JP2023101146A - 洗浄機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャックテーブルに異物が残留することを抑制可能な洗浄機構を提供する。【解決手段】被加工物を保持面で保持するチャックテーブルを洗浄する洗浄機構であって、保持面に対向するように配置可能で保持面に流体を供給する供給口を含む流体供給ユニットと、保持面に対向するように配置可能でチャックテーブルに付着した異物を保持面に供給された流体とともに吸引する吸引口を含む吸引ユニットと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、チャックテーブルを洗浄する洗浄機構に関する。
複数のデバイスが形成されたウェーハを分割して個片化することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。また、複数のデバイスチップをベース基板上に実装し、実装されたデバイスチップを樹脂でなる封止材(モールド樹脂)で被覆することにより、パッケージ基板が形成される。このパッケージ基板を分割して個片化することにより、パッケージ化された複数のデバイスチップをそれぞれ備える複数のパッケージデバイスが製造される。デバイスチップやパッケージデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に組み込まれる。
デバイスチップやパッケージデバイスの分割には、切削装置が用いられる。切削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物に切削加工を施す切削ユニットとを備えており、切削ユニットには環状の切削ブレードが装着される。被加工物をチャックテーブルの保持面で保持し、切削ブレードを回転させつつ被加工物に切り込ませることにより、被加工物が切削、分割される。
また、近年では、電子機器の小型化に伴い、デバイスチップやパッケージデバイスに薄型化が求められている。そこで、研削装置を用いて分割前のウェーハやパッケージ基板を研削して薄化する処理が実施されることがある。研削装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、被加工物に研削加工を施す研削ユニットとを備えており、研削ユニットには研削砥石を含む環状の研削ホイールが装着される。被加工物をチャックテーブルの保持面で保持し、チャックテーブル及び研削ホイールを回転させつつ研削砥石を被加工物に接触させることにより、被加工物が研削、薄化される。
切削装置、研削装置等の加工装置で被加工物を加工すると、加工によって発生した屑(加工屑)がチャックテーブルの保持面と被加工物との間に入り込み、加工屑が保持面に固着することがある。そして、保持面に加工屑が固着した状態のチャックテーブルで被加工物を保持すると、加工屑が被加工物と保持面とによって挟まれる。これにより、被加工物の加工屑と接触した領域の周辺に局所的な応力が作用して被加工物が破損したり、被加工物が平坦に保持されず加工品質が悪化したりするおそれがある。
そこで、加工装置には、チャックテーブルを洗浄する洗浄機構が搭載される。例えば特許文献1には、チャックテーブルの保持面を洗浄する洗浄ブラシを備える研削装置が開示されている。チャックテーブルの保持面を洗浄ブラシで擦って保持面に固着した加工屑を剥離することにより、チャックテーブルが洗浄される。
特開2003-59881号公報
上記のように、チャックテーブルを洗浄する際には、例えばチャックテーブルの保持面を洗浄ブラシで擦ることにより、保持面に固着した加工屑等の異物が剥離される。しかしながら、保持面から剥離された異物が回収されずに再び保持面に付着することがある。この場合、チャックテーブルの洗浄後にも保持面に異物が残存し、チャックテーブルによる被加工物の適切な保持が阻害されるおそれがある。
また、保持面から剥離された異物の一部は、保持面からチャックテーブルの内部に入り込み、チャックテーブルの内部に蓄積される。そして、後の工程において被加工物をチャックテーブルから離脱させるために保持面から流体を噴出させた際に、チャックテーブルの内部に蓄積されている異物が流体に運ばれて保持面に付着してしまうことがある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、チャックテーブルに異物が残留することを抑制可能な洗浄機構の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、被加工物を保持面で保持するチャックテーブルを洗浄する洗浄機構であって、該保持面に対向するように配置可能で該保持面に流体を供給する供給口を含む流体供給ユニットと、該保持面に対向するように配置可能で該チャックテーブルに付着した異物を該保持面に供給された該流体とともに吸引する吸引口を含む吸引ユニットと、を備える洗浄機構が提供される。
