JP3054935B2 - 布団カバー - Google Patents

布団カバー

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JP3054935B2
JP3054935B2 JP8287660A JP28766096A JP3054935B2 JP 3054935 B2 JP3054935 B2 JP 3054935B2 JP 8287660 A JP8287660 A JP 8287660A JP 28766096 A JP28766096 A JP 28766096A JP 3054935 B2 JP3054935 B2 JP 3054935B2
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JP
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futon
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futon cover
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Inventor
桂蔵 織田
Original Assignee
織田寝装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は布団の出し入れが簡単で
あると共に、表生地の両面と裏生地の両面が使用出来る
布団カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の布団カバーを表している
が、布団カバーは表生地(イ) と裏生地(ロ) を重ね合わせ
てその縁を縫製し、長方形の袋を形成している。同図の
(b)に示すように縫製した袋を裏返しにしていて、縫
い目(ハ) は外に露出することなく、内側に位置してい
る。そして布団カバーの一辺には布団を出し入れする為
のファスナー(ニ)が設けられている。
【0003】ところで、従来の布団カバーは一辺にファ
スナーを設けている袋であって、該ファスナー(ニ)を開
いて布団の出し入れを行うことになるが、出し入れは非
常に行いにくい。特に、近年では固形綿が使用される場
合が多く、その為に布団カバーへの出し入れは想像以上
に大変な仕事となる。布団を布団カバーから出す場合に
は該布団カバーは裏返しになり、そして布団を収容する
場合には表返ししなくてはならない。従来の布団カバー
は縫い目(ハ) が内側に収まって表に露出しないが、裏返
しにして使用する場合には縁が表に出る為に裏返し状態
での使い方は出来ず、いちいち表返しして布団を収容し
なくてはならず、その為に表側だけが汚れることになり
洗濯する頻度は多くなる。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】このように、従来の
布団カバーには上記のごとき問題がある。本発明が解決
しようとする課題はこれら問題点であって、固形綿を使
用した布団であっても出し入れが簡単であって、しかも
裏返し状態になった布団カバーを表返しに直すことな
く、カバーを裏返しにしてままで使用することが出来る
布団カバーを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の布団カバーは表
生地と裏生地を重ね合わせてその縁を縫製したものであ
るが、三方が開口出来るように三辺にはファスナーが設
けられている。従って、三方を開くことで布団カバーは
一枚の生地となり、布団は袋に入れるのではなくて、裏
生地の上に布団を載せて表生地を重ね合わせ、三方のフ
ァスナーを閉じることで該布団は収納される。
【0006】ところで、三方のファスナーを開くことで
一枚の生地になる訳であり、本発明の布団カバーは広が
った生地を裏返しにして使用することが出来る。すなわ
ち、布団カバーの裏側を用いることが出来るように、表
生地と裏生地の縫い目が露出しないような縫製となって
いる。ファスナーの取付けも表裏両側の使用が出来る縫
製となっている。以下、本発明に係る実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の布団カバーを示す実施例であ
って、(a)は全体平面図、(b)はC−C断面拡大
図、(c)はB−B断面拡大図をそれぞれ表している。
この布団カバーは表生地1と裏生地2を重ね合わせて袋
状とし、内部には布団が収容され得る。布団カバーは長
方形をなして、そのa辺は縫製されているが、他の3辺
であるb辺、c辺、d辺にはファスナー3が設けられて
いる。そしてこれらb辺、c辺、d辺に設けているファ
スナー3は連続して、該ファスナー3を解除することで
3辺を開口することが出来る。
【0008】ところで、布団カバーのa辺は図1(c)
に示すごとく、表生地1及び裏生地2の縁4a、4bを
内側におり返して縫製している。すなわち、両縁4a、
4bは縫い糸5にて縫着され、そして該縫い糸5を内側
に入れて表生地1と裏生地2を折り返し、上記縁4a、
4bが重なり合わない位置にて再び縫い糸6によって縫
