JP2023040604A - 治具及び被加工物の加工方法 - Google Patents

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Shinya Watanabe
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Abstract

【課題】様々な種類の被加工物をチャックテーブルで保持することを可能にする治具を提供する。【解決手段】被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持するための治具であって、吸引面のうち被加工物によって覆われずに露出した領域を覆う被覆部材と、被加工物の側面に接触して被加工物の側面の形状に倣って変形する弾性部材と、を含む複数のカバーを備えることを特徴とする治具。【選択図】図3

Description

本発明は、被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持するための治具、及び、該治具を用いて被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持して被加工物を加工する被加工物の加工方法に関する。
デバイスチップの製造プロセスでは、互いに交差する複数のストリート(分割予定ライン)によって区画された複数の領域にそれぞれデバイスが形成された円盤状のウェーハが用いられる。このウェーハをストリートに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが得られる。デバイスチップは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に組み込まれる。
ウェーハの分割には、切削装置が用いられる。切削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物に切削加工を施す加工ユニット(切削ユニット)とを備えており、切削ユニットには環状の切削ブレードが装着される。切削ブレードを回転させつつ被加工物に切り込ませることにより、被加工物が切削、分割される。
また、近年では、電子機器の小型化に伴い、デバイスチップの薄型化が求められている。そこで、分割前のウェーハを研削装置で研削する工程が実施されることがある。研削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物に研削加工を施す加工ユニット(研削ユニット)とを備えており、研削ユニットには複数の研削砥石を含む研削ホイールが装着される。研削ホイールを回転させつつ研削砥石を被加工物に接触させることにより、被加工物が研削、薄化される。
切削装置、研削装置等の加工装置は汎用性が高く、様々な寸法、形状、材質の被加工物を加工できる。例えば特許文献1には、矩形状に形成された板状の被加工物を研削可能な研削装置が開示されている。
特開2016-150421号公報
加工装置に搭載されるチャックテーブルは、被加工物を吸引する吸引面を備えている。そして、加工装置で被加工物を加工する際には、被加工物が吸引面を覆うようにチャックテーブル上に配置される。この状態で吸引面に吸引力を作用させることにより、被加工物が吸引面で吸引保持される。
被加工物をチャックテーブルによって確実に吸引保持するためには、被加工物と吸引面とが重畳する領域が可能な限り広く、且つ、吸引面の全体が被加工物によって覆われることが好ましい。そのため、チャックテーブルの吸引面の寸法及び形状は、加工対象となる被加工物の寸法及び形状に応じて設定される。
寸法又は形状が異なる様々な種類の被加工物を1台の加工装置で加工する場合には、被加工物の吸引保持に適した吸引面を有するチャックテーブルを、あらかじめ被加工物の種類ごとに製造しておく必要がある。そのため、チャックテーブルの準備には時間とコストがかかる。また、加工装置の稼働中に被加工物の種類が変更されると、その都度加工を中断してチャックテーブルを交換する作業が必要になる。これにより、加工装置の稼働効率が低下する。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、様々な種類の被加工物をチャックテーブルで保持することを可能にする治具、及び、該治具を用いた被加工物の加工方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持するための治具であって、該吸引面のうち該被加工物によって覆われずに露出した領域を覆う被覆部材と、該被加工物の側面に接触して該被加工物の側面の形状に倣って変形する弾性部材と、を含む複数のカバーを備える治具が提供される。