なお、好ましくは、該流体供給ユニットは、該保持面に供給された該流体が該吸引口に向かって飛散するように、該供給口から該流体を該保持面と垂直な方向に対して傾斜する方向に沿って噴射する。また、好ましくは、該流体は、水、エアー、又は、水及びエアーを含む混合流体である。また、好ましくは、該洗浄機構は、該チャックテーブルと、該供給口及び該吸引口とを、該保持面と平行な方向に沿って相対的に移動させる移動ユニットを更に備える。
本発明の一態様に係る洗浄機構は、流体供給ユニットの供給口から流体を供給してチャックテーブルの保持面に固着した異物を剥離しつつ、保持面から剥離された異物を流体とともに吸引ユニットで吸引できる。これにより、保持面から剥離された異物が確実に回収され、チャックテーブルに残留する異物によって被加工物の保持が阻害されることを防止できる。
研削装置を示す斜視図である。 研削装置を示す断面図である。 チャックテーブルの中央部が洗浄機構によって洗浄される際の研削装置を示す断面図である。 チャックテーブルの外周部が洗浄機構によって洗浄される際の研削装置を示す断面図である。 図5(A)はチャックテーブルを示す斜視図であり、図5(B)はチャックテーブルを示す断面図である。 洗浄機構によって洗浄されるチャックテーブルを示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る洗浄機構によって洗浄可能なチャックテーブルを備えた加工装置の構成例について説明する。図1は、研削装置2を示す斜視図である。図1において、X軸方向(前後方向、第1水平方向)とY軸方向(左右方向、第2水平方向)とは、互いに垂直な方向である。また、Z軸方向(加工送り方向、鉛直方向、上下方向、高さ方向)は、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向である。
研削装置2は、被加工物11に研削加工を施す加工装置である。例えば被加工物11は、単結晶シリコン等の半導体材料でなる円盤状のウェーハであり、互いに概ね平行な表面(第1面)11a及び裏面(第2面)11bを備える。被加工物11は、互いに交差するように格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)によって、複数の矩形状の領域に区画されている。また、被加工物11の表面11a側のストリートによって区画された領域にはそれぞれ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、LED(Light Emitting Diode)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)等のデバイスが形成されている。
被加工物11をストリートに沿って切削して分割することにより、デバイスをそれぞれ含む複数のデバイスチップが製造される。また、被加工物11の分割前又は分割後に、研削装置2で被加工物11の裏面11bを研削して被加工物11を薄化することにより、薄型化されたデバイスチップが得られる。
ただし、被加工物11の種類、材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば被加工物11は、シリコン以外の半導体(GaAs、InP、GaN、SiC等)、ガラス、サファイア、セラミックス、樹脂、金属等でなる基板(ウェーハ)であってもよい。また、デバイスの種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等にも制限はなく、被加工物11にはデバイスが形成されていなくてもよい。
研削装置2は、被加工物11を保持するチャックテーブル(保持テーブル)4を備える。チャックテーブル4の上面は、水平面(XY平面)と概ね平行な平坦面であり、被加工物11を保持する保持面4aを構成している。
具体的には、チャックテーブル4は、SUS(ステンレス鋼)等の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等でなる円柱状の枠体(本体部)6を備える。枠体6の上面6a側の中央部には、円柱状の凹部(溝)6bが設けられている。そして、凹部6bには、ポーラスセラミックス等の多孔質部材でなる円盤状の保持部材8が嵌め込まれている。保持部材8は、その内部に保持部材8の上面から下面に連通する空孔(流路)を含んでいる。
