JP2023087924A - 保護パネル - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る保護パネルは、橋梁の下部を保護する保護パネルであって、前記橋梁の下部に設けられる支持材の下端に前記下部に沿って配置された下面パネルと、前記支持材に対し前記橋梁の幅方向の外側に起立した状態で配置され、前記支持材に対して回動可能に設置されている側面パネルと、前記側面パネルに対して回動可能に配置された手摺部と、を有し、前記手摺部は前記側面パネルの開度に応じて開角を自動で変化させることを特徴とする。
この発明によれば、手摺部は、制限用部材が機能する前に前記手摺部の自動の変化が完了する。つまり、側面パネルの展開が完了する前に、手摺部の自動の展開が完了する。これにより、作業者が側面パネルの展開時に手摺部の展開を忘れることを確実に防ぐことができる。
ここで、橋梁BRは、通行部Tと、壁高欄Fと、支持材Mと、桁材Sと、を有する。
壁高欄Fは、橋梁BRにおいて通行部Tの側面に設けられる。これにより通行部Tを通行する車両や歩行者の転落を防止する。本実施形態において、橋梁BRの側面とは、特に壁高欄Fにおける外側の面、すなわち、図1に示す作業者Oに面する側の面をいうものとする。
水平支持材M1は、橋梁BRの下部に水平に設けられる。水平支持材M1の一方の端部は、橋梁BRの桁材Sに取り付けられ、他方の端部は、鉛直支持材M2に取り付けられる。
鉛直支持材M2は、水平支持材M1によって橋梁BRの下部に鉛直に配置される。鉛直支持材M2は、下面パネル10を保持する。また、鉛直支持材M2は、側面パネル20を回動可能に保持する。
側面パネル20は、支持材Mに対して回動可能に設置されている。具体的には、側面パネル20の下端が、鉛直支持材M2に設けられた回転軸M2sによって回動可能に設置されている。これにより、側面パネル20は、鉛直支持材M2に対して以下の2様態によって配置される。
あるいは、図6に示すように、側面パネル20の長手方向D3に平行に配置された辺と直交する辺が、上下方向D1に対して傾斜して配置される。以下、この状態を展開状態と呼称する。
すなわち、鉛直支持材M2には第1接合部材J1が設けられる。また、側面パネル20には第2接合部材J2が設けられる。第1接合部材J1と第2接合部材J2とは、互いに対応するボルト孔を備える。図2に示すように、第1接合部材J1と第2接合部材J2とは、側面パネル20が格納状態となった時にボルトBで接合される。このようにして格納状態の側面パネル20を固定する。第1接合部材J1と第2接合部材J2とは、保護パネル100において長手方向D3の両側に設けられてもよいし、片側のみに設けられてもよい。これにより、格納状態の側面パネル20が不意に展開することを防ぐ。
第1接合部材J1及び第2接合部材J2は、ケーブル40と干渉しない位置に設置される。例えば、鉛直支持材M2に設けられる第1接合部材J1は、鉛直支持材M2におけるケーブル40の固定部M2fより上方に配置されることで、ケーブル40との干渉を回避する。長手方向D3における側面パネル20の端部に設けられる第2接合部材J2は、例えば、後述する中間フックf3を第2接合部材J2の付近に設け、ケーブル40が第2接合部材J2に向けて弛まないようにすることで、ケーブル40との干渉を回避する。
手摺部30は、展開状態の側面パネル20に作業者Oが乗って点検作業を行う際、作業者Oの転落を防止するために設けられる。手摺部30は、作業中の背もたれとしてもよいし、手摺部30に命綱を装着して用いてもよい。
図1に示すように、ケーブル40の一端は鉛直支持材M2に固定される。具体的には、鉛直支持材M2に取り付けられた第1フックf1に固定される。ケーブル40の他端は手摺部30に固定される。具体的には、手摺部30に設けられた第2フックf2に固定される。
次に図2から図6を用いて、側面パネル20及び手摺部30の展開と格納について説明する。側面パネル20を展開する時は、作業者Oは下面パネル10の上に立っている状態である。