なお、好ましくは、該被覆部材の厚さ及び該弾性部材の厚さは、該被加工物の厚さ未満である。また、好ましくは、該弾性部材は、吸液性を有するスポンジである。
また、本発明の他の一態様によれば、治具を用いて被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持して該被加工物を加工する被加工物の加工方法であって、該治具は、該吸引面のうち該被加工物によって覆われずに露出した領域を覆う被覆部材と、該被加工物の側面に接触して該被加工物の側面の形状に倣って変形する弾性部材と、を含む複数のカバーを備え、該被加工物を該吸引面上に載置する載置ステップと、該吸引面のうち該被加工物によって覆われずに露出した領域が該被覆部材によって覆われて該被加工物の側面に該弾性部材が接触するように複数の該カバーを配置し、該被加工物と複数の該カバーとで該吸引面を覆った状態で該吸引面に吸引力を作用させることにより、該被加工物及び複数の該カバーを該チャックテーブルで吸引保持する保持ステップと、該チャックテーブルで吸引保持された該被加工物を加工する加工ステップと、を含む被加工物の加工方法が提供される。
なお、好ましくは、該被覆部材の厚さ及び該弾性部材の厚さは、該被加工物の厚さ未満であり、該載置ステップでは、該被加工物の第1面が露出し該被加工物の第2面が該吸引面と対面するように、該被加工物を該吸引面上に載置し、該加工ステップでは、該被加工物の該第1面側の全体を研削砥石で研削する。また、好ましくは、該弾性部材は、吸液性を有するスポンジであり、該加工ステップでは、該被加工物及び該弾性部材に加工液を供給しつつ該被加工物を加工する。
本発明の一態様に係る治具は、チャックテーブルの吸引面の露出領域を覆う被覆部材と、被加工物の側面の形状に倣って変形する弾性部材と、を含む複数のカバーを備える。そして、チャックテーブルで被加工物を保持する際に治具を吸引面上に配置することにより、寸法又は形状が異なる様々な種類の被加工物に強い吸引力を作用させ、被加工物をチャックテーブルで確実に保持することが可能になる。これにより、被加工物の種類ごとに異なるチャックテーブルを製造する必要がなくなり、チャックテーブルの準備に要する時間とコストが削減される。また、チャックテーブルの交換作業が不要になり、加工装置の稼働効率の低下が防止される。
研削装置を示す斜視図である。 チャックテーブルを示す斜視図である。 図3(A)はチャックテーブル及び治具を示す斜視図であり、図3(B)はチャックテーブル及び治具を示す断面図である。 図4(A)はチャックテーブルによって吸引保持される被加工物及び治具を示す斜視図であり、図4(B)はチャックテーブルによって吸引保持される被加工物及び治具を示す断面図である。 加工ステップにおける研削装置及び被加工物を示す一部側面断面図である。 図6(A)は変形例に係るチャックテーブルを示す斜視図であり、図6(B)は変形例に係るチャックテーブルによって吸引保持される被加工物及び治具を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る治具を用いて被加工物を加工することが可能な加工装置の構成例について説明する。図1は、研削装置2を示す斜視図である。なお、図1において、X軸方向(第1水平方向、前後方向)とY軸方向(第2水平方向、左右方向)とは、互いに垂直な方向である。また、Z軸方向(鉛直方向、上下方向、高さ方向)は、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向である。
研削装置2は、研削装置2を構成する各構成要素を支持又は収容する基台4を備える。基台4の上面側には、長手方向がX軸方向に沿うように形成された直方体状の開口4aが設けられている。また、基台4の上面側の後端部には、直方体状の支持構造6がZ軸方向に沿って設けられている。
開口4aの内側には、研削装置2による加工の対象物である被加工物11を保持するチャックテーブル(保持テーブル)8が設けられている。チャックテーブル8の上面は、水平面(XY平面)と概ね平行な平坦面であり、被加工物11を保持する保持面8aを構成している。また、チャックテーブル8には、チャックテーブル8をX軸方向に沿って移動させる移動機構(移動ユニット)10が連結されている。
例えば移動機構10は、ボールねじ式の移動機構であり、平板状の移動プレート(不図示)を備える。移動プレートの裏面(下面)側にはナット部が設けられており、このナット部にはX軸方向に沿って配置されたボールねじ(不図示)が螺合されている。また、ボールねじの端部にはパルスモータ(不図示)が連結されている。そして、移動プレートの表面(上面)上にチャックテーブル8が搭載されている。パルスモータによってボールねじを回転させると、チャックテーブル8が移動プレートとともにX軸方向に沿って移動する。