保持部材8の上面は、被加工物11を吸引する円形の吸引面8aを構成している。凹部6bの深さと保持部材8の厚さとは概ね同一に設定され、枠体6の上面6aと保持部材8の吸引面8aとは概ね同一平面上に配置される。枠体6の上面6aと保持部材8の吸引面8aとによって、チャックテーブル4の保持面4aが構成される。
チャックテーブル4には、ボールねじ式の移動機構(不図示)と、モータ等の回転駆動源(不図示)とが連結されている。移動機構は、チャックテーブル4を水平方向(XY平面方向)に沿って移動させる。回転駆動源は、チャックテーブル4をZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りで回転させる。また、チャックテーブル4の保持面4a(吸引面8a)は、チューブ、パイプ等によって構成される流路10を介して、吸引ユニット12及び流体供給ユニット18に接続されている。
吸引ユニット12は、電磁弁等のバルブ14と、エジェクタ等の吸引源16とを備え、吸引源16はバルブ14を介して流路10に接続されている。バルブ14を開くと、吸引源16の吸引力(負圧)が流路10を介して保持面4a(吸引面8a)に伝達され、保持面4a(吸引面8a)に吸引力が作用する。
流体供給ユニット18は、液体を供給する液体供給ユニット20と、気体を供給する気体供給ユニット26とを備える。液体供給ユニット20は、電磁弁等のバルブ22と、水等の液体を供給する液体供給源24とを備える。また、気体供給ユニット26は、電磁弁等のバルブ28と、エアー等の気体を供給する気体供給源30とを備える。バルブ22,28を開くと、液体供給源24から供給された液体と気体供給源30から供給された気体とが流路10に流入して混合され、液体と気体とを含む混合流体が保持面4a(吸引面8a)から上方に噴出する。
チャックテーブル4の上方には、被加工物11を研削する研削ユニット32が設けられている。研削ユニット32は、Z軸方向に沿って配置された円柱状のスピンドル34を備える。スピンドル34の先端部(下端部)には、SUS(ステンレス鋼)等の金属でなる円盤状のマウント36が固定されている。また、スピンドル34の基端部(上端部)には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。
マウント36の下面側には、被加工物11を研削する環状の研削ホイール38が装着される。例えば研削ホイール38は、ボルト等の固定具によってマウント36の下面側に固定される。
研削ホイール38は、環状のホイール基台40を備える。ホイール基台40は、アルミニウム、ステンレス等の金属でなり、マウント36と概ね同径に形成される。ホイール基台40の上面側は、マウント36の下面側に固定される。また、ホイール基台40の下面側には、複数の研削砥石42が固定されている。例えば、複数の研削砥石42は、直方体状に形成され、ホイール基台40の外周縁に沿って概ね等間隔で配列される。
研削砥石42は、ダイヤモンド、cBN(cubic Boron Nitride)等でなる砥粒を、メタルボンド、レジンボンド、ビトリファイドボンド等の結合材(ボンド材)で固定することによって形成される。ただし、研削砥石42の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。また、研削砥石42の数も任意に設定できる。
スピンドル34を回転させると、研削ホイール38がZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りを回転する。これにより、研削砥石42がそれぞれ環状の経路に沿って回転する。
研削装置2で被加工物11を研削する際には、まず、被加工物11がチャックテーブル4によって保持される。例えば、被加工物11の裏面11b側を研削する場合には、被加工物11は、表面11a側が保持面4aに対面し裏面11b側が上方に露出するようにチャックテーブル4上に配置される。
被加工物11は、被加工物11の表面11a側の全体が保持面4aによって支持され、且つ、吸引面8aの全体が被加工物11によって覆われるように配置される。そして、バルブ22,28を閉じた状態でバルブ14を開くと、吸引源16の吸引力(負圧)が保持面4aに作用し、被加工物11がチャックテーブル4によって吸引保持される。
