー具を寝具を装着
した状態を示す、表側から見た斜視図である。

【図１１】図１０のＣ−Ｃ線断面図である。

【符号の説明】

１，１１，２１寝具用カバー具２寝具３，１３，２３羽毛４，１４，２４羽毛内包部５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ生地６上生地７下生地８，１８，２９キルティング

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】敷ふとんやマットレス等の寝具を覆う寝
具用カバー具であって、羽毛を内包しかつ前記寝具とほ
ぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部と、前記羽毛内包部の
四縁部にそれぞれ縫い付けられかつ前記羽毛内包部が前
記寝具上に重ね合わされているときに、前記羽毛内包部
とで前記寝具を包むようにその下面に当てられる複数の
生地とを備えていることを特徴とする寝具用カバー具。
【請求項２】前記羽毛内包部には、内包された羽毛の
片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されて
いる請求項１記載の寝具用カバー具。
【請求項３】敷ふとんやマットレス等の寝具を覆う寝
具用カバー具であって、羽毛を内包しかつ前記寝具とほ
ぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部と、この羽毛内包部の
ほぼ全周縁に袋状に縫い付けられて前記羽毛内包部とで
前記寝具を包み込む下生地とを備え、前記下生地には前
記寝具を出し入れする開口部が前記下生地の長さ方向に
沿って形成され、この開口部側縁にはこの開口部を開閉
可能とする係止部材が取り付けられていることを特徴と
する寝具用カバー具。
【請求項４】前記係止部材はスライドファスナーであ
る請求項３記載の寝具用カバー具。
【請求項５】前記羽毛内包部には、内包された羽毛の
片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されて
いる請求項３または請求項４記載の寝具用カバー具。
【請求項６】敷ふとんやマットレス等の寝具を覆う寝
具用カバー具であって、羽毛を内包しかつ前記寝具とほ
ぼ同じ大きさの袋状の羽毛内包部と、前記羽毛内包部の
長さ方向の一端部の三縁に縫い付けられて前記羽毛内包
部とで前記寝具の一端部を包み込む第１の下生地と、前
記羽毛内包部の長さ方向の他端に縫い付けられかつ前記
羽毛内包部が前記寝具上に重ね合わされているときに、
前記羽毛内包部とで前記寝具の他端部を包むようにその
下面に当てられる第２の下生地とを備え、前記第２の下
生地が前記寝具の他端部に当てられている状態で前記第
２の下生地を前記羽毛内包部に係止させるための係止部
材を備えていることを特徴とする寝具用カバー具。
【請求項７】前記係止部材は、前記第２の下生地およ
び前記羽毛内包部の幅方向の端部にそれぞれ設けられた
ホックである請求項６記載の寝具用カバー具。
【請求項８】前記羽毛内包部には、内包された羽毛の
片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されて
いる請求項６または請求項７記載の寝具用カバー具。