また、チャックテーブル8には、チャックテーブル8の保持面8aと概ね垂直(Z軸方向と概ね平行)な回転軸の周りで回転させるモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。すなわち、チャックテーブル8の回転軸は保持面8aと垂直な方向に沿って設定されている。
チャックテーブル8の周囲には、チャックテーブル8を囲むテーブルカバー12が設けられている。また、テーブルカバー12の前方及び後方には、X軸方向に沿って伸縮可能な蛇腹状の防塵防滴カバー14が設けられている。テーブルカバー12及び防塵防滴カバー14は、開口4aの内部に設けられている移動機構10の構成要素(移動プレート、ボールねじ、パルスモータ等)を覆っている。
支持構造6の前面側には、移動機構(移動ユニット)16が設けられている。移動機構16は、Z軸方向に沿って配置された一対のガイドレール18を備える。一対のガイドレール18には、平板状の移動プレート20がガイドレール18に沿ってスライド可能に装着されている。
移動プレート20の裏面(後面)側には、ナット部(不図示)が設けられている。このナット部には、一対のガイドレール18の間にZ軸方向に沿って配置されたボールねじ22が螺合されている。また、ボールねじ22の端部には、ボールねじ22を回転させるパルスモータ24が連結されている。パルスモータ24でボールねじ22を回転させると、移動プレート20がガイドレール18に沿ってZ軸方向に移動(昇降)する。
移動プレート20の表面(前面)側には、支持部材26が固定されている。支持部材26は、被加工物11に研削加工を施す加工ユニット(研削ユニット)28を支持している。加工ユニット28は、支持部材26に支持される円柱状のハウジング30を備える。また、ハウジング30には、Z軸方向に沿って配置された円柱状のスピンドル32が収容されている。
スピンドル32の先端部(下端部)は、ハウジング30の下面から下方に突出している。そして、スピンドル32の先端部には、金属等でなる円盤状のマウント34が固定されている。また、スピンドル32の基端部(上端部)には、スピンドル32を回転させるモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。
マウント34の下面側には、被加工物11を研削する環状の研削ホイール36が装着される。例えば研削ホイール36は、ボルト等の固定具(不図示)によってマウント34に固定される。これにより、研削ホイール36がマウント34を介してスピンドル32の先端部に装着される。
研削ホイール36は、環状のホイール基台38と、ホイール基台38に固定された複数の研削砥石40とを備える。ホイール基台38は、例えばステンレス、アルミニウム等の金属でなり、マウント34と概ね同径に形成される。そして、ホイール基台38の下面側に、例えば直方体状に形成された複数の研削砥石40が、ホイール基台38の外周縁に沿って概ね等間隔に配列される。
研削砥石40は、ダイヤモンド、cBN(cubic Boron Nitride)等でなる砥粒と、砥粒を固定する結合材(ボンド材)とを含む。結合材としては、メタルボンド、レジンボンド、ビトリファイドボンド等を用いることができる。ただし、研削砥石40の材質、寸法、形状等に制限はない。また、研削砥石40の個数も任意に設定できる。
研削ホイール36は、回転駆動源からスピンドル32及びマウント34を介して伝達される動力により、チャックテーブル8の保持面8aと概ね垂直(Z軸方向と概ね平行)な回転軸の周りを回転する。すなわち、研削ホイール36の回転軸は、チャックテーブル8の保持面8aと垂直な方向に沿って設定されている。
また、研削装置2は、研削装置2の各構成要素(チャックテーブル8、移動機構10、移動機構16、加工ユニット28等)に接続された制御ユニット(制御部、制御装置)42を備える。制御ユニット42は、研削装置2の構成要素の動作を制御する制御信号を生成する。
例えば制御ユニット42は、コンピュータによって構成され、研削装置2を稼働するための演算を行う演算部と、研削装置2の稼働に用いられる各種の情報(データ、プログラム等)を記憶する記憶部とを備える。演算部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含んで構成される。また、記憶部は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリを含んで構成される。
研削装置2によって、被加工物11が研削される。例えば被加工物11は、ガラス(石英ガラス、ホウケイ酸ガラス、ソーダ石灰ガラス、無アルカリガラス等)でなり矩形状に形成された板状の部材(板状物)である。具体的には、被加工物11は、互いに概ね平行な表面(第1面)11a及び裏面(第2面)11bと、表面11a及び裏面11bに接続された4つの側面(外周面)11cとを含む。被加工物11を加工することにより、各種の物品(光学部品等)が製造される。