なお、被加工物11の表面11a側には、被加工物11を保護する保護シートが貼付されてもよい。例えば保護シートとして、円形に形成されたフィルム状の基材と、基材上に設けられた粘着層(糊層)とを含むテープが用いられる。基材は、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂でなる。また、粘着層は、エポキシ系、アクリル系、又はゴム系の接着剤等でなる。そして、被加工物11は保護シートを介してチャックテーブル4上に配置される。
次に、被加工物11の中心と研削砥石42の回転軌道とが重なるように、チャックテーブル4と研削ホイール38との位置関係が調節される。なお、研削砥石42の回転軌道は、スピンドル34を回転させた際に研削砥石42それぞれが通過する環状の経路に相当する。そして、チャックテーブル4と研削ホイール38とを回転させつつ研削ユニット32を下降させ、回転する研削砥石42を被加工物11の裏面11b側に接触させる。これにより、被加工物11の裏面11b側が研削される。被加工物11の研削は、被加工物11の厚さが所定の目標値(仕上げ厚さ)になるまで継続される。
被加工物11の研削中は、被加工物11及び研削砥石42に純水等の液体(加工液)が供給される。これにより、被加工物11及び研削砥石42が冷却される。また、研削によって発生し被加工物11及び研削砥石42に付着した屑(加工屑)が洗い流される。
ここで、研削砥石42で被加工物11を研削すると、加工屑がチャックテーブル4の保持面4aと被加工物11との間に入り込み、保持面4aに固着することがある。そして、保持面4aに加工屑が固着した状態のチャックテーブル4で被加工物11を保持すると、加工屑が被加工物11と保持面4aとによって挟まれる。これにより、被加工物11の加工屑と接触した領域の周辺に局所的な応力が作用し、被加工物11の破損の原因となる。また、被加工物11が平坦に保持されないことによって研削後の被加工物11に厚さばらつき等の不都合が生じ、加工品質の悪化の原因となる。
そこで、研削装置2には、チャックテーブル4を洗浄する洗浄機構(洗浄ユニット)44が搭載される。洗浄機構44によって、チャックテーブル4に固着した加工屑等の異物が除去される。洗浄機構44は、チャックテーブル4に流体を供給する流体供給ユニット46と、チャックテーブル4に付着した異物等を吸引する吸引ユニット58とを備える。
流体供給ユニット46は、流体を噴射する噴射ノズル48を備える。噴射ノズル48には、噴射ノズル48に流体を供給する流体供給源50が接続されている。例えば、水(純水)等の液体、エアー等の気体、又は、液体(水等)及び気体(エアー等)を含む混合流体が、流体供給源50から噴射ノズル48に供給され、噴射ノズル48から噴射される。
また、噴射ノズル48には、噴射ノズル48を移動させる移動ユニット(移動機構)52が連結されている。移動ユニット52は、L字状の支持アーム54と、支持アーム54を旋回させるモータ等の回転駆動源56とを備える。支持アーム54の先端部(一端部)には噴射ノズル48が固定され、支持アーム54の基端部(他端部)には回転駆動源56が連結されている。
回転駆動源56を駆動させると、支持アーム54が旋回し、チャックテーブル4と噴射ノズル48とが保持面4aと平行な方向に沿って(水平方向に沿って)相対的に移動する。これにより、噴射ノズル48を保持面4aと重なる位置(噴射位置)又は保持面4aと重ならない位置(退避位置)に位置付けることができる。
吸引ユニット58は、保持面4a上の異物や流体供給ユニット46から供給された流体を吸引する吸引ノズル60を備える。吸引ノズル60には、エジェクタ等の吸引源62が接続されている。
また、吸引ノズル60には、吸引ノズル60を移動させる移動ユニット(移動機構)64が連結されている。移動ユニット64は、L字状の支持アーム66と、支持アーム66を旋回させるモータ等の回転駆動源68とを備える。支持アーム66の先端部(一端部)には吸引ノズル60が固定され、支持アーム66の基端部(他端部)には回転駆動源68が連結されている。
回転駆動源68を駆動させると、支持アーム66が旋回し、チャックテーブル4と吸引ノズル60とが保持面4aと平行な方向に沿って(水平方向に沿って)相対的に移動する。これにより、吸引ノズル60を保持面4aと重なる位置(吸引位置)又は保持面4aと重ならない位置(退避位置)に位置付けることができる。
移動ユニット52,64によって、噴射ノズル48及び吸引ノズル60を移動させる移動ユニット(移動機構)が構成される。なお、噴射ノズル48と吸引ノズル60とを互いに連結させ、移動ユニット52又は移動ユニット64の一方のみによって噴射ノズル48及び吸引ノズル60を移動させてもよい。