図2に示すように、側面パネル20の格納時は、第1接合部材J1と第2接合部材J2とがボルトBによって固定されている。この状態から、まず、このボルトBを取り外す。次に、開閉用部材であるレバー21を下方から上方に押し上げるようにして、側面パネル20を第1方向R1に回動させる。すると、図3及び図4に示すように、側面パネル20が上下方向D1に対して傾斜する方向に回動し、図5の状態において展開を完了する。側面パネル20の展開が完了した後、制限用部材であるレバー21のレバー固定部21fと鉛直支持材M2の固定部M2fとをボルトBによって固定する。これにより、側面パネル20の展開を完了する。側面パネル20の展開後は、下面パネル10から側面パネル20のステップ20sに移動して、点検作業を行う。
以上のようにすることで、保護パネル100を橋梁BRの点検作業に使用する。
手摺部30は、制限用部材が機能する前に前記手摺部30の自動の変化が完了する。つまり、側面パネル20の展開が完了する前に、手摺部30の自動の展開が完了する。これにより、作業者Oが側面パネル20の展開時に手摺部30の展開を忘れることを確実に防ぐことができる。
例えば、手摺部30に伸縮する機構を設けてもよい。これにより、側面パネル20の開度A1に合わせて手摺部30を伸縮させるようにしてもよい。
また、手摺部30の自動変化はケーブル40によって担保されるとして説明したが、これに限らない。例えば、回転軸に回転角センサを設けることで側面パネル20の開度A1を測定し、手摺回転軸30rにサーボモータを設けることで手摺部30を回動させてもよい。
また、側面パネル20は、幅方向D2と平行となるまで展開してもよい。手摺部30の開角A2は、135°以上となるまで展開してもよい。
20 側面パネル
30 手摺部
40 ケーブル
50 第2ケーブル
100 保護パネル
A1 開度
A2 開角
BR 橋梁
D2 幅方向
J1 第1接合部材
J2 第2接合部材
M 支持材
O 作業者
R1 第1方向
S 桁材
Claims (11)
- 橋梁の下部を保護する保護パネルであって、
前記橋梁の下部に設けられる支持材の下端に前記下部に沿って配置された下面パネルと、
前記支持材に対し前記橋梁の幅方向の外側に起立した状態で配置され、前記支持材に対して回動可能に設置されている側面パネルと、
前記側面パネルに対して回動可能に配置された手摺部と、
を有し、
前記手摺部は前記側面パネルの開度に応じて開角を自動で変化させることを特徴とする、
保護パネル。 - 前記支持材には第1接合部材が設けられ、
前記側面パネルには第2接合部材が設けられ、
前記第1接合部材と前記第2接合部材とは、前記側面パネルの格納時に接合されることを特徴とする、
請求項1に記載の保護パネル。 - 前記側面パネルの開度を制限する制限用部材を更に有し、
前記手摺部は、前記制限用部材が機能する前に前記手摺部の自動の変化が完了することを特徴とする、
請求項1又は2に記載の保護パネル。 - 前記側面パネルの下部に前記側面パネルを開閉する開閉用部材を更に有し、
前記開閉用部材を操作することで、前記手摺部が自動で変化することを特徴とする、
請求項1から3のいずれか1項に記載の保護パネル。 - 前記開閉用部材は、前記下面パネルを通行する作業者の目線高さに配置されていることを特徴とする、
請求項4に記載の保護パネル。 - 前記側面パネルの開度を制限する制限用部材を更に有し、
前記開閉用部材と前記制限用部材とが同一部材であることを特徴とする、
請求項4又は5に記載の保護パネル。 - ケーブルを更に有し、
前記ケーブルは、前記側面パネルの開度が大きくなることに応じて、前記開角を大きくする方向である第1方向に前記手摺部を回転させるように引っ張ることを特徴とする、
請求項1から6のいずれか1項に記載の保護パネル。 - 前記ケーブルの一端は前記支持材に固定され、
前記ケーブルの他端は前記手摺部に固定され、
前記ケーブルは前記側面パネルを通過することを特徴とする、
請求項7に記載の保護パネル。 - 前記側面パネルの開度を制限する制限用部材を更に有し、
前記制限用部材は、前記ケーブルより下に位置することを特徴とする、
請求項7又は8に記載の保護パネル。 - 前記支持材には第1接合部材が設けられ、
前記側面パネルには第2接合部材が設けられ、
前記第1接合部材及び第2接合部材は、前記ケーブルと干渉しない位置に設置されていることを特徴とする、
請求項7から9のいずれか1項に記載の保護パネル。 - 前記手摺部には前記手摺部を格納するための第2ケーブルが設置されていることを特徴とする、
請求項1から10のいずれか1項に記載の保護パネル。
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