ただし、被加工物11の種類、材質、寸法、形状、構造等に制限はない。例えば被加工物11は、半導体(Si、GaAs、InP、GaN、SiC等)、セラミックス、樹脂、金属等でなるウェーハ(基板)であってもよい。また、被加工物11は、CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded package)基板等のパッケージ基板であってもよい。例えばパッケージ基板は、ベース基板上に実装されたIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスを樹脂層(モールド樹脂)で封止することによって形成される。
研削装置2で被加工物11を研削する際には、被加工物11がチャックテーブル8によって保持される。図2は、チャックテーブル8を示す斜視図である。
チャックテーブル8は、SUS(ステンレス鋼)等の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等でなる円柱状の枠体(本体部)50を備える。枠体50の上面50a側の中央部には、円柱状の凹部(溝)50bが設けられている。凹部50bの直径は枠体50の直径よりも小さく、凹部50bは枠体50と同心円状に設けられている。
凹部50bには、ポーラスセラミックス等の多孔質材料でなる円盤状の保持部材52が嵌め込まれ、固定されている。保持部材52は、内部に保持部材52の上面から下面に連通する空孔(流路)を含んでいる。保持部材52の上面は、被加工物11を吸引する円形の吸引面52aを構成している。吸引面52aは、保持部材52に含まれる空孔、枠体50の内部に形成された流路(不図示)、バルブ54等を介して、エジェクタ等の吸引源56に接続されている。
凹部50bの深さと保持部材52の厚さとは概ね同一に設定され、枠体50の上面50aと吸引面52aとは概ね同一平面上に配置される。枠体50の上面50aと吸引面52aとによって、チャックテーブル8の保持面8aが構成される。
被加工物11は、吸引面52aと重なるようにチャックテーブル8上に配置される。この状態で吸引面52aに吸引源56の吸引力(負圧)を作用させると、被加工物11がチャックテーブル8によって吸引保持される。
ただし、被加工物11の寸法及び形状によっては、被加工物11が吸引面52a上に配置された際、吸引面52aの一部が被加工物11によって覆われずに露出する。例えば、図2に示すように矩形状の被加工物11の対角線が吸引面52aの直径よりも小さい場合には、被加工物11の4辺の外側で吸引面52aの一部が露出する。この状態で吸引面52aに吸引源56の負圧を作用させても、吸引面52aの露出した領域から負圧がリークし、被加工物11に作用する吸引力が不十分になる。
そこで、本実施形態においては、吸引面52aのうち被加工物11によって覆われずに露出した領域を覆うカバーを用いて、被加工物11をチャックテーブル8で保持する。これにより、被加工物11で吸引面52aの全体を覆うことができない場合であっても、吸引面52aにおける負圧のリークが抑制され、被加工物11がチャックテーブル8で確実に吸引保持される。
図3(A)はチャックテーブル8及び治具60を示す斜視図であり、図3(B)はチャックテーブル8及び治具60を示す断面図である。治具60は、被加工物11をチャックテーブル8の吸引面52aで吸引保持するための部材であり、吸引面52aを覆う複数のカバー62を備える。
複数のカバー62は、チャックテーブル8の吸引面52aのうち被加工物11によって覆われずに露出した領域(露出領域)を覆うことにより、吸引面52aを閉塞する。例えば治具60は、矩形状の被加工物11を四方から囲む4枚のカバー62(カバー62A,62B,62C,62D)を備える。
複数のカバー62はそれぞれ、吸引面52aの露出領域を覆う被覆部材64を備える。被覆部材64は、互いに概ね平行な表面(第1面)64a及び裏面(第2面)64bと、表面64a及び裏面64bに接続された第1側面64c及び第2側面(外周面)64dとを含む。被覆部材64は、吸引面52aの露出領域を塞ぐことが可能な板状物であり、被加工物11及び吸引面52aの寸法及び形状に応じて形成される。
例えば、カバー62A,62Bの被覆部材64は、第1側面64cが被加工物11の側面11cに沿い第2側面64dが枠体50の外周縁に沿うように、弓形に形成される。また、例えば、カバー62C,62Dの被覆部材64は、第1側面64cが被加工物11の側面11cに沿い第2側面64dが枠体50の外周縁に沿うように、一辺が曲線の略四角形状に形成される。なお、カバー62A,62Bが備える被覆部材64の第1側面64cは、被加工物11の側面11cよりも長い。一方、カバー62C,62Dが備える被覆部材64の第1側面64cの長さは、被加工物11の側面11cの長さと概ね同一である。