図2は、研削装置2を示す断面図である。チャックテーブル4の枠体6の内部には、凹部6bの底面に接続された流路6cが設けられている。保持面4a(吸引面8a)は、保持部材8の内部の空孔、流路6c、流路10を介して、吸引ユニット12及び流体供給ユニット18に接続されている。
噴射ノズル48の内部には、流体供給源50から供給された流体が流れる流路48aが設けられている。流路48aの先端は、噴射ノズル48の先端で露出しており、流体を供給する供給口48bを構成している。流体供給源50から噴射ノズル48に供給された流体は、流路48aを介して供給口48bから所定の圧力で噴射される。例えば、供給口48bは円形であり、供給口48bの直径は1mm以上10mm以下に設定できる。
吸引ノズル60の内部には、吸引ノズル60に吸引された異物、流体等が流れる流路60aが設けられている。流路60aの先端は、吸引ノズル60の先端で露出しており、異物、流体等を吸引する吸引口60bを構成している。吸引源62の吸引力(負圧)を流路60aに作用させると、チャックテーブル4に付着した異物や噴射ノズル48から供給された流体が吸引ノズル60に吸引される。例えば、吸引口60bは円形であり、吸引口60bの直径は2mm以上50mm以下に設定できる。
研削装置2で被加工物11を研削する際には、噴射ノズル48が移動ユニット52(図1参照)によって退避位置に位置付けられ、吸引ノズル60が移動ユニット64(図1参照)によって退避位置に位置付けられる。そして、被加工物11がチャックテーブル4によって保持され、研削ユニット32(図1参照)によって研削される。
一方、被加工物11の加工前又は加工後の所定のタイミングで、チャックテーブル4が洗浄機構44によって洗浄される。これにより、保持面4aに固着している加工屑等の異物が除去される。以下、チャックテーブル4の洗浄時におけるチャックテーブル4及び洗浄機構44の動作の具体例について説明する。
図3は、チャックテーブル4の中央部が洗浄機構44によって洗浄される際の研削装置2を示す断面図である。チャックテーブル4を洗浄する際は、まず、被加工物11がチャックテーブル4によって保持されていない状態で、噴射ノズル48が移動ユニット52(図1参照)によって噴射位置に位置付けられるとともに、吸引ノズル60が移動ユニット64(図1参照)によって吸引位置に位置付けられる。これにより、供給口48bと吸引口60bとが保持面4a(吸引面8a)に対向するように配置される。例えば、吸引口60bは保持面4aの中心(吸引面8aの中心)と重なるように位置付けられ、供給口48bは吸引口60bに隣接するように位置付けられる。
次に、チャックテーブル4を回転させつつ、流体供給源50から噴射ノズル48の流路48aに流体を供給するとともに、吸引源62の吸引力を吸引ノズル60の流路60aに作用させる。これにより、供給口48bから保持面4a(吸引面8a)に向かって流体70が噴射される。また、吸引ノズル60の直下又はその近傍に存在する流体70が、吸引口60bに吸引される。
例えば流体70は、0.2MPa以上0.5MPa以下の圧力で保持面4aに噴射される。保持面4aに流体70が衝突すると、保持面4aに固着している加工屑等の異物72が流体70の圧力によって保持面4aから剥離され、移動可能な状態になる。そして、剥離された異物72が流体70とともに吸引口60bに吸引される。
上記のように、洗浄機構44は、流体70で異物72を保持面4aから剥離しつつ、異物72を流体70とともに吸引ノズル60で吸引する。これにより、剥離された異物72が確実に回収され、異物72が再び保持面4aに付着したり吸引面8aからチャックテーブル4の内部に入り込んだりすることを防止できる。
なお、流体供給ユニット46は、保持面4aに供給された流体70が吸引口60bに向かって飛散するように、供給口48bから流体70を保持面4aと垂直な方向に対して傾斜する方向に沿って噴射することが好ましい。例えば、噴射ノズル48の下端側が上端側よりも吸引ノズル60側に位置付けられるように、噴射ノズル48を保持面4aと垂直な方向に対して所定の角度だけ傾斜するように配置する。これにより、流路48aが保持面4aと垂直な方向に対して傾斜し、供給口48bが保持面4aに対して傾斜する。