い付けしている。布団カバーの表裏両面のa辺には該縫
い糸6は露出するが、上記縫い糸5は表面化しない。
【0009】同図の(b)はC−C断面拡大図であり、
c辺及びd辺も同じようにファスナー3が縫着されてい
る。このファスナー3を取り付けする場合、表生地1及
び裏生地2の縁が表に露出しない縫着形態となってい
る。すなわち、ファスナー3の側辺部7、7を抱きかか
えるように縫い付けており、縁8は内側に折り返してい
る。ここで、表生地1と裏生地2の縁が表に露出しない
縫着形態及びファスナー3の縫い付けは単なる一具体例
であって、図1(b)、(c)に示す場合に限定しな
い。
【0010】図2は布団カバーを裏返した場合を示して
いて、(a)は平面図、(b)はE−E断面拡大図、
(c)はD−D断面拡大図をそれぞれ表している。ファ
スナー3は布団カバーのb辺、c辺、d辺に取り付けさ
れているが、表生地1及び裏生地2の縁8は表に露出し
ないように内側に折り返しされて縫い付けられている。
すなわち、図1(b)の表生地1及び裏生地2を折り返
しした状態が図2(b)であり、縁8を内側に折り返し
てファスナー3の側辺部7を抱くように縫い付けするこ
とで、該縁8を表に露出しないで布団カバーを裏返して
使用出来る。
【0011】図2(c)は図1(c)を裏返した場合で
あり、縫い糸6によって表生地1及び裏生地2の縁4は
外部に露出しないで裏返しすることが出来る。そこで、
布団を布団カバーに入れる場合、ファスナー3を全開し
て表生地1と裏生地2を広げ、裏生地2の上に布団を敷
き、そして表生地1を折り畳んで布団の上に載せ、上記
ファスナー3を閉じることになる。勿論、裏返して使用
する場合も同じである。
【0012】図3はファスナー3を縫い付けした他の実
施例であり、表生地1と裏生地2の縁8を折り返して折
り返し部9を作り、更に縁8を逆方向へ折り返して生地
と上記折り返し部9の間に巻き込んでファスナー3の側
部と縫い合わせしている。従って縁8が外部に露出する
ことはなく、表側であっても裏側であっても使用するこ
とが出来る。前記図1(b)に示している場合と同じよ
うに、表生地1と裏生地2の縁が露出しないことで、糸
がほどけてゴミになることはない。
【0013】以上述べたように、本発明の布団カバーは
三方にファスナーを設けて開口可能とし、しかも表生地
と裏生地の縁が外部に露出しないように縫い付けしてい
るとともに、ファスナーを縫着する場合も該縁が出ない
ようにしているもので、次のような効果を得ることが出
来る。
【0014】
【発明の効果】本発明の布団カバーは三方が開口して表
生地と裏生地は一枚に広がることが出来る。従って、こ
の布団カバーに布団を入れる場合、表生地と裏生地を広
げた状態で裏生地の上に布団を載せ、表生地を布団の上
に折り畳んでファスナーを閉じる。従来の布団カバーに
比べて布団の出し入れは楽であり、該布団が固形綿を使
用しているものであっても何ら問題はない。
【0015】そして、布団カバーを構成する表生地と裏
生地はその縁が縫い付けされると共に内側に折り返しさ
れて更に縫い付けされ、又ファスナーを開口部に縫い付
けする場合も、生地の縁が外部に露出しない為に、該布
団カバーは裏返ししても使用することが出来る。この場
合に表裏生地の縁が外部に露出しない為に、縁から糸が
ほどけてゴミが出来こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布団カバーを示す実施例。
【図2】本発明の布団カバーを裏返した場合。
【図3】ファスナーの縫い付け構造を示す他の実施例。
【図4】従来の布団カバー。
【符号の説明】
1 表生地 2 裏生地 3 ファスナー 4 縁 5 縫い糸 6 縫い糸 7 側辺部 8 縁 9 折り返し部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表生地と裏生地を重ね合わせて袋状にし
    た布団カバーにおいて、一方を縫い付けすると共に三方
    を開口出来るようにファスナーを設け、上記表生地と裏
    生地の縁が裏返ししても表に現れないように縫い付け
    し、そしてファスナーの両側辺部を表生地と裏生地にて
    抱き込むとともに、縁を内側に折り返しして縫い付けし
    たことを特徴とする布団カバー。
  2. 【請求項2】 表生地と裏生地を重ね合わせて袋状にし
    た布団カバーにおいて、一方を縫い付けすると共に三方
    を開口出来るようにファスナーを設け、上記表生地と裏
    生地の縁が裏返ししても表に現れないように縫い付け
    し、そして表生地と裏生地の縁を折り返して折り返し部
    を作り、更にこの縁を逆方向へ折り返して生地と折り返
    し部の間に巻き込んでファスナーの側辺部と縫い合わせ
    したことを特徴とする布団カバー。
JP8287660A 1996-10-09 1996-10-09 布団カバー Expired - Fee Related JP3054935B2 (ja)

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