被覆部材64の材質は、被覆部材64が吸引面52a上に配置された際に吸引面52aの被覆部材64と重なる領域が閉塞されるように適宜選択される。例えば被覆部材64は、非多孔質材料(樹脂、金属、ガラス、セラミックス等)でなる板状物であり、吸引面52aで露出している保持部材52の空孔を塞ぐ。また、被覆部材64の厚さは、被覆部材64を吸引面52a上に平坦に配置可能な範囲内で適宜設定できる。例えば、被覆部材64の厚さは3mm以上30mm以下である。
被覆部材64の第1側面64cには、被加工物11の側面11cに接触する弾性部材66が設けられている。弾性部材66は、外力の付与によって弾性変形する柔軟な部材であり、第1側面64cを覆うように被覆部材64に固定される。例えば弾性部材66は、先端側ほど薄くなるように断面視で略三角形状に形成される(図3(B)参照)。また、弾性部材66の幅(被覆部材64の第1側面64cと垂直な方向における長さ)は、例えば3mm以上15mm以下に設定される。
弾性部材66の材質は、弾性部材66が被加工物11の側面11cに接触した際に変形可能であれば制限はない。例えば、弾性部材66として、樹脂、合成ゴム等を用いることができる。また、弾性部材66として、吸液性を有するスポンジ(ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、ゴムスポンジ等)を用いてもよい。
複数のカバー62はそれぞれ、被覆部材64が吸引面52aを覆い、且つ、弾性部材66が被加工物11の側面11cに接触するように、チャックテーブル8上に配置される。具体的には、カバー62A,62B,62C,62Dが、矩形状の被加工物11を四方から囲むように配置される。
図4(A)はチャックテーブル8によって吸引保持される被加工物11及び治具60を示す斜視図であり、図4(B)はチャックテーブル8によって吸引保持される被加工物11及び治具60を示す断面図である。カバー62A,62Bは、Y軸方向において被加工物11を挟むように配置される。また、カバー62C,62Dは、X軸方向において被加工物11を挟むように配置される。これにより、吸引面52aの露出領域が被覆部材64によって覆われるとともに、弾性部材66が被加工物11の側面11c(4辺)に接触する。その結果、吸引面52aの露出領域がカバー62A,62B,62C,62Dによって閉塞される。
なお、弾性部材66が被加工物11に接触すると、弾性部材66は被加工物11の側面11cの形状に倣って(沿って)変形する。これにより、被加工物11の側面11cと弾性部材66との密着性が向上する。また、弾性部材66が変形することにより、被加工物11と弾性部材66とが接触した際に被加工物11の側面11cが傷つくことを回避できる。さらに、カバー62A,62Bの弾性部材66は、カバー62C,62Dの被覆部材64の両端(第1側面64c及び第2側面64d以外の側面)にも接触して変形する。これにより、カバー62同士の密着性も向上する。
そして、被加工物11と複数のカバー62とで吸引面52aを覆った状態で、バルブ54を開いて吸引源56の吸引力を吸引面52aに作用させる。これにより、被加工物11及び複数のカバー62が吸引面52aで吸引保持される。なお、弾性部材66がスポンジである場合には、吸引面52aに作用する負圧がスポンジ内部の空孔を介して僅かにリークするものの、吸引面52aの大部分は被加工物11及び被覆部材64によって覆われているため、被加工物11及びカバー62の吸引保持に支障は生じない。
上記の治具60は、寸法又は形状が異なる様々な被加工物11の種類ごとに製造される。そして、研削装置2によって研削される被加工物11の種類が変更された際は、治具60が変更後の被加工物11に適したものに交換される。これにより、チャックテーブル8に変更を加えることなく、寸法又は形状が異なる様々な被加工物11をチャックテーブル8によって吸引保持することが可能になる。
また、治具60の製造に要する時間とコストの負担は、チャックテーブル8と比較して極めて小さい。例えば、3Dプリンタ等によって樹脂でなる板状物(被覆部材64)を形成し、この板状物にスポンジ等(弾性部材66)を接着剤等で固定することにより、治具60を短時間且つ低コストで製造できる。
なお、吸引面52aの露出領域の全体を覆うことが可能であれば、カバー62の枚数、寸法、形状に制限はない。例えば、被加工物11を挟む2枚のカバー62によって治具60が構成されてもよい。