上記のように噴射ノズル48を配置した状態で、供給口48bから流体70を噴射させると、流体70は供給口48bから吸引口60bの直下又はその近傍に向かって斜めに進行し、保持面4aではね返った流体70が吸引口60bに向かって飛散する。これにより、流体70及び異物72が吸引ユニット58に吸引されやすくなり、異物72の回収率が向上する。
流体70の噴射方向の傾斜角は、流体70の圧力、噴射ノズル48と吸引ノズル60との位置関係等に応じて適宜設定できる。例えば噴射ノズル48は、供給口48bの保持面4aに対する傾斜角が5°以上45°以下、好ましくは10°以上35°以下になるように配置される。
また、チャックテーブル4の洗浄時には、バルブ14を閉じた状態でバルブ22,28を開き、流体供給ユニット18から流路10、流路6c、保持部材8を介して吸引面8aに流体を供給することが好ましい。これにより、保持面4aから剥離された異物72が吸引面8aから噴出する流体によって押し上げられ、異物72がチャックテーブル4の内部に入り込みにくくなる。また、チャックテーブル4の内部に他の異物が蓄積されている場合には、その異物を流体とともに吸引面8aから噴出させて吸引ノズル60によって回収できる。
次に、チャックテーブル4を回転させたまま、チャックテーブル4と供給口48b及び吸引口60bとを保持面4aと平行な方向に沿って(水平面に沿って)相対的に移動させる。具体的には、噴射ノズル48及び吸引ノズル60を移動ユニット52,64(図1参照)によって退避位置に向かって移動させる。これにより、噴射ノズル48は流体70を噴射しつつ保持面4aの外周部に移動し、吸引ノズル60は流体70及び異物72を吸引しつつ保持面4aの外周部に移動する。
図4は、チャックテーブル4の外周部が洗浄機構44によって洗浄される際の研削装置2を示す断面図である。チャックテーブル4を回転させつつ噴射ノズル48及び吸引ノズル60を互いの位置関係を維持した状態で退避位置に向かって移動させると、保持面4aが中心から外周縁に向かって順次洗浄される。
保持面4aの外周縁に流体70が噴射されるまで噴射ノズル48及び吸引ノズル60が移動すると、保持面4aの全体が洗浄される。そして、保持面4aの洗浄が完了すると、噴射ノズル48及び吸引ノズル60は退避位置に配置される。また、バルブ22,28が閉じ、吸引面8aからの流体の噴出が停止される。
以上の通り、本実施形態に係る洗浄機構44は、流体供給ユニット46の供給口48bから流体70を供給してチャックテーブル4の保持面4aに固着した異物72を剥離しつつ、保持面4aから剥離された異物72を流体70とともに吸引ユニット58で吸引できる。これにより、保持面4aから剥離された異物72が確実に回収され、チャックテーブル4に残留する異物72によって被加工物11の保持が阻害されることを防止できる。
なお、研削装置2に搭載されるチャックテーブルは、図1等に示すチャックテーブル4に限られない。例えば研削装置2には、矩形状の被加工物を保持可能なチャックテーブルが搭載されることもある。図5(A)及び図5(B)に、チャックテーブル4の変形例に相当するチャックテーブル(保持テーブル)80を示す。図5(A)はチャックテーブル80を示す斜視図であり、図5(B)はチャックテーブル80を示す断面図である。
チャックテーブル80は、SUS(ステンレス鋼)等の金属、ガラス、セラミックス、樹脂等でなる直方体状の枠体(本体部)82を備える。枠体82の上面82a側の中央部には、直方体状の凹部(溝)82bが設けられている。また、凹部82bには、ポーラスセラミックス等の多孔質部材でなる直方体状の保持部材84が嵌め込まれている。保持部材84は、その内部に保持部材84の上面から下面に連通する空孔(流路)を含んでいる。
保持部材84の上面は、被加工物11を吸引する矩形状の吸引面84aを構成している。凹部82bの深さと保持部材84の厚さとは概ね同一に設定され、枠体82の上面82aと保持部材84の吸引面84aとは概ね同一平面上に配置される。枠体82の上面82aと保持部材84の吸引面84aとによって、チャックテーブル80の保持面80aが構成される。
チャックテーブル80には、ボールねじ式の移動機構(不図示)と、モータ等の回転駆動源(不図示)とが連結されている。移動機構は、チャックテーブル80を水平方向(XY平面方向)に沿って移動させる。回転駆動源は、チャックテーブル80をZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りで回転させる。
枠体82の内部には、凹部82bの底面に接続された流路82cが設けられている。吸引面84aは、保持部材84の内部の空孔、流路82c、流路10を介して、吸引ユニット12及び流体供給ユニット18に接続されている。