次に、治具60を用いた被加工物の加工方法の具体例について説明する。以下では一例として、被加工物11の表面11a側を研削して被加工物11を薄化する加工について説明する。なお、被加工物11の表面11a側を研削する場合には、図4(B)に示すように、カバー62の厚さTc(被覆部材64及び弾性部材66の厚さ)が被加工物11の厚さTwよりも小さくなるように、カバー62が設計される。
まず、図2に示すように、被加工物11をチャックテーブル8の吸引面52a上に載置する(載置ステップ)。被加工物11は、表面11a(被研削面)が上方に露出し裏面11bが吸引面52aと対面するように、吸引面52a上に載置される。なお、被加工物11は、裏面11bの全体が吸引面52aと重なるように配置されることが好ましい。これにより、被加工物11に作用する吸引力を高めることができる。ただし、被加工物11が吸引面52aの内側に納まらない場合には、被加工物11の一部が枠体50の上面50aによって支持されてもよい。
また、被加工物11の裏面11bには、被加工物11を保護する保護部材が貼付されてもよい。この場合には、被加工物11が保護部材を介してチャックテーブル8によって吸引保持される。例えば保護部材として、被加工物11の裏面11bと概ね同一形状に形成された矩形状のテープ(保護テープ)が用いられる。
次に、被加工物11及び治具60をチャックテーブル8で吸引保持する(保持ステップ)。保持ステップでは、まず、チャックテーブル8上に治具60が配置される。具体的には、図3(A)及び図3(B)に示すように、複数のカバー62が被加工物11を囲むように配置される。その結果、チャックテーブル8の吸引面52aのうち被加工物11によって覆われずに露出した露出領域が、被覆部材64によって覆われる。また、被加工物11の側面11cに弾性部材66が接触して、弾性部材66が被加工物11の側面11cに倣って変形する。これにより、吸引面52aの露出領域が治具60によって閉塞される(図4(A)及び図4(B)参照)。
そして、被加工物11と複数のカバー62とで吸引面52aを塞いだ状態で、バルブ54を開き、吸引源56の吸引力を吸引面52aに作用させる。これにより、被加工物11及び複数のカバー62がチャックテーブル8によって吸引保持される。なお、被加工物11及びカバー62は、吸引源56の吸引力を吸引面52aに作用させた状態でチャックテーブル8上に配置してもよい。
次に、チャックテーブル8で吸引保持された被加工物11を加工する(加工ステップ)。図5は、加工ステップにおける研削装置2及び被加工物11を示す一部側面断面図である。なお、研削装置2は、純水等の液体(加工液)46を供給する液体供給ユニット(液体供給ノズル)44を、加工ユニット28の近傍に備えている。
加工ステップでは、まず、チャックテーブル8を移動機構10(図1参照)によってX軸方向に沿って移動させ、加工ユニット28の下方に配置する。このときチャックテーブル8は、被加工物11の回転軸(チャックテーブル8の回転軸)が研削砥石40の軌道(回転経路)と重なるように位置付けられる。
次に、チャックテーブル8及びスピンドル32を回転させつつ、加工ユニット28を移動機構16(図1参照)によって下降させる。これにより、回転する研削ホイール36が被加工物11側に向かって下降し、複数の研削砥石40が被加工物11の表面11a側に接触する。これにより、被加工物11の表面11a側の全体が研削砥石40によって研削され、被加工物11が薄化される。そして、被加工物11の厚さが目標値(仕上げ厚さ)になると、被加工物11の研削が停止される。
被加工物11の研削中は、液体供給ユニット44から被加工物11及び研削砥石40に純水等の液体46が所定の流量で供給される。これにより、被加工物11及び研削砥石40が冷却されるとともに、研削加工によって発生した屑(加工屑)が洗い流される。
また、被加工物11の研削中は、弾性部材66にも液体46が継続的に供給される。そして、弾性部材66が吸液性を有するスポンジである場合には、スポンジは液体46が浸透した状態に維持される。例えば、弾性部材66は吸水性を有し、液体46として供給された純水が弾性部材66に染み込む。その結果、スポンジ内部の空孔が液体46によって塞がれる。これにより、チャックテーブル8の吸引面52aの密閉性が向上し、被加工物11に作用する吸引力が強められる。
なお、被加工物11を所定の仕上げ厚さまで薄化する場合には、カバー62の厚さTc(図4(B)参照)を仕上げ厚さ未満に設定することが好ましい。これにより、被加工物11の研削中における研削砥石40とカバー62との接触が回避され、被加工物11が研削されやすくなる。
ただし、被加工物11の外周縁の内側の領域のみが研削される場合には、被加工物11の研削中に研削ホイール36がカバー62と重ならないため、カバー62の厚さに制限はない。例えば、直径が被加工物11の幅未満である小径の研削ホイール36で被加工物11の中心部のみを研削する場合には、カバー62の厚さは被加工物11の厚さ以上であってもよい。また、被覆部材64及び弾性部材66が研削砥石40によって容易に研削されて被加工物11の研削を妨げない場合も、カバー62の厚さに制限はない。
以上の通り、本実施形態に係る治具60は、チャックテーブル8の吸引面52aの露出領域を覆う被覆部材64と、被加工物11の側面11cの形状に倣って変形する弾性部材66と、を含む複数のカバー62を備える。そして、被加工物11とともに治具60を吸引面52a上に配置することにより、寸法又は形状が異なる様々な種類の被加工物11に強い吸引力を作用させ、被加工物11をチャックテーブル8で確実に保持することが可能になる。これにより、被加工物11の種類ごとに異なるチャックテーブル8を製造する必要がなくなり、チャックテーブル8の準備に要する時間とコストが削減される。また、チャックテーブル8の交換作業が不要になり、研削装置2の稼働効率の低下が防止される。
なお、研削装置2に搭載されるチャックテーブルは、上記のチャックテーブル8に限定されない。図6(A)は、チャックテーブル8とは異なる構造を有する、変形例に係るチャックテーブル(保持テーブル)70を示す斜視図である。
チャックテーブル70は、SUS(ステンレス鋼)等の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等でなる円柱状の枠体(本体部)72を備える。枠体72の上面72a側の中心部には、円柱状の凹部(溝)72bが設けられている。凹部72bの直径は枠体72の直径よりも小さく、凹部72bは枠体72と同心円状に設けられている。また、凹部72bは、枠体72の内部に形成された流路(不図示)、バルブ54等を介して、吸引源56に接続されている。
凹部72bには、複数のピン74が設けられている。例えばピン74は、円柱状に形成され、凹部72bの底面から上面に向かって配置されている。なお、凹部72bの深さとピン74の高さとは概ね同一に設定され、枠体72の上面72aとピン74の上面とは概ね同一平面上に配置される。すなわち、凹部72bの上面は、複数のピン74の上面を含む円形の平面に相当する。また、凹部72bの上面は、被加工物11を吸引する吸引面76を構成している。枠体72の上面72aと吸引面76とによって、チャックテーブル70の保持面70aが構成される。
図6(B)は、チャックテーブル70によって吸引保持される被加工物11及び治具60を示す断面図である。被加工物11は、吸引面76と重なるようにチャックテーブル70上に配置され、複数のピン74の上面によって支持される。また、複数のカバー62が、吸引面76のうち被加工物11によって覆われずに露出した領域(露出領域)を塞ぐように配置され、複数のピン74の上面によって支持される。このときのカバー62の具体的な配置方法は、前述の通りである(図3(A)及び図4(A)等参照)。
チャックテーブル70上に被加工物11及び治具60が配置された状態で、吸引源56によって凹部72bを減圧すると、吸引面76に吸引力が作用し、被加工物11及び複数のカバー62が吸引面76で吸引保持される。このように、複数のピン74で被加工物11を保持するチャックテーブル70においても、治具60を用いることによって被加工物11を適切に吸引保持することが可能になる。
また、上記実施形態においては、治具60が研削装置2に使用される例について説明したが、治具60は他の加工装置、洗浄装置等に用いることもできる。例えば治具60は、被加工物を切削する切削装置、被加工物を研磨する研磨装置、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置等に用いることもできる。
切削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物を切削する加工ユニット(切削ユニット)とを備える。切削ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には環状の切削ブレードが装着される。チャックテーブルによって保持された被加工物に回転する切削ブレードを切り込ませることにより、被加工物が切削される。なお、被加工物の切削中は、被加工物及び切削ブレードに純水等の液体(加工液)が供給される。
研磨装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物を研磨する加工ユニット(研磨ユニット)とを備える。研磨ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には円盤状の研磨パッドが装着される。チャックテーブルによって保持された被加工物に回転する研磨パッドを接触させることにより、被加工物が研磨される。なお、被加工物の研磨中は、被加工物及び研磨パッドにスラリー等の液体(加工液)が供給されてもよい。