また、枠体82の上面82a側には、矩形状の弾性部材86が、枠体82の上面82aから上方に突出するように設けられている。弾性部材86は、弾性変形が可能な弾性体であり、例えば独立気泡タイプのスポンジ(ポリエチレンフォーム、ゴムスポンジ等)によって構成される。弾性部材86は、吸引面84aを囲むように所定の幅で形成されており、吸引面84aは弾性部材86の内側で露出している。
チャックテーブル80は、矩形状の被加工物13を保持する。例えば被加工物13は、平面視で矩形状に形成された板状物であり、互いに概ね平行な矩形状の表面(第1面)13a及び裏面(第2面)13bを備える。
なお、被加工物13の材質に制限はない。例えば、被加工物13は、被加工物11(図1参照)と同様の材質でなる基板である。また、被加工物13は、CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded package)基板等のパッケージ基板であってもよい。例えばパッケージ基板は、ベース基板上に実装された複数のデバイスチップを樹脂層(モールド樹脂)で封止することによって形成される。パッケージ基板を分割して個片化すると、パッケージ化された複数のデバイスチップをそれぞれ備える複数のパッケージデバイスが製造される。
被加工物13には、その製造工程において反りが発生する場合がある。例えば、被加工物13がパッケージ基板である場合、パッケージ基板の製造工程において樹脂層を硬化させるための加熱処理を行うと、樹脂層が収縮してパッケージ基板に反りが生じることがある。図5(B)には、外周部が中央部よりも裏面13b側に位置付けられるように湾曲した被加工物13を示している。
沿った状態の被加工物13を、表面13a側が保持面80aに対面し裏面13b側が上方に露出するようにチャックテーブル80上に配置すると、被加工物13の表面13a側の中央部が吸引面84aに接触し、被加工物13の表面13a側の外周部が弾性部材86に接触する。これにより、吸引面84aと被加工物13との間の隙間が弾性部材86によって密閉される。
そして、バルブ14を開いて吸引面84aに吸引源16の吸引力(負圧)を作用させると、吸引面84aと被加工物13との間の隙間が減圧され、被加工物13の外周部が吸引面84aに引き寄せられるとともに弾性部材86が押圧されて変形する。その結果、被加工物13は、表面13aが保持面80aに沿うように変形し、吸引面84aで概ね平坦に保持される。そして、被加工物13の裏面13b側が研削ユニット32(図1参照)によって研削される。
図6は、洗浄機構44によって洗浄されるチャックテーブル80を示す断面図である。チャックテーブル80も、チャックテーブル4(図1等参照)と同様に、洗浄機構44によって洗浄できる。これにより、保持面80aに固着している加工屑等の異物72が除去される。
チャックテーブル80を洗浄する際は、被加工物13がチャックテーブル80によって保持されていない状態で、噴射ノズル48が移動ユニット52(図1参照)によって噴射位置に位置付けられるとともに、吸引ノズル60が移動ユニット64(図1参照)によって吸引位置に位置付けられる。これにより、供給口48bと吸引口60bとが保持面80a(吸引面84a)に対向するように配置される。例えば、吸引口60bは保持面80aの中心(吸引面84aの中心)と重なるように位置付けられ、供給口48bは吸引口60bに隣接するように位置付けられる。
次に、チャックテーブル80を回転させつつ、流体供給源50から噴射ノズル48の流路48aに流体を供給するとともに、吸引源62の吸引力(負圧)を吸引ノズル60の流路60aに作用させる。これにより、供給口48bから保持面80a(吸引面84a)に向かって流体70が噴射され、保持面80aに固着している異物72が剥離される。また、異物72が流体70とともに吸引口60bに吸引され、回収される。
次に、チャックテーブル80を回転させたまま、チャックテーブル80と供給口48b及び吸引口60bとを保持面80aと平行な方向に沿って(水平面に沿って)相対的に移動させる。具体的には、噴射ノズル48及び吸引ノズル60を移動ユニット52,64(図1参照)によって退避位置に向かって移動させる。これにより、保持面80aが中心から外周縁に向かって順次洗浄される。
なお、チャックテーブル80には弾性部材86が設けられており、吸引面84aが弾性部材86によって囲まれている。そのため、吸引面84aに流体70が噴射されて異物72が剥離された際、流体70及び異物72の流出が弾性部材86によって妨げられ、流体70及び異物72が吸引面84a上に留まりやすい。しかしながら、洗浄機構44は吸引ノズル60で流体70及び異物72を吸引するため、弾性部材86が設けられていても吸引面84a上に残留する流体70及び異物72を確実に回収できる。
また、本実施形態においては、洗浄機構44が研削装置2に搭載される例について説明したが、洗浄機構44は他の加工装置に搭載することもできる。例えば洗浄機構44は、被加工物を切削する切削ユニットを備える切削装置、被加工物を研磨する研磨ユニットを備える研磨装置、被加工物にレーザービームを照射するレーザー照射ユニットを備えるレーザー加工装置等に搭載されてもよい。
切削装置の切削ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には環状の切削ブレードが装着される。切削ユニットは、切削ブレードを回転させながら被加工物に切り込ませることにより、被加工物を切削する。また、研磨装置の研磨ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には円盤状の研磨パッドが装着される。研磨ユニットは、研磨パッドを回転させながら被加工物11に接触させることにより、被加工物11を研磨する。
レーザー加工装置のレーザー照射ユニットは、所定の波長のレーザーを発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から出射したレーザービームを集光させる集光器とを備える。レーザー照射ユニットから被加工物にレーザービームを照射することにより、被加工物11にレーザー加工が施される。
上記の研削装置、研磨装置、レーザー加工装置にも、被加工物を保持するチャックテーブルが搭載される。そして、洗浄機構44によってチャックテーブルを洗浄することにより、チャックテーブルに固着した加工屑等の異物が除去される。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 表面(第1面)
11b 裏面(第2面)
13 被加工物
13a 表面(第1面)
13b 裏面(第2面)
2 研削装置
4 チャックテーブル(保持テーブル)
4a 保持面
6 枠体(本体部)
6a 上面
6b 凹部(溝)
6c 流路
8 保持部材
8a 吸引面
10 流路
12 吸引ユニット
14 バルブ
16 吸引源
18 流体供給ユニット
20 液体供給ユニット
22 バルブ
24 液体供給源
26 気体供給ユニット
28 バルブ
30 気体供給源
32 研削ユニット
34 スピンドル
36 マウント
38 研削ホイール
40 ホイール基台
42 研削砥石
44 洗浄機構(洗浄ユニット)
46 流体供給ユニット
48 噴射ノズル
48a 流路
48b 供給口
50 流体供給源
52 移動ユニット(移動機構)
54 支持アーム
56 回転駆動源
58 吸引ユニット
60 吸引ノズル
60a 流路
60b 吸引口
62 吸引源
64 移動ユニット(移動機構)
66 支持アーム
68 回転駆動源
70 流体
72 異物
80 チャックテーブル(保持テーブル)
80a 保持面
82 枠体(本体部)
82a 上面
82b 凹部(溝)
82c 流路
84 保持部材
84a 吸引面
86 弾性部材

Claims (4)

  1. 被加工物を保持面で保持するチャックテーブルを洗浄する洗浄機構であって、
    該保持面に対向するように配置可能で該保持面に流体を供給する供給口を含む流体供給ユニットと、
    該保持面に対向するように配置可能で該チャックテーブルに付着した異物を該保持面に供給された該流体とともに吸引する吸引口を含む吸引ユニットと、を備えることを特徴とする洗浄機構。
  2. 該流体供給ユニットは、該保持面に供給された該流体が該吸引口に向かって飛散するように、該供給口から該流体を該保持面と垂直な方向に対して傾斜する方向に沿って噴射することを特徴とする請求項1に記載の洗浄機構。
  3. 該流体は、水、エアー、又は、水及びエアーを含む混合流体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗浄機構。
  4. 該チャックテーブルと、該供給口及び該吸引口とを、該保持面と平行な方向に沿って相対的に移動させる移動ユニットを更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗浄機構。
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