レーザー加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物にレーザービームを照射する加工ユニット(レーザー照射ユニット)とを備える。レーザー照射ユニットは、所定の波長のレーザーを発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から出射したレーザービームを集光させる集光器とを備える。チャックテーブルによって保持された被加工物にレーザービームを照射することにより、被加工物11にレーザー加工が施される。
上記の切削装置、研磨装置、レーザー加工装置等に搭載されたチャックテーブルで被加工物を吸引保持する際にも、治具60を用いることができる。これにより、各種の加工装置において様々な寸法及び形状の被加工物を吸引保持することが可能になる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 表面(第1面)
11b 裏面(第2面)
11c 側面(外周面)
2 研削装置
4 基台
4a 開口
6 支持構造
8 チャックテーブル(保持テーブル)
8a 保持面
10 移動機構(移動ユニット)
12 テーブルカバー
14 防塵防滴カバー
16 移動機構(移動ユニット)
18 ガイドレール
20 移動プレート
22 ボールねじ
24 パルスモータ
26 支持部材
28 加工ユニット(研削ユニット)
30 ハウジング
32 スピンドル
34 マウント
36 研削ホイール
38 ホイール基台
40 研削砥石
42 制御ユニット(制御部、制御装置)
44 液体供給ユニット(液体供給ノズル)
46 液体(加工液)
50 枠体(本体部)
50a 上面
50b 凹部(溝)
52 保持部材
52a 吸引面
54 バルブ
56 吸引源
60 治具
62,62A,62B,62C,62D カバー
64 被覆部材
64a 表面(第1面)
64b 裏面(第2面)
64c 第1側面
64d 第2側面(外周面)
66 弾性部材
70 チャックテーブル(保持テーブル)
70a 保持面
72 枠体(本体部)
72a 上面
72b 凹部(溝)
74 ピン
76 吸引面

Claims (6)

  1. 被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持するための治具であって、
    該吸引面のうち該被加工物によって覆われずに露出した領域を覆う被覆部材と、該被加工物の側面に接触して該被加工物の側面の形状に倣って変形する弾性部材と、を含む複数のカバーを備えることを特徴とする治具。
  2. 該被覆部材の厚さ及び該弾性部材の厚さは、該被加工物の厚さ未満であることを特徴とする請求項1に記載の治具。
  3. 該弾性部材は、吸液性を有するスポンジであることを特徴とする請求項1又は2に記載の治具。
  4. 治具を用いて被加工物をチャックテーブルの吸引面で吸引保持して該被加工物を加工する被加工物の加工方法であって、
    該治具は、該吸引面のうち該被加工物によって覆われずに露出した領域を覆う被覆部材と、該被加工物の側面に接触して該被加工物の側面の形状に倣って変形する弾性部材と、を含む複数のカバーを備え、
    該被加工物を該吸引面上に載置する載置ステップと、
    該吸引面のうち該被加工物によって覆われずに露出した領域が該被覆部材によって覆われて該被加工物の側面に該弾性部材が接触するように複数の該カバーを配置し、該被加工物と複数の該カバーとで該吸引面を覆った状態で該吸引面に吸引力を作用させることにより、該被加工物及び複数の該カバーを該チャックテーブルで吸引保持する保持ステップと、
    該チャックテーブルで吸引保持された該被加工物を加工する加工ステップと、を含むことを特徴とする被加工物の加工方法。
  5. 該被覆部材の厚さ及び該弾性部材の厚さは、該被加工物の厚さ未満であり、
    該載置ステップでは、該被加工物の第1面が露出し該被加工物の第2面が該吸引面と対面するように、該被加工物を該吸引面上に載置し、
    該加工ステップでは、該被加工物の該第1面側の全体を研削砥石で研削することを特徴とする請求項4に記載の被加工物の加工方法。
  6. 該弾性部材は、吸液性を有するスポンジであり、
    該加工ステップでは、該被加工物及び該弾性部材に加工液を供給しつつ該被加工物を加工することを特徴とする請求項4又は5に記載の被加工物の加工方